青空文庫の作品から抽出した複合動詞

Adam Nohejl, 2016-07-04

  1. 歩き出す (歩く.出す): 303語
  2. 言い出す (言う.出す): 291語
  3. 思い出す (思う.出す): 239語
  4. 泣き出す (泣く.出す): 187語
  5. 笑い出す (笑う.出す): 178語
  6. 考え込む (考える.込む): 151語
  7. 起き上る (起きる.上る): 127語
  8. 出来上る (出来る.上る): 107語
  9. 引っ張り出す (引っ張る.出す): 97語
  10. 遣り出す (遣る.出す): 82語
  11. 見上げる (見る.上げる): 73語
  12. 駆け込む (駆ける.込む): 71語
  13. 黙り込む (黙る.込む): 67語
  14. 起ち上る (起つ.上る): 67語
  15. 飛び上る (飛ぶ.上る): 63語
  16. 持ち出す (持つ.出す): 61語
  17. し出す (為る.出す): 60語
  18. 取り出す (取る.出す): 60語
  19. 照らし出す (照らす.出す): 56語
  20. 駆け出す (駆ける.出す): 52語
  21. 覗き込む (覗く.込む): 52語
  22. 受け入れる (受ける.入れる): 51語
  23. 逃げ込む (逃げる.込む): 51語
  24. 追い出す (追う.出す): 50語
  25. 忍び込む (忍ぶ.込む): 48語
  26. 走り出す (走る.出す): 47語
  27. 掴み出す (掴む.出す): 46語
  28. 探し出す (探す.出す): 43語
  29. 抜け出す (抜ける.出す): 41語
  30. 流れ込む (流れる.込む): 40語
  31. 引き出す (引く.出す): 40語
  32. 湧き上る (湧く.上る): 40語
  33. 泊まり込む (泊まる.込む): 39語
  34. 歌い出す (歌う.出す): 39語
  35. 駆け上る (駆ける.上る): 37語
  36. 屈み込む (屈む.込む): 36語
  37. 押し込む (押す.込む): 36語
  38. 付き出す (付く.出す): 36語
  39. 差し出す (差す.出す): 35語
  40. 語り出す (語る.出す): 35語
  41. 寝込む (寝る.込む): 34語
  42. 書き込む (書く.込む): 33語
  43. 浮き上る (浮く.上る): 33語
  44. 拾い上げる (拾う.上げる): 31語
  45. 湧き上がる (湧く.上がる): 31語
  46. 燃え上る (燃える.上る): 30語
  47. 見込む (見る.込む): 30語
  48. 出来上がる (出来る.上がる): 29語
  49. 仕舞い込む (仕舞う.込む): 29語
  50. 吹き込む (吹く.込む): 29語
  51. 怒り出す (怒る.出す): 28語
  52. 見え出す (見える.出す): 27語
  53. 積み上げる (積む.上げる): 27語
  54. 滑り落ちる (滑る.落ちる): 27語
  55. 降り出す (降る.出す): 27語
  56. 流れ出す (流れる.出す): 26語
  57. 斬り落とす (斬る.落とす): 26語
  58. 飛び上がる (飛ぶ.上がる): 26語
  59. 降り上げる (降る.上げる): 26語
  60. 住み込む (住む.込む): 26語
  61. 捲り上げる (捲る.上げる): 25語
  62. 申し込む (申す.込む): 25語
  63. 張り出す (張る.出す): 25語
  64. 引っ張り上げる (引っ張る.上げる): 24語
  65. 連れ出す (連れる.出す): 24語
  66. 吹き上げる (吹く.上げる): 24語
  67. 震え出す (震える.出す): 23語
  68. 掬い上げる (掬う.上げる): 23語
  69. 呼び出す (呼ぶ.出す): 23語
  70. 歩み出す (歩む.出す): 23語
  71. 召し上る (召す.上る): 23語
  72. 入り込む (入る.込む): 23語
  73. 引っ張り込む (引っ張る.込む): 22語
  74. 転がり落ちる (転がる.落ちる): 22語
  75. 持ち上げる (持つ.上げる): 22語
  76. 作り出す (作る.出す): 22語
  77. 運び込む (運ぶ.込む): 22語
  78. 溶け込む (溶ける.込む): 21語
  79. 溢れ出る (溢れる.出る): 21語
  80. 突き落とす (突く.落とす): 21語
  81. 払い落とす (払う.落とす): 21語
  82. 働き出す (働く.出す): 21語
  83. 売り出す (売る.出す): 21語
  84. 生まれ出る (生まれる.出る): 20語
  85. 燃え上がる (燃える.上がる): 20語
  86. 燃え出す (燃える.出す): 20語
  87. 垂れ下る (垂れる.下る): 20語
  88. 教え込む (教える.込む): 20語
  89. 漕ぎ出す (漕ぐ.出す): 20語
  90. 成り出す (成る.出す): 20語
  91. 沈み込む (沈む.込む): 20語
  92. 切り出す (切る.出す): 20語
  93. 書き出す (書く.出す): 20語
  94. 膨れ上る (膨れる.上る): 19語
  95. 食い込む (食う.込む): 19語
  96. 話し出す (話す.出す): 19語
  97. 進み出る (進む.出る): 19語
  98. 喋り出す (喋る.出す): 19語
  99. 飲み出す (飲む.出す): 19語
  100. 這い上る (這う.上る): 19語
  101. 浮き上がる (浮く.上がる): 18語
  102. 踊り出す (踊る.出す): 18語
  103. 斬り込む (斬る.込む): 18語
  104. 上り込む (上る.込む): 18語
  105. 立ち上る (立つ.上る): 18語
  106. 膨れ上がる (膨れる.上がる): 17語
  107. 纏め上げる (纏める.上げる): 17語
  108. 眺め入る (眺める.入る): 17語
  109. 考え出す (考える.出す): 17語
  110. 溢れ出す (溢れる.出す): 17語
  111. 立ち上げる (立つ.上げる): 17語
  112. 巻き上げる (巻く.上げる): 17語
  113. 誘い出す (誘う.出す): 17語
  114. 調べ上げる (調べる.上げる): 16語
  115. 信じ込む (信じる.込む): 16語
  116. 抜け出る (抜ける.出る): 16語
  117. 焼け出す (焼ける.出す): 16語
  118. 掛け出す (掛ける.出す): 16語
  119. 差し上げる (差す.上げる): 16語
  120. 包み込む (包む.込む): 16語
  121. 踏み出す (踏む.出す): 16語
  122. 拭き出す (拭く.出す): 16語
  123. 迷い込む (迷う.込む): 16語
  124. 担ぎ出す (担ぐ.出す): 16語
  125. 滑り込む (滑る.込む): 16語
  126. 閉め上げる (閉める.上げる): 15語
  127. 流れ下る (流れる.下る): 15語
  128. 投げ出す (投げる.出す): 15語
  129. 突き上げる (突く.上げる): 15語
  130. 這い上がる (這う.上がる): 15語
  131. 飛び込む (飛ぶ.込む): 15語
  132. 救い出す (救う.出す): 15語
  133. 舞い上る (舞う.上る): 15語
  134. 現れ出る (現れる.出る): 14語
  135. 築き上げる (築く.上げる): 14語
  136. 放り上げる (放る.上げる): 14語
  137. 張り上げる (張る.上げる): 14語
  138. 付き落とす (付く.落とす): 14語
  139. 刻み込む (刻む.込む): 14語
  140. 盗み出す (盗む.出す): 14語
  141. 叩き込む (叩く.込む): 14語
  142. 絞り出す (絞る.出す): 14語
  143. 差し込む (差す.込む): 14語
  144. 分け込む (分ける.込む): 13語
  145. 植え込む (植える.込む): 13語
  146. 這い込む (這う.込む): 13語
  147. 運び出す (運ぶ.出す): 13語
  148. 続き出る (続く.出る): 13語
  149. 込み入る (込む.入る): 13語
  150. 放り込む (放る.込む): 13語
  151. 積み込む (積む.込む): 13語
  152. 湧き出す (湧く.出す): 13語
  153. 拵え上げる (拵える.上げる): 12語
  154. 流れ入る (流れる.入る): 12語
  155. 分け入る (分ける.入る): 12語
  156. 伸び上る (伸びる.上る): 12語
  157. 流れ出る (流れる.出る): 12語
  158. 掛け上る (掛ける.上る): 12語
  159. 引き入れる (引く.入れる): 12語
  160. 押し上げる (押す.上げる): 12語
  161. 叩き落とす (叩く.落とす): 12語
  162. 張り込む (張る.込む): 12語
  163. 成り下る (成る.下る): 12語
  164. 回り出す (回る.出す): 12語
  165. 仕立て上げる (仕立てる.上げる): 11語
  166. 駆け上がる (駆ける.上がる): 11語
  167. 助け出す (助ける.出す): 11語
  168. 飲み込める (飲む.込める): 11語
  169. 引き上げる (引く.上げる): 11語
  170. 抱き上げる (抱く.上げる): 11語
  171. 差し入れる (差す.入れる): 11語
  172. 持ち上がる (持つ.上がる): 11語
  173. 起ち上がる (起つ.上がる): 11語
  174. 洗い落とす (洗う.落とす): 11語
  175. 聞き出す (聞く.出す): 11語
  176. 走り込む (走る.込む): 11語
  177. 迸り出る (迸る.出る): 11語
  178. 押し出す (押す.出す): 11語
  179. 申し出る (申す.出る): 11語
  180. 叩き出す (叩く.出す): 11語
  181. 引きずり出す (引きずる.出す): 10語
  182. 燃え落ちる (燃える.落ちる): 10語
  183. 転げ落ちる (転げる.落ちる): 10語
  184. 曲がり込む (曲がる.込む): 10語
  185. 読み上げる (読む.上げる): 10語
  186. 削ぎ落とす (削ぐ.落とす): 10語
  187. 作り上げる (作る.上げる): 10語
  188. 吊り下げる (吊る.下げる): 10語
  189. 担ぎ込む (担ぐ.込む): 10語
  190. 刺し込む (刺す.込む): 10語
  191. 使み込む (使む.込む): 10語
  192. 持ち上る (持つ.上る): 10語
  193. 鳴き出す (鳴く.出す): 10語
  194. 割り込む (割る.込む): 10語
  195. 流し込む (流す.込む): 10語
  196. 引き込む (引く.込む): 10語
  197. 割り出す (割る.出す): 10語
  198. 滲み出る (滲む.出る): 10語
  199. 生み出す (生む.出す): 10語
  200. 探り出す (探る.出す): 10語
  201. 掛け上がる (掛ける.上がる): 9語
  202. おもひ出す (おもふ.出す): 9語
  203. 訴え出る (訴える.出る): 9語
  204. 攻め込む (攻める.込む): 9語
  205. 恐れ入る (恐れる.入る): 9語
  206. 暴れ込む (暴れる.込む): 9語
  207. 揺れ出す (揺れる.出す): 9語
  208. 入れ込む (入れる.込む): 9語
  209. 浮かび出る (浮かぶ.出る): 9語
  210. 嵌まり込む (嵌まる.込む): 9語
  211. 盛り上げる (盛る.上げる): 9語
  212. 見落とす (見る.落とす): 9語
  213. 滴り落ちる (滴る.落ちる): 9語
  214. 運び入れる (運ぶ.入れる): 9語
  215. 飛び下りる (飛ぶ.下りる): 9語
  216. 思い上がる (思う.上がる): 9語
  217. 掻き上げる (掻く.上げる): 9語
  218. 巻き込む (巻く.込む): 9語
  219. 鋳出す (鋳る.出す): 9語
  220. 呼び込む (呼ぶ.込む): 9語
  221. 付き出る (付く.出る): 9語
  222. 動き出す (動く.出す): 9語
  223. 焼き込む (焼く.込む): 9語
  224. 凝り出す (凝る.出す): 9語
  225. 思い上る (思う.上る): 9語
  226. 引きずり下ろす (引きずる.下ろす): 8語
  227. 揺すり上げる (揺する.上げる): 8語
  228. 浮かび上がる (浮かぶ.上がる): 8語
  229. 締め出す (締める.出す): 8語
  230. 感じ出す (感じる.出す): 8語
  231. 消え込む (消える.込む): 8語
  232. 慌て出す (慌てる.出す): 8語
  233. 跳ね上る (跳ねる.上る): 8語
  234. 受け出す (受ける.出す): 8語
  235. 担ぎ上げる (担ぐ.上げる): 8語
  236. 救い上げる (救う.上げる): 8語
  237. 振り上げる (振る.上げる): 8語
  238. 引き下げる (引く.下げる): 8語
  239. 塗り込める (塗る.込める): 8語
  240. 祭り上げる (祭る.上げる): 8語
  241. 運び上げる (運ぶ.上げる): 8語
  242. 磨き上げる (磨く.上げる): 8語
  243. 買い出す (買う.出す): 8語
  244. 浚い込む (浚う.込む): 8語
  245. 浮き出す (浮く.出す): 8語
  246. 食い入る (食う.入る): 8語
  247. 刈り込む (刈る.込む): 8語
  248. 輝き出す (輝く.出す): 8語
  249. 稼ぎ出す (稼ぐ.出す): 8語
  250. 盛り上る (盛る.上る): 8語
  251. 吹き出す (吹く.出す): 8語
  252. 這い出る (這う.出る): 8語
  253. 見つけ出す (見つける.出す): 7語
  254. 引きずり下す (引きずる.下す): 7語
  255. 存じ上げる (存じる.上げる): 7語
  256. 崩れ落ちる (崩れる.落ちる): 7語
  257. 逃げ上る (逃げる.上る): 7語
  258. 吠え出す (吠える.出す): 7語
  259. 溶かし込む (溶かす.込む): 7語
  260. 加え込む (加える.込む): 7語
  261. 禿げ上る (禿げる.上る): 7語
  262. 抜き上げる (抜く.上げる): 7語
  263. 刈り上げる (刈る.上げる): 7語
  264. 欠き上げる (欠く.上げる): 7語
  265. 導き入れる (導く.入れる): 7語
  266. 揺り上げる (揺る.上げる): 7語
  267. 降り下す (降る.下す): 7語
  268. 送り出す (送る.出す): 7語
  269. 躍り出す (躍る.出す): 7語
  270. 導き出す (導く.出す): 7語
  271. 見下す (見る.下す): 7語
  272. 来出す (来る.出す): 7語
  273. 忍び入る (忍ぶ.入る): 7語
  274. 滑り出す (滑る.出す): 7語
  275. 注ぎ込む (注ぐ.込む): 7語
  276. 聞き込む (聞く.込む): 7語
  277. 読み出す (読む.出す): 7語
  278. 引き下る (引く.下る): 7語
  279. 飲み下す (飲む.下す): 7語
  280. 吊り上る (吊る.上る): 7語
  281. 聞こえ出す (聞こえる.出す): 6語
  282. 吊るし上げる (吊るす.上げる): 6語
  283. 投げ落とす (投げる.落とす): 6語
  284. 禿げ上がる (禿げる.上がる): 6語
  285. はたき落とす (はたく.落とす): 6語
  286. 伸び上がる (伸びる.上がる): 6語
  287. 起き出す (起きる.出す): 6語
  288. 怒鳴り込む (怒鳴る.込む): 6語
  289. 彷徨い出る (彷徨う.出る): 6語
  290. 転げ出す (転げる.出す): 6語
  291. 溶け入る (溶ける.入る): 6語
  292. 晴れ上る (晴れる.上る): 6語
  293. 逃げ出す (逃げる.出す): 6語
  294. 背負い込む (背負う.込む): 6語
  295. 染み出す (染みる.出す): 6語
  296. 転がり出す (転がる.出す): 6語
  297. 腫れ上る (腫れる.上る): 6語
  298. 震え上る (震える.上る): 6語
  299. 転げ込む (転げる.込む): 6語
  300. 執り上げる (執る.上げる): 6語
  301. 乾き上がる (乾く.上がる): 6語
  302. 洗い上げる (洗う.上げる): 6語
  303. 吸い上げる (吸う.上げる): 6語
  304. 雇い入れる (雇う.入れる): 6語
  305. 干込む (干る.込む): 6語
  306. 叫び出す (叫ぶ.出す): 6語
  307. 射込む (射る.込む): 6語
  308. 誘い込む (誘う.込む): 6語
  309. 巻き上る (巻く.上る): 6語
  310. 狂い出す (狂う.出す): 6語
  311. 沸き出す (沸く.出す): 6語
  312. 抜き出す (抜く.出す): 6語
  313. 飛び出す (飛ぶ.出す): 6語
  314. 撃ち出す (撃つ.出す): 6語
  315. 泳ぎ出す (泳ぐ.出す): 6語
  316. 泣き込む (泣く.込む): 6語
  317. 続き出す (続く.出す): 6語
  318. 抜け落ちる (抜ける.落ちる): 5語
  319. 撫で上げる (撫でる.上げる): 5語
  320. 投げ上げる (投げる.上げる): 5語
  321. 焼け落ちる (焼ける.落ちる): 5語
  322. 隠れ込む (隠れる.込む): 5語
  323. 名乗り出る (名乗る.出る): 5語
  324. 閉め出す (閉める.出す): 5語
  325. 起き出る (起きる.出る): 5語
  326. 巣食い出す (巣食う.出す): 5語
  327. 起こり出す (起こる.出す): 5語
  328. 溶け出す (溶ける.出す): 5語
  329. 掘り上げる (掘る.上げる): 5語
  330. 願い上げる (願う.上げる): 5語
  331. 追い落とす (追う.落とす): 5語
  332. 取り下ろす (取る.下ろす): 5語
  333. 振り落とす (振る.落とす): 5語
  334. 取り落とす (取る.落とす): 5語
  335. 着込む (着る.込む): 5語
  336. 織り出す (織る.出す): 5語
  337. 打ち下す (打つ.下す): 5語
  338. 取り下す (取る.下す): 5語
  339. 嗅ぎ出す (嗅ぐ.出す): 5語
  340. 歩き出る (歩く.出る): 5語
  341. 歩み入る (歩む.入る): 5語
  342. 覗き出す (覗く.出す): 5語
  343. 選び出す (選ぶ.出す): 5語
  344. 食い下る (食う.下る): 5語
  345. 見出す (見る.出す): 5語
  346. 滲み出す (滲む.出す): 5語
  347. 付き込む (付く.込む): 5語
  348. 移し出す (移す.出す): 5語
  349. 挟み込む (挟む.込む): 5語
  350. 拾い出す (拾う.出す): 5語
  351. 扱き下す (扱く.下す): 5語
  352. 使い出す (使う.出す): 5語
  353. 滲み込む (滲む.込む): 5語
  354. しゃくい上げる (しゃくう.上げる): 4語
  355. 引きずり上げる (引きずる.上げる): 4語
  356. しゃがみ込む (しゃがむ.込む): 4語
  357. 勤め上げる (勤める.上げる): 4語
  358. 垂れ下がる (垂れる.下がる): 4語
  359. 抱え上げる (抱える.上げる): 4語
  360. 腫れ上がる (腫れる.上がる): 4語
  361. 褒め上げる (褒める.上げる): 4語
  362. 分かり出す (分かる.出す): 4語
  363. 借り出す (借りる.出す): 4語
  364. 攻め入る (攻める.入る): 4語
  365. 溺れ込む (溺れる.込む): 4語
  366. 付け出す (付ける.出す): 4語
  367. 詰め込む (詰める.込む): 4語
  368. 零れ出す (零れる.出す): 4語
  369. 染み入る (染みる.入る): 4語
  370. はたき出す (はたく.出す): 4語
  371. 混じり込む (混じる.込む): 4語
  372. 解け入る (解ける.入る): 4語
  373. 覚え込む (覚える.込む): 4語
  374. 浮かび出す (浮かぶ.出す): 4語
  375. 調べ出す (調べる.出す): 4語
  376. 崩れ込む (崩れる.込む): 4語
  377. 崩れ出す (崩れる.出す): 4語
  378. 威張り出す (威張る.出す): 4語
  379. 食い上げる (食う.上げる): 4語
  380. 乗り上げる (乗る.上げる): 4語
  381. 飲み上げる (飲む.上げる): 4語
  382. 舞い落ちる (舞う.落ちる): 4語
  383. 縫い上げる (縫う.上げる): 4語
  384. 突き入れる (突く.入れる): 4語
  385. 詰み上げる (詰む.上げる): 4語
  386. 付き上げる (付く.上げる): 4語
  387. 蹴り上げる (蹴る.上げる): 4語
  388. 見下ろす (見る.下ろす): 4語
  389. 捥ぎ落とす (捥ぐ.落とす): 4語
  390. 引き下ろす (引く.下ろす): 4語
  391. 描き上げる (描く.上げる): 4語
  392. 謳い上げる (謳う.上げる): 4語
  393. 踏み入れる (踏む.入れる): 4語
  394. 打ち下ろす (打つ.下ろす): 4語
  395. 立ち込む (立つ.込む): 4語
  396. 吐き下す (吐く.下す): 4語
  397. 願い出る (願う.出る): 4語
  398. 歩き込む (歩く.込む): 4語
  399. 伐り出す (伐る.出す): 4語
  400. 弾き出す (弾く.出す): 4語
  401. 突き込む (突く.込む): 4語
  402. 吹き入る (吹く.入る): 4語
  403. 縮み上る (縮む.上る): 4語
  404. 畳み込む (畳む.込む): 4語
  405. 浸り込む (浸る.込む): 4語
  406. 拭き込む (拭く.込む): 4語
  407. 切り込む (切る.込む): 4語
  408. 咲き出す (咲く.出す): 4語
  409. 向き出る (向く.出る): 4語
  410. 飛び出る (飛ぶ.出る): 4語
  411. 輝き出る (輝く.出る): 4語
  412. 射し込む (射す.込む): 4語
  413. 光り出す (光る.出す): 4語
  414. 釣り出す (釣る.出す): 4語
  415. 揉み出す (揉む.出す): 4語
  416. 踊り上る (踊る.上る): 4語
  417. 躍り込む (躍る.込む): 4語
  418. 喚き出す (喚く.出す): 4語
  419. 唸り出す (唸る.出す): 4語
  420. 空き出る (空く.出る): 4語
  421. 引きずり落とす (引きずる.落とす): 3語
  422. 落ち着き込む (落ち着く.込む): 3語
  423. 押さえ込む (押さえる.込む): 3語
  424. ぐらつき出す (ぐらつく.出す): 3語
  425. とばしり出る (とばしる.出る): 3語
  426. 引きずり込む (引きずる.込む): 3語
  427. ほじくり出す (ほじくる.出す): 3語
  428. 鍛え上げる (鍛える.上げる): 3語
  429. 垂れ落ちる (垂れる.落ちる): 3語
  430. 煽て上げる (煽てる.上げる): 3語
  431. 逃げ落ちる (逃げる.落ちる): 3語
  432. 剥げ落ちる (剥げる.落ちる): 3語
  433. 捏ね上げる (捏ねる.上げる): 3語
  434. 駆け下りる (駆ける.下りる): 3語
  435. 眺め下ろす (眺める.下ろす): 3語
  436. 締め上げる (締める.上げる): 3語
  437. 流れ落ちる (流れる.落ちる): 3語
  438. 手繰り上げる (手繰る.上げる): 3語
  439. 捲れ上がる (捲れる.上がる): 3語
  440. 入れ上げる (入れる.上げる): 3語
  441. 数え上げる (数える.上げる): 3語
  442. 現れ鋳出る (現れる.鋳る.出る): 3語
  443. 解け出る (解ける.出る): 3語
  444. 尋ね出す (尋ねる.出す): 3語
  445. 転がり出る (転がる.出る): 3語
  446. 浮かび上る (浮かぶ.上る): 3語
  447. まかり出る (まかる.出る): 3語
  448. 現れ出す (現れる.出す): 3語
  449. 馳せ上る (馳せる.上る): 3語
  450. 眺め出す (眺める.出す): 3語
  451. 落とし込む (落とす.込む): 3語
  452. 手繰り出す (手繰る.出す): 3語
  453. 苦しみ出す (苦しむ.出す): 3語
  454. おもひ込む (おもふ.込む): 3語
  455. 唱え出す (唱える.出す): 3語
  456. 降り出す (降りる.出す): 3語
  457. 怒鳴り出す (怒鳴る.出す): 3語
  458. 抜け上る (抜ける.上る): 3語
  459. 悔い下る (悔いる.下る): 3語
  460. 立て込む (立てる.込む): 3語
  461. 悔い入る (悔いる.入る): 3語
  462. 染め出す (染める.出す): 3語
  463. 投げ込む (投げる.込む): 3語
  464. 降り込む (降りる.込む): 3語
  465. だせ出す (だせる.出す): 3語
  466. 嵌め込む (嵌める.込む): 3語
  467. 解け出す (解ける.出す): 3語
  468. 零れ出る (零れる.出る): 3語
  469. 遅れ出る (遅れる.出る): 3語
  470. 漏れ出す (漏れる.出す): 3語
  471. 済まし込む (済ます.込む): 3語
  472. 転げ出る (転げる.出る): 3語
  473. 逃れ出る (逃れる.出る): 3語
  474. 採り入れる (採る.入れる): 3語
  475. 見上がる (見る.上がる): 3語
  476. 振り下ろす (振る.下ろす): 3語
  477. 踏み込める (踏む.込める): 3語
  478. 掴み上げる (掴む.上げる): 3語
  479. 散り落ちる (散る.落ちる): 3語
  480. 吹き上がる (吹く.上がる): 3語
  481. 焼き上げる (焼く.上げる): 3語
  482. 渇き上がる (渇く.上がる): 3語
  483. 巻き上がる (巻く.上がる): 3語
  484. 貰い下げる (貰う.下げる): 3語
  485. 躍り上がる (躍る.上がる): 3語
  486. 降り込める (降る.込める): 3語
  487. 注ぎ入れる (注ぐ.入れる): 3語
  488. 聞き落とす (聞く.落とす): 3語
  489. 読み落とす (読む.落とす): 3語
  490. 睨み上げる (睨む.上げる): 3語
  491. 聞き入れる (聞く.入れる): 3語
  492. 潜り込む (潜る.込む): 3語
  493. おい出る (おう.出る): 3語
  494. 遡り込む (遡る.込む): 3語
  495. 舞い出す (舞う.出す): 3語
  496. 射し入る (射す.入る): 3語
  497. 隠し込む (隠す.込む): 3語
  498. 踊り込む (踊る.込む): 3語
  499. 見出る (見る.出る): 3語
  500. 囀り出す (囀る.出す): 3語
  501. 盛り込む (盛る.込む): 3語
  502. 食い出す (食う.出す): 3語
  503. 効き出す (効く.出す): 3語
  504. 引き下す (引く.下す): 3語
  505. 思い入る (思う.入る): 3語
  506. 示し出す (示す.出す): 3語
  507. 抱き出す (抱く.出す): 3語
  508. 干上る (干る.上る): 3語
  509. 育ち上る (育つ.上る): 3語
  510. 成り上る (成る.上る): 3語
  511. 描き出す (描く.出す): 3語
  512. 歩み込む (歩む.込む): 3語
  513. 効き入る (効く.入る): 3語
  514. 閃き出る (閃く.出る): 3語
  515. 漲り出す (漲る.出す): 3語
  516. 沸き上る (沸く.上る): 3語
  517. 拭き出る (拭く.出る): 3語
  518. 上り出す (上る.出す): 3語
  519. 立ち出る (立つ.出る): 3語
  520. 出出す (出る.出す): 3語
  521. 潜み込む (潜む.込む): 3語
  522. 醸し出す (醸す.出す): 3語
  523. 作り込む (作る.込む): 3語
  524. 囲い込む (囲う.込む): 3語
  525. 絞り込む (絞る.込む): 3語
  526. 惹き込む (惹く.込む): 3語
  527. 通い出す (通う.出す): 3語
  528. 磨き出す (磨く.出す): 3語
  529. 釣り込む (釣る.込む): 3語
  530. 滑り出る (滑る.出る): 3語
  531. 吹き出る (吹く.出る): 3語
  532. 引っ張り下ろす (引っ張る.下ろす): 2語
  533. めくれ上がる (めくれる.上がる): 2語
  534. 生まれ鋳出る (生まれる.鋳る.出る): 2語
  535. 蹌踉け込む (蹌踉ける.込む): 2語
  536. 生まれ出す (生まれる.出す): 2語
  537. のさばり出る (のさばる.出る): 2語
  538. ちらつき出す (ちらつく.出す): 2語
  539. ほっぽり出す (ほっぽる.出す): 2語
  540. 上せ上がる (上せる.上がる): 2語
  541. 投げ下ろす (投げる.下ろす): 2語
  542. 迎え入れる (迎える.入れる): 2語
  543. 口説き落とす (口説く.落とす): 2語
  544. 生け上げる (生ける.上げる): 2語
  545. 転がし落とす (転がす.落とす): 2語
  546. 撫で下ろす (撫でる.下ろす): 2語
  547. 背負い上げる (背負う.上げる): 2語
  548. しごき上げる (しごく.上げる): 2語
  549. 垂れ込める (垂れる.込める): 2語
  550. 決め込む (決める.込む): 2語
  551. 切れ込む (切れる.込む): 2語
  552. 駆け入る (駆ける.入る): 2語
  553. 咎め出す (咎める.出す): 2語
  554. 建て込む (建てる.込む): 2語
  555. 埋め込む (埋める.込む): 2語
  556. 付け上る (付ける.上る): 2語
  557. 貯め込む (貯める.込む): 2語
  558. 売れ出す (売れる.出す): 2語
  559. 焼け上る (焼ける.上る): 2語
  560. のめり出る (のめる.出る): 2語
  561. 洒落込む (洒落る.込む): 2語
  562. 弾け出る (弾ける.出る): 2語
  563. 彷徨い出す (彷徨う.出す): 2語
  564. 逃げ出る (逃げる.出る): 2語
  565. 転がし込む (転がす.込む): 2語
  566. ぐれ出す (ぐれる.出す): 2語
  567. 覚え出す (覚える.出す): 2語
  568. 伸び出す (伸びる.出す): 2語
  569. 拵え出す (拵える.出す): 2語
  570. 転がり込む (転がる.込む): 2語
  571. 蔓延り出す (蔓延る.出す): 2語
  572. 暴れ出す (暴れる.出す): 2語
  573. 背負い出す (背負う.出す): 2語
  574. 揺るぎ出す (揺るぐ.出す): 2語
  575. えぐり出す (えぐる.出す): 2語
  576. 綴じ込む (綴じる.込む): 2語
  577. 老い込む (老いる.込む): 2語
  578. 凍み出す (凍みる.出す): 2語
  579. 駆け出る (駆ける.出る): 2語
  580. 溜まり込む (溜まる.込む): 2語
  581. 刺さり込む (刺さる.込む): 2語
  582. 並べ出す (並べる.出す): 2語
  583. 遅れ出す (遅れる.出す): 2語
  584. 騒めき出す (騒めく.出す): 2語
  585. 膨れ出す (膨れる.出す): 2語
  586. 澄まし込む (澄ます.込む): 2語
  587. 上がり込む (上がる.込む): 2語
  588. 説き落とす (説く.落とす): 2語
  589. 葺き上げる (葺く.上げる): 2語
  590. 招き上げる (招く.上げる): 2語
  591. 売り上げる (売る.上げる): 2語
  592. 盛り上がる (盛る.上がる): 2語
  593. 挿し入れる (挿す.入れる): 2語
  594. 誘い入れる (誘う.入れる): 2語
  595. 削り落とす (削る.落とす): 2語
  596. 蒸し上げる (蒸す.上げる): 2語
  597. 舞い下りる (舞う.下りる): 2語
  598. 滑り込める (滑る.込める): 2語
  599. 育ち上がる (育つ.上がる): 2語
  600. 引き落とす (引く.落とす): 2語
  601. 擦り上げる (擦る.上げる): 2語
  602. 剥ぎ落とす (剥ぐ.落とす): 2語
  603. 飛び落ちる (飛ぶ.落ちる): 2語
  604. 滑り下りる (滑る.下りる): 2語
  605. 切り下ろす (切る.下ろす): 2語
  606. 積み下ろす (積む.下ろす): 2語
  607. 拭き上げる (拭く.上げる): 2語
  608. 取り上げる (取る.上げる): 2語
  609. 乗し上げる (乗す.上げる): 2語
  610. 畳み上げる (畳む.上げる): 2語
  611. 切り下げる (切る.下げる): 2語
  612. 干し上げる (干す.上げる): 2語
  613. 擦り落とす (擦る.落とす): 2語
  614. 吹き下ろす (吹く.下ろす): 2語
  615. 遣り上げる (遣る.上げる): 2語
  616. 撃ち落とす (撃つ.落とす): 2語
  617. 炊き上がる (炊く.上がる): 2語
  618. 練り上げる (練る.上げる): 2語
  619. 絞り上げる (絞る.上げる): 2語
  620. 沸き上がる (沸く.上がる): 2語
  621. 効き入れる (効く.入れる): 2語
  622. 咲き鋳出る (咲く.鋳る.出る): 2語
  623. 押し上る (押す.上る): 2語
  624. 奮い出す (奮う.出す): 2語
  625. 罵り出す (罵る.出す): 2語
  626. 寄り上る (寄る.上る): 2語
  627. 走り下る (走る.下る): 2語
  628. 繰り上る (繰る.上る): 2語
  629. 啜り込む (啜る.込む): 2語
  630. 煮出す (煮る.出す): 2語
  631. 斬り下す (斬る.下す): 2語
  632. 祈り出す (祈る.出す): 2語
  633. 振り下す (振る.下す): 2語
  634. 忍び出る (忍ぶ.出る): 2語
  635. 運び下す (運ぶ.下す): 2語
  636. 湧き出る (湧く.出る): 2語
  637. 狙い出す (狙う.出す): 2語
  638. 積み出す (積む.出す): 2語
  639. 疑り出す (疑る.出す): 2語
  640. 駆り出す (駆る.出す): 2語
  641. 繰り出す (繰る.出す): 2語
  642. 召し出す (召す.出す): 2語
  643. 弱り込む (弱る.込む): 2語
  644. 縮み込む (縮む.込む): 2語
  645. 迷い入る (迷う.入る): 2語
  646. 刷り出す (刷る.出す): 2語
  647. 茂り出す (茂る.出す): 2語
  648. 焼き出す (焼く.出す): 2語
  649. 導き込む (導く.込む): 2語
  650. 付き入る (付く.入る): 2語
  651. 除き出る (除く.出る): 2語
  652. 縫い出す (縫う.出す): 2語
  653. 彫り出す (彫る.出す): 2語
  654. 詰み出す (詰む.出す): 2語
  655. 掬い出す (掬う.出す): 2語
  656. 洗い出す (洗う.出す): 2語
  657. 編み込む (編む.込む): 2語
  658. 汲み込む (汲む.込む): 2語
  659. 招き出す (招く.出す): 2語
  660. 映し出す (映す.出す): 2語
  661. 流し出す (流す.出す): 2語
  662. 踏み込む (踏む.込む): 2語
  663. 使み出る (使む.出る): 2語
  664. 躄り出る (躄る.出る): 2語
  665. 射し出す (射す.出す): 2語
  666. 踏み入る (踏む.入る): 2語
  667. 塗り込む (塗る.込む): 2語
  668. 得出す (得る.出す): 2語
  669. 躍り上る (躍る.上る): 2語
  670. 痛み出す (痛む.出す): 2語
  671. 剥き出す (剥く.出す): 2語
  672. 載り込む (載る.込む): 2語
  673. 騒ぎ出す (騒ぐ.出す): 2語
  674. 見上る (見る.上る): 2語
  675. 移り出す (移る.出す): 2語
  676. 喘ぎ出す (喘ぐ.出す): 2語
  677. 舞い下る (舞う.下る): 2語
  678. 踊り出る (踊る.出る): 2語
  679. 歩み出る (歩む.出る): 2語
  680. 紡ぎ出す (紡ぐ.出す): 2語
  681. 眠り出す (眠る.出す): 2語
  682. 這い入る (這う.入る): 2語
  683. 推し出す (推す.出す): 2語
  684. 舞い上がり舞い落ちる (舞い上がる.舞う.落ちる): 1語
  685. 捕らわれ出す (捕らわれる.出す): 1語
  686. 仰せ付け下す (仰せ付ける.下す): 1語
  687. 引きずり入れる (引きずる.入れる): 1語
  688. 仕立て上がる (仕立てる.上がる): 1語
  689. 突っ突き落とす (突っ突く.落とす): 1語
  690. 取り巻き出出来上る (取り巻く.出る.出来る.上る): 1語
  691. 知り合い出る (知り合う.出る): 1語
  692. ぶらつき出す (ぶらつく.出す): 1語
  693. 枝垂れ込む (枝垂れる.込む): 1語
  694. 巫山戯出る (巫山戯る.出る): 1語
  695. 仕立て上る (仕立てる.上る): 1語
  696. くすね込む (くすねる.込む): 1語
  697. まさぐり出す (まさぐる.出す): 1語
  698. かっ込み出す (かっ込む.出す): 1語
  699. 咳き込み出す (咳き込む.出す): 1語
  700. 懐かしみ出す (懐かしむ.出す): 1語
  701. 蹌踉めき出す (蹌踉めく.出す): 1語
  702. 投げ出し入る (投げ出す.入る): 1語
  703. 気がつき出す (気がつく.出す): 1語
  704. 繰り返し出る (繰り返す.出る): 1語
  705. 持たせ込む (持たせる.込む): 1語
  706. ざわつき出す (ざわつく.出す): 1語
  707. 揺らめき上る (揺らめく.上る): 1語
  708. じゃれ出す (じゃれる.出す): 1語
  709. 揺すぶり出す (揺すぶる.出す): 1語
  710. 引っ張り出る (引っ張る.出る): 1語
  711. のめり落ちる (のめる.落ちる): 1語
  712. 燃え上げる (燃える.上げる): 1語
  713. 跳ね上がる (跳ねる.上がる): 1語
  714. つつみ入れる (つつむ.入れる): 1語
  715. 絡め上げる (絡める.上げる): 1語
  716. 迎え上げる (迎える.上げる): 1語
  717. 解け落ちる (解ける.落ちる): 1語
  718. 寄せ上がる (寄せる.上がる): 1語
  719. 並べ上げる (並べる.上げる): 1語
  720. 絶え入れる (絶える.入れる): 1語
  721. 浸かり落ちる (浸かる.落ちる): 1語
  722. めくり下ろす (めくる.下ろす): 1語
  723. 吊るし入れる (吊るす.入れる): 1語
  724. 離れ落ちる (離れる.落ちる): 1語
  725. 食べ上げる (食べる.上げる): 1語
  726. よじり上げる (よじる.上げる): 1語
  727. 助け上げる (助ける.上げる): 1語
  728. 撥ね上げる (撥ねる.上げる): 1語
  729. 枯れ落ちる (枯れる.落ちる): 1語
  730. 縮め上げる (縮める.上げる): 1語
  731. 小突き上げる (小突く.上げる): 1語
  732. 撫で下げる (撫でる.下げる): 1語
  733. 晴れ上がる (晴れる.上がる): 1語
  734. 投げ入れる (投げる.入れる): 1語
  735. 設け入れる (設ける.入れる): 1語
  736. とよみ上げる (とよむ.上げる): 1語
  737. 溢れ落ちる (溢れる.落ちる): 1語
  738. 壊れ落ちる (壊れる.落ちる): 1語
  739. 絞め上げる (絞める.上げる): 1語
  740. 溶け落ちる (溶ける.落ちる): 1語
  741. 加え上げる (加える.上げる): 1語
  742. 照らし上げる (照らす.上げる): 1語
  743. 落とし入れる (落とす.入れる): 1語
  744. 抱え入れる (抱える.入れる): 1語
  745. 閉め下ろす (閉める.下ろす): 1語
  746. 封じ去り締め出す (封じる.去る.締める.出す): 1語
  747. 跳ね回り落ちる (跳ねる.回る.落ちる): 1語
  748. 生え鋳出る (生える.鋳る.出る): 1語
  749. 抜け鋳出る (抜ける.鋳る.出る): 1語
  750. 集め描き出す (集める.描く.出す): 1語
  751. 紛れ入る (紛れる.入る): 1語
  752. 裂け下る (裂ける.下る): 1語
  753. 手繰り出る (手繰る.出る): 1語
  754. 燃え下る (燃える.下る): 1語
  755. 脅かし出る (脅かす.出る): 1語
  756. 縮まり込む (縮まる.込む): 1語
  757. 称え出す (称える.出す): 1語
  758. 背負い下す (背負う.下す): 1語
  759. 設け出す (設ける.出す): 1語
  760. 攀じ上る (攀じる.上る): 1語
  761. 逃げ入る (逃げる.入る): 1語
  762. 気負い込む (気負う.込む): 1語
  763. 奏で出す (奏でる.出す): 1語
  764. 落ち入る (落ちる.入る): 1語
  765. 迎え出る (迎える.出る): 1語
  766. 触れ出す (触れる.出す): 1語
  767. 躊躇い出す (躊躇う.出す): 1語
  768. 極め込む (極める.込む): 1語
  769. 参じ出る (参じる.出る): 1語
  770. 改め出す (改める.出す): 1語
  771. 擡げ出す (擡げる.出す): 1語
  772. 揺らぎ出す (揺らぐ.出す): 1語
  773. 掛かり出す (掛かる.出す): 1語
  774. 教え出す (教える.出す): 1語
  775. 増え出す (増える.出す): 1語
  776. 色めき出す (色めく.出す): 1語
  777. 蓄え出す (蓄える.出す): 1語
  778. 藻掻き出す (藻掻く.出す): 1語
  779. 映え出す (映える.出す): 1語
  780. ぞめき出る (ぞめく.出る): 1語
  781. 浴び入る (浴びる.入る): 1語
  782. 煮え出す (煮える.出す): 1語
  783. 屈まり込む (屈まる.込む): 1語
  784. 枯れ入る (枯れる.入る): 1語
  785. 屈め込む (屈める.込む): 1語
  786. 燻べ込む (燻べる.込む): 1語
  787. 広げ出す (広げる.出す): 1語
  788. 入れ出す (入れる.出す): 1語
  789. こごみ込む (こごむ.込む): 1語
  790. 建て上る (建てる.上る): 1語
  791. 鍛え込む (鍛える.込む): 1語
  792. 逃れ出す (逃れる.出す): 1語
  793. 更け込む (更ける.込む): 1語
  794. 割れ込む (割れる.込む): 1語
  795. 掛け下す (掛ける.下す): 1語
  796. 馳せ下る (馳せる.下る): 1語
  797. 構え込む (構える.込む): 1語
  798. 明るみ出す (明るむ.出す): 1語
  799. 乱れ出す (乱れる.出す): 1語
  800. 上げ出す (上げる.出す): 1語
  801. 解け込む (解ける.込む): 1語
  802. 閉じ込む (閉じる.込む): 1語
  803. 老け込む (老ける.込む): 1語
  804. 流行り出す (流行る.出す): 1語
  805. 立て出す (立てる.出す): 1語
  806. くぐり出る (くぐる.出る): 1語
  807. 寝入り出る (寝入る.出る): 1語
  808. 春めき出す (春めく.出す): 1語
  809. 投げ下す (投げる.下す): 1語
  810. 倒れ込む (倒れる.込む): 1語
  811. グレ出す (グレる.出す): 1語
  812. 燃え出る (燃える.出る): 1語
  813. 連なり出る (連なる.出る): 1語
  814. 攻め上る (攻める.上る): 1語
  815. 眩めき入る (眩めく.入る): 1語
  816. 剥れ上る (剥れる.上る): 1語
  817. 生け込む (生ける.込む): 1語
  818. 据え込む (据える.込む): 1語
  819. 折れ込む (折れる.込む): 1語
  820. 滅入り込む (滅入る.込む): 1語
  821. 生き上る (生きる.上る): 1語
  822. 見回り出す (見回る.出す): 1語
  823. 生き出す (生きる.出す): 1語
  824. 掛け入る (掛ける.入る): 1語
  825. 絶え入る (絶える.入る): 1語
  826. せがみ出す (せがむ.出す): 1語
  827. すかし込む (すかす.込む): 1語
  828. 漏れ入る (漏れる.入る): 1語
  829. 恐れ出す (恐れる.出す): 1語
  830. 占め出す (占める.出す): 1語
  831. 呉れ出る (呉れる.出る): 1語
  832. 為さい上る (為さる.上る): 1語
  833. せびり出す (せびる.出す): 1語
  834. 下り入る (下りる.入る): 1語
  835. 勧め出す (勧める.出す): 1語
  836. 溶かし出す (溶かす.出す): 1語
  837. 生え出す (生える.出す): 1語
  838. 群れ出る (群れる.出る): 1語
  839. 閉め込む (閉める.込む): 1語
  840. 抱え出す (抱える.出す): 1語
  841. 動かし出す (動かす.出す): 1語
  842. 揺すり出す (揺する.出す): 1語
  843. 急かし出す (急かす.出す): 1語
  844. 降り下る (降りる.下る): 1語
  845. 染み込む (染みる.込む): 1語
  846. 弾け出す (弾ける.出す): 1語
  847. 伸び出る (伸びる.出る): 1語
  848. 揺れ上る (揺れる.上る): 1語
  849. 伸び下る (伸びる.下る): 1語
  850. 替え出す (替える.出す): 1語
  851. 剥がし出す (剥がす.出す): 1語
  852. くねり出す (くねる.出す): 1語
  853. 避け出す (避ける.出す): 1語
  854. いぶり出す (いぶる.出す): 1語
  855. 掛け下る (掛ける.下る): 1語
  856. 落ち出す (落ちる.出す): 1語
  857. 集め出す (集める.出す): 1語
  858. 勤め出す (勤める.出す): 1語
  859. 慣れ出す (慣れる.出す): 1語
  860. 化け出す (化ける.出す): 1語
  861. 廃れ出す (廃れる.出す): 1語
  862. 透かし込む (透かす.込む): 1語
  863. 混ざり込む (混ざる.込む): 1語
  864. 彷徨き出す (彷徨く.出す): 1語
  865. 訴え出す (訴える.出す): 1語
  866. 怠け出す (怠ける.出す): 1語
  867. 打ち掛かり打ち下ろす (打つ.掛かる.打つ.下ろす): 1語
  868. 見付け出す (見る.付ける.出す): 1語
  869. 返り掛け出す (返る.掛ける.出す): 1語
  870. 続き溶け込む (続く.溶ける.込む): 1語
  871. 剃り下げる (剃る.下げる): 1語
  872. 解き下げる (解く.下げる): 1語
  873. 鋳上げる (鋳る.上げる): 1語
  874. 捩り上げる (捩る.上げる): 1語
  875. 押し上がる (押す.上がる): 1語
  876. 惹き入れる (惹く.入れる): 1語
  877. 引き込める (引く.込める): 1語
  878. 吊り下がる (吊る.下がる): 1語
  879. 移し入れる (移す.入れる): 1語
  880. ない上げる (なう.上げる): 1語
  881. 彫り入れる (彫る.入れる): 1語
  882. 刻み入れる (刻む.入れる): 1語
  883. 頼み入れる (頼む.入れる): 1語
  884. 送り入れる (送る.入れる): 1語
  885. 隠し入れる (隠す.入れる): 1語
  886. 貪り入れる (貪る.入れる): 1語
  887. 詠み入れる (詠む.入れる): 1語
  888. 射落とす (射る.落とす): 1語
  889. 眠り落ちる (眠る.落ちる): 1語
  890. 除き下ろす (除く.下ろす): 1語
  891. 奮い落ちる (奮う.落ちる): 1語
  892. 咽び上げる (咽ぶ.上げる): 1語
  893. 狩り上げる (狩る.上げる): 1語
  894. 縮み上がる (縮む.上がる): 1語
  895. 焚き込める (焚く.込める): 1語
  896. 祈り上げる (祈る.上げる): 1語
  897. 推し上げる (推す.上げる): 1語
  898. 巻き入れる (巻く.入れる): 1語
  899. 伝い落ちる (伝う.落ちる): 1語
  900. 括り上げる (括る.上げる): 1語
  901. 塞き入れる (塞く.入れる): 1語
  902. 探り上げる (探る.上げる): 1語
  903. 建ち上がる (建つ.上がる): 1語
  904. 走り下りる (走る.下りる): 1語
  905. 滑り落とす (滑る.落とす): 1語
  906. 拾い入れる (拾う.入れる): 1語
  907. 込み上がる (込む.上がる): 1語
  908. 弾き落とす (弾く.落とす): 1語
  909. 描き込める (描く.込める): 1語
  910. 叫び上げる (叫ぶ.上げる): 1語
  911. 絡み上がる (絡む.上がる): 1語
  912. 吹き落とす (吹く.落とす): 1語
  913. 笑い上げる (笑う.上げる): 1語
  914. 入り込める (入る.込める): 1語
  915. 打ち上がる (打つ.上がる): 1語
  916. 放り落とす (放る.落とす): 1語
  917. 踏み上げる (踏む.上げる): 1語
  918. 吐き上げる (吐く.上げる): 1語
  919. 斬り下げる (斬る.下げる): 1語
  920. 沈み落ちる (沈む.落ちる): 1語
  921. 閃き上がる (閃く.上がる): 1語
  922. 打ち込める (打つ.込める): 1語
  923. 突き上がる (突く.上がる): 1語
  924. 降り下げる (降る.下げる): 1語
  925. 巻き落とす (巻く.落とす): 1語
  926. 毟り上げる (毟る.上げる): 1語
  927. 運び下ろす (運ぶ.下ろす): 1語
  928. 歌い上げる (歌う.上げる): 1語
  929. 釣り落とす (釣る.落とす): 1語
  930. 雇い上げる (雇う.上げる): 1語
  931. 伐り下ろす (伐る.下ろす): 1語
  932. 祓い落とす (祓う.落とす): 1語
  933. 買い上げる (買う.上げる): 1語
  934. 折り上げる (折る.上げる): 1語
  935. 降り落ちる (降る.落ちる): 1語
  936. 繰り入れる (繰る.入れる): 1語
  937. 繰り下げる (繰る.下げる): 1語
  938. 織り込める (織る.込める): 1語
  939. 拭き入れる (拭く.入れる): 1語
  940. 使み込める (使む.込める): 1語
  941. 折り落とす (折る.落とす): 1語
  942. 包み上げる (包む.上げる): 1語
  943. 去り下げる (去る.下げる): 1語
  944. 載り入れる (載る.入れる): 1語
  945. 追い下ろす (追う.下ろす): 1語
  946. 解き上げる (解く.上げる): 1語
  947. 斬り下ろす (斬る.下ろす): 1語
  948. 啜り上げる (啜る.上げる): 1語
  949. 抱き下ろす (抱く.下ろす): 1語
  950. 降り落とす (降る.落とす): 1語
  951. 弾き上げる (弾く.上げる): 1語
  952. 巻き下ろす (巻く.下ろす): 1語
  953. 吹き入れる (吹く.入れる): 1語
  954. 釣り下げる (釣る.下げる): 1語
  955. 書き上がる (書く.上がる): 1語
  956. 打ち上げる (打つ.上げる): 1語
  957. 張り込める (張る.込める): 1語
  958. 差し込める (差す.込める): 1語
  959. 刻み上げる (刻む.上げる): 1語
  960. 思い入れる (思う.入れる): 1語
  961. 奪い上げる (奪う.上げる): 1語
  962. 選び上げる (選ぶ.上げる): 1語
  963. 剃り落とす (剃る.落とす): 1語
  964. 聞き取り下す (聞く.取る.下す): 1語
  965. 成り隠し込む (成る.隠す.込む): 1語
  966. 取り見出す (取る.見る.出す): 1語
  967. 取り鋳出す (取る.鋳る.出す): 1語
  968. 喘ぎ喘ぎ上る (喘ぐ.喘ぐ.上る): 1語
  969. 湧き鋳出る (湧く.鋳る.出る): 1語
  970. 拾い拾い上る (拾う.拾う.上る): 1語
  971. 立ち鋳出る (立つ.鋳る.出る): 1語
  972. 忍び出す (忍ぶ.出す): 1語
  973. ばり出る (ばる.出る): 1語
  974. 付き上る (付く.上る): 1語
  975. 打ち上る (打つ.上る): 1語
  976. 吸い入る (吸う.入る): 1語
  977. 刈り出す (刈る.出す): 1語
  978. 炊き上る (炊く.上る): 1語
  979. 有り出す (有る.出す): 1語
  980. 置き下す (置く.下す): 1語
  981. 渡り出る (渡る.出る): 1語
  982. 消し出す (消す.出す): 1語
  983. 潜り入る (潜る.入る): 1語
  984. 葺き出る (葺く.出る): 1語
  985. 葺き込む (葺く.込む): 1語
  986. 計り出す (計る.出す): 1語
  987. 追い下す (追う.下す): 1語
  988. 引き出る (引く.出る): 1語
  989. 煙り出す (煙る.出す): 1語
  990. 訪い下す (訪う.下す): 1語
  991. 漂い出す (漂う.出す): 1語
  992. 呟き出す (呟く.出す): 1語
  993. 白み出す (白む.出す): 1語
  994. 漕ぎ出る (漕ぐ.出る): 1語
  995. 転び出す (転ぶ.出す): 1語
  996. 映し込む (映す.込む): 1語
  997. 被り出す (被る.出す): 1語
  998. 沈み入る (沈む.入る): 1語
  999. 働き出る (働く.出る): 1語
  1000. 描き込む (描く.込む): 1語
  1001. 歩き入る (歩く.入る): 1語
  1002. 抱き下す (抱く.下す): 1語
  1003. 噛み下す (噛む.下す): 1語
  1004. 炙り出す (炙る.出す): 1語
  1005. 言い込む (言う.込む): 1語
  1006. 握り出す (握る.出す): 1語
  1007. 折り入る (折る.入る): 1語
  1008. 伝い上る (伝う.上る): 1語
  1009. 込み込む (込む.込む): 1語
  1010. 響き込む (響く.込む): 1語
  1011. 抜き出る (抜く.出る): 1語
  1012. 漕ぎ下る (漕ぐ.下る): 1語
  1013. 畝り出す (畝る.出す): 1語
  1014. 退り出る (退る.出る): 1語
  1015. 似出る (似る.出る): 1語
  1016. 憎み出す (憎む.出す): 1語
  1017. 回り込む (回る.込む): 1語
  1018. 使み入る (使む.入る): 1語
  1019. 建ち上る (建つ.上る): 1語
  1020. 迷い出す (迷う.出す): 1語
  1021. 疼き出す (疼く.出す): 1語
  1022. 聞き下す (聞く.下す): 1語
  1023. 押し下る (押す.下る): 1語
  1024. 疑い出す (疑う.出す): 1語
  1025. 読み込む (読む.込む): 1語
  1026. 有り出る (有る.出る): 1語
  1027. 突き出す (突く.出す): 1語
  1028. 吊り込む (吊る.込む): 1語
  1029. 庇い出す (庇う.出す): 1語
  1030. 拝み出す (拝む.出す): 1語
  1031. 陥り込む (陥る.込む): 1語
  1032. 剃り込む (剃る.込む): 1語
  1033. 弾み出す (弾む.出す): 1語
  1034. 挟み出す (挟む.出す): 1語
  1035. 窄み込む (窄む.込む): 1語
  1036. 振り込む (振る.込む): 1語
  1037. 除き出す (除く.出す): 1語
  1038. 移し込む (移す.込む): 1語
  1039. 舞い入る (舞う.入る): 1語
  1040. 申し下す (申す.下す): 1語
  1041. 貰い出す (貰う.出す): 1語
  1042. 力み出す (力む.出す): 1語
  1043. 痛み入る (痛む.入る): 1語
  1044. 寄り出す (寄る.出す): 1語
  1045. 縫い出る (縫う.出る): 1語
  1046. 滑り下す (滑る.下す): 1語
  1047. 減り下る (減る.下る): 1語
  1048. 習い出す (習う.出す): 1語
  1049. 突き出る (突く.出る): 1語
  1050. 弄り出す (弄る.出す): 1語
  1051. 弱り出す (弱る.出す): 1語
  1052. 担い出る (担う.出る): 1語
  1053. 睨み下す (睨む.下す): 1語
  1054. 驚き入る (驚く.入る): 1語
  1055. 指し込む (指す.込む): 1語
  1056. 来上る (来る.上る): 1語
  1057. 組み上る (組む.上る): 1語
  1058. 呷り出す (呷る.出す): 1語
  1059. 放り出す (放る.出す): 1語
  1060. 絡み込む (絡む.込む): 1語
  1061. 太り出す (太る.出す): 1語
  1062. 退き下る (退く.下る): 1語
  1063. 刻み出す (刻む.出す): 1語
  1064. 匂い出す (匂う.出す): 1語
  1065. 食み出す (食む.出す): 1語
  1066. 撃ち込む (撃つ.込む): 1語
  1067. ずり込む (ずる.込む): 1語
  1068. 庇い込む (庇う.込む): 1語
  1069. 漕ぎ上る (漕ぐ.上る): 1語
  1070. 制し込む (制す.込む): 1語
  1071. 漂い込む (漂う.込む): 1語
  1072. 拾い込む (拾う.込む): 1語
  1073. 持ち出る (持つ.出る): 1語
  1074. 粧し込む (粧す.込む): 1語
  1075. 取り入る (取る.入る): 1語
  1076. 転び出る (転ぶ.出る): 1語
  1077. 刈り出る (刈る.出る): 1語
  1078. 突き上る (突く.上る): 1語
  1079. 犇き上る (犇く.上る): 1語
  1080. 弾き込む (弾く.込む): 1語
  1081. 祭り込む (祭る.込む): 1語
  1082. 摘み下す (摘む.下す): 1語
  1083. 捩り込む (捩る.込む): 1語
  1084. 軋り出す (軋る.出す): 1語
  1085. 書き上る (書く.上る): 1語
  1086. 揉み込む (揉む.込む): 1語
  1087. 繰り下る (繰る.下る): 1語
  1088. 吊り出す (吊る.出す): 1語
  1089. 繰り込む (繰る.込む): 1語
  1090. 注ぎ出る (注ぐ.出る): 1語
  1091. 偽り出る (偽る.出る): 1語
  1092. 突き入る (突く.入る): 1語
  1093. 扱き出す (扱く.出す): 1語
  1094. 辿り出す (辿る.出す): 1語
  1095. 囁き込む (囁く.込む): 1語
  1096. 刻み出る (刻む.出る): 1語
  1097. 降り出る (降る.出る): 1語
  1098. 射出す (射る.出す): 1語
  1099. おい出す (おう.出す): 1語
  1100. 噛み出す (噛む.出す): 1語
  1101. 晒し出す (晒す.出す): 1語
  1102. 浚い出す (浚う.出す): 1語
  1103. 照り出す (照る.出す): 1語
  1104. 浮き出る (浮く.出る): 1語
  1105. 緩み出す (緩む.出す): 1語
  1106. 放ち出す (放つ.出す): 1語
  1107. 震い上る (震う.上る): 1語
  1108. 渇き上る (渇く.上る): 1語
  1109. 飛び入る (飛ぶ.入る): 1語
  1110. 乾き上る (乾く.上る): 1語
  1111. 死に入る (死ぬ.入る): 1語
  1112. 立ち入る (立つ.入る): 1語
  1113. し出る (為る.出る): 1語
  1114. 見入る (見る.入る): 1語
  1115. 出し出す (出す.出す): 1語
  1116. 潜み入る (潜む.入る): 1語
  1117. 乗り出る (乗る.出る): 1語
  1118. 降り込む (降る.込む): 1語
  1119. 刈り上る (刈る.上る): 1語
  1120. 吹き上る (吹く.上る): 1語
  1121. 握り込む (握る.込む): 1語
  1122. 眠り込む (眠る.込む): 1語
  1123. 進み入る (進む.入る): 1語
  1124. 急ぎ出す (急ぐ.出す): 1語
  1125. 渡り出す (渡る.出す): 1語
  1126. 並び出す (並ぶ.出す): 1語
  1127. 向き出す (向く.出す): 1語
  1128. 鳴り込む (鳴る.込む): 1語
  1129. 漁り出す (漁る.出す): 1語
  1130. 耽り出す (耽る.出す): 1語
  1131. 指し出す (指す.出す): 1語
  1132. 迷い出る (迷う.出る): 1語
  1133. 触り出す (触る.出す): 1語
  1134. 捩り出す (捩る.出す): 1語
  1135. 結び出す (結ぶ.出す): 1語
  1136. 捧ぎ出す (捧ぐ.出す): 1語
  1137. 歌い込む (歌う.込む): 1語
  1138. 詰み上る (詰む.上る): 1語
  1139. 燥ぎ出す (燥ぐ.出す): 1語

歩き出す

(歩く.出す)
延べ語数: 303

0034,85,104: そして 前方 の 道頓堀 の 灯 を ながめ て 、 今 通っ て き た 二つ 井戸 より も なお 明るい あんな 世界 が この世 に あっ た の か と 、 もう まるで 狐 に つまま れ た よう な 想い が し 、 もし 浜子 が 連れ て 行っ て くれ なけれ ば 、 隙 を み て かけだし て 行っ て 、 あの 光 の 洪水 の 中 へ 飛びこも う と 思い ながら 、 「 まから ん や 」 の 前 で 立ち 停っ て いる 浜子 の 動きだす の を 待っ て いる と 、 浜子 は やがて また ^ 歩き だし た ので 、 いそいそ と その 傍 について 堺 筋 の 電車 道 を 越え た とたん 、 もう 道頓堀 の 明る さ は あっという間に 私 の 躯 を さらっ て 、 私 は ぼうっと なっ て しまっ た 。
0034,264,38: それで 煙草 と マッチ を 買い 、 残っ た 三 銭 を マッチ の 箱 の 中 に 入れ て 、 おり から 瀬 多川 で 行わ れ て い た ボート 競争 も 見 ず に 、 ^ 歩き だし た 。
0034,336,22: 男 は じっと 私 の 顔 を 見 て い まし た が 、 やがて 随 い て こい と 言っ て ^ 歩き だし まし た 。
0038,312,35:   眼 の 底 が 次第に 白く 更け 、 白い 風 が 白く 走る 寒々 と し た 焼跡 に 、 赤井 は ちょぼ ん と 佇ん で い た が 、 やがて と ぼとぼと ^ 歩き だし た 。
0044,127,3:   並ん で ^ 歩き 出す と 折井 は 、
0053,40,17:   それ に し て は 随分 野暮ったい 調子 で 、 ずばり と 言っ て 、 すたすた ^ 歩き 出し た 。
0053,83,22:   鶴雄 は にやりと 笑う と 、 サイコロ を ズボン の 中 へ 入れ て 、 四条 河原町 の 方 へ さっさと ^ 歩き 出し た 。
0053,291,3:   と 、 ^ 歩き だし た 。
0053,791,7:   鶴雄 は 河原町 の 方 へ ^ 歩き 出し た 。
0054,86,19: 一刻 も 早く ここ は 立去っ た 方 が 良 さ そう だ と 小沢 は うなずい て 、 ^ 歩き 出し た 。
0054,146,17:   二 人 は 、 恋人 の よう に 肩 を 並べ て 阿倍野橋 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0054,482,7:   豹 吉 は 固い 姿勢 で ^ 歩き 出し た 。
0054,554,12:   やがて 豹 吉 が 南海 通 の 方 へ 大股 で ^ 歩き 出す と 、 次郎 と 三郎 は 転げる よう に し て チョコ チョコ つい て 来 た 。
0054,1721,24:   お 加 代 が 言っ た 時 は 、 しかし 針 助 は もう 娘 を 残し て 一 人 で スタスタ と ^ 歩き 出し て い た … … 。
0055,1700,10:   と 、 信吉 は 新内 語り と 別れ て ^ 歩き だし た が 、 すぐ その 足 で 第一ホテル へ 行こ う と は し なかっ た 。
0060,896,6: ひょっと する と 今度 は 、 ^ 歩き だし た TK — 80 を 自分 たち が 追っ て みる と 面白い の かも しれ ない 。
0064,14,10: 分配 が 終る と 、 皆 それぞれ の 方角 に ^ 歩き 出し た 。
0067,77,9: と いっ て 、 美しい 少年 の 太郎左衛門 は ^ 歩き だし た 。
0070,509,4:   三 人 は ^ 歩き 出し た 。
0071,1293,9:   博士 は 倉庫 の 入口 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0072,128,18:   五助 が 先 に 立ち 、 その後 に 彦太 が つづき 、 雪 の 道 を いよいよ ^ 歩き だし た 。
0075,178,28: それから 彼 は 手の甲 で 洟 を すすりあげ 、 大きな 黒 眼鏡 の 枠 を ゆすぶり 直す と 、 両手 を 後 に 組ん で 、 ぶらぶら と ^ 歩き 出し た 。
0080,226,3:   検事 は ^ 歩き だし て 、 そのまま 下 まで いっ た 。
0081,953,30:   玉太郎 は 、 にわかに 出来 た 流れ を あきれ ながら 見 て い た が 、 ふと 気がつい て 、 その 流れ に そっ て 下流 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0081,2473,3: そして 急 に ^ 歩き だし たり 、 また 急 に 足 を とめ たり 、 落ちつき が ない 。
0081,2696,17:   彼 は 二 人 の 水夫 を つれ て 、 海岸 づたいに 右 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0081,2871,11:   ケン は そろ り そろりと 岩 に つたわり ながら 、 ^ 歩き 出し て いっ た 。
0081,2885,17:   三 人 は お互い に 手 を しっかり と にぎり あい ながら 水 の 中 を ^ 歩き 出し た 。
0081,3032,4:   四 人 は ^ 歩き だし た 。
0081,3330,13:   不平 を いい ながら も 、 誰 も が この 演出 通り ^ 歩き だし た 。
0082,401,3:   一同 は ^ 歩き だし た 。
0082,415,6:   それから 一同 は 、 また ^ 歩き だし て 、 地階 へ の おり 口 の 方 へ 向かっ た 。
0082,1713,18:   博士 は そう いう と 、 うし ろ 向き に なっ て 、 奥 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0082,2838,19:   山形 警部 は 、 あぶら 汗 を 流し ながら 、 自分 の からだ を 背負っ て 、 えっちらおっちら ^ 歩き だし た 。
0087,233,31:   たった それだけ の こと を いい 終る と 、 古 堀 医師 は 、 部屋 の 一隅 の カーテン の 蔭 に ある 大理石 の 洗面 器 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0087,352,25:   帆 村 は 急 に くそ 真面目 な 顔 に 戻り 、 警部 を 彼方 へ 誘っ て 、 部屋 の 中 を ゆっくり ^ 歩き だし た 。
0087,1917,2: それから 又 ^ 歩き だし て 、 三津子 の 前 に 行っ た 。
0088,569,12: そして 春部 の 手 を 引い て 、 部屋 の 中 を ^ 歩き 出し た 。
0089,321,11:   そう 思っ た 八木 は 、 とことこ と トンネル を ^ 歩き だし た 。
0091,529,24:   老 浮浪 者 は 大きく 首 を かしげ た が 、 それ に は 答えよ う と も せ ず 、 すたすた と ^ 歩き だし た 。
0091,1584,17: と 、 彼女 は 課長 の 机 の 前 を はなれ て 、 すたすた と 室内 を ^ 歩き だし た 。
0095,1372,8: 仕方 なく 海岸 通り の 方 へ 少し ^ 歩き 出し た とき 、 突然 彼 の 名前 が 呼ば れ 、 彼 の 目 の 前 に 飛び出し て き た 女 が あっ た 。
0095,1736,8:   怪物 の 一 隊 は 、 ぞろぞろ ^ 歩き だし た 。
0096,74,8: そして 、 自分 の 家 の 方 へ ^ 歩き 出し た 。
0103,164,12:   西条 様 は テレ かくし の よう に 言っ て 、 ^ 歩き 出さ れ まし た 。
0106,86,24: 夜中 に 起き て 、 少し ずつ 歩い て み まし た けれど 、 から だ が 重く て なかなか 登り の 道 へ ^ 歩き 出す こと が でき ませ ん 。
0112,910,38:   目黒 に つく と 千 世子 は 一番 先 に 降り た H に 外国 の 貴女 の 様 に たすけ られ て 気取っ た 様子 を し て 下り て H を まんなか に し て ^ 歩き 出し た 。
0112,1004,11:   H は 千 世子 の 肩 を かるく 押し て ^ 歩き 出し た 。
0112,1019,3:   だれ が ^ 歩き 出す とも なく 三 人 は 歩き 出し た 。
0112,1019,10:   だれ が 歩き 出す とも なく 三 人 は ^ 歩き 出し た 。
0114,117,26:   少し 行っ て 後 を 振 返っ た 時 京子 が まだ 立っ て 居る の を 見 て 前 より も 一層 速足 に ^ 歩き 出し た 。
0141,2045,32:   素子 は 、 神経 の 亢奮 で 妙 に 動作 が 鈍く なり 、 そんな 男 が よっ て 来 た こと も 心づか ず 、 伸子 が 力いっぱい 引っぱっ て ^ 歩き 出そ う と する の に も 抵抗 する よう に し た 。
0141,3516,16: 番人 と は 反対 の 方向 へ 、 大使館 の 門 の 方 へ 伸子 も ^ 歩き 出し た 。
0141,4439,54: 夜 の 物 干場 の しめっぽく て 石鹸 の 匂い が きつく こめ て 居る 空気 の 中 で 、 ほし もの と ほし もの の 間 に 向い あっ て 、 瞬間 そう し て 立っ て い た 二 人 は 、 やがて 黙っ た まま 入口 の ドア の 方 へ ^ 歩き 出し た 。
0141,7895,26: その とき 、 ピオニェール 小僧 は 、 伸子 の 小型 で 古び た スーモチカ を 脇の下 に しっかり 挾み 、 伸子 の 腕 を 支え て ^ 歩き 出し ながら 、 手袋 を はめ て いる 伸子 の 手 を とりあげ 、 寒 さ で 赤く なっ て いる 自分 の むき出し の 両手 の 間 に はさん で 音 たかく 接吻 の 真似 を し た 。
0141,10001,24: 伸子 たち は 、 次第に ここ の 広場 の 空気 の ただ なら な さ を 感じる につれ 、 どっち から とも なく また ^ 歩き 出し て 、
0141,11485,28: 伸子 たち を いれ て 六 人 ばかり の もの は 、 ベルリン の 白夜 と で も いう よう に 薄 明い 夜 の 通り を ぶらぶら ^ 歩き だし た 。
0141,14383,0: ^ 歩き 出し ながら 、 その 男 は 同じ よう な 沈ん だ 声 で 、 あなた は コンミュニスト です か 、 と 質問 し た 。
0141,16943,21:   伸子 は 、 蜂谷 良作 の わき から は なれ 、 彼 と 足 を あわせる の を やめ て ^ 歩き だし た 。
0142,461,4:   重吉 は 又 ^ 歩き 出し た 。
0142,1285,25: やや 暫く 立っ て い て 、 ひろ子 に は それ が 二 本 め と 思え た アスファルト の ひろい 道 を 左 へ ^ 歩き 出し た 。
0150,10,2: しかも 、 ^ 歩き だし つつ ある それら の 瞳 の うち に 、 なにか 自身 を 把握 し きっ て い ない 一種 の 光り が 見 られる の は 、 なぜ だろ う か 。
0211,66,25: そして 、 材木 を 肩 に かつぎあげ 、 いわば 身 たけ より はるか に 長い 材木 を 背負わ さ れ た 小僧 の 姿 で ^ 歩き 出し た の で あっ た 。
0227,31,60:   云い かえれ ば 、 今日 これから の 問題 は 、 私 たち 婦人 にとって 、 又 日本 の 全 人民 にとって 「 読む ため に 書か れ て いる 」 の で は なく て 、 事実 の 性質 と その 解決 の 方向 を 明らか に し て 、 たとえ 半 歩 なり と も その 方 へ ^ 歩き 出す ため の 矢 じ る し の 一つ として 、 書か れ て いる 。
0378,37,36: 牛 たち は 、 おだやか で 暖 い 春 の 光 を あび ながら 、 かたまっ て いる と 思う と 、 その うち の 一 頭 が ゆるり と かたまり から は なれ て 、 ^ 歩き だす 。
0430,183,9:   退屈 ま ぎれにもっこに 土 を 一杯 負う て ^ 歩き 出し た 。
0446,24,26: と 云い さ ま 、 手 を 振 もぎっ て 、 殆ど 馳 る よう に 、 階 子 段 と は 逆 の 方 に ^ 歩き 出し た 。
0455,249,41: きのう は 母 が 居 なかっ た ので 、 —— あの 山 の 彼方 の 町 に —— 見え なかっ た の だ と 思い 、 翌日 雲 が 出 た とき 、 その 山 に 向っ て の 道 を ^ 歩き 出す 。
0507,805,36: つま さき を すっかり 雪 の 中 へ 落し て 、 爪皮 一 枚 を 透し て 雪 の 骨 に しみる 様 な 冷た さ を 感じ ながら 荷 やっかい な 下駄 を 引きずっ て ^ 歩き 出し た 。
0508,208,8: とお 久美 さん が 先 に 立っ て ^ 歩き 出し た 。
0509,50,11: 私 の 満足 は 頂上 に 達し て 踊る 様 に ^ 歩き 出そ う と する と 、 今 まで の 様子 を 傍 に 立っ て 珍 らし そう に 見 て 居 た 私 より ズーット 大きい 男の子 は いきなり 賤 し い かすれ 声 を 立て て 、
0509,67,13:   けれ 共 彼 は だまっ て 私 の 手 を 引い て ^ 歩き 出し た 。
0510,254,21: そう だ 私 は 」 と 嬉し さ の こもっ た 声 で 云っ て 前 より も 一層 早足 で ^ 歩き 出し まし た 。
0525,138,11: 旅人 を 中 に はさん で 三 人 の 子供 は ^ 歩き 出す 。
0534,97,6:   そして 又 、 意気揚々 と ^ 歩き 出し た の で ある 。
0538,30,9: ( 立 上 って 壕 舎 の 方 へ ^ 歩き 出し ながら ) どちら を お たずね な ん です か 。
0538,1326,15: 誰 が 選ん で くれ た の で も ない 、 自分 で 選ん で ^ 歩き だし た 道 です もの 。
0538,1945,3: そう いっ て ^ 歩き 出す 。
0538,1955,1: と ^ 歩き 出し 、 又 ふらふら する 。
0538,1986,10: 栄二   ( ゆっくり さっき の 切石 の 方 へ ^ 歩き 出し ながら ) 体 は 長い 放浪 生活 で 、 相当 鍛え て あり まし た から ね 。
0540,478,13: 私 は 立ち上り 、 彼女 も 立ち上り 、 そして 火口 を 離れ て ^ 歩き だし た 。
0543,347,6:   私 は 立ち上っ て 、 ^ 歩き だし まし た 。
0544,428,3: おれ は また ^ 歩き だし た 。
0554,591,4:   言い捨て て 、 ^ 歩き だし 、 それから 、 手 の 煙草 も 投げ捨て た 。
0554,1409,13:   長谷川 は ぴくり と 肩 を 震わし 、 反対 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0555,457,6:   二 人 は 黙っ て ^ 歩き 出し た 。
0555,479,36:   この 近所 に 自動車 は なかなか 見当る まい と 聞い て 、 彼 は ちょっと 考え てる 風 だっ た が 、 帽子 は 忘れ 、 泥水 に ずぶ濡れ に なっ た まま 、 すたすた ^ 歩き 出し て 、 板倉 邸 の 方 へ 行き 、 その 裏口 へ はいっ て しまっ た 。
0557,79,2: そして また ^ 歩き 出し た 。
0559,126,15:   木山 は また 額 を 叩き 、 立ち上っ て 、 小首 を 傾げ ながら ^ 歩き だし た 。
0562,39,0: ^ 歩き 出し て 、 ふと 空 を 仰ぐ と 、 星 々 が 燃える よう に 光っ て い た 。
0564,61,1:   ^ 歩き だし て 、 はっきり し た 。
0564,358,4:   立ち上っ て 、 ^ 歩き だし た 。
0566,168,10:   し ぜん に 、 二 人 は 並ん で ^ 歩き だし た 。
0569,379,24: 煙 吉 は 正夫 に 近づき 、 正夫 の 様子 を 眺め て 、 ちょっと 立ち止る が 、 首 を 振っ て 、 また ^ 歩き 出す 。
0573,439,38: 波多野 未亡人 に 礼 を 言い 、 人々 に 挨拶 を し 、 玄関 で 外套 を 着せ て くれ た お 花 さん に 会釈 を し 、 鹿 革 の 手套 を 片手 に 掴ん で ^ 歩き だす まで 、 すべて の こと を 冷淡 に そして 冷静 に 紳士 らしく やっ て のけ た 。
0578,386,13:   保科 は じっと 敏子 の 顔 を 見 て 、 それから また ^ 歩き だし まし た 。
0583,148,8:   彼女 は 首 垂れ て 、 そして ^ 歩き だし まし た 。
0584,201,31: それ に 気がつい て も 、 顔 の 表情 を 変え ず 、 帽子 を 拾っ て かぶり 、 欅 に 眼 を 据え た まま 、 酔っ た 足取り で ^ 歩き だし まし た 。
0585,374,17: その 方 へ は 仁木 は 眼 も くれ ず 、 首 垂れ ながら 、 ふらり と ^ 歩き だし まし た 。
0596,382,19: と同時に 、 おれ は 彼女 の 腕 を 執っ て 、 黙っ た まま 、 家 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0597,581,7:   北村 は 笑っ て 、 ゆっくり ^ 歩き だし た 。
0600,180,7: 肩 を 並べる と 、 女 も ^ 歩き だし た が 、 ぐんぐん 俺 の 方 へ 体 を 押し寄せ て くる 。
0600,194,11:   俺 は 女 を 静か に 押しやり 、 黙っ て ^ 歩き だし た 。
0600,356,12: 坂 を 上り きる と 、 意外 に も 元気 に すたすた ^ 歩き だし た 。
0601,123,1: それから ^ 歩き だす と 、 やがて また 雨 に なっ た 。
0601,268,4: 私 が 黙っ て ^ 歩き だせ ば 、 私 の あと について 来る だろ う 。
0601,272,5:   私 は 立ち上っ て ^ 歩き だし た 。
0601,514,12: その 腕 を 私 は 抱い て 、 旅館 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0624,462,34:   夜 が 白ん で き たら 、 女 を 起し て 焼跡 の 方 に は 見向き も せ ず 、 ともかく ねぐら を 探し て 、 なるべく 遠い 停車場 を めざし て ^ 歩き だす こと に しよ う と 伊沢 は 考え て い た 。
0642,1157,19: 私 は フッ と ハシゴ を つかん で 、 横 に 地上 に 倒し て 見向き も せ ず ^ 歩き だし て い た 。
0647,436,5:   そして 、 私 は ^ 歩き だし た 。
0689,256,5:   肩 を 並べ て ^ 歩き だす と 、 意外 に も 安福 軒 は ガラリ と 人柄 が 変っ て 、
0691,533,4:   梅 玉堂 は ^ 歩き だし た 。
0701,526,7:   信二 は 先頭 に 立っ て ^ 歩き だし た が 、 月 も 星 も 見え ない 夜 で 、 手さぐり で しか 歩け ない 。
0702,318,16: 結論 が で て 、 みんな が 散会 し はじめる と 、 彼 も だまっ て ^ 歩き だし た 。
0702,416,2: だまっ て ^ 歩き だし た 。
0731,267,6:   馬 吉 は あきらめ て ^ 歩き だし た 。
0732,249,13:   半平 は 自分 の 荷物 を 持つ と 、 サッと 立っ て ^ 歩き 出し た 。
0732,252,9: 人々 は にわかに 各々 の 荷物 を とっ て ^ 歩き だし た 。
0732,253,8:   正宗 菊松 も 二 足 三 足 ^ 歩き だし て 深呼吸 を し た 。
0747,33,9: そして 爾後 の 芸術 は 、 新 恒星 をめぐって ^ 歩き だす 。
0753,14,25: あの 小説 一 篇 の 中 で 、 際立っ て めざましく 印象 に 残る の は 、 少女 に クルリ と 背 を 向け て ^ 歩き だし た 女 主人公 の 冷め た さ で ある 。
0754,1245,7:   二 度 朗読 を くり返し て ^ 歩き だし た 。
0757,480,13:   一服 は 、 光子 を ムリ ヤリ ひっぱる よう に し て ^ 歩き だし た 。
0759,2847,2: 又 、 ^ 歩き だす 。
0759,4839,6: 彼 は 苦笑 し て 、 ^ 歩き だし た 。
0761,188,12: ウッカリ する と 自動車 に ひかれる から 、 彼 は ふりむい て ^ 歩き だす 。
0788,238,5: 重い 荷 を 背負っ て ^ 歩き だし た 。
0788,500,7:   ナミ子 が 燭台 を もっ て ^ 歩き だす と 、 川田 と オトメ も つい て き た 。
0790,15,65:   楠 も 大方 そんな こと だろ う と 同感 し て 特に こだわり も し なかっ た が 、 それ から 二 日 目 、 二月 五 日 の 午 さがり に 、 用 が あっ て タケヤ の 渡し で 向島 へ 渡り 、 さて 用 を すまし て 渡し舟 の 戻っ て くる の を 待つ 間 、 なんとなく ドテ を ブラブラ ^ 歩き だす と 、 また 岸 の 草 の 中 に 油紙 の 包み が 流れ つい て いる の に 気がつい た 。
0792,210,9: すると セラダ も 今度 は 大いに マジメ くさっ て ^ 歩き だし まし た が 、 右 の ポケット を 右手 で 突き上げ 突き上げ 、 お手玉 を 突き つづけ て 消え去っ た の です 。
0795,236,7:   木戸 は また 考え こん で ^ 歩き だし た 。
0806,572,6:   そして 水 の 中 へ ^ 歩き だす 。
0815,66,16: そこで 彼 は その ビール を 立 のみ し ながら 入口 の ドアー の 方 へ ^ 歩き 出し た 。
0839,162,3: そこで 光也 も ^ 歩き だし た 。
0842,2677,48: 酒 の 統制 以来 、 小売 店 と 飲食 店 の 区別 が 厳重 に なっ て 法規 で 取締 られ て いる の かも 知れ ない が 、 馬方 なぞ が 車 を チョイ と とめ て 、 キューッ と 一 パイ ひ ッ かけ て また ^ 歩き だす 風景 は わるく ない もの で ある 。
0866,675,36: その 日 彼 は 家 へ まつ すぐ 帰る 筈 な の を 、 高円寺 に 用事 が ある と い つ て 一緒 に 電車 を 降り 、 のこのこ と 彼女 の 歩く 方角 へ ^ 歩き だし た 。
0866,993,18:   彼 は 、 立つ たま ゝ 頭 を 軽く さげ 、 大股 に 内玄関 の 方 へ ^ 歩き だし た 。
0866,2018,36:   若い 医者 は 、 そう 言い ながら 、 微笑 を ふくん だ 視線 を 軽く 彼 の 上 に 投げ て 、 その ま ゝ 廊下 を 奥 の 病棟 の 方 へ すたすた と ^ 歩き だし た 。
0866,2105,7:   彼 が 二 三 歩 、 ^ 歩き だし た 時 、 看護 婦 は 、 ベッド から の 合図 に こたえる よう に 、
0886,9,15: スズキ なら 、 大した もの だ 、 と 考え 、 私 たち は 、 また ^ 歩き 出し た 。
0944,145,14: 一 日 行け ば 水 に あり つける と 、 夢中 に なっ て ^ 歩き だす が 、 間もなく 、 発泡 剤 の おかげ で 足 の う ら に 水 膨れ が でき 、 匍匐 する ほか 進め なく なる 。
0944,307,31: 三 日 ばかり そこ で 休養 し て から 、 厚く 犒っ て テンバ を 帰し 、 六 貫目 ばかり に なっ た 荷 を 背負っ て トルボ・セー の ほう へ ^ 歩き だし た 。
0944,329,23: 礼 を いっ て ヤク を 一 頭 借り う け 、 その 背 に 荷 を 預け て 北 に 向い て ^ 歩き だし た 。
0944,372,37: それ くらい な 金 で すむ なら と 、 いう まま に 金 を やる と 、 これから すぐ 行き ましょ う 、 むこ う は 暇 な ひと だ から と 、 先 に 立っ て ^ 歩き だし た 。
0947,789,16: 美術館 の ティ・ルーム で 息 を つこ う と 、 ひか れる よう に そちら へ ^ 歩き だし た 。
0947,817,5:   無言 の まま 、 ^ 歩き だす 。
0947,3476,6:   四 丁目 の ほう へ ^ 歩き だそ う と する とき 、 向う側 の 歩道 の そば に とまっ て いる セダン の 側 窓 から 、 たれ か 手招き し て いる の が 見え た 。
0948,155,24:   久美子 は 駅前 の 食堂 で 昼食 を すませる と 、 バス を 見捨て て 下田 街道 を 湖水 の ある ほう へ ^ 歩き だし た 。
0948,494,12:   湖水 の 風景 を スケッチ する つもり で 、 伊東 から ^ 歩き だし た の だっ た が 、 分れ道 の 近く で 雨 に 逢っ て 困っ て いる ところ を 大池 の 車 に 拾わ れ 、 ロッジ で 泊め て もらう こと に なっ た という 話 を し た 。
0956,1111,2:   ひょこひょこ ^ 歩き 出し た よ !
0977,14,16: 三吉 は いそい で 橋 を わたり 、 それから ふたたび 鉄 の 門 へ むかっ て ^ 歩き だす 。
0977,534,2: うなずき ながら ^ 歩き だし た 。
0978,544,6: 草 の 中 を サヤサヤ と ^ 歩き 出し た
0978,546,2: その後 から ^ 歩き 出す
0978,766,2: スタスタ と ^ 歩き 出し ながら
0978,900,5: 再び 二 人 と も ^ 歩き だす
0980,113,27: したがって 、 あなた が 気持 よく 遠く の 道 を 歩く ため に は 、 疲れ すぎ ない うち に 休み 、 休み すぎ ない うち に ^ 歩き だす の が 、 いちばん かしこい 方法 で ある こと を 知る という こと です 。
0981,1334,7: 答える 気 に も なら ず 又 ^ 歩き 出す と
0982,49,1: ( ^ 歩き 出す 下駄 の 音 と 鈴 の 音 )
0982,158,2: 馬 が ^ 歩き 出し 、 車 が きしむ 。
0982,159,0: ^ 歩き 出し ながら ) 気 を 附けろ う !
0982,165,1: 再び ^ 歩き 出し て いる 下駄 と 鈴 。
0982,457,11: 青年   … … ( それ を 見返り 、 見返り 、 ^ 歩き 出し 、 癖 に なっ て いる ハモニカ が 口 へ 行っ て 、 「 砂漠 」 の メロディ 。
0982,462,12: そめ   … … ( チョット 立 停る が 、 又 、 ^ 歩き 出す )
0982,487,1: ( ^ 歩き 出し て いる )
0982,554,3: ( 自分 は ^ 歩き 出し て いる )
0982,609,9: じゃま 、 やい 歩 べ ——( 馬 が ポカポカ ^ 歩き 出す 。
0982,631,5: … … ( 二 人 ^ 歩き 出す )
0983,639,16: ( と これ も ゴム 長 を ひっかけ て カゴ に 拾い 入れ て 、 又 ^ 歩き だす )
0985,516,5: 清水 が 青い 顔 で ^ 歩き 出す 。
0985,951,16: … … 僕 が 高等 学校 時分 から お父さん に 背い て 別 の 方 へ ^ 歩き 出し た ため に 、 信子 は お父さん に お父さん の 信念 を シャブ ら さ れ て 育っ た ん だ 。
0985,1550,1: 欣二 ^ 歩き 出し て 食卓 の 方 へ 来る 。
0985,2054,10:   ( 立っ て フラフラ と 上手 の 方 へ ^ 歩き 出す ) 死に神 の 歯 の 間 から 、 皮 一 枚 の 違い で すり抜け て 来 た ん だ 。
0988,390,52:   間 も 無く 、 しかし 、 腕時計 を のぞい た ルリ が 、 「 あら もう 十 時半 だ わ 」 と 急 に あわて 出し 、 すると この 女 の いつも の 例 で 、 もう 立つ て ペコン と 頭 を 下げる と 、 玄 關 の 方 へ ^ 歩き 出し て い た 。
0988,624,17: 知 つた 人 に でも 逢 つたの か と 思い ながら 用 を すまし 、 私 は ^ 歩き 出し た の だ が 、 直ぐ の 小さい 四つ角 の 所 に 、 國 友 は 背 を 向け て 立ちどま つ て 前 に 立つ た 人影 と 話し て い た 。
0988,641,11:   待ち な と 言わ れ て その 男 は 、 ^ 歩き 出し かけ た 足 を とめ 、 グルリ と 國 友 へ 振り返 つ て 、 今 まで と 逆 の 位置 に なつ た 。
0988,1033,9:   と 言 つて 、 その 方 へ スタスタ ^ 歩き 出し た 。
0988,1878,19: 當人 は マキ おえ た と 思 つて す つかり 安心 し た らしく 今度 は 落着 い て ^ 歩き 出し まし た 。
0988,2266,9:   高 圓 寺 の 驛 を 出 て ^ 歩き 出す と 、 ルリ さん は 腕 を 組ん で くれ と 言い まし た 。
0988,2580,5: する うち 、 女 が ^ 歩き 出し て 顏 の 七 分 ばかり が チラッ と 見え 、 僕 は ハッ と し まし た 。
0988,3156,24:   それ を 無視 し て 久保 正三 は 防空壕 と 反 對 の 驛 の 方 へ ダラダラ 坂 を の ぼつ て ^ 歩き 出し て い た 。
0988,3344,16:   フン 、 と 言 つた なり 久保 は ふりかえり も し ない で スタスタ と ^ 歩き 出し て い た 。
0988,3604,24:   その 方 を 、 すかす よう に し て 久保 は 立つ て い た が 、 フッ と それ に 向 つて ^ 歩き 出し た 。
0988,5802,45:   僕 が モジモジ し て いる と 、 一 人 で のみこん で あがれ と も 言わ ず 、 そのまま クツ を 突 つ かけ て 下 へ おり 、 ガラガラピシャン と 表 戸 を しめ て 、 先 き に 立つ て ドンドン ^ 歩き 出す の です 。
0988,5935,21: それ を ジッ と 見定め て から 、 古賀 さん は 、 今度 は 口 を つぐん で 、 サッサ と ^ 歩き 出し た 。
0989,447,11: 須永 も 自然 に それ に 従う よう な 形 で ^ 歩き 出し て いる )
0993,269,10: 壮 六   ( もう 崖 下 へ 向っ て ^ 歩き 出し て いる ) なあに 置い とけ まさか 、 トンビ が その 重い もん 、 くわえ て 行き やし め え 、 ハハ !
0993,270,9: 金吾   ( これ も その後 に 従 つて ^ 歩き 出し ながら ) だけ ん ど 、 ち ょっくら 、 この 、 手 でも 洗わ ねえ じゃ 、 泥 だらけ だ 。
0993,304,5: 同時に パカパカ と 馬 が ^ 歩き 出し 、 ギイコトン と 馬車 が 動き出す )
0993,594,8: ( 枯小 枝 を ポキポキ 言わ せ て ^ 歩き 出し て いる ) 戻っ たら 、 斉藤 さん に や そう 言っ とく から な 。
0993,698,1: ( ^ 歩き 出す )
0993,765,11: ( 香川 、 春子 、 敦子 、 金吾 の 順 で ^ 歩き 出す 足音 。
0993,1294,15: 春子   あら 、 敦子 さん 、 こっち へ 向い て お 一 人 で ^ 歩き 出し た わ 。
0993,1356,9: ( 娘 の 腕 を 取っ て デッキ を ^ 歩き 出す )
0993,1937,15: 金吾 それ を チヨット 見送っ て い て から 、 ゆっくり 砂利 を 踏ん で ^ 歩き 出す 。
0993,2735,27: 春子   … … ( 金吾 の 言葉 が 聞こえ た の か 聞え ない の か 、 又 ウツラウツラ … … それ を 見 て 金吾 ^ 歩き だす )
0993,2964,9:   … … ( 二 、 三 歩 思わず ^ 歩き 出す が 、 立 停っ て 、 その ドア の 方 を じっと 見つめ て いる 。
0993,3345,5: 魚屋   ( カタカタ と ^ 歩き 出し 乍 ら ) うむ 、 直ぐ そこ の あの 角 の 内 だ 。
0993,3706,17: 金吾   そう で やす か 、 どうも ありがとう ご ざり やし た 、 そい じゃ ——( ^ 歩き 出す )
0993,3845,6: ( もと 来 た 方 へ ^ 歩き 出す )
0993,4237,1: ( ^ 歩き 出す )
0993,4240,4: ( 呼び ながら 、 ^ 歩き 出し て いる )
0993,4623,7: ( 黙っ て コンクリート の 上 を ^ 歩き 出し て いる 足音 一つ )
0993,4654,8: 金吾   へえ 、 どうも … … ( ^ 歩き 出す 。
0993,4697,1: また ^ 歩き 出す 金吾 と 金太郎 。
0993,5138,21: 金吾   う 、 うむ … … ( 三 人 が 家 の 方 へ 向かっ て 駅 を 出 て ^ 歩き 出し て いる )
0993,5327,4: おどろい て 私 は ^ 歩き 出し まし た 。
0994,13,11: 全部 を ポケット に もどし 、 フン と い つ て ^ 歩き だす 。
0994,63,7: … … 又 もと の よう に ^ 歩き 出す 。
0994,70,10: … … やがて 、 しいて 氣 に し ない で ^ 歩き 出す 。
0994,91,7: ( 意味 なく 低く 笑 つて 、 ^ 歩き 出す )
0994,92,8: 男 二   … … ( これ も ^ 歩き 出し ながら ) もう 一時 は 、 𢌞 り まし た か ね ?
0994,114,1: ( ^ 歩き 出す )
0994,258,17: じ や ——( 片手 を 帽子 の ツバ の 所 に あげ て から 、 左手 へ ^ 歩き 出す 。
0994,334,9: 熊 丸   … … ( やつ と 再び ^ 歩き 出し 、 御 橋 に 追いつい て 、 しばらく 默 つて 歩 を はこん で い て から ) … … そんな ふう に 見え ます か ?
0994,546,11: ( ペコリ と 頭 を さげ て 右手 の 方 へ ^ 歩き 出し て いる )
0994,641,5: ( いい ながら 思い出し て ^ 歩き 出す 。
0994,642,6: 熊 丸 も 續 い て ^ 歩き 出す ) … … だから 、 やつ ぱり 、 浮世 ばなし さ 。
0994,927,5: … … ( 左手 に ^ 歩き だす )
0994,928,8: 熊 丸   … … ( これ も ^ 歩き 出す )
0994,1101,4: そつ ちの 方 へ ^ 歩き 出し てる 人 じ や ない か な ?
0994,1170,17: ( そして 二 人 は 、 いつの間にか 息苦しい 見詰め 合い から 拔 け 出し て 、 再び ^ 歩き だし て いる )
0994,1429,51: だから 見 た まい 、 人間 が 弱 つ ちや つた 時 、 國 が メチャメチャ に なつ た 時 、 文化 が 叩き こわれ た 時 、 その他 人間 全 體 の 調子 が ダメ に なつ た 時 に は 、 知 らん 間 に 人 は 、 みんな ^ 歩き 出し て いる よ 。
0994,1430,10: それ と 意識 し ない で 、 本能 的 に ^ 歩き 出し て いる ん だ 。
0994,1475,20: しかし 、 日本人 みんな 、 今 氣 ちがい に な つて 、 なにもかも 打つ ちや つと い て 、 トコトコ ^ 歩き 出し て 見る 必要 が ある ん じ や ない か な ?
0994,1546,48: しかし 又 立ち止 つ て チョット 何 か 考え て い て から 、 なつかし そう な 微笑 を 浮べ て 、 こちら へ 向 つて 輕 く 頭 を 下げ て から 、 ユックリ とも と の 街道 を 左手 へ 、 御 橋 の 後 へ ^ 歩き 出す ) … … ああ は なり たく ない 。
0994,1666,8: … … そい じ や ——( 左手 へ ^ 歩き 出し て いる )
0994,1679,12: ( それ を 聞きすまし て から 、 左 方 へ ユックリ と ^ 歩き 出し て いる )
0995,162,12: 花岡   だから … … ( 奥 —— 入口 の 方 へ ^ 歩き だし て いる ) ちょっと ——( 消える )
0995,1309,2: ノロノロ と ^ 歩き だし て 、 七 八 歩 右 の 方 へ 行き 、 立ちどまっ て 、 入口 の 方 に 目 を やっ て から 、 その へん の 壁 や 天井 を 見 まわす 。
0995,2725,38: 佐山   … … ( それ を 見る が 、 危険 を 感じ た の か 感じ ない の か 、 ほとんど 夢遊病 者 の よう に 動か ない 表情 で 、 また 花岡 の 方 へ スタスタ ^ 歩き 出し て いる )
0995,2741,21: それ の 刃 止め を かけ 、 右手 に 逆手 に 持っ て 、 再び ユックリ と 花岡 の 方 へ ^ 歩き 出し て いる )
1000,1182,57: 父 は 、 小川 に 橋 の か ゝ っ た 所 へ 来る と 、 それ を 渡っ て 、 なお 真っ 直 ぐにつゞいている 路 の 方 へ は 行か ない で 、 川 の ふち へ 降り て 、 少し ばかり 河原 の よう に なっ て いる 砂地 を 、 川下 の 方 へ ^ 歩き 出し た 。
1012,76,47: 「 ところが どう だろ う 、 人 の 一念 という もの は 恐ろしい もん で ね 、 その 真っ黒 に 燃え 切っ て 、 坊さん の 身体 が もう いい だろ う と 薪 を 取り除け た 途端 、 大 膳 めがけ て 二 足 三 足 ^ 歩き 出し た という ん だ よ 。
1012,78,0: ^ 歩き 出し た その 坊さん の 身体 が 、 途端 に 何 か に 躓い て 、 バタッ と 倒れ て … … 倒れる と 同時に 、 土煙 を 挙げ て 粉々 の 灰 に なっ て しまっ た ん だ よ 。
1012,86,30:   と 祖母 は 私 の 頭 を 撫で て 、 怖い 話 を 止め に する の でし た が 、 全身 真っ黒 に 焼け 切っ て から 、 ^ 歩き 出し て 、 ボロボロ の 灰 に なっ た 男 という の は 、 何 も あながち 、 棚田 の 仕置き 場 の 僧侶 に 限っ た 話 で は あり ませ ん 。
1012,87,55: 後年 、 私 が 読ん だ 講談 本 に も 、 豊臣 秀吉 の 家来 で 、 泉州 堺 の 町 を 焼き払っ た 何 とかいう 豪気 な 侍 が 、 火焙り の 刑 に 処せ られ た 後 、 眼 も 鼻 も 口 も ない 真っ黒 け な 焼死体 に なっ て から ^ 歩き 出し て 、 倒れ たら 粉々 の 灰 に なっ た という こと が 出 て い た よう な 気 が し ます 。
1013,209,14:   そして 、 翌 る 朝 は 夜 が 明ける と スグ に 、 ^ 歩き 出し まし た 。
1013,211,2: そして 今朝 ^ 歩き 出し て から でも 、 もう 三 時間 くらい は 歩い て い まし た から 、 野宿 し た ところ から でも 三 、 四 里 ぐらい は 来 て い たろ う と 思い ます 。
1013,287,28:   ここ から 四 里 ばかり 離れ て 、 小浜 の 町 へ 行く 途中 に 、 大野木 という 村 が ある と 聞い て 、 私 は ^ 歩き 出し まし た 。
1013,296,11:   と 、 私 は 山 を 指さし て 、 また ^ 歩き 出し まし た 。
1013,1501,38:   そう 心 を 決め て 、 陽 も 大分 傾い て き まし た から 、 私 は 初めて 来 た 時 に スパセニア から 教え られ た 、 水 の 尾 という 村 へ 向っ て ^ 歩き 出し まし た 。
1013,2110,31: 藤 五郎 氏 が 背負っ て 来 た 弁当 を 、 自動車 中 で 認め て 、 いよいよ 姉妹 の 墓 に 詣 ずる べく 湖岸 を 西 に 向っ て ^ 歩き 出す 。
1037,430,8:   私 は 先 き に 立っ て ^ 歩き 出し た 。
1037,1674,2: 私 が ^ 歩き 出す と 、 玲子 も 黙っ て 従い て 来る 。
1037,2283,13:   私 は 妻 と 並ん で 、 爪先 あがり の 坂道 を ^ 歩き 出し た 。
1072,69,49:   色街 で も ない 真 ッ くら 闇 を 、 いつも の 癖 で 、 阿 能 が イヤ に 気取っ て 歩く の を うし ろ から 見 て 笑い ながら 、 あばた の 大 亀 も 、 のそのそ と 味噌 久 を 中 に 挟ん で ^ 歩き 出し た 。
1072,2165,13: そして 、 傘 の 下 に 、 援 けら れ ながら 、 やっと ^ 歩き 出し た 。
1072,2521,25: 「 とにかく 、 どこ か で 温 ッ たまろ う 」 と 、 彼 を つれ て 、 また 歳の市 の 人波 の 中 へ ^ 歩き 出し た 。
1073,135,11:   ぷんぷん と 、 面 ふくらせ て 、 先 に 、 ^ 歩き 出し た 。
1073,2413,1:   ^ 歩き 出し て から 、 将門 は 、 なお 、 憂い 気 な 弟 や 郎党 たち を 、 振り かえって 、 いいつけ た 。
1073,2666,5:   と 、 馬 が ^ 歩き 出し て から 、 将門 は 振り 顧 っ た 。
1073,2743,7: 大股 に 、 広前 を 斜め に ^ 歩き 出し て い た 。
1073,2968,9:   良正 は 、 彼 を かつい で 、 ^ 歩き 出す 群れ を とめ て ——
1073,3039,13:   さっさと 、 彼女 が 、 ひとり し て 、 先 に 、 ^ 歩き 出し た ので 、 良兼 が 、 追いかける よう に 、 いう と 、 玉虫 は 、 投げやり に 、 うし ろ へ 答え た 。
1114,190,18:   突然 、 はぎ 野 は 立ち 停 まり 、 よろける よう に 、 二 、 三 歩 ^ あるき 出し た が 、 驚き と 恐怖 と で 足 が 前 に はこべ ない ふう だっ た 。
1114,229,24:   落 著い て あきらか に 嫌がっ た ふう を 見せ た はぎ 野 は 、 そのまま 、 うし ろ 向き に なっ て ^ 歩き 出し た 。
1153,488,38: まっ 赤 な 大きな 夕日 が 西 の 山の端 に 傾く ころ 、 アン 巻き の 道具 を 背負っ た 男 と ふろ 敷 包み を 下げ た 私 は 、 広い 京 城 街道 を とぼとぼ と ^ 歩き 出し た 。
1153,726,46: 上野公園 で は 咲き誇る 桜 の 下 で 、 花見 客 が うかれる 陽春 を 、 私 は うすぎたない 冬 服 姿 で 、 もらっ た 十 銭 玉 が 汗 を かく ほど にぎりしめ 、 赤 げっ と を 小わき に 抱い て 、 とぼとぼ ^ 歩き 出し た 。
1153,762,25: 押し いただい た ものの 、 切符 を 使っ て しまう の が 惜しく 、 私 は しとしとと 降る 梅雨 の 町 へ 、 はだし で ^ 歩き 出し た 。
1171,925,8:   トランク を 提げ て 、 先 に ^ 歩き 出し た 。
1171,1071,8: 砂塵 が おさまっ て 、 五郎 は また ^ 歩き 出し た 。
1171,1997,7:   五郎 は 北 に 向っ て ^ 歩き 出し た 。
1171,2233,3:   五郎 は ^ 歩き 出し ながら 、 大正 エビ の こと を 思い出し た 。
1171,2512,4: 少年 の 後 について ^ 歩き 出し た 。
1171,2619,11: 教授 は 顔 を 元 に 戻す と 、 すたすた と ^ 歩き 出し た 。
1171,2691,15: 巨大 な 海 と 陽 に 背 を 向け 、 二 人 は ゆっくり と ^ 歩き 出す 。
1171,3391,9:   五郎 は 煙草 を 捨て 、 ぶらぶら と ^ 歩き 出し た 。
1171,4111,9:   丹尾 は 彼 に 背 を 向け 、 ^ 歩き 出し た 。
1171,4121,1: また ^ 歩き 出す 。
1171,4146,4: トランク を 提げ て ^ 歩き 出す 。
1171,4158,3: … … また ^ 歩き 出す 。
1171,4162,3: そして ふらふら と ^ 歩き 出す 。
1172,204,8: 気軽く 兵隊 たち に も 話しかけ 、 そして ^ 歩き 出し た 。
1172,220,15: 通信 科 の 兵 が 来 て 、 それ と 一緒 に 居住 区 に ^ 歩き 出し た 。
1172,315,1: そして ^ あるき 出し た 。
1172,748,1:   ^ 歩き 出し た 。
1172,1269,2: 私 は ^ 歩き 出し た 。
1172,1369,17: 私 は 、 莨 を 崖 の 下 に 捨てる と 、 暗号 室 の 方 に ^ 歩き 出し た 。
1173,278,15: そして 足 を 引きずる よう な 歩き 方 で 高城 と 反対 の 方 に ^ 歩き 出し た 。
1173,333,9: 出発 、 と 彼 は 低く 言い 、 そして ^ 歩き 出し た 。
1173,467,6: 彼等 は 崖 の 縁 を ^ 歩き 出し た 。
1173,534,12: 高城 は むこ う を むく と 崖 縁 の 道 を ^ 歩き 出し た 。
1173,554,9: 彼 は 頭 を 強く 振る と のろのろ と ^ 歩き 出し た 。
1173,671,5: 小屋 を 出 て すぐ ^ 歩き 出さ ね ば なら ない 。
1173,731,7: 返事 を し ない まま 彼 は ^ 歩き 出し た 。
1173,747,10: 宇治 は 黙っ て 背 を ひるがえし 再び 道 を ^ 歩き 出し た 。
1173,856,26:   それ は 声 に なっ て は 出 なかっ た が 、 そう 言う 気持 で 宇治 は 肩 を 張る よう に し て ^ 歩き 出し た 。
1173,907,9: 「 では 」 彼 は 先 に 立っ て ^ 歩き 出し ながら 、 「 おれ が 先 に 行く 。
1173,932,5: 二 人 は そして そのまま ^ 歩き 出し た 。
1173,1001,34:   宇治 は 手 を 挙げ て 高城 を 制そ う と し た が 、 思いなおし た よう に 深い 呼吸 を し 、 そして 先 に 立っ て 部落 の 方 へ ^ 歩き 出し た 。
1173,1150,26: 胸 の 中 に 泡立っ て たぎり 立つ もの を いきなり ねじ伏せる と 、 ふい に 宇治 は 背 を 向け て 小屋 の 外 に ^ 歩き 出し て い た 。
1173,1215,13:   意 を 決し た よう に 高城 は 背 を ひるがえし て ^ 歩き 出し た 。
1173,1263,10: 宇治 は 顔 を 光 から 背け 、 黙っ て ^ 歩き 出し た 。
1174,1954,4: 地図 を たより に ^ 歩き 出し た 。
1174,1978,11: それから 盛り場 と 思わ れる 方向 に 、 二 人 は ^ 歩き 出し た 。
1174,5079,15: 彼 は 五 分間 ほど 牛 の 動き を じっと 観察 し 、 そして ゆっくり ^ 歩き 出し た 。
1174,5223,12:   信号 が 青 に なっ た ので 、 私 たち は ^ 歩き 出し た 。
1174,5376,20: 栄介 が のろのろ し て いる の を 認める と 、 くるり と 顔 を 戻し て 、 ひとり で ^ 歩き 出し た 。
1174,5384,6:   私 たち は ゆっくり と ^ 歩き 出し た 。
1177,1483,1: また ^ 歩き 出そ う と する 。
1180,63,9: 千 二 百 年 の 時 を 逆 に ^ 歩き だし た

言い出す

(言う.出す)
延べ語数: 291

0001,36,170: いや 、 大 酒 を 飲む の は 、 毎夜 の 事 で あっ て 、 なに も 珍 らしい 事 で は ない けれども 、 その 日 、 仕事場 から の 帰り に 、 駅 の ところ で 久し振り の 友人 と 逢い 、 さっそく 私 の なじみ の おでん や に 案内 し て 大いに 飲み 、 そろそろ 酒 が 苦痛 に なり かけ て 来 た 時 に 、 雑誌 社 の 編輯 者 が 、 たぶん ここ だろ う と 思っ た 、 と 言っ て ウイスキー 持参 で あらわれ 、 その 編輯 者 の 相手 を し て また その ウイスキー を 一 本 飲み つくし て 、 こりゃ もう 吐く の で は なかろ う か 、 どう なる の だろ う 、 と 自分 ながら 、 そらおそろしく なっ て 来 て 、 さすが に もう 、 この へん で よそ う と 思っ て も 、 こんど は 友人 が 、 席 を あらためて 僕 に これから おごら せ て くれ 、 と ^ 言い 出し 、 電車 に 乗っ て 、 その 友人 の なじみ の 小料理 屋 に ひっぱっ て 行か れ 、 そこで また 日本 酒 を 飲み 、 やっと その 友人 、 編輯 者 の 両人 と わかれ た 時 に は 、 私 は もう 、 歩け ない くらい に 酔っ て い た 。
0003,2470,24: どうも 、 あの 時 の 孔雀 の 、 小さい せき ば らい を 一つ し て 、 さて 、 「 私 こと 」 と ^ 言い 出し た ところ は 、 なんとも 、 よろしく て 、 忘れ られ ない もの だっ た 。
0004,298,63: 父 は 、 わたくし たち 、 あまり 身 を 入れ て 聞い て い ない のに 感 附い て 、 いよいよ 、 むき に なっ て 、 こまかく 、 ほんとう らしく 、 地図 やら 何やら たくさん 出し て 、 一生懸命 に ひそひそ 説明 し て 、 とうとう 、 これから 皆 で その 山 に 行こ う で は ない か 、 と まで ^ 言い 出し 、 これ に は 、 わたくし 、 当惑 し て しまい まし た 。
0012,35,7:   キリスト の 愛 、 など と ^ 言い 出す の は 大袈裟 だ が 、 あの ひと の 教える 「 隣人 愛 」 なら ば わかる の だ が 、 恋愛 で なく 「 異性 を 愛する 」 という の は 、 私 に は どうも 偽善 の よう な 気 が し て なら ない 。
0029,222,114:   これから は 、 何 でも この 調子 で 、 軽く 夫 に 甘え て 、 冗談 を 言い 、 ごまかし だって 何 だって かまわ ない 、 正しい 態度 で 無くっ たって かまわ ない 、 そんな 、 道徳 なんて どう だって いい 、 ただ 少し でも 、 しばらく でも 、 気持 の 楽 な 生き方 を し たい 、 一 時間 でも 二 時間 でも たのしかっ たら それ で いい の だ 、 という 考え に 変っ て 、 夫 を つねっ たり し て 、 家 の 中 に 高い 笑い声 も しばしば 起る よう に なっ た 矢先 、 或 る 朝 だしぬけ に 夫 は 、 温泉 に 行き たい と ^ 言い 出し まし た 。
0034,104,11:   しかし 、 私 が もう一度 引きかえし て み たい と ^ いい だす 前 に 、 浜子 は ふたたび 明るい 方 へ 戻っ て 行き 、 植木 屋 、 風鈴 、 花 緒 、 らん ち ゅう 、 暦 、 扇子 、 奥州 斎川 孫太郎虫 、 河豚 の 提灯 、 花火 、 びいどろのおはじき … … いい 母親 だ と 思っ た 。
0054,853,6: ペ ペ 吉 も 良心 なんて ^ 言い 出し ちゃ 、 もう おしまい だ ねえ 。
0054,1157,12:   帰ら ない で 、 上っ て は どう か と 、 ^ 言い だし 兼ね て 、 道子 は もじもじ し て い た 。
0054,2653,38: 昼間 雪子 に 惚れ て いる の だ と 、 はっきり と お 加 代 の 前 で 言っ た —— その 手前 、 雪子 を 救い出す から 、 力 を 藉 し て くれ と は 、 ^ 言い 出し 兼ね た の だ 。
0060,4831,44:   大学 から の 紹介 を 受け て 訪ね て き た 長髪 で 童顔 、 体格 の よ さ を 通り越し て かなり 太り 気味 の 学生 は 、 部屋 を 見せ られる なり 、 続き の 二 部屋 を 借り たい と ^ 言い 出し て 大家 の 郡司 家 を 驚か せ た 。
0060,7177,40:   一 九 七 七 年 一月 三 日 、 アップルコンピュータ 社 を 正式 に 設立 しよ う と する 当日 に なっ て も なお 、 マークラー の 家 に 集まっ た メンバー に 、 ウォズニアック は 降りる と ^ 言い 出し た 。
0060,8738,47:   ショップ 用 に 準備 し て い た 対応 アプリケーション 紹介 の ため の 「 市販 ソフト 情報 」 に 、 浜田 は OS 対応 製品 を 一 まとめ に し た 欄 を 別に 設ける よう に 指示 し 、 自ら コピー を 書く と ^ 言い 出し た 。
0060,8784,26: だが 一 年 も たつ と 仕事 へ の 欲求 不満 を 募ら せ 、 「 この まま で は 頭 が おかしく なる 」 と ^ 言い 出し て 、 東芝 の オフィス コンピューター の 代理 店 を やっ て いる 地元 の 会社 で プログラマー として 働き はじめ た 。
0061,82,12: そんな 人 が 、 この 歳 で 〈 先祖 〉 など と ^ 言い 出す の が 、 まず 面白い 。
0061,145,7:   コンピューター で 読む 本 など と ^ 言い 出す と 、 「 画面 で 文字 に 付き 合わさ れる の か 」 と 、 まず 嫌 な 顔 を さ れる 。
0062,458,37:   考え て みれ ば あの クソッタレ・バンド は 教師 が 指導 し て い た と 思う の だ が 、 それ で なく て も いつも 生意気 な ガキ が 「 ギター 弾か せろ 」 と ^ いい だし た もん だ から 、 呆れ返っ た 教師 は 「 どうせ 聞こえ やし ない や 」 と 踏み 、 オレ の 自由 奔放 な 演奏 スタイル に 文句 を 付け なかっ た の だろ う 。
0062,787,23:   かつて 大型 コンピューター しか なかっ た 時期 、 DEC という 会社 が 突然 「 小さい こと は いい こと だ 」 と ^ 言い 出し た 。
0062,899,26: ところが 開発 スタッフ は 、 ミニ コンピューター へ の 日々 の 欲求 不満 を はらす 、 自分 達 の 使い たい マシン が 作り たい と ^ 言い 出し た 。
0062,933,20: * 一 九 九 二 年 の 一月 に なっ て 、 アップル が 家電 市場 に 参入 する と ^ 言い 出し た 。
0062,961,21: 家電 製品 自体 は 作ら ない まで も 、 電脳 家電 が 人 に 向ける 顔 の ところ は 任せろ と ^ 言い 出す の は 当然 だ 。
0062,1338,9:   猪木 が モハメッド ・ アリ と やる と ^ 言い だし た 日 に は 、 実に まったく 驚かさ れ た もの で ある 。
0062,1361,16: ところが へ そま がり が 、 メニュー を 減らし て 効率 アップ を 目指そ う と ^ 言い 出し た 。
0062,1456,51:   先行 し た ソニー の パームトップ は 、 「 変わっ て も いい と 思う よ 」 と 宣言 し 、 京セラ の 意欲 作 リファロ は 「 システム 手帳 に 化け て 電子 化 の メリット を ここ に 付け た ほう が 面白い の で は 」 と ^ 言い だし た 。
0062,2217,45: ミップス の 最 高速 版 で ある R 4 0 0 0 の 8 0 MIPS に対して 、 ALPHA は 3 0 0 MIPS は でる という 触れ込み で 、 商売人 の ビル ・ ゲイツ は さっそく Windows   NT を ALPHA に 載せる と ^ 言い だし た 。
0062,2220,22: 五月 に なっ て コンパック が 正式 に ACE から の 脱退 を 表明 する と 、 サンタクルズオペレーション も 撤退 だ と ^ 言い 出し た 。
0062,2231,8:   アップル と IBM が 提携 する と ^ 言い だし た か と 思う と 、 西 和彦 さん と いっしょ に アスキー を 引っ張っ て き た 郡司 明郎 さん と 塚本 慶一郎 さん が 辞め て しまっ た 。
0062,2429,31:   ところが 米国 通商 代表 部 が 教育 用 パソコン へ の BTRON 採用 は 、 アメリカ 企業 の 市場 参入 を 阻む 排他 的 な 貿易 障壁 と なる と ^ 言い だし 、 通産省 の 腰 が 呆れる ほど あっけなく 崩れ て 採用 は 取り消し と なっ た 。
0062,2432,40:   そして 大手 エレクトロニクス 企業 の 腰 が 完全 に 引け て しまっ た 中 で 、 BTRON の 可能 性 を 葬る に 忍び ない と 判断 し た パーソナル メディア が 、 「 俺 が やる 」 と ^ 言い だし た 。
0062,2449,37: 8 0 2 8 6 、 3 8 6 で 動く BTRON 1 と 聞け ば 、 PC — 9 8 0 1 で 動く バージョン を 作っ て OS だけ 売っ て くれ ない か と ^ 言い だす の が 人情 だ 。
0062,2470,22: * IBM 産業 スパイ 事件 を 体験 し て い たら 、 池田 敏雄 さん は 次に 何 を やろ う と ^ 言い 出し たろ う 。
0062,2850,40: その うち に MS — DOS に 続い て Windows でも いい お客 に なっ て もらお う と 思っ て い た IBM は 、 「 そんなに もたもた し てる ん なら 自分 で 書く もん ね 」 と ^ 言い 出し て TopView なんて 代物 を 持ち出し て き た の も 、 Windows に は つらかっ た 。
0062,2869,23: さらに 翻っ て 、 「 なら 後発 の あんた ら は もっと 安く し なく て は いか ん よ 」 など と ^ 言い 出す かも 知れ ない で は ない か 。
0062,2873,38: さらに 十一月 の 末 に は 、 ビル・アトキンソン 等 の ジェネラル・マジック で 開発 を 進め て き た 二 十 四 時間 世話焼き マシン の 製品 化 にあたって 、 ソニー 、 モトローラ と 提携 する の だ と ^ 言い だし た 。
0068,188,33: そして 新宿 の 家 について も 、 桂子 に対して 、 「 あなた の 旦那 を 送っ て き て やっ た 」 と 恩 を 着せ 、 また チップ の こと を ゴタゴタ ^ 言い 出し 、 おまけ に 池袋 の マーケット の 家賃 が 高い なぞ と 言い 始める 。
0068,344,10:   彼女 は 米 を 買う 金 も ない と ^ 言い だし た から 、 私 は 大切 に し て い た クロポトキン の 「 ロシア 文学 の 理想 と 現実 」 、 ジョイス の 「 ダブリン の 人々 」 他 二 、 三 冊 の 洋書 を 、 訪ね て き た 編集 者 に 頼み 、 一面識 だけ ある 本屋 の 社長 に 図々しく も 売っ て き て 貰う 。
0068,404,37:   黄昏 、 例 によって アドルム と 人 が 恋しく なる 頃 、 私 は 台所 の 姉 に 薬 を 貰い に ゆき 、 その 時 、 新宿 の 桂子 を 見舞 に ゆき たい と ^ 言い だし た 。
0072,379,13: 「 そう だ とも 」 五 助 は 、 彦太 が 何 を ^ いい 出す の か と 、 じっと 目 を すえ た 。
0074,7,20: もし それ を 怠る よう な 者 が あれ ば 、 その 者 は 真人間 で は ない 」 と ^ いい だし た こと で ある 。
0079,88,37:   ヒト ミ も 、 もともと メソ 子 ちゃん の 組 で は なく 、 なに ごと に も どんどん とびこん で いく 方 の 明るい 性質 の 少女 だっ た から 、 東 助 が そう ^ いい だす と 、 ヒト ミ も おもしろ がっ て 、 早く あそこ へ いっ て あれ を ひろい ましょ う と いっ て 、 足 を 向け た 。
0079,483,11: 君たち は 気持 わる が って 、 もう 帰ろ う と ^ いい だす かも しれ ん よ 」
0080,2791,30: そんな こと から 、 Q は ぼく たち を 生かし て おけ ない と 考え 、 きゅう に きょう の 午後 二 時 かっきり 、 時刻 厳守 で 会う なんて ^ いい だし た の だろ う 。
0082,2128,27:   戸山 少年 は 、 みな の とめる の を ふりきっ て 、 廊下 へ とびだし た が 、 まもなく 帰っ て 来 て ふしぎ そう に ^ いい だし た 。
0082,2959,10:   博士 は その 時 とつぜん 口 を ひらい て ^ いい だし た 。
0083,183,6: そこで 私 達 は どっち から ^ いい 出す とも なく それ を いい 出し て この 島 を 離れ 、 元 の 古巣 で ある 都会 へ 引返し た 。
0083,183,12: そこで 私 達 は どっち から いい 出す とも なく それ を ^ いい 出し て この 島 を 離れ 、 元 の 古巣 で ある 都会 へ 引返し た 。
0083,389,11:   その とき 鳴海 が 、 突然 妙 な こと を ^ いい 出し た 。
0084,584,18: その まわり に は 町 の 人々 が 黒山 の よう に 集まっ て 来 て 、 わいわい ^ いい 出し た 。
0084,2459,18: ネッド は 、 この 自動車 に 積ん で あっ た 電気 蓄音器 を かけ て みよ う と ^ いい 出し た 。
0086,29,7: そこで 彼 は 場所 を 換える と ^ いい 出し まし た 。
0087,322,10: 尤も 鼠 の 狙撃 説 は 、 彼 自ら が ^ いい 出し た こと で あっ た が ——。
0087,473,5:   長谷 戸 検事 が ^ いい 出し た 。
0087,2053,15: 長谷 戸 検事 も 大寺 警部 も その他 の 係官 も 、 帆 村 の ^ いい 出し た こと が 意外 だっ た ので 、 おどろい た 。
0087,2071,8:   帆 村 が 意外 な こと を ^ いい 出し た ので 、 係官 の 顔 が さっと 緊張 する 。
0088,155,7:   と 、 楽士 の ひとり が ^ いい だし た とき 、 指揮 者 の 森山 は 顔色 を かえ て 、
0089,130,54: 「 ぼく たち 人間 の 科学 知識 は 、 まだ 発達 の 途中 に ある ん だ から 、 もっと 先 に なっ て 、 幽霊 や お化け が ある って こと が 証明 さ れる 日 が 来る かも しれ ない 」 と 四 本 君 が と くい の むずかしい こと を ^ いい 出し た 。
0089,198,23:   時計 台 の ある 怪 屋敷 は 、 崩れ かけ た 塀 を 越し た 向こう に 、 何 か もの を ^ いい 出し そう に 立っ て いる 。
0089,484,8:   四 本 は 、 おもしろい こと を ^ いい 出し た 。
0091,297,16:   道夫 は 、 川北 先生 に 話 を する 決心 を し て 、 こう ^ いい だし た 。
0091,1810,42: しかるに 新聞 社 の 写真 班 が 、 女 幽霊 を うつそ う として 競争 で 追いかけ まわす 、 放送 局 で は 女 幽霊 の 呻 り 声 を 録音 し て 、 実況 中継 放送 を し ます など と ^ いい だす もの だ から 、 女 幽霊 の 妙 な 人気 は 日毎 に 高く なる 。
0098,1514,3:   何 を ^ 云い 出す やら 。
0098,1743,18:   云う かも しれ ない な 、 と 私 の 思っ て い た こと を また うまく ^ 云い 出し た もの だ と 、 私 も 弱っ た 。
0098,2223,34:   柴 を 背 に おい 、 鞍 乗 の 尾根 路 を 左 に 登り ながら 、 妻 は ここ の 海 の 見える 所 へ 家 を 一つ 建て たい と また ^ 云い 出し た 。
0098,2611,2: 」 と ^ 云い 出し た 。
0098,3231,8: 私 は また 彼 に そんな こと を ^ 云い 出せ ば 、 せっかく の 参 右 衛門 の 好意 を もみ消し そう で 、 この 二 人 の 間 に 挟ま れ て の 行動 は 、 目立た ぬ ところ で うるさい こと の 多かっ た の も 、 今 まで から 度度 感じ て い た 。
0112,468,15:   十 時 一 寸 過ぎ 頃 千 世子 は たまらなく なっ て 帰る と ^ 云い 出し た 。
0112,882,24:   家 を 出る 時 っ から 源 さん は 、 重い 進ま ない 気持 に なっ て 今日 こんな ところ に 来る と ^ 云い 出さ なけりゃ あ よかっ た と さえ 思っ て 居 た 。
0112,894,12: 「 ほんとう に 己 は なぜ こんな ところ に 行こ う と ^ 云い 出し た ん だろ う 自分 で 自分 の 気 が しれ やし ない 、 千世子 は たしかに H を 思っ てる ん だ 、 そい で 己 はだし に つかわ れ てる ん だ !
0112,952,19:   一番 奥 の 茶屋 の 赤い 毛布 の 上 に 腰 を 下す と すぐ 我 まま らしく ^ 云い 出し た 。
0112,960,8: 「 歩け まい と 思え ば 誰 が ^ 云い 出し なんか する もん です か 、 キット 歩き ます 、 どんな 事 に なっ て も … … 」
0112,1028,10: 二 人 は どっち か 早く 「 もう 」 と ^ 云い 出し て 呉れれ ば と まち 合っ て 居 た 。
0112,1095,5: 「 オヤオヤ 偉い 事 を ^ 云い 出し た もん だ 、 それ じゃあ 今 も かけ 落ち し てる と 思っ て たら こわく は ない でしょ う ?
0112,1409,6:   父親 が こんな 事 を ^ 云い 出し た 。
0112,1853,17:   千世子 は だまっ て きい て 居 た けれども その 云う わけ も こんな 事 を ^ 云い 出す 動機 も 知っ て 居 た 。
0112,2138,15: と 云っ た 言葉 に対して も 又 女 の 様子 に対して も それ を 再び ^ 云い 出す 事 は 出来 なかっ た 。
0113,138,23:   自分 が 進ん で 話 を 切り出し 、 自分 が 自分 を 明 か に する 事 より も 、 人 の ^ 云い 出す 話 を 静か に 聞き 、 他人 を 細々 と 観る の が すき な 人 だ と じきに 知っ た 千世子 は 始終 自分 の わき に 眼 が 働い て 居る 様 な 気 が し て 肇 と 相対 し て 居る とき に は 例え 其の 手際 は 良く なくっ て も あんまり 見すかさ れ ない だけ の 用心 を し た 。
0113,142,10:   時々 亢奮 し た 目 附 で 何 か ^ 云い 出そ う として は フット 口 を つぐん で 静か な 無口 に なる の を 千 世子 は 興味 ある 気持 で ながめ た 。
0114,845,5:   そんな 事 私 が ^ 云い 出し た ん じゃあ ない ん です けど ね 、 ここ に 居る 人 が 云い つけ た ん です よ 。
0114,910,6: 「 いいえ 、 でも 何 と ^ 云い 出し たら いい ん だ か わから ない ん で ねえ こまっ てる ん です —— が 、
0140,1040,11:   雑誌 に よせ て いっ た が 、 それ を ^ いい 出す 伸子 の 心 の うち で は 、 自分 の 書く 小説 の こと で あり 、 小説 を 書い て ゆく 、 という その こと でも あっ た 。
0140,1524,2: それ を ^ いい 出し た 男 の 有為転変 的 な 生活 の いく 分 を 伸子 は 知っ て い た 。
0140,1716,18: 蕗子 が この間 来 て 、 友達 の 就職 の 相談 が あっ た あと 、 伸子 が ^ いい 出し た 、 婦人 の 一応 の 経済 的 独立 の 、 その さき に ある 目的 について の 疑問 も 、 伸子 の 実感 に は 、 きのう きょう で ない 根 を もっ て いる こと な の で あっ た 。
0140,1729,7:   互 の 誠意 の 問題 として ^ いい 出さ れる こと で あっ て も 、 伸子 の 女 の 感情 にとって 、 それ は ありふれ た 小心 な 男 の いう こと と 同じ だ と 映る よう な 場合 、 伸子 は 悲しく 、 そして 容赦 なく 、 自分 たち の まねごと じみ た 生活 の 矛盾 を 感じ た 。
0140,2446,20:   きのう 、 動 坂 の 家 で 多 計 代 が 越智 と 結婚 しよ う と 思う と ^ いい 出し た とき 、 伸子 は 全力 を つくし て その 不可解 な こと を 、 わかろ う と 努力 し た 。
0140,2954,7:   日曜日 の 朝 、 素子 が ^ いい だし た 。
0140,3612,4: それ は 素子 が ^ 云い 出し た こと で あっ た 。
0140,3821,13:   素子 と 伸子 と が 、 そろそろ 帰ら なけれ ば 、 と ^ いい 出す 時分 に なっ て 、 俄 雨 が ふり 出し た 。
0140,3950,15:  —— で も 、 何故 、 素子 は この 話 に かぎっ て 結論 から ^ いい 出し た の だろ う 。
0140,5073,16:   伸子 は 、 ほんとう に 眼 を 大きく 見 ひらい て そういう こと を 突然 ^ 云い 出し た 素子 を 見 た 。
0140,5331,6:   実際 的 な テムポ で ^ 云い 出す 素子 に そう 答え ながら 、 伸子 は 、
0140,5578,22:   けれども 、 木下 が なにか の 気分 の こじれ で 、 伸子 が その とき の 調子 で なに 心 なく ^ 云い 出し た 話 に とりあわ なけれ ば 、 少く とも 、 こういう 工合 で 金 が 出来る よう に は なら なかっ た だろ う 。
0141,517,12: けさ 、 ВОКС へ 行く とき も 、 実際 に それ を ^ 云い 出し 、 誘っ て くれ た の は 瀬川 雅夫 で あっ た 。
0141,518,4: 瀬川 が それ を ^ 云い 出し 、 行く と きまって から 、 ВОКС 訪問 の 重要 さ を 力説 し た の は 秋山 で あっ た 。
0141,1836,5: 伸子 は やや 唐突 に ^ 云い だし た 。
0141,1838,14:   リン 博士 は 、 前 おき も なし に いきなり そんな こと を ^ 云い だし た 伸子 の 顔 を 平静 な 目 で ちょっと 眺め て い た が 、
0141,2185,20: エスペラント で 講演 する ひとで さえ も 、 女 という もの について は 、 ひっくるめ て 顔 だ ち から ^ 云い 出す よう な 感覚 を もっ て いる という 事実 は 、 それ につれて 、 伸子 に 苦しく 佃 を 思い 浮ば せ も する こと だっ た 。
0141,2196,7:   思いがけない 素直 さ で 素子 が ^ 云い 出し た 。
0141,2936,5: プレハーノフ を よも う と ^ いい 出し た 素子 の 動機 は 、 そういう ところ に も ある の だっ た 。
0141,3032,7:   皮肉 の 味 を もっ て ^ 云い 出し ながら 、 皮肉 より 重い 日ごろ の 負担 が つい 吐露 さ れ た よう に ヴェラ は 云っ た 。
0141,3697,13: 秋山 さん たち 、 どう し て いる でしょ う ね 、 と ^ 云い 出し た 伸子 の 心持 に は 、 アストージェンカ で はじまっ た 生活 の 感情 から みる と 、 パッ サージ の 暮し が 平面 の ちがう 高 さ に 浮い て いる よう に 思える から だっ た 。
0141,3919,5: 宮野 は 伸子 が そう ^ 云い 出し て も 帰り そう な 気配 が なかっ た 。
0141,3981,7:   まだ こだわっ て 、 伸子 が ^ 云い 出し た 。
0141,4218,1: と ^ 言い 出し た 。
0141,5172,6:   伸子 が いきなり 単純 に ^ 云い だし た 。
0141,5419,31:   ますます 焦れ て 来 た 素子 が いま に も 日本語 で 、 こんな 女 を 対 手 に し て たっ て 仕様 が ない よ 、 と でも ^ 云い 出し そう に なっ た とき だっ た 。
0141,7374,1: と ^ 云い だし た 。
0141,8841,13: そう だ と すれ ば 、 権田 正 助 が こんな ところ で ^ 云い 出し た の が わから なく て 伸子 は 、
0141,9589,1: と ^ 言い だし た 。
0141,10810,24:   シュミット を さがす こと は 断念 し た らしく 、 黒川 隆三 が また 一 本 タバコ を つけ て 、 何 か ^ 云い 出そ う と し た とき 、 廻廊 の 奥 から 一 人 の 少年 が 、 伸子 たち 一 行 へ 向っ て 歩い て 来 た 。
0141,11019,12:   ふだん 話す とき より 、 二 音程 ばかり 低い 声 で ^ 云い 出し た 。
0141,11058,2:   そう ^ 云い だし た の は 黒川 だっ た 。
0141,12942,26: 「 小枝 を 小間 使い に する ため だって こと が はじめ っ から わかれ ば 、 僕 、 決して 、 あの とき 結婚 する なんて ^ 云い 出しゃ し なかっ た ん だ 。
0141,13418,6: 「 急 に そんな こと を ^ 云い 出さ れ た って 、 わたし に どう しよう が ある もん じゃ ある まい し —— 第 一 、 お 父様 も いらっしゃら ない のに 」
0141,13669,13: こんど だって 、 お母様 が 思っ て いらっしゃる より も 和 一郎 が ^ 云い 出し た 心持 は 根 が 深い と 思う から 、 わたし は 実際 的 に 処置 し た 方 が いい と 思っ た だけ な ん だ から 」
0141,14560,24: それ も 、 和一郎 が 、 ガス に し て は 部屋 代 が すこし はり すぎ て いる よう だ ね 、 と ^ 云い 出し た の が はじまり だっ た 。
0141,14568,6: 「 実は 、 僕 たち 、 ^ 云い 出そ う か どう しよ う か って 、 大分 遠慮 し て い た ん だ 。
0141,14734,15: だから 、 あと から 段々 木村 さん が 、 イギリス の 商魂 という こと を ^ 云い 出し て ね 。
0141,15208,1: と ^ 云い 出し た 。
0141,15696,15:   雨 が 降っ て いる こと について は 、 多 計 代 は 何とも ^ 云い 出さ なかっ た 。
0141,15948,9:   寝室 へ ゆく と 、 伸子 が 何とも ^ 云い 出さ ない うち に 多 計 代 が 枕 の 上 から 白眼 がち の 眼 づか い で 娘 を 見上げ た 。
0141,16131,6:   少女 らしい 几帳面 さ で ^ 云い 出し た つや子 の 膝 を 、 つつい て 、 伸子 は だまら せ た 。
0141,16134,5:   いま 、 それ を ^ 云い 出す の が 真実 の 思い なら 、 多 計 代 は どうして きょう に なる まで 、 伸子 にとって は わけ の わから なかっ た 用心 ぶ かさ で 、 パリ に 残っ て あと から モスクヷ へ 帰ろ う と する 伸子 の プラン と 、 自分 たち だけ で シベリア 経由 で 帰る と きめ た プラン と の 間 に 、 けじめ を つけ て 来 た だろ う 。
0141,16478,25:   冷静 な 意志 で 、 はねる 馬 を くつ わ で 導い て 行こ う と し て いる よう に 、 蜂谷 が ^ 云い 出し た 。
0141,17365,21: しかし 、 佐々 さん は ここ を 見 たら 、 きっと セダン や メッツ へ も 行っ て 見 たい って ^ 云い 出す ん だろ う な 」
0141,18904,5:   伸子 は 、 ぼんやり ^ 云い 出さ れ た その 帰国 の 考え に 賛成 も し ず 、 不賛成 も あらわし て い ない の だっ た が 、 木下 が 、 自身 で 責任 を 負っ た 金 を 送れ ない という とき に なっ て 、 会計 係 の 弟 に 事務 一 片 の 手紙 を 書か せ て すまし て いる こと が 不愉快 だっ た 。
0141,20080,9: 日本 で 、 はじめて 帝国 主義 という こと を ^ 云い 出し た 男 だ 」
0141,21869,24: だが 、 いま 素子 の 日曜日 の 歯痛 で 二 人 ながら 途方 に くれ て いる と 、 伸子 は 、 自分 の ^ 云い だし た パリ で の 暮し かた が 、 へん くつ すぎ た よう に も 思わ れ て 来る の だっ た 。
0141,22341,3: 「 磯崎 が ^ 云い だし て 、 ここ の マダム に たのん だ こと です のに ——」
0142,366,19: せわしく 朝 から の こと を 思いかえし て 見 て も 、 ひろ子 に は 重吉 に それ を ^ 云い 出さ せ た きっかけ を 自分 から とらえる こと は 出来 なかっ た 。
0142,416,21: その 姿 を 仔細 に 追っ て ゆく と 、 そこ に は 電車 の 中 で 重吉 が 不意 に ^ 云い 出し た 批評 に つながる 自分 の 在る こと が 、 ひろ子 自身 に も さとら れる よう な 気 が する の で あっ た 。
0144,414,1: と ^ 云い 出し た 。
0144,1670,20: パンコフ 、 ククーシュキン その ほか 十 人 ばかり の 者 が 駆けつけ た とき 、 商人 クジ ミン は 勿体らしく ^ 云い 出し た 。
0197,78,10: 徳永 直 も この 点 に ふれ て 自分 が ^ いい 出し た 「 日常 性 」 から 書く という こと を 、 ストライキ や 組合 運動 を ぬき に 理解 さ れ て いる 不満 を 語っ て いる の で ある 。
0205,264,33:   労働 者 階級 の 歴史 的 任務 の 性格 を ひきぬい た 「 人民 的 リアリズム 」 の 創作 方法 について の 論 が 、 文学 サークル そのもの の 指導 者 から ^ 云い 出さ れ て い た よう な 職場 の 文学 の 空気 は そのまま なり に 、 一 九 四 八 年 の 後 半期 、 中国 の 人民 革命 の 勝利 の 見 とおし とともに 、 日本 の 民主 主義 文学 の 立場 から の 科学 的 な 検討 や 分析 なし に 、 これ まで の 作品 活動 —— 徳永 、 宮本 、 佐多 など を こめ て —— は 労働 者 階級 にとって 役 ない もの だ という よう な お お ざっぱな 発言 が おこっ た 。
0398,26,19: いわば あて の ない 人 を そうして 幾年 も 待っ て い て も 、 と 周囲 が とやかく ^ 云い だし て 来 て いる 。
0442,169,1: と ^ 云い 出し た として も 、 照子 は 瞬き 一つ せ ず 、 勿論 極り など 悪 がら ず 、
0446,82,1: と ^ 云い 出し た 。
0461,26,0: ^ 云い 出す と 、 要求 ばかり に なる 辛 さ
0470,204,26: 「 ○ ○ が もう 一 年 で 大学 を 卒業 する と いう とき 、 突然 もう 学校 は やめ たい と 思い ます と ^ 云い 出し た 時 に は   実に 天地 が 暗く なる 程 驚き まし た 。
0505,138,13:   気心 の 知れ ない 赤 の 他人 に やる より は と ^ 云い 出し た お節 の 話 が 、 お節 自身 で さえ 予気 し て 居 なかっ た ほど 都合 よく 運ん で 、 別 に あらたまっ た 片 苦しい 式 も せ ず に 、 お 君 は 恭二 の 家 の もの に なっ て しまっ た 。
0505,360,32:   去年 の 中頃 に 、 お節 が 長 病 い を し た 時 、 貸 り て まだ 返さ ず に ある 十 円 ばかり の 金 の 事 を ^ 云い 出さ れ て は 、 口惜しい けれど 、 それでも と は 云わ れ なかっ た 。
0505,383,10: など と 、 自分 の 病気 について の 事 を ^ 云い 出し たい 様 に し て 居 たけれ 共 、 栄蔵 は 、 種々 な 話 に 紛らし て 、 一寸 の 間 も 、 否 な 話 から のがれ て 居 た がっ た 。
0505,733,52:   始め の 間 は 栄蔵 も お節 も 山岸 と は かねがね 知り合い の 間 だ から 却って 話 もち ゃんちゃんとまとまって 行き そう に 思っ て 居 た が 、 面 と 向っ て 見る と 、 まるで 見知らぬ 者 同志 の 話 より は 、 斯 うし た 事 は ^ 云い 出し 難かっ たり し て 思う ほど の 実 も 挙ら なかっ た 。
0505,744,8:   そんな 訳 な ので 、 息子 の ^ 云い 出さ ない うち は 此方 から その 事 を 云い 出す の も 何と 云う 事 は なし てれ 気味 な ので 、 余計 ずるずる に なる ばかり で あっ た 。
0505,744,18:   そんな 訳 な ので 、 息子 の 云い 出さ ない うち は 此方 から その 事 を ^ 云い 出す の も 何と 云う 事 は なし てれ 気味 な ので 、 余計 ずるずる に なる ばかり で あっ た 。
0506,97,47:   ドシンドシン と はげしい 金 鎚 の 音 の する 毎 に 眉 を よせ て 居 た 隣 の 主人 堪え 切れ なく なっ た と 見え て 、 ズカズカ と よっ て 来 て 、 小さい と 思っ て か 弟 に 種々 垣根越し に ^ 云い 出し た 。
0506,175,12:   上 の 弟 は 、 鳥 に お菜 を やり ながら ^ 云い 出し た 。
0507,340,26:   しばらく だまっ て 居 た っけ が やがて 頭 を あげ て 、 小さい 庖丁 を つかっ て 居る 祖母 の 手許 を 見 ながら ^ 云い 出し た 。
0507,373,11:   いや な 顔 を し て 祖母 が 斯 う ^ 云い 出す と 菊 太 は 少し 力 づい た 調子 で 又 繰返す の で ある 。
0508,41,3:   何 か ^ 云い 出し たら 此方 に 話 を 引っぱっ て 困ら せ て やろ う と 云う 明 か に 意識 さ れる 程 の 毒々しい 期待 で 、 喉元 まで 声 を 出し 掛け て 居 た 。
0508,45,1: と ^ 云い 出し た 。
0508,288,41:   頭 を かしげ て 池 と 蕙子 を 半々 に 見 て 居 た お 久美 さん は いきなり 「 ああ そう そう 、 私 どうしても 貴女 に 伺お う と 思っ て 居 た 事 が 有る 」 と ^ 云い 出し た 。
0508,403,67:   まだ 経験 の ない 一 日 一 日 と 育つ 盛り に ある か たまらない 考え で お 久美 さん を 動かし て 行く と 云う 事 は 、 まるで 性質 も 之 から の 行き 方 も 違っ て 居る 蕙子 に は 不安 の 様 で も 不 忠実 の 様 でも 有っ た ので 、 いつ でも お 久美 さん の 仕様 と ^ 云い 出し た 事 を 判断 し て 居 た 。
0508,405,12: けれ 共 お 久美 さん は じき に 涙 を 止め て ^ 云い 出し た 。
0508,558,2: 等 と ^ 云い 出し たり し 、 お 関 も 亦 重 三 の 事 が しきりに 思わ れ て 、 どんな 立派 な 男 に 育っ て 居る だろ う 、 ぜひ 一 度 は 会い も し た し 、 出来る 事 なら 家 へ 入れ たい と 云う 願望 が はげしく 起っ て 、 長い 間 親知らず で 放っ て 置い た 大切 な 息子 へ 気の毒 で あっ たり 済まなかっ たり する 気持 が 一方 恭 へ の 態度 を より 丁寧 に 思いやり 深く さ せ た 。
0508,949,68:   其の 夜 若者 共 に 加え た 無礼 な 仕打ち 等 が 段々 知れ て 来る と 、 益々 山田 夫婦 に は 面白く 無い 噂 ばかり 耳 に 入る 様 に 成っ た ので 、 急 に 思い立っ て お 関 は 兼 て から 主人 に 話し て ある 養子 の 話 を 進行 さ せ て 迎え に Y 市 へ 行く 事 を ^ 云い 出し た 。
0508,1217,1: と ^ 云い 出し た 。
0508,1399,18: と 蕙子 が 云っ て も 聞か ない 祖母 は 段々 山田 の 家族 の 事 を 悪く ^ 云い 出し て 、 お 関 の 事 、 お 久美 さん の 事 を 頭ごなし に 仕 た 。
0508,1471,81:   お 久美 さん は 「 お 蕙 さん に なんて 今 の 私 の 心 が 分る もの か 、 彼 の 人 は 呑気 な ん だ もの 」 と 思い ながら 種々 案じ て 居る らしく 気遣っ て 居る 蕙子 の 様子 を 見る と 、 又 何と なし 頼り の 有る 縋っ て 居 たい 様 な 気 に も なっ た の だけ れ 共 、 喉 まで 出 掛っ て 居る 最初 の 一言 を ^ 云い 出す 決心 が 付か ない で 、 蕙子 に 会う 毎 に 、 云い たい 事 は 有っ て も 云え ない 苦し さ に 攻め られ て 居 た 。
0508,1601,3:   誰 が ^ 云い 出し た 事 か は 知ら なかっ た が 、
0508,1610,1:   ^ 云い 出し た 者 は 勿論 、 お 関 や 何 か に 積 っ た 悪意 を 持っ て 居る 者共 だ と は 思っ て 居 た けれど 、 お 関 は 気 の 顛倒 する 程 の 恐怖 に 襲わ れ た 。
0527,15,21:   家中 の 者 は 、 万 更 思わ ぬ で は なかっ た けれども 、 こう 明 ら さま に ^ 云い 出さ れる と 、 今更 に はげしい 不安 に おそわ れ て 、 どうぞ そう なり ませ ん 様 に と 思う 傍ら 、 電 の 様 に 避病院 の 黒 馬車 と 、 白い 床 の 中 に 埋まっ て 居る 瘠せ ほうけ た 宮部 を 一様 に 思い 浮べ て 居 た 。
0529,26,4: と 大変 威張っ て ^ 云い 出し まし た 。
0535,116,28:   そして 家中 が 、 何だか ザワザワ し た 様子 で 午後 に なる と 、 第 一 に 母 が 頭 の 工合 が 大変 悪い と ^ 云い 出し た 。
0538,944,10: 総子   だって 、 将棋 を し ましょ う なんて ^ いい 出し た の は 精三 さん な の よ 。
0538,1189,10: 精三   いや 、 俺 は 別に 指し たくっ て ^ いい 出し た わけ じゃ ない 。
0538,1524,12: 章介   俺 が ここ の 店 を 伸太郎 に 譲れ と ^ いい 出し た 時 、 お前 達 の おふくろ は 伸太郎 一 人 で は 到底 やっ て 行け ない こと を 見透し て い た の だ 。
0538,1703,6: あんた が 今 そんな こと を ^ いい 出し て どう する 。
0540,500,17: 浅間 山麓 に 行こ う と 誘っ た 時 から 、 或は 、 登山 しよ う と ^ 言い 出し た 時 から 、 無意識 の うち に その 思い が なかっ た で あろ う か 。
0542,229,11: 気 重い 沈黙 が 続い た 後 に 、 彼女 は ^ 言い 出し た 。
0543,217,19:   そして ウイスキー を つが せ られ てる うち に 、 誰か が 、 ダンス を しよ う と ^ 言い 出し まし た 。
0544,305,35: おかしい の は 、 おれ が 出版 社 の 編輯 員 だ という こと を 知っ て 、 自叙伝 風 の 小説 を 書い て み たい から 出来 たら 出版 し て ほしい と ^ 言い 出し た こと が ある 。
0548,372,25:   そして 或 る 晩 、 母 は ふい に 、 しばらく の 間 、 和歌山 に ある 生家 へ 行っ て き たい と ^ 言い だし た 。
0552,75,19:   僕 の 家 で は 、 三千子 は 客間 に 一 人 で 寝る の は 淋しい と ^ 言い 出し た から 、 僕 の 寝室 に 寝かし た 。
0560,246,31:   わたくし は 当 が 外れ た と いう より は 、 なにか 癪 に さわっ て 、 あなた の 方 は とにかく 清 さん の 方 が 怪しい 、 と ^ 言い 出し まし た 。
0563,507,14: その 地所 の 浄 め を 、 A 女 に し て ほしい と ^ 言い 出し まし た 。
0565,79,18:   誰 か 、 しきりに 自分 の こと を 探索 し て いる と 、 美津子 さん は ^ 言い 出し た の です 。
0566,142,20:   そこで 初めて 意見 が 一致 し て 、 市木 さん は 自分 から 、 竹垣 を 拵えよ う と ^ 言い 出し た 。
0567,196,19: どんなに 親切 に しとやか に 内山 さん に 仕え てる か 、 少し 見習っ たら どう だい 、 と ^ 言い 出す と 、 もう むくれ 返っ て 、 どうせ わたし は 不親切 で 莫連 だ と がなり 立て 、 大 喧嘩 に なる の が 落ち です 。
0576,274,25:   女 たち も やがて 御飯 を 食べ て しまい 、 日本 酒 も 飲み つくさ れ て しまう と 、 岩田 元彦 は 突然 ^ 言い だし まし た 。
0577,436,16: 然し 、 やがて 、 ちょっと 布団 の 上 に 坐っ て 外 を 眺め たい と ^ 言い だし まし た 。
0580,367,12: 然し そんな こと に 気 を 遣わ ない で 、 彼 は ^ 言い 出し た 。
0584,189,24:   久保 は 気 を 変える よう に 、 立川 の 辞職 と 就職 と の 二つ の 祝い に 一杯 飲も う と ^ 言い 出し まし た 。
0586,187,13:   沈黙 が 続い た あと で 、 千枝子 は ごく 自然 に ^ 言い だし た 。
0586,428,13:   と は いえ 、 柳 丹 永 の こと を 秦 が ^ いい 出し た 一事 は 、 何 か 気 に なっ た 。
0587,267,15: それから 木原 の 肩 に もたれかかる ほど 身 を 寄せ て き て 、 ゆっくり ^ 言い だし まし た 。
0596,292,19: 病院 へ は 僕 が ついて行く こと に なっ てる のに 、 嘉代 は 、 自分 で 行く と ^ 言い だし て 、 僕 に は 来 ちゃあ いけ ない という ん だ 。
0597,937,10:   松本 は 黙っ て い た が 、 やがて ^ 言い だし た 。
0597,1745,3:   菅原 は ^ 言い だし た 。
0597,2137,21: —— むかし むかし 、 竜宮 の 乙姫 様 が かげん が わるく て 、 猿 の 肝 を たべ たい と ^ 言い ださ れ まし た 。
0597,2142,34: 猿 は びっくり し て 、 海岸 の 木 の 上 に 肝 を 干し て おい た の を 忘れ て い た が 、 雨 で も 降る と 困る なあ と ^ 言い だし まし た 。
0597,3029,30: 毛糸 の 玉 を 幾つ も ころがし て 、 手袋 だの 靴下 だの 、 帽子 だの 、 スエータ だ の … … 今 に 外套 まで 編む ん だ と ^ 言い 出す かも 知れ ない わ 。
0602,214,9:   怪しい こと が ある 、 と カヨ は ^ 言い だし て い た 。
0602,215,4: 耳 が おかしい と ^ 言い だし た 、 その後 の こと で ある 。
0602,437,36: 蔓 の こと を 久子 から 聞い て い た 桂 介 が 、 カヨ の 顔色 を ちらちら 窺っ て いる と 、 カヨ は 、 家 の 壁 を 白く 塗り 直そ う と ^ 言い だし た 。
0624,63,12: 部長 だの 社長 の 前 で 個性 だの 独創 だ の と ^ 言い 出す と 顔 を そむけ て 馬鹿 な 奴 だ という 言外 の 表示 を 見せ て 、 兵隊 さん よ 有難う 、 ああ 日の丸 の 感激 、 思わず 目頭 が 熱く なり 、 OK 、 新聞 記者 と は それ だけ で 、 事実 、 時代 そのもの が それだけ だ 。
0642,292,50:   この 岩本 を 美代子 は かねがね 最も 嫌っ て い た の で あっ た が 、 大浦 種 則 の 縁談 が 起る 、 そして 私 が 一肌 ぬぎ ましょ う 、 とこう でる と 、 実は 私 、 岩本 さん が 好き な の よ 、 と ^ 言い だし た 。
0656,74,17:   本因坊 は 自宅 へ 忘れ物 を し た ので 、 とり に 行き たい 、 と ^ いい だし た 。
0672,77,46:   そうこう する うち オメカケ なぞ は 国賊 の よう な 時世 と なっ て 、 まっさきに 徴用 さ れ そう な 形勢 だ から 、 母 は 慌て て やむなく オメカケ の 口 は あきらめ 、 徴用 逃れ に 女房 の 口 を 、 と ^ いい だし た けれども 、 たかが オメカケ の 娘 だ もの 、 華族 様 だの 千 万 長者 の 三太夫 の 倅 だって 貰い に 来 て くれる もの です か 。
0684,469,16:   彼 は 余 を 役場 へ みちびく 道すがら 、 突然 その よう な こと を ^ 云い だし た 。
0698,192,19: 彼 が 彼女 に 威厳 を 見せる 手段 と 云え ば 、 彼 の 方 から 別れよ う と ^ 云い だす ぐらい の もの だ が 、 それ が 云 える ぐらい なら 苦労 は し ない 。
0701,170,34:   昭和大学 の バンド 一 行 は ねむい 目 を こすり ながら 上野 駅 に 集合 し た が 、 歌手 の 小森 ヤツ 子 が 二 等 で なけれ ば 乗ら ない と ^ 言い だし た ので 、 この 旅行 は 出発 から 情勢 険悪 に なっ て しまっ た 。
0726,12,34:   僕 が 退院 する 二 日 前 、 小林 秀雄 が 見舞い に 来 て くれ て 、 ゴッホ は 分裂 病 で は なく 、 テン カン じゃ ない の か と ^ 言い だし た 。
0744,253,15:   今度 は 男 の カバン を 探し て くれ という こと を シツ コク ^ 言い だし て 、 いかにも それ も 押しつける よう に 、 たのみ ます よ 、 と くりかえす 。
0757,740,42: 明日 の 正午 に 受取る こと に なっ て い まし た が 、 岩 矢 は 明日 の 午後 三 時 に ある 人 に 支払い する 必要 が あっ て 、 今夜 の うち に 、 金 が 欲しい と ^ 言い だし た の です 。
0759,38,22: そこで 下車 し て お茶 を の ん だ が 、 記代子 は 放 二 の アパート まで 送っ て 行く と ^ 言い だし た 。
0759,1187,11: この 奥さん が 大庭 君 を 思いつめ て 離婚 する と ^ 云い だす 。
0759,4782,28:   青木 は 、 記代子 の 将来 を 考え て ダタイ を すすめ たい の で ある が 、 記代子 の 反対 は 強く 、 青木 は 再々 ^ 云い だす こと が でき なかっ た 。
0780,284,23:   二 十 五 年 ぶり に 老父 を 訪れ た とき に 、 いきなり 一 万 円 貸し て やろ う と ^ 云い だし た 時 、 父 の 顔 に は 悪病 に かかっ た 薄笑い が つい て い て 、 それ を はぐ と 、 下 に は 死ん だ 顔 、 青い 死神 の 顔 が ある よう な 気 が し た 。
0792,60,4: あの 人 の こと ^ 云い だし た の 、 なぜ です か 」
0792,287,25: 五 十 五 に も なっ て 、 女房 子供 も あっ て 惚れ た ハレ た も ない もの だ が 、 こうして いったん ^ 云い だし た からには 、 とにかく 私 の 心境 —— と 云っ て は 大 ゲサ かも 知れ ない が 、 私 の 気持 という もの を 一 通り きく だけ は きい て 下さい 。
0794,115,16: 彼 が 長男 の 幽霊 を 見 た 、 ビルマ の 孫 を ひきとり たい と ^ 云い だし た の はず ッ と 後 の こと で 、 つまり 何事 か 心 に 変化 の 生じ た あげく に 思いつい た 口実 と しか 考え られ ない の で ある 。
0794,129,17: 「 ビルマ に 兄さん の 子供 なんか が ある はず ない けど 、 オヤジ が あんな こと ^ 云い だす からには 、 兄さん の 奥さん と 子供 が 必要 な ん だ 。
0814,161,60: 自分 の 作 ッ た 米 や ナス は 人 の 物 より も 品質 が よい など と 語る の は 極めて 小数 で 、 たいがい 酔っ払う と 、 吉田 が なん だ 、 片山 の 奴 の あの ザマ は 何 だ 、 オレ に 天下 の 政治 を やらし て みろ 、 という よう な こと を ^ 云い だす 。
0816,241,64: 四月 から 十月 まで が 海女 の 働く シーズン で 、 冬 に は 四 五 人 ずつ 集団 を くみ 旅館 の 女中 など に 稼ぎ に でる の が 多い そう だ が 、 彼女ら の 団結 心 たる や 猛烈 で 、 一 人 が 事 を 起し た あげく 、 未だ 帰る べき 時期 でも ない のに 帰郷 する と ^ 云い だす と 、 他 の 全員 も 必ず それ に 殉じ て 同時に 帰郷 し 、 あたかも 雁 の 如く に 列 を 離れる 者 が ない そう で ある 。
0818,37,15: 築城 の 第 一 候補 地 は 石巻 の 日和山 で あっ た など と ^ 云い だし た の は 、 それから 後 の こと だろ う 。
0836,242,26:   それ という の も 、 自分 が 彼 の 一筆 を 十 七 年間 も 肌身 は なさ ず 持っ て い た など ゝ ^ 云い だし た の が 事 の 起り で ある と 思え ば 、 要するに 彼 によって 救わ れ 、 安定 を 与え られ 、 死し て も 瞑す べき 名誉 を 与え られ 、 いわば 、 先生 の 無邪気 という もの の イケニエ に あげ られ た 観 ある の も 、 身 から で た サビ で ある 。
0842,436,25: この 二 ツ の 民族 が 戦っ て どちら が 勝つ か と 言え ば 、 先 に 純血 だの 異 族 追放 など と ^ 言い だし た 方 が 負ける と 私 は 考える 。
0842,1284,7: もっとも 、 碁 を 打と う と ^ いい だし た の は 升田 だっ た 。
0850,25,13: こんな 下らない 原稿 ばかり で 雑誌 を だす の は 厭 だ と ^ 言い だす の は 葛巻 で 、 いい じゃ ない か 、 人 の 原稿 は 下らなく て も 、 自分 だけ 立派 な 仕事 を すれ ば よい 、 同人 雑誌 は そういう 性質 の もの だ と 言っ て 、 年中 二 人 で 口論 する 、 葛巻 は 文学 的 名門 に 生育 し た 人 で ある から 、 自分 が 編輯 に たずさわる 以上 くだら ぬ 原稿 は のせ られ ぬ という 誇り を 放す こと が でき ぬ 。
0854,94,13: 泊り に 行こ う よ 、 連れ て 行っ て よ 、 と ^ 言い だす の は 必ず 娘 の 方 な ので 、 私 たち は 友達 の カンコ の 声 に 送ら れ て 出発 する の で ある が 、 私 と この 娘 と は 肉体 の 交渉 は ない 。
0861,267,11: 供 の 者 は ふるえ 上っ て 江戸 へ 帰る と ^ 言い だし た 。
0861,336,2:   と ^ 言い だし た 。
0863,63,14: 「 N さん 」 やや あっ て ペンダア 君 は いや に 改まっ て ^ いい だし た 。
0866,2510,16: そんな もの は 犠牲 に し て 、 わたし たち の 愛情 を 守ろ う と ^ 言い だし た こと も あり まし た けれど 、 美佐 に は 、 どうしても 、 そう さ せる 勇気 が なかつ た の です 。
0866,3654,29: 「 この 暮 に 、 あの ひと が 二 度目 に 療養 所 へ 来 た とき 、 また 親戚 が どう の 、 近所 が どう の つて ^ 言い だし た から 、 あたし 、 思い きつ て 、 別れ話 を 持ち だし て み た の 。
0866,4144,21: 「 それ は そう と 、 真喜 の やつ 、 とうとう 、 学校 を やめ て 、 自分 で 働く つて ^ 言い だし た ん だ 。
0866,4634,11:   二 人 は 、 やがて 、 もう 、 帰る と ^ 言い だし た 。
0891,41,18: これ は 或 る 夜更け 、 クリミヤ の 海岸 道 を 馬車 に 揺ら れ ながら 、 いきなり ^ 言い だし た 文句 で 、 彼 は そう 言っ た なり 不機嫌 そう に 黙り こん で しまっ た と メンシコフ は 書い て いる 。
0893,186,17: これ は 或 る 夜更け クリミヤ の 海岸 道 を 馬車 に 揺ら れ ながら 、 いきなり ^ 言い だし た 文句 で 、 彼 は そう 言っ た なり 不機嫌 そう に 黙り こん で しまっ た 、 と メンシコフ は 書い て いる 。
0926,14,15: 「 突然 無茶 な 事 を 言っ た もん だ なあ 」 と 私 が ^ いい 出す と 、 みんな が 「 わ ーッ 」 と 笑っ て しまっ た 。
0947,2384,15:   シヅ は 、 アメリカ ・ ビニロン の ファッション ・ モデル に 紹介 する と ^ 言い だし た が 、 気 が ない ので 、 サト子 は 断っ た 。
0953,332,18:   七夕 と 虫 払い が すむ と 、 泰文 は 急 に 八 坂 へ 行く と ^ いい だし た 。
0977,472,5:   彼女 の 方 から ^ いい だし た 。
0979,572,15: 隣り の 内 で 、 その 土地 を 自分 の 内 の もの だ と ^ 言い 出し た
0988,1866,2: 」 と ^ 言い 出し た 。
0988,2412,18: ですから 、 僕 が 少年 時代 に 、 「 軍人 に なる の は イヤ だ 」 と ^ 言い 出し た 時 に 父 は 、 世にも 悲し そう な 顏 を し まし た 。
0988,3474,12: そこ に 、 貴島 が 急 に 荻窪 に 歸 る と ^ 言い 出し た 。
0993,3064,54: そんな 関係 で 、 金吾 が まあ 自分 は こう やっ て せっせと 百姓 やっ て 、 田地 も 五 六 町 出来 た 、 しかし 女房 を もた ねえ から 後 を ゆずる 子供 が ねえ 、 その後 とり に 、 お 豊 さん の 生ん だ 息子 を 養子 に 呉れ と ^ 言い だし て ね 、 お 豊 さん と 喜助 も 喜ん で ね 、 それで 男の子 の 一 人 を 養子 に やる という 話 に なっ て 、 それ が 今 の 、 あの 金太郎 君 で やす よ 。
0993,3981,64: ありゃ 俺 の 遠い 親戚 に あたっ て て ね 、 ふだん おだやか な 男 だ が な 、 この間 、 それ 、 満 洲 国 へ 村中 入植 し た 、 あの 大河内 村 の 連中 と 逢い に 行っ たり し て な 、 それ 以来 、 ここら の 高原 農業 も 満 洲 なみ に やら ねえ じゃ なら ん とか ^ 言い だし て ね 、 そこ へ 二 番目 の 伜 に 赤紙 が 来 て な 、 すっかり どうも カーッ と なっ ちまっ て 。
0993,4493,8: 敏子   だって お母さん は 、 何 を ^ いい 出す か わから ない し 、 大体 事柄 が のみこめ やし ない と 私 思う の 。
0994,342,8: 熊 丸   … … ( 不意 に ^ いい 出す ) 幸福 に なら なけれ ば いけ ない 。
0995,2793,6: 佐山   音 が 聞える と ^ いい 出し て から 、 なおっ た 。
1000,196,6: 「 不意 に こんな こと を ^ 云い 出し て 、 変 に お 思い かも 知れ ない が 、 あの 北の方 は 世に 稀 な 美人 だ と 云う 噂 が ある が 本当 か な ?
1000,363,148: そして 、 大臣 の 邸 と は 比べもの に なら ない 手狭 な 館 で は ある けれども 、 一夕 我が 方 へ 臨席 を 仰い で 饗宴 を 催し 、 心 の 限り もてなし を し て 、 感謝 の 念 の 萬 分 の 一 でも 酌み 取っ て 貰え ない で あろ う か と 云う こと も 、 考え ない で は なかっ た の で ある が 、 な かく 大納言 風情 の 所 へ など 来 て くれ そう な 人 で は ない ので 、 申し出 て も 無駄 で あろ う 、 却って 身の程 を 弁え ぬ 失礼 な 奴 と 、 物笑い に なる だけ で あろ う 、 と 、 そう 思っ て 差 控え て い た 際 で あっ た のに 、 図ら ず も その 人 が 自ら 望ん で 客人 に なろ う と ^ 云い 出し た の で あっ た 。
1000,1053,24: 彼 は 几帳 の かげ で 母 の 膝 に 抱か れ た 時 、 自分 の 方 から も 父 の こと を ^ 云い 出し た こと は なかっ た が 、 母 も 、 お 父 さま は どうして いらっしゃる 、 と 云う よう な こと を 、 嘗て 一 度 も 問う た こと は なかっ た 。
1001,34,37: これ なら 先ず 大丈夫 だろ う と 安心 し て いる と 、 そこ ここ で 、 もう すでに この 土地 の 人 が 十 数 人 切符 を 買 つ て いる らしい 、 と 、 ^ いい 出し た 。
1007,233,32: 樗陰 も 、 これ は いい と 言っ て しばらく ながめ て い た が 、 やがて 首 を かしげ て 、 先生 、 この 文句 は 変 です ね 、 と ^ 言い 出し た 。
1013,833,36:   何 の 事件 も 起っ て い ない 今日 まで で すら それ です から 、 九州 の こう こういう ところ で 知り合っ た 混血 児 の 娘 と 、 結婚 し たい なぞ と ^ いい 出し たら 、 母 なぞ は びっくり し て 、 眼 を 回し て しまう かも 知れ ませ ん 。
1013,840,2:   と ^ いい 出す もの でしょ う か ?
1023,14,8: 料理 の 根本 義 について … … なんぞ ^ いい 出す から だ よ 。
1035,99,6: 村長 を やめよ う と まで ^ 言い 出し た が 、 私 は 子供 の 思想 の 責任 を 親 が 負う 必要 は ない と いっ て 思いとどまら せ た 。
1047,52,21: かかる 語 が エド 時代 の 末期 から 世 に 現われ た ので 、 それ は 多分 アツ タネ によって はじめて ^ いい 出さ れ た もの らしい 。
1068,80,36:   東京 の 近く の 、 どこ か の 盛り場 の 女給 さん が 、 愛人 と 同せい し て い た が 、 男 に 別に 縁談 が あっ て 身 を 固め たい と ^ いい 出し た 。
1072,251,12:   これ は 阿 能 十 —— 阿 能 十 蔵 の ^ いい 出し で ある 。
1072,3463,18:   お 燕 は 、 なお 口 しぶっ て い た が 、 問いつめ られ て 、 ついに ^ いい だし た 。
1072,7432,3:   次に 、 ^ いい 出し た の は 、 お 袖 の 方 から で あっ た 。
1072,7544,3:   と 、 ^ いい 出し た 。
1072,7954,7:   すこし 膝 を 進め 、 こう ^ いい 出し た の は 若年寄 の 板倉 伊予 守 で あっ た 。
1073,353,19: 「 ねえ 、 和子 … … 」 と 、 並ん で 足 を 休める と 、 尼 は すぐ ^ いい 出し た 。
1073,1177,14:   いつぞや 、 小次郎 と 約束 し た こと など 、 何 も 、 ^ いい 出さ ない うち に —— で ある 。
1073,1893,8:   ふい に 、 純 友 が 、 ^ いい 出し た 。
1073,2396,12: いつか は と 、 おれ は 、 肚 の うち で 、 ^ いい 出す 時 を 待っ て い た の だ 。
1073,3058,27:   翁 の ことば について 、 弟子 達 も 、 水守 の 良正 や 、 羽鳥 の 良 兼 の 悪口 を 、 不 遠慮 に 、 ^ いい 出し た 。
1073,3060,19: 工匠 の 良心 など は 、 わから ない で 、 価 の 安い 高い ばかり いう とか … … ^ いい 出す と 、 きり も ない 程 、 弟子 たち は 、 しゃべっ た 。
1073,3101,32:   朝 に なる と 、 将門 は 、 家族 たち に 、 感謝 し て 、 その 日 の うち に も 、 豊田 郷 へ 帰る よう な 事 を ^ いい 出し た 。
1073,3638,11: いきなり 大勢 の 前 で 、 こう 、 彼 らしく 、 ^ いい 出し た もの で ある 。
1073,3830,23:   すると 、 常に は 気 の 弱い 神経質 な 将 頼 な のに 、 決然 と 、 涙 を 払っ て 、 ^ いい 出し た 。
1073,4059,42: それ も 、 それ を やる 者 の 如何 に も よる が 、 常陸 源 氏 の 嫡子 や 二男 三男 ら が 手 を 下す なら ば 、 周囲 や 近国 で も 、 その 成敗 に 、 苦情 を ^ いい 出す 者 は ある まい 。
1073,4555,42: つい 、 この間 まで は 、 こう まで で も なかっ た が 、 ひとたび 、 将門 が 、 勝ち誇っ て 、 将門 方 が 強い と み た ので 、 急 に 、 百姓 共 まで が 、 そんな 事 を ^ いい 出し た の だ 。
1073,5568,6: 「 飲も う 」 と 、 ^ いい 出す の で あっ た 。
1073,5901,4:   そんな 事 を ^ いい 出し た の も 、 気 の 弱り で あろ う 。
1073,6275,7: —— その 流言 は 、 誰 が ^ いい 出し た の だ 」
1073,7015,12: そして 定 遠 も また 、 急 に 座 を 立っ て ^ いい 出し た 。
1073,8028,3:   と 、 ^ いい 出し た 。
1075,1101,23: これ を 小中 飯 という 漢字 を あてる 人 も ある が 、 じっさいは 昼飯 または ヒルイイ を 、 しゃれ て チュウハン と ^ 言い 出し て から 後 の 名 で ある 。
1076,14,5:   私 が 東海岸 と ^ 言い 出し た の は 、 別に 明白 な 証拠 と て ない が 、 沖永良部島 や 、 与論島 の 沿海 など も 、 東西 二つ の 道 が あっ た こと を 島 の 人 は 記憶 し て いる 。
1078,167,14: あの 細い 川 の ところ 、 あそこ とても 綺麗 だっ た わ 」 と ^ いい 出し た の は 、 そんな こと など とても 憶え て い そう も ない 二女 で あっ た 。
1120,4,9:   まゆみ は 彼女 が 一度 いや だ と ^ 云い 出し たら どんなに すすめ て み た ところ で 無駄 だ と 知っ て い た ので 、 黙っ て いる と 、 百合子 は まゆみ の 気持ち を 損じ た と でも 思っ た の か 、 駅前 の 闇市 で 買っ て き た という 南京豆 入り の 飴 を 出し て すすめ 、 自分 も 口 に 入れ て 、
1120,78,23:   舞台 稽古 の 前日 に なっ て 百 合 子 は 急 に 鷺 娘 を 踊る の が いや だ と ^ 云い 出し た 。
1135,26,10:   日向 守 の 国広 は 大変 な こと を ^ いい 出し まし た 。
1140,71,2:   そう ^ 言い 出し た の は 、 鈴子 の 再婚 の 相手 と 思わ れ て いる 森川 森 之 助 でし た 。
1146,16,15:   話 手 桃川 燕 之 助 は 、 実に 途方 も ない こと を ^ 云い 出し まし た 。
1153,882,21: 痔 の 方 は どうやら なおっ た が 、 しばらく する と 、 お 静 は また 気分 が 悪い と ^ 言い 出し た 。
1162,10,27: 波 里 さん は すっかり 絶望 し て しまっ て 、 もう 東京 に い て も 仕方 が ない から 郷里 へ 帰る ん だ と ^ 云い 出し た の で ある 。
1164,23,39: この こと を 兄 に 話す と 、 小学校 の 図画 の 専科 教師 で ある 兄 が じっと し て は い られ ない 風 に 、 「 校長 に 会っ て 事情 を よく 話す 」 と ^ 言い 出し た の で あっ た 。
1171,1413,4:   泳ご う と ^ 言い 出し た の は 、 福 で あっ た 。
1174,930,4:   殴ろ う と ^ 言い 出し た の は 、 矢木 城 介 の 方 で あっ た 。
1174,1566,2:   そう ^ 言い 出し た の は 、 伯父 の 幸太郎 で ある 。
1174,3751,2:   と ^ 言い 出し た の は 城 介 で ある 。
1175,662,41:   どちら が 身勝手 か と腹 が 立っ て 、 勝手 に しろ と 怒鳴っ て やり たかっ た の です が 、 もし 呉れ なきゃ 真裸 に なっ て 女 生徒 の 前 を ウロウロ する ぞ 、 など と ^ 言い 出し て き た 。
1175,869,30: とたんに 妥協 的 な 態度 に なっ て 、 もし 自分 に 買う 権利 を 譲っ て 呉れる なら 、 立退き 料 を 充分 に 出 そう 、 など と ^ 言い 出し て 来 まし た 。

思い出す

(思う.出す)
延べ語数: 239

0034,89,19: その ため か 、 私 は 今 でも 蛇 ノ 目 傘 を 見る と 、 この 継母 を ^ 想い だし て 、 なつかしく なる 。
0034,90,4: それ と もう ひとつ ^ 想い だす の は 、 浜子 が 法善寺 の 小路 の 前 を 通る 時 、 ちょっと 覗き こん で 、 お 父 つ あん の 出 た はるの は あの 寄席 や と 花月 の 方 を 指し ながら 、 私 たち に 言っ て 、 きゅう に ペロリ と 舌 を 出し た あの 仕草 です 。
0034,154,30: しかし 、 玉子 は けち くさい 女 で 、 買い ぐい の 銭 など くれ なかっ た から 、 私 は ふと 気前 の よかっ た 浜子 の こと を ^ 想い だし て 、 新次 と 二 人 で その こと を 語っ て いる と 、 浜子 が まるで 生み の 母親 みたい に 想わ れ て 、 シクシク 泣け て き た と は 、 今 から 考える と 、 ちょっと 不思議 でし た 。
0034,246,1: 今 ^ 想い だし て も なつかしく 、 また 恥しい くらい 。
0034,325,2: そして ふと ^ 想い だし た 文子 の 顔 は 額 が せまく て 、 鼻 が 少し 上向い た 、 はれぼったい 瞼 の 、 何 か 醜い 顔 だっ た 。
0034,427,92: 聴け ば 、 秋山 さん は あれ から 四国 の 小豆島 へ 渡っ て 丸金醤油 の 運搬 夫 を し て いる うち に 、 土地 の 娘 と 深い 仲 に なっ た が 、 娘 の 親 が 大阪 で 拾い 屋 など し て い た 男 に は 遣ら ぬ と 言っ て 、 引き離さ れ て しまっ た ので 、 やけに なり 世 に すね た あげく 、 いっそ この世 を 見限ろ う と し た こと も ある が 、 五 年 後 の 再会 を ^ 思い だし た ので 、 ふたたび 発奮 し て 九州 へ 渡り 、 高島 、 新屋敷 など の 鉱山 を 転々 と し た 後 、 昨年 六月 から 佐賀 の 山城 礦業 所 に は いっ て 働い て いる が 、 もし あの 誓約 が なかっ たら 今 まで 生き て い た か どう か 。
0034,450,40: べつに 確 め よう と する 気 も 起ら なかっ た が 、 何 か けたたましい よう な 、 そして また もの 哀しい よう な その 歌 を 聴い て いる と 、 やはり 十 年 前 の こと が ^ 想い ださ れ た 。
0035,33,51: 都 ホテル や 京都 ホテル で 嗅い だ 男 の ポマード の 匂い より も 、 野暮天 で 糞 真面目 ゆえ 「 お寺 さん 」 で 通っ て いる 醜男 の 寺田 に 作っ て やる 味噌汁 の 匂い の 方 が 、 貧しかっ た 実家 の 破れ 障子 を ふと ^ 想い 出さ せる よう な 沁 々 し た 幼心 の なつかし さ だ と 、 一代 も 一皮 剥げ ば 古い 女 だっ た 。
0035,88,30: この まま 静脈 に 刺し て やろ う か と 、 寺田 は 静脈 へ 空気 を 入れる と 命 が ない と 言っ た 看護 婦 の 言葉 を ^ 想い 出し 、 狂暴 に 燃える 眼 で 一 代 の 腕 を 見 た 。
0035,157,13: ある 夜 ふと ロン パン の 使い 残り が あっ た こと を ^ 想い 出し た 。
0038,180,11:   と 叫ん だ 兵隊 が 、 この 人 だ と ^ 思い だし た の で ある 。
0039,78,16:   解せ ぬ という 顔 だっ た が 、 やがて 、 あ 、 そう か と ^ 想い 出し て 、
0039,153,17:   到頭 中央 局 へ 廻っ た が 、 さて 窓口 まで 来る と 、 何 を ^ 想い 出し た の か 、 また 原稿 を 取り出し て 、
0039,166,10:   と 赧 く なっ た が 、 急 に ^ 想い だし た よう に 、
0039,206,6: 旧 円 の 預け入れ の 時 ^ 想い だし た ん だ が 、 どの 本 に 入れ て 置い た の か 忘れ て しまっ た から 、 探す の は やめ た 。
0040,188,6: 私 は 何となく 高等 学校 を ^ 想い 出し た 。
0041,206,19:   しかし 、 ふと 女 が 素足 に は い て い た 藁 草履 の みじめ さ を ^ 想い だす と 、 もう 新吉 は 世間 に 引き戻さ れ て 情痴 の におい は にわかに 薄らい で しまっ た 。
0042,11,24:   しかし 私 は 「 想 出 の 宝塚 名曲 集 」 など という 放送 を 聴い て 、 昔 見 た レヴュ を ^ 想い 出し て み た が 、 こんな もの を 禁止 し た の も おかしい が 、 あわて て 復活 し たり 放送 し て み たり する ほど の こと も ある まい と 思っ た 。
0042,128,21:   そんな みだら な 話 を 聴い て いる と 、 ふと 私 は 殺さ れ た 娘 の こと が ^ 想い 出さ れ た 。
0042,208,35:   大阪 劇場 の 裏 で 殺さ れ て い た 娘 が 「 千日堂 」 へ 飴 を 買い に 来 た と 聴い た 時 、 私 は その 妓 の こと を ^ 想い 出し た の で ある 。
0042,265,4:   参 ちゃん は ^ 思い だし た よう に そう 言っ た が 、 べつに 怒っ てる 風 も 見え ず 、
0042,291,21: レヴュ の 放送 を 聴い て 、 大阪 劇場 の 裏 で 殺さ れ て い た 娘 の こと を ^ 思い だし た ため だろ う か 、 一つ に は 「 波 屋 」 へ 行っ て 、 新しく 出 た 雑誌 の 創刊 号 が 買い たかっ た の だ 。
0042,328,5:   二つ とも 私 自身 ^ 想い だす の も いや な 文章 だっ た が 、 ひょんな ところ で 参 ちゃんと 「 花屋 」 の 主人 を 力づける 役目 を し た の か と 思う と 、 私 も 、
0043,188,31:   今 は もう その 時 の 実感 を 呼び 起す だけ の ナイーヴ な 神経 を 失っ て いる し 、 音楽 で も 聴か ぬ 限り 、 めった と ^ 想い だす こと も ない が 、 つまらない 女 から 別れ話 を 持ち出さ れ て 、 オイオイ 泣き だし た の は 、 あと に も さき に も この 一 度 きり で 、 親 が 死ん だ 時 も こんなにも 取り乱さ なかっ た 。
0046,26,11: その 発表 を きい た 時 、 私 は 将棋 を ^ 想い だし た 。
0046,58,33: 私 は 何となく 選挙 の 終っ た 日 、 落選 者 の 選挙 演説 会 の 立 看板 が 未だに 取り除か れ ず に 立っ て いる 、 あの 皮肉 な 光景 を ^ 想い だし た 。
0047,39,37: メリケン が 怖く て は メリヤス の シャツ も 着 れ ない という 意味 の 洒落 に ちがい ない と 、 私 は かねがね 他 ア や ん が 洒落 の 名人 で あっ た こと を ^ 想い 出し 、 治 に 居 て 乱 を 忘れ ず と は この こと だ と 呟い て いる ところ へ 、 只今 と 帰っ て 来 た の は 他 ア や ん の 細君 で あっ た 。
0047,55,4:   この 話 を ^ 想い 出し ながら 、 劇場 の 前 を 過ぎ た 途端 、 名前 を 呼ば れ た 。
0047,86,3: 聖徳太子 作 で ^ 想い 出す の は 、 六 万 体 地蔵 の こと で 、 天王寺 の × × 町 の 真光 院 に やはり 聖徳太子 作 の 地蔵 さん が 二 体 あり 、 これ は 聖徳太子 が 六 万 体 の 石像 を お 刻み に なっ て 、 天王寺 を 中心 と する 地 の 中 へ 埋め られ た の を 発掘 し た もの で あり 、 田村 さん の 地蔵 さん と 同じ 浮彫 で ある 所 を 見る と 、 恐らく 田村 さん の 地蔵 も 六 万 体 地蔵 の 一つ で あろ う 。
0048,12,17: 新聞 で 武田 さん の 死 を 知っ た 時 、 私 は 一番 先 き に ^ 想い 出し た の は 藤沢 さん の こと で あっ た 。
0048,59,29: やはり 、 武田 麟太郎 失明 せり という デマ を 自分 で 飛ばし て い た 武田 さん の こと を 、 その 死 を ふと 忘れ た 微笑 を以て ^ 想い だし たい 。
0048,96,21: 「 方丈 記 」 を 読み ながら 、 武田 さん と 一緒 に 明かし た 吉原 の 夜 の こと でも ^ 想い だし て い たい 。
0053,64,9: 「 あれ から 毎日 あなた の こと を 懐しく ^ 想い 出し て おり ます 。
0053,278,17:   さっき この 路地 で 、 自分 が 鶴雄 に 話しかけ た 時 の こと を 、 ^ 想い だし た の だ 。
0053,686,13:   千枝子 は 、 ふと 小郷 虎吉 の 脂 切っ た 顔 を ^ 想い 出し た 。
0053,891,10:   と 頼ん で 置い た —— その こと を ^ 想い 出し た から で あっ た 。
0053,905,4:   そんな こと を ^ 想い 出し ながら 、 鶴雄 は ずらりと 並ん だ 寺町 の 闇市 の 中 に 建っ て いる 錦 ビル の 前 まで 来 た 。
0053,1379,17:   鶴雄 は 口 も 利け ぬ くらい 驚き ながら 、 山吹 教授 の 言葉 を ふと ^ 想い 出し た 。
0053,1456,17:   夕闇 の 中 の 椿 の 花 の 清楚 な 白 さ が 、 鈴子 を ^ 想い 出さ せ た の で あろ う か 。
0053,1528,10:   と 、 鶴雄 は うなっ た が 、 ふと ^ 想い 出し た よう に 言っ た 。
0053,1596,11:   鶴雄 は 「 架空 の インタヴュー 」 の 文句 を ^ 想い 出し た 。
0053,1748,11:   その 時 の こと を 、 生なましい 後悔 で ふと ^ 想い 出し ながら 、 幹男 は 、
0053,1769,9:   ふと 、 木村 という 友達 の こと を ^ 想い 出す と 、 幹男 は 急 に いきいき と し た 眼 に なっ た 。
0053,1858,11:   お 雪 は そう 言っ た が 、 急 に ^ 想い 出し て 、
0053,1926,7:   と 、 鶴雄 の 話 を ^ 想い 出し た 。
0053,2002,19:   と 、 島野 も 川端 康成 の 「 雪国 」 という 小説 に 出 て 来る 芸者 を ^ 想い 出し た 。
0053,2191,37:   と 、 鶴雄 は 後姿 を 見送っ て い た が 、 ふと 、 電話 で の 小郷 の 口振り で は 、 どうやら 弓子 が 二 階 の 小郷 に 会い に 来る らしい と ^ 想い 出す と 、 そわそわ と 食事 を 終っ て 、 自分 の 部屋 へ 引き揚げ て しまっ た 。
0053,2786,22:   言い ながら 、 君 勇 は 自分 が 舞妓 の 時 、 はじめて 旦那 を 取っ た 晩 の こと を ^ 想い 出し て 、 しびれる よう な 感傷 に 胸 が 温まり 、 声 が うるん だ 。
0053,2935,37:   鶴雄 は 思わず 微笑 し た 途端 に 、 下鴨 の 小郷 の 女中 に 「 明日 正午 べ に や で 待っ て いる 」 という 弓子 へ の 置手紙 を ことづけ た こと を ^ 想い 出し た 。
0053,3007,22:   鶴雄 は さっき 階段 を 上る 時 に 見 た 、 小郷 の 屈託 の な さ そう な 顔 を ^ 想い 出し ながら 、 そう 呟い た 。
0053,3014,22:   鶴雄 は 額 の 汗 を 拭き ながら 、 寝床 を 出る と 、 ふと 、 弓子 と の 約束 を ^ 想い 出し た 。
0053,3257,16:   鶴雄 は さっき ちぎり 家 の 前 で 、 伊村 から きい た こと を ^ 想い 出し ながら 、 いきなり そう 言っ た 。
0053,3789,20:   昨日 べ に や から つけ て 来 た いやらしい 男 だ と 、 その 時 の こと を ^ 想い 出し ながら 、 ふっと おかし さ が こみ上げ て い た の だ 。
0053,3871,23:   と 昂奮 し ながら 、 部屋 の 中 を 歩き まわっ て い た が 、 ふと 、 鶴雄 の こと を ^ 想い 出し て 、 桔梗 家 へ 電話 し た 。
0053,3887,29:   小田 は 電話 を 切っ て 、 部屋 へ 戻る と 、 鶴雄 が 「 罪 と 罰 」 の 話 を し て い た こと を ^ 想い 出し た 。
0053,4260,12:   鶴雄 と 賭け を し た こと を 、 小田 は ^ 想い 出し た 。
0054,123,20: 焼跡 に 佇ん で 、 途方 に 暮れ て いる うち に 、 ふと 細工谷 の 友人 の こと を ^ 想い だし た 。
0054,525,28:   豹 吉 は ふと 、 香里 の 一家 みな 殺し の 犯人 が 靴 を 磨い て いる ところ を 、 捕まっ た —— という 話 を ^ 想い 出し た 。
0054,688,23:   今 さき ハナヤ の 入口 で 自分 を 掏 ろう と し た 頓 馬 な 駆け出し の 掏摸 の 顔 を ^ 想い 出し ながら 、 にやりと 笑っ た が 、 ふと 時計 を 見る と 、 もう 豹 吉 の 頬 から え く ぼ が 消え て しまっ た 。
0054,1147,13:   伊部 が 阪大 の 外科 に 勤め て い た こと を ^ 想い 出し た 。
0054,1451,17:   小沢 は 今 さき 自分 が つけ て い た 男 の 顔 を ちら と ^ 想い 出し た 。
0054,1622,9:   と 、 にわかに 豹 吉 の こと を ^ 想い 出し た 。
0054,1768,6:   その 時 の こと を ^ 想い 出す よう に ふっと 空 を 見上げる と 、 降る よう な 星空 だっ た 。
0054,2502,20:   そう 言っ た 途端 、 ふと 渡辺 橋 で 釣 を し て い た 男 の 言葉 を ^ 想い 出し た 。
0054,2703,7:   中之島 公園 で の こと を ^ 想い 出し て 、 豹 吉 は 微笑 し ながら 、
0054,3078,9:   雪子 は 豹 吉 たち の こと を ^ 想い 出し た 。
0055,45,9: 新吉 は ふと 伊都子 の 腋臭 の におい を ^ 想い 出し た 。
0055,425,8: 信吉 は その 女 と の 約束 を ^ 想い 出し て 、 さっさと ホテル へ 帰っ て しまえ ば いい の だ 。
0055,450,22: 信吉 は 田村 が 脚本 の 改訂 の こと で 自分 に 同情 し て い た という 冴子 の 言葉 を ^ 想い だし て 寄っ て 行っ た 。
0055,690,4: 「 この 手 、 ^ 想い だす わ 」
0055,878,14: 」 と 呼び つづけ て い た 絶え入り そう な 声 が 、 なまなましく ^ 想い 出さ れ て 、
0055,1329,101:   そういう 意味 で 、 信吉 が 今 、 冴子 に 思いがけ ぬ 新しい 魅力 を 感じ た の は 、 初日 の 舞台 で 女優 として の 冴子 を はじめて み た から だ —— と 、 読者 は 思う かも 知れ ない が 、 しかし 、 信吉 は その 時 、 昨日 の 総 稽古 で 楽屋 浴衣 を 着 て い た 冴子 の 姿 と 、 稽古 が 終っ て 雨 の 中 を わびしく 帰っ て 行く 姿 と 、 颯爽 と 大きな 帽子 を かぶっ て 、 第一ホテル へ やって来 た 姿 を 、 同時に ^ 想い 出し て い た 。
0055,1330,20:   一 人 の 女 を 見 ながら 、 その 女 の さまざま な 環境 で の 姿 を 同時に ^ 想い 出し て いる —— これ は もう 、 その 女 に のっぴきならない 愛情 を 感じ て いる 証拠 で なく て 何 で あろ う 。
0055,1371,19:   と 、 声 を 掛け られ た の だ と 、 信吉 は その 時 の こと を ^ 想い 出し て 、 気味が悪かっ た 。
0055,1454,13:   と 書い て 、 受付 へ ことづけ て 置い た こと を ^ 想い 出し ながら 、 言っ た 。
0055,1641,17: 女 の 写真 と 戒名 と 、 そして 美しい 想 出 —— それ だけ で 女 を ^ 想い 出し て いる と 、 もう その 女 が 何 人 も の 男 の 手垢 に 触れ た 女 だ と は 、 思え ず 、 嫉妬 の 感情 も 何 か 遠い 想い に 薄らい で しまっ て いる 。
0055,1693,13:   という ルナアル の 「 博物 誌 」 の 中 の 言葉 を ^ 想い 出し た 。
0055,1734,9:   信吉 は 途端 に 昼間 の こと を ^ 想い 出し た 。
0055,1844,13: 信吉 は ふと 新内 語り の 、 どろん と 濁っ た 眼 を ^ 想い 出し た 。
0055,1928,14:   と 、 苦笑 し た 途端 に 、 信吉 は いきなり 伊都子 を ^ 想い 出し た 。
0055,1949,5: —— 伊都子 の こと を ^ 想い 出し た 途端 に 、 伊都子 が はいっ て 来 た の だ 。
0055,2020,40:   と 、 信吉 は 煙草 に 火 を つけよ う として 、 マッチ を 擦っ た 途端 、 そう だ 、 この マッチ は あの 女 が くれ た の だ っけ —— と 、 冴子 の こと を ^ 想い 出し た 。
0055,2228,8:   信吉 は 蜂谷 重吉 の 顔 を ^ 想い 出し た 。
0059,44,49: やはり 栄え た 筆頭 は 芸者 に 止め を さす の か と 呟い た 途端 に 、 私 は 今宮 の 十 銭 芸者 の 話 を 聯想 し た が 、 同時に その 話 を 教え て くれ た 「 ダイス 」 の マダム の こと も ^ 想い 出さ れ た 。
0059,84,26: 日頃 彼女 が 「 男 と 寝る 前 は ブランディ に 限る わ 」 と 言っ た の を 、 私 は 間抜け た 顔 で ^ 想い 出し 、 ますます 今夜 は 危な そう だっ た 。
0059,224,17:   あれ から 五 年 に なる と 、 夏 の 夜 の 「 ダイス 」 を ^ 想い 出し ながら 、 私 は 夜更け の 書斎 で 一 人 水洟 を すすっ た 。
0059,510,9: 新聞 の 広告 で 見 て 、 幼友達 を ^ 想い だし て 来 た と 言い 、 実は 折 入っ て 頼み が ある 。
0059,645,7: 「 … … 僕 の こと を ^ 想い だし て 、 訪ね て 来 た わけ だ な 」
0059,742,7: ふと 五 年 前 の 夏 が ^ 想い 出さ れ て 、 遠い 想い だっ た 。
0062,697,6: 太平洋戦争 直後 に 作っ た 、 ^ 思い だし たく ない 例 の やつ が 。
0062,1783,26:   そう 思い付い た オレ は 、 かつて パーソナル コンピューター と 出合っ た 当時 、 日々 明け暮れ て い た 編集 作業 の 消耗 戦 を ^ 思い だし た 。
0062,3236,26:   マッキントッシュ と の 初めて の 出合い に 体験 し た 、 深く 抜け わたる 青空 を 仰い だ よう な 感覚 を 、 オレ は ^ 思い だし て い た 。
0080,924,9: 「 すっかり わすれ て い た が 、 いま ^ 思い だし た 。
0080,1805,2: きみ は ^ 思い だし て みる が いい 」
0080,2204,9: その こと を 、 いま 蜂 矢 探偵 は ^ 思い だし た 。
0081,3406,3:   玉太郎 が ^ 思い だし た よう に いっ た 。
0089,1080,17:   縄 は なかっ た が 、 細い 紐 が 実験 室 に あっ た の を ^ 思い だし た 者 が あっ て 、 それ を とっ て 来 た 。
0090,335,15:   川上 は 、 本 に 出 て い た 三色版 写真 の オーロラ を ^ 思い だし た 。
0091,1377,25:   蜂 矢 は 自信 に みち た 声 とともに 椅子 から 立 上っ て 、 課長 に 別れ を つげ た が 、 ふと ^ 思い だし た よう に 課長 に いっ た 。
0140,2066,9: いま 伸子 は 、 ふと 一つ の こと を ^ 想い 出し た 。
0141,4356,29:   こわい という ニューラ の 言葉 から 伸子 は 、 この間 この 建物 の 別 の 棟 に 泥棒 が はいっ た という 噂 が あっ た の を ^ 思い だし た 。
0141,4791,48:   秋山 宇一 が 、 その 話 を さけ た そう に 体 を のり出さ せ て 眺め て いる 赤い 演壇 の 方 を 一緒 に 見 ながら 、 伸子 も 、 メーデイ の 朝 の 気分 に そぐわない 、 いや な 気持 で その こと を ^ 思い だし た 。
0141,8213,22: 伸子 は ゆうべ の まぶし さ と うるささ と が こんがらかっ て い た 気持 を 夢 の よう な 感じ で ^ 思い だし た 。
0244,30,18: 「 戦時 中 あれ ほど の 犠牲 に たえ た 婦人 の 皆さん 、 どうぞ あの とき を ^ 想い 出し て 窮乏 に 耐え て 下さい 。
0244,31,24: 」 しかし 、 あの とき を 思い出せ と いう こと は 戦争 で 殺さ れ た 夫 と 兄弟 、 父親 、 息子 を ^ 想い 出す こと です 。
0327,11,34:   実 の 母 に 警察 と 手配 を うちあわさ れ て 検挙 さ れ た 友達 や 、 おばさん に 密告 さ れ て つかまり 、 ひどい 拷問 に あっ た 友達 を ^ 思い だし た 。
0327,12,21:   また 肉親 の 圧迫 で 自殺 し た 三 條 ウメ子 という 貴族 の 娘 が あっ た の も ^ 思い だし た 。
0389,8,29: 譲原 さん と いう と 、 わたし に は NHK で 会っ た とき 、 あの 人 の 着 て い た 紫 っぽい ちり めん の 羽織 を ^ 想い 出す 。
0389,9,26: それから 録音 に とり かかる 前 、 二 人 で 話し あっ て い た あいだ に 、 びっしょり 汗 を かい た 譲原 さん を ^ 想い 出す 。
0573,298,9:   山口 は 先刻 の 肥料 の 話 を ^ 思い だし た 。
0596,350,7: 嘉代 さん の 最後 の 言葉 を ^ 思い だし た の だ 。
0612,286,28: カヤ ノ も 妹 の ササ ノ が 生き て い たら 、 こんなに さみし がり もす まい もの を 、 と 私 さえ 過ぎ た 日 を ^ 想い 出し て は 、 くちびる を かむ のみ で あっ た 。
0613,1902,3:   誰 を ^ 想い 出し て も 善い 人 ばかり 。
0617,452,3: そんな こと を ^ 想い だす まま に 泡鳴 に 説明 し た 。
0618,307,23:   こう 考え て オレ は ふと 気がつい た が 、 耳 の 痛み が とれ て から は 、 この 女 を ^ 思い だし た こと も なかっ た 。
0621,478,13: 彼 は 鈴鹿 の 山 の 桜 の 森 の こと を 突然 ^ 思い だし て い た の でし た 。
0621,558,5:   と 、 女 も ^ 思い だし て 、 言い まし た 。
0624,201,33: 街角 を 曲る 時 だの 、 会社 の 階段 を 登る 時 だの 、 電車 の 人ごみ を 脱 け でる 時 だの 、 はから ざる 随所 に 二つ の 顔 を ふと ^ 思い だし 、 その たび に 彼 の 一切 の 思念 が 凍り 、 そして 一瞬 の 逆上 が 絶望 的 に 凍りつい て いる の で あっ た 。
0624,440,13: そして 彼 は 子供 の 頃 の 小さな 記憶 の 断片 を ふと ^ 思い だし て い た 。
0627,427,42:   彼 は 祖国 へ 生還 し て 、 山奥 の 村里 に ポマード と パーマネント が 抱き もつれ て 野菜 ダンス を やっ て い て も 、 文明 を 感じ ず むしろ 原始 を 感じ 、 ビルマ の ジャングル を ^ 思い だし た が 、 衣子 に だけ は 、 先ず 文明 、 いや 、 原始 で ない という 意味 の 、 そういう もの を 感じ させ られ た 。
0637,125,26: さる 夏 の 日 、 ウチ の 池 で 蛙 の むれ が 交合 し 、 恍惚 と 浮沈 し つ ゝ あっ た の を ^ 思い だし た が 、 あれ より も 、 ギゴチ ない 。
0642,710,13: 僕 だって 、 自分 が それほど 能 なし の バカ だ なんて 、 ^ 思い だし たく ない です よ 」
0642,1076,14: あの リンリン たる 言葉 を 、 美しい 音楽 の よう に わが 耳 に ^ 思い だし て 、 私 の 心 は いとし さ に 澄み 、 そして ひろ びろとあたゝまる 。
0646,292,30:   私 の 頭 が ハゲ て いる と 分っ て のち の サンタン たる 思い の うち で 、 私 は 時々 お トン ちゃん の シャクレ 顔 を ^ 思い だし た もの で ある 。
0647,267,29:   それ に も 拘ら ず 、 逆上 的 な 怒り の たび に 、 矢田 津世子 の 同じ 女体 を 、 一つ 特別 な 神聖 な もの として ^ 思い だし て も いる の だ 。
0649,295,16: 「 昨日 申し上げれ ば よかっ た の です が 、 今 に なっ て 、 ようやく ^ 思い だし た の です 。
0662,17,10: 窒息 し なかっ た の が 不思議 至極 で 、 ^ 思い だし て も 、 心 に 暗幕 が はら れ て しまう 。
0672,648,1: 「 ^ 思い だし た って 、 仕方 が ない でしょ う 。
0683,20,30:   これ は さる 心理 学 の 本 に 書か れ て い た 文句 で ある が 、 まさに 寒 吉 は それ を 発 止 と ばかり に ^ 思い だし た の で ある 。
0689,9,0: ^ 思い だし た でしょ う 。
0689,431,11: 大巻 先生 は キヌギヌ の 彼女 の 泣きぬれ た 顔 を ^ 思い だし た 。
0692,251,20:   金 サン は 天元 堂 が 市 で は 一 二 を 争う 将棋 指し だ という こと を ^ 思い だし た から 、
0698,38,14: したがって 、 先 に 手 を 握っ た 自分 の 行為 という もの は ^ 思い だし て も 毛虫 に 肌 を 這わ れる よう な 思い が する の で あっ た が 、 その 不快 さ も 綾子 の 握り 返し た 手 を 考える と 忘れ て しまう 。
0705,45,31: ボク の 青年 時代 に も 今 は 死ん だ けれども F 君 の よう な 悪い 仲間 が い て 絶交 し たり さ れ たり し た の を ^ 思い だし た 。
0726,57,46:   話 が ワキ 道 へ それ て しまっ た が 、 僕 が 東大 へ 入院 し 、 僕 の うける 療法 が 、 持続 睡眠 と 云っ て 一 ヶ月 昏睡 さ せる もの だ 、 と きい た 時 に 、 僕 が ^ 思い だし た の は 、 フロイド で あっ た 。
0728,109,7: 私 は 王子 君 五郎 氏 を ^ 思い だし た 。
0732,373,11: 彼 は この 時 ほど 痛烈 に 少年 の ころ を ^ 思い だし た こと は ない 。
0732,627,37: 彼 は 神様 の 使者 に ふんづけ られ て 魂 を ぬか れ た とき 、 いつも 自分 一 人 だけ が 悲しい 思い を し なけれ ば なら なかっ た 少年 の 頃 を 痛切 に ^ 思い だし て い た の で ある 。
0732,3372,3: アア 、 みんな ^ 思い だし た ぞ 。
0735,217,5: その 日 の こと を ^ 思い だし た から 、 一 週間 に 四 キロ ふとっ た の は 温灸 の せい だろ う か 、 と 私 は 考え た の で ある 。
0736,71,32:   私 は 精神 病院 へ 入院 し て 、 やがて 病人 たち を 観察 し はじめ た とき 、 いつも 比較 的 に 富士見 の 皮膚 の すきとおる 患者 たち を ^ 思い だし た が 、 精神 病院 に も 同じ 年 ごろ の 分裂 病 の 患者 たち が い て 、 彼ら も 一様 に 病院 を 呪い 、 病気 を 呪い 、 鉄格子 の 外 へ 脱出 したがっ て い た が 、 帰 する 思い は 非常 に 違っ て い た よう で ある 。
0738,174,11:   下山 事件 は バルザック の 『 暗黒 事件 』 を ^ 想い 出さ せる ね 、 あらゆる 意味 で 似 て いる よ 。
0752,6,8: 全集 だ 何 だ と 鳴物 入り で ^ 思い だし た よう に やる が 、 物 自体 を 本来 の 裸 の まま オッ 放りだし て 、 需要 の 限り 何 百 千 年 で もつ ゞ け て やろ う という よう な 根気 は 見当ら ない 。
0754,435,8: 亮作 は セッパ つまっ て 、 それ を ^ 思い だし た 。
0759,520,19:   この 子 の ため に 三 人 の 男 が 死ん でる という 、 それ を 長平 は ^ 思い だし た が 、 ルミ子 の 澄ん だ 目 に なん の カゲリ も 見え なかっ た 。
0759,4230,3:   主婦 が ^ 思い だし た 名 は 、 放 二 の 手帳 に 控え た もの を で なかっ た 。
0759,5011,18:   青木 は 、 たそがれ の 街 を 歩い て い た が 、 ふと 、 キッピイ を ^ 思い だし た 。
0759,7244,8: 「 子供 の 時 の こと を 、 ^ 思い だし たく ない こと が 有る ん じゃ ない の か 」
0771,514,13:   帰り かけ て い た 新 十 郎 は 、 なに を ^ 思い だし た か 、 再び 女中 たち の 部屋 へ 戻っ て 、 お 絹 を よびだし た 。
0778,297,33: 身売り の 金 を 手 切 金 に 、 親子 の 縁 を 切る から 、 母 も 姉 も ない もの と 思っ て 、 こんな 悲しい 家 の こと は 二度と ^ 思い だし て も いけ ませ ん よ ッ て 、 そう 言わ れ て 出 た ん です 」
0778,341,31: 私 の 抱え 主 の 芸者 屋 の お カア さん に も 姉 が 呉れ 呉れ も 念 を 押し た こと で 、 私 が 母 や 姉 を ^ 思い だし たら 諭し て くれる よう に 、 また 兄さん が 会い に 来 たり ユスリ に 来 て も 私 に は 会わ せ ない よう に 、 と 頼ん で おり まし た 。
0779,689,17: 「 あなた が 風 守 さま を ごらん に なっ た 時 の こと を 、 よく ^ 思い だし て きかせ て 下さい ませ ん か 」
0780,430,9:   云い 終っ て から 倉 三 は 、 ^ 思い だし た よう に ちょ ッ と 頭 を かい て 、
0781,75,9: 十 二 時 を すぎ て も 、 まだ ^ 思い だし た よう に 、 雷鳴 が 起っ て い た 。
0781,730,7: 由也 の 話 で 彼 は 次第に ^ 思い だし た が 、 彼 は たしかに 三枝子 に 会い たい 、 三枝子 の 手 を 握り たい とか 、 なんとか だ とか 、 お前 の ところ へ 泊めろ と 由也 に対して 強情 に 言い はっ て い た の も 思いだす こと が でき た 。
0782,281,4: そして 菅谷 は ふと ^ 思い だし た 。
0782,658,10: ちょ ッ と 大切 な ところ です から 、 よく ^ 思い だし て いただき たい の です が 」
0784,415,3:   宗久 は ^ 思い だし た よう で ある 。
0784,416,5: けれども 、 どの 程度 に ^ 思い だし た か 、 怪しい もの で あっ た 。
0784,563,21: 克子 は ただ の 一 度 だけ 訪れ た こと の ある ロッテナム 美人 術 の 店内 の 様子 など も ^ 思い だし た 。
0784,859,17: 少し でも この 謎 を とく 助け に なり そう な もの を 、 お互い に みんな ^ 思い だし て みよ う じゃ ない か 」
0784,879,8: これ に 関聯 し た こと は みんな ^ 思い だし て い た のに 、 この こと だけ が どうして 思い だせ なかっ た の かしら 」
0784,880,1:   ^ 思い だし て みる と 、 バカバカしい ほど 単純 な 事実 で あっ た 。
0784,884,1:   ^ 思い だし て みれ ば バカバカしい こと で ある 。
0784,888,22: この 時 の 意外 感 は 鮮明 で 、 昨夜 の 克子 は この 意外 感 の テン マツ の 方 は ^ 思い だし て 良人 に 語っ て い た の で ある 。
0784,889,2: そこ まで ^ 思い だし て 語っ て い ながら 、 キミ子 と 同様 、 カヨ子 も この 香水 を 身 に つけ て いる の を 認め た 時 に 「 分身 」 を 感じ た 方 だけ どうして 思い だせ なかっ た の だろ う 。
0788,550,2: ナミ子 は ^ 思い だし て 人々 に こう 語っ た 。
0789,708,4: それ を 慎重 に ^ 思い だし て いただき たい の です が 」
0792,347,43: という の は 、 小夜子 サン が セラダ と 熱海 心中 を 決行 し た の は その 翌日 の 出来事 で 、 昏睡 中 の ウワゴト に セラダ の 名 を 一 度 も 叫ば ず 、 ただ トオサン 、 トオサン と ^ 思い だし た よう に 口走っ て い た という の です 。
0794,176,7:   やがて 九 太夫 は アリ アリ ^ 思い だし た 。
0794,776,20: 私 とても 同じ こと 、 その こと は 、 今朝 糸子 サン から 荷物 の 話 を きく まで フッツリ ^ 思い だし た こと が なかっ た わけ だ 。
0802,198,25:   辻 は その とき 本邸 の 応接間 に いくつ か の 能面 が 飾ら れ て い た の を 見 た こと を ^ 思い だし た 。
0821,36,3: 私 は ようやく ^ 思い だし た 。
0821,392,46:   しかし 、 私 は この たび 長崎 に 至り 、 チャンポン 屋 へ はいっ て 長崎 の 彼 や 彼女 の 例外 なき 胃袋 に 接し 、 十 年 前 に 見 た それら の 胃袋 の 怖 る べき 実績 を アリ アリ と ^ 思い だし 、
0823,304,5:   美少女 と 動物 で ^ 思い だし た が 、 「 虞 美人 」 で は ホンモノ の 馬 と 象 を 用い て い た 。
0833,84,5: なぜ なら ただ モヤモヤ と ^ 思い だし た よう な 感じ が ある だけ で 、 それ を 頼り に 写生 しよ う たって 決して でき ます まい 。
0839,12,18: 彼 の アダ 名 は バカ で は なく て 、 牛 だっ た な と 緒方 は ^ 思い だし た 。
0839,96,15: 半裸 の 娘 を 見 た から で は なく 、 緒方 の 言葉 を ^ 思い だし た から で あっ た 。
0841,103,5:   けれども 、 彼 は ^ 思い だし た 。
0841,367,5: 「 子供 の 詩 を ^ 思い だし た の です 。
0842,2339,30:   私 は そこ へ 到着 し て 、 もっぱら 山の幸 を 供する 料理 屋 で ある と きい て 、 さては 例 の 芋虫 の ウチ だ な と ^ 思い だし た 。
0844,246,10:   昨晩 は のみ すぎ た こと を 自然 に ^ 思い だし た 。
0844,249,14: すると 、 その とき 、 誰か が 来 た の を グズ 弁 は ^ 思い だし た 。
0844,267,7: グズ 弁 は そんな こと を 次第に ^ 思い だし た 。
0844,288,17:   グズ 弁 は それ から の こと は 警察 の 独房 で 夢 の よう に ^ 思い だし て い た 。
0845,45,13: かねがね 叩き こま れ て い た 第六感 という 奴 を ヒョイ と ^ 思い だし て 、
0849,364,15: 私 は 役場 で 、 毒消し 組合 の 組合 長 から 聞い た 言葉 を ^ 思い だし た 。
0850,70,10: この とき 葛巻 に 助け られ た ので 今 歴々 ^ 思い だし た が 、 まだ 弁当 仕出 屋 の 二 階 に 移ら ぬ 前 に 、 火薬 庫 の 前 の 計理士 の 二 階 を 借り て い た こと が あっ た 。
0851,224,59: 私 は ただ 、 私 の この 標準 が 父 の 姿 から 今日 に 伝 流し て いる 反感 の 一つ で ある こと を 思い知っ て 、 人間 の 生き て いる 周囲 の 狭 さ に 就 て 考え 、 そして 、 人間 は 、 生れ て から 今日 まで の 小さな 周囲 を 精密 に ^ 思い だし て 考え直す こと が 必要 だ と 痛感 する 。
0852,85,38: ちょうど 中村 地平 と 真杉 静枝 が 遊び に き て 、 その とき 真杉 静枝 が 、 蜘蛛 が 巣 を かけ た ん じゃ ない かしら 、 と 言っ た ので 、 私 は 歴々 と ^ 思い だし た 。
0852,388,4: 私 は アキ を ^ 思い だし た 。
0852,464,14: 私 は 「 アドルフ 」 の 中 の 一節 だけ を 奇妙 に よく ^ 思い だし た 。
0854,247,37: それ は 寅 さん の 「 桜 」 に対する 好意 で あり 、 寅 さん は 又 、 私 に 甚だ 好意 を よせ て くれ た の だ が ( 寅 さん の 本名 を 今 ^ 思い だし た 。
0854,470,24: 私 は その後 、 よく 旅先 の 宿屋 の 部屋 の 孤 愁 の 中 で 、 この とき の 女 の こと を ^ 思い だし た もの だっ た 。
0866,192,11:   京野 等 志 が 、 そんな エピソード を ふい と ^ 想い 出し た 時 は 、 高円寺 の 駅 の 灯 が 、 もうすぐ 先 に 見え た 。
0866,2915,47: 引 揚げ の 日 、 東京 へ 着い て 、 中野 から 線路 伝い に 、 焼け 残 つた 一郭 の 住宅 地 へ 辿り つい た 時 、 彼 は ほとんど 無意識 に 、 味岡 小 萩 の 家 を 探し求め て い た こと を ^ 想い 出し た 。
0866,4011,22: 「 とにかく 療養 所 へ 帰 つて 、 ひと晩 、 ゆ つくり 、 あなた と お 会い し た こと を もう一度 ^ 想い 出し て みる の 。
0866,4612,45:   いつも の よう に 、 彼 は 、 顔 を 洗う 前 に 外 に 出 て 、 蜜蜂 の 箱 を あけよ う と する と 、 きのう 、 南条 に 朝 六 時 頃 に 来い と 言 つ た こと を ^ 思い だし た 。
0877,97,23:   一種 の センチメンタリズム が 、 最も 尖端 的 な 劇場 の 中 に 満ち て い た 光景 を 、 僕 は ^ 想い 出し て ゾッと する 。
0890,104,1: いま ^ 思い だし て も 、 つい この 頬 の あたり に 漂っ て 参り ます 。
0890,265,13: わたくし は その 谷間 を ようよう 這い 上り ます と 、 ああ 今 ^ おもい 出し て も 総身 が 粟 だ つ こと で ござい ます 。
0918,496,10: 私 は この 時 、 古い 中国 の 物語 を ^ 思い だし た 。
0918,1163,6:   山本 さん は 、 いつ ^ 思い だし て も 、 夢 で は ない か と 思わ れる 美しい 童話 の 世界 だっ た と 思いかえし て いる 。
0943,240,28:   そんな こと を 考え て いる うち に 、 この 七月 の はじめ の 夜 、 御 待合 の 腰掛 で 舞扇 を 拾っ た こと を ^ 思い だし た 。
0944,58,5: 食餌 は 番 僧 が ^ 思い だし た とき 、 檻 の 鉄棒 の 間 から 便宜 に 投げこま れる 。
0947,506,29:   あの 夜 、 同僚 も 漁師 も 帰し て 、 この ひと が ひとり で 錨 繩 を ひい て い た 、 孤独 な す がた を ^ 思い だし た 。
0947,1025,1: 「 ^ 思い だし て くれ た の ねッ 」
0947,2396,48:   アリエ 、 アリエ … … と 口 の なか で くりかえし て いる うち に 、 アメリカ の 北西 部 で 、 祖父 が 、 有江 という ひと と 共同 で 、 鉱山 の 仕事 を やっ て いる という 消息 が あっ た の を 、 ^ 思い だし た 。
0947,2946,3:   ふっと 、 ^ 思い だし 笑い を し て 、
0947,3078,6:   つづい て 、 いま まで ^ 思い だし た こと も なかっ た ある 情景 が 、 ふい に 、 こころ に うかん だ 。
0947,3753,25:   サト子 は 網棚 から とり おろし た スプリング に 腕 を 通し ながら 、 けさ 、 出 がけ に あっ た ちょっとした 出来事 を ^ 思い だし た 。
0948,226,6: 「 ここ へ 来る 途中 で ^ 思い だし た ん だ が 、 あなた の よう な 絵 を 描く ひと に 、 いちど たずね て み たい と 思っ て い た こと が ある ん だ 」
0948,567,2:   すぐ ^ 思い だし た 。
0953,73,18:   なるほど 自分 に は 何 人 か 子供 が い た よう だ と 、 それで ようやく ^ 思い だし たら しかっ た が 、 なにか また 忙しい 思いつき が ある の だ と みえ 、 いい よう に し たら よかろ う と 、 あっさり 話 を うちきっ て しまっ た 。
0957,27,2: それ を ^ 想い 出し 、 頭 に 夢 を 繰り返す 時 だけ 、 私 の 悲痛 は 救わ れる の で ある 。
0957,42,8: その ころ の 利根川 に は 、 いま ^ 想い だし て も 、 うそ で は ない か と 思える ほど 、 夥しい 群れ の 若鮎 が 下流 の 方 から 遡っ て き た 。
0970,17,8: その 時 ふと 、 父 の こと を ^ 想い 出し て 、 この 寒 さ に どう し て いる か と 思う と 、 矢 も たて も たまらなく なっ て 、 出稽古 から 帰る と かせぎ ため た 何 が しか を 早速 、 父 に 送っ た こと も あっ た 。
0975,13,22: ところが 不思議 な こと に 、 お腹 が すい て くる と 頭 が さえ て 、 忘れ た の も つい ^ 想い 出す の で ある 。
0975,31,20:   私 は 表 へ 出 て 、 それ を じっと 聞い て いる と 、 内地 の こと が ^ 想い 出さ れ て 、 師匠 は 今頃 どうして 居 られる か 、 師匠 に 会い たい な と 思う の で あっ た 。
0975,51,23: 南山 に 登っ たり 、 静か な 町 を 歩い たり し ながら 、 若い 心持 を 語り合っ た こと を 今 でも ^ 想い 出す 。
0977,536,34: —— 土 堤 道 の 杉 の ところ で 、 彼女 が 野菊 を つまん で 、 むね に も たれる よう に し て 何 か いっ た こと も 、 いま は ^ 思い だし も し なかっ た 。
0988,2957,7: 私 は 一瞬 あじさい の 花 を ^ 想い 出し た 。
1043,94,29: その 厖大 な 蒐集 や 展観 は 松坂屋 の 服部 氏 や 高島屋 の 川勝 氏 等 の 経済 的 応援 が あっ た ため で 、 今 も ^ 想い 出し て 感謝 し て いる 。
1072,56,15: アア いけ ねえ 、 ここら は 虫 の 声 ばかり 、 女 の 顔 を ^ おもい 出す と 、 今夜 の 先 が 急 に 恐く なっ て き た 」
1072,3058,16: けれど 、 なお その後 も 、 と も すれ ば 、 お 燕 の 泣き声 は ^ おもい 出さ れ た 。
1072,3128,18:   と 、 物騒 な この 頃 を 諷し て あっ た 不気味 な 絵 と 句 を ^ おもい 出し て 、 ぶる ッ と 、 背すじ を ふるわせ た 。
1072,3546,15: だが 、 大亀 も いっ た 通り に 、 市十郎 の い の 字 を ^ おもい 出し て も 、 すぐ 変る 顔 いろは 、 まだ 容易 に 、 心 の 底 波 を しずめ て は い ない 風 だ 。
1072,3728,1:   ^ おもい 出す だに 、 彼 は 、 体 の 組織 が すぐ 変る よう な 気 が し た 。
1072,3730,20:   あら れ 降る 飢餓 の 町 の さま よい を —— あの 堺 の 抜け裏 の 雑鬧 を 、 ^ おもい 出し た 。
1073,3405,5: 桔梗 を 、 胸 に ^ 想い 出し て い た 。
1076,1976,21: 疣 も 現在 は もう すっかり 治っ て いる の だ が 、 やはり 縁 に 引か れ て 時々 は ^ 想い 出さ れる 。
1155,16,16: お かみさん の 顔 を 見 て 、 二 十 年 ばかり 前 の こと を ^ おもい 出し た の だ 。
1156,17,113: あと で の 話 に よる と 茨城 に い た 義兄 が 、 新聞 で ぼく の 沖縄 行 を 知り 、 「 まさか 、 行き っきり に なる ん じゃ ある まい 」 と 、 その 義弟 に 不安 を もらし た と の こと で ある が 、 女房 側 の 親 兄弟 の 間 で は 、 はじめ から ぼく の こと を 遠い ところ の 人 で ある として 、 それ を 気 に し て いる よう で 、 亡くなっ た 義母 も 、 「 遠い なあ 」 と 云っ て 、 ぼく ら の 結婚 に 一抹 の 不安 を 持っ て い た こと など ^ おもい 出す の で ある 。
1159,46,56: 上京 し て から 何 年 と いう ほど 屋外 に 住ん で い た 浮浪 者 の ぼく が 、 就職 の 件 で 先輩 の 家 を 訪ね て 、 久し振り に 座蒲団 の 上 に 坐っ た の で あっ た が 、 自分 ながら あの 頃 の 生活 の かゆ さ が ^ おもい 出さ れる の で ある 。
1163,2,23: 南方 生れ の ぼく は 、 はじめて 見る 雪 の ながめ に 、 つい 寒 さ も 忘れ て 『 忠臣蔵 』 を ^ おもい 出し て い た の で あっ た 。
1163,5,10: いま で は しかし 、 上京 当時 の こと を ^ おもい 出さ ない 限り 、 どんなに 雪 が 降っ た ところ で 、 忠臣蔵 を おもい 出す こと は なくなっ て しまっ た の で ある 。
1163,5,25: いま で は しかし 、 上京 当時 の こと を おもい 出さ ない 限り 、 どんなに 雪 が 降っ た ところ で 、 忠臣蔵 を ^ おもい 出す こと は なくなっ て しまっ た の で ある 。
1163,32,69:   ぼく は そういう 家屋 に 生れ 、 が じ まる の 木 の 折れる ほど の 暴風 の なか で 、 少年 の 時代 を 育っ た せい か 、 時たま 、 十 五 メートル 、 二 十 メートル ほど の 風 の 吹く 東京 の 、 灰色 の 瓦 を 置き 並べ た に すぎ ない 屋根 の 下 に い て 、 暴風 の こと など ^ おもい 出し たり する の だ が 、 いま と なっ て は 暴風 も 、 一種 の 郷愁 に すぎ なく なっ て しまっ た の だ 。
1165,30,4:   れい し で ^ おもい 出し た が 、 沖縄 の へちま も うまい 。

泣き出す

(泣く.出す)
延べ語数: 187

0002,399,4: そう 気づい て 、 ^ 泣き 出し たく なっ て 立ちつくし て い たら 、 前 の お家 の 西山 さん の お 嫁さん が 垣根 の 外 で 、 お 風呂 場 が 丸焼け だ よ 、 かま どの 火 の 不 始末 だ よ 、 と 声高 に 話す の が 聞え た 。
0002,673,15:   と 言っ たら 、 涙 が 出 て 来 て 、 思わず わっ と ^ 泣き 出し た 。
0002,1937,18:   と 右手 で 左手 を しぼり ながら 言っ たら 、 突然 、 直治 が 、 めそめそ と ^ 泣き 出し て 、
0003,1750,25: なん に も 知ら ない くせ に 、 ひばり なんか は 、 」 と 言い かけ て 、 くるり とうしろ を 向い て ヒイ と ^ 泣き 出し た 。
0003,2060,43: それだけ の 事 で あっ た が 、 道場 へ 帰り 着き 、 次第に 落ちつい て 来る と共に 、 何とも 言え ず おそろしく 、 心配 で 心配 で たまらなく なり 、 ついに 夜 、 蒲団 を 頭 から かぶっ て ひとり で めそめそ ^ 泣き 出す に 到っ た の だ という の で ある 。
0025,183,24:   娘 は 棒立ち に なり 、 顔 に 血の気 を 失い 、 下 唇 を 醜く ゆがめ た と 思う と 、 いきなり ^ 泣き 出し た 。
0027,312,10: ただ 、 自分 は 、 女 が あんなに 急 に ^ 泣き 出し たり し た 場合 、 何 か 甘い もの を 手渡し て やる と 、 それ を 食べ て 機嫌 を 直す という 事 だけ は 、 幼い 時 から 、 自分 の 経験 に 依っ て 知っ て い まし た 。
0038,342,8:   きく と 、 ミネ子 は わっ と ^ 泣き だし た 。
0038,350,27:   そして 、 小声 で 落語 を 語り だす と 、 ミネ子 は はじめ 面白 そう に 聴い て い た が 、 しかし 直ぐ シクシク と ^ 泣き だし た 。
0042,112,22: 何 に も 知ら ぬ 若い レヴュガール を 無理矢理 その 楽屋 の 窓 へ 連れ て 来 て 、 見せる と 、 ^ 泣き だす 娘 が ある —— その 時 の 噂 を し て い た 。
0043,182,2: それから オイオイ ^ 泣き 出し て 、 そして 、 また 煙草 を 吸う ため に 泣き やん だ 。
0043,188,48:   今 は もう その 時 の 実感 を 呼び 起す だけ の ナイーヴ な 神経 を 失っ て いる し 、 音楽 で も 聴か ぬ 限り 、 めった と 想い だす こと も ない が 、 つまらない 女 から 別れ話 を 持ち出さ れ て 、 オイオイ ^ 泣き だし た の は 、 あと に も さき に も この 一 度 きり で 、 親 が 死ん だ 時 も こんなにも 取り乱さ なかっ た 。
0043,189,49: 私 は しょっちゅう 尻尾 を 出し て いる 人間 で 、 これから 先 も どんな 醜態 を 演じ て 、 世間 の 物 わ らい の 種 に なる か 、 知れ た もの で は ない が 、 しかし 、 すくなくとも 女 から 別れ話 を 持ち出さ れ て ^ 泣き だす よう な 醜態 だけ は 、 もはや 見せる こと も ある まい と 思わ れる 。
0043,196,21: 「 あの 時 は 君 は … … 」 H ・ K は いきなり T ・ I に だきつい て 、 ^ 泣き だし た 。
0043,203,21: やはり T ・ M は H ・ K が し た よう に 、 T ・ I と 抱き合っ て 、 ^ 泣き だし た と いう 。
0043,214,22:   し て みれ ば 、 よしんば 二 十 歳 そこそこ だっ た と は いえ 、 女 と の 別れ話 に ^ 泣き だし た 時 の 私 は 案外 幸福 だっ た の かも 知れ ない 。
0053,1784,4:   お 雪 は ^ 泣き 出し た 。
0053,1786,6:   ただ ぽかんと し て 、 ^ 泣き 出し て いる お雪 の 背中 を ながめ て い た 。
0053,2881,11:   そう 言っ て 、 鶴雄 の 胸 に すがりつい て ^ 泣き 出し た 。
0053,2900,12:   言い かけ て 、 鈴子 は また 子供 の よう に ^ 泣き 出し た 。
0053,2916,4:   鈴子 は また ^ 泣き 出し た 。
0054,371,26:   娘 は 暫く だまっ て 肩 で 息 を し て い た が 、 いきなり 小沢 の 背中 に 顔 を くっつけ て 、 ^ 泣き 出し た 。
0055,2438,1: 「 ^ 泣き 出す わ !
0067,334,11:   とつぜん 、 「 わ ッ 」 と 、 だれ か ^ なき だし た 。
0067,336,12: わん ぱく もの で けんか の 強い 徳一 君 が 、 まっさきに ^ なき だし た の だ 。
0067,337,20: すると 、 その まね を する よう に 兵太郎 君 が 「 わ ッ 」 と 、 同じ 調子 で ^ なき だし た 。
0067,339,21: つづい て 加 市 君 が 、 ひゅっ と いき を すいこん で 、 「 ふえ ー ん 」 と うまく ^ なき だし た 。
0067,342,35:   そして 、 四 人 は しばらく ない て い た が 、 太郎左衛門 は 、 ひろっ た 貝がら で 、 足もと の 砂 の 上 に すじ を ひい て いる ばかり で 、 ^ なき ださ ない の で あっ た 。
0073,96,2: うわ あと ^ 泣き だし たり 、 縄 を ひっぱる こと も 、 壁 に 名前 を 書く こと も 忘れ て 、 一目散 に 逃げだす かも しれ ない よ 。
0080,1437,22: かれ は 落胆 の あまり 、 場所 がら を も わきまえ ない で 、 舞台 に ぶっ 倒れ て 、 おいおい と ^ 泣き だし た 。
0082,2658,8:   山形 警部 は 、 いま に も ^ 泣き だし そう な 声 で あっ た 。
0084,52,17:   はなばなしい 自動車 旅行 の 出発 を 明日 に ひかえ て 、 山木 と 河合 と は ^ 泣き 出さ ん ばかり の 有様 だっ た 。
0084,2403,13:   と 、 張 と ネッド が 顔 を 見合わせ て 、 今にも ^ 泣き 出し そう だ 。
0087,1066,13: 彼女 は 滂沱 たる 涙 を 押え て 、 声 を 放っ て ^ 泣き 出し た 。
0095,134,13: そして 彼 は 目 を 両手 で 蔽う と 、 大きな 声 で ^ 泣き 出し た 。
0098,225,23: 呶 鳴っ た か と 思う と 、 笑っ たり 、 ぺこぺこ お辞儀 し た か と 思う と 、 ふん 反り返り 、 ^ 泣き 出し た か と 思う と 、 鼻唄 で 闊歩 する 。
0106,70,2: 岩 は ^ 泣き 出し て しまい まし た 。
0109,222,46: 昨日 、 橋 の ところ で 女中 と はぐれ 、 それから 後 は 他所 の 人 に 従い て 逃げ て 行っ た の で ある が 、 彼女 は 母親 の 姿 を 見る と 、 急 に 堪え られ なく なっ た よう に ^ 泣き だし た 。
0138,337,29: 小 使い が 、 ヒジキ の 入っ た 箱 弁当 を 娘 さん の 分 も 床 へ 置い て ゆく と 、 それ を 見 て 急 に ^ 泣き 出し た 。
0138,356,7:   留置 場 の 弁当 で は ^ 泣き 出し ながら も 会社 の やり口 は 見 とおし 、
0138,1401,10:   やがて 袖 を さぐっ て ハンケチ を 出し ながら ^ 泣き 出し た 。
0141,6086,17: て すり に つかまっ て 一 段 一 段 のぼっ て 行き ながら 、 伸子 は はげしく ^ 泣き 出し た 。
0141,6146,1:   ^ 泣き ださ ない で 礼 を いう の が 伸子 に やっ と だっ た 。
0141,10515,62: 赤坊 の とき から 家 じゅう の 関心 が そこ に 集め られ て い て 、 和一郎 が 四つ の 春 、 はじめて 乙女 椿 の 花 の 咲い て いる 庭 を 一 人 だ ち で 歩い た とき 、 二 歳 の 姉 娘 で ある 伸子 は 母 の 多 計 代 より 先 に よろこん で ^ 泣き だし た 。
0142,677,5:   ひろ子 は 、 激しく ^ 泣き だし ながら 頭 を ふっ た 。
0144,608,5:   声 を あげ て ^ 泣き 出し そう な 心持 で スムールイ と わか れ 、 下船 し た 後 、 ゴーリキイ は 再び 因業 な 嫁 姑 の いがみ合っ て いる 元 の 製図 師 の ところ で 働く こと に なっ た 。
0398,100,4: みんな の くたびれ て ^ 泣き 出し たい 気持 が うずまい て 、 それ は 書記 長 で ある 櫛田 さん を ひきずりこま ず に は おか ない 。
0446,47,7: 一目 見 、 自分 は 大声 で ^ 泣き 出し た 。
0448,181,5:   自分 は 、 到頭 ^ 泣き 出し て しまっ た 。
0466,337,17: そこ へ 別 の が 入っ て 来 、 黙っ て 見 て 居 た が 、 ^ 泣き 出す 。
0498,25,2: わたし は ^ 泣き 出さ ない で い られよ う か 、 と 。
0508,460,80:   お 関 は 負け嫌い で 小さい 内 から かなり 身 巧者 に 働い た 代り 何 か 気に入ら ない と 、 引き つめ に 毛 の 根 の ふくれる 程 きっちり 銀杏返し に 結っ て 居る お 駒 の 髷 を つかん で 引っぱっ たり 、 後 から いきなり 突き飛ばし て 、 小柄 な 妹 が 毬 の 様 に 弾ん で 行っ て 突 調子 も ない 柱 等 に いや と 云う 程 体 を 打ちつけ て ^ 泣き 出し たり する の を 見 て 面白 がっ て 居 た 。
0508,940,1: と ^ 泣き 出し た 。
0509,341,35: と 云う なり つまずき そう に なり ながら 屏風 の 外 へ 飛び出す と 、 激しい 怖 れ で ガタガタ 震え ながら 自分 で 気 が ボーッ と なる 程 大きな 声 を あげ て ^ 泣き 出し た 。
0518,62,16:   隣り の 子供 が 三 人 大立 廻り を し て 声 を そろえ て ^ 泣き 出す 。
0532,12,19:   赤坊 が 風車 を 廻さ れ て 驚き 、 舌 出し 三 番 の 舌 を 見 て ^ 泣き 出す と 同じ 等 な 驚き を し 泣き 方 を し て 居 ます 。
0538,439,4: ( けい 、 しくしく ^ 泣き 出す ) あなた 、 なに も 泣か なくっ て も いい ん です よ 。
0538,503,15: けい   ( 黙っ て 受取っ て み て いる が 、 やがて 又 しくしく ^ 泣き 出し 、 そのまま 坐っ て しまう )
0542,288,19: 彼女 の ぎらぎら 光る 眼 は 、 霧 が かける よう に 曇っ て き て 、 こんど は ^ 泣き 出し た 。
0544,326,13:   突然 、 彼女 は 卓上 に 突っ伏し 、 肩 を 震わし て ^ 泣き だし た 。
0550,211,10:   炬燵 の 上 に つっ伏し て 、 彼女 は ^ 泣き だし て しまっ た 。
0564,129,42:   周 さん は 俺 の 腕 を 離し て 、 こんど は 、 同国 人 の 腕 を 捉え 、 俺 の 知ら ない 言葉 でし きり と 饒舌 り 、 そして ふい に 、 卓上 に 顔 を 伏せ て ^ 泣き だし た 。
0576,89,5: じっと し て いる と ^ 泣き だし そう な 気 が し た から 、 もう 何 も 考え ず に 、 急ぎ足 に 立ち去っ た 。
0577,386,1: その ^ 泣き 出し そう な 顔 付 と 、 次 で 、 小さな 足袋 の 汚れ た 裏 と が 巳之助 の 眼 に ちら と 残り まし た 。
0591,146,9: 大きな 蟹 に 指 を はさま れ て 、 ^ 泣き だし た こと も ある の 。
0596,44,21: やがて 彼女 は 起き 上り 、 跣 の まま 、 家 の 方 へ 戻っ て いき 、 急 に しくしく ^ 泣き 出し て 、 裏口 へ はいっ て 行っ た 。
0596,324,13:   おれ が 出かけよ う と する と 、 嘉代 さん は 突然 ^ 泣き だし て おれ の 腕 を つかまえ た 。
0597,206,12: わたし は 首 垂れ て 、 もし そのまま で い たら 、 ^ 泣き 出し た かも 知れ なかっ た 。
0597,2083,28: 紅毛碧眼 白肌 の 中年 者 だっ た が 、 或 る 時 、 二 人 で 飲ん で いる と 、 彼 は 突然 声 を 挙げ て ^ 泣き だし た 。
0598,342,22:   娘 は 黙っ て い た が 、 ふい に 顔 を 伏せ 、 ハンカチ を 眼 に あて て 、 ^ 泣き だし て しまっ た 。
0598,347,2: 娘 が ^ 泣き だし た こと で は ない 。
0599,450,8:   お父さん は また 頷い て 、 しくしく ^ 泣き だし た 。
0599,487,10:   言っ てる うち に 、 お父さん は もう しくしく ^ 泣き だし て しまっ た 。
0599,489,10: ただ 人間 の こと と なる と 、 すぐ に ^ 泣き だし て しまう の だ 。
0599,496,14: もし 涙 を 見せよ う もの なら 、 お父さん は 声 を あげ て ^ 泣き だす に きまっ て いる の だ 。
0601,503,8:   彼 は 小児 の よう に しくしく ^ 泣き だし た 。
0602,37,23: まだ 子供 の 頃 、 暴風雨 の 烈しい 折 、 建て直し 以前 の 古い 家屋 が みしみし 揺れ て 、 恐ろしく なり 、 ^ 泣き だし たく なり 、 祖母 に 連れ られ て 土蔵 の 中 に 避難 し た こと が ある 。
0603,186,21: あちこち 破れ 、 ことに 、 赤 いひ げ だるま が ひどく 破れ てる の を 、 じっと 、 眺め て 、 ^ 泣き だし そう な 顔 を し まし た 。
0612,688,0: ^ 泣き 出す 動機 は そんな もの で あっ て も 、 いざ 泣き 出し て しまえ ば もう そんな こと は 意識 に なく 、 ただ 泣く ため に 泣く 。
0612,688,12: 泣き 出す 動機 は そんな もの で あっ て も 、 いざ ^ 泣き 出し て しまえ ば もう そんな こと は 意識 に なく 、 ただ 泣く ため に 泣く 。
0612,1270,13: やがて 、 その 次 の 部屋 の 窓 から ワーン と 大声 で ^ 泣き 出す と 、 修道 女 が 、 アラアラ 、 おしっこ ネ 、 と ばたばた する 音 。
0612,1960,0: ^ 泣き 出す の で も ない 。
0613,227,9: 橋本 君 は わっ と 声 を あげ て ^ 泣き だそ う と し た 。
0613,802,10: 婦長 さん を はじめ 看護 婦 たち が 、 しくしく ^ 泣き 出し た 。
0613,1459,9:   わっ と 声 を たて て 私 は ^ 泣き だし て い た 。
0613,1465,12: その 顔 を 見 たら 、 また 、 わっ と 私 は ^ 泣き だし て しまっ た 。
0616,54,18: 女 たち は 黙っ て 聞い て い た が 、 そのうち 急 に 二 人 と も ^ 泣き 出し て しまう 。
0616,73,59: 」—— 鶏 が 鳴く と 、 遠く から イエス が 焚火 に あたっ て いる ペ テロ の 方 を ふりむい て 見る 、 すると ペ テロ は 急 に イエス に 言わ れ た 言葉 を 思い出し 、 はっと 我 に 返っ て 、 庭 の 外 へ 出 て いっ て 、 暗がり の なか で はげしく ^ 泣き 出す の だ ね 。
0619,283,16: ある とき 、 この 子供 が 、 先生 は 僕 ばかり 叱る 、 と いっ て ^ 泣き だし た 。
0619,327,3:   彼 は ^ 泣き だし た 。
0642,703,8:   その とき 、 種 則 は やおら ^ 泣き だし て 、 恨めし そう に 衣子 を 睨み 、
0645,74,0: ^ 泣き だす ワケ に も 行か ない の で ある 。
0645,213,21: 最後 に 先生 は アキ子 の 両 頬 を パチ パチ 二 十 ほど ビンタ を くれる と 、 キャアーッ と ^ 泣き だす 。
0645,219,6: けれども 、 子供 は ギャア と ^ 泣き だす 。
0672,79,10: そして その 晩 、 夕食 の 時 に は オロオロ ^ 泣き だし て しまっ た もの だ 。
0672,104,61:   要するに 私 の 母 は 戦争 なかば に 手 ッ 取り ば やく 日本 の 滅亡 を 祈っ た あげく 、 すでに 早く も 私 を あちら の オメカケ に しよ う と もくろん だ 始末 で 、 その くせ 時 なら ぬ 深夜 に 起き 上っ て 端坐 し て 、 雪夫 や 許し て おくれ 、 など と ^ 泣き だし て しまう 。
0683,494,11: 「 アア 無情 」 それ は 酔 ッ 払 ッ て ^ 泣き だし た 三高 の セリフ で は ない か 。
0710,69,5: 花田 の 顔 は 、 ^ 泣き だし そう に 見え た 。
0732,371,5:   菊松 は 、 とうとう ^ 泣き だし た 。
0732,630,33: 彼 は あわて ゝ シキフ を もたげ た が 、 それから 先 は 為す 術 を 失い 、 途方 に くれ て 、 クッ という 声 を たてる と 、 手 ばなし で ^ 泣き だし て しまっ た の で ある 。
0732,2370,19:   と 呻き を たて ゝ 、 足 を バタバタ ふり 、 七転八倒 、 廊下 を ころがっ て 、 ^ 泣き だし た から サルトル も おどろい た 。
0732,3040,5:   と 、 才蔵 は ^ 泣き だし た 。
0732,3054,38: オレ は 戦地 へ 行っ て も 、 戦争 し ない で 、 満腹 し て いる 性分 な ん だ 、 と 才蔵 は 内々 セセラ 笑っ た が 、 それ は 色 に もださ ず 、 ^ 泣き 出す フリ を し て 横目 で ウインク 。
0733,130,36: この 一 升 が き て から 後 は 、 論戦 の 渦まき 起り 、 とうとう 三好 達治 が 、 バカア 、 お前 なんか に 詩 が 分る か ア 、 と 云っ て 、 ポロポロ ^ 泣き だし て 怒っ て しまっ た 。
0734,346,4:   男 は ポロポロ ^ なき だし た 。
0754,1000,13:   亮作 は 顔 を しかめ て 、 手放し で 、 ポロポロ と ^ なき だし た 。
0759,6305,3:   彼女 は ^ 泣き だし た 。
0773,559,8: そして 幼女 の 声 はた まぎる よう に ^ 泣き だし た そう です 。
0774,217,16: そこ へ ヘトヘト に やつれ た 女中 が ションボリ 戻っ て き て 、 ワッ と ^ 泣き だし た 。
0806,183,19:   カメ が 井戸 へ とびこん で 、 それ ッ きり 物音 ひとつ きこえ ない から 、 ワッ と ^ 泣き だし た の は 女房 で 、 髪 を ふりみだし て 多 茂平 の ところ へ 駈け こん で 、
0807,360,17:   山犬 は 一 かたまり に 口 を あけ ノド を ふるわせ て 、 恐怖 の あまりに ^ 泣き だし そう だ 。
0808,178,10: ちょ ッ と 突い て も 、 スッ とん で ^ 泣き だす よう な 女の子 で 、 なん の 取柄 も ない のに 、 世間 は 案外 な もの で 、
0817,420,23: そういう こと と は 知ら ない から 、 女 は お 酒 を の ん で は いけ ませ ん 、 酔う と ^ 泣き だし て 見苦しい もの だ 、 と 私 と 檀 君 徳田 君 だけ 飲ん で い た ので 、 後で 分っ た 時 は 手 おくれ 、 人選 の 任 を 果さ ぬ こと に なっ て しまっ た 。
0834,7,53:   お 人形 です から 、 表情 が 動く 訳 で は あり ませ ん が 、 喜び や 悲しみ が 見える よう で 、 寒く なる と 風邪 を ひい た ん じゃ ない かしら と 思い 、 お 留守番 を さ せる と 、 “ 連れ て っ て ” と ^ 泣き 出す 顔 が 浮ん で 来 て 、 大粒 の 涙 が ポロ く こぼれ たり し ます 。
0851,75,37: 私 は その 母 を 睨みつけ 、 肩 を そびやかし て 自分 の 部屋 へ とじこもっ た が 、 その とき この 姉 が そ ッ と 部屋 へ はいっ て き て 私 を 抱きしめ て ^ 泣き だし た 。
0943,156,17:   そう いう と 、 曙 染め の 小袖 の 袂 に 顔 を おし あて て ^ 泣き だし た 。
0945,48,52:   こういう しあわせ で 、 生き て いる かぎり 、 この 島 に 居着か なけれ ば なら ぬ こと に なっ た が 、 何 に とりつい て 命 を 助かろ う 方便 も 思いつか ぬ こと で 、 みなみ な 途方 に くれ 、 なかには 顔 に 手 を あて て ^ 泣き だす もの も あっ た 。
0946,182,72:   金 十郎 は 胸 とどろかせ ながら 、 去年 の 夏 の はじめ 、 八 条 猪熊 の 女衒 に 連れ ださ れ 、 大湊 という 、 北 の 湊 の 船宿 へ 、 飯盛 に 売ら れ た ひと が あっ た そう だ が 、 と なぞ を かける と 、 女 は うなずい て 、 お はずかしい が 、 わたくし も その 一 人 だ と 、 さめざめ と ^ 泣き だし た 。
0947,868,14:   思いあまっ た よう に 、 青年 は 顔 に 手 を あて て ^ 泣き だし た 。
0947,969,1:   ^ 泣き だし たり し たら 、 コナゴナ に さ れ て しまう 。
0947,1530,2: 美術館 で ^ 泣き だし た とき の かぼそい 声 と は 、 似 て も つか ぬ もの だっ た 。
0951,156,52:   始発 の 電車 が 通る 時間 まで 「 ちょっと 眠っ て おく 」 という 簡単 な 作業 の ほか 、 自分 の 人生 に は もう なに も する こと が ない の だ と 思う と 、 その 考え に おびえ て 、 枕 に 顔 を 埋め て はげしく ^ 泣き だし た 。
0952,49,59: これ だけ ひき 離し て おけ ば 、 絶対 大丈夫 と 思っ た の が 、 油断 だっ た の ね … … そう なる と 、 ジョーゼット まがい の 、 悪く 新し がっ た 薄っぺら な ところ 、 浮き あがっ た よう な レモン の 色合 の わざとらし さ が 、 悲しい ほど 嫌味 で 、 こちら は ^ 泣き だし たい くらい に なっ て いる のに 、 志貴 子 の やつ 、 わざわざ 手 で 触っ て み て 、 「 まあ ま 、 これ 中村 だっか 。
0952,55,1:   ^ 泣き だし も し なかっ た わ 。
0953,139,66: 奇怪 な の は 泰文 の 態度 で 、 湧き たつ よう な 醜聞 を 平然と 聞流し に し て いる ばかり か 、 自分 の ほう から ほうぼう へ 出かけ て 行っ て 、 自分 が 毎日 どんな 情けない 目 に あっ て いる か という よう な こと を 行っ て ある き 、 自分 の 話 の あわ れ さ に つまされ て ^ 泣き だし たり し た 。
0956,1259,15: 胡蝶   ( 急 に 思い出し て 、 火 の つい た よう に おいおい ^ 泣き 出す )
0956,1270,3: ( また おいおい ^ 泣き 出す )
0956,2499,25:   ( 文 麻 呂 の 胸 に すがりつく と 、 急 に 気 が ゆるん だ よう に 、 大声 を 上げ て 、 ^ 泣き 出す 。
0977,308,11: それから とつぜん 、 三吉 の 腕 に も たれ て シクシク ^ 泣き だす ——。
0981,1854,10: しまいに は ヒュンヒュン 、 ヒュン と 小犬 の よう に ^ 泣き 出し て 、 終り に なっ て も 女 は ドタリ と 横ざま に 寝返っ た だけ で
0981,2012,4: お前 は 遂に メソメソ ^ 泣き 出し て
0981,2074,2: やがて ボロボロ ^ 泣き 出し て 「 ジ が 出 た 」 と 言う
0982,54,18: ( 部屋 の 中 で それ まで 眠っ て い た 幼児 が 眼 を さまし て グズグズ ^ 泣き だす )
0982,567,32: そめ   ( ひとり ごと の 様 に ) つれ え 事 が 有っ て も 、 なあ … … ( その 言葉尻 が 涙声 に なり 、 やがて 、 すすりあげ て ^ 泣き 出す )
0985,1584,22: … … ( しばらく ボン ヤリ し て い た が 、 やがて 耐え きれ なく なっ て 声 を あげ て ^ 泣き 出す )
0985,2320,5:   はずかしい ——( ヒステリック に ^ 泣き 出し て しも う )
0987,461,23: 明   俺 あ 、 こんど 兄さん に 逢っ たら 、 俺 あ 、 この 腕 で 、 兄さん を ——( ククク と ^ 泣き 出し 、 せぐりあげ て ヒーッ という )
0987,2213,42: 治子   … … ( その 俊子 の 姿 を 見 て いる うち に 、 今 まで の 凍りつい た 態度 が クラリ と 変っ て 、 不意 に バラバラ と 涙 を こぼし 、 次ぎ に 声 を 出し て ^ 泣き 出す ) … … ごらん なさい 、 友吉 さん !
0987,2780,11: ( 昂奮 の 極 、 オイオイ と 声 を あげ て ^ 泣き 出し て いる ) あの 、 先生 も 、 そい から 、 あの 、 両方 とも … … ( まだ 何 か いい つづけ て いる が 、 泣き声 に なっ て 聞き とれ ない 。
0988,34,0: ^ 泣き 出し て しまい たい ほど 、 あ われ に なる 。
0988,119,4:   急 に 、 ^ 泣き だす の で は ない か と 言う 氣 が し た 。
0988,354,22:   顏 を クシャクシャ と さ せ た か と 思う と 、 それ が ベソ に な つて 、 ヒー と ^ 泣き 出し て い た 。
0988,1534,26: 人 を 眞 正面 から ヒタ と 見 て たじろが ない 視線 は そのまま だ が 、 黒目 に ツヤ を 帶 びて 直ぐ に も ^ 泣き 出し そう な 、 せつない よう な 色 を 浮べ て 、 強く 光 つ て いる 。
0988,6049,9: 僕 は それ を 見 て 二 度 ばかり ^ 泣き 出し て しまい まし た 。
0989,883,21: 省三   ハハ 、 ヒヒ 、 アッハハ … … ( その 笑い声 の 尾 の 所 で ヒー 、 ウー と ^ 泣き 出し て いる )
0989,1995,7: その 代り に 、 恐怖 から 今にも ^ 泣き 出し そう な 顔 に なっ て いる 。
0989,2190,30: 一方 が 、 一緒 に 心中 し て くれ と くどく か と 思う と 、 一方 は 金 を 拵える から 、 それ 持っ て 逃げ て くれ と ^ 泣き 出し たり 、 いや はや !
0992,5,14: 聞い て いる うち に 、 自分 に も 思いがけ ず 、 急 に ^ 泣き だし て い た 。
0993,574,26: 壮 六   この 夏 、 黒田 さま を 案内 し て 来 た 馬車 の 中 で よ 、 なんで お前 、 あんな 出しぬけ に ^ 泣き 出し た だ ?
0993,600,30: あの お嬢様 も 御 一緒 だら ず 、 お前 は ここ の 世話 やき 頼ま れ て っ から な 、 まあ ま 、 金吾 、 あの 人 見 ちゃ ^ 泣き 出し て 、 よ 、 眼 え 泣きはらさ ねえ 用心 する だ なあ !
0993,1173,1: ( ^ 泣き 出し て いる ) うん !
0993,1174,6: 敦子   なん な の 、 ^ 泣き 出し たり し て ?
0993,2059,6: 私 が それ を 見 て ^ 泣き 出し た の 。
0993,2060,29: すると お 父 さま が ——( 言っ て いる 内 に 涙声 に なっ て い て 、 そこで 、 こらえ きれ なく なっ て 言葉 を 切っ て ^ 泣き 出す 。
0993,2068,33: 春子   ( すこし 笑っ て 見せ て ) いえ ね 金吾 さん 、 昔 の こと 思い出し て … … そい で 父 の こと ——( 言っ て いる 内 に 又 ^ 泣き 出す )
0993,2792,4:   ( しみじみ と ^ 泣き 出し て いる ) お父さん !
0993,2965,19: 間 … … その 閉 っ た ドア の 奥 から 、 火 が つく よう に 敏子 が ^ 泣き 出し た 声 が 聞える 。
0993,3025,9: 金吾   … … ウー ( 唸る よう に ^ 泣き 出し 、 火じ ろ の わき の 畳 に 打 伏 し 、 それ に かじりつい て 泣く ) こらえ て くだせ え 、 敦子 さま 、 俺 あ 、 バカ だ 、 春子 さま も こら へ て くだせ え 、 う ー 、 ああ あ 、 う ー 、 う ー
0993,4141,6: したら な 春子 おばさん が メソメソ ^ 泣き 出し て 詫 まる ん だ 。
0993,4562,1: ( ^ 泣き 出す ) お母さん ありがとう 。
0993,4563,2: 敦子 も ^ 泣き だし て いる 、 二 人 の 女 の 泣声 に まじっ て 、 木戸 と 金吾 と 杉 夫 も 泣い てる よう で 洟 を すすりあげる 音 。
0993,4693,5: ( 手 離し で オイオイ ^ 泣き 出す ) これ で 孫 が 助かり ます 。
0993,4839,62: 敏行   う ー 、 ふん 、 う ー ——( はじめ 、 妙 な 唸り 声 を 出す ので 、 また ノド でも 詰まっ た の か と 思っ て 金吾 と 金太郎 が 見る と 、 そう で は なく 、 口 の はた に 飯粒 を くっつけ た まま 、 ボロボロ 、 ボロボロ 大粒 の 涙 を 流し て 、 ^ 泣き 出し て いる ) おう !
0993,5153,14: お仙   あの なあ 、 お母ちゃん ——( いきなり 手 離し で オイオイ 、 オイオイ ^ 泣き 出す )
0993,5154,17: 金太   春子 おばさん は な ——( これ も 姉 の 泣声 に つられ て 、 オイオイ ^ 泣き 出す )
0993,5175,53: お 豊   何 を おら が ふるえ てる だ 、 ふん 、 この 子 は 何 を 言う だ か 、 ふん 、 へ … … ( 笑いかける が 、 その 笑い が だんだん 泣き声 に なっ て 、 しまいに オイオイ 、 オイオイ と 手 離し で 、 大声 を あげ て ^ 泣き 出す )
0993,5176,7: お仙   お母ちゃん ——( これ も また ^ 泣き 出す )
0993,5178,3: ( これ も ^ 泣き 出す 。
0993,5179,16: あと の 二 人 の 子 も 茶碗 を 放り出し て 、 オイオイ 、 オイオイ 、 ^ 泣き 出す 。
1000,459,11: と 、 皆 が 拍手 し た が 、 平中 は ^ 泣き 出し そう な 顔 を し て 、
1037,217,8: 多分 、 母 に ひどく 叱ら れ 、 ^ 泣き 出し て しまっ た こと で あろ う 。
1041,906,6: 感 きわまっ て 、 途中 で ^ 泣き 出す こと も あり 、 アナウンサー とか その とき の ショウ の 主役 が 「 じつは ジャン の 息子 が ヴェトナム で その 命 を アメリカ に ささげ た の です 、 ジャン も 息子 も 立派 です ね 」 という よう な こと を 、 必ず 言う 。
1041,3369,4: この 喉頭 は 、 ^ 泣き だす 寸前 の よう な 激しい 感情 の とき に も おなじ よう に 緊張 する 。
1072,2106,15:   無心 に 眠っ て い た お 燕 は 、 びっくり し て 、 ^ 泣き 出し た 。
1072,2371,16:   ふと 、 かれ の 心 は 、 べつ な 心 の なか で 、 シュクシュク ^ 泣き 出し て い た 。
1072,2680,19:   女 の 肌 の 下 で 、 幼 な 子 が 、 わ ー ん ッ と 、 ^ 泣き 出し た の も 一 しょ だっ た 。
1072,5684,22:   左右 太 が 、 背 を たたく と 、 義平 太 は なお 、 咽び あげ て 、 子ども みたい に ^ 泣き 出し た 。
1073,30,48: —— 行く 雲 を 見る とも なく 見 て いる 眼 から 、 急 に 、 ぽろぽろ と 、 涙 を 奔 ら せ 、 鼻 み ず を 垂らし 、 しまいに は 、 顔 を くしゃくしゃ に し て 、 独り 、 声 を あげ て 、 ^ 泣き 出し て しまう こと が あっ た 。
1120,164,7:   と 云っ て 、 また 一しきり ^ 泣き 出し た が 、
1141,187,72: 花 を 持っ た 手 を 組ん だり 、 栗 の 枝 へ 抱き上げ て やっ たり 、 谷川 の 水鏡 に 顔 を 並べ て 映し たり し て 居る 間 に 、 二 人 は 何時の間に やら 、 長い 間 手 を 握り 合っ て じっと し て 居 たり 、 娘 は 男 の 懐中 に 顔 を 埋め て 、 何 ん という 理由 も なく 、 シクシク ^ 泣き 出す よう な 仲 に なっ て 居り まし た 。
1144,146,30:   その 理由 が 何 ん で あっ た か 、 どんなに 訊ね て も 芳江 の 口 を 開ける 由 も なく 、 強いて 問え ば 、 シクシク と ^ 泣き 出す だけ 、 その 痛々しい 涙 を 見る と 、 伊予 守 忠弘 も 押し て 責め 問う 気力 も 無くなり ます 。
1173,885,3: 高城 は 突然 ^ 泣き 出し そう な 表情 に なっ て 、 大きな 身振り を し ながら 甲高い 声 で 言っ た 。
1173,1252,11: 「 花田 中尉 殿 に お 逢い に なっ たら ——」 ^ 泣き 出し そう な 表情 に 見え た 。
1175,405,35: 果て は 、 あんな インチキ 野郎 が 得 を し て 、 自分 みたい な 正直 者 が 損 を する 、 神 も 仏 も ない もの か 、 と 野呂 が 男泣き に ^ 泣き 出す 有様 で 、 さすが の 僕 も 始末 に 困り まし た 。
1176,144,11: 弟 の 方 の 顔 は しだいに くずれ て 、 今にも ^ 泣き 出し そう な 顔 に なっ た 。
1177,938,7: 「 や だ よう 」 と 、 ^ 泣き 出す よう な 太い 声 が 叫ん で 、 信二 は わざと 大きな 跫音 を たて て その 扉 を ひらい た 。
1177,1113,1: ほとんど ^ 泣き 出し そう に なっ て いる 自分 に 気づい て い た 。

笑い出す

(笑う.出す)
延べ語数: 178

0003,1709,19: 」 と 思い切り 罵倒 し て やっ た が 、 マア 坊 は こんど は 怒る どころか 、 げらげら ^ 笑い 出し た 。
0003,3199,5:   竹 さん は くすくす ^ 笑い 出し て 、
0011,152,20:   お かみさん は 、 いかにも 不機嫌 そう に 眉 を ひそめ 、 それ から 仕方 無 さ そう に ^ 笑い 出し 、
0027,1487,20:   うわっ はっ は 、 と まず 、 ヒラメ が 大声 を 挙げ て 笑い 、 マダム も クス クス ^ 笑い 出し 、 自分 も 涙 を 流し ながら 赤面 の 態 に なり 、 苦笑 し まし た 。
0027,1564,3:   奥さん は ^ 笑い 出し 、
0053,363,7:   男 の よう な 声 で ^ 笑い 出し た 。
0053,445,16:   うなずい た が 、 それ が われ ながら 神妙 だっ た ので 、 鶴雄 は ^ 笑い 出し た 。
0053,714,9:   そして 、 お たがい 顔 を 見合っ て ^ 笑い だし た が 、 鶴雄 は 笑い やむ と 、
0053,1920,4:   小田 は 何となく ^ 笑い 出し た 。
0053,2304,5:   小郷 は 急 に ^ 笑い 出し た 。
0054,1702,25:   針 助 を 睨む よう に 見る と 、 針 助 は ふと 狼狽 の 色 を 見せ た が 、 やがて 急 に ^ 笑い 出し て 、
0055,1085,3:   そして また ^ 笑い だす と 、
0055,1166,1:   ^ 笑い 出し た 。
0055,1185,7:   すると 、 男 は 急 に ^ 笑い 出し た 。
0055,1380,3:   と 、 ^ 笑い 出し た の だっ た 。
0055,1400,11:   と 、 思わず きく と 、 男 は 急 に ^ 笑い 出し た の だっ た 。
0055,1457,11:   信吉 が そう きく と 、 男 は 急 に ^ 笑い 出し た 。
0055,1577,6:   新内 語り は 急 に ^ 笑い 出し た 。
0060,668,1: なかでも ^ 笑い 出し た の は 、 MOS 型 LSI の 取り扱い 注意 で ある 。
0060,9135,16:   マック ペイント を 一目 見 た とき 、 湧き 上がっ て き た の は ^ 笑い 出し たい よう な 驚き だっ た 。
0065,161,23:   踊ら せ た 繰り 手 の 心 が のり 移っ た よう に 、 彼 は しまり も なく ゲラ ゲラ と ^ 笑い 出し た 。
0067,36,4:   久助 君 は ^ わらい だし た 。
0067,112,35: すると とたんに 、 その にがかっ た もの が 、 すずしい あま さ に 変わっ て 、 じつに 口 の 中 が 爽快 に なっ た ので 、 久助 君 は ひとり で 、 クックッ と ^ わらい だし て しまっ た 。
0067,181,17: すると 彼女 は 、 なにか おかしい 返事 を 聞い た の だろ う 、 とつぜん クックックッ と ^ わらい だし た 。
0080,440,7: 「 はっ はっ はっ 」 博士 は ^ 笑い だし た 。
0080,635,4:   と 博士 は ^ 笑い だし た 。
0081,677,23:   とつぜん ラツール が 、 かかえ て い た 椰子 の 枯草 を 前 に ほうりだし て 、 大きな 声 を たて て ^ 笑い だし た 。
0087,1511,10:   帆 村 の 言葉 を 聞い て 土居 は ^ 笑い 出し た 。
0087,1751,5: そして 声 に 出し て ^ 笑い 出し た 者 も あっ た 。
0089,155,32:   二宮 少年 は むずかし 屋 の 四 本 君 が 、 自分 と 同じく 時計 屋敷 探険 を 強く 主張 し て いる こと を 知っ て 、 そう いっ て ^ 笑い だし た 。
0095,2442,8: すると ドレゴ が 、 わ は は と ^ 笑い 出し た 。
0098,1615,6:   どういう 了簡 か 私 も ^ 笑い 出し た 。
0138,689,7:   これ に は 監房 じゅう が ^ 笑い 出し 、 実に 大笑い を し た 。
0138,1157,4:   思わず 腹 から ^ 笑い 出し た 。
0139,55,10: いくらか 子供 らしく 歎息 する 母親 に 、 源一 は ^ 笑い 出し た 。
0140,546,2: 伸子 は ^ 笑い 出し た 。
0140,945,14:   断定 的 に 素子 が いっ た ので 、 蕗子 も 伸子 も ^ 笑い 出し た 。
0140,2636,3:   伸子 は ^ 笑い 出し た 。
0140,3834,36:   小川 豊助 が 、 当惑 し た よう に 、 雷 が 主人 で ある 自分 の 責任 で ある よう に 額 に 手 を やっ た ので 、 こわがっ て いる 伸子 まで ^ 笑い 出し た 。
0141,234,3:   ゴルシュキナ は ^ 笑い 出し て 、 伸子 の 手 を とっ た 。
0141,239,5:   こんど は 伸子 が ^ 笑い 出し た 。
0141,476,16:   妙 に 含蓄 の ある 調子 で 瀬川 が 力説 し た ので 、 みんな ^ 笑い 出し た 。
0141,782,14:   伸子 は 思わ ず 、 その 浴室 の ずば抜け た 広 さ に ^ 笑い 出し た 。
0141,2274,6:   そして 伸子 は 、 ふっと ^ 笑い 出し た 。
0141,2883,60: 自分 も 何 か 用事 で 廊下 へ 出 て 来 た 拍子 に 、 小さい 伸子 が 来 かかる の を 見 て 、 ひょいと 掬い 上げ た という の なら ば 、 そう する ポリニャーク に 陽気 な いたずら っ子 の 笑い が あっ た はず だ し 、 伸子 も 、 びっくり し た 次 に は ^ 笑い 出す 気分 が うつっ た はず だっ た 。
0141,9130,44: モスクヷ 生活 について の あれこれ 雑談 の 末 、 日本 の 天皇 という もの について あなた は どう 考え て おら れ ます か 、 と 訊か れ た とき 、 伸子 は あんまり その 質問 が 思いがけなかっ た から ベッド の 上 で ^ 笑い 出し た 。
0141,11708,7: と 云っ た ので 、 みんな が ^ 笑い 出し た 。
0141,13211,24: やがて 軽い やき もち を より 多く の 茶目 気 で あらわし た よう な いたずら の 気分 が わかっ て 二 人 は ^ 笑い 出し た 。
0141,14215,25:   体 を かたく する よう な 気持 で きい て い た 伸子 は 、 しばらく する と 、 小さい 声 を たて て ^ 笑い だし た 。
0141,15360,4: 心 の 中 で ^ 笑い だし たく も あり 、 腹 も 立ち 、 よ 。
0141,15806,12:   風呂 ぎらいだった 和一郎 の 毛脛 を 考え て 、 伸子 は ^ 笑い 出し た 。
0141,15863,7:   悄気 て い た つや子 が ^ 笑い だし た 。
0141,17608,4:   伸子 は 、 ^ 笑い だし た 。
0141,18342,3:   みんな が ^ 笑い 出し た 。
0141,18589,20:   鞄 ぐらい 、 と 目 の 前 に ある 物 について いう の が おかしく て 、 伸子 は ^ 笑い 出し た 。
0141,19478,34: ファインダー を のぞきこん で い た 青年 は 、 しきりに 苦心 中 らしかっ た が 、 遂に 彼 が その 顔 を あげ て 何 か いう と 、 娘 たち は 、 ひどく ^ 笑い 出し た 。
0141,19991,4:   伸子 は 、 ^ 笑い 出し た 。
0141,20470,9:   伸子 も 素子 も 、 蒲原 自身 も ^ 笑い 出し た 。
0142,504,15: いかにも 、 それだけ は 確実 だ 、 という 云い かた で 、 ひろ子 は 思わず ^ 笑い 出し た 。
0142,1362,2: と 、 ^ 笑い 出し た 。
0144,170,21: 悪魔 が 屋根 から もんどり うっ て 飛ぶ 様子 を 想像 し て 、 ゴーリキイ が 笑う と 、 祖母 も ^ 笑い 出し 、
0336,298,7: ( 被告 席 身体 を ゆすっ て ^ 笑い 出す ) ( 以下 略 ) 」
0415,20,16: 原稿 を あけ て み て 、 わたし は おこる より 先 に 呆れ 、 やがて ^ 笑い 出し た 。
0459,15,1:   ^ 笑い 出す と だらし なく はめ を 脱し た 事 。
0544,92,4:   おれ は あぶなく ^ 笑い 出し そう に なっ た 。
0545,461,2: おれ は ^ 笑い 出し た が 、 憤怒 は 笑い と 共に 高まる 。
0553,32,41: ダブル の 上衣 、 ポマード を ぬっ た 髪 、 ぴかぴか 光らし てる ダンス 用 の 靴 、 それで 尻もち を つい て 、 手足 を 宙 に ばたばた 泳が し てる 様子 が 、 まったく 滑稽 で 、 俺 は ^ 笑い だし た し 、 他 の 酔客 も 笑っ た 。
0557,422,18:   有松 夫人 と 久木 未亡人 は 眼 を 見合っ て 頼 笑み 、 河口 と 吉岡 は ^ 笑い だし た 。
0560,339,15:   議論 し てる の か と 思う と 、 そこで 、 二 人 とも ^ 笑い だし て しまい まし た 。
0569,190,3: 愛子 は 突然 ^ 笑い だし て 、 腕 を 引っこめ 、 両手 を 腰 に あてがい 、 時彦 と 同じ よう な 姿勢 を 取る 。
0572,382,5:   そして 彼 は 突然 ^ 笑い だし た 。
0578,338,7: そして 暫く たっ て 、 ふい に ^ 笑い だし まし た 。
0591,259,2: 私 は ^ 笑い だし た 。
0597,457,23:   北村 は 何 か 衝激 を 受け た よう に きっと なっ た が 、 次に は 急 に 変っ て 、 ^ 笑い だし た 。
0597,1711,3:   周 は ^ 笑い だし た 。
0599,220,3: それから ふい に ^ 笑い だし た 。
0619,288,5: そう 云っ て 私 が ^ 笑い だし たら 、 すぐ 泣き やん で 自分 も 笑い だし た 。
0619,288,15: そう 云っ て 私 が 笑い だし たら 、 すぐ 泣き やん で 自分 も ^ 笑い だし た 。
0621,431,3: その あげく に ^ 笑い だし まし た 。
0629,11,8: 私 が こう 書く と 皆さん アハハ と ^ 笑い だす かも 知れ ない が 、 そういう 方々 の 何 割 か が 実は 日常 か ゝ る 奇怪 な 論証 法 を 友 として おら れる 筈 だ 。
0645,175,25:   そして 、 ちかごろ の 学生 は 、 うれし がる と 、 だらし なく 相好 くずし て 、 ゲタ ゲタ と バカ の よう に ^ 笑い だす の で ある 。
0645,374,17: 一 人 の パンパン は 尻ごみ の 代わり に もはや 堪ら なく なっ て 、 ゲタ ゲタ ^ 笑い 出し た 。
0645,375,9:   一 人 の パンパン も 仕方 なし に ^ 笑い だし た が 、 彼女 は 気立て が よかっ た から 、 急 に 思いきっ た 顔 を つくる と 、 気の毒 な 病人 の 枕元 へ にじりよっ て 、 病人 の 手 を にぎり 、 顔 を よせ て 、 さ ゝ やい た 。
0683,82,31: ふだん は オレ なぞ と も 云っ て まし た が … … 」 馬鹿笑い の 男 が 部屋 の 隅 で きい て い て 、 今度 は クス クス ^ 笑い だし た ので 、 寒 吉 は 三高 が 気の毒 に なっ た 。
0706,58,6: 私 は バカ らしく なっ て ^ 笑い だし た が 、 弁 吉 は 大 喜び で 、
0715,179,7:   これ を 聞く と ニンジ は ^ 笑い 出し て しまい まし た 。
0728,271,14: まるで 、 思いがけなく 、 ゼンマイ の ネジ が 狂っ た よう に 女 が ^ 笑い だし た 。
0732,3298,5:   彼 の 妻 は ^ 笑い だし た 。
0735,129,9: 居 合わし た 数 人 の 人 たち が ^ 笑い だし て 、
0747,337,9: パンパン は 私 を 見る と 、 みんな ゲラゲラ ^ 笑い だす の で ある 。
0747,477,4: 従卒 ども は ゲラゲラ ^ 笑い だし や がる し 、 しかし 、 今 まで ウッカリ し て い た が 、 パパ という 言葉 は 、 実際 凄い 言葉 だ 。
0759,4122,2: 長平 は ^ 笑い だし た 。
0759,4396,26:   先ず 同僚 に 向っ て こう 報告 する と 、 キッピイ さん は 有名人 と みえ て 、 女の子 たち は 顔 を 見合せ て ^ 笑い だし た 。
0759,7066,10:   青木 は こう 長平 に 語っ て 、 カラカラ ^ 笑い だし た が 、
0759,7568,16:   ルミ子 は 自分 の 気持 が 改まっ て いる の を 羞 じ て 、 ^ 笑い だし た 。
0761,350,10:   私 を 大 激励 し て 、 とたんに ゲラゲラ ^ 笑い だし た 。
0771,445,8:   お 絹 は 自分 の 言葉 に ^ 笑い だし て 、
0774,673,17:   と 虎 之 介 は 腹 を シッカ と かかえ て 、 断末魔 の 如く に ^ 笑い だし た 。
0779,360,16: その 岩 は 、 にわかに ゆれ て 、 ミズミズ しい 豪快 な 音 を たて て ^ 笑い だし た 。
0793,292,20: 障子 の 外 で 様子 を うかがっ て い た お 竹 の 仲間 たち が たまりかね て ドッ と ^ 笑い だす 。
0795,88,12:   と 云っ た ので 、 彼 も 声 を たて て ^ 笑い だし た が 、 その ハズ ミ に よい こと に 気がつい た 。
0802,478,10: あの 人 らしく も ない 」 九 太夫 は クツクツ ^ 笑い だし た 。
0832,213,26: 私 に 限っ た こと で は ない が 、 酔いどれ ども は 一読 ゾッと わが身 の ごとく 肝 を 冷やし 、 つづい て ゲタ ゲタ ^ 笑い だす ところ で あろ う 。
0850,26,56: もう 印刷所 へ 原稿 が 廻し て あり 、 校正 が で て いる 最中 に すね はじめ て 、 あした まで に 何 か 書い て 頂戴 よ 、 とか 、 之 を 飜訳 し て 頂戴 よ 、 とか 、 じゃ 君 自身 書き たまえ 、 ウン 僕 も 書く けど さ 、 弱々しく ^ 笑い ださ れる と 仕方 が ない ので 、 二 人 で よく 徹夜 し て 原稿 を 書い た 。
0852,22,73:   細く 長く 生きる こと は 性 来 私 の にくむ ところ で 、 私 は 浪費 の あげく に 三 日間 ぐらい 水 を 飲ん で 暮さ ね ば なら なかっ たり 下宿 や 食堂 の 借金 の 催促 で 夜逃げ に 及ば ね ば なら なかっ たり 落武者 の 生涯 は 正史 に のこる 由 も なく 、 惨 又 惨 、 当人 に 多少 の 心得 が ある と 、 ^ 笑い ださ ず に い られ なく なる 。
0854,108,3: 私 が ゲラゲラ ^ 笑い だし た もの だ から 、 キョトン と 手 を たれ て 、 不思議 な 目 で 私 を 見つめ て いる 。
0854,364,50: 朝 、 目 を さまし て 、 とび 起き て 、 紙 フウセン を ふくらまし て 、 小さな 部屋 を つき まわっ て 、 一 人 で キャアキャア 喜ん で い たり 、 全裸 に なっ て 体操 し たり 、 そして 、 急 に 私 に だきつい て ゲラゲラ ^ 笑い だし たり 、 娼家 の 朝 の 暗 さ が ない ので 、 私 は この 可愛い 女 が 好ましかっ た 。
0856,63,9: 女 も ボン ヤリ し て い たり 、 ^ 笑い だし たり 、 怒っ たり 憎ん だり し た 。
0892,57,19: これ また シン ミリ し た その 場面 に 一種 異様 な 効果 を あたえ 、 見物 は げらげら ^ 笑い だし た 。
0929,45,25: 「 見てくれ 根性 」 「 抜駆け 根性 」 と 類型 化 する と 、 「 それなら 私 の 中 に あり ます わあ 」 と ^ 笑い だす の で ある 。
0943,134,48:   主 水 は いよいよ 平伏し て 、 御 高家 御 同座 で は 申しあげ かねる こと な ので 、 お ゆるし ねがい たい と 言う と 、 宗春 卿 は お 糸 の 方 の ほう へ 底意 の ある 眼 づか い を し ながら ニヤニヤ ^ 笑い だし た 。
0947,474,8: 「 私 が 名 を 名乗っ て 、 ^ 笑い ださ なかっ た の は 、 過去 現在 を通じて 、 あなた だけ です 」
0947,1693,7:   読ん で いる うち に 、 ^ 笑い だし て しまう こと も ある し 、 キザ だ と 思っ て 、 顔 を しかめる こと も ある 。
0947,2763,7:   と 、 いっしょ に なっ て ^ 笑い だし た 。
0947,3105,41: もう いちど 、 おだやか な 人柄 の 紳士 と 対坐 し て み たい と ねがっ て い た が 、 こんな 折 に 秋川 に 会える の か と 思う と 、 気持 が はずん で き て 、 ひとりでに ^ 笑い だし そう に なる 。
0947,3375,8:   神月 は 、 ひきつっ た よう に ^ 笑い だし た 。
0947,3377,12:   あまり 大きな 話 な ので 、 サト子 も 釣ら れ て ^ 笑い だし た 。
0947,3534,15:   芳夫 が 座席 の うし ろ に 倒れ て 、 腹 を 抱え て ^ 笑い だし た 。
0947,3931,6:   サト子 は おかしく なっ て ^ 笑い だし た 。
0947,3950,8:   そこ まで 言う と 、 急 に ^ 笑い だし ながら 松林 の ほう を 指さし た 。
0948,1094,21:   主任 は 薄 眼 に なっ て 聞い て い た が 、 やりきれない といった ようす で 、 クス クス ^ 笑い だし た 。
0949,19,5:   伊 良 は ニコニコ ^ 笑い だし て 、
0952,155,35: ギリギリ の ところ で 茶席 へ 追いこん で やろ う と 思っ て 、 頭 の なか で 席 入り の 段 取 を こね まわし て いる うち に 、 面白く なっ て 、 ^ 笑い だし そう で 困っ た わ 。
0954,148,7:   そう いう と クス クス と ^ 笑い だし た 。
0954,207,3: 滋子 は 思わず ^ 笑い だし て 、
0956,3857,24:   この 頃 儂 は な 、 都 の 奴等 の こと など を ふと 思い出す と 、 腹 を 抱え て 大声 で ^ 笑い 出し たく なる の だ 。
0978,865,3: クス クス と ^ 笑い 出し た
0981,2039,5: とうとう ゲラゲラ 、 ゲラゲラ と ^ 笑い 出し た
0983,406,10: それで 仲蔵 と お よね が 声 を そろえ て ^ 笑い だす 。
0985,96,14: 柴田   だって さ 、 しかた が ない ——( 自分 を 振 返っ て ^ 笑い 出し て いる ) クラス の 連中 、 元気 か ね ?
0985,2615,35: 欣二   ( 父 から 突飛ばさ れ た 拍子 に 、 椅子 に ドシン と 掛け た まま 、 ポ カン と し て い た が やがて 手斧 に 眼 を やっ て ニヤニヤ ^ 笑い 出し て いる ) … … フー 。
0987,629,18: ( 義一 の 背 を つつい たり し ながら 、 それ を 聞い て い た 黒川 も ^ 笑い 出す 。
0987,760,7: 黒川 も 今井 も 釣ら れ て ^ 笑い 出す 。
0987,761,10: 最後 に 人見 まで が 、 歪ん だ 顔 で ^ 笑い 出し て いる 。
0987,2688,13: ( と 、 ヘドモド し て いる 友吉 の 様子 を 見 て ^ 笑い 出す ) いっ たら いい じゃ ない か 、 片倉 。
0987,2785,5: 竜子 も 釣ら れ て ^ 笑い 出す が 、 しかし 眼 は 、 いぶかし そう な 、 びっくり し た 色 を 浮べ て 友吉 を 見 ながら 。
0987,2993,23:   若い 女 、 すぐ そば で は 友吉 の 言葉 が 聞き取れる と 見え 、 不意 に プーッ と 吹き出し 、 ゲラゲラ ^ 笑い 出し て 、 嘲笑 の 手つき で 友吉 を 指す 。
0987,2994,5: 他 の 一同 も ゲラゲラ ^ 笑い 出す 。
0988,201,16: その くせ 、 下げ た 頭 を まだ 上げ ない うち から 、 クス クス と ^ 笑い 出し て いる 。
0988,368,21: 釣ら れ て ルリ も その 子供 らしい 言い方 に まだ 涙 の 溜 つ て いる 目 の まま 、 ^ 笑い 出し た 。
0988,2247,41:   その うち に ルリ さん は 僕 の 困 つ て いる のに 氣 が つい て 、 自分 で も ビックリ し た よう で 、 暫く 默 つて 僕 を 見詰め て い まし た が 、 やがて ^ 笑い 出し まし た 。
0988,3239,6: そして 不意 に 、 アッハッハハハ と ^ 笑い 出し た 。
0988,3340,17: 女 は それ を しばらく 見送 つ て い た が 、 急 に ゲタ ゲタ と ^ 笑い 出し 、 片手 を 高く こちら へ 向 つて 上げ た 。
0988,5518,14:   いかにも 久子 さん らしい 考え方 で 、 聞い て い て 僕 は ^ 笑い 出し まし た が 、 笑い ながら 、 急 に 目 が 開い た よう な 氣 が し た の です 。
0988,5668,6: … … 久子 さん が ゲラゲラ ^ 笑い 出し まし た 。
0988,5669,6: すると 釣ら れ て ルリ も ^ 笑い 出し まし た 。
0993,322,16: ( と 言っ て から口 を 手 で ふさい で 下 を 向い て クス クス ^ 笑い 出す ) フフ 、 フフ 、 フフ !
0993,335,3: ( これ も ^ 笑い 出し て いる )
0993,1628,4: 金吾   ( 思わず ^ 笑い 出す ) は は 、 まったく だ あ 、 は は !
0993,2925,13: 横田   ( 畑 の フチ に 立 停っ て 、 ニヤニヤ と ^ 笑い 出す ) は は 、 へ へ へ 、 やっぱり ここ に 来 て い た ね 。
0993,3504,9: 敏子   ( 涙声 の まま で 快活 に ^ 笑い 出す ) 小 父さん 、 今 でも 盆踊り の 歌 、 うたっ てる ?
0994,340,3:   ( 又 ^ 笑い 出し て いる ) いい よ 、 いい よ 。
0994,517,8: 御 橋   … … ( クス クス ^ 笑い 出し て いる ) … … フ 。
0994,1147,6: 御 橋   ( フッ と ^ 笑い 出し て いる ) … … この 奧 の 仙川 だ とか 、 もつ と 遠く から も 、 市内 へ コエ くみ に 行く 。
0995,780,7: 花岡   ふ 、 ふ ——( ゲラゲラ ^ 笑い だし て いる ) そう か 、 ヒヒ !
1000,30,33: 大 鏡 は 時 平 を 悪く ばかり は 云わ ず 、 愛す べき 点 が あっ た こと を も 伝え て いる 中 に 、 可笑しい こと が ある と 直ぐ ^ 笑い 出し て 笑い が 止まら ない 癖 が あっ た と 云う が 如き は 、 無邪気 で 明朗 濶達 な 一 面 が あっ た こと を 證 する に 足りる の で ある が 、 その 一 例 として 滑稽 な 逸話 が ある 。
1013,405,5:   と 姉 娘 が ^ 笑い 出し まし た 。
1013,487,8:   と 娘 は 面白 そう に 、 ^ 笑い 出し まし た 。
1013,694,22:   と その 時 の こと を 思い出し た の でしょ う 、 ジーナ は 声 を 立て て 、 ホホホホホホホ と ^ 笑い 出し まし た 。
1013,977,5:   オホホホホ 、 と 今にも ^ 笑い 出し そう に 、 悪戯 っぽ そう な 声 でし た けれど 、 その 悪戯 っぽい 声 の 中 に 何 か 妙 に 、 淋し さ が 籠っ て いる よう な 気 が し まし た 。
1013,1190,28: 「 オテガミクダサラナイノデ … … ワタクシタチ … … マイニチシンパイシテオリマス … … ドウナサツタノ … … デスカ … … 」 と 判じ 判じ 読ん で 、 オホホホホホホホ と 、 母 は ^ 笑い 出し まし た 。
1064,52,6:   と 、 ここ で げらげら ^ 笑い 出し て 、 かねて 半信半疑 だっ た 私 の 疑問 に 、 こう 結論 を つけ て くれ た 。
1072,5870,5:   左右 太 は 、 ^ 笑い 出し た 。
1073,1621,14: 」 と 、 不 死人 は 、 彼 の 当惑 を 見 て 、 ^ 笑い だし た 。
1073,3492,30: —— が 、 そこ まで は いえ ない で いる と 、 顔 いろ だけ で 、 不 死人 は 、 将門 の 心 を 読み取っ た よう に 、 ^ 笑い 出し た 。
1172,105,11:   妓 は 顔 を あげ て 、 発作 的 に ^ わらい 出し た 。
1172,1071,19: 吉良 兵曹 長 は 、 首 を 後ろ に そらせ ながら 、 引き つっ た よう な 声 で ^ 笑い 出し た 。
1172,1140,14:   言い 終る と 、 身の毛 も すくむ よう な 不快 な 声 で ^ わらい 出し た 。
1173,1048,9: 女 は 突然 歌い 止める と 大きな 声 で ^ 笑い 出し た 。
1173,1076,16:   その 言葉 を 聞く と 男 は 突然 低い 濁っ た 声 で ふ ふと ^ わらい 出し た 。
1173,1133,7: 男 は 太い 濁っ た 声 で ^ 笑い 出し た 。
1174,1793,8:   城 介 は 突然 大きな 声 で ^ 笑い 出し た 。
1174,5250,7:   栄介 は しゃがれ た 声 で ^ わらい 出し た 。
1177,83,2: 娘 は ^ 笑い 出し た 。
1177,183,3:   安達 は ^ 笑い 出し た 。
1177,430,4: 兵士 は 大声 で ^ 笑い 出し た 。
1177,590,7:   びっくり し て 、 彼 は ^ 笑い 出し た 。
1177,918,7: その 白い 頭 を そらせ 娘 は ^ 笑い 出し た 。

考え込む

(考える.込む)
延べ語数: 151

0053,1090,11: 小田 は しばらく その 音楽 を きき ながら 、 何 か ^ 考え こん で い た が 、 急 に 灰皿 の 中 へ 煙草 を 捨てる と 、 きっと し た 表情 に なっ て 、
0053,3353,8:   そう 言っ て 、 小田 は ふと ^ 考え こん で い た が 、 やがて 、 起ち 上る と 、
0053,3965,6:   と 、 司法 主任 は ^ 考え こん で い た が 、 やがて 、
0054,1840,6:   次郎 は だまっ て 、 ^ 考え こん で い た が 、 やがて ひょいと 足許 を 見 た 途端 、 唇 まで 真青 に なっ た 。
0066,42,14: いつも 、 夕暮 の 湖 の 紅 鶴 の よう に 、 しょんぼり と ^ 考え こん で いる 。
0076,27,16:   烏 啼 の 心友 は 、 ひどい 猫背 を 一層 丸く し て しばらく じっと ^ 考え こん で い た が 、 やがて 彼 は 黒 眼鏡 の 奥 に 、 かっと 両 眼 を 開き 、 両手 を ぽん と 打っ た 。
0078,270,17:   と 、 袋 猫 々 探偵 は 、 腕 を 組み 、 首 を かしげ て ^ 考え こん で しまっ た 。
0079,260,3: なに を ぼんやり ^ 考え こん で いらっしゃる の 」
0079,505,6:   と 、 東 助 は ^ 考え こん だ が 、 すぐ に は 思い出せ なかっ た 。
0080,497,6:   が 、 そんな こと で ^ 考え こん で 、 多く の 時間 を つぶす わけ に は いか ない 。
0081,1004,15:   彼 は 、 砂 の 上 に 腰 を おろし て 、 ぼんやり と ^ 考え こん だ 。
0082,2121,8:   戸山 少年 は 、 何 か しきりに ^ 考え こん で い た 。
0082,2942,4:   博士 は しきりに ^ 考え こん で い た の だっ た 。
0089,346,6: どう し た もの か と ^ 考え こん で いる とき 、 どこ から か 、 異様 な うなり 声 を 聞い た 。
0091,290,20:   学校 で の お 昼休み の 時間 、 運動 場 の すみ の 木柵 に よりかかっ て 、 ぼんやり ^ 考え こん で いる 、 道夫 の 肩 を 、 そう いっ て たたい た 者 が あっ た 。
0095,608,13: 水戸 は 椅子 の 中 に 深く 身体 を 沈め て 、 じっと ^ 考え こん で いる 。
0098,218,7:   妻 は さし うつ向き 、 よく ^ 考え こむ 眼 つき で ある 。
0140,1698,9:   伸子 を 折 に ふれ て 真剣 に ^ 考え こま せる 問題 が あっ た 。
0140,2803,6:   伸子 は 、 真面目 に ^ 考え こん で 、 じっと 三 人 の 垢 だらけ の 若い 顔 々 を 見守っ た 。
0140,2892,9:   紫 メリンス の 前かけ を しめ て 、 ^ 考え こん で い た 伸子 は 、 上り が まち に 腰かけ た まま 、 うし ろ の 襖 が 細目 に あけ られ た の に 気づか なかっ た 。
0140,4175,41: 伸子 は 、 自分 が さ し ず に まかせ て 、 いとど しく 、 という 文章 を 書き うつさ なけれ ば なら なかっ た その 宵 の 切ない 心持 を 思い出す より も しばしば 、 そして 、 その 度 に ^ 考え こむ 気分 に 誘わ れ ながら 、 相川 良之 介 が 、 あんなに むき に 、 人目 から 画帖 を かくして 、 描い て い た 姿 を 思いおこし た 。
0140,5206,7: この こと は 、 伸子 を 深く ^ 考え こま せ た 。
0141,664,5:   しばらく 沈黙 し て ^ 考え こん で い た 素子 は 、
0141,1472,54:   四 階 の 自分 の 室 へ 戻る 階段 を ゆっくり のぼり ながら 、 伸子 は 、 この パッ サージ という モスクヷ の 小 ホテル に 、 偶然 おち 合っ た 四 人 の 日本人 それぞれ が 、 それぞれ の 心 や 計画 で 生き て いる 姿 について 知ら ず 知ら ず ^ 考え こん だ 。
0141,1496,6:   そして 、 彼 は ちょっと ^ 考え こん で い た が 、
0141,4199,29: 食事 の ため に 素子 と 会う 約束 の 時間 が 来る まで 、 伸子 は アストージェンカ の 室 の ディヴァン の 上 へ よ こ に なっ て ^ 考え こん で い た 。
0141,9102,43:   そういう 或 る 日 、 伸子 にとって は 一 日 で 一番 き もち の いい 湯上り の 時間 だっ た に かかわら ず 、 彼女 は 緊張 し た 眼 を 病室 の 白い 壁 に くぎづけ に し て 、 ^ 考え こん で い た 。
0141,14381,21: 肥っ た 男 は 、 二つ の 指 で 下 唇 を つまむ よう に し て しばらく 黙っ て 、 ^ 考え こん で い た 。
0141,14595,1:   ^ 考え こみ ながら 、 伸子 が 目 を やっ て いる 室 の 露台 窓 から は 、 せまい 裏通り のむ こう 側 の 建物 の てっぺん に ある 室内 が 見え て い た 。
0141,14678,3:   蜂谷 は ^ 考え こん で 歩い た 。
0141,15265,1:   ^ 考え こみ ながら 出かけ て い た 足 を 、 伸子 は 急 に とめ た 。
0141,16714,41: 素子 から の 手紙 で 、 思いがけない こと を はじめて 知っ た 伸子 は 、 モスクヷ で 母親 を そんな 度 はずれ に 行動 さ せ た ひそか な 動機 は 何 な の だっ た の だろ う と 、 ^ 考え こま ず に い られ ない の だっ た 。
0141,17665,4:   伸子 は 、 ^ 考え こん で いる ため に ふだん より ちんまり し た 顔つき で 蜂谷 を 見 た 。
0141,18192,7: —— 考えれ ば 考える ほど 伸子 を ^ 考え こま せる 言葉 —— 伸子 の 欲望 とともに 自覚 さ れ ない 奥底 に 育っ て い て 、 あの とっさ に 、 動かし がたく 作用 し た この ひとこと 。
0141,18972,14:   伸子 は 、 その 評論 を よみ 終っ て も 、 なお じっと ^ 考え こん で い た 。
0141,19194,1:   ^ 考え こん で い た 伸子 を 我 に かえら せ て 誰 か が ドア を ノック し た 。
0141,20840,6:   山上 元 は 、 ちょっと ^ 考え こん だ 。
0141,21015,10: いつか 伸子 の 注意 は 字 から それ て 、 ^ 考え こん で いる の だっ た 。
0255,103,11:   結婚 の 問題 にあたって 、 私 たち を 深刻 に ^ 考え こま せる 托 児 所 が ない という こと 、 炊事 、 洗濯 が 社会 化 さ れ た 家事 に なっ て い ない こと が 、 離婚 の 場合 、 また 切実 な 問題 と なり 、 桎梏 と なっ て 来る 。
0269,8,14:   わたし は 、 偶然 、 その ところ を よん で 、 何と なし ^ 考え こん だ 。
0511,6,33: 人達 の 笑い ながら しゃべっ て 居る 時 に 私 は 何 か よん だ もの の 中 の 主人公 なんか を 思っ て 別に 気 も つか ず 悪気 も なくっ て ^ 考え こん で 居る と 、 いきなり 私 の 母 は 私 の 体 を ゆすっ たり 大きな 声 を 出し たり し て 私 の 思っ た 事 を めちゃめちゃ に こわし て おい て 、 別に あやまり も し ない で 私 の かお を 大穴 の あく ほど 見 て 一 人 ごと の よう に 「 妙 な 子 だ よ 」 と 云う 。
0538,408,4: 三 人 、 一寸 ^ 考え こん で しまう 。
0540,18,11:   だが 、 ふと 杯 を 置い て 、 私 は ^ 考え こん だ 。
0542,365,3:   私 は ^ 考え こみ ながら 会社 を 出 、 考え こみ ながら 街路 を 歩い た 。
0542,365,10:   私 は 考え こみ ながら 会社 を 出 、 ^ 考え こみ ながら 街路 を 歩い た 。
0548,329,10: 私 は 後片付け を し て 、 炬燵 で しばらく ^ 考え こん だ 。
0550,140,9:   返事 を せ ず に 、 彼女 は ^ 考え こん で いる 。
0552,139,4: 女 が 黙っ て ^ 考え こむ こと なんか 、 どうせ 下らない こと に きまっ て いる 。
0554,151,2:   なにか ^ 考え こん で 、 それ から ふい に 、 く たり と 姿勢 を くずし た 。
0554,750,11:   きっぱり 言いきっ て 、 彼女 は 眼 を 見据え て ^ 考え こん だ 。
0555,259,4: 上目 を 見据え て ^ 考え こん だ 。
0555,496,0: ^ 考え こみ ながら 夕食 を すまし た が 、 どうにも 落着 か ず 、 自動車 を 駆っ て 小泉 美枝子 を 訪れ た 。
0563,180,5:   村尾 さん は ちょっと ^ 考え こん で 、 頭 の 中 を 整理 する らしく 、 そして 話し まし た 。
0576,121,2: なにか じっと ^ 考え こん で いる よう だっ た 。
0576,122,3:   兄さん が ^ 考え こん でる 時 は 、 怒っ てる よう に も 見える 。
0576,123,5: 怒っ てる 時 は 、 ^ 考え こん でる よう に も 見える 。
0581,73,30: 酔っ た はずみ に 、 二 人 きり の 時 、 その こと を 話し て み まし たら 、 檜山 さん は 急 に 真顔 に なっ て 、 ^ 考え こん で しまい まし た 。
0584,16,7: そして そのまま 自席 に 就き 、 ぼんやり ^ 考え こん で い ます と 、 専務 の 水町 周造 から 呼びつけ られ まし た 。
0584,187,16:   でも 久保 は 、 また 口 を 噤ん で 、 立川 を 眺め ながら 、 ^ 考え こみ まし た 。
0585,355,14:   それ なら ば … … と 仁木 は 両 腕 を 組ん で ^ 考え こみ まし た 。
0586,325,16: 「 五郎 」 の 二 階 に 戻っ て き た 秦 は 、 なにか 深く ^ 考え こん で い た 。
0586,344,4: そして 彼 は また ^ 考え こん だ が 、 やがて 話し だし た 。
0587,289,0: ^ 考え こん で 歩い てる うち に 、 木原 は うっかり そこ へ 踏みこん で 、 片方 の ズボン の 裾 を 泥まみれ に し まし た 。
0588,32,16: そして 嵩張っ た 紙幣 束 を 金庫 に しまっ て から 、 こんど は 真剣 に ^ 考え こみ まし た ね 。
0589,383,6:   北川 さん が へん に ^ 考え こん でる ので 、 おれ は 気 を 利か せ て 、 やがて 出 て 行っ た 。
0591,417,5:   私 が 黙っ て ^ 考え こん でる と 、 桃代 の 方 から 打ち切る の だ 。
0591,472,10:   さむざむ と し た 思い で 、 一 人 ^ 考え こん で 、 飲ん で いる と 、 いつのまにか 喜美子 が 来 て いる 。
0592,232,5: 時々 眉根 を 寄せ て ^ 考え こん だ が 、 客 に 向っ て は にやりと 笑っ た 。
0593,145,21: その 顔 を 彼 は 伏せ がち に 、 電灯 の 光り を 避ける よう に し て 、 ともすれば なにか ^ 考え こむ の でし た 。
0595,1,63: 顔 は 美人 と いう ほど で は ない が 整っ て い て 、 皮膚 は 白粉 や けし ながら 磨き が かかっ て おり 、 切れ の 長い 眼 に 瞳 が ちらちら 光り 、 睫 が 長く 反り返っ て い て 、 まあ 深み の ない 顔 立 な の だ が 、 ちょっと 瞬き を する とか 、 ふと ^ 考え こむ とか 、 なにか ごく 些細 な きっかけ で 、 眼 に 深い 陰 が 宿る の で ある 。
0597,698,9:   北村 は 立ち上っ た が 、 そこで ちょっと ^ 考え こん だ 。
0597,1642,0: ^ 考え こん でる の か 、 うっとり し てる の か 、 どちら と も 分ら ない 様子 だっ た 。
0597,2291,4:   菅原 は しばらく ^ 考え こん だ 後 、 軽蔑 的 な 微笑 を 浮べ た 。
0597,2573,14:   菅原 は 両 の 掌 に 額 を あて て 、 何 か ^ 考え こん で いる 。
0599,206,7:   先生 は 眉根 を 寄せ て ^ 考え こみ 、 それから また 酒 を 飲み だし た 。
0602,157,22: 卵酒 を 一 合 五 勺 ほど 、 二 階 に 持っ て 上っ て 、 炬燵 に はいり 、 ぼんやり なにか ^ 考え こみ ながら 、 または 娯楽 雑誌 など を 眺め ながら 、 ゆっくり 味 って 、 それから 寝床 に は いる の で ある 。
0602,319,11: それでも やはり 、 彼女 は 白 猫 を 抱い て 何やら ^ 考え こん で いる 。
0602,454,4:   彼 は しばらく ^ 考え こん で 、 突然 、 顔 を 挙げ て 言っ た 。
0603,107,3:   二郎 は ^ 考え こみ まし た 。
0612,282,60: 近所 の 再婚 し た 人 の 子供 が きちんと し た 身なり を し て いる の に 比べ て 、 わが子 の 着たきり の 一 枚 の 夏 衣 の むさくるし さ を 見る につけ 、 新しい お母さん を 迎え て 世話 を し て もらう の が 善い の で は なかろ う か と 、 深く ^ 考え こむ こと も あっ た 。
0642,450,8:   と 、 ヤス子 はつ ゝ まし く ^ 考え こん で 、
0647,446,13:   私 は 、 塔 の 中 の 部屋 で 、 夜更け まで ^ 考え こん で い た 。
0653,12,2: ソレハネー と ^ 考え こむ 。
0672,611,6: 「 だって ムッツリ 、 ションボリ 、 ^ 考え こん で い た ぜ 。
0686,280,51: 『 当日 午前 十 一 時 三 十 五 分 駅 着 の 電車 で 降り た わが 社 の 矢部 文 作 記者 は 、 同じ 電車 でき た 安川 久子 が 坂 の 登り 口 で 大きな ハンドバッグ の 中 を のぞい て 何 か 思いつめ た 様子 で ^ 考え こん で いる の を 見出し て 話しかけ た 。
0686,318,5:   と 一応 自信 タップリ ^ 考え こん で み た が 、 彼 が 不能 者 か 、 男色 か 、 それとも 性的 に 常人 で あっ た の か 、 それだけ の こと すら も 見当 が つか ない 。
0690,141,61:   古い 紺 ガ スリ の サツマ 上布 が 幸い に も まだ 手もと に ある から 、 それ に 花色 木綿 の 裏 を つけ て —— 落語 で は 笑われる かも 知れ ない が 、 この ゴツゴツ し た 服装 こそ は 、 雇わ れ マスター として 大通 の 装束 で は ない か 、 なぞ と ホレボレ と ^ 考え こむ の で あっ た 。
0695,51,8:   こう 言っ て 武芸者 の よう に ^ 考え こん で しまう 人物 も いる 。
0697,226,20:   しかし 、 この 剣法 が 余りに も 風変り で 、 また 実用 一点ばり で ある から 、 私 も ^ 考え こま ず に は い られ なかっ た 。
0702,342,3: その ため に ^ 考え こん で しまっ た の で ある 。
0702,368,17:   穴 の 中 の 久作 は この 親 の 一喝 に ふと 目 を あい て ^ 考え こん だ 。
0732,1102,26: 彼 は 盤 を かくす よう に 覆い かぶさっ て 、 五 分 、 十分 、 十 五 分 、 沈々 として 微動 も せ ず ^ 考え こん で いる の で ある 。
0732,2509,8:   才蔵 は 車中 で しばらく 黙々 、 ^ 考え こん で い た が 、
0734,316,3:   男 は ^ 考え こん だ 。
0744,280,13: 牛乳 じゃ ない の か 、 と きく と 、 フシギ そう に ^ 考え こん で しも う 。
0754,717,24:   いったい 亮作 は 肌身 放さ ぬ 包み の 中 に 、 いくら 持っ て いる の だろ う と 野口 は 真剣 に ^ 考え こん だ 。
0757,441,3:   光子 が ^ 考え こん で 歩い て いる と 、 一服 投手 に パッタリ あっ た 。
0757,1125,9:   居 古井 警部 は 目 を とじ て ^ 考え こん だ 。
0757,1130,4:   彼 は 又 ^ 考え こん だ が 、 一服 投手 を よば せ た 。
0759,584,6:   青木 は にわかに おし黙っ て ^ 考え こん だ 。
0759,1415,3:   青木 は ^ 考え こん だ が 、
0759,3613,8:   穂積 は ちょ ッ と うつむい て ^ 考え こん で い た が 、 ちょい と とがめ だ てる よう に 、
0759,4296,7:   彼女 は 黙りこく ッ て 、 ^ 考え こん で い た が 、
0759,4636,2: そして 、 ^ 考え こん で い た が 、
0759,6003,41:   しかし 、 警察 の 力 を かり ず 、 法律 の 名 を かり ず 、 極秘 裡 に 記代子 を とりもどす に は 、 どういう 手段 が ある だろ う か 、 と 、 せつ子 も これ に は ^ 考え こん だ 。
0759,6634,5:   エンゼル は ニコニコ と ^ 考え こん だ 。
0759,7402,5:   青木 は 素直 に ^ 考え こん だ 。
0771,6,24:   虎 之 介 は 海舟 邸 の 玄関 で 、 籐 の イス に 腰 を 下し て 、 頭 を おさえ て ^ 考え こん だ 。
0771,7,39: これ が この 男 の 変っ た 癖 で 、 心配 事 が あっ て 海舟 屋敷 を 訪れる 時 に は 、 玄関 の 籐 イス に 腰かけ て 、 頭 を かかえ て 今更 の よう に ^ 考え こむ 。
0771,270,6: 心眼 を こらし て ジッ と ^ 考え こむ の が 愉しく て 仕様 が ない という 因果 な 男 だ 。
0771,481,12:   新 十 郎 は 、 つまら ぬ こと を 呟き ながら ^ 考え こん だ 。
0772,4,24: こわれ かけ た 籐椅子 が グラ つく の も 気づか ぬ 態 に 腰かけ て 、 額 に 指 を あて て ジックリ と ^ 考え こん だ が ミ ロク 菩薩 の よう な 良い 智慧 は うかば ない らしい 。
0773,2,40: 訪客 の ない 早朝 を 見 すまし て 智恵 を かりに き た の で ある が 、 手帳 を あちこち ひ ッ くりかえし て 、 キチョウメン に 書き こん だ メモ と 首 ッ ぴき に 、 入念 に ^ 考え こん で は 説明 し て いる 。
0774,562,41:   その 晩 、 花 廼屋 と 虎 之 介 が 新 十 郎 の 書斎 へ 遊び に 行く と 、 彼 は 机上 の 白紙 に 図面 を ひい て 、 先客 の お 梨 江 と 二 人 ^ 考え こん で い た 。
0775,21,28: 母 の 血 を うけ て 利 巧 な こと は 確か で ある から 、 粗雑 、 奔放 の よう で も 、 無口 で 陰気 で ^ 考え こん で いる よう な 放心 状態 の とき 、 実は 万引 の 手口 について 新 発明 を こらし て いる の かも 知れ ない 。
0777,725,7: 千代 は 我 を 忘れ て 、 ^ 考え こん で い た 。
0777,742,18:   甚八 は 部屋 へ 戻る ど 、 天 鬼 から もらっ た 紙 キレ を ひろげ て ^ 考え こん だ 。
0777,815,4: 謎 の 文字 を ^ 考え こん で いる うち に 時 を 過し て 、 夜中 に なっ て しまっ た と 見える 。
0781,149,7:   由也 は うなだれ て 何 か ^ 考え こむ 様子 。
0781,151,10: まるで 彼 自身 が こわし た よう に ジッ と ^ 考え こん で い た が 、
0782,75,4:   菅谷 巡査 は ^ 考え こん だ 。
0782,76,0: ^ 考え こむ の は ムリ が ない 。
0782,498,15:   と 菅谷 に 云わ れ て 、 オタツ は 目 を まるく し て ^ 考え こん だ 。
0784,141,13:   晴 高 に こう 云わ れる と 、 宗久 も さすが に ^ 考え こみ 、 やがて ひどい 落胆 が 顔 に 黒 々 と 表れ て 黙り こむ こと も あっ た し 、 時に は フッ と 何 か 考えつい た らしく 、 やにわに 鎌首 を もたげ て 、
0784,471,10:   通 太郎 は この 意外 な 言葉 に 、 ^ 考え こん で 、 答える こと が でき なかっ た 。
0784,561,8:   克子 は 石 の よう に 、 ^ 考え こん で しまっ た 。
0789,444,4:   周 信 は ^ 考え こん で いる らしかっ た が 、
0789,906,23:   新 十 郎 は こう 自分 に 向っ て 言い きかせる と 、 湧 立つ 胸 を 必死 に しずめ て 、 ^ 考え こん で しまっ た 。
0795,154,12:   と 野村 は 木戸 を うながし た が 、 彼 は ^ 考え こん で いる ばかり で 返事 を し ない 。
0795,236,4:   木戸 は また ^ 考え こん で 歩き だし た 。
0823,185,4: 私 は ボン ヤリ ^ 考え こん で しまい まし た よ 。
0824,134,9:   と 、 私 は 大いに 悲観 的 に ^ 考え こま ざる を 得 なかっ た 。
0825,218,9:   檀 君 も 腕 ぐみ を し て ^ 考え こん で いる よう な 答え を 返し た 。
0825,230,3: 私 は ひどく ^ 考え こん で しまい まし た よ 。
0825,240,16:   と 私 が 思わず 呟く と 、 若い 神官 も なんとなく 浮か ない 面持 で ^ 考え こん で 、
0833,4,49: 思い起せ ば 四月 廿 三 日 何気なく 某 紙 夕刊 を 見 ます と 『 日本 版 心 の 旅路 、 ウソ 発見 器 は 語る 犯罪 と 女 —— 突然 記憶 を 失っ た 男 』 という 三 段 抜き の 記事 と共に 過去 を 思い出そ う と ^ 考え こん で いる 男 の 写真 が 出 て いる の でし た 。
0841,386,3:   警部 は ^ 考え こん だ 。
0842,1119,2: や に ^ 考え こん でる な 。
0842,1145,6:   身動き も せ ず に ^ 考え こん で い た 八 公 が 、 盤面 の 上 に か が みこん だ 顔 を ジリジリジリ と 起し て 、 ヒョイ と 立てる と 、 ノッペラボー 。
0851,289,59: その くせ 懲り ず に 、 翌日 に なる と 必ず せせら笑っ て やり だす ので 、 負け て 悄然 今日 だけ は 土蔵 へ 入れ ず に 許し て くれ 、 へい つくばっ て 平 あやまり に あやまる あと で せせら笑っ て 、 本当は 負ける 筈 が ない の だ と 呟い て 、 首 を 傾け て ^ 考え こん で いる 。
0866,115,5: 「 いや よ 、 なに ^ 考え こん でん の よ 。
0947,3443,9:   秋川 は 額 を 曇らせ て 、 じっと ^ 考え こん で い た が 、 間もなく 笑顔 に なっ て 、 愛一郎 に うなずい て みせ た 。
0948,1087,7:   久美子 は 浮か ない 顔 で ^ 考え こん で い た が 、 どう し た って 真実 を 告げ ず に すます わけ に は いか ない ので 、 思いきっ て いっ た 。
0979,860,4: 永い こと 永い こと ^ 考え こん で い た の です
0988,3493,17: 「 … … そう です か 」 しばらく し て から 言 つて 、 心配 そう に ^ 考え こん で いる 。
1013,1350,30: 何とか 親 を ゴマ カス 旨い 手段 は ない か と 、 伊東 の 別荘 へ 行け と 勧める 母 の 言葉 を 渋っ て 、 無理 に 東京 で ^ 考え こん で い た の です が 、 偶然 に も 、 父 が 休暇 を 取っ て 、 道後 の 温泉 へ 行く こと に なっ た の です 。
1072,4053,3:   と 、 ^ 考え こん で 、
1072,4946,9:   腕 拱い て 、 立ちすくみ に 、 独り ^ 考え こん で い た 彼 の 肩 に 、 パラ と 、 大樹 の 夜 つゆ が 冷たく 降っ た 。
1072,6633,15:   と 、 額 に 手 を あて て み たり 、 腕 こまぬい て ^ 考え こん だり 、 藪 八 と共に 、 果て なく 憂い に 沈み こん だ 。
1112,211,28: 袴 野 は 勿論 野伏 に も 合す 顔 が ない 、 なんだか 合す 顔 が ない という こと が 、 合さ れ ない 顔 に なる と ^ 考え こむ と 、 凜乎 として 来 た 。
1177,676,6: 「 そう か 」 荻村 は ^ 考え こむ 様子 だっ た 。

起き上る

(起きる.上る)
延べ語数: 127

0016,334,3:   男 は ^ 起き 上り かけ た 様子 だ 。
0019,272,29:   と 言っ て 、 また コツ ン と 笠井 氏 の 頭 を 殴り まし た が 、 笠井 氏 は 、 なんにも 抵抗 せ ず 、 ふらふら ^ 起き 上っ て 、
0027,228,12: 果して 皆 の 大笑い に なり 、 自分 も 苦笑 し ながら ^ 起き 上っ て ズボン の 砂 を 払っ て いる と 、 いつ そこ へ 来 て い た の か 、 竹一 が 自分 の 背中 を つつき 、 低い 声 で こう 囁き まし た 。
0027,1378,5:   出鱈目 を 言い ながら ^ 起き 上り ます 。
0027,1412,3:   自分 は ^ 起き 上っ て 、 ひとり で 焼酎 を 飲み 、 それから 、 おいおい 声 を 放っ て 泣き まし た 。
0033,118,6:   と 小声 で 呟き 、 ^ 起き 上っ て 、 また 転倒 し 、 世界 が 自分 を 中心 に 目 に も とまら ぬ 速 さ で 回転 し 、
0033,124,6:   また 転倒 し 、 また ^ 起き 上り 、 れい の 「 いい 下着 」 も 何 も 泥まみれ 、 下駄 を 見失い 、 足袋 はだし の まま で 、 電車 に 乗っ た 。
0036,186,24:   そして 天下茶屋 の アパート の 前 へ 車 を つける と 、 シート の 上 へ 倒れ て い た 彼 は むっくり ^ 起き 上っ て 、 袂 の 中 から 五 円 紙幣 を 掴み 出す と 、 それ を ピリッ と 二つ に 千切 って 、 その 半分 を 運転 手 に 渡し た 。
0036,192,61:   昭和 十 五 年 の 五月 、 私 が 麹 町 の 武田 さん の 家 を はじめて 訪問 し た 時 、 二 階 の 八 畳 の 部屋 の 片隅 に 蒲団 を 引き っぱなし て 、 枕 の 上 に 大きな 顎 を のせ て 腹ばい の まま 仕事 し て い た 武田 さん は むっくり ^ 起き 上っ て 、 机 の うし ろ に 坐る と 、
0041,219,9: が ふと 夜中 に 眼 を 覚まし て むっくり ^ 起き 上っ た 。
0064,60,12: 外 に 案内 に 出る 者 も ない ので 、 男 が ^ 起き 上っ て 行っ て 門 を 開い た 。
0098,185,35:   と 、 私 は 照明 弾 の 明る さ で 、 最後 の 妻 の 顔 を ひと 眼 見 て 置こ う と 思い 、 次ぎ の 爆発 する の を 待っ て ^ 起き 上っ た 。
0112,209,7: ムッ クリ と 床 の 中 に ^ 起き 上っ て 手 を のばし て テーブル の 上 に 置い て ある ひやっこい お茶 を のん だ 。
0138,1168,36: 一番 奥 の ところ に 昨夜 入れ られ て 来 た 若い 女 が 、 頬 ぺた を 濡手 拭 で 押え 、 房 さり 髪 を 切っ た 体 を ちぢめる よう に し て ^ 起き 上っ て いる 。
0140,2170,11:   ね て い た 泰造 が 長椅子 の 上 で ^ おき 上っ た 。
0141,6260,55: この ダーシャ は 、 伸子 が 保 の 死ん だ しらせ を うけとっ て 、 まだ 自分 の 部屋 で 食事 を し て い た ころ 、 朝食 を のせ て 運ん で 来 た 盆 を テーブル の 上 へ おろす と 、 改めて エプロン で 拭い た 手 を 、 ベッド に ^ おき 上っ て い た 伸子 に さし 出し た 。
0141,8247,22: 肉 の 小さい かた まり が 食事 に 運ば れ て 来 た とき 、 その 女 は 、 ベッド に 半分 ^ 起き 上っ て 、 皿 の 上 の その 肉 を フォーク で つつい て ころがし ながら 、
0141,8858,44: それなり 世界 的 な 日本 の 潜水 業者 と 自他 とも に 許し て いる 背 の 低い 、 色 の 黒い 男 は 伸子 の ところ へ 二度と あらわれ ず 、 伸子 は 一 日 の うち 少し ずつ ベッド の 上 へ ^ 起き 上っ て くらす よう に なっ た 。
0144,778,8: 家 の 者 は 皆 一 度 に ^ 起き 上っ た 。
0184,23,32: ジャック という 一 人 の 人間 が 、 一定 の 社会 史 の 期間 を とおし て 、 その 矛盾 、 その 悪 、 その 痛苦 につき ころ が さ れ 、 ^ おき 上り 、 また 倒れ つつ 人間 の 理性 を 喪わ ず 生き つつ ある 姿 として 描か れ て いる 。
0470,21,5: 自分 一 人 で 半身 ^ 起き 上っ て 、 右 肱 を つい て 左手 で 傍 の 卓子 から もの を とる という 芸当 。
0505,788,11:   只 ころん だ だけ だ と 思っ て フイ と ^ 起き 上ろ う と し た が どうしても 腰 が 切れ なかっ た 。
0509,258,14:   そして 到頭 隣り の リンゴ を もぐ 様 な 心持 に なっ て ^ 起き 上っ て 、 廊下 へ 一 歩 出る と 、 あんまり 真 暗闇 だっ た の と 、 これから 取り掛ろ う と する 大 冒険 の 緊張 で 、 犬 っ ころ の 様 な 身震い を し た 。
0510,173,8: けれども 女 は 一度 寝 て から 又 ^ 起き 上っ て 長く 長く のばし た 髪 を 指さ き で いじり ながら こんな こと を 云っ て 又 ね まし た 。
0543,279,3:   私 は ^ 起き 上っ て 、 体 中 、 着物 を はたはた と はたき まし た 。
0543,311,4:   私 は もう ^ 起き 上っ て い まし た 。
0544,413,16:   その 夜 遅く 、 或は 明け方 近かっ た かも 知れ ない が 、 おれ は ^ 起き 上っ て 、 ひそか に 雨戸 を 開き 、 庭 に 出 で 、 木戸 から 外 へ 忍び 出 た 。
0545,297,0: ^ 起き 上り 、 整理 小 箪笥 の 一番 下 の 抽出 を 探る と 、 幾つ か の 小 壜 が ある 。
0545,394,2: おれ は ^ 起き 上っ て 、 ジン の グラス を 取りあげ た 。
0547,370,11: そう 気がつい て 、 寝そべっ て た の を 、 むっくり ^ 起き 上っ て み た 。
0548,175,5: 母 が その 時間 に ^ 起き 上る から で ある 。
0548,176,35: たま に は 日曜日 など 、 朝寝坊 し たい こと も あっ た し 、 吉川 は ゆうゆう と 寝 て いる のに 、 母 が 六 時 に 起きる ので 、 私 も 必ず ^ 起き 上っ た 。
0548,191,6:   母 は なかなか 私 を ^ 起き 上ら せ て くれ なかっ た 。
0550,233,7: その 手 を はねのけ て 私 は ^ 起き 上っ た 。
0552,340,3: わたし は そっと ^ 起き 上り 、 薬剤 を 取り出し て 、 枕 もと の コップ の 水 に そそい だ 。
0553,30,5: ばかり なら よい が 、 ^ 起き 上ろ う として 、 手足 を ばたばた やっ た 。
0554,324,2: 怪しん で ^ 起き 上り 、 そこら を 見 調べ た が 、 琴 に も 、 どこ に も 、 異状 は なく 、 鼠 一 匹 い なかっ た 。
0554,481,15:   千代乃 が 上っ て 来 て 声 を かけ て も 、 彼 は ^ 起き 上ら ず 、 返事 も し なかっ た 。
0558,258,12:   その よう な 時 、 彼 は ただ 機械 的 に ^ 起き 上っ て い た 。
0559,510,26: 夜明け 頃 ふと 眼 を 覚し て 、 ぐっしょり 寝汗 を かい て い た のに 、 気持ち を 悪く し て い た し 、 ^ 起き 上っ て 顔 を 洗う 時 、 洗面 所 に 歯磨 粉 が 散らかっ て い た ので 、 女中 を 叱りつけ 、 叱りつけ た こと で 却って 気持ち を 悪く し て い た 。
0562,346,33:   ところが その 朝 、 なにか 気 に かかる 心地 が し た し 、 室外 の 空気 に ざわめき が 感ぜ られ た ので 、 寝床 の 中 に 落着け ず 、 ^ 起き 上っ て み た 。
0563,94,12: 夏 の こと で は あり まし た が 、 夜中 に ^ 起き 上っ て 水 を 浴びる の は 、 難儀 な こと に 違い あり ませ ん 。
0563,96,3:   彼女 は ^ 起き 上っ て 、 風呂 場 に はいり 、 浴槽 に 水道 の 水 を 注ぎ 、 そして 素裸 と なり まし た 。
0565,244,14: わたくし たち は もう 寝 こん で おり まし た が 、 母 が ^ 起き 上っ て 丹前 を 引っかけ 、 戸 を 開け に 出 て 行き まし た 。
0568,342,12:   妻 の 登志子 は もう 眠っ て い た が 、 ^ 起き 上っ て 来 た 。
0568,364,2:   それから ^ 起き 上っ た 。
0570,471,1:   ^ 起き 上っ て 窓 の 雨戸 を 開く と 、 朝日 の 光り が 空 に 流れ て い た 。
0575,146,8: 八重子 は へん に びっくり し て 、 ^ 起き 上り まし た 。
0579,90,8: 恒吉 は 習慣 的 に 早起き で 、 ^ 起き 上る と すぐ 庭 に 出 て 、 池 を 見る の が 楽しみ でし た 。
0579,312,13: 「 いえ 、 それだけ です が 、 ただ 一 二 度 夜中 に ^ 起き 上っ て 、 子供 を 見 て くる と 言っ て 、 出 て 行こ う と しかけ た こと が あり まし た 。
0585,202,11:   宿酔 気味 の 頭 を かかえ て 仁木 三十郎 は ^ 起き 上り まし た 。
0590,464,36: それから おれ は 、 肱 で 突っつか れ て 寝返り を し た 喜久子 の 、 下品 な 耳 を しばらく 見 て い た が 、 ひどく 佗 びしい 気持ち に なっ て 、 そっと ^ 起き 上っ た 。
0590,492,3: おれ は そっと ^ 起き 上っ て 、 寝間着 を ぬぎ 捨て 服装 を ととのえ た 。
0592,430,5: そして 私 は 泣き ながら ^ 起き 上り 、 彼女 を この 箱枕 に 寝 させ 、 彼女 に あの 百日紅 の 花 を 眺め させる だろ う 。
0592,533,2: 私 は ^ 起き 上っ て 、 枕 を 拾い あげ 、 袖 で 拭き 清め 、 それ を 頭 に あてがっ て 寝そべっ た 。
0593,103,10: 直吉 が 駆け寄っ て ゆく と 、 彼女 は もう ^ 起き 上っ て 、 大きく 見える 眼 と 口 で 笑い まし た 。
0593,216,11:   笠井 直吉 は 休暇 に あたる 日 で 、 遅く ^ 起き 上り まし た 。
0594,149,2: 彼女 が ^ 起き 上っ て 私 と 向い 合い に 坐る かも 知れ ない という 、 そんな こと で も ない 。
0596,44,3: やがて 彼女 は ^ 起き 上り 、 跣 の まま 、 家 の 方 へ 戻っ て いき 、 急 に しくしく 泣き 出し て 、 裏口 へ はいっ て 行っ た 。
0597,2154,0: ^ 起き 上っ て やれ 。
0597,2689,28:   もう 陽 が 高く 昇っ てる らしい 明る さ の 中 で 、 北村 は 恐怖 に 近い 感情 に 駆ら れ 、 布団 を はねのけ て ^ 起き 上っ た 。
0598,77,14:   長火鉢 の 向う側 から 、 小柄 な 中年 の 女 が むくむく と ^ 起き 上っ た 。
0598,95,3:   俺 は ^ 起き 上っ た 。
0598,150,4: 「 お嬢さん 」 が ^ 起き 上っ た 。
0599,18,13: その 代り 、 朝 は 早く 、 雀 の 鳴き声 と いっしょ に ^ 起き 上る こと と なる 。
0599,31,11: 朝 早く の 汽車 だ から 、 雀 より も 早く ^ 起き 上っ た 。
0600,344,3:   彼 は ^ 起き 上り かけ て 、 また よろけ て 、 こんど は コンクリート 塀 の 方 へ 寄りかかっ た 。
0622,18,33: 人 を 見 たら 泥棒 と 思え と いう の が 王朝 の 農村 精神 で あり 、 事実 群盗 横行 し 、 地頭 は ころん だ とき でも 何 か 掴ん で ^ 起き 上る という 達人 で ある から 、 他 へ の 不信 、 排他 精神 という もの は 農村 の 魂 で あっ た 。
0624,102,0: ^ 起き 上っ て 電 燈 を つける と 、 女 は 戸口 の ところ に 襟 を かき合せ て うずくまっ て おり 、 まるで 逃げ場 を 失っ て 追いつめ られ た 眼 の 色 を し て いる 。
0624,105,15: そのまま 三 たび 目 の 電気 を 消す と 、 今度 は 女 は すぐ ^ 起き 上り 、 押入 の 戸 を あけ て 中 へ 這入っ て 内側 から 戸 を しめ た 。
0624,342,3: 伊沢 は ゆっくり ^ 起き 上っ て 、 胸 や 膝 の 土 を 払っ た 。
0624,417,6: 人々 が 畑 の 畝 から ^ 起き 上り 、 国道 へ 下り た 。
0642,818,13:   衣子 が 眠っ た の を 見 す ます と 私 は ^ 起き 上っ て 、 枕元 に 用意 さ せ た 酒 を のん だ 。
0672,33,12: 夜更け に 私 が もう 眠っ た もの だ と 心得 て ^ 起き 上っ て 神棚 を 伏し拝ん で 、 雪夫 や 、 かんにん し て おくれ など と さめざめ と 泣い たり し て いる くせ に 、 翌日 の 昼 は ゴム マリ が はずむ よう な 勢い で どこ か の オバさん たち に 倅 の 凜 々 し さ を 吹聴 し て 、 ある こと ない こと 喋り まくっ て いる の で ある 。
0672,104,46:   要するに 私 の 母 は 戦争 なかば に 手 ッ 取り ば やく 日本 の 滅亡 を 祈っ た あげく 、 すでに 早く も 私 を あちら の オメカケ に しよ う と もくろん だ 始末 で 、 その くせ 時 なら ぬ 深夜 に ^ 起き 上っ て 端坐 し て 、 雪夫 や 許し て おくれ 、 など と 泣き だし て しまう 。
0685,179,8: フトン の 中 の 男 が もっ くり ^ 起き 上っ て 、 観念 の 様子 。
0687,178,30:   余 が かく の 如く に カツゼン 大悟 し て 、 ふと 見やれ ば 、 放 善 坊 は 涙 を 拭き 拭き カラカラ と 狂 笑 し て ^ 起き 上り 、
0688,334,12: オタツ に 首 を しめら れ た 復讐 に 、 深夜 に ^ 起き 上っ て 、 殺し に 来 やし ない か と 心配 で たまらない の だ 。
0693,219,7: さて 熱 が さがっ て 病床 から ^ 起き 上っ た 助六 は 、 家 に い て も 面白く ない ので 、 朝食 が すむ と 弁当 もち で 自転車 に のっ て 町 へ でかける 。
0731,148,4:   翌日 野宿 から ^ 起き 上っ て 、 水 を のん で 小屋 へ 通い 、 そこ は 男 より も 女 、 女優 を 一 人 一 人 訪問 し て 、 弁当 を 一 つまみ ずつ 分け て もらう 。
0731,261,5:   馬 吉 は 渋々 ^ 起き 上っ た が 、 熊 さん は ツマミ だし かね まじき 殺気立っ た 見幕 で ある から 、 馬 吉 は 益々 物 欲しく なる ばかり で ある 。
0732,629,1:   ^ 起き 上る と 、 サルマタ や 腹 の まわり に 溜っ て い た 小便 が ドッ と 流れ て 、 フトン の 下 へ あふれ 出よ う と し た 。
0744,153,18: なん べ ん ノビ た か 分ら ない が 、 ノビ た 数 だけ 突如 と し て ^ 起き 上っ て とびかかっ て 、 いつ まで も 終り が ない ので 、 五 人 の 親分 という の が 留め に き て くれ た 。
0754,105,44: 死ぬ かも 知れ ない という 不安 を 賭け て の 仕事 だ から 、 諦め は つい た が 、 この 馬 は 死 の 直前 に 発狂 し て 、 クワッ と 血走っ た 目 を ひらい て 瀕死 の 藁 床 から ^ 起き 上る と 、 天 へ 跳び 上る よう な 恰好 を し た 。
0759,1517,7:   青木 も 唄 の 文句 で ^ 起き 上っ て 、
0759,6238,3:   ルミ子 は ^ 起き 上っ て 、 坐り 直し た 。
0759,7415,6:   青木 は 改まっ て 、 ^ 起き 上ら ず に い られ なかっ た が 、 それ が 一 そう 長平 に 不興 を 与え た よう で あっ た 。
0762,227,5:   私 は 深夜 に ^ 起き 上っ て 、 机 に 向い 、 机 の 向う に 見える 女房 の 寝 姿 を 見 ながら 考え た 。
0769,154,22: 私 は 完全 に 無抵抗 状態 で ある から 、 鼻 が 水上 に で て い なけれ ば 、 自分 で ^ 起き 上っ て 鼻 を だす 精根 も 分別 も なかっ た の で ある 。
0769,168,4: 私 は もがい て ^ 起き 上ろ う と し た が 、 ど ッ こい 、 そう 簡単 に は 起き 上れ ぬ 。
0776,368,24: 武道 に 達し て いる から 、 五十嵐 は 一 たまり も なく 廊下 の 外 へ ケシ 飛ん で 、 恨めし げ に ^ 起き 上り 、
0777,748,6: 彼 は ヒザ を 叩い て ^ 起き 上っ た 。
0781,731,24: また 三枝子 さん が 来 た とき に 、 半ば ねむり かけ て い た らしい が 由也 に 起さ れ た の か ^ 起き 上っ て みる と 、 まさに そこ へ 手燭 を もっ て 現れ た の が 三枝子 さん で あっ た から 、 いきなり とびつい て 手 を 握っ た が 、 すると 三枝子 さん が 手燭 を 落し た から 、 マックラ に なる 。
0782,43,19: けれども 甚だ 退屈 し て いる から 、 村 に 事 あれ ば ジッ として い られ ず ヤオラ ^ 起き 上っ て 指図 を やき た がる が 、 根 が タンテイ の 才 が ない から 悪賢い 犯人 は つかまら ない 。
0784,146,2:   いきなり ^ 起き 上っ て 刀 を ぬい て 斬り かかっ て くる 。
0808,423,3:   アネサ は ^ 起き 上る と 、 クワ を とっ て 、 ふりかぶっ た 。
0826,66,10:   鯨 の よう な 溜息 を 吐い て モゾモゾ ^ 起き 上り 、
0835,297,1: さて ^ 起き 上っ て シャニムニ 駈け だす 段 に なれ ば 、 「 誰 が 先 に 起き 上っ て 駈け だす こと が できる か と 云え ば 、 一番 あと から ころん だ 子 に きまっ てる な 。
0835,297,17: さて 起き 上っ て シャニムニ 駈け だす 段 に なれ ば 、 「 誰 が 先 に ^ 起き 上っ て 駈け だす こと が できる か と 云え ば 、 一番 あと から ころん だ 子 に きまっ てる な 。
0835,300,11: 「 よせ ば よい の に 米田 選手 が モクモク と ^ 起き 上っ て … … おさまら ない の は 群集 で ある 。
0839,44,17:   しかし 、 緒方 が その 近く まで 達し た とき に は 、 牛 は もう ^ 起き 上っ て い た 。
0852,218,0: ^ 起き 上る と 、 私 は 言っ た 。
0858,18,33: 人 を 見 たら 泥棒 と 思え と いう の が 王朝 の 農村 精神 で あり 、 事実 群盗 横行 し 、 地頭 は ころん だ とき でも 何 か 掴ん で ^ 起き 上る という 達人 で ある から 、 他 へ の 不信 、 排他 精神 という もの は 農村 の 魂 で あっ た 。
0959,131,6:   そう いい ながら 、 ようやく ^ 起き 上っ た お 近 は べたりと とんび 脚 に 坐る と 、 穴 の あく ほど 歌麿 の 顔 を 見守っ た 。
1000,141,6: と 云い ながら 、 彼 も ^ 起き 上っ て 、 襖 の 際 へ 行っ て みる と 、 怪しから ぬ こと に は 此方 側 の 懸 金 は 外れ て い て 、 向う側 の 懸 金 が 下り て いる の で ある 。
1036,422,10: が 、 忽ち 激痛 に 襲わ れる らしく 、 直ぐ ^ 起き 上っ て しまう 。
1036,458,11: 薬 が 効い て 来 た の か 、 素子 の ^ 起き 上る 気配 は ない 、 私 は 初めて ほっと し て 、 ペン を 取り直す 。
1036,504,5:   素子 が 緩 り ^ 起き 上っ た 。
1036,801,6: 素子 は 床 の 上 に ^ 起き 上る と 、 沈痛 な 表情 で 言っ た 。
1037,597,4:   たつ は やっと ^ 起き 上っ た 。
1037,1446,12:   私 は ズボン下 を 引き上げ 、 診察 台 の 上 に ^ 起き 上っ て 、 聞き返す 。
1037,3024,7:   妻 は 布団 の 上 に ^ 起き 上り 、 胸 を 開く 。
1039,99,14:   妻 の 病室 に 入る と 、 妻 は 微笑 を 浮かべ て ^ 起き 上り 、 いきなり 言っ た 。
1039,275,6:   妻 は 微笑 し て ^ 起き 上る 。
1062,172,8: やがて 夜 が 明け て 、 男 が ^ 起き 上っ て 見る と 、 自分 の 前 に 神 々 が ユーカル を する 時 に 手 に 持っ て 拍子 を 取っ て い た “ レㇷ ゚ ニ ( rep - ni 拍子 を とる 木 ) と 呼ぶ 棒 が おい て あり まし た 。
1123,15,10:   私 は 毛布 を はね 退け 、 むっくり と ^ 起き 上っ て 、
1123,345,13:   打ちどころ で も 悪 る かっ た か 、 彼 は 少時 ^ 起き 上る こと も 出来 なかっ た 。
1136,324,17: 寝台 に 崩 折れ た 小杉 卓二 は 、 この 打撃 に 打ちのめさ れ て 、 最早 ^ 起き 上る 気力 も ない よう に 見え まし た が 、 暫 らく する と 必死 の 顔 を 挙げ て 、 猛然と 由紀子 の 方 に 殺到 し た の です 。
1141,139,59:   追わ れる 女 は 十 八 九 、 それ が 二 人 の 男 の 手 を くぐっ て 逃 廻る ごと に 、 帯 も 解け 、 袖 も 千 切れ 、 最後 に は 袷 も 剥がれ 、 襦袢 も むしら れ て 、 殆 ん ど 半裸 体 の まま 、 傷つき 倒れ て は ^ 起き 上り 、 起き 上っ て は 小突き 廻さ れ 、 真に 命 を 賭け て 争い 続け て 居る の でし た 。
1141,139,62:   追わ れる 女 は 十 八 九 、 それ が 二 人 の 男 の 手 を くぐっ て 逃 廻る ごと に 、 帯 も 解け 、 袖 も 千 切れ 、 最後 に は 袷 も 剥がれ 、 襦袢 も むしら れ て 、 殆 ん ど 半裸 体 の まま 、 傷つき 倒れ て は 起き 上り 、 ^ 起き 上っ て は 小突き 廻さ れ 、 真に 命 を 賭け て 争い 続け て 居る の でし た 。
1142,205,7: が 、 この 醜い 魚 は 最早 ^ 起き 上る 力 も 尽き た 様子 です 。
1145,190,18: 幸い 美食 に 肥っ た 伯爵 は 、 床 の 上 に 崩 折れ て 、 暫く は ^ 起き 上る 力 も あり ませ ん 。
1171,2864,4: 五郎 は 憤然 と ^ 起き 上っ て 、 寝具 の 上 に あぐら を かい た 。
1173,1142,15: 今 まで 寝ころん で い た 狂女 が その 声 に 応ずる よう に むっくり ^ 起き 上っ た 。
1174,904,7: 脳卒中 で 倒れ た きり 、 ついに ^ 起き 上る こと を し ない で 、 半年 後 に 息 を 引き取っ た の で ある 。
1174,5070,2: それから 渋々 ^ 起き 上っ て 、 かん た ん な 食事 を 済ませ 、 外出 の 用意 を する 。
1177,987,13: 目 の 前 に 星 が 飛ん で 、 信二 は しばらく は ^ 起き 上る こと が でき なかっ た 。

出来上る

(出来る.上る)
延べ語数: 107

0002,235,9:   十 日 ばかり し て 、 整理 が ^ 出来 上っ た 。
0016,55,24: この 地方 の 産物 を 、 出来る だけ おいしく たべる 事 に 、 独自 の 工夫 を こらし た 結果 、 こんな もの が ^ 出来 上っ た ん です 。
0027,350,14:   自分 で も 、 ぎょっと し た ほど 、 陰惨 な 絵 が ^ 出来 上り まし た 。
0037,132,101: 「 灰色 の 月 」 は さすが に 老大家 の 眼 と 腕 が 、 日本 の 伝統 的 小説 の 限界 の 中 で は 光っ て おり 、 作者 の 体験 談 が 「 灰色 の 月 」 に なる まで に は 、 相当 話術 的 工夫 が 試み られ て 、 仕上げ の 努力 が あっ た もの と 想像 さ れる が 、 しかし 、 小説 は 「 灰色 の 月 」 が 仕上っ た ところ から はじまる べき で 、 体験 談 を 素材 に し て 「 灰色 の 月 」 という 小品 が ^ 出来 上っ た こと は 、 小説 の 完成 を 意味 し ない の だ 。
0071,2372,7: いつ に なっ たら 、 それ は ^ 出来 上り ます か 」
0081,3627,4:   その 丸木舟 が ^ 出来 上っ た の は 、 ちょうど 玉太郎 の 一行 が 洞穴 の 横穴 を いそい で まわっ て 苦しん で い た ころ で ある 。
0081,3628,7: 「 御苦労 、 御苦労 、 さあ 、 ^ 出来 上っ たら 、 御苦労 ついで に 海 まで はこぶ ん だ 」
0087,142,32: 「 それ は 、 さっき も 申し まし た が 、 土居 三津子 は ピストル を 持っ て 居り ませ ん ので 、 その ところ が まだ 十分 な 証拠 固め が ^ 出来 上っ て い ませ ん 」
0087,2621,41: つまり この 工場 で 、 まだ 売出し 前 の 食料 品 を 試験 的 に 缶詰 に する 工程 において 、 彼 は それ の 最後 の 仕事 として 、 蓋 を つけ て 周囲 を 熔接 し て 缶詰 に ^ 出来 上ら せる 部署 で 働い て い た 。
0088,142,48: それ は この 建物 が 、 彼 の 旧友 古 神 子爵 が 道楽 に 作っ た もの で ある こと 、 そして 子爵 は その 設計 を 早く も 高等 学校 時代 から 始め た こと 、 それ は 前後 十 年 の 歳月 を 要し て ^ 出来 上っ た こと 、 だが その 千早 館 は 公開 さ れる に 至ら ず 、 客 を 招く こと も なく 、 その 儘 に し て 置か れ た が 、 それ から 二 年 後 に 、 例 の 日本 アルプス における 遭難 事件 が あり 、 子爵 は 恐ろしい 雪崩 と 共に 深い 谿谷 へ 落ち て 生涯 を 閉じ た の で ある 。
0088,399,12: もう 誰 の 目 に も はっきり それ と 分る 望遠鏡 が ^ 出来 上っ た 。
0089,22,13:   建築 は 手間どっ て 、 春 から 始め た 工事 が すっかり ^ 出来 上っ た の は 、 夏 も 過ぎ 、 秋 も たけ 、 木 枯 の 吹きまくっ た あと に 、 白い もの が ちらちら と 空 から 落ち て 来る 冬 の 十二月 はじめ だっ た 。
0091,2257,6:   雪子 の 求める 薬物 が ^ でき 上っ た の は 、 もう 暁 に 近かっ た 。
0098,3570,8: 「 これ で 、 今年 の 米 が ^ 出来 上る の は 、 正月 を 越す のう 。
0107,20,10: 五 日 ほど し て 、 うぐいす の 写真 は ^ 出来 上り まし た 。
0109,175,14: その 厖大 な 、 奇妙 な 顔 は 全体 が 黒豆 の 粒々 で ^ 出来 上っ て いる よう で あっ た 。
0112,1759,54:   不 安心 な 事 が ある もん か 自分 さえ しっかり し て 居れ ば チャン チャン と 事 は すん で 行く に きまって 居る 、 それに 又 若し 二 人 が 夢中 に なっ て しまっ たら 私 の 望ん で 居る 恋 の どっち か が 満足 する 様 に ^ 出来 上っ たら それ で いい ん だ 。
0114,674,35:   両親 も 可 哀 が って 呉れ た し 、 貧 亡 ながら そんなに あくせく し ない で 居 られる 家庭 に 育っ た ん です けど 、 こんな かげ の 多い 人間 が ^ 出来 上っ た ん です 。
0137,24,12: 織 子 なら 日給 だ が 、 そうして 内職 に おろせ ば ^ 出来 上っ た 反 当り で 手間 を 支払い 、 しかも それ を 機 の 貸し賃 で 小 ぎった 。
0140,3564,8: それから しばらく し て 、 素子 は こんど ^ 出来 上っ た 翻訳 に とり かかっ て 、 昼間 の な ま あくび を 消滅 し た の で あっ た 。
0140,4798,26: 「 そういう 条件 だ のに 、 それなり ずるずる に 進行 し た 全体 の 関係 そのもの が 変 よ —— まして 一方 に 、 もう ちゃんと ^ 出来 上っ た 家庭 生活 が あっ たり すれ ば … … 」
0140,4968,14: 年 の 多 さ という 以上 に 、 その ひと は 伸子 にたいして 、 ^ 出来 上っ て いる 自分 の 世界 の 感じ を 示し た 。
0142,1078,18: ひろ子 は 自分 が 美術家 で あっ たら 、 この 、 独特 な 、 がっちり と 動的 に ^ 出来 上っ た 人物 を どういう 手法 で あらわす だろ う と 思っ た 。
0144,622,12: それから 全景 の 上 に 斜 の 線 を 引い て 、 ^ 出来 上っ た もの を 主人 の ところ へ 持っ て 行っ た 。
0144,1223,37: 「 四 十 人 の 職人 仲間 の 代り に 、 一 人 の パン 焼 職人 ルトーニン の 『 助手 』 兼 仲間 の もの として 」 パン 焼 が 麦粉 、 卵 、 バタ 、 ^ 出来 上っ た パン など を 盗ま ない よう に 注意 する の が 今や ゴーリキイ の 仕事 と なっ た 。
0170,13,41: 世界 文学 に あらわれ た 第 一 の 女 は その よう な 争奪 物 として の 位置 で あり 「 イリアード 」 が 字 に かかれる 時代 に は 、 ギリシア に も 、 もう 家長 制度 という もの が ^ 出来 上っ て い た こと を 示し て いる 。
0211,74,15:   この よう な 方法 は 、 一 歩 か 二 歩 先 に 、 ^ 出来 上っ た もの として ある よう に 考え られ て いる 社会 主義 リアリズム の 方法 として 、 型破り で ある し 、 誰 が 見 て も 低い 程度 から の 試み で ある 。
0232,6,1: 折角 ^ 出来 上っ た 雑誌 を そっくり そのまま 警察 の 手 で 押え られる という ひどい こと など も あり まし た 。
0249,35,7: 天 照 という 女 酋長 が 、 ^ 出来 上る こと を たのしみ に し て 織っ て い た 機 の 上 に 弟 で あり また 良人 で あっ て 乱暴 もの の スサノオ が 馬 の 生皮 を ぶっつけ て 、 それ を 台 なし に し て しまっ た の を 怒っ て 、 天 の 岩戸 —— 洞窟 に かくれ た 話 が つたえ られ て いる 。
0284,77,13:   婦人 が 、 天成 の 直観 で 、 不具 な 形 に ^ 出来 上っ て 人民 の 重荷 で あっ た 過去 の 日本 の 「 政治 」 に 、 自分 たち を あてはめ かね て いる の は 、 面白い こと だ と 思う 。
0316,158,39: 国会 の 人 さえ 知ら ない うち に 用意 さ れ た これら の 法案 は 、 形式 上 国会 の 屋根 を くぐっ た だけ で 、 事実 上 は 官僚 の 手 で こね あげ られ 、 ^ 出来 上っ た 法律 として 権力 を もっ て わたし たち の 前 に 出さ れ て 来る 。
0405,4,10: 「 伸子 」 の 苦悩 と 翹望 と は 、 ^ 出来 上っ て いる 社会 の 常套 に 承服 し かねる 一 人 の 女 、 人間 の 叫び として 描か れ た の で あっ た 。
0433,568,19: けれども 、 余り 気分 が 冴え ない で 若し 其儘 進ん だら 如何 那 に 物 懶い もの が ^ 出来 上る か 分ら ない と 思っ た ので 、 其処 まで 書い て ペン を 擱 い て 仕舞い まし た 。
0493,30,23: あと で 、 或 る 人 が 「 しかし 、 あの 人 の 作品 は 、 純粋 で あろ う として 、 現在 ^ 出来 上っ て いる 境地 を こわす より は 、 それ を 守ろ う と する 傾向 が 強い ん じゃ ない です か 。
0497,82,0: ^ 出来 上っ た の を 加藤 しづえ が 書き なおし 、 来週 月曜日 ごろ まで に 届ける でしょ う ミス・ウィード に 。
0507,977,43: 褪紅 色 の 地 に 大きな 乱菊 を 出し た の と 、 鶯 茶 の 様 な 色 へ 暖 い 色 の 細かい 模様 を 入れ た の を 買う と 、 あっち の 隅 で お 繁 婆さん は 、 ^ 出来 上っ て 居る 瓦斯 の 袢天 の 袖 を 引っぱっ て 居 た ので 、 せかせ まい と 女中 の 見 て 居 た 袢衿 を 一緒 に 見る 。
0507,1001,14: わかっ た 様 に うけ 合っ て 行っ たけれ 共 、 どんな もの が ^ 出来 上る やら わから ない 。
0554,1572,12: ただ 、 意識 的 に 努力 し ない で 、 自然 に ^ 出来 上っ たり 崩れ 去っ たり し た 。
0563,185,4:   そして 家 が ^ 出来 上る と 、 田舎 の 方 に い た 母親 を 引 取り まし た 。
0563,358,7: ずいぶん 長い 間 かかっ て 、 ようやく ^ 出来 上り まし た 。
0565,22,0: ^ 出来 上っ たら 書物 に する つもり です けれども 、 書い て いる うち に も 、 一 日 一 日 と 日 が たっ て ゆく し 、 そして わたし は 生き て ゆく し 、 書く こと が たまり ます から 、 いつ 出来 上る こと やら 、 見当 が つき ませ ん 。
0565,22,45: 出来 上っ たら 書物 に する つもり です けれども 、 書い て いる うち に も 、 一 日 一 日 と 日 が たっ て ゆく し 、 そして わたし は 生き て ゆく し 、 書く こと が たまり ます から 、 いつ ^ 出来 上る こと やら 、 見当 が つき ませ ん 。
0565,24,19:   そういう 風 に 言い ます と 、 明日 という 日 が 無くなら ない 限り 、 いつ まで も ^ 出来 上ら ない に 違い あり ませ ん 。
0566,149,4: 「 これ で 、 ^ 出来 上っ た 。
0594,61,3: 覚悟 が 既に ^ 出来 上っ て い た の だ 。
0625,91,41: その 中 に 目 と 鼻 と 口 が あっ て 、 コブ と コブ の 間 の 谷 が いくつ も あっ て 、 その コブ は 各々 すすけ た ツヤ が あっ て 、 一 ツ の 顔 が ^ でき 上っ て いる の です 。
0625,240,1: そして ^ 出来 上っ た の が 一 ツ の クモリ なく 一 ツ の チリ も とめ て い ない 、 ただ その 美し さ に 見とれる 以外 に 法 の ない この 仏像 で あっ た の だろ う 。
0627,62,26: そうして 、 洋行 さき の どこ に も 無かっ た 形 の もの が 、 キノコ みたい に 、 珍妙 な 恰好 で こんな ところ へ ^ 出来 上っ た という の だろ う か 。
0635,5,20:   ルパン で 撮し た 私 の 四 五 枚 の うち に 、 一 枚 、 凄い 色男 に ^ 出来 上っ た の が あり 、 全然 別人 の 観 が ある から 、 私 は この 上 も なく 喜ん で 、 爾来 この 一 枚 を もっ て 私 の 写真 の 決定 版 に する から 、 と 林 君 に たのん で 、 たくさん 焼増し し て もらっ た 。
0684,164,22: 毒消し 売り の 泊る はたご に 泊り こん で 、 諸々 方々 を 拝み倒し て 、 あれ だけ の バラック が ともかく ^ でき 上っ た の です ぞ 。
0687,232,7: なん だって 、 また 、 穴 が ^ 出来 上る まで ねばら なかっ た ん でしょ う か ねえ 。
0718,2,16:   私 が あんまり 布石 に ヘタクソ で 、 二 十 目 ちかい ダンゴ 石 が ^ 出来 上っ た 始末 だ から 、 塩入 三 段 も 驚い た 様子 で 、 あんまり 勝っ ちゃ 気の毒 だ と 気 を 許し た ところ を ツケ こん で 向う脛 を 払っ た よう な 碁 だ から 、 私 は もとより 勝っ た 気 は し て い ない の で ある 。
0728,57,15:   その後 、 まだ マーケット など ゝ いう もの が ハッキリ し た 形 で ^ 出来 上ら ない 路上 で 、 彼 が 品物 を 売っ たり 買っ たり し て いる の を 見かけ た 。
0745,468,18:   これ に 比べれ ば 糸川 の 復活 は 木 と 紙 と フトン と ネオンサイン によって 忽ち ^ 出来 上る カンタン な もの で ある から 、 熱海 の 復興 は 糸川 から 、 お歴々 が こう 叫ぶ の は 筋 が 通っ て いる の で ある 。
0766,40,36: 後 篇 の 宣伝 映画 の 方 は すでに ニュース や その他 の 目的 で 撮影 さ れ た もの が 多く あっ て 、 それ を 編輯 し 、 多少 手 を 加える だけ で ^ 出来 上る かも 知れ ない が 、 私 の 受け もっ た 方 は そう は いか ない 。
0775,335,12: 裏表 両方 合せ て 三 人前 ぐらい の 嫁入り 仕度 が 忽ち ^ 出来 上ろ う という もの 。
0781,14,10:   この よう に 完備 し た 地図 が どうして ^ 出来 上る か と いう と 、 各 地域 に 雷 ギライ の 主 の よう な の が 必ず 住ん で いる もの だ そう で 、 雷 の なる たび に 半分 気 を 失い ながら も 必死 に 手帳 と エンピツ を 握っ て 進路 を 記録 し 、 また 翌日 は 落雷 の 地点 を たしかめ 、 各 地域 の 主 と 主 と で 記録 を 交換 し あう 。
0794,741,2: どうして みんな ^ 出来 上っ て から 一 しょ に 運ば ない の か と 思っ て ね 、 なにか ワケ が あり そう だ から オジサン に 報告 に 来 た の です 」
0815,29,3: そうして 表 が ^ 出来 上る と 、 それ を ひっくり返し て 、 他 の 反面 へ トレース を 続け て ゆく 。
0815,40,8:   さて 、 これ で ニセ 札 は ^ 出来 上っ た 。
0817,562,13:   大きな 国技 館 が 立ち よる と 思っ て い たら 、 ^ 出来 上っ て カンバン ( ネオン だ ね ) が あがっ た の を 見る と 、 メトロ という キャバレー だっ た そう だ 。
0820,300,19: され ば と て 旅客 が それ で 不自由 を 感じる わけ で も なく 、 ちゃんと それ が ^ 出来 上っ た 生活 が あっ て 、 要するに 旅 だ 。
0823,135,16: 新劇 など という もの は 先生 の まわり へ 素人 の 男女 が 集まっ て 忽ち ^ でき 上っ て 通用 する カタムキ も ある が 、 宝塚 は そう カンタン に は でき ない 。
0842,2595,6:   名古屋 近辺 で 原稿 が ^ でき 上っ た らしく 、 今度 は 胸 を グッ と はり 手 を ふり ながら 原稿 を 読み 始め た 。
0848,211,54: こういう 点 について み て も 、 彼ら が 自分 の 村 に 所有 し て いる 高天原 や 岩戸 神社 と 実は 精神 的 に 結びつい て いる もの が ない こと が 分る し 、 この 村 における それら の 聖地 の 発生 という もの が 案外 無邪気 な 理由 から なんとなく ^ 出来 上っ た に すぎ ない もの で は ない か という こと が 察せ られる の で ある 。
0855,13,41: 何 も せ ず 、 会社 へ も 出 ず 、 月給 を 貰う の は つらい 思い で あろ う と 察し て 、 ここ に 大 脚本 を たのん だ 次第に 相違 なく 、 小 脚本 で は すぐ ^ 出来 上っ て 一々 面倒 だ から という 思いやり で あっ た に 相違 ない 。
0860,18,41: 先日 酔っ払っ て 意識 不明 の ところ を 読売新聞 の 先生 方 に 誤魔化さ れ て 読み も し ない サルトル につき 一 席 口上 を 書い た の が 運 の 尽き で 、 改造 だの 青磁 社 だの まだ ^ 出来 上ら ない サルトル の 飜訳 の ゲラ 刷 だの 原稿 だの 飛び 上る よう な 部 厚 な 奴 を 届け て 汝 あくまで 読め と いう 。
0877,328,1:   ^ 出来 上っ た ものの 批評 は 、 各人 各 説 で あっ て も よい が 、 同君 の 美術家 として の 演劇 へ の 関心 と 協力 と に は 、 演劇 人 の 立場 から 、 真面目 に その 業績 を 見守る こと によって 、 敬意 を 払う べき だ と 信じ ます 。
0877,583,41: もともと 、 日本人 が 西洋 人 に 扮 し て おかしく ない こと は 稀 な の です し 、 ことに 、 あの 芝居 の よう な 、 すべて が 類型 化 さ れ 、 誇張 に 誇張 を 重ね て ^ 出来 上っ て いる 芝居 に 、 日本 の 俳優 を どう 使っ て み た ところ で 、 フランス 十 七 世紀 の 伊達 女 や 風流 騎士 の 意気 が 出せる わけ は あり ませ ん 。
0895,31,33: この よう な わけ で 、 行政 の 分野 に も 、 経済 界 に も 、 社会 事業 に も 、 労働 運動 に も 、 各種 各様 の 専門 家 が ^ でき 上っ た 。
0895,170,24: 調査 マン を し て 単なる 調査 職人 に 終わら しめ ず 、 立派 な 社会 人 として 成長 する よう な 環境 が ^ でき 上る こと を 祈っ て やま ない 。
0904,10,50: 二 十 三 年度 に 入る や 、 中央 で は バー ネット 氏 を 中心 に 研究 会 が 開か れ 、 地方 より は 館 界 の 意見 を あつめる ため に 、 九月 公共 図書館 法 委員 会 を 開き 、 いわゆる 協会 案 なる もの が ^ 出来 上っ た の で ある 。
0921,5,5: この 支部 図書館 が いよいよ ^ 出来 上る 時 、 過半数 の 人々 は まことに その 前途 を 危ぶん だ の で ある 。
0927,51,35: 来日 の 四 年 前 、 この 機能 化 の 努力 の 真只中 に あっ た クラップ 氏 が 、 図書館 協会 の ブラウン 氏 と共に 協力 せら れ て 、 我が 国立 国会図書館 は ^ 出来 上っ た の で ある 。
0965,34,0: ^ でき 上れ ば いろんな いみ で よい 参考 に なる と 思う 。
0993,3068,17: そこ に みんな すわりこん で 御馳走 を 食っ たり 、 酒 を くみかわし て 、 きれい に ^ 出来 上っ た 家 を 眺めよ う つう だ 。
0993,3172,14: 辰造   そう か よ 、 な ある 程 、 こいつ あ 見事 に ^ 出来 上っ た だ なあ 、 ふうん 。
0993,3206,35: ( 足音 が ピタリ と 止り 、 太鼓 の 音 やむ ) ええ 私 ども は そこ の 農民 道場 の 者 たち です が 、 本日 は 、 柳沢 家 の 御 新築 が ^ 出来 上っ て おめでとう ござい ます 。
0993,3914,33: 轟   ( 中年 の 男 ) いやあ 川合 君 —— だっ た ね 、 あんた の 言う こと も 一応 は わかる が 、 ご存じ の 通り 、 満 洲 国 は ^ 出来 上っ た 。
1037,2639,5: 義歯 は 数 日 で ^ 出来 上っ た 。
1067,182,0: ^ 出来 上っ たら つまらない 。
1076,538,10: 是 など も おそらくは 島 の 外 で 、 すでに ^ 出来 上っ て い た 一つ の 説話 を 、 新た に 移し 入れ た 証拠 で あっ た 。
1077,52,3: もし これ が ^ 出来 上っ たら 、 或 る 時代 に 或 る 民族 または 部落 民 が 持っ て い た 精神 文化 を 数学 的 に 規定 出来る こと に なる 。
1083,44,15: もっとも それ が 出来 た 時 は 、 新 日本 の 科学 は 半ば 以上 ^ 出来 上っ た 時 で ある かも しれ ない 。
1084,95,8:   その間 に ゆで 卵 の 方 が ^ 出来 上っ た 。
1091,8,25:   しかし 当時 の 出版 事情 で は 、 こういう 本 の 印刷 は 非常 に 遅れ 、 終戦 前年 の 十一月 に 、 やっと ^ 出来 上っ た 。
1091,9,5: 牧野 伯 は 「 やっと ^ 出来 上っ た が 、 もう 間に合わ ない 」 と いっ て おら れ た 。
1094,74,21: たまさか 新しい 科学 の 知識 を 授け られれ ば 、 それ は 「 断片 的 な 科学 知識 」 と 「 ^ 出来 上っ た 理論 の 外面 」 だけ で あっ た 。
1103,219,2: これ が ^ 出来 上れ ば 、 フーラー 教授 の 志 は 完全 に 遂げ られる わけ で ある 。
1115,37,165: 「 お 身 に あう ごと に お 身 の 額 に きざま れる もの を 見 て 、 はっと する が 、 しかし 自分 で 一 人 いる こと は これ まで の 経験 で も 、 とうてい 耐え られる もの で は ない 、 そして 何時の間にか 花 桐 の そば に 来 て しまう の だ 、 その たび に お 身 の 心労 は 額 に 深く きざま れ て ゆく よう で 、 あう ごと に 気 が 気 で は ない 、 きょう こそ は 一 人 で 寝よ う として も 、 夜 は 静か で ある し お 身 の 寝息 が わた どの の あたり で 聞える 、 髪 も におう て 来る 、 お 身 の 話す 言葉 が ながい 列 に なっ て 頭 に うかん で 来る 、 そう なる と 一 人 で いる こと が 莫迦 莫迦 しく なり 、 今宵 一 夜 の ため に は どういう 生涯 が 間違っ て ^ 出来 上っ て も 、 そんな こと は 、 どう でも よく なっ て 終 う の だ 。
1122,23,2: そして 、 ^ 出来 上っ た もの は 失敗 で ある かも 知れ ない 。
1134,30,68:   ところで 、 此悲 劇 の 舞台 に なっ た 、 南伊豆 の 別荘 、 曾 て 役 の 行者 が 、 神 斧 鬼 鑿 の 法 術 で 彫り 成し た という 伝説 の 凄まじい 断崖 の 上 の 高楼 —— 名づけ て 臨海 亭 という の も 、 実は 志津子 夫人 の 我儘 な 願い を 容れ て 、 二 三 年 前 に 漸く ^ 出来 上っ た もの だっ た の です 。
1135,23,0: ^ 出来 上っ た 上 で 、 家中 一統 の 者 に いずれ が 勝れ て いる か 、 鑑定 さ せ よう で は ない か 」
1135,75,1:   ^ 出来 上っ た の は 、 もう 桜 の 散る 頃 、 何 より も まず 衣服 を 改めて 殿 に 御 目通り を 願う と 、
1135,76,1: 「 ^ 出来 上っ た 相 だ な —— まず は 目出度い 、 さぞ 見事 な もの で あろ う な 」
1135,157,41:   その間 に も 六郷 左京 と 多 与里 の 恋 の 遊戯 は 、 日 とともに 濃度 を 加え 、 最早 抜き差し なら ぬ 心境 に まで 押し上げ まし た が 、 その 時 丁度 、 彫像 八百屋 お七 は ^ 出来 上っ て い た の です 。
1140,230,11: その 製造 に 十 日 ばかり 費し た 為 に 、 ^ 出来 上っ た の は 、 鈴子 夫人 と 森川 森 之 助 の 結婚式 の 前 の 晩 で 、 丁度 その 晩 は 、 鈴子 夫人 の お 別れ の 会 に 、 私 共 友人 達 が 招待 さ れ て いる 時 でし た 。
1140,285,9: 吹 込み レコード 会社 の 好意 で それ は ^ 出来 上っ た が 、 どうせ 悪人 に 知れ ず に 済む まい と 思っ て 、 レコード は 佐瀬 弁護士 に 、 レコード 箱 の 鍵 は わざと 森川 森 之 助 に 預け て 置く 。
1152,4,18: 「 お前 が 編輯 し て 居 た の か 、 —— タガ の 外れ た 新聞 が ^ 出来 上ら なきゃ 宜 いが 、 な 勇 」
1156,24,15: 書き上げ 次第 、 帰京 の あいさつ も 出す つもり で 、 これ は 印刷 も ^ でき 上っ て い て 、 机 の 上 で 出発 を 待っ て いる の で ある が 、 ぼく の 原稿 は まだ でき ない の で ある 。
1172,304,5: 「 此 の 穴 が ^ 出来 上ら ない うち に 、 米 軍 が 上陸 し て 来 ます か 」
1173,369,26: その 頃 アパリ の 防衛 も 一応 完成 し て い て 、 本 陣地 、 前進 陣地 、 海岸 陣地 と 三 段 構え が ^ 出来 上っ て い た けれども 、 レイテ島 から の 報告 によって 、 米 軍 の 攻撃 力 を 支える に は も 一度 根本 的 な 陣地 改築 が 必要 で ある こと が 判っ て 来 た 。
1174,363,5:   翌々日 レントゲン 像 は ^ 出来 上っ た 。
1174,859,10: 「 うまい か まずい か 知ら ない が 、 とにかく ^ 出来 上っ た よ 。
1174,893,1: 「 ^ 出来 上っ た 時 に 、 これ が ほんとに おれ の 背中 か と 、 おれ は 哀しかっ た よ 」
1174,4013,2: 飯 が ^ 出来 上っ て 、 城 介 は あっと 驚い た 。
1174,4137,3: 「 用意 が ^ 出来 上る まで 、 しばらく これ を 見 て なさい よ 。

引っ張り出す

(引っ張る.出す)
延べ語数: 97

0003,2087,44: 読め ば わかる だろ う が 、 どうも この 道場 の 人 たち は 、 僕 を よっぽど 英語 の 達人 だ と 買いかぶっ て いる らしく 、 いまに この 道場 へ アメリカ の 兵隊 が 来 たら 、 或いは 僕 を 通訳 として ^ ひっぱり 出す かも 知れ ない ん だ 。
0003,2096,5: これ で 通訳 なんか に ^ ひっぱり 出さ れ て 、 僕 が へどもど まごつい て いる ところ を 見 られ たら 、 あの 助手 たち が 、 どんなに 僕 を 軽蔑 する か 、 わかりゃ し ない 。
0003,2124,7: 固 パン 氏 が 、 通訳 として ^ 引っぱり 出さ れる 事 を どんなに 恐怖 し 、 また 、 れい の 見栄坊 の 気持 から 、 もし 万一 ひっぱり 出さ れ て も 、 何とか し て 恥 を かか ず に すまし て 、 助手 さん たち の 期待 を 裏切ら ぬ よう に し たい と 苦心 惨憺 し て 、 さまざま 工夫 を こらし て いる 様 が 、 その 英文 に 依っ て も 、 充分 に 、 推察 できる の で ある 。
0003,2124,27: 固 パン 氏 が 、 通訳 として 引っぱり 出さ れる 事 を どんなに 恐怖 し 、 また 、 れい の 見栄坊 の 気持 から 、 もし 万一 ^ ひっぱり 出さ れ て も 、 何とか し て 恥 を かか ず に すまし て 、 助手 さん たち の 期待 を 裏切ら ぬ よう に し たい と 苦心 惨憺 し て 、 さまざま 工夫 を こらし て いる 様 が 、 その 英文 に 依っ て も 、 充分 に 、 推察 できる の で ある 。
0003,2135,16: どうも 僕 は 英語 の 知識 を ひけらかし すぎ た ので 、 或いは 、 通訳 として ^ 引っぱり 出さ れる かも 知れ ない ん です 。
0015,766,2: ケイ子 を ^ 引っぱり 出す 事 は 、 まず 不可能 らしい 。
0020,48,23: 私 は 葡萄 酒 の 闇屋 の 大きい 財布 の 中 に いれ られ 、 うとうと 眠り かけ たら 、 すぐ に また ^ ひっぱり 出さ れ て 、 こんど は 四 十 ちかい 陸軍 大尉 に 手渡さ れ まし た 。
0025,86,3: そうして お母さん を ^ 引っぱり 出し て 、 どこ か その 辺 の 料理 屋 で 大いに 飲も う 。
0027,254,6: 「 雨 の 中 を 、 ^ 引っぱり 出し たり し て 、 ごめん ね 」
0032,154,12: 先刻 、 こちら の 叔父さん に 逢い まし て 、 芝居 に ^ 引っ張り 出し た けど 、 途中 で 逃げ て しまっ た と おっしゃっ て 、 笑っ て おら れ まし た から 。
0053,1122,5: 用事 の ある 君 を ^ 引張り 出し て … … 。
0054,846,3: たいてい 皆 いやいや ^ 引っ張り 出さ れ て 、 浦島 太郎 に なっ て 帰っ て 来 た 連中 や ぞ 。
0060,3207,12:   たとえ て 言え ば アルテア は 、 押し入れ の 奥 から ^ 引っ張り 出し て き た 八 ビット の パーソナル コンピューター から 基板 だけ を 抜き出し 、 メモリー の あらかた を 捨て 、 周辺 機器 を 接続 する インター フェイス も 取りはずし 、 代わり に 入力 用 の スイッチ と 小さな ランプ だけ を 取り付け た よう な 代物 だっ た 。
0060,3262,17:   興奮 が しなやか さ を 奪っ た 指 で かさばる 箱 を 開け 、 部品 を ^ 引っ張り 出し た ドンピア は 、 ただちに 組み立て に かかっ て 、 三 〇 時間 後 に は 電源 を 入れる 段階 に まで こぎ着け た 。
0060,5082,6: 西 は 渡辺 の 名刺 を ^ 引っ張り 出し て 電話 で 約束 を 取り付け 、 日本電気 を 訪ね た 。
0060,7373,6:   書棚 から この 本 を ^ 引っ張り 出し て き た 桜井 は 、 翌日 、 授業 の 終わっ た あと で 「 読ん で み ない か 」 と 松本 に 手渡し 、 「 コンピューター に 関連 する 内容 を 、 今度 授業 で も やる から 、 そっち も ちゃんと 聞い とけ よ 」 と 釘 を さし た 。
0062,53,10:   だが 屋根裏 部屋 から 『 科学 サロン 』 を ^ 引っ張り だし て 、 わざわざ タイプ ・ イン し 直し た の は 、 そんな なつかし さ から で は ない 。
0062,566,14: 気 が つく と ピート・シーガー の 「 若者 と 老人 」 なんて レコード を ^ 引っ張り だし て 、 この オレ は 「 ♪ ブリング・ゼム・ホーム 〜 」 と ベトナム 反戦 の プロテスト ・ ソング ( ああ 、 こんな 言葉 を 十 七 年 ぶり に 思い出し ちまっ た ぞ !
0062,639,18: 初代 の パームトップ が 出 た 頃 に は 、 手書き など でき の 悪い SF 映画 から ^ 引っ張り だし て き た 実用 性 の ない ガ ジェット だ と 言い張ろ う と 思え ば 言え たろ う 。
0062,1834,7: 横 組 の 本 や 雑誌 を ^ 引っ張り 出し て 確認 し て いただけれ ば 、 古く から やっ て いる 会社 の もの は 比較的 この ルール を よく 守っ て いる こと を 確認 し て いただける だろ う 。
0067,256,26:   それから まもなく 、 あした は 春 の 遠足 という 日 に 、 久助 君 はじ しゃく を さがす ため 、 茶だんす の 引き出し を みな ^ ひっぱり 出し て 、 いろんな ガラクタ の なか を かきまわし て い た 。
0080,688,11:   警部 は 、 その 死骸 いり の 大きな 引出 を ^ ひっぱり 出し た 。
0080,692,15:   ねん の ため に 、 おなじ よう な 他 の 引出 を かたっぱし から ^ ひっぱり 出し て み た 。
0080,862,32:   そういう 間 も 博士 は 、 まん中 に すえ て あっ た テーブル の 横戸 を 開き 、 その 中 から 潜水 夫 の か ぶと の よう な もの を ^ 引っ張り 出し て 、 すっぽり と かぶっ た 。
0082,1455,12:   それから 彼 は 、 函 の 中 から 山形 警部 を ^ 引っぱり だす と 、 まるで 魚 を 料理 する よう に 警部 の 頭蓋 を ひらい て その 脳髄 を 取りだし 、 急い で それ を 人造 人間 の 頭 の 中 に 押し こん だ 。
0082,1470,13:   彼 は 、 非常 な 速 さ で もっ て 、 今 ^ 引っぱり だし て 来 た 警部 の 脳髄 を 女体 の 人造 人間 の 頭蓋 の 中 へ 移植 し た 。
0084,2232,12: 会議 中 だっ た デニー 博士 も 遂に マイク の 前 に ^ 引張り 出さ れ た 。
0084,2787,5:   ネッド は 張 を ^ 引張り だし て 踊り はじめ た 。
0087,40,9:   探偵 帆 村荘 六 を 、 朝っぱら から ^ 引張り 出し た 事件 という の は 、 一体 どう し た もの で あっ た か ?
0087,321,16:   警部 は 、 紐 を 鼠 の 首 へ かけ て 結び 、 穴 から ^ 引張り 出し て 一瞥 し た が 、 早速 鼠 の 狙撃 説 を くつがえし た 。
0087,2489,13: 彼 は 右 の ポケット から 白い 紙 を 折り畳ん だ もの を ^ 引張り 出し た 。
0088,14,18:   帆 村 は 肯い て 、 封筒 を 受取る と 、 中 から しずか に 用箋 を ^ 引張り だし て 、 彼 の 事務 机 の 上 に 延べ た 。
0089,858,12: そして 全身 の 力 を こめ て 、 穴 から 何 か ^ 引っぱり だし た 。
0089,861,21:   怪人 は 、 ぎりぎり と 歯ぎしり を し ながら 、 両手 を つかっ て 少年 の 身体 を 、 なおも ^ 引っぱり 出し た 。
0089,1135,4: あれ を こっち へ ^ ひっぱり 出し て 、 中 を 読ん で み たら 、 なにか 秘密 が 分る かも しれ ない よ 」
0091,1590,20: 雪子 学士 は 、 その 大 金庫 の ハンドル に 手 を かける と 、 その 大 金庫 を かるがると ^ 引っぱり だし た の で あっ た 。
0095,823,12:   ドレゴ は 、 ポケット から 皺くちゃ に なっ た 封筒 を ^ 引張り だし て 、 水戸 に 見せ た 。
0096,104,9: 青 二 は 、 机 の ひき だし を ^ ひっぱり だし て 、 ひも を 探し た 。
0098,2029,30: 「 兵衛 門 の こと を 人 は みな 悪口 ばかり いう が 、 あの 人 だって 、 組合 長 に なり たく ない という の を 、 皆 が ^ 引っ張り 出し て 、 なら せ た の だ から のう 。
0140,1046,6: 「 ところで 、 きょう は 、 ^ ひっぱり 出し に 来 た ん だ 。
0140,3659,4: 「 だから どしどし 、 ^ ひっぱり だし て やる ん だ 」
0141,2042,19: 伸子 は 、 いきなり 素子 の 腕 を 自分 の 腕 に からめ て 輪 の そ と へ ^ ひっぱり 出し ながら ささやい た 。
0141,9011,52: ソヴェト の 働く 女 と いう より 古い 、 ロシア の 下層 の 女 の まま な 彼女 の 暗い 不安 な 、 人 を 信用 し ない 感情 に は 、 医者 の いう こと も 疑わしけれ ば 、 苦労 の な さ そう な 日本 の 女 を 手本 に ^ ひっぱり 出さ れる こと に も 辛抱 が なら ない らしかっ た 。
0141,13838,32: 多 計 代 が くたびれ て ベッド に よ こ に なっ て も 、 そこ から みんな の し て いる こと は 見える 廊下 の 位置 に 、 トランク は ^ ひっぱり 出さ れ て いる の だっ た 。
0141,18749,49: 伸子 は 、 きょう こそ 風呂 の 前 に 、 ほこり っぽい 仕事 を 片づけ て しまお う と 思っ て 、 正餐 が すむ と 、 素子 の 本棚 の 下 から 、 束 の まま つくね て あっ た 日本 から の 新聞 ・ 雑誌 類 を ^ ひっぱり 出し た 。
0141,20901,14: 「 つかまっ て 、 牢屋 へ ぶちこま れ て 、 いく ど 法廷 へ ^ ひっぱり 出さ れ て も 何一つ 組織 について は 云わ なかっ た 。
0141,22158,12: 「 それ より か 、 たま に は 、 わたし たち を ^ ひっぱり だし て もらっ て 、 うまい もの で も 一緒 に たべ ましょ う よ 。
0170,338,4: 権力 で 戦争 に ^ 引張り 出さ れる か 、 さもなければ 戦争 は いけ ない という 人間 として 牢屋 に 引張ら れ た 。
0198,46,22:     これ まで 、 日本 の 権力 は 外国 に 示す 日本 文学 の 典型 と いう と いつも 源氏物語 ばかり ^ ひっぱり 出し た 。
0223,41,13: 馬 一 匹 より も やすい もの と 命 ぐるみ 片 ぱし から ^ 引っぱり 出さ れ た の は 、 人民 で ある 。
0223,42,23: やっと 生き て 帰っ て 来 た 世間 が 冷たい の も 、 もと は と いえ ば 、 不幸 な 人々 を ^ 引っぱり 出し た 同じ その 強権 によって 、 愚弄 さ れ て 来 た こと を 今日 の 憤り と し て いる 世間 の 感情 が ある から で ある 。
0307,131,25: ただ 口先 で 、 いろいろ な こと を いっ て 、 社会 主義 だ とか 、 民主 主義 だ とか 、 しまいに は キリスト まで ^ 引張り 出し て 恵み を 乞う 、 そういう おかしな 、 すり 変え られ た 民主 主義 は 真平 御免 だ と 思う の です 。
0327,6,68:   七月 三 日 の 各 新聞 に は 、 集団 的 な 行動 に なれ て 帰っ た もの たち が 、 自分 たち の 立て て 来 た プログラム に したがっ て 党 本部 へ 行動 し たり 、 民主 主義 擁護 同盟 の 大会 に 出席 し たり する なか から 肉親 の 甥 一 人 を 仲間はずれ に し て 列 の 中 から ^ ひっぱり だし て いる 女 二 人 の 写真 が 大きく のっ た 。
0327,20,18:   帰還 者 の 妻 たち が それぞれ の 夫 の 胸 に むしゃぶりつい て 、 列 から ^ 引っぱり 出す 写真 は とら れ て い ない 。
0535,4,43:   三つ とも 引き出し は 抜き っぱなし に なっ て 、 私 共 が ふだん 一 寸 拾っ た ボタン だの 、 ピン 、 小布 など の 屑 同様 の もの を 矢 鱈 に つめこん で ある の が 、 皆 な ^ 引っぱり 出さ れ て 、 あか ある い 日 の 中 に 紙屑 籠 を 引っくり返し た 様 に なっ て 居る 。
0538,1907,27: けい   あの 人達 が くる のに 、 いくら か でも くつろげる か と 思っ て 、 お 蔵 の 中 から 昔 の お 道具 を ^ 引張り 出し て 来 た の です が … … 。
0554,1645,26: 千代乃 が 出 京 し たら 、 手近 な ところ に 落着 い て 、 ゆっくり 話し合い たい と 思っ て い た のに 、 慌しく ^ 引っ張り 出さ れ て しまっ た 。
0570,289,4: それ を 兄 は ^ 引っ張り 出し て 、 私 の 室 に 逃げ込み 、 食卓 など を 持ちこん で 来 て 、 私 に 言っ た 。
0612,72,30: あの 徴用 工 という 一団 の 人びと 、 それ は 商業 や 事務 に 半生 を 送っ た ひ弱い 肉体 の 持ち主 で あっ た のに 、 にわかに 工場 に ^ 引っ張り 出さ れ て 重労働 を さ せ られ た の だ から 、 過労 と 生活 の 低下 と で 病人 が 相つい で あらわれ 、 その ほか 、 一般 の 市民 も また 過労 と 生活 難 と から 特に 胸 の 病 に おかさ れる 者 が 多く なり 、 また 放射線 の すぐれ た 力 が 一般 市民 の 常識 と なっ た ため に 利用 者 も おのずから 増す 、 といった ふう に 、 いろいろ の 事情 から 、 私 の 教室 を 訪れる 患者 は おびただしい もの で 、 出勤 し て みる と 朝 早くから 患者 待合室 や 受付 は 、 息 も 苦しく なる ほど の 雑踏 で あっ た 。
0624,327,2: リヤカー を ^ ひっぱり だす と 仕立 屋 も 慌て て い た 。
0628,246,7:   と キヨ子 は お フトン を ^ ひっぱり だす 。
0634,22,12:   私 は 浅草 へ でかける と 、 もっぱら 淀橋 太郎 を ^ ひっぱり だし て 、 一 しょ に 飲む 。
0655,38,9: あっち 、 こっち から 、 美女 と 美男 を ^ ひっぱり だし て き て 、 あゝ しろ 、 こう しろ 、 ひねくり 廻し て 撮影 する 。
0658,0,15:   私 は こ ゝ 一 ヶ月 間 に 五 回 も 座談 会 に ^ ひっぱり ださ れ て 困っ た 。
0746,284,13:   私 は 浅草 小 劇場 から 、 座長 の 河野 弘吉 を ^ ひっぱり だし て 、 ヤケ 酒 を のん だ 。
0836,57,40: あんまり 宝塚 へ 通い すぎる と いう ので 私 の 母 に 叱ら れ た こと が あっ た が 、 この 娘 は いささか も ヘキエキ せ ず 、 巧み な 方法 で 母 を 再々 宝塚 見物 に ^ ひっぱり だし て 、 いつか 年寄り を ヅカファン に し て しまっ た 。
0947,1128,64: 「 こんな 空家 、 気 に いる も いら ない も 、 ない じゃ ない の … … でも 、 人間 に 疲れ て 、 ひとり に なり たく なる と 、 朝 でも 夜中 で も 、 東京 から 車 を とばし て き て 、 この 家 へ 入りこん で 、 はだし で 谷戸 を 歩き まわっ たり 、 罐 詰 を ^ ひっぱり だし て 食べ たり 、 二 三 日 、 ケダモノ の よう に なっ て 暮す こと が ある わ 」
0947,1866,86: 「 新婚 早々 で 、 鎌倉 の 材木座 に 住ん で い た が 、 この 前 の 戴冠 式 に 、 足柄 で 英国 へ 行っ て 帰っ て き た あと 、 どうしても 、 ある 男 に 懲罰 を 加え て やら なけれ ば 、 おさまら ない こと に なっ た … … 撃っ て も 、 斬っ て も 、 恥 の 上塗り に なる という 、 やる 瀬 ない 事情 な もん だ から 、 その 男 を 、 ある ところ へ ^ ひっぱり だし て 、 車 で つっ かけ て 、 始末 し て しまお う と 思っ た … … あなた も 知っ て いる 人物 だ から 、 名 を 言っ て も かまわ ない … … その 男 という の は 、 神月 伊佐 吉 です 」
0948,1325,50: 湖水 の 分れ道 で 君 を 拾っ た こと は 、 誰 も 知ら ない はず だ から 、 目当て は 、 当然 、 私 だっ た の だ と 思う ほか は ない … … 泊っ て くれる だけ で いい など と 、 うまい こと を いっ て ^ ひっぱり だし て 、 私 を 殺し て 湖水 に 沈める つもり だっ た ん だ 」
0952,109,7: 一白 庵 の 名残 の 茶会 へ ^ ひっぱり だし て 、 逃げ場 の ない お茶 室 で 、 だしぬけ に 木津 さん に 逢わ せ て やろ う と 思っ た だけ … … なに よ ウ 、 そんな 大きな 声 を だす の は よし て 。
0958,165,17: 越後 の 南 北魚沼 郡 を 流れる 魚 野川 へ は 二 、 三 年 続け て ^ 引っ張り だし て 六 日 町 、 五日 町 、 浦佐 、 小出 、 堀之内 あたり で 竿 の 操作 を 仕込ん だ 。
0981,550,9: しょ う こと なし に イヤイヤ ながら 戦争 に ^ 引っぱり 出さ れ て い た の だ と 言う
0985,1441,4: 叔父さん が 見つけ て ^ 引っぱり 出し た けど 、 何 を 聞い て も 黙っ て シャックリ ばかり し て いる 。
0985,2328,15: 去年 の 八月 三 日 の 新聞 と 、 十月 三 日 の 新聞 を ^ 引っぱり 出し て 、 くらべ て ごらん なさい 。
0986,82,5: だが 君たち まで 第一線 に ^ 引っぱり 出さ なきゃ なら ん ほど 、 まだ 、 わが 方 の 状況 は なっ とら ん 。
0986,259,12: ここ に おりゃ 大野 さん の 顔 で 挺身 隊 に も ^ 引っぱり 出さ れ ない で すむ が 、 うち に 戻れ ば 、 たちまち ——
0987,1230,6: … … あなた を 隅っこ から ^ 引っぱり 出し て 来 て 、 しめ殺し て やり たい !
0987,1743,142: ( 客席 から 拍手 ) … … で 、 もっと いろんな 事 を 話し たい と 思い まし た が 、 なん です 、 この 、 まだ カラダ が 本 調子 で ない もん です から 、 非常 に つかれる もん で … … ( 微笑 ) いや 、 実は 、 カラダ と 言う より も 、 正直 いっ て 、 ホン の しばらく 前 まで 、 ほとんど 一 日 中 、 人 と 話 を する の は 、 係り の 監守 や なんか と 二言 か 三 言 といった よう な 生活 を ズーッ と つづけ て 来 てる もん です から 、 急 に こうして 多勢 の 方 に 会っ て しゃべり ます と 、 気づか れ —— と いう より も ノド が くたびれ まし て ね 、 ハハ 、 それ に 毎日 の よう に あちこち と ^ 引っぱり 出さ れる んで 、 この ところ 、 太夫 、 チョ と イン コウ を 害し て おる ( 客席 に 好意 的 な ひかえ め な 二 三 の 笑い声 )—— といった 所 で 。
0989,828,2: 真先 に ^ 引っぱり 出さ れる の は 僕ら だ 。
0993,305,12: 勝 介   すま なかっ た ねえ 、 お 仕事 中 に ^ 引っぱり 出し て 、 開墾 やっ とる そう だ な ?
0993,531,20: 春子   でも 近頃 で は 父 も 大学 と 農林省 だけ じゃ なく て 、 叔父さん の 会社 に ^ 引っぱり 出さ れ たり し て 、 めったに 内 に い ない の 。
0993,643,36: そう やっ て 黒田 様 一家 が 一月 二月 と 別荘 で 暮す 間 、 金吾 は 自分 の 百姓 仕事 に 忙しい の です が 、 何やかや と 別荘 の 人 たち の ため に ^ 引っぱり 出さ れる こと も 多い よう でし た … …
0993,4156,28: そい で 、 みんな で 山 へ 登る ん だ 、 山 へ 登る ん だ と 言っ て きか ない もん だ から 、 こう やっ て ^ 引っぱり 出さ れ て 来 た の 。
0995,773,9: … … 終戦 の 年 の 冬 です 、 ^ 引っぱり 出さ れ た の は 。
0995,2289,18: … … てめえ が 、 あん だけ イヤ がっ て い た 戦争 を —— しかも 、 ただ ^ 引っぱり 出さ れ た だけ の 戦争 を 、 まるで 俺 が 自分 で おっぱじめ た よう な 気 に なっ た 。
1035,73,6: 翌日 の 夜 練兵 場 に ^ 引張り 出さ れ た とき は もう だめ か と 思っ た 。
1035,83,8: 夜 九 時 ごろ 看守 の 詰所 に ^ 引張り 出さ れ 『 さっき 何 といった か 、 もう一度 いっ て みろ 』 と いう 。
1037,1029,18: そんな 関係 も あっ て 、 柔道 の 時間 に は 、 上級生 の 選手 達 に よく ^ 引張り 出さ れる 。
1041,335,9: 詩 を 、 大学 から 切り は なし て ^ ひっぱり 出し 、 道路 に さらし た の だ 。
1041,2253,2: フォークソング まで ^ ひっぱり 出し て き て 、 アメリカ は いい 国 だ 、 と ひとり で 勝手 に 確認 し なけれ ば なら ない ところ まで 、 アメリカ は 低下 し て い た の だ 。
1041,2585,24: 土曜 の 夜 の フィナーレ で は 、 三 万 六 〇 〇 〇 の 観客 の まえ に バイエズ や ジャック・エリオット たち によって ^ ひっぱり ださ れ 、 『 風 に 吹か れ て 』 を ともに うたっ た 。
1041,3957,32: 自分 の 存在 の ぜんたい 的 な 問い な おし から 当然 みちびき 出さ れる 結論 みたい な もの に いたる 自分 の 足場 の ほとんど を 、 頭 の なか から ^ ひっぱり 出し て 、 はっきり さ せ たい と ぼく は 思っ た 。
1174,493,15:   一番 奥 に かくさ れ て い た 洋酒 瓶 を 、 私 は ^ 引っぱり 出し て やっ た 。
1174,1813,6:   城 介 は 財布 を ^ 引っぱり 出し た 。
1174,4039,8: それ が 急 に 苛烈 な 戦闘 に ^ 引っぱり 出さ れる 。
1174,5017,4: 彼 は それ を ^ 引っぱり 出し て 、 いきなり 二つ に 破ろ う と し た 。
1175,1031,9: 胸 を わくわく さ せ て 、 中身 を ^ ひっぱり 出し て 見る と 、 それ は 一 枚 の 赤 罫 の ペラペラ 紙 で 、 内容 証明 専用 の 罫紙 な の です 。

遣り出す

(遣る.出す)
延べ語数: 82

0004,186,29: 何せ どうも 、 気 が 弱く て だらし ない 癖 に 、 相当 虚栄 心 も 強く て 、 ひと に おだて られる と わくわく し て 何 を ^ やり 出す か わかっ た もん じゃ ない 男 な の だ から 。
0053,1069,34: —— それ も そう だ な 、 じゃ 、 一 ぺん やっ て みよ う か な 、 っていう 訳 で 、 この 店 の ボーイ に なっ た という ん だ が 、 ^ やり 出し て みる と 案外 働く こと が 面白い ので 、 ああ し て 一生懸命 一 日 も 休ま ず 働い てる ん だ よ 。
0054,1038,7:   という 意味 の 手真似 を 、 ^ やり 出し た 。
0082,2224,10: 「 戸山 君 が 、 あんまり むちゃ な こと を ^ やり だす から 、 こんな こと に なる ん だ よ 」
0082,2298,10: 「 それで X 号 は 、 これから どんな こと を ^ やり だそ う という の です 」
0082,2591,56:   彼 は 、 自分 の 体 が はずかしい ので 、 役所 に も 出 ず 、 自分 の 家 へ ひきこもっ た きり だっ た が 、 何 度 もと の からだ に かえし て くれ と たのん で も 一向に らち が あか ず 、 その うち に 博士 が ふしぎ な こと ばかり ^ やり だし た ので 、 いよいよ 博士 の 正体 に 恐ろしい 疑い を いだき 、 一 人 の 機械 人間 を ばらばら に 分解 し て 、 その 中 の 機械 を とりだし 、 自分 が その 中 に は いっ て 、 機械 人間 の よう に 見せかけ 、 この 研究所 の 中 へ はいりこん で 、 内部 の 様子 を さぐっ て い た の で ある 。
0082,2907,3: どんな こと を ^ やり だす か 知れ ない 、 と 人々 は 考え た の で ある 。
0098,2274,14: 本家 の 参 右 衛門 の 家 で は 、 夕暮 から 餅搗き を ^ やり 出し た 。
0141,9349,3: 奇想天外 を 実際 ^ やり だす ん だ から 恐縮 し ちまう 。
0144,266,9: アクリーナ 祖母 さん は 、 再び レース 編 を ^ やり 出し た 。
0315,7,13:   こんな 場合 に つかわ れ た 便乗 は 、 その ころ は ^ やり 出し た 便乗 という ことば の 、 最も 正統 な 、 また 最も 素朴 な 使い かた で あっ た 。
0506,251,32:   しばらく する と 、 端唄 や 都々逸 らしい もの を 唄い 出し て 、 それ も 一 人 や 二 人 なら まだしも 、 その 十 人 位 が 一時 に ^ やり 出す の だ から 聾 に なり そう に なる 。
0538,154,20: あんた の 御 亭主 が 支那 貿易 に 目 を つけ 、 三井 や 三菱 に 先達 って 取引 を ^ やり 出し た の は 確か に 先見 の 明 だ と 私 は 感心 し てる ん です が ね 。
0580,385,6: 「 波多野 さん は 何 を ^ やり だす か 分り ませ ん よ 。
0612,1501,24: 世界中 の 戦争 孤児 が 一つ に まとまり 、 明日 の 世界 を 明るく する ため に 立ち上がっ たら 、 どんなに 素晴らしい こと を ^ やり 出す だろ う ?
0612,2955,7: まして 今 ごろ から 原子 医学 を ^ やり 出す よう で は 、 まるで 昨日 の マラソン レース に 今日 スタート する よう な もの で は ない か な ?
0619,335,6: その 時 も マメ マメ しく ^ やり だし た ので 、 私 は おかしく て 仕方 が ない 。
0621,399,2: 何 を ^ やり だす か 分り ませ ん 。
0633,101,31: 地 に ぬかずく 、 という よう な こと が 、 つまり は 、 戦争 の 性格 で 、 人間 が 右手 を あげ たり 、 国民 儀礼 みたい な 狐憑き を ^ やり だし たら 、 ナチス で も 日本 で も 、 もう 戦争 は 近づい た と 思え ば 間違い ない 。
0653,21,52: キザ の 見本 だ と いう ので 漫文 漫画 に 諷刺 さ れ 世間 の 笑いもの に なっ て いる から 、 自粛 する か と 思う と そう じゃ ない 、 伯爵 夫人 で も 重役 夫人 で も ない 熊 さん 八 さん の オカミサン が 、 とたんに ザアマス を ^ やり だし て 、 人 に 笑わ れ て 得々 と し て いる 。
0653,77,11:   八 ッ つ ぁん の 女房 が とたんに ザアマス と ^ やり だし た 裏 に は 、 それ に 相応 し た 心理 上 の 生活 が あっ て の せい だ 。
0672,395,68:   私 は すべて 予約 さ れ た こと に は 義務 的 な こと しか でき ず 私 の 方 から 打ちこむ こと が でき ない タチ で あっ た が 、 思いがけない 窓 が ひらか れ 気持 が にわかに 引き こま れる と 、 モウロウ たる 常に 似合わ ず 人 を せきたて 有無 を いわさ ず 引き 廻す よう な 変 に 打ちこん だ こと を ^ やり だす 。
0672,477,29:   田代 さん は ノブ子 さん が 好き で 、 一 杯 のみ 屋 の マダム は 実は 口実 で 、 てい よく 二 号 に と 考え て ^ やり だし た こと で あっ た が 、 ノブ子 さん も 田代 さん が 好き で 表向き は 誰 の 目 に も 旦那 と 二 号 の よう に 見える が 、 からだ を 許し た こと は ない 。
0672,882,29: もう こらえ性 が なく て 、 横 に なる と 眠る から 、 起き て 坐っ て 私 の 顔 を 見 て いる けれども 、 やがて 、 コクリコクリ ^ やり だす 。
0672,899,5:   彼 は 再び コクリコクリ ^ やり だす 。
0672,917,3: そして また コクリコクリ ^ やり だす 。
0676,73,42: 母親 は 内気 で 水商売 の 女 と は 思は れ ぬ ぐらゐ 気 立 の 良 さ 、 人 の 善 さ を 失は ず に ゐる 女 だ が 、 え ゝ マヽヨ と 肚 を きめる と 何 を ^ やり だす か 分ら ない ヤケクソ の 魂 を かくして ゐ た 。
0683,194,6:   と 例 の 如く に ^ やり だし た から 、 あまり 関心 を もた なかっ た 花見 客 も ドッ と 笑っ て 、 意外 に 大きな 人だかり に なっ て くれ た の は 有り がたい が 、 いずれ も 酒 が はいっ て いる から 、 ヤジ の うるさい こと 。
0686,400,17:   この ラジオ は アケミ の 記憶 に よれ ば 神田 が 唐 手 の 型 を ^ やり だす 時 に スイッチ を ひねっ た もの で 、 文 作 の 記憶 によって も 、 彼 が 到着 し た 時 から 立ち去る 時 まで 鳴り つづい て い た よう に 思わ れる の で ある 。
0688,201,10:   四 合 ビン を 手 ジャク で グビリ く ^ やり だし た が 、 なんとなく ヤケ 酒 の 切な さ だ 。
0695,238,25:   この ギオン 祭 は 今 から 二 百 四 、 五 十 年 前 に 京都 の ギオン 祭 を まね て 盛大 に ^ やり だし た もの らしい 。
0698,118,7: 彼女 が 予想 外 の こと を ^ やり だし た から 、 処置 に 窮 し た の で ある 。
0702,10,13:   中平 は 畑 は いくら も 持た ない が リンゴ 園 を ^ やり だし て から 部落 一 番 の 金持 に なっ た 。
0714,43,16:   その 日 は 睡眠 不足 で 、 対局 中 、 時々 コックリ 、 コックリ 、 ^ やり だし 、 ツ と 立っ て 、 三 四 分 し て 、 目 を ハッキリ さ せ て 戻っ て き た が 、 たぶん 顔 を 洗っ て き た の だろ う と 思う 。
0726,14,24:   小林 秀雄 は 十 何 年 か の 間 ドストエフスキー について 殆ど あらゆる 文献 を しらべ 、 今 は 又 ゴッホ 研究 を ^ やり だし て いる の で ある が 、 はからずも 、 ドストエフスキー と ゴッホ の 発病 時 の 表現 に 、 いちじるしい 類似 の ある こと を 見出し た 由 で あっ た 。
0727,38,10: すると 、 三塁 と 左翼 が ポロポロ と 失策 を ^ やり だす 。
0732,3016,4: 疲れ 果て 、 コックリ ^ やり だす と 、 頭上 から 冷水 を あびせる 。
0732,3261,11: 彼ら は 時 を 得 たり と 存分 に ハデ に ^ やり だし た から で ある 。
0735,324,21: 簡単 に 師匠 について 出来る の は 語学 で ある から 、 フランス語 、 ラテン語 、 サンスクリット 等々 、 大いに 手広く ^ やり だし た 。
0743,157,20: ところが この 先生 、 山 と つま れ た 凄い 御馳走 に は 目 も くれ ず 、 ハンスト を ^ やり だし た の で ある 。
0744,126,43:   私 が 中学生 の ころ は 浅草 が ひどかっ た が 、 震災 後 、 親分 連 が 自粛 し て 、 浅草 の 浄化 運動 という よう な もの を 自発 的 に 、 又 、 警察 と 協力 的 に ^ やり だし た ので 、 私 が 東京 の 盛り場 を ノンダクレ て まわる 頃 に は 、 浅草 は 安全 な 飲み 場 の 一つ で あっ た 。
0745,203,11: あんた の 力 は 、 それだけ です かい 」 など と ^ やり だし た が 、 六 尺 三 十 貫 の 本職 の 相撲取 だ から 、 廃業 し て 飲ん だ くれ て い た って 、 なんとか 組 の なんとか 氏 が 全力 を つくし て も 、 ハエ が とまっ た よう な もの だ 。
0746,181,3:   ストリップ を ^ やり だし たら 、 にわかに 客 が ふえ た 。
0757,152,13:   その ニラ ミ を きかせ て 、 フリー の 女 スカウト を ^ やり だし た の だ 。
0759,606,28:   同じ ころ 、 良人 の 青木 は 書斎 を で て 事業 に のりだし 、 鉱山 開発 だの 、 当時 流行 の 出版 だ の と 手広く ^ やり だし 、 出版 の こと で は 時々 長平 を 京都 まで 訪ね て い た 。
0772,78,15: 金次 と 正平 は すでに 顧客 まわり の ベテラン で 、 ちかごろ は 彦太郎 も ^ やり だし た 。
0804,0,11:   敵 は 中小 都市 の 予告 爆撃 という もの を ^ やり だし た が 、 これ は つまり 予告 殺人 事件 と 同じ 性質 の もの だ と 思わ れる 。
0805,2,37: 私 は その 頃 「 現代 文学 」 という 集り の 同人 で あっ た が 、 この 同人 の 中 で 探偵 小説 の 愛好 者 が 集っ て 、 犯人 の 当 てっ こ を ^ やり だし た 。
0814,100,0: ^ やり だす と 好き な の だ が 、 立つ の が オックウ だっ たり 、 着物 を ぬぐ の が イヤ だっ たり し て 、 なかなか 入れ ない 。
0814,102,7: その くせ 何 か ツマラヌ こと を ^ やり だす と 今度 は それ に かかり きる という 妙 な こと に なっ て しまう 。
0835,231,23: 横丁 の 勝手口 と ちがっ て 喧嘩 を やる に は 申し分 の ない フィールド が あっ て ワン ワン 、 ウー ウー ^ やり だせ ば 先頭 に 立っ て まちがわ ず に 走っ て い た 二 匹 か 三 匹 の 感心 な 犬 も 、 サテハ 敵 ニ 計 ラレタリ 、 我 オロカニモ 先頭 ニ 走 ッテオクレヲトリシカ 、 一大事 、 と コウベ を めぐらし て 、 競走 の 方 を 忘れ て フィールド の 喧嘩 の 一団 へ フンゼン な ぐりこみをかけるに 極 っ た もの な の で ある 。
0842,1022,17: そして いつも の デン で いきなり マンマク を 張っ て 一家 を 占領 し ドンチャカピーピー お祈り を ^ やり だし た から 、 怒っ た の は 宿主 だ 。
0842,1080,27:   戻っ て き た とき は 、 いかにも 目 が パッ チリ し た よう だ が 、 坐る と まもなく 、 また コックリコックリ 自然 に ^ やり だし て しまう 。
0842,2402,0: ^ やり だし て から 三 ヶ月 ちょっと の ゴルフ で 、 今 まで は もっぱら 屋内 練習 場 で カンバス に 叩きつけ て 稽古 し て い た ゴルフ で ある 。
0851,285,9: 呆れる ばかり 一徹 で 強情 で あっ た ) ^ やり だす の だ が 、 白痴 の 方 は 案 に 相違 、 いつも 負け て しまう 。
0851,289,13: その くせ 懲り ず に 、 翌日 に なる と 必ず せせら笑っ て ^ やり だす ので 、 負け て 悄然 今日 だけ は 土蔵 へ 入れ ず に 許し て くれ 、 へい つくばっ て 平 あやまり に あやまる あと で せせら笑っ て 、 本当は 負ける 筈 が ない の だ と 呟い て 、 首 を 傾け て 考え こん で いる 。
0852,143,24: 私 と 男 二 人 だけ で 外 に 客 の ない 時 は 、 今晩 泊めろ 、 泊め て やら ない 、 ネチネチ ^ やり だし 、 男 が 暴力 的 に なる と 女 が 一 そう 暴力 的 に バカ ヤロー 行っ て くれ 、 水 を ひっかける 、 と 言い も 終ら ず 皿 一 杯 の 水 を ひっかけ 、 この ヤロー 、 男 が いきなり 女 の 横 ッ 面 を ひっぱたく 、 女 が 下 の くぐり を あけ て 這いだし て き て 武者 ぶり つき 椅子 を ふり あげ て 力まかせ に 男 に 投げつける の だ 。
0857,64,9:   生き て いる 人間 など は 何 を ^ やり だす やら 解っ た ため しがなく 鑑賞 に も 観察 に も 堪え ない 、 という 小林 は 、 だから 死人 の 国 、 歴史 という もの を 信用 し 、 「 歴史 の 必然 」 など という こと を 仰 有る 。
0857,79,7:   生き てる 奴 は 何 を ^ やり だす か 分ら ん と 仰 有る 。
0857,105,5:   人間 は 何 を ^ やり だす か 分ら ん から 、 文学 が ある の じゃ ない か 。
0861,88,10:   彼 が ケンカ の 修業 を 本格 的 に ^ やり だし た の は 、 これから で ある 。
0892,18,5: それで 、 たまに 飜訳 を ^ やり だし て も 、 一 晩 徹夜 し て 三 枚 な ん ていう 酷い こと に も なり がち だ 。
0947,319,11:   と 、 上着 を ぬい で 、 じ ぶん で ^ やり だし た 。
0947,753,41:   カメラ を 持っ た お上りさん の 青年 たち は 、 モデル を つかっ て 写真 を 撮っ て いる 外国 人 を 、 ふしぎ そう に 見 て いる が 、 まもなく 了解 し て 、 じ ぶん たち も ^ やり だす 。
0947,2310,16:   芳夫 は 胸 を 反らす と 、 検事 の 論告 の よう な 調子 で ^ やり だし た 。
0947,3397,30: 「 君 は 、 貧乏 する だろ う という 感じ だけ で 参っ て しまう よう な 、 弱い ひと で 、 せっぱつまる と 、 め ちゃ な こと を ^ やり だす ん だ が 、 その たび に 迷惑 を こうむる の は 、 君 の 古い 友だち や 知己 な ん だ … … あまり 貧乏 に し て おく の は よく ない から 、 君 の まわり の ひと たち を 保護 する 意味 で 、 今日 まで 君 の 生活 を 見 て き た … … うちあけ た ところ は 、 そう だっ た ん だ 」
0947,3633,24: 「 途方 も ない こと を いう の は 、 やめ て ちょうだい … … それ で なく とも 、 バカ な こと を ^ やり だし そう で 困っ て いる ん だ から 」
0949,3,55: いきなり 蒲団 の 裾 を まくっ て 足 の 浮腫 を しらべ 、 首 を かしげ ながら なにか ぶつぶつ いっ て い た が 、 その うち に 厨 へ 行っ て 、 昨日 飲み のこし た 一升瓶 を さげ て くる と 、 枕元 へ あぐら を かき 、 調子 を つけ て ぐいぐい ^ やり だし た 。
0951,95,17: 太郎 が 膝 を 折っ て 坐る と 、 ヨハネ は いつも の 調子 で ネチネチ と ^ やり だし た 。
0952,211,63: いままで 好き やっ た 着物 の 色目 や 柄 が 、 急 に 見る の ん も 嫌 ァ 思う よう に なっ たり 、 口 の 端 に も 寄せ られ なん だ 食べ もん が 、 むしょうに 慾 し ィ に なっ たり 、 顔つき や 声 まで 変っ て しも て 、 べつ な 人間 の よう な こと を ^ やり だし ます ねん わ 。
0953,291,15: この まま 放っ て おく と 、 いずれ 姉 と おなじ よう な こと を ^ やり だす に ちがい ない 。
0956,62,8: どこ か 一 ヶ所 で いい 加減 に ^ やり 出す と 、 あっち の 寺 で も こっち の 寺 で も みんな 思い出し た よう に 、 ただ 無定見 に 真似 を し て 鐘 を 鳴らし 始める だけ です 。
0956,2006,21: … … それ に 、 第 一 、 今度 の こと は もともと あいつ が ひとり で 勝手 に 決め て ^ やり 出し た こと な の さ 。
0956,2008,26: … … 僕 あ 、 あの 頃 は な よ たけ が 好き だっ た から 、 誘わ れる まま に ひきずら れ て 一緒 に ^ やり 出し た けれど 、 … … だけど 、 あいつ は 今 で は 僕 の 恋 まで も 横取り し て しまっ た ん だ 。
0988,165,21:   綿貫 ルリ は 室 に 入 つて 來 る なり 、 坐り も し ない 内 から ベラ ベラ と ^ やり だし た 。
0988,1770,66:   三 四 日 たつ て 、 私 を 訪ね て 來 た 佐々 兼武 が 、 室 に 通 つて 坐 つ た か と 思う と 、 例 の 人 を いくら か 嘲弄 する よう な 調子 と 人 に 取り入る よう な 愛嬌 の ある 調子 と を 突き まぜ た 話し方 で 、 時々 舌なめずり を し ながら 、 ペラペラ と ^ やり 出し た 。
1001,36,22: その 中 、 件 の 女 が 、 つかつか と 切符 売場 の 口 に い つ て 、 何 か ごそごそ ^ やり だし た 。
1013,1966,76:   ですから 最初 は 、 米 の ほか に ライ麦 の 麺 麭 を 拵える ため の 裸麦 とか 、 メリケン粉 用 の 小麦 … … 大麦 … … 野菜 も キャベツ 、 セロリー なぞ を 作っ た で がす が 、 それ が 戦争 で ホテル が 駄目 に なっ て から は 、 大急ぎ で 水田 に 切り換え て 、 野菜 も ここいら の 百姓 と 同じ よう な もの を 、 何 でも ^ やり 出し た で がす 。
1014,39,7:   ゴロゴロ と 遠く の 方 で ^ やり 出す と 、 大丈夫 だ ヨ 、 大丈夫 だ ヨ 、 お父さん !
1073,4947,15: おまえ は また 、 羽鳥 の 叔父 や 貞 盛 など が 、 何 か ^ やり 出し て 来 やし ない か —— と それ を 心配 し て いる の だ な 」
1075,375,18: 江戸 で は もう 二 百 年 近く も 前 から 天 愚 孔 平 という 人 が ^ やり 出し て 、 千社札 という こと が はじまっ た 。
1167,172,11: それ の つぎ に 十 竹 斎 箋譜 の 翻刻 を ^ やり 出し 、 第 二 集 を 印刷 中 に 死ん だ の です 。

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延べ語数: 73

0041,215,55:   一 人 の 浮浪 者 が ごろりと 横 に なっ て いる 傍 に 、 五つ 六つ 位 の その 浮浪 者 の 子供 らしい 男の子 が 、 立膝 の まま ちょぼ ん と うずくまり 、 きょとん と し た 眼 を 瞠 い て 何 を 見る とも なく 上 の 方 を ^ 見 あげ て い た 。
0054,1250,17:   と 唇 を 噛ん で 、 ふと 壁 に 掛っ た 野口 英世 の 写真 を ^ 見 あげ て 、
0080,1086,7:   検事 は 、 天 じ ょうのすみを ^ 見 あげ て 、 ため息 と も うなり 声 と も つか ない 声 を 発し た 。
0080,2102,8: そして 地下道 に 立っ て 、 上 を ^ 見 あげ 、
0082,20,13:   博士 は 、 腕 を ふり 、 怒号 し 、 塔 を ^ 見 あげ 、 それから 目 を 転じ て 、 自分 の 前 において ある 大きな ガラス の 箱 の 中 を 見すえる 。
0114,737,12:   改まっ た 口調 で 肇 は 云っ て 瓦斯 燈 を ^ 見 あげ て しかめ っ つら を し た 。
0140,142,3: と 伸子 を ^ 見 あげ た 。
0140,1198,19:   電話 を かけ て 帰っ て 来 た 伸子 の 顔 を 椅子 の 上 から 素子 が ^ 見 あげ て 、 気むずかし げ に いっ た 。
0140,1553,17: 疑い を まだ その 目 の 底 に 湛え て 、 むしろ 訴える よう に 素子 を ^ 見 あげ ながら 、
0140,3760,6: そして 、 ちらりと 小川 豊助 を ^ 見 あげ た 。
0141,1264,17:   そう 云い ながら 、 ボタン の 一つ とれ た ジャケツ の 胸 を さして 伸子 を ^ 見 あげ た 。
0141,2207,11:   自分 の 前 に 来 て 立っ た 素子 を ^ 見 あげ て 伸子 は すこし ほほえみ ながら 涙 を うかべ た 。
0141,4642,27: 伸子 は 落 付き の わるい 顔 を し て 、 ちょいちょい 食堂 の 壁 の 高い ところ に つい て いる 円い 時計 の 方 を ^ 見 あげ た 。
0141,6826,43:   一途 な 、 子供 らしい 恋愛 の 経験 しか ない 伸子 は 、 ぱらりと し た 目鼻 だ ちの 顔 に 切迫 し た よう な 表情 を うかべ て 、 スタンド の クリーム 色 の 光 の 中 から 素子 を ^ 見 あげ た 。
0141,9296,16:   ほとんど 、 あっけ に とら れ 、 信じ られ ない という 風 に 素子 を ^ 見 あげ た 。
0141,15708,16: 思いがけない 行きちがい で 、 伸子 は 、 びっくり し ながら カウンター の 上 の 時計 を ^ 見 あげ た 。
0141,17518,30:   ロンドン の 夏 の 日曜日 、 セント ・ ポール 寺院 の 、 その 一段 ごと に 失業 者 が 鈴なり に なっ て い た 正面 大 階段 を ^ 見 あげる 石だたみ の 広場 の はずれ に 、 第 一 次 大戦 で 戦歿 し た ロンドン 市民 の 記念 塔 が たっ て い た 。
0141,19346,20:   葡萄色 の ルバーシカ の 男 は 、 新しい 注意 で デスク の 向う側 に 立っ て いる 伸子 を ^ 見 あげ た 。
0141,19914,20: 窓 のま ん 前 に ぶら 下っ て い て 伸子 が おさまっ て いる 場所 から 左手 に 、 ^ 見 あげる 婦人 靴下 は ひどく 長い もの の よう に 見え た 。
0141,21794,22:   素子 は 涙 を こらえ て いる 眼 つき で 、 苦し そう に 総 毛 だ ち ながら 伸子 を ^ 見 あげ た 。
0142,94,5:   ひろ子 は 重吉 を ^ 見 あげ た 。
0142,1458,2: 通り から ^ 見 あげ て 、 ひとりでに 口元 が くずれ 、 昔 の 女 が 笑い を ころす とき し た よう に ひろ子 は 、 元禄 袖 の たもと で 口 を おさえ た 。
0191,20,15: 空 を とぶ 大きな 鳥 の たのし そう に 悠々 と し た 円舞 を ^ 見 あげ て 、 あんな 風 に し て 自分 たち も 自由 に 空 を とん で み たい と あこがれる 人類 の 感情 を 、 ギリシア 人 が 、 若々しい 人類 の 歴史 の 若年 期 を 生き つつ 、 自分 たち の 社会 の 伝説 に とりいれ た こと は いかにも 面白い 。
0433,649,22: 先生 は 、 大きな 米国 人 より もっと 大きい 黒 坊 の 傍 で 、 頭 が 痛く なる 程 上 を ^ 見 あげ て 喋っ て 居る 小さい 〔 以下 欠 〕
0443,56,21:   秋 の 日 の 三 時 頃 、 縁先 に 立っ て 、 斜 に の きば から 空 を ^ 見 あげ て 居 た 。
0504,89,9:   母 は 私 の 顔 を 静か に ^ 見 あげ て 妹 に その 視線 を 向け た 。
0508,780,39:   敷く 物 も なし に 取り 澄し た 様子 で 居並ん だ 者 達 は 、 一種 異 っ た 気持 を 持っ て 、 禿げ 上っ た 大きな 額 と 白く 光る 髭 の 有る 老人 を ^ 見 あげ た 。
0510,27,50: 女 は 美 くし いと おっ た こえ で 「 どう なすっ た の 、 もう お なおり に なっ て 」 詩人 は 森 の 中 に 育っ た 児 の よう に 、 たまに 村 から 出 た 女 達 の する よう に その 気高い 姿 を ^ 見 あげ 見下し まし た 。
0510,141,10: 日 も 落ち まし た ワ 」 と 空 を ^ 見 あげ て うっとり と し た 声 で 云い ます 。
0577,106,0: ^ 見 あげる と 、 一 羽 の 鳶 が 椎の木 から 飛びたっ た の でし た 。
0583,121,15:   彼女 は 返事 を せ ず に 、 ただ 怪訝 そう に 彼 を ^ 見 あげ まし た 。
0603,49,5:   一郎 は 上 を ^ 見 あげ ながら 、 凧 の 糸 を 、 ちょ っ ちょっと 引っぱり 、 ゆっくり 引っぱり 、 強く 引っぱっ て み まし た 。
0603,258,3: ちょっと 椎の木 を ^ 見 あげ た きり 、 のっそり と 歩き つづけ まし た 。
0617,3285,10: 鶴見 は そう 思っ て 花 袋 の 顔 を ^ 見 あげ た 。
0652,246,2: 堂々 、 ^ 見 あげ た M ・ C で あり 、 歴史 の 中 の M ・ C ぶり で ある 。
0695,478,23: すくなくとも 連日 私 の 頭上 に まぶしく のどか に か ゞ やい て い た 雪国 の 秋 と 冬 の 太陽 を ^ 見 あげ て 、 私 は それ を 痛感 せ ず に い られ なかっ た 。
0745,238,1:   ^ 見 あげ た ヤジ ウマ 根性 だ と 思っ て 、 私 は 大いに 感服 し た 。
0759,2601,24: 誰 に 助け を もとめよ う か と 迷っ た すえ 、 おずおず と 長平 に よりそっ て 、 訴える よう に 顔 を ^ 見 あげ た 。
0759,2651,9: お 蝶 は うるん だ 目 で ジッ と ^ 見 あげる 。
0866,673,38: 別に 、 わざわざ 立寄る ほど の 理由 も 口実 も ない ま ゝ に 、 いく 月 か は 、 た ゞ 、 門 の 前 を いくぶん ゆ つくり 歩き 、 二 階 の 窓 を それとなく ^ 見 あげ 、 時たま 大きく 咳払い を し て みる ぐらい ですぎ た の だ が 、 遂に 、 彼 に と つて 忘れ 難い 日 が 来 た 。
0866,1277,15:   と 、 母 が 打ち しおれ た 風 で 、 彼 の 方 を ^ 見 あげ た 。
0866,1555,54:   そう 、 彼 が 、 急 きこむ よう に 言 つ て いる ところ へ 、 襖 がさつ と 開い て 、 見違える よう な 、 しかし 、 たしかに それ に 違い ない 、 芸者 姿 の 妹 、 美佐 が 、 静か に 手 を つい て 、 こ つ ち を ^ 見 あげ て い た 。
0866,2782,24: 礼 を 尽し 、 誠意 を こめ 、 しかも 、 堂々 と し て 、 臆 する ところ の ない 態度 は 、 まことに ^ 見 あげ た もん だ 。
0866,3195,20:   と 、 すこし はだけ た セル の 襟 を 、 軽く おさえる よう な 手つき で 、 彼 を ^ 見 あげ た 。
0866,3505,27:   父 は 、 終始 無言 の ま ゝ 、 母 の 差出す 袷 羽織 に 手 を 通し 、 最後 に 、 庭 の 松の木 を ^ 見 あげ て 、 悄然 と 門 を 出 た 。
0869,25,15: 黙 つ て そこ に 立つ て いる 生徒 監 の 方 を ちら と ^ 見 あげ た 。
0943,38,47: おなじ 正月 の 十 一 日 、 池 の 端 の 下 邸 に 尾張 侯 、 酒井 日向 守 、 酒井 大 学頭 、 松平 摂津 守 など を 招い て 恒例 の 具足 祝い を し た が 、 酒 狂乱 舞 の さなか 、 ^ 見 あげる よう な 蓬莱山 の つくり もの を 据え た 十 六 人 持ち の 大 島台 を 担ぎ だし 、 播磨 守 が 手 を 拍 つと 、 蓬莱山 が 二つ に 割れ て 、 天 冠 に 狩衣 を つけ 大口 を 穿い た 踊子 が 十 二 、 三 人 あらわれ 、 「 人間 五 十 年 、 下 天 の 内 を くら ぶれ ば 、 夢幻 の ごとく なり 」 と 幸 若 を 舞っ た 。
0944,276,17: 越える はず の 東 の 雪 鞍 は 、 なお 半 里 ほど の 高 さ で ^ 見 あげる よう な ところ に 聳え て いる 。
0946,66,10: 金 十郎 は 懐手 を し ながら 、 出窓 を ^ 見 あげ て い た が 、 いつも の 癖 が 出 て 、 駒止 石 の 上 に あがっ て 、 荒 格子 の 中 を のぞい て み た 。
0947,372,3:   時計 を ^ 見 あげ て いる よう な 、 短い 間 が あっ て から 、 長い ため 息 が きこえ た 。
0947,378,6:   サト子 は 、 時計 を ^ 見 あげ た 。
0947,827,26: 足 高 の ケース に おさまっ た 壺 の 底 づき ぐあいを 、 ガラス 越し に 、 よ つん ば い に なっ て 下 から ^ 見 あげ て いる ひと が ある 。
0947,1053,11:   愛一郎 は 、 二 階 の 窓 の ほう を ^ 見 あげ ながら 、 沈ん だ 顔 で 父 に 言っ た 。
0947,1129,17:   手枕 を し て 、 長椅子 に あおのけ に 寝る と 、 マジマジ と 天井 を ^ 見 あげ ながら 、 トゲ の ある 調子 で 、
0947,1765,24:   シヅ は 、 サト子 の 胸 から 顔 を はなす と 、 大きな 目 で 額 ご し に サト子 の 顔 を ^ 見 あげ た 。
0947,2135,13:   由良 は 欠伸 を し ながら 、 壁 の 電気 時計 を ^ 見 あげ た 。
0948,413,18:   一 人 だけ 残っ た 年配 の 刑事 は 、 ロッジ の 二 階 の 窓 を ^ 見 あげ て い た が 、 秀才 型 の そば へ 行っ て 、 なにか ささやい た 。
0948,433,5:   久美子 は 広間 から ^ 見 あげる 位置 に ある 中 二 階 の ドア を 指さし た 。
0948,647,17: 芝生 の 縁石 の ところ で 車 を とめ 、 チラ と 二 階 の 窓 を ^ 見 あげる と 、 汗 を 拭き ながら せかせか と 玄関 に 入っ て いく の が 見え た 。
0948,1025,13:   久美子 は 無言 の まま 、 マジマジ と 隆 の 顔 を ^ 見 あげ た 。
0951,57,29:   太郎 は 保護 室 と いっ て いる 薄暗い 小 部屋 の 板敷 に 坐っ て 、 巣箱 の 穴 の よう な 小さな 窓 から 空 を ^ 見 あげ ながら 、 サイパン の 最後 の 日 の こと を 、 うつらうつら と 思い うかべ て い た 。
0986,427,14: 三芳   … … ( チョット きょとん と し て 大野 と 薄田 を ^ 見 あげる が 、 しかし 、 なに が はじまっ た の か 理解 し 得 ず 、 さらに また 薄田 に 向っ て 二 度 三 度 と 頭 を さげる 。
0987,972,15: 友吉   … … ( その 父 の 、 ほとんど 錯乱 し た 顔 を ^ 見 あげ て い た が ) お 父 っ あん !
0987,1437,13: 明   … … ( 崖 の 上 を 、 まぶし そう に ^ 見 あげ て ) なあんだ よお !
0987,2634,10: ( 珍 らしい ケダモノ を 見る よう に 友吉 を ^ 見 あげ 見おろす 。
0987,2763,9: ( 救い を 求める よう に 、 木山 を ^ 見 あげ て ) そう な ん です !
0987,2907,78: 友吉   これ は 、 私 の 妹 と 治子 さん —— あの 、 よく 知っ て いる —— 今 、 から だ が 悪くっ て —— そい で 、 私 と 妹 が 、 この 人 を むかえ に 、 ゆうべ 夜中 に 来 た ん です —— 治子 さん が 此処 に 居る と 知らせ て くれ た 人 が あっ て 、 あの ——( と 既に トラック に のっ て いる 貴島 の 方 を ^ 見 あげる )
0988,3397,34: … … 私 より も 上背 の ある ガッシリ と し た 貴島 の 姿 が 、 私 の 前 で 急 に 小さく な つて し まつ て 、 オドオド と 私 を ^ 見 あげ た 。
0988,3585,12:   貴島 が 土 氣色 の 顏 を 上げ て 久保 を ^ 見 あげ た が 何 も 言わ ず 、 言う 力 が 無い よう だ 。
0989,1947,7: 舟木 と 私 は その 方 を ^ 見 あげ て 聞き耳 を 立て て いる 。
0994,911,6: 御 橋 それ を ジロリ と ^ 見 あげる が 、 何 も いわ ぬ )
1072,8149,10:   吉 宗 は 、 唖然 として 、 彼 を ^ 見 あげ た 。
1101,180,10: もう少し 役 に たた ない 研究 を やっ たら 、 ^ 見 あげ た もの で ある が 、 アメリカ として は 、 これ でも 上等 な ほう で あろ う 。

駆け込む

(駆ける.込む)
延べ語数: 71

0011,154,8: 外 から バタバタ 眼 つき を かえ て ^ 駈け 込ん で 来 て 、 いきなり 、 ずぶ り です から ね 。
0033,189,50: 次第に 東京 の 空襲 が はげしく なっ た が 、 丸山 君 の 酒席 の その 招待 は 変る 事 なく 続き 、 そう し て 私 は 、 こんど こそ 私 が お 勘定 を 払っ て 見せよ う と 油断 なく 、 それら の 酒席 の 帳場 に ^ 駈け 込ん で 行っ て も 、 いつも 、 「 いいえ 、 もう 丸山 さん から いただい て おり ます 。
0077,65,36:   袋 猫 々 は 何 も 知ら なかっ た が 、 彼 が 公園 を 出 た あと 三 十 分 ほど 経っ て 、 三 人 の 男 が この 公園 の 中 へ ^ 駆け こん で 来 た 。
0084,2136,14:   張 の 方 は 「 よろしい 」 と 答え て 、 厨房 へ ^ 駆け こん だ 。
0098,2452,9: また 夕暮 に なっ て から 、 利枝 は ^ 駈け 込ん で 来 て 、
0098,2515,24:   由良 の 老婆 の 利枝 は まだ 久左衛門 の 所 から 帰ら ない が 、 今日 も 参 右 衛門 の 炉端 へ ^ 駈け こん で 来 て 、
0103,133,10:   言いすて て わたし は 露 路 の 一つ へ ^ 駈け こみ まし た っけ 。
0103,135,52: その ムシャクシャ し て いる 腹の中 へ 、 グッ と 棒 でも 突っ込ん だ よう に 、 わたし の 言葉 が はいっ た の です から 、 わたし に対する 憎しみ は 烈しく 、 あくまでも 斬り すてよ う と 、 わたし の 後 を 追って 、 西条 様 が 、 露 路 へ ^ 駈け 込ん で 来 た の は 、 当然 の こと か と 存ぜ られ ます 。
0103,331,10:   あやうく 受け流し 、 わたし は 木立 ちの 中 へ ^ 駈け 込み まし た 。
0138,1298,13: さりとて 、 ストライキ の 時 の 確り し た 友達 の ところ へ ^ 駈け 込ん で 、 もう 二度と 家 へ かえら ず 新しい 生活 へ 入る 決心 し た の だ とも 、 思え ない 。
0144,631,6: それから これ は 、 家 へ ^ 駈け 込ん で ゆく 人 で 、 女 が 一 人 ころん で 、 こっち の が レモン 売り で … … 」
0538,1169,6: ( そう いっ て 泣き ながら ^ 駈け こむ )
0545,468,7: も 一 人 の 幽霊 が 、 ^ 駆け こん で 来 た 。
0612,1711,15: 七 時 三 十 分 に 、 大変 だっ 、 と 叫ん で 誠一 が ^ 駆け こん で 来る か ?
0612,1728,7:   門 の 中 に 勢い よく ^ 駆け こん だ 。
0612,2005,7: しかし 今日 に 限っ て 、 ばたばた ^ 駆け こん で 来 ない 。
0618,157,18: 馬 の 顔 に そ ッ くり だ と 云わ れ て 山 の 奥 へ 夢中 で ^ 駈け こん で しまっ た とき 、 オレ は 日暮れ ちかく まで 滝 壺 の そば に い た あげく 、 オレ は ヒメ の 気に入ら ない 仏像 を 造る ため に 、 いや 、 仏像 で は なく て 怖 ろ しい 馬 の 顔 の 化け物 を 造る ため に 精魂 を 傾け て やる と 覚悟 を かため て い た の だ から 。
0620,595,9:   ボロシャツ 一 枚 、 水 に ぬれ て ^ 駈け こん で き た 女 が あっ た 。
0627,259,10: これ が 火の手 を 見 て 一 と かたまり に ^ 駈け こん で き て 、 消し とめ た 。
0627,498,15:   女 は 又 ウインク し て 、 じゃ 、 さよなら 、 と 学校 へ ^ 駈け こん で 行っ た 。
0646,174,10: クルリ と ふりむい て 、 女中 部屋 へ バタ く ^ 駈け こみ 、 ピシャリ と 障子 を しめ て しまう 。
0651,429,16:   千鳥 波 を ジッ と 見上げ て 、 そして にわかに 振 向い て 我が家 へ ^ 駈け こん で 行っ た 。
0655,27,12:   門 を でる と 、 うち の 女中 が 蒼 ざめて ^ 駈け こん で き た 。
0685,97,24:   ところが それ から 三 四 十 分 後 に 、 濡れ 鼠 の 平作 が ただ 一 人 蒼い 顔 で 警察 へ ^ 駈け こん だ 。
0686,70,8: ハーイ 、 と アケミ さん が 浴室 へ ^ 駈け こん で いっ た 。
0686,79,8: 神田 は 口笛 を 吹き ながら 寝室 へ ^ 駈け こん だ らしい 。
0695,339,36: そして とうとう 七 、 八百万 が とこ 隠匿 財産 を 白状 し た が 、 翌朝 病気 だ から 医者 へ 行か せ て くれ と 監視 人 に つきそわ れ て 外出 、 警察 へ ^ 駆け こん で 保護 を もとめ た 。
0702,215,26:   と リンゴ 園 から 見下し て 中平 が からかっ た とき 、 久作 は すでに 完成 し て いる 石室 の 中 へ 急い で ^ 駈け こん だ 。
0702,276,8: 久作 は 怒っ て 天 の 岩戸 へ ^ 駈け こむ よう に 石室 へ もぐっ た が 、 意外 に も ジッ と こらえ て 坐禅 を くん で い た 。
0704,85,8: 葬儀 の 直後 、 葬場 から 一室 へ ^ 駈け こん で 無念 の 涙 に むせん だ ほど で 、 野人 の かかる 悪風 は 世 を 毒する もの という よう な 怒り に もえ た 。
0704,98,29: 四 ツ 五 ツ まるまる と し た 音 の よい の が つづけ さま に 鳴り とどろい た から 、 花子 は ワッ と 泣き叫ん で 自室 へ ^ 駈け こみ 、 よよと 泣き伏し て しまっ た 。
0732,1383,9: 才蔵 が 降り て タチバナ 屋 の 玄関 へ ^ 駈け こも う と する と 、
0732,3121,13:   一 日 に 何 回 と なく 、 嵐 の 如く に ^ 駈け こん で き て 、 三 名 を バッタ 、 バッタ と 蹴倒す 。
0732,3141,8:   それ は お歴々 が 嵐 の 如く ^ 駈け こん で き て 、 蹴 とばし 、 ブン 殴り 、 突き 倒し た 時 で あっ た 。
0732,3195,6: ミコ が 鈴 を ふっ て ^ 駈け こん で き て 、 列 に 加わる 。
0744,408,13: そして 二幸 の 横 の 露 路 へ 大変 な 慌ただし さ で ^ 駈け こん で しまっ た 。
0744,421,2:   慌ただしく ^ 駈け こん だ まま 再び 姿 を 見せ なかっ た ところ を みる と 、 八 百 円 で パンパン を 説得 する の に 成功 し た の だろ う 。
0744,535,12:   巡査 は サッと 身 を ひるがえし て 植え込み の 中 へ ^ 駈け こん だ 。
0771,283,45: 戯作 者 など という もの は 、 主として 江戸 大阪 生れ の 人間 が やる もの だ が 、 花 廼屋 は 薩摩 ッポウ で 、 鳥羽 伏見 の 戦争 で は ワラジ を はい て 、 大刀 を ふり 廻し て 、 ソレ 、 ^ 駈け こめ 、 駈け こめ 、 と 、 上野寛永寺 まで 駈け こん で き た 鉄砲 組 の 小隊 長 で あっ た 。
0771,283,48: 戯作 者 など という もの は 、 主として 江戸 大阪 生れ の 人間 が やる もの だ が 、 花 廼屋 は 薩摩 ッポウ で 、 鳥羽 伏見 の 戦争 で は ワラジ を はい て 、 大刀 を ふり 廻し て 、 ソレ 、 駈け こめ 、 ^ 駈け こめ 、 と 、 上野寛永寺 まで 駈け こん で き た 鉄砲 組 の 小隊 長 で あっ た 。
0771,283,55: 戯作 者 など という もの は 、 主として 江戸 大阪 生れ の 人間 が やる もの だ が 、 花 廼屋 は 薩摩 ッポウ で 、 鳥羽 伏見 の 戦争 で は ワラジ を はい て 、 大刀 を ふり 廻し て 、 ソレ 、 駈け こめ 、 駈け こめ 、 と 、 上野寛永寺 まで ^ 駈け こん で き た 鉄砲 組 の 小隊 長 で あっ た 。
0774,592,8:   そこ へ 古田 老 巡査 が 慌ただしく ^ 駈け こん で き た 。
0781,19,2: 隠れ里 へ ^ 駈け こむ 順 が ほぼ 極 って い て 、 特に 、 一番 、 二 番 、 三 番 、 という 頭 の 方 は 狂う こと が ない 。
0781,411,24: 彼 が 裏門 の 方 へ まわっ て 木 の 繁み から うかがっ て いる と 、 女中 が 気 チガイ の よう に ^ 駈け こん で き た 。
0806,183,36:   カメ が 井戸 へ とびこん で 、 それ ッ きり 物音 ひとつ きこえ ない から 、 ワッ と 泣き だし た の は 女房 で 、 髪 を ふりみだし て 多 茂平 の ところ へ ^ 駈け こん で 、
0809,25,16: 機転 の きい た 小僧 の 一 人 が ソッ と ぬけだし て 、 自身番 へ ^ 駈け こむ 。
0814,110,41: その いずれ も 石室 の 内部 で 生木 を 焚い て 石 を 熱し 、 火 が 灰 と なっ た 時 を 見 て 火消し 装束 の 如き もの で 身 を かため た 若者 が 木履 を はい て ^ 駈け こみ 、 急い で 灰 を 掃きだし て 、 海水 で ぬれ た ムシロ を しく 。
0817,469,11: 意味 を 知り すぎ た 人間 が 意味 から 無意味 へ ^ 駈け こん で 行 ぐ 遁走 です よ 。
0841,306,5:   彼女 は 自宅 に ^ 駈け こむ と 、 花井 が 同時に 駈け こん だ 。
0841,306,12:   彼女 は 自宅 に 駈け こむ と 、 花井 が 同時に ^ 駈け こん だ 。
0842,2435,26: 当時 日本 へ 来朝 し はじめ た ばかり の ポルトガル 商船 が 鹿児島 の 近所 の 港 に 泊っ て いる と 、 ヤジ ロー が ^ 駈け こん で き て 、
0866,3135,9:   彼 は 、 近所 の 公衆 電話 へ ^ 駈け 込ん で 、 療養 所 を 呼び出し た 。
0945,166,27:   朝 早く 、 浜 へ 潮 垢離 を とり に 行っ て い た 土佐 船 の 長平 が 、 甚八 たち の いる 岩穴 へ ^ 駆け こん で き た 。
0947,328,23:   サト子 は 、 芝生 から 立ちあがる と 、 身 を 隠そ う と でも する よう に 、 家 の なか に ^ 駆け こん だ 。
0947,405,9: 車 を 帰し て 、 家 の なか に ^ 駆け こむ と 、 広縁 から 庭先 へ 出 て み た 。
0947,454,10:   お ちび さん の 女中 が 、 木戸 から ^ 駆け こん で き た 。
0947,1069,8:   愛一郎 は 、 家 の なか に ^ 駆け こん で 行っ た 。
0947,2402,13: サト子 は 電報 を 手 に 持っ て 、 シヅ の 部屋 へ ^ 駆け こむ と 、 食事 の 支度 を し て いる シヅ に 、 いきなり 抱きつい た 。
0947,2697,32:   シヅ は 、 はっと 眼 を 伏せ て 、 立ちすくん だ よう に なっ て い た が 、 居たたまらなく なっ た の か 、 どっと 勝手 の 流し 場 へ ^ 駆け こん で しまっ た 。
0947,3465,29: 一段 高く なっ た 、 奥 の グリル の 丸 椅子 に 掛ける と 、 ガゼット・バッグ を かつい だ 新聞 記者 らしい の が 三 人 、 ラウンジ へ ^ 駆け こん で き て 、 突っかかる よう な 調子 で 秋川 に たずね た 。
0986,641,76: 大野   以前 は 、 いつも 着物 を 着 て 、 マゲ など に ゆっ て —— いや 、 あれ も よく 似合っ て い られ た から ね え —— 三つ指 を つい て さ 、 全く の 日本 趣味 の —— 忘れ も し ませ ん 、 三芳 君 が 二 度目 に 、 この 、 引っぱら れ た 時 に 、 あんた が 真青 な 顔 を し て 私 ん ところ に ^ 駆け こん で 来ら れ た 時 さ ——
0993,2951,16: 敏子   ( 火 が つい た よう に 叫び ながら 、 別荘 の 中 に ^ 駈け 込む ) お 母 あ ちゃ ま 、 お 母 あ ちゃ ま 、 こわい よう !
1013,1311,16:   私 の 喚い た の と 、 隣室 から 二 人 の 看護 婦 の ^ 駈け 込ん で 来 た の が 、 同時 で あっ た 。
1050,347,37: 彼等 は 、 たまたま 子 を 負う た 女 が タンネシラリ の 漁場 に 行く 途中 、 フーリ が さらっ て 洞窟 に 飛びこん だ の を み て 、 それ を 追って 洞窟 の 中 へ ^ 駆け こん だ 。
1050,348,8: ところが 、 名剣 を 持っ て 先 に ^ 駆け こん だ 三 人 は フーリ と共に ついに 帰ら ず 、 やや 後れ て 穴 へ 飛びこん だ 三 人 だけ が 、 網走川 の 岸 に 向っ て 開い て いる ペシュイ の 洞窟 へ 出 て 来 た 。
1067,91,8: 夢中 で 町 の 横丁 の 防空壕 へ ^ 駈け 込ん だ 。
1072,6428,9: 自訴 する なら 、 私 あ 南 へ 、 ^ 駈け こむ つもり さ 。
1073,1397,22: —— 小次郎 は 、 肚 を きめ て 、 盗賊 たち が 出 た 裏門 から 、 紫陽花 の 壺 へ 、 ^ 駈け こん で 行っ た 。
1073,3906,20:   充分 に 、 疑っ て 、 野 霜 の 具足 師 、 伏見 掾 の 部落 屋敷 へ 、 ^ 駈け こん だ 。
1073,5932,17:   と 、 弟 の 将 平 、 将文 の ふたり が 、 石井 ノ 柵 へ ^ 駆け こん で 来 て 告げ た 。
1073,7910,23:   武蔵 の 百 済 貞 連 を 始め 、 諸国 の 介 や 掾 も 、 前後 し て 、 太政官 へ ^ 駈け こみ 、

黙り込む

(黙る.込む)
延べ語数: 67

0084,1041,6:   さっき から 河合 ひとり は ^ 黙り こん で 、 しきりに 下界 の 様子 と 、 どこ から とも なく 聞こえ て くる 機械 的 な 音 に 耳 を すませ て い た が 、 この とき とつぜん 大きな 声 を あげ た 。
0138,1328,3:   それ ぎり ^ 黙り こみ 、 新聞 を 読み出し た 。
0141,335,12:   こういう 贈呈 の 儀式 が すむ と 、 夫人 は 再び ^ 黙り こん だ 。
0141,9305,4: 伸子 は 、 しばらく ^ 黙り こん で 電報 を ながめ て い た 。
0141,11587,2:   みんな ^ 黙り こん だ なか へ 川瀬 勇 が プー と つよく タバコ の 煙 を ふい た 。
0141,21861,6:   伸子 が そう し て ^ 黙り こん で いる うち に 、 もう一度 、 その 新聞 の 人 が ホテル へ よって 名刺 を 置い て 行っ た 。
0142,375,24:   つり 革 に さ がっ て いる 方 の 元禄 袖 で 、 重吉 から 半ば 顔 を かくす よう に し て ^ 黙り こん で しまっ た ひろ子 を 重吉 は 見上げ た 。
0508,146,27:   平常 興 に 乗れ ば 口 の 軽い 蕙子 は 、 斯 う 云う 時 に 出会う と 、 殆ど 唖 に 成っ た 程 、 ^ だまり 込ん で 仕舞っ て 、 思い を こめ て 優しく お 久美 さん の 手 を 撫ぜ たり 肩 を 触っ たり が 漸 々 で あっ た 。
0539,64,43: あたし より も あの 女 の 方 を 愛し て いらっしゃる ん です ね 、 あたし に 使う 金 は 惜しく て 御 自分 の 酒 に 使う 金 は 惜しく ない ん です ね 、 風向き の 悪い 話 に なる と ^ 黙り こん で そっぽ 向い て しまい なさる ん です ね 、 痛い ところ を 突っ突か れる と 怒鳴りつけ て 虚勢 を 張り なさる ん です ね … … 何とか かん とか 、 結局 の ところ 、 僕 は 一片 の 愛情 も ない エゴイスト で 卑怯 者 で 我利 々 々 亡者 だ という こと に なる 。
0548,116,16: あと で 、 その こと を 母 に 告げる と 、 母 は 不機嫌 そう に ^ 黙り こん で 、 やがて 私 を たしなめ た 。
0554,193,3: 彼女 は 時に ^ 黙り こん で 、 遠い 彼方 に 目 を やり 、 何 か 考え 耽っ た 。
0554,383,9: 松月 館 に いっ て も 、 むっつり と ^ 黙り こみ 、 そして 長々 と 湯 に 浸っ た 。
0554,422,0: ^ 黙り こん で 、 急い で 酒 を 飲み 、 二 階 に 上っ て いっ た 。
0554,916,13:   でも 、 ふと 言葉 が とぎれ た 時 、 し ぜん に ^ 黙り こん だ 時 、 あなた は なにか 考え込ん で おしまい なさる こと が あり まし た 。
0554,1185,3:   長谷川 は ^ 黙り こん で 、 柿沼 と 対決 してやろ う か どう か と 考え て い た 。
0554,1512,9: 然し 、 その あと で 、 へん に 皆 ^ 黙り こん だ 。
0557,341,7:   志村 は 眉 を ひそめ て ^ 黙り こん だ 。
0557,446,3:   志村 が ^ 黙り こん で も 、 一座 は 賑 か だっ た 。
0559,97,1: それから ^ 黙り こん で 、 彼 は 雑談 の 圏外 に 出 た 。
0559,464,3:   由美子 は ^ 黙り こん で しまっ た 。
0559,608,4:   彼 は また ^ 黙り こん で 、 酒 を 飲ん だ 。
0563,382,8:   そこで 二 人 とも 、 へん に ^ 黙り こん で しまい まし た 。
0565,61,45: 喧嘩 と 言っ て も 、 打つ とか 殴る とか 、 取っ組み 合う とかいう の で は なく 、 ただ の 言い争い に すぎ ませ ん でし た し 、 それ も 短い 間 の こと で 、 あと は お 二 人 と も ^ 黙り こん で おしまい に なり まし た 。
0567,128,8: 時に よる と 、 中途 で ふい に ^ 黙り こん で 、 ひどく 不機嫌 な の か 立腹 し てる の か 分ら ぬ 顔つき に なっ た 。
0571,72,21: 家 に も 入れ て 貰え ず 、 食物 も 与え られ ず 、 しょんぼり と 何 か を 待ち ながら ^ 黙り こん で じっと し て い た の だ 。
0576,247,2: 俺 は ^ 黙り こむ こと に きめ た 。
0576,270,8:   そうした 間中 、 岩田 元彦 は やはり ^ 黙り こん で 酒 を 飲ん で い まし た 。
0579,210,8:   辰子 は なにか ぎくりと し て 、 ^ 黙り こみ まし た 。
0584,71,25:   風 が 吹きだし て 、 雨 が 来 そう な 気配 に 母 と 妹 は 戸外 へ 注意 を 向け て 、 暫し ^ 黙り こみ まし た 。
0585,49,11: それ より も 寧ろ 、 彼 が 憂 欝 そう に ^ 黙り こん で 煙草 など 吹かし てる 、 その 態度 こそ 、 人目 につき 易かっ た の で あり ましょ う 。
0585,50,47: 血気 盛ん な 筈 の 三 十 歳 あまり で 、 顔色 は 浅黒く 、 頭髪 は 硬く 、 眼 は 輝き 、 口許 に は 冷笑 を 浮べ 、 肩 が いかり 、 手 が へん に 大きな 、 そういう 彼 が 憂 欝 そう に ^ 黙り こん でる ところ は 、 なにか 乱暴 な 爆発 が 起る かも 知れ ない と 思わ せる もの が あり まし た 。
0589,306,9: 当の 竹中 さん も 、 北川 さん も 、 ^ 黙り こん だ だけ で 、 平気 な 顔 を し て いる 。
0589,345,8:   北川 さん と 竹中 さん は 、 ^ 黙り こん だ まま 、 知らん顔 を し て 、 煙草 を ふかし 酒 を 飲ん で い た 。
0589,381,4:   北川 さん は ^ 黙り こん で 酒 を 飲ん だ 。
0590,69,10: 冗談口 を 利い てる うち に 、 中野 は いつしか ^ 黙り こん で 、 それから 、 実は たいへん 気 に かかる 秘密 事 が ある と 囁い た 。
0595,178,13: それ を 政代 に 伝える と 、 笑う どころか 、 ひどく 不機嫌 に ^ 黙り こん で しまっ た 。
0597,738,11: 二 人 は 肩 を 並べ て 歩き ながら 、 もう ^ 黙り こん で しまっ た 。
0597,1117,30: 順一 さん は 、 お 父 さま の 応接 室 の こと なんか 、 勇敢 に 批評 する けれど 、 お 父 さま の 前 に 出る と 、 すっかり ^ 黙り こん で 、 ろくに 口 も 利け ない じゃ ない の 。
0597,2382,5: 菅原 も 憂鬱 そう に ^ 黙り こん だ 。
0597,2776,16: その あと で は 、 自分 も 不愉快 に なる と みえ て 、 むっつり と ^ 黙り こん で しまう の だ 。
0598,377,11:   久子 さん は 気 を 悪く し た らしく 、 ^ 黙り こん で しまっ た 。
0599,310,17:   皆 が あと を 続け てる うち 、 どう し た の か 、 先生 は ^ 黙り こん で しまっ た 。
0601,196,6:   それ きり 、 私 は ^ 黙り こん で しまっ た 。
0602,458,6:   二 人 とも それ きり ^ 黙り こん だ 。
0613,1224,21: 原子 理論 も 死傷 者 の 分類 も 朝 から 論議 が 続き 、 夜 に なる と 皆 疲れ て ^ 黙り こん で しまっ た 。
0613,1412,8:   みんな 不 機嫌 に なっ て 、 ^ 黙り こん で 傷 に 向かう 。
0642,1086,55: 人 に対して 何 か 喋ら ず に いる こと が 悪事 の よう に すら 思わ れる 幇間 的 な 性根 が 具わっ て いる の だ が 、 アイビキ の はて の 帰り の 散歩 の 道 など で は 、 どういう 言葉 も イヤ に なっ て 、 怒っ た よう に 、 ^ 黙り こん で しまう 。
0779,628,7: 一 人 のこらず 貝 の よう に ^ 黙り こん で しまう でしょ う よ 。
0784,141,27:   晴 高 に こう 云わ れる と 、 宗久 も さすが に 考え こみ 、 やがて ひどい 落胆 が 顔 に 黒 々 と 表れ て ^ 黙り こむ こと も あっ た し 、 時に は フッ と 何 か 考えつい た らしく 、 やにわに 鎌首 を もたげ て 、
0853,218,8:   庄吉 が 暗然 腕 を くん で ^ 黙り こん で しまう と 、 さすが に 自分 も 失踪 から 戻っ た ばかり 、 宿六 の 古傷 も いたわっ て やり たい 気持 で 、
0866,1942,14: そして 、 た ゞ 、 ビール の コップ を 手 に 、 憂鬱 に ^ 黙り こん で いる 弟 の 顔 が 眼 に 残 つ て いる だけ で あつ た 。
0866,2720,21:   京野 等 志 は 、 さ ゝ れる ま ゝ に 盃 を 受け 、 なんとなく 憂鬱 に なつ て ^ 黙り こん で い た 。
0891,41,33: これ は 或 る 夜更け 、 クリミヤ の 海岸 道 を 馬車 に 揺ら れ ながら 、 いきなり 言い だし た 文句 で 、 彼 は そう 言っ た なり 不機嫌 そう に ^ 黙り こん で しまっ た と メンシコフ は 書い て いる 。
0891,85,25: 死 へ の 感動 も ない し 、 さりとて 社交 辞令 も 身 に つか ぬ と あっ て は 、 誠実 な 人間 は ^ 黙り こむ か 冗談 を いう しか ない で は ない か 。
0891,86,9:   事実 チェーホフ は 、 しばしば 不 愛想 に ^ 黙り こん だ 。
0893,186,32: これ は 或 る 夜更け クリミヤ の 海岸 道 を 馬車 に 揺ら れ ながら 、 いきなり 言い だし た 文句 で 、 彼 は そう 言っ た なり 不機嫌 そう に ^ 黙り こん で しまっ た 、 と メンシコフ は 書い て いる 。
0893,232,25: 死 へ の 感動 も ない し 、 さりとて 社交 辞令 も 身 に つか ぬ と あっ て は 、 誠実 な 人間 は ^ 黙り こむ か 冗談 で も いう ほか に 、 打つ手 は ない で は ない か 。
0893,233,8:   事実 チェーホフ は しばしば 不 愛想 に ^ 黙り こん だ 。
0947,2645,3:   いま まで ^ 黙り こん で い た 、 ずんぐり し た ほう の 女 が 、 だしぬけ に 、 もの を 言っ た 。
0948,180,18: 紳士 の ほう も 、 もの を いう 興味 を 失っ た の だ と みえ て 、 ^ 黙り こん で しまっ た 。
0951,7,123: 廃棄 し た 掩体 壕 の なか に 、 生憎 と 進駐軍 の 器材 が 入っ て い た 関係 で 、 やかましい こと を いっ て おり ます が 、 器材 と いっ て も 、 旧 海軍 兵舎 の 廃 木 な ん です から 、 ちょっと 火 を いじっ た ぐらい の こと で 、 放火 の どう の と 騒ぐ の は おかしい です わ … … です から 、 理由 は なん だって いい ので 、 あそこ で ギャング の 真似 を し て い た とか 、 キャンプ・ファイヤ を やろ う と 思っ た とか 、 書類 の 上 で 、 筋 が 通っ て いれ ば すむ こと な ん です が 、 石 みたい に ^ 黙り こん で いる ので 、 計らい よう が なく て 、 困っ て おり ます の 」
0953,321,14:   善 世 は 眼 の 色 を 沈ま せ て いつも むっつり と ^ 黙り こん で い て 、 なに を 考え て いる の か いっこう に 気心 が 知れ ず 、 うちつけ に そういう 大事 を 洩らす の は いかが か と 思わ れ た が 、 ほか に 便宜 とても ない の で ある から 、 ある 日 、 まま よ と 切り だし て みる と 、 意外 な こと に 、 異議 なく すぐ 同腹 し て くれ た 。
0979,532,7: 言葉 を 切っ て 、 急 に ^ 黙り こみ
0985,1232,7: 欣二   … … ( 不意 に ^ 黙り こむ 。
0989,1570,6: ( 二 人 とも 、 いっとき ^ 黙り こむ )
0993,292,34: 金吾   私 は 柳沢 、 金 ——( と 言っ た トタン に 春子 の 顔 を 正面 に 見 て 、 ギクッ として キン と 言っ た きり 絶句 し て 、 あと ^ 黙り こん で しまう )
0993,5146,4: 金太郎 も お仙 も ^ 黙り こん で しまっ て 、 コトコト コト と つづい て 歩く —— 間 。

起ち上る

(起つ.上る)
延べ語数: 67

0034,331,4: 私 は 力 なく ^ 起ち 上っ て 、 じっと 川 の 底 を 覗い て いる と 、 おい と 声 を 掛け られ まし た 。
0035,197,52: 二 時間 ばかり 経っ て 、 うっとり と 眼 を あけ た 女中 は 、 眠っ て い た 間 何 を さ れ た か さすが に 悟っ たら しかっ た が 、 寺田 を 責める 風 も なく 、 私 夢 を 見 て た の かしら と 言い ながら ^ 起ち 上る と 、 裾 を かき合せ て 出 て 行っ た 。
0036,382,3:   と 、 ^ 起ち 上っ て 出 て 行っ た 。
0038,380,20:   と 、 磨き だし て 、 ひょいと その 客 の 顔 を 見上げ た 途端 、 赤井 は いきなり ^ 起ち 上っ て 、 手 に し て い た ブラシ で 、 その 客 の 顔 を 撲っ た 。
0038,432,12:   と 、 呟い て い た が 、 やがて そわそわ と ^ 起ち 上っ て 、 電話 を 掛け に 行っ た 。
0041,118,9: 一瞬 あたり が 明るく なっ た ので 、 はっと ^ 起ち 上ろ う と し た 。
0042,253,68:   その 南 が 一夜 の うち に 焼失 し て しまっ た こと で 、 「 亡び し もの は なつかしき か な 」 という 若山 牧水 流 の 感傷 に 陥っ て い た 私 は 、 「 花屋 」 の 主人 や 参 ちゃん の 千日前 へ の 執着 が うれしかっ た ので 、 丁度 ある 週刊 雑誌 から たのま れ て い た 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 という 題 の 文章 の 中 で この 二 人 の こと を 書い た 。
0042,254,25: しかし 、 大阪 が 焦土 の 中 から 果して 復興 出来る か どう か 、 「 花屋 」 の 主人 と 参 ちゃん が 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 の 中 で 書ける 唯一 の 材料 か と 思う と 、 何だか 心細い 気 が し て 、 「 起ち 上る 大阪 」 など という 大袈裟 な 題 が 空念仏 みたい に 思わ れ て なら なかっ た 。
0042,254,49: しかし 、 大阪 が 焦土 の 中 から 果して 復興 出来る か どう か 、 「 花屋 」 の 主人 と 参 ちゃん が 「 起ち 上る 大阪 」 の 中 で 書ける 唯一 の 材料 か と 思う と 、 何だか 心細い 気 が し て 、 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 など という 大袈裟 な 題 が 空念仏 みたい に 思わ れ て なら なかっ た 。
0042,277,1: 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 という 自分 の 使っ た 言葉 も 、 文章 を 書く 人間 の 陥り 易い 誇張 だっ た と 、 自己 嫌悪 の 念 が 湧い て 来 た 。
0042,279,14:   ところが 、 戦争 が 終っ て 二 日 目 、 さき に 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 を 書い た 同じ 週刊 雑誌 から 、 終戦 直後 の 大阪 の 明るい 話 を 書い て くれ と 依頼 さ れ た 時 、 私 は 再び 「 花屋 」 の 主人 と 参 ちゃん の こと を 書い た 。
0043,199,14: 速記 者 が あっけ に 取ら れ て いる と 、 二 人 は ^ 起ち 上っ て 、 ダンス を はじめ た 。
0044,51,7:   安子 は そう 言う と いきなり ^ 起ち 上っ て 、 男 湯 と 女 湯 の 境 に つい て いる 潜り戸 を あける と 、 男 湯 の 中 へ 裸 の まま は いっ て 行っ た 。
0047,0,5:   この 話 に 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 という 題 を つけ た が 、 果して 当っ て いる か どう か 分ら ない 。
0047,1,2: 或は 「 ^ 起ち 上れ 大阪 」 と 呼び掛ける か 、 「 大阪 よ 起ち 上れ 」 と 叫ぶ 方 が 、 目下 の 私 の 気持 から 言っ て も ふさわしい かも 知れ ない 。
0047,1,13: 或は 「 起ち 上れ 大阪 」 と 呼び掛ける か 、 「 大阪 よ ^ 起ち 上れ 」 と 叫ぶ 方 が 、 目下 の 私 の 気持 から 言っ て も ふさわしい かも 知れ ない 。
0047,2,83: しかし 、 この 一 ト 月 の 間 —— という の は つまり 、 過 ぐる 三月 の 、 日 を いえ ば 十 三 日 の 夜半 、 醜悪 に し て 猪口才 な 敵 機 が 大阪 の 町 々 に 火 の 雨 を 降らせ た その 時 から 数え て 今日 まで 丁度 一 ト 月 の 間 、 見 たり 聴い たり し て 来 た 数々 の 話 に は 、 はや 災害 の 中 から 「 ^ 起ち 上ろ う と する 大阪 」 もしくは 「 起ち 上り つつ ある 大阪 」 の 表情 が 、 そこはかとなく 泛 んで いる よう に 、 少く とも 私 に は 感じ られ た 。
0047,3,4: いや 、 もはや 「 ^ 起ち 上っ た 大阪 」 の 表情 で ある と いっ て も 、 まるで 心 に も ない こと を いっ た こと に も なる まい と 、 思わ れる 節 も いくら か は ある 。
0047,9,7: ありてい に いえ ば 、 この 「 ^ 起ち 上ろ う と する 」 もしくは 「 起ち 上り つつ ある 」 —— 更に 「 起ち 上っ た 」 大阪 の 表情 の あ え か な 明る さ に 、 よしんば それ が そこはかとなき 表情 で ある に せよ 私 は 私 なり に 興奮 し た の で ある 。
0047,9,23: ありてい に いえ ば 、 この 「 起ち 上ろ う と する 」 もしくは 「 起ち 上り つつ ある 」 —— 更に 「 ^ 起ち 上っ た 」 大阪 の 表情 の あ え か な 明る さ に 、 よしんば それ が そこはかとなき 表情 で ある に せよ 私 は 私 なり に 興奮 し た の で ある 。
0047,13,17: だが 、 いや 、 だから し て 、 以下 の 数々 の 話 に つけ た 「 ^ 起ち 上る 大阪 」 という 題 も 、 思え ば まるで 見当 ちがい の 出鱈目 な もの で は なかっ た かも 知れ ない 。
0053,254,11:   君 勇 は 勘定 を 払う と 、 すくっ と ^ 起ち 上っ て 、
0053,1124,3:   小田 は ^ 起ち 上る と 、 勘定 を 払っ て 、 鶴雄 と 一緒 に その 喫茶 室 を 出 た 。
0053,1310,2:   と ^ 起ち 上ろ う と する と 、
0053,1672,6:   お 雪 は しずか に ^ 起ち 上る と 、 幹男 の 枕元 へ 灰皿 を 持っ て 行っ た 。
0053,1673,14:   幹男 は その 灰皿 に 煙草 を 捨てる と 、 急 に むっくり ^ 起ち 上っ て 、 出 て 行こ う と し た 。
0053,1796,5:   お 雪 は つと ^ 起ち 上る と 、
0053,2359,4:   そして 急 に ^ 起ち 上る と 、
0053,2569,25:   焼け なかっ た 京都 が 、 その 幸福 に 甘んじ て いい 気 に なっ て おれ ば 、 やがて 焦土 の 中 から ^ 起ち 上ろ う と する 大阪 の 若々しい 復興 の 力 に 圧さ れ て しまっ て 、 再び 大阪 の 妾 と なる 日 が 来る の だ —— という こと を 知ら なかっ た 。
0053,3069,9:   躊躇 し た が 、 宮子 は さっさと ^ 起ち 上っ て 、 勘定 を 払う と 、
0053,3353,17:   そう 言っ て 、 小田 は ふと 考え こん で い た が 、 やがて 、 ^ 起ち 上る と 、
0053,3639,8:   と 、 小田 は 言い ながら 、 ^ 起ち 上る と 、
0053,3791,7:   小郷 は たまりかね て 、 いきなり ^ 起ち 上っ て 客席 を 出 て 行っ た 。
0053,3792,8:   すると 一 人 の 男 が すっと ^ 起ち 上っ て 、 小郷 の あと を つけ て 行っ た 。
0053,3897,3:   あわて て ^ 起ち 上る と 、 小田 は 二 階 の 洗面 所 の 横 に ある 電話 の 方 へ 飛ん で 行っ た 。
0054,612,1:   ^ 起ち 上る と 、 じゃ 明日 また … … と 、 雨 の 中 へ 風 の よう に 出 て 行っ た 。
0054,1254,1:   ^ 起ち 上ろ う と する の を 道子 は 、
0054,1286,6:   小沢 は むっと し て ^ 起ち 上っ た 。
0054,1848,9:   次郎 は きっと 唇 を 噛ん で 、 ^ 起ち 上っ た 。
0054,2637,23:   珈琲 と サンドイッチ が 運ば れ て 来る と 、 豹 吉 は 一寸 口 を つけ た だけ で 、 いきなり ^ 起ち 上っ た 。
0055,505,3:   頭取 は ^ 起ち 上っ て 、 部屋 の 隅 に 掛け て ある 上衣 の 中 から 、 マッチ 箱 を 取り出し て 来 た 。
0055,862,6:   と 言う と 、 いきなり ^ 起ち 上っ て 、
0055,916,4:   と 、 すぐ ^ 起ち 上っ て 、 寄っ て 行っ た 。
0055,1087,3:   と 、 ^ 起ち 上っ た 。
0055,1187,6:   信吉 は 照れ て 、 ^ 起ち 上ろ う と する と 、
0055,1402,5:   信吉 は 照れ て ^ 起ち 上ろ う と する と 、
0059,71,26: 途端 に ボックス で 両側 から 男 の 肩 に 手 を 掛け て い た 二 人 の 女 が 、 「 いらっしゃい 」 と ^ 起ち 上っ た が 、 その 顔 に は 見覚え は なく 、 また 内部 の 容子 が 「 ダイス 」 と は まるで 違っ て いる 。
0059,104,41:   私 は 悲しく なっ て しまっ て 、 店 の 隅 で 黙々と 洗い物 を し て いる マダム の 妹 の 、 十 五 歳 らしい 固い 表情 を ふと 眼 に 入れ ながら 、 もう 帰る よ と ^ 起ち 上っ た が 、 よろめい て 醜態 で あっ た 。
0059,693,4: 私 は ソワソワ と ^ 起ち 上る と 外出 の 用意 を し た 。
0231,898,28: 第 一 次 大戦 、 第 二 次 大戦 を 凌い で 来 た 、 フランス の 女性 たち は 婦人 として 最大 の 苦痛 の 中 から ^ 起ち 上っ て 、 自分 達 の 新しい フランス 人民 の 光栄 の ため に 平和 の に ない 手 として 働こ う と し て いる 。
0891,198,7: 医師 として 市民 として チェーホフ は 勿論 ^ 起ち 上っ た 。
1112,226,11: その 時 、 非常 に 素早い 滑らか さ です て は ^ 起ち 上っ て 口元 に 手 を 遣り 、 手 に べたつく 一 杯 の 血 を 草 の 間 に ぺっとりと 吐き つけ た 、 そして なお ぬた つく 口元 に 手 を やっ て 、 いそい で 谷間 に 下りる と 、 続け様 に 水 を ふくん で 、 か あっと 口 を 灑 い だ 。
1117,101,4:   本庄 は ついと ^ 起ち 上っ て 、 ちょっと 次の間 を 覗い た 。
1117,187,10:   本庄 は ぱたり と 日記 帳 を ふせ て ^ 起ち 上っ た 。
1117,392,4:   彼 は ぱっと ^ 起ち 上る と 何者 か を 払いのける よう に 、 心臓 の あたり を ばたばた と 叩い た 。
1119,152,13: 長い 間 泣き つづけ まし た 、 この 恐し い 打撃 に もう ^ 起ち 上る 気力 も なかっ た の です 。
1120,57,14:   百合子 は 博士 に とら れ た 手 を 邪慳 に ふりきっ て ^ 起ち 上ろ う と する と 、
1120,131,18:   母 に 起さ れ て 、 百合子 は パッ と 眼 を 開く と 、 直ぐ また ^ 起ち 上っ て 復習 を 始め 、 母 を 驚か せ た 。
1120,234,3:   百合子 は ^ 起ち 上っ て 、
1123,158,17: 廻転 椅子 が くるり と 後ろ向き に なっ て いる ところ を 見る と 、 急 に ^ 起ち 上っ た もの らしい 。
1123,162,19:   本 を 読ん で いる ところ を 、 急 に 誰 か に よば れ 、 慌て て ^ 起ち 上っ た 拍子 に カーネーション の 一 本 が 袖 に 引っかかっ て 落ち た 、 彼 は それ を 拾い上げる ひま も なく 、 踏みにじっ て あの 低い 窓 から 飛び出し た の だろ う と 私 は 想像 し た 。
1123,273,4:   美しい 女性 は ^ 起ち 上っ て 、 夫 に 握手 を 求め 、 魂 を とろかす よう な 微笑 を 浮べ ながら 真紅 な 唇 を 彼 の 耳 に あて て 、
1123,348,2: さあ 、 ^ 起ち 上っ て 、 私 の 云う こと を お きき なさい 。
1134,167,12:   不意 に 、 会場 の 隅 の 磯上 伴 作 は ^ 起ち 上り まし た 。
1138,55,0: ^ 起ち 上っ て 眼 隠し を 直す よう な 振り を し て 、 上 眼 遣い に 覗く と 、 当の 京 姫 は 泉水 の ほとり の 合歓 の 木 に も たれ て 、 面白 そう に 笑い 乍 ら 、 此方 を 眺め て 居る で は あり ませ ん か 。
1149,154,3: 僕 は 漸く ^ 起ち 上っ た 。
1151,47,36:   波 の よう な 会場 の 空気 を 揺る 拍手 に 送り 迎え られ て 、 茶谷 会長 が 着席 する と 、 青年 佐々 村 村 一 君 が 、 隣 の 席 から ^ 起ち 上り まし た 。

飛び上る

(飛ぶ.上る)
延べ語数: 63

0002,1792,6:   私 は うれし さ に ^ 飛び 上っ て 、 お座敷 へ 行き 、
0003,2172,8: 然るに 鳩 は 、 いくら はばたい て も ^ 飛び 上る 事 が 出来 なかっ た 。
0003,2174,9: 空気 の 抵抗 が あっ て はじめて 鳩 が ^ 飛び 上る 事 が 出来る の です 。
0004,502,8: 然るに 鳩 は 、 いくら はばたい て も ^ 飛び 上る 事 が 出来 なかっ た 。
0004,504,9: 空気 の 抵抗 が あっ て はじめて 鳩 が ^ 飛び 上る 事 が 出来る の です 。
0015,119,9:   出し抜け に 背後 から 呼ば れ て 、 ^ 飛び 上ら ん ばかり に 、 ぎょっと し た 。
0027,273,42:   自分 が 中学 時代 に 世話 に なっ た その 家 の 姉 娘 も 、 妹 娘 も 、 ひま さえ あれ ば 、 二 階 の 自分 の 部屋 に やって来 て 、 自分 は その 度 毎 に ^ 飛び 上ら ん ばかり に ぎょっと し て 、 そうして 、 ひたすら おびえ 、
0035,45,8:   ある 夜 、 一代 は 痛い と ^ 飛び 上っ た 。
0036,235,4:   武田 さん は ^ 飛び 上っ た 。
0038,526,1:   ^ 飛び 上っ て 出 て 行こ う と する と 、 佐川 が 、
0053,3203,3:   鶴雄 は ^ 飛び 上っ た 。
0054,746,16: 名前 を いえ ば 、 針 が 足 の 裏 に ささっ た より 、 まだ ^ 飛び 上る わ よ 」
0054,1585,26:   そして 今日 一 日 の 次郎 、 三郎 の 儲け の 金 を 鷲掴み に し た が 、 瞬間 びっくり し た よう に ^ 飛び 上る と 、 ブルブル ふるえる 手 で 、 その 金 を 罐 の 中 へ 戻し た 。
0054,2066,7:   次郎 と 、 三郎 は 、 ^ 飛び 上っ た 。
0076,297,11: すると 刑事 は 蝙蝠 の よう な 恰好 を し て ^ とび 上っ た と 思う と その 場 に ぱったり 倒れ た 。
0079,585,8: と 、 アルコール ・ ランプ の 帽子 が ^ とび 上っ て 、 台 の 上 へ 下り た 。
0087,2382,9: その とき 帆 村 が 、 ぴょんと 椅子 から ^ とび 上っ て 、 こっち へ 急ぎ足 で やって来 た 。
0091,728,6:   武平 は 、 座敷 へ ^ 飛び 上っ て 、 夫人 を かかえ 起し ながら 、 息せき切っ て きい て いる 。
0138,263,1:   ^ とび 上る よう な 声 が 保護 室 で 起っ た 。
0170,347,6: 二 三 ヵ月 に 物価 が ^ とび 上る インフレーション は 、 一 人 一 人 の 経済 を 破滅 さ せ て いる とともに 、 婦人 の 社会 的 生活 、 家事 の 心痛 を 未曾有 に 増大 さ せ て いる 。
0231,1011,7: そしたら 、 国鉄 の 運賃 は 、 ^ 飛び 上っ た 。
0250,114,24: 唯 満腹 の 後 の 満足 の 叫び声 として の 歌 、 雌 として の 女 の 廻り に 近 よっ たり 遠のい たり ^ 飛び 上っ たり する 一種 の 踊り 、 そして 最後 に 彼等 の 生活 の 核心 で あっ た 性的 祝典 が おか れる 。
0507,286,31: と 低い 声 で 呼びかける まで 、 甚助 の 児 が なげ た 石 が 足 にあたって 、 そこ が 、 うずき でも する 様 に 、 苦しい 、 さわる と ^ 飛び 上る ほど 、 痛い 様 な 気持 で 居 た 。
0509,82,14: と 云う と 、 思いがけ ず 私 の 延し て 居 た 腕 に ^ 飛び 上る 程 の 痛み を 感じ た 。
0515,14,8: 敵 は 「 コッ 」 と さけん で ^ 飛び 上っ て こっち に 向っ て 来 た 。
0515,16,10: 雞 は 「 コッ 」 と 掛声 を し て ^ 飛び 上っ て 顔 を つっつこ う と する 。
0515,31,16: 私 は たまらなく なっ て 「 にわとり ——」 と 叫ん で 草履 の まま 椽 に ^ 飛び 上っ た 。
0534,124,31:   何 の 躊躇 も なく 、 一 二 度 羽根 だ めし を する と 、 彼女 は 死に 物狂い な 叫び を 上げ て 、 狂気 の 様 に ^ 飛び 上っ て 仕舞っ た 。
0541,125,14:   私 は その 中 に あっ て 、 少し の 衝撃 に も ^ 飛び 上っ て 死ぬ る 身構え を 致し まし た 。
0549,266,42: じりじり と 、 逃げる つもり か 、 乗り出し て その 眼 を 押える つもり か 、 或は 雪洞 の 明り を 消す つもり か 、 自分 で も 更に 分ら ない が 、 ただ じりじり と 動く つもり で 実は 、 ぱっと ^ 飛び 上っ た らしい 。
0554,2046,11:   夕刊 新聞 を 見 て いる うち 、 長谷川 は ^ 飛び 上る ほど 駭然 と し た 。
0557,472,11:   ホテル の ベッド で 、 彼 は 俄 か に ^ 飛び 上っ て 、 ぺっぺっと 唾 を 吐い た 。
0561,70,27:   なにか 強い 力 で 結び 合さ れ た か の よう に 、 眼 と 眼 を ひたと 見合せ てる うち に 、 十 内 は ^ 飛び 上っ た 。
0561,89,17: その 上 、 十 内 は 兵士 で あり 武装 し て い た 、 彼 は ^ 飛び 上っ て 、 銃剣 で 相手 を 刺殺し た 。
0578,110,3:   敏子 は ^ 飛び 上る よう に 喜ん で 、 自室 に 迎え入れ まし た 。
0590,72,23: そして 、 耳朶 に 何 か さわっ た よう で 、 それから 、 急 に くすぐったく なっ た から 、 びっくり し て ^ 飛び 上っ た … … 。
0590,282,9: 中野 に 耳 を しゃぶら せ 、 くすぐったく て ^ 飛び 上っ た で は ない か 。
0602,293,22: 久子 は まだ すっかり 覚め きら ぬ 心地 の なか で 、 ぞっと 冷水 を あび た 思い が し て 、 ^ 飛び 上る よう に 身 を 起し た 。
0624,113,8:   なん です か 、 そして 伊沢 は ^ 飛び 上る ほど 驚い た 。
0642,30,3: まさか 舞台 へ ^ とび 上っ て ヒッパタキ に くる こと も なかろ う さ 」
0674,255,3: ふと 気がつい て ^ 飛び 上る ほど 混乱 し た が 、 彼 の 魂 は 血 に 飢え た 。
0710,421,6: 片 彦 は バネ 仕掛 に ^ とび 上っ て 、 逃げ腰 と なっ て 、
0732,2116,17: 雲 隠さ ん ぐらい の チンピラ なら 、 機関 銃 と きい て 、 血相 変え て ^ 跳び 上る に きまっ てる わ 。
0754,105,50: 死ぬ かも 知れ ない という 不安 を 賭け て の 仕事 だ から 、 諦め は つい た が 、 この 馬 は 死 の 直前 に 発狂 し て 、 クワッ と 血走っ た 目 を ひらい て 瀕死 の 藁 床 から 起き 上る と 、 天 へ ^ 跳び 上る よう な 恰好 を し た 。
0779,412,24:   木々 彦 は まず 直立 合掌 し て ピョン く とび はじめ 、 座敷 から 自然 に 庭 へ とび 降り 、 また ^ とび 上っ て みせる 。
0782,534,3:   菅谷 は ^ とび 上る ほど おどろい た 。
0783,496,2: 金三 は ^ とび 上っ た 。
0785,969,8: 「 彼 の 人 は 隠れる ため に ^ 飛び 上る こと も 走る こと も 一切 の 特殊 な 動作 が 必要 で は なかっ た の です 。
0817,382,0: ^ 飛び 上る こと 、 ふりむく こと 、 走る こと 、 この 三 ツ が 同時に 行わ れ て いる もの だ ね 。
0842,1867,26:   私 は 戦争 中 に 皮膚 病 を やり 、 昨年 また 水 ムシ に 悩ん だ とき に 他人 が 手 を ふれる と ^ 飛び 上る よう な 熱湯 へ 患部 を つける 快感 を 知っ た の で ある 。
0860,18,53: 先日 酔っ払っ て 意識 不明 の ところ を 読売新聞 の 先生 方 に 誤魔化さ れ て 読み も し ない サルトル につき 一 席 口上 を 書い た の が 運 の 尽き で 、 改造 だの 青磁 社 だの まだ 出来 上ら ない サルトル の 飜訳 の ゲラ 刷 だの 原稿 だの ^ 飛び 上る よう な 部 厚 な 奴 を 届け て 汝 あくまで 読め と いう 。
0956,1183,3: みのり   ( ^ 飛び 上っ て 、 空中 から 何 か を つかむ )
0989,2035,12:   ( 反問 し て いる うち に 、 出しぬけ に 、 ^ とび 上っ て 、 キョロキョロ あたり を 見 まわし 、 それから 室内 を キリキリ舞い を し て 、 窓 の 所 へ 駆け寄っ たり 、 テーブル の 下 に かくれよ う と し たり する ) そう だ 、 殺し た の は 俺 だ !
0989,3203,10: 死ん だ よう に なっ て い た 浮山 が ^ 飛び 上っ て 階段 を あがり 、 外 へ 出る 。
0993,4350,1: ( ^ 飛び 上っ て 叫ぶ )
1037,154,7: 突然 、 白い 腹 を 翻し て ^ 跳び 上る こと も ある 。
1050,238,5: 狂喜 し て 磯 に ^ 飛び 上っ た ところ 、 女 は びっくり し て 後 も 見 ず に 逃げだし た ので 、 若者 は 大声 で 女 の 名 を 呼び ながら 追って 行く と 、 女 は 日ごろ 人々 が 恐れ て 近 よら ぬ 洞窟 の 中 へ 逃げ こん だ 。
1074,1970,49: どう し たら 好い でしょ う か と また 神様 に 窺う と 、 そん なら その 石 を 熱く 焼い て おい て 見よ と の こと な ので そう する と 、 それ を 知ら ず に 来 て 腰 を おろし 、 尻 を 焼い て ^ 飛び 上っ て 逃げ て 行っ た 。
1076,584,22: 美しい 一人娘 の 姿 は ここ に 見え ない が 、 外 を 見る と 赤い 白い 色々 の 鳥 が 高く ^ 飛び 上っ て 行く 。
1120,252,3: 」 女の子 は ^ 飛び 上る ほど 驚い た 。
1150,304,5:   馬 吉 少年 は ^ 飛び 上り ます 。
1175,287,4:   野呂 は ぴょこんと ^ 飛び 上っ て 、 あたふた と 表 の 方 にかけて 行き まし た 。
1175,719,8: 僕 は しゃがん だ まま 十 センチ ばかり ^ 飛び 上っ た 。

持ち出す

(持つ.出す)
延べ語数: 61

0034,28,11: もっとも 同情 を 惹く と いっ て も 、 哀れ っぽく ^ 持ち だす など 気性 から いっ て も でき なかっ た 。
0034,66,87: 私 を 送っ て 行っ た 足 で 上り こむ なり 、 もう 嫌味 たっぷり に 、 —— 高津 神社 の 境内 に ある 安井 稲荷 は 安井 さん ( 安い 産 ) と いっ て 、 お産 の 神 さん だ のに 、 この 子 の 母親 は 安井 さん の すぐ 傍 で 生み ながら 、 産 の 病 で 死ん で しまっ た と は 、 何と 因果 な こと か … … と 、 わざとらしく 私 の 生み の 母親 の こと を ^ 持ち だし たり など し て 、 浜子 の 気持 を 悪く し た 。
0062,496,20:   この MS — DOS に関して 彼 が どう 思っ て いる か は 、 その 日 の 講演 で ^ 持ち だし た ねじ 回し の 握り の 話 が 雄弁 に 物語っ て い た 。
0062,1618,14:   コンピューター 環境 の 一 から の 再 整理 など という 物凄い 課題 を ^ 持ち ださ ない 分 、 コミュニケータ は 現実 主義 的 で ある 。
0079,605,6: ぼく は 親爺 の 金 まで ^ 持ち だし た 。
0081,1162,5: 船長 は ついに 大砲 を ^ 持ち だし た 。
0082,1419,6: ついに 博士 は X 号 が ^ 持ち だし た 椅子 に しばりつけ られ 、 そして 脳波 受信 機 の 収 波 冠 を 頭 に しっかり と 鉢巻き の よう に かぶせ られ た 。
0091,1681,7: 「 木見 学士 が 大 金庫 を ^ 持ち だし た わけ は 、 課長 さん が よく ご存じ な ん でしょ う 。
0578,47,24: その 合間 に は 話題 も くだけ て 、 魚釣り の こと 、 競馬 の こと 、 碁 将棋 の こと など も 、 ^ 持ち ださ れ まし た が 、 その どれ に対して も 、 彼 は 妥当 な 意見 を 持っ て いる よう でし た 。
0613,38,4: おやじ の 望遠鏡 を ^ 持ち だし て 腰 に つけ て いる 。
0621,288,6: 着物 や 宝石 や 装身具 も ^ 持ち だし まし た が 、 それ のみ が 女 の 心 を 充たす 物 で は あり ませ ん でし た 。
0625,3,10:   お 祭り という 隠居 じみ た こと を なぜ ^ 持ち だし た か と いう と 、 お 祭り に は 御 開帳 という もの が あっ て 、 ふだん は 見せ て くれ ない もの を 見せる 。
0642,714,25: 今回 は 、 美代子 は 前回 の 経験 によって 、 ダイヤ の 指輪 とか 、 金 時計 とか 、 相当 の 金額 の もの を ^ 持ち だし て 行っ た の で ある 。
0642,1219,2: 美代子 の ^ 持ち だし た 品物 を 売っ て 、 ダンサー と 遊ん で い た の で ある 。
0649,216,3: 「 外 へ ^ 持ち だし て 焼け 残っ た もの を 、 盗ま れ た の で は ない でしょ う か 」
0649,221,7: 僕 は 然し 家内 が 本 を ^ 持ち だし た こと を 言っ て くれ ない もの です から 、 そんな 風 に し て 蔵書 の 一部 が 残っ て いる という こと を 想像 も でき なかっ た の でし た 」
0649,244,10: 家 の 焼ける まえ に 誰 か ゞ それ を ^ 持ち だし て いる の だ よ 。
0649,245,4: 君 は 本 を ^ 持ち ださ なかっ た と 言っ た ね 。
0649,246,4: いったい 、 誰 が ^ 持ち だし た の だろ う 。
0649,258,9: その 時 は 怖 さ ばかり で 、 何一つ ^ 持ち だす 慾 も なかっ た わ 。
0649,261,21: すると 和子 が 、 そう よ 、 きっと 乞食 に なっ て 死ん で しまう わ 、 ねえ 、 何 か ^ 持ち だし て よ 、 と 言っ た の よ 。
0649,336,23:   二 人 にとって は 暗号 遊び の たのしい 台本 で あっ た から 、 火急 の 際 に も 、 必死 に ^ 持ち だし て 防空壕 へ 投げ い れ た のに 相違 ない 。
0664,17,3: 別に 法廷 へ ^ 持ち だす まで の こと は ない 。
0667,167,34:   よし 出 て 行け 、 今晩 必ず カケオチ しろ 、 さ う 言 ふと 富子 の 横 ッ 面 を たつ た 一 ツ だけ 叩きつけ て おい て 、 いきなり 万年筆 を ^ 持ち だし て 紙 キレ へ せかせか 何 か 書き だし た 。
0667,1956,10: あの 野郎 、 人 の 目 を チョロ まかし て ^ 持ち だし や が つて 、 だから 君 は あの 野郎 と ダン パン すり や い ゝ ん だ 。
0670,21,50:   例えば 犯人 は 東京 の 犯行 と 見せかけ て 大阪 で 犯行 を 行っ た が 、 その ため に は 、 砂 の つまっ た トランク を 大阪 の アパート で 受取ら ね ば なら ず 、 コントラバス ケース を 盗み だし て アパート へ 持ちこみ 、 また ^ 持ち ださ ね ば なら ず 、 以上 の 如く アパート を 中心 に 大きな 荷物 を 入れ たり 出し たり し て いる の で ある 。
0676,50,8: その どさくさ に 、 会社 の 残品 を ^ 持ち だし て なかば 公然 と 売りとばし た 一味 の 中 に 彼 も まじ つて ゐ た わけ だ が 、 別段 計画 的 な 仕事 で は なく 、 誰 しも その 場 に 居合 は せれ ば さ うせ ざる を 得 ぬ 拾 ひ 物 の やう な もの で 、 その 利得 など も 今 から 見れ ば 問題 に なら ぬ 小額 だ つ た 。
0709,5,7:   女 は 実家 から 金 を ^ 持ち だし て 、 私 の 下宿 から 遠から ぬ 神保 町 に 店 を 買い 、 喫茶 バー を はじめ 、 友人 を ローラク し て 、 私 を その 店 へ 案内 さ せ た 。
0740,69,31: この 父 に 対処 する 天 光 光 嬢 は 、 身 は 代議士 で あり ながら 、 少し ずつ フロシキ 包み に し て 身 の 廻り の 物 を ^ 持ち だし 、 みんな 持ち だし て しまう と 、 父 の 寝 しずまる を 待っ て 家出 し て 、 結婚 し た 。
0740,69,35: この 父 に 対処 する 天 光 光 嬢 は 、 身 は 代議士 で あり ながら 、 少し ずつ フロシキ 包み に し て 身 の 廻り の 物 を 持ち だし 、 みんな ^ 持ち だし て しまう と 、 父 の 寝 しずまる を 待っ て 家出 し て 、 結婚 し た 。
0740,88,11:   天 光 光 嬢 は フロシキ 包み を 連日 にわたって ^ 持ち だし 、 墓前 に ぬかずき 、 結婚式 場 で は 泣い て いる が 、 これ を リード する 園田 氏 は 徹頭徹尾 理知的 だ 。
0740,102,6:   連日 にわたって フロシキ 包み を ^ 持ち だし て 、 ミー ちゃん ハー ちゃん と 同じ こと を やっ て い ながら 、 家出 という 一事 のみ に 、 代議士 なみ の 効果 を 利用 し 、 午前 五 時 、 ヘッド ・ ライト 、 墓前 、 線香 、 この イヤ ミ は 、 人間 が その 一途 の 恋 に 於 て 当然 そう ある べき 素直 さ を 汚す こと 万 々 で ある 。
0740,170,5: 厳粛 なる 事実 など を ^ 持ち だす 限り 、 園田 氏 は 妻子 を 離別 す べから ず 、 これ が 鉄則 で なけれ ば なら ない 。
0740,172,10:   もっとも 、 堤 女史 が 厳粛 なる 事実 を ^ 持ち だし た の は 、 その 道義 感 によって で は なく 、 又 、 自ら の 選挙 対策 によって で ある 、 と いう なら 、 何 を か 云わ ん や 。
0774,379,15: 尚 、 彼 は 劇団 から は 一文 も 受けとら ず 、 かえって 金 を ^ 持ち だし て いる ほど 劇団 に つくし て いる の で ある 。
0776,155,12:   一 日 に 二 度 も 三 度 も これ を ^ 持ち だす 。
0776,422,12:   彼 は こう 云い ながら 船長 室 の ヒキ ダシ から ^ 持ち だし た ピストル を ガチャ つか せ た 。
0785,634,14: 山 キ の 聟 だ もの 五 万 十 万 の お 小遣い を ^ 持ち だす の は 長屋 の ガキ が 三 文 持ち だす よう な もの です よ 。
0785,634,24: 山 キ の 聟 だ もの 五 万 十 万 の お 小遣い を 持ち だす の は 長屋 の ガキ が 三 文 ^ 持ち だす よう な もの です よ 。
0785,647,14: 山 キ の 聟 が お 店 の 金 を 五 万 十 万 ^ 持ち だす の は 当然 です よ 。
0794,834,24: 明日 の 実験 に 用いる ため の 道具 が はいっ て いる の だ が 、 もう その 用 が なくなっ た から と ^ 持ち だし て 、 駅 から 送りだし て しまえ ば すむ の さ 。
0814,163,8: そう か と 思う と 系図 など を ^ 持ち だし て 神がかり 的 な インネン を つけ たり 、 何 千 年来 痼疾 の 精神病 者 の 感 濃厚 な 怪人 物 が 多い 。
0842,1096,28: 呉清源 が この 対局 を いかに 重大 に 考え て い た か という こと は 、 対局 者 は 対局 中 門外不出 絶対 カンヅメ という 条件 を ^ 持ち だし た こと でも 明らか で 、 その 対局 中 に 自然 に ウトウト やる の だ から 、 この 睡魔 は 絶対 の 不可抗力 で あっ たろ う 。
0842,2919,8: パチンコ の タマ を 店 の 外 に ^ 持ち だす と 懲役 です よ 」
0851,168,4: 私 は 物 を ^ 持ち だし て 売り 、 何 でも 通帳 で 買っ て ジャンジャン 人 に やっ た 。
0855,72,71: 友人 達 は 呆れ て 、 どうせ 焼ける じゃ ない か 、 と 言っ た が 、 私 は 浪費 せ ず に い られ ぬ 男 な ので 、 酒 が のめ なく なり 、 女 遊び も でき なく なり 、 本 でも 読む 以外 に 仕方 が ない から 本 を 読ん で い た ので 、 私 は 然し どんな 空襲 の とき でも その 本 を ^ 持ち だし た こと は ない 。
0855,73,1: 何一つ ^ 持ち だし た こと が ない 。
0856,53,33: 真実 という もの から 見捨て られ た 肉体 は なまじい 真実 な もの より も 、 冷め たい 愛情 を 反映 する こと が できる よう な 、 幻想 的 な 執着 を ^ 持ち だし た の で ある 。
0866,3654,42: 「 この 暮 に 、 あの ひと が 二 度目 に 療養 所 へ 来 た とき 、 また 親戚 が どう の 、 近所 が どう の つて 言い だし た から 、 あたし 、 思い きつ て 、 別れ話 を ^ 持ち だし て み た の 。
0944,5,41: 黄 寺 に あっ た 満 訳 大蔵 も 蒙 古 訳 大蔵 も みな それ の 翻訳 で 、 梵語 仏典 の 写本 の 校合 すら 西蔵 訳 の 助け を かりる くらい の もの だ から 、 それ を ^ 持ち だす こと が できれ ば 、 仏教 伝来 千 三 百 年 に し て 、 はじめて 釈迦 所説 の 正念 に 触れる こと が できる の で ある 。
0944,160,91: 身 に つく もの と いえ ば 、 康 熙五 十 三 年版 「 官 板 西 彊 四 大部 図 」 を 謄写 し た 手製 の 西蔵 地図 、 光 緒 二 年 に 北京 で 出版 さ れ た 天主 公 教会 の 神父 有向 の 「 韃靼 旅行 雑 写 」 ( アッベ・ユック 「 韃靼 古道 」 Abb ※ Hu ※ Haute voie de Tartare の 漢 訳 ) 、 十 年 ほど 前 、 サラット・チャンドラ という 西蔵 語 学者 が ラッサ から 大量 に 史料 を ^ 持ち だし 、 印度 の ダージリン で 西 英 対訳 辞典 の 編纂 を し て いる そう だ という 知識 ぐらい の もの で 、 それで 、 とりあえず その 人 に 逢っ て 入蔵 の 方法 を たずね 、 でき たら 、 紹介 状 の よう な もの でも 貰お う と 考え て い た の で ある 。
0945,199,14: 「 なら ぬ と わかっ て い ながら 、 国 へ 帰る 相談 など ^ 持ち だす の は 、 罪 な 話 だ と 思う だろ う が 、 まア どうか 聞い て もらい たい 。
0947,2319,2: ガイガー計数管 を ^ 持ち だし て 、 あたっ て み たら 、 すごい 反応 が あっ た … … という ん です 」
0947,3674,11:   若い ほう の メード が 、 オードゥヴル の 皿 を ^ 持ち だし ながら 、
0948,1227,8: 薬 だの 酒 瓶 だの 、 いろいろ と ^ 持ち だし て 来 て 、 熱心 に やっ て い た ふう です … … 私 の 見 た の は それ だけ 」
0984,14,70: 同時に 、 それだけに 、 あなた の 論文 を 読ん で だいたい よく わかり 賛成 な こと が 多い に も かかわら ず 、 それでも まだ 私 の なか に 生まれ て き た 疑問 や 、 または 直接 あなた の 論文 を 読ん だ 結果 で は なく とも 、 あなた が あつかっ て い られる 諸 問題 について 、 私 の 抱い て いる 疑義 の 二 三 を ^ 持ち だし て みれ ば 、 あるいは ご 教示 を えら れる かも しれ ない し 、 それ が 他 の 人びと の ため に も 多少 は なる かも しれ ない と 思い まし た 。
0984,210,52:   それ に し て は 、 しかし 、 あなた の 批判 の 言葉 は 、 たいがい の ば あい 、 本気 すぎ 熱烈 すぎる よう に も 思い ます が 、 でも 私 は 、 ホント は カトリック教 を 信じ て も い ない くせ に 、 カトリック の 神 を ^ 持ち だし て 神罰 の こと を 言っ て 本気 に 熱烈 に 不良 青年 を 叱っ て い た 人 を 見 た こと が あり ます 。
0984,329,7: しかし 、 私 に こんな 質問 を ^ 持ち だす 理由 は ある の です 。
0991,15,53:   それに 、 これ を 言いだし て みる という こと それ 自体 が 、 私 が あなた がた を 人間 として 信頼 し て いる —— すくなくとも ある程度 まで は —— という こと は 、 私 の 質問 の 表面 的 な 不愉快 さ にたいする 反感 の ため に 、 この 質問 を ^ 持ち だそ う と 思っ た 私 の 真意 まで を 曲解 なさる ほど 不 公正 な 人間 で あなた が ない と 、 私 が 思っ て いる という こと です 。
1073,3471,7: 原始 的 な 楽器 や 仮面 を ^ 持ち だし 、 二 十 五 座 の 神楽 を 奏し 、 家々 で も 餅 を つき 、 黒酒 を 酌ん で 歌っ た 。
1073,7372,22: … … だが 、 朝廷 に せよ 、 太政大臣 家 に せよ 、 こんな 騒ぎ に なる と 、 すぐ 忠誠 を ^ もち 出す が 、 一体 、 わし の 官位 は どう だ 。

し出す

(為る.出す)
延べ語数: 60

0112,1404,10: きまっ た 日 っ から 母 は 急 に そわそわ ^ し 出し て 弟 の 着物 を そろえ たり 、 自分 の 羽織 を ぬっ たり し て 毎日 毎日 供 に ついて行く 女中 と 一緒 に あくせく あくせく し て 居 た 。
0140,894,36: 燭光 の 小さい 電 燈 の 光 が 、 日本人 の 習慣 で は 想像 も さ れ ない ほど こみ 入っ て 、 しかも 整頓 さ れ て いる その 室 の 光景 を 照 ^ し 出し て い た 。
0140,3873,20: 毎日 毎日 の 事件 が 、 この ふた とおり の 新聞 で 、 裏 から と 表 から と 照 ^ し 出さ れ て 、 はじめて ほんと の 現実 に なる という 発見 は 、 伸子 に ぴったり として わかる 実感 だっ た 。
0140,3916,2: —— も ^ し 出さ なけりゃ 、 むこ う が ばか な の さ 」
0141,3408,21: いま 、 篝火 の よう に メイエルホリド の 舞台 いっぱい に 燃え 上っ て 、 観客 の 顔 々 を 照 ^ し 出し て いる 憎悪 に くらべれ ば 、 伸子 の もっ て いる 憎悪 は ほんとに 古く て 小さい 。
0141,8734,40: 三 階 の やすい 席 から のり出し て 一心に 舞台 を 見 ながら 涙 を ふい て いる ミス ・ ジョーンズ の 急 に ふけ た よう な 真面目 な 横顔 が 、 うす 明り の 中 に ぼんやり 照 ^ し 出さ れ て い た 。
0141,9260,23: 灯 を 消し て ある 病室 の 中 は 、 ドア の 上 の ガラス から さしこむ 廊下 の 明り に ぼんやり 照 ^ し 出さ れ て い た 。
0141,17068,25:   ところが 、 二 階 の おどり 場 に は 電 燈 こそ つい て いる けれども 、 燭光 の 弱い 光 に ぼんやり 照 ^ し 出さ れ て 、 無味 乾燥 に 何 ひとつ なく 、 そこ に 面し て いくつ か の 戸 が 無愛想 に しまっ て いる 。
0141,18240,36: —— 恥し さ は 、 この ひと つき ほど の パリ 生活 間 に 、 蜂谷 と も たれ た さまざま な 情景 における 伸子 自身 の 姿 を 、 全く 別 の 光 で 照 ^ し 出す の だっ た 。
0141,19455,15: 夜中 も プロジェクトール の 強い 光 が 雪 の 吹きだまり の ある 足場 を 照 ^ し 出し て いる 。
0148,5,43: 私 たち 総て が 、 この 数 年来 経 つつ ある 酸 苦 と 犠牲 と を 、 新しい 歴史 の 展開 の 前夜 に 起っ た 大 なる 破産 として 理解 し 、 同時に それ は 生き抜く に 価する 苦難 として 照 ^ し 出し て ゆく 力 こそ 、 悲劇 において なお 高貴 で あり 、 人間らしい 慰め と 励まし と に みち て いる 文学 精神 の 本質 で は ない だろ う か 。
0216,21,14:   だが 、 芸術 の 本質 から いま の 文学 の ゆがみ を 照 ^ し 出そ う と する その 企て の 第 一 着 で ある 「 キティ 颱風 」 は 、 自他 とも に あれ で は 駄目 な もの と 考え られ 、 「 芝居 という もの は あんな もの で は 困る と 思う 」 ( 小林 秀雄 ) と 座談 会 で 語ら れ て 、 その 言葉 は 笑声 とともに うけ が われ て いる 。
0216,32,14: 「 芸術 の 本来 の 性質 から いま の 文学 の ゆがみ を 照 ^ し 出そ う と する 企て 」 を もつ 作家 の 一 人 で ある 。
0221,356,53: この 作品 は 第 一 作品 集 『 秋 』 から 『 光子 』 『 妻 たち 』 『 汽車 の 中 で 』 『 若い 日 』 その他 二 十 余 年 の 間 つみ 重ね られ て き た この 作家 の 、 日本 的 な 苦悩 を さかのぼっ て 照 ^ し 出す 感動 的 な 一 篇 で あっ た 。
0221,401,53: 歴史 の 波 の もう 一つ の 面 は 、 社会 の 底 まで うちよせ て 小池 富美子 を 成長 の 道 に おき 、 印刷 工場 の ベンチ の 間 から 、 「 矢車草 」 「 芽生え 」 の 林 米子 の ため に 新しい 生活 と 文学 の 道 を 照 ^ し 出し た 。
0268,80,22:   民自党 の 本質 的 な こわ さ が 、 故人 の 運命 を アーク 燈 の 光 の よう に 照 ^ し 出し て いる 。
0336,253,35: ( 中略 ) 一 ヵ月 あまり せめ られ て 、 」 「 自分 一 人 で 志願 囚 と なる より は 」 「 皆 で 背負っ て ゆく の も 同じ だ と 妄想 ^ し 出し 、 十月 十 三 日 、 二 日 ほど 拒ん だ の です が 、 紙 と 鉛筆 と を わたさ れ 私 一 人 の 自白 と 同じ よう な 気持 から スラスラ 書い て しまっ た の です 。
0352,23,42:   四月 二 十 三 日 の 週刊 朝日 「 菅 証人 は なぜ 自殺 し た か 」 という 記事 は 、 特別 調査 委員 会 における 速記 録 の 一部 を のせ て 、 この 悲劇 の 核心 を 照 ^ し 出し て い ます 。
0397,65,10: 様々 の 生活 の あり かた を 公平 に 照 ^ し 出し 、 読者 に それ について の 省察 を 自由 に し て 貰う 条件 を ひろく する ため に 。
0505,730,33:   翌日 馬場 の 家 へ 行っ て 、 いろいろ の 事 を 聞い て 来 た 栄蔵 は 、 その 次 の 日 から せっせと 山岸 の 家 へ 足 繁く 往来 ^ し 出し た 。
0506,241,13: と 云い ながら 、 ワッワッ と ゆれる 様 な 音 を 気 に ^ し だし た 。
0509,317,15: と 云う 絶望 的 な 、 もう どうしても 取り返し の つか ない 心持 が はっきり ^ し 出し て 、 私 は 大人 の 様 な 静か な それで 居 て 胸 を 掻きむしら れる 様 に 苦しい 涙 を こぼし た の で あっ た 。
0548,161,16: 時たま 酒 を 飲ん で くる と 、 専門 の 経済 学 の 知識 を 披瀝 ^ し だす こと も あっ た が 、 私 に も 母 に も それ は 通ぜ ず 、 殆 ん ど 独語 に 終っ た 。
0559,34,8:   その 木山 が 、 突然 、 憤慨 ^ し だし た の で ある 。
0559,285,8: 近頃 彼 は 身体 の 違和 を 自覚 ^ し だし て い た 。
0586,205,13:   主人 の 西浦 辰吉 夫妻 も 、 美春 の こと を 心配 ^ し だし た 。
0594,145,3: 犯罪 を 意識 ^ し だす という 、 そんな こと で は ない 。
0602,360,14: ところが 、 土蔵 の 件 に なっ て 、 鉄壁 の よう に 抵抗 ^ し だし た 。
0617,759,7: 朝日 が 今 その 梢 を 照 ^ し 出し て いる 。
0792,777,6: つまり 彼 が ぼく を 警戒 ^ し だし た の と 同じ ころ から ぼく の 方 が その 何 倍 も 彼 を 敵 に 見立て て い た の です が 、 日野 に は その 色 を 見せ ない よう に 注意 する の を 忘れ ませ ん でし た 。
0842,1297,13:   夕方 の 四 時 五 時 ごろ から その 構想 に 熱中 ^ し だし た 升田 は 、 すでに バタバタバタ の 成功 を 確信 し て 勝ち誇っ て い た よう だ 。
0866,4361,18:   が 、 深志 の こと に 限ら ず 、 両親 や 同胞 の こと は 、 心配 ^ し だす と 際限 が ない ので 、 努め て 楽観 的 に それぞれ の 運命 を 陰ながら 見 まもる こと で 満足 しよ う と し た 。
0891,220,15: つまり 今度 は 、 サガレン・マニヤ なら ぬ 飢饉 マニヤ に 取 憑かれ て 、 そわそわ ^ し だし た の だ 。
0893,419,15: つまり 今度 は 、 サガレン・マニヤ なら ぬ 飢饉 マニヤ に 取り 憑かれ て 、 そわそわ ^ し だし た の だ 。
0944,139,43: それで 、 一 八 一 一 年 ( 文化 八 年 ) の マイエング を 最初 に 、 英 、 仏 、 露 、 洪 、 米 、 瑞 の 探検 家 や 地理 学者 が 西蔵 の 堅固 な 障壁 に 挑戦 ^ し だし た 。
0947,167,34:   と 笑い 流し 、 西側 の 木戸 から 、 みな の いる 地境 へ 行く と 、 こちら へ 尻目 つかい を し ながら 、 頭 を よせ あっ て 、 なにか 相談 ^ し だし た 。
0947,1350,17:   美しかっ た 目 の 色 が 消え 、 愛一郎 の 瞳 が 、 落着き なく ウロウロ ^ し だし た 。
0949,21,43: 民芸 で は 食っ て いけ ない ので 、 ファイアンス の 模造 を はじめ た が 、 予期 以上 に うまく いき そう な ので 、 手本 を 追いこす くらい の ところ まで やっ て みる つもり で いる 、 と めざましく 昂奮 ^ し だし た 。
0956,868,33: 造 麻 呂   ( 半ば 独白 ) … … りす なら いい ん だ が 、 … … この 頃 は 都 の 人間 たち まで が 、 この 辺 に うろうろ ^ し 出し た から な 。
0988,819,7: すると 、 さしあたり 、 ルリ を 搜 ^ し 出す 一番 大事 な 手がかり を 失 つ て しまう 。
0988,3646,30: 壕 の 中 か と 思 つて 、 のぞい て 見 た が 、 ロウソク の 灯 が 誰 も 居 ない 壕 の 内側 を ボン ヤリ と 照 ^ し 出し て い た 。
0988,4416,8:   僕 が こうして あの 女 を 搜 ^ し 出そ う と 、 あちら こちら を ウロウロ し て いる の は 、 實 は ただ 、 なんとなく 、 あの 女 に もう一度 逢 つて 見 たい 、 逢 つて 見れ ば 、 なにか 、 今 迄 の いろんな 自分 の 問題 や 氣分 が 、 腑 に 落ち て 來 て 、 おさまり が 附く よう な 氣 が する 。
0988,4435,16: 案 の 條 、 リスト を 追 つて 一 人 二 人 三 人 と 搜 ^ し 出し 訪ね て 行 つて 見 て いる うち に 、 その 事 が 鼻 の 先 に 突きつけ られる よう に ハッキリ し て 來 た 。
0988,4443,11: それに 、 こうして 歩く こと が 、 あの 女 を 搜 ^ し 出す という 目的 の ため に は 遂に は 無駄 で あ つて も 、 何かしら 自分 の ため に なる の で は ない か という 氣 が し て 來 て いる 。
0988,5557,8:   僕 は 、 あの 女 を 搜 ^ し 出し た の です 。
0994,4,9: とぼしい 街 燈 が 、 あたり を 明るく 照 ^ し 出す ため より も 、 かえ つ て 暗く する ため の よう に 、 ポツリ ポツリ と つい て いる 。
1000,1097,74: 父 は 最初 、 子供 に 覚え 易い よう に 、 一句 ずつ 句切っ て ゆっくり と 云い 、 滋 幹 が 一句 を 唱え 終る の を 待っ て 次に 進む よう に し た が 、 そう し て いる うち に だ ん く 教え て いる と 云う 心持 を 忘れ 、 己 れ の 感情 の 赴く ま ゝ に 声 を 張り上げ 、 抑揚 を つけ て 朗吟 ^ し 出し た 。
1000,1193,35: そして 、 さっき 佛 間 で し て い た よう に 凝然 と 端坐 し て 、 と きぐ 屍骸 の 方 を 見 て は 又 半眼 に 眼 を 閉じ て 沈思 ^ し 出し た の で あっ た 。
1065,124,34: 票 の 集計 やら 、 審議 に も 、 たいへん な 時間 が かかっ て 、 委員 たち は 『 こんな ふう で は 、 授賞 式 も 夜半 に なる 』 と 心配 ^ し 出し て い た が 、 私 は 、 そんな 予想 より も 、 だんだん に 落さ れ て 、 ステージ から 消え て 行っ た 子 が 、 何だか 、 かわいそう で なら なくなっ て しまっ た 。
1067,283,32:   一つ 終っ て 、 また 何 か 、 そろそろ 始めよ う と 思う と 、 僕 は 、 日頃 抱い て いる 空想 の 卵 を 胸 で 孵そ う と ^ し 出す ん です よ 。
1072,295,9:   犬 同心 も 、 何 か 、 絶叫 ^ し 出し た 。
1072,7969,25:   吉宗 が 、 こんど の 事件 に 関心 を もち 、 同時に 、 窮地 に ある 越前 守 の 進退 について 、 深く 心配 ^ し 出し た の は 、 すでに 事件 の 表裏 や 臆測 について 、 噂 が 、 一般 的 に なっ た この 初夏 の 頃 だっ た 。
1073,420,30:   こういう 声 は 、 徐々に 、 巷 に 聞え だし 、 上流 層 も 庶民 も 、 ひと頃 から みれ ば 、 よほど 自己 の 信仰 に 、 懐疑 ^ し 出し て は い た けれど 、 それでも なお 、 素朴 なる 知的 水準 に ある この 国 の 上 で は 、 およそ 仏陀 の 鐘 の 音 みたい に 、 無条件 に 衆 を 跪伏 さ せ て しまう ほど な 魅力 ある もの は 、 他 に なかっ た 。
1073,1532,30:   強権 を 発し て 、 未 納税 を 取りたて に き た 中央 の 徴税 船 を 襲っ て 、 税 物 の 奪 り 返し を やっ たり ^ し 出し て 、 いよいよ 、 純 友 の 名 は 、 四国 で は 、 英雄 視 さ れ て い た 。
1073,4052,16: そして 、 激越 な 語気 の もと に 日頃 の 大胆 な 考え を 口 に ^ し 出し た 。
1073,5817,8:   と 、 武 芝 が 、 警戒 ^ し 出し た 時 は 、 もう 遅かっ た の で ある 。
1073,7651,20: 酒気 は 、 満堂 に 漲り 、 誰 の 顔 に も 、 すぐ 燃え そう な 脂 が てかてか ^ し 出し た 。
1074,154,3: 古い 話 を ^ し 出す と 止め られ なく なっ て 、 うっかり 紙 数 を 費やす 恐れ が ある が 、 今 でも 覚え て いる の は 旧 十月 の 亥 の 日 の 晩 に 、 亥 の 子 と 称し て 新 藁 で 太い 苞 を 巻き 立て 、 地面 を 打っ て まわる 遊び が あっ た 。
1132,248,18: 朧 の 月 が 橋 の 下 の 浅ましい 世界 を 夢 の 国 の よう に 照 ^ し 出し まし た 。
1164,61,66:   四 年生 に なっ て から の 雄弁 大会 に 「 ほ の ほ 」 の 仲間 で ある O と N と が 演壇 に 立っ た が 、 O は 熱弁 を ふるって 社会 主義 を 唱え 出し て 弁士 中止 、 その ため に 学校 を 追わ れ 、 N は 骨董 品 に 校長 を たとえ て その 人身 を 攻撃 ^ し 出し た ので 演壇 から 引摺り 下ろさ れ N も 放校 処分 と なっ た 。

取り出す

(取る.出す)
延べ語数: 60

0026,147,38:   主人 は 、 憤激 し て いる よう な ひどく 興奮 の てい で 、 矢庭 に 座敷 の 畳 を あげ 、 それから 床板 を 起し 、 床下 から ウィスキイ の 角 瓶 を 一 本 ^ とり 出し た 。
0070,280,12:   帆 村 は ポケット から 紐 の つい た 器械 を ^ とり 出し て 、 玄関 の 壁 へ 匐 いこん で いる 電線 に 、 重ね た 。
0070,545,32:   警部 の 話 に よる と 、 交川 博士 殺し の 嫌疑 で 碇 曳治 を 要 急 逮捕 に 向っ た ところ 、 彼 は いきなり ピストル を 二 挺 ^ とり だし て 反抗 を し た ので 、 それから 双方 の 撃ち合い と なり 、 遂に ここ で 彼 を 撃ち 倒し た の だ と いう 。
0109,4,5: ポケット に は 仏壇 から ^ とり 出し た 線香 が 一 束 あっ た 。
0109,64,6: 私 は 押入 から 寝間着 を ^ とり 出し 彼 に 手渡し 、 更に 縁側 の 暗幕 を 引裂い た 。
0138,38,29:   金モール が 出 て 行く と 、 看守 は 物 懶 そう な 物ごし で 、 テーブル の 裏 の 方 へ 手 を 突込み 鍵 束 を ^ とり 出し た 。
0141,327,6:   心から の おくり もの が ^ とり 出さ れる に は 、 およそ そぐわない その 場 の 雰囲気 だっ た 。
0141,328,41: しかし 、 素子 が 、 いくら かむっ として 上気 し 、 その ため に 美しく なっ た 顔 で 立ち上り 、 二 人 の みやげ として もっ て 来たし ぼり 縮緬 の 袱紗 と 肉筆 の 花鳥 の 扇子 と を ^ とり 出し て 、 カーメネヷ 夫人 の デスク の 上 に おい た 。
0141,1569,10:   比 田 は 、 ポケット から 煙草 ケース を ^ とり 出し て 、 ゆっくり 一 本 くわえ ながら 、
0141,2171,12:   タバコ の 箱 の ふた の 上 で 、 一 本 ^ とり 出し た タバコ を ぽん ぽん と はずま せ て い た が 、
0141,3349,29: 伸子 は 変 な 気 が し て 瞬間 眺め て い た が 、 やがて 、 生きもの を つかむ よう に 、 その 手紙 を 仕切り 箱 から ^ とり 出し た 。
0141,8111,20: そして 、 その 中 に 彼女 の もち もの として 一 枚 かかっ て い た 大きな 毛皮 外套 を ^ とり 出し た 。
0141,8543,12:   長椅子 にかけて 、 ナターシャ は 前かけ の ポケット から リンゴ を ^ とり 出し 、 いい 音 を たて て それ を 丸 かじり し 、 五 分 ばかり 休ん で 出 て 行く 。
0141,8664,22: ミス ・ ジョーンズ は 、 真白い 糊 の こわい エプロン の 前 胸 の 横 から 、 小さな 灰色 の 袋 を ^ とり 出し 、 その くち を あけ 、 なか から 何 か つまみ出し て 左手 の 指 に はめ た 。
0141,9386,22: そして 、 目 が さめ た とき 、 伸子 は テーブル の 青い 薬 箱 の 下 から 、 もう一度 電報 を ^ とり 出し て 、 読みかえ し た 。
0141,10767,5: 素子 は 早速 タバコ を ^ とり 出し た 。
0141,11294,22: 伸子 は テーブル に おい て い た ハンド ・ バッグ を 膝 の 上 に おろし て 、 小さい ハンカチーフ を ^ とり 出し た 。
0141,11749,23: 津山 進 治郎 の 説明 に よる と 、 それら の 奇妙 な もの は 、 ことごとく 囚人 の 胃 の 中 から ^ とり 出さ れ た もの だっ た 。
0141,11752,14:   日本人 の 医学 者 たち は 、 未決囚 の 胃 の 中 から ^ とり 出さ れ た 異様 な 品々 に 研究 心 を そそら れる の か 、 その 室 の 内 に 散っ て めいめい の 顔 を さし よせ 、 ガラス の 内 を のぞき 、 そこ に 貼ら れ て いる レントゲン 写真 の 標本 を 眺め た 。
0141,12109,13: 素子 は 、 テーブル の 上 へ 旅行 用 の 裁縫 袋 を ^ とり 出し て 、 上衣 の 絹 裏 が ほつれ た の を つくろっ て いる 。
0141,15535,7:   蜂谷 は ポケット から ノートブック を ^ とり 出し て 、 アドレス を しらべ た 。
0141,16442,11: そして 、 ポケット から 一 冊 の 仮綴 の 本 を ^ とり 出し 、 表紙 を 下 に し て 、 自分 の 前 に おい た 。
0141,16614,34:   ゆっくり し た 歩調 で 歩き つづけ ながら 蜂谷 は 、 封 の し て ない 封筒 を あけ て 、 その 中 から 、 白い 小さい 紙 に つつん だ もの を ^ とり 出し た 。
0141,18426,14:   伸子 は 、 一旦 平ら に し て 入れ た 敷布 を 又 ^ とり 出し て 、 こんど は くるくる まい て 借り 鞄 の よ こ へ つめこむ 手 を やすめ ず に いう の だっ た 。
0141,19721,34: ハルビン から モスクヷ へ 来る とき 、 知人 が もたせ て くれ た 大きい 籐 籠 から 、 伸子 は 、 これ も ハルビン で 買っ た 空色 エナメル の かかっ た ヤカン を ^ とり 出し た 。
0141,21124,26: 素子 は 、 その 衣裳 箪笥 に 用 が ある とき 、 自然 に 歩い て 伸子 の 寝台 に 近 より 、 その 上 に ^ とり 出し た 衣類 を 一時 おく こと も し なく なっ た 。
0141,22361,6: と 云い ながら 、 タバコ を ^ とり 出し た 。
0144,182,49: それら の ゴタゴタ の 間 で 「 結構 さん 」 は 、 朝 から 晩 まで 鉛 を 溶かし たり 、 小さい 天秤 で 何 か を はかっ たり 、 指 の 先 を 火傷 を し て うん うん とう なっ たり 、 すり 切れ た 手帳 を ^ とり 出し て 、 それ へ 何 か しきりに 書き込ん だり し て いる 。
0144,419,22: 錠 を あけ 「 熱い もの か 何 か みたい に 鞄 の 蓋 を 吹い て 」 中 から 下着 を ^ とり 出し た 。
0166,59,16: トーマス ・ マン の ため に 、 この たい せつな 原稿 は 、 どうにか し て ^ とり 出さ なけれ ば なら ない 。
0173,2,20: それ は 、 トーマス ・ マン は マン なり に 、 自分 の 問題 を 自分 の そ と に ^ とり 出し て 作品 として の 客観 的 存在 を 与え 、 それ を 真剣 に 追究 し て 行っ て 、 作品 の 世界 で 到達 し た 点 まで 自分 の 生活 を 押し出し 、 そこ から 次 の 生活 を 展開 さ せよ う と し て いる 点 だ 、 という 意味 を 話さ れ た 。
0185,4,37: むしろ 、 大人気 なく ある まい と し た ポーズ そのもの の なか に 人間 性 も 人間 理性 も 追いこま れ て 、 それなり に 凍結 さ せ られ 、 やがて 氷 が とけ た とき ^ とり 出さ れ た 知性 は 、 鮮度 を 失っ て 、 急 な 温度 の 変化 に あっ た 冷凍 物 特有 の 悲しい 臭気 を 放っ た 現実 を 、 大 なり 小 なり わたし たち は 経験 し て は い ない だろ う か 。
0205,5,11: そこ に ある はず の 問題 が ちゃんと お もて に ^ とり 出し て 、 うける だけ の 扱い を うけ て い ない よう に 思える 。
0231,30,20: 世界 に 誇る 日本 の 古典 文学 と いえ ば 、 それ が たった 一つ しか ない よう に いつも ^ とり 出さ れ て いる 源氏物語 に しろ 、 枕草子 、 栄華 物語 、 その他 総て この 時代 の 婦人 たち の 作品 で ある 。
0316,19,22: 日本 の 七 千 万 の 人 の 大 多数 は 、 文化 の 資産 として 歴史 の なか から なに を ^ とり 出し て 来 て いる か 。
0427,20,29: その よう に わたし たち は 、 起伏 する 社会 現象 を はげしく 身 に うけ ながら 、 そこ から さまざま の 感想 と 批判 と 疑問 と を ^ とり 出し つつ 、 人間らしい 人生 を 求める 航路 そのもの を 放棄 し て は い ない 。
0612,2108,6: みんな 懐 から ふかし 芋 を ^ とり 出し 、 そこら に 生え て いる かや の 葉 を ちぎっ て 、 その 葉 を なめ て 芋 を 食っ た 。
0651,140,43:   そこで 町内 の 小 公園 の 野球 場 で 試合 を する こと に なり 、 両 軍勢 揃い し て 、 見物人 も 集り 、 試合 が はじまる 頃 に なる と 、 シン ちゃん が フロシキ の 包み から 何やら ^ とり だし た 。
0683,103,13:   彼 は 膝 の 蔭 から 二 三 冊 の 本 も ^ とり だし て 見せ た 。
0706,340,18:   と ニヤリ と 笑っ て 、 フロシキ 包み の 中 から 、 ピース の 箱 を 三つ ^ とり だし て き て 、 テーブル の 上 へ ならべ た 。
0759,4178,12:   捜査 の 手がかり に なり そう な もの を 一つ 一つ ^ とり だし た 。
0787,710,24:   一同 の 顔 が 揃う と 、 新 十 郎 は うし ろ に 隠し た 両手 の 品々 を そ ッ と ^ とり だし て 一同 に 示し た 。
0789,753,27: 一月 の 十 三 日 に 、 小沼 家 の 親子 三 名 が 寮 へ 現れ て 、 そろそろ 新居 に 落ちつい て 隠し 物 も ^ とり だし た ころ だろ う と 憎い こと を 言い ながら 家探し の 日 。
0819,286,7: 焼ける 国 記 を 恵 尺 が ^ とり だし た という こと は 、 弁解 的 な 筆法 で 、 事実 は アベコベ に それ を 焼い た の が 彼ら 自身 だ と みる こと も 、 歴史 家 や 学者 は やら ない かも 知れ ない が 、 タン テイ という もの は そういう 下司 な カングリ を やらかす もの な の さ 。
0842,1053,13:   その ボストンバッグ から 、 まだ 青く て 小さな リンゴ を 一 ツ ^ とり だし た 。
0866,4214,19:   小萩 は 、 蜂蜜 より も 一足 先 に 届い た 彼 から の 手紙 を 、 また ^ とり 出し て 読み直し た 。
0978,847,4: ウイスキー の びん を ^ とり 出し て
0993,34,60: … … そのうち 非常 に 香ばしい 、 いい 匂い が し はじめ た ので 、 何 だろ う と 思っ て いる と 、 老人 は それ と 察し た の か ニコニコ と 眼 を 小さく し て 、 焚火 の 灰 の 下 を ほりおこし て 、 コンガリ 焼け た 饅頭 の よう な もの を いくつ か ^ とり 出し て 、 その 一つ を 手の平 に のせ て ポンポン と 灰 を たたき 落し て から 、 私 に さし 出し て 食え と いう の です 。
0993,3244,10: ( 郵便 袋 を ガチャガチャ と 開け て 封書 を ^ とり 出す ) ほ い !
0993,4810,31: 金吾   ( 入っ た 裏口 の 、 たたみ の 土間 の 上り が まち に リュック を 置い て 、 その 中 から 竹 の 皮 包 の 握り飯 を ^ とり 出す ) そい じゃ 、 これ を お 食べ なし て 。
0993,5026,30: そう だ 、 春 さん おなか が すい て べ え 、 え えと … … ( リュック の 紐 を とい て 、 その 底 から 紙 包み を ^ とり 出し て 、 竹 の 皮 を 開ける ) 握り飯 が 二つ 三つ ある 。
1041,2990,19: そして 、 ローリング・ストーンズ たち が 演奏 し て いる とき に 、 メレディス・ハンター という 黒人 青年 が ピストル を ^ とり 出し て ふりかざし 、 すぐ に ヘルズ・エンジェルズ に おさえこま れ 、 その うち の ひとり によって ナイフ で 刺さ れ て 死亡 し た 。
1047,36,25: これ は 物語 に 語ら れ て いる こと を その 全体 にわたって 考え ず 、 一部分 または 一 方面 の 記載 を 恣 に ^ とり 出し て 、 それ だけ を 主張 の 根拠 と する から の こと で あっ て 、 そこ に こういう 主張 に 学問 的 根拠 の ない 理由 が ある 。
1047,45,67: そうして こういう こと の いわ れ た の は 、 誤っ た 訓 み かた から 誘わ れ た の で は ある が 、 その 訓 み かた の 正しい か 否 か を 学問 的 方法 によって 吟味 する こと なし に 、 特に この 句 の 用い て ある 文章 の 全体 の 意義 を 考える こと なし に 、 この 句 だけ を ^ とり 出し て それ に 恣 な 解釈 を し た の で あっ て 、 それ は また 、 古典 を 解釈 する の で は なくし て 、 自己 の 主張 の ため に 古典 を 利用 しよ う と する 態度 から 出 た こと で ある 。
1072,3183,21:   立ち しびれ て 来る と 、 二 人 は 地 に しゃがみこみ 、 そっと 、 な た 豆 煙管 を ^ とり 出し て 、 煙草 を つけ 初め た 。
1072,5291,15: 越前 は 、 ふたたび 、 自室 へ もどっ て 、 文庫 から 、 印籠 を ^ とり 出し 、 また すぐ 降り て 、 中庭 門 から 、 役宅 庫 の 路地 を 抜け 、 幾 廻り も し て 、 柵 門 から 獄舎 の 世界 へ 、 通り抜け た 。
1073,7696,30:   為 憲 、 明 に 、 貞 盛 と 協 謀 し 、 三 千 余 の 兵 を 発し 、 恣 に 、 兵庫 の 器 仗 を ^ とり 出し て 、 戦ひ を 挑む 。
1103,413,6: そして 棚 から 大きい 地図 を ^ とり 出し て き て 、 それ を 床 の 上 に 拡げ ながら 、 話 を 続ける 。
1175,543,17: そして あわて て 部屋 に かけこみ 、 財布 の 中 から 千 円 札 四 枚 を ^ とり 出し て 、 孫 に 手渡し まし た 。
1184,30,12:   机 の 中 から 、 封 も きら ない 原稿 が ^ とり 出さ れ た 。

照らし出す

(照らす.出す)
延べ語数: 56

0071,1420,16: 太陽 の 光 が 、 彼ら の 頭 や からだ の 側面 を 、 くっきり と ^ 照らし 出し て い た 。
0072,331,38: ふもと 村 から はこば れ た 薪 が あちこち に つみあげ られ 、 油 を かけ て 火 を つける と 、 赤い 焔 は ぱちぱち と 音 を たて ながら 燃えさかり 、 雪 の 山中 は ものすごく ^ 照らし 出さ れ た 。
0082,164,7:   室内 は 、 ますます 明 かるく ^ 照らし ださ れ た 。
0088,700,14:   そして この 横丁 だけ が 、 白 々 と し た 怪光 に ^ 照らし 出さ れ て いる !
0089,546,12:   その 光 の 中 に 、 複雑 な 機械 が 、 ^ 照らし ださ れ た 。
0140,2344,57: 涙 の 浮ん で いる その 母 の 眼 に 、 まばたき も し ない 自分 の 視線 を ぴったり と 合わせ 、 想像 さ れる あらゆる 場合 を 考え めぐらし て いる うち に 、 混沌 と し て い た 伸子 の 想像 の うち に いくらか 現実 性 の ある 一つ の 点 が ^ 照らし 出さ れ て 来 た 。
0141,716,11: 伸子 は そう 感じ ながら 長い 間 、 アーク 燈 に ^ てらし 出さ れ て 粉雪 の ふっ て いる 深夜 の 街 を 見 て い た 。
0141,2878,18: その 穴 に 顔 を よせ て 外 を のぞい て いる と 、 蒼白く アーク 燈 に ^ てらし 出さ れ て いる 並木 の 雪 の つもっ た 枝 だの 灯 の つい た 大きい 建物 だ の が 、 目 の 前 を 掠め て すぎ た 。
0141,10512,19: 細面 の 、 瞳 の 澄ん だ 顔 は 、 うち 側 から いつも 何 か の 光 に ^ てらし 出さ れ て いる よう に 美しく 燃え て い た 。
0141,11745,11: ひる 間 だ が 、 その 室 は 電 燈 に ^ てらし 出さ れ て い た 。
0141,13749,12: 夜更け の 沈黙 が 、 やや 古風 な 家具 調度 の 明るく ^ 照らし 出さ れ た アパルトマン の 客室 に みち た 。
0141,19573,30: 今夜 の 告別 式 の ため に 二 ヵ所 に とりつけ られ た 照明 燈 の 強い 光 が 、 黒い 列 の うねっ て いる 冬枯れ の 内庭 を ^ てらし 出し た 。
0142,1154,40: 先 へ ゆく 一団 の 中 に 懐中 電 燈 を もっ て いる 人 が あっ て 、 その 蒼い 光 の 条 が 、 ときどき 前方 の 木立 の 幹 や 草 堤 の 一部 を パッ と ^ 照らし 出し た 。
0205,258,19: やがて これら の 職場 から の 作品 の 日常 性 へ の 膠着 が 、 注意 の もと に ^ てらし 出さ れ はじめ た 。
0241,1,12: 久しぶり に うす 暗い かさ を とりはずし 、 隅々 まで くっきり と ^ 照らし ださ れ た 炉 ば た に 坐っ て 一家 の もの が あらためて 互 の 顔 を 眺め あっ た 刹那 、 湧き あがっ た 思い と 新た な 涙 こそ 忘れ がたい と 思う 。
0249,52,18: 徳川 時代 に なっ て 服装 は 、 一層 複雑 に 当時 の 封建 社会 の 矛盾 を ^ てらし 出す よう に なっ た 。
0391,19,40: マルクス = エンゲルス 全集 、 レーニン 全集 、 スターリン の 論文 集 と 三つ を 眺め わたす と 、 その 文体 に まで も 人民 解放 の 歴史 の 足どり 、 社会 主義 の 実現 と 発展 の あゆみ が ^ てらし 出さ れ て いる 。
0398,112,29: その 上 に たっ て 日本 の まじめ な 婦人 大衆 の 生活 の 闘い と 平和 へ の 発言 を 世界 の 婦人 の 活動 の 一部 として ^ てらし 出し て き た 。
0421,108,8: 「 乳房 」 は 白昼 の 光線 に ^ てらし 出さ れ た 生活 の 上 に リアル な 闘い の いきさつ が 展開 さ れ て いる の で ある 。
0573,192,13:   それだけ の こと が 、 奇妙 に 一座 の 空気 を はっきり ^ 照らし だし た 。
0613,251,5: その うす 赤い 火 に ^ 照らし ださ れ た 目 の 前 の 光景 は !
0617,2068,9: 顔 の 輪廓 が 暫く の あいだ くっきり と ^ 照らし 出さ れる 。
0744,512,21: 私 が まだ 何 の 予感 も ない のに 、 彼 が にわかに クラ ヤミ の 一 点 を パッ と ^ てらし だす 。
0744,515,6:   彼 は すれちがう 女 を ^ てらし だし た 。
0863,175,8: われわれ の ランプ は 石段 の てっぺん を ^ 照らし 出し まし た 。
0890,479,35: その うち に 食堂 、 つづい て 講堂 も 焼け落ち た らしく 、 火の手 が 次第に 仏殿 に 迫っ て 参り ます 頃 に は 、 そこら に ちらほら 雑兵 ども の 姿 も 赤黒く ^ 照らし 出さ れ て 参り ます 。
0890,483,27: それ とともに 、 大して 広から ぬ 境内 の こと ゆえ 、 鐘楼 も 浴室 も 、 南 麓 の 寿光 院 も 、 一 とき に 明るく ^ 照らし 出さ れ ます 。
0948,1143,7:   壁 付 灯 の 光 に ^ 照らし ださ れ た 大池 の 正体 は 、 意外 に も みじめ な もの だっ た 。
0951,60,47: 洞窟 の 口 は 西 に むい て あい て いる ので 、 昼 すぎ まで じめじめ と 薄暗く 、 夕方 に なる と 、 急 に 陽 が さしこん で き て 、 奥 の ほう に 隠れ て いる 男 や 女 の 顔 を ^ 照らし だし た 。
0987,331,25:   同じ 工場 内 の 仕 上部 の 一角 ( クローズ ・ アップ ) 管制 用 の 電 燈 の エンスイ 形 の 光 に ^ 照らし 出さ れ た 仕上 台 を はさん で 、 正面 に こちら を 向い て 、 人見 勉 の 妹 の 治子 と 、 向う 向き に なっ て 背 を 見せ た 、 その 同僚 の 静代 の 二 人 が 、 それぞれ 、 流れ 作業 の 台 の 上 に 押し出さ れ て 来る 小さい 長方形 の 金属 ブロック を 仕上 台 に 取りつけ て ある ミクロメータア に 当て がっ て 見 て は 、 合格 品 と 不 合格 品 を 別々 に キチン と 積み あげ て 行っ て いる 。
0987,333,5: 正面 を 向い て 明るく ^ 照らし 出さ れ た 治子 の 表情 は 、 どんなに 小さい 所 まで も ハッキリ と 見 られる が 、 語っ て いる 静代 は 向う 向き の 逆光 の ため 、 ボン ヤリ と 大きな シルエット 。
0987,489,6: その ギラギラ し た 光 に ^ 照らし 出さ れ た 明 の 作業 服 が ズタズタ に 裂け 、 右 の コメカミ の 所 に ベットリ と 血 )
0987,1222,13: その 時 、 照明 弾 の 強い 青い 光 が 、 窓 を ^ 照らし 出し て 、 室内 を カッ と 明るく する ) … … じゃま っけ だ 。
0987,1231,7: ( 兄妹 の 顔 を 真青 に ^ 照らし 出し て いる 強い 光 )
0987,1448,20:   壁 の 上部 の 小さな 空気 穴 から の 明り が 、 箱 の 中 を ボン ヤリ と ^ 照らし 出し て いる 。
0987,2998,15: その 白い 笑顔 を 、 あけ がた の 薄 桃色 の 陽 の 光 が ^ 照らし 出し て いる 。
0995,159,16: … … 長く 書い た が 、 二 人 の 人間 と 穴 の 中 が ^ 照らし 出さ れ た の は 、 ホン の タバコ を 吸いつける 七 八 秒 の フラッシュ に 近い 間 の こと で ある 。
0995,326,31:   たとえ 、 奴ら が なに し た ところ で … … ( いい ながら 動かし た 電 燈 の 光 が 、 村 子 の 坐っ て いる ところ を ^ 照らし 出す 。
0995,1088,12: ロウソク の 光 だけ が 、 その へん の 壁 を チラチラ ^ 照らし 出し て いる )
0995,1171,15: ただ ロウソク の 立っ て いる 場所 が 変っ た ため に 、 全体 を ^ 照らし 出し て いる 光線 の かげん が ちがっ て いる だけ 。
0995,1519,17: それ を 、 すぐ わき の 壁 の 上 に 立て られ た ロウソク の 光 が ^ 照らし だし て いる 。
0995,1546,47: ボストン ・ バッグ を 半分 に 切り さ い て 、 その 中 に ロウソク に 火 を ともし て 立て 、 ちょうど ガンドウ の よう に し た もの が 、 左隅 の 岩 の 上 に 置か れ 、 それ が 、 この 場所 を ^ 照らし だし て いる 。
0995,1559,6: —— 円錐 形 の 光 に ^ 照らし 出さ れ た この 場 の あり さま は 、 近々と 、 異様 に 平静 で 炭坑 内 の 最終 の キリハ で 、 つかれ 切っ た 坑夫 の 先山 と 後山 と が 働い て いる よう に も 見える 。
0995,2029,24: その 半ば ぐらい の ところ で 、 ボストン ・ バッグ の ガンドウ の スポット が 、 右手 の 黒い 壁 の 一 ヵ所 を ^ 照らし 出し 、 光 は 壁 の 上 を 這っ て すこし 動い て 、 壁 の 前 に 立っ て いる 村 子 を とらえ て 、 とまる 。
0995,2097,6: やがて 、 花岡 の 顔 が ^ 照らし 出さ れる 。
0995,2194,45:   ( 低い が 、 しかし ホント の 殺気 の こもっ た 語気 に 、 花岡 は 這い 寄る の を やめ て 、 佐山 の 声 の 方 を うかがっ て い た が 、 やがて 、 ガンドウ を 動かし て 、 そちら を ^ 照らし 出す 。
0995,2199,17: しかし 途中 で 妙 な 気 が し て 、 再び 佐山 の 方 を 真正面 に ^ 照らし 出す 。
0995,2213,23: … … ( 花岡 が 、 ガタガタ と ふるえる 手 で ガンドウ を グルリ と 動かし て 、 村 子 の 方 を ^ 照らし 出す 。
0995,2970,22: —— そのまま で 、 息 が 絶え て 、 もう 腐り はじめ た と も 見える 三 人 の 姿 を 、 ^ 照らし 出し て いる ガンドウ の 光 の ロウソク が 、 燃え ちび て 来 た の か 、 プチプチ と 微か な 音 を 立て て 息 を つき 、 壁 の 上 の 三 人 の 影 が 、 ユラリ と 動く )
1000,1371,14: あの 時 の 月 は 地上 に ある 微細 な 極小 物 まで も ^ 照らし 出し て 、 屍骸 の 膓 に うごめい て いる 蛆 の 一 匹 々 々 を も 分明 に 識別 さ せ た の で あっ た が 、 今宵 の 月 は そこら に ある もの を 、 たとえば 糸 の よう な 清水 の 流れ 、 風 も ない の に 散り か ゝ る 桜 の 一片 二 片 、 山吹 の 花 の 黄色 など を 、 ある がま ゝ に 見せ て い ながら 、 それら の すべて を 幻 燈 の 絵 の よう に ぼうっと し た 線 で 縁 取っ て い て 、 何 か 現実 ば なれ の し た 、 蜃気楼 の よう に ほんの 一時 空中 に 描き出さ れ た 、 眼 を しば だ ゝ く と 消え失せ て しまう 世界 の よう に 感じ させる 。
1003,130,15: 来る 時 に 見え なかっ た いろいろ な 物 が 、 朝日 の 光 に ^ 照らし 出さ れ た 。
1013,1893,36:   空 が 曇っ て 、 低く 雲 が 垂れ て 、 しかも その 曇っ た 雲 の 切れ目 から 薄日 が 洩れ て 、 一際 濃い 彼方 の 山 の 中腹 から 、 麓 を ^ 照らし 出し て い た もの凄 さ … … 凄まじ さ … … その 山 を 背 に し て 、 しょんぼり と 松 の 木の下 に 立っ て い た 二つ の 墓 !
1139,52,25:   三月 中 ば の 生 温かい 陽 は 廊下 一 パイ に 射し て 、 百 体 の 観音 様 が 、 燦燗 と ^ 照らし 出さ れ た 中 に 、 一番 遅れ た 綾 麿 は フ と 足 を 留め まし た 。
1177,47,25: 車輪 が 砂利 を はじき 、 警笛 を 立て て トラック は 右折 しよ う として 、 ヘッド ・ ライト が 間近 な 松林 を ^ 照らし 出し た 。
1177,72,19: バンド ・ マン たち は 、 トラック を 降り 、 懐中 電灯 で 一 人 一 人 顔 を ^ 照らし 出さ れ 形式 的 に 人数 を かぞえ られ て から 、 ふい に 寡黙 に なり 不機嫌 な 表情 を うかべ て いる 。
1177,634,13: あかあか と 幾 基 か の 照明 が 前後 左右 から 彼 を ^ 照らし 出し て 、 夜 と いう より 、 それ は いつも 同じく 低く せまく 暗い 空 を もっ た 真昼 な の だ 。

駆け出す

(駆ける.出す)
延べ語数: 52

0035,9,171: 朝 、 駅 で 売っ て いる 数種類 の 予想 表 を 照らし 合わせ どの 予想 表 に も 太字 で 挙げ て いる 本命 ( 力量 、 人気 共 に 第 一 位 の 馬 ) だけ を 、 三 着 まで 配当 の ある 確実 な 複式 で 買う という 小心 な 堅実 主義 の 男 が 、 走る の は 畜生 だ し 、 乗る の は 他人 だ し 、 本命 と いっ て も 自分 の まま に なる もの か 、 もう 競馬 は やめ た と 予想 表 は 尻 に 敷い て 芝生 に ちょんぼ り と 坐り 、 残り の 競走 は 見送る 肚 を 決め た のに 、 競走 場 へ 現れ た 馬 の 中 に 脱糞 を し た 馬 が いる の を 見つける と 、 あの 糞 の 柔 さ は ただ ごと で ない 、 昂奮 剤 の せい だ 、 あの 馬 は 今日 は やる らしい と 、 慌て て 馬券 の 売場 へ ^ 駈け 出し て 行く 。
0044,32,16:   そういった 途端 、 うし ろ から ボソボソ 尾行 て 来 た 健 坊 が いきなり ^ 駈け だし て 、 安子 の 傍 を 見向き も せ ず に 通り抜け 、 物凄い 勢い で 去っ て 行っ た 。
0053,166,2:   そして ^ 駈け 出し た 。
0054,484,27:   そう 呟き ながら 、 渡辺 橋 を 北 へ 渡っ て 行っ た が 、 橋 の 中 ほど まで 来る と 、 急 に ぱっと ^ 駈け 出し た 。
0054,1356,2: そして ぱっと ^ 駈け 出し た 。
0054,1358,23:   おれ の 直感 が あたっ た —— と 咄嗟 に 呟き ながら 、 小沢 は あわて て その あと を 追う て ^ 駈け 出し た 。
0054,1921,8:   三郎 は もの も 言わ ず に ^ 駈け 出そ う と し た 。
0054,2239,13:   そう 言っ た か と 思う と 、 豹 吉 は ぱっと ^ 駈け だし て 行っ た 。
0054,2562,17:   小沢 は そう 叫ぶ と 、 一同 が 引 揚げる の も 待た ず 、 ぷっと ^ 駈け 出し て 行っ た 。
0084,1943,8:   マートン が 、 油 を はねとばし ながら ^ 駈け 出し た 。
0141,2051,30: 二 人 は 、 出来る だけ 早足 に 数 間 歩く と 、 どっち から とも なく 段々 小走り に なっ て 、 最後 の 数 間 は 、 ほんとに ^ 駈け だし て 、 ボリシャーヤ・モスコウスカヤ の 前 の 通り まで 抜け た 。
0141,5486,3: 「 どこ へ ^ 駈け 出す ん です ?
0144,379,12:   小僧 ゴーリキイ は 「 そんな 時 に は 、 店 から ^ 駈け 出し て 行っ て 、 婦人 客 に 追い縋り 、 彼等 について の 陰口 を ぶちまけ て やり たい 心持 に 駆り立て られる 」 の で あっ た 。
0157,73,33: 私 たち は その 窓 枠 を 飛び越え て 、 自分 たち の 生活 の 声 を あげ ながら 、 世界 の 友だち に 向っ て 、 子供 の よう に 熱心 に ^ 駈け だし たい と 思っ て いる 。
0371,123,22: 私 たち 子供 は 一 列 に なっ て 息 を ころし て 馬 の わき を すりぬけ 、 すりぬける や 否や ^ 駈け 出し 、 やがて とまっ て あと を ふりかえっ て み た 。
0573,333,4:   子供 が すぐ ^ 駈け だし て いっ た 。
0646,169,29:   顔 を そむけ た ま ゝ 、 これ を きい て い て 、 肩 に 怒り を あらわし て プイ と 振り きる よう に 郵便箱 へ ^ 駈け だし て 行く の で ある 。
0686,547,19:   と 、 巨勢 博士 は 文 作 を 置き のこし 、 帽子 を つかん で 、 アイビキ に ^ 駈け だし て しまっ た 。
0687,333,11:   その 隙 を 見 て 余 は 突如 一 騎 ^ 駈け だし た 。
0687,349,17: 四 太刀 目 こそ は と 振り上げ た とき 、 余 の 馬 が 躍り 立っ て ^ 駈け だし た 。
0706,233,20:   と 叫ぶ と 、 お 魚 女史 の 手 を 払っ て 、 私 は 血相 変え て 、 ^ 駈け だし て い た 。
0759,312,9:   すぐ 立ちあがっ て 、 部屋 の 外 へ ^ 駈け だそ う と し た 。
0759,3291,5:   こんど 喋っ たら 、 ^ 駈け だし ちゃう 」
0759,4890,10: 茶店 で 休ん で い た 人 が 、 とつぜん ^ 駈け だし て 飛びこむ こと も ある そう よ 。
0795,30,22: 天才 的 な 若者 で は ある が 、 公式 戦 へ で られる よう に なっ て 三 年 足らず 、 ^ 駈け だし で ある 。
0835,297,5: さて 起き 上っ て シャニムニ ^ 駈け だす 段 に なれ ば 、 「 誰 が 先 に 起き 上っ て 駈け だす こと が できる か と 云え ば 、 一番 あと から ころん だ 子 に きまっ てる な 。
0835,297,20: さて 起き 上っ て シャニムニ 駈け だす 段 に なれ ば 、 「 誰 が 先 に 起き 上っ て ^ 駈け だす こと が できる か と 云え ば 、 一番 あと から ころん だ 子 に きまっ てる な 。
0850,115,19: その よろこび の 為 ばかり で 勇気 は 忽ち 百 千 倍 、 郵便 局 まで 歩く ばかり か ^ 駈け だす こと すら 出来 そう な 起死回生 の 有様 で ある 。
0855,232,46: 特別 私 が 忘れ ない の は 荒 正人 の 「 石 に 噛 りつ い て も 」 という まるで 歯ぎしり する よう な 口 に 泡 を ため た 表現 と 、 二 十 円 の 箪笥 の いくつ か を 今にも 蒲田 へ ^ 駈け だし て 買い た そう な 精力 的 な 様子 と で 、 荒 君 は ほんとに そういう もの が 後日 役に立つ 生活 を 自信 を もっ て 信じ て いる 。
0857,117,20:   そして 近代 文学 という 奴 は 仮面 を 脱げ 、 素面 を 見せよ 、 そんな こと ばかり 喚い て ^ 駈け だし て 、 女々しい 毒 念 が 方図 も なく ひろがっ て 、 罰 が 当っ て しまっ た ん だ 、 と 仰 有る 。
0857,303,26: 有る もの を 書く の じゃ なく て 、 無い もの 、 今 ある 限界 を 踏み こし 、 小説 は いつも 背のび を し 、 ^ 駈け だし 、 そして 跳び あがる 。
0972,20,56: まだ 腰 が 充分 に 立た なかっ た 私 は わきまえ も なく 帰り たく なっ て みんな の 止める の も きか ず に 一番 列車 で 立つ こと に なっ て 、 朝 早く 身体 を 抱え て 人力車 へ のせ て 貰っ て いる と 、 弟子 の 妹 の くに ちゃん が ^ 駈け 出し て き て 、 先生 お 大事 に と 言い ながら 手 を 握っ た 。
0993,4132,26: この間 も 、 遠く の 方 で あれ が し はじめ たら 、 俺 と 二 人 で 蝶々 つかまえ て た の が 、 いきなり ^ 駈け 出し て 逃げ た っけ 。
0993,4239,4: 金太 よう 、 そう ^ 駈け 出す で ねえ 。
0993,4712,1: あわただしく ^ 駈け 出し た 二 三 の 靴音 。
0993,4759,18:   すぐ 、 あの それ 、 それ が 敦子 さま の 店 だ から ——( 二 人 が ^ 駈け 出し て 、 その 店 の 前 )
0993,4933,6: ( 言う なり 、 トットットット と ^ 駈け 出し て 去る )
0993,4956,11: ( 叫ん で 、 とび 上り 、 そちら へ 向っ て ^ 駈け 出す 。
0993,5062,2: 少年 が ^ 駈け 出そ う と し た 途端 に 、 だしぬけ に 遠く の 方 から ひびい て くる 空襲 警報 の サイレン 。
1067,15,8: そして 僕 なんか も 、 まだ 無名 の ^ 駈け 出し でし た し 、 年 も 三 十 三 、 四 歳 でし た か な 。
1072,6468,12:   と 、 いう や い な 、 不 伝 は 、 ^ 駈け 出し て 、 ばっ と 、 往来 へ 逃げ出し た 。
1072,6476,6:   果たして 、 不 伝 が ^ 駈け 出し た 先 に 、 二 人 の 武士 が 、 横 から 躍り 出し て い た 。
1072,6777,11: 「 そう か 」 不 伝 は 、 すぐ そこ から ^ 駈け 出し た 。
1073,515,49: いつも の 山 の 穴 へ 」 と 、 不 死人 は 、 われ がち に 逃げまどう 仲間 へ 叱咤 し ながら 、 一方 の 腕 に 、 小次郎 の からだ を 引 ッ つるし 、 山門 を 横 に 、 山 寄り の 地勢 へ 向っ て 、 ^ 駈け 出し て ゆく と 、 彼 すら 予測 し 得 なかっ た 物 蔭 から 、 一 陣 の 人影 が 、 列 を すすめ 、 ばらばら と 、 虚空 に は 羽 う なり を 、 地 に は 空 走り の 音 を 立て て 、 無数 の 矢 を 、 射 集め て き た 。
1073,2023,39:   ゆく て の 道 に 、 一 かたまり の 人 群れ が 見え 、 彼 を 指さし て 、 がやがや いっ て い た と 思う と 、 中 から 三 、 四 人 の 若者 が 、 ^ 駈け 出し て 来 た 。
1073,2379,15:   奴 僕 も 、 郎党 も 、 得物 を もっ て 、 彼 の ^ 駈け 出し た あと に つづい た 。
1073,4377,17:   と 、 こぞり 立っ て 、 煙 を 目あて に 、 野 の 十方 から 、 ^ 駈け 出し た こと は 、 たしかに 、 ここ の 広い 土壌 に も めったに ない 大 異変 で あっ た 。
1073,4378,4:   しかも 、 その ^ 駈け 出す 者 の ほとんど が 、 優勢 な 常陸 源 氏 の せがれ 達 の 陣地 へ 行か ず 、 豊田 の 殿 の 為 に —— と 、 将門 方 へ つい た という 事 も 、 彼 にとって 、 幸 か 、 不幸 か 、 わから なかっ た 。
1073,4506,9:   と 、 将門 は 、 新治 まで 、 ^ 駈け 出し て 、 陣 を し た 。
1073,5079,6:   と 、 まっ黒 に 、 ^ 駈け 出し た 。
1073,6514,20:   あわて た 人影 は 、 その 将門 を 、 後ろ から 突きとばし て 、 武器 を 小脇 に 、 ^ 駈け 出し て ゆく 。
1073,6529,31:   あたり へ 向っ て 、 彼 は 、 そう 三 名 を 、 さっき から 呼び 廻っ て い た が 、 いずれ も 、 部下 を 案じ て 、 ^ 駈け 出し て 行っ た もの か 、 いい 合せ た よう に 、 みな 見え ない 。

覗き込む

(覗く.込む)
延べ語数: 52

0034,9,18: それ か あら ぬ か 、 父 は 生れ た ばかり の 私 の 顔 を そわそわ と ^ 覗き こん で 、 色 の 白い ところ 、 鼻筋 の 通っ た ところ 、 受け口 の 気味 など 、 母親 似 の ところ ばかり 探し て 、 何となく 苦りきっ て い た と いい ます 。
0034,90,21: それ と もう ひとつ 想い だす の は 、 浜子 が 法善寺 の 小路 の 前 を 通る 時 、 ちょっと ^ 覗き こん で 、 お 父 つ あん の 出 た はるの は あの 寄席 や と 花月 の 方 を 指し ながら 、 私 たち に 言っ て 、 きゅう に ペロリ と 舌 を 出し た あの 仕草 です 。
0036,213,17:   武田 さん は それら の 客 に いちいち 相手 に なっ たり 、 将棋 盤 を ^ 覗き 込ん だり 、 冗談 を 言っ たり 、 自分 から ガヤガヤ と 賑 か な 雰囲気 を 作っ て はしゃぎ ながら 、 新聞 小説 を 書い て い た が 、 原稿 用紙 の 上 へ 戻る とき の 眼 は 、 ぞっと する くらい 鋭かっ た 。
0053,126,42:   振り向く と 、 赤い ブラウス を 着 た 二 十 二 三 の 女 が 、 サージ の 黒 ズボン に 両手 を 突っ込ん だ まま 、 すくっ と 立っ て 、 ぶし つけ に 鶴雄 の 手 の 中 を ^ 覗き 込ん で い た 。
0053,2893,5:   鈴子 の 顔 を ^ 覗き 込む と 、
0054,2107,33:   もう 夜 の 十 時 に 近かっ た から 、 朝 と 同じ よう に 、 人通り の すくない 橋 の たもと に 佇ん で 、 豹 吉 は じっと 川 を ^ 覗き こん で い た 。
0054,2118,3:   川 を ^ 覗き こん で い た 顔 を きっと 上げ て 、 豹 吉 は 豹 の よう な 眼 を 輝か せ て 、 いきなり 振り むく と 、 ペッ と 唾 を 吐い た 。
0055,1427,8:   男 は いきなり 信吉 の 顔 を ^ 覗き こん で 、 荒ん だ 調子 の 声 を 出し た 。
0055,1974,7:   信吉 は 伊都子 の 顔 を ^ 覗き こん で 、 なだめる 姿勢 に なっ た 。
0055,2572,13:   とりとめ の ない こと を 言い ながら 、 冴子 の 顔 を ^ 覗き こん で 、 優しく 抱い て い た 。
0087,2475,6: 彼 は 部屋 の 中 を ^ 覗き こん だ が 、 室内 は 乱雑 に 椅子 が 放り出さ れ て ある だけ で 、 その 上 に 尻 を 乗せ て い た 連中 の 姿 は 一 人 も なかっ た 。
0091,403,21: その とき 先生 が 入口 の 扉 の 方 へ 眼 を やっ た とき 、 暗い 廊下 から こっち を ^ 覗き こん で いる 背 の 低い 洋装 の 少女 が あっ た 。
0095,1594,42:   そこで 底 へ 下り て 最初 の 測定 が 始まっ た 、 器械 や 装置 が 並べ られる 、 特別 の 照明 が 行わ れる 、 ワーナー 博士 が プリズム 式 の 屈折 鏡 で 計器 の 針 の 動き を ^ 覗き 込む 。
0095,1595,12:   ホー テンス 記者 と 水戸 記者 は 、 その 計器 を ^ 覗き 込も う と し た が 窮屈 な 潜水 服 を つけ て いる ので 、 それ は 見え なかっ た 。
0103,75,15: 驚い て わたし は 引き返し 、 その 男 の 側 へ 参り 、 顔 を ^ 覗き こみ まし た ところ 、 例 の 男 だっ た の で ござい ます 。
0540,446,10:   秋子 は 嘆声 を 発し て 、 火口 を ^ 覗き こん で いる 。
0544,404,6:   底 知れ ぬ 深淵 を ^ 覗き 込む 気持ち だ 。
0569,434,15: ふと 、 時彦 は 議 一 の 側 に 立ち止っ て 、 その 顔 を ^ 覗き 込む 。
0569,460,6: 崖 から 淵 の 方 を ^ 覗き 込む と 、 恐ろしい 力 で 吸い込ま れる よう だっ た 。
0574,64,6: 傍 から 彼女 も 地図 を ^ 覗き こん で い まし た 。
0577,365,6:   柴田 巳之助 は そこ を ^ 覗き こん で 、 昏迷 し た 心地 に なり まし た 。
0578,465,6: けれど 、 姿見 の なか を ^ 覗き こん で みる と 、 もう そこ に は 彼女 は い ず 、 まさしく 自分 の 姿 だけ でし た … … 。
0585,360,4: 新た な 深淵 を ^ 覗き こむ よう な 怖 れ と 寂寥 が 襲っ て き まし た 。
0586,35,31: それ も 、 顔 立 を 眺める とか 顔色 を 読む とかいう の で は なく 、 眼 の 中 を じっと 見入っ て 、 眼 の 孔 から 心中 を ^ 覗き こむ という 工合 だっ た 。
0586,199,11: そんな こと が しばしば 起っ て 、 遂に は 、 じっと ^ 覗き こん で くる その 顔 が 、 蚊帳 の ところ まで やって来 た 。
0588,148,13: それ なら ば 更に 、 庭 の 隅 の あの 古池 で も ^ 覗き こむ と 宜しかっ た でしょ う 。
0592,14,1: もし ^ 覗き こめ ば 、 視線 と共に 体 まで 底 へ 引きずりこま さ れ そう だ 。
0592,303,20: そして 何故か 、 眉根 に 深い 縦 皺 を 寄せ て 、 一 度 は 必ず 火鉢 の 中 を ^ 覗き 込む 。
0592,306,12: —— 或 る 時 、 彼女 は やはり 火鉢 の 中 を ^ 覗き こん だ が 、 ふい に 、 くすり と 笑っ た 。
0602,392,8: または 、 欄干 に よりかかり 、 水の上 を ^ 覗き こん で 、 ぽとりと 落し た か 。
0943,203,7: 女 という もの は 誰 も みな ^ 覗き こん で も 底 の 見え ない 、 深い 淵 の よう な もの を 一つ ずつ 胸 の うち に 持っ て いる よう に 思え て なら ない 。
0985,426,20: この 子 が 、 あなた ( と 背中 の 幼児 を 邪慳 に ゆり 動かし て 寝顔 を 肩ごし に ^ 覗き 込む 。
0985,588,8: 双葉   … … ( 床 穴 を ^ 覗き 込も う と し た 姿勢 を チャン と 坐り 、 床 に 手 を つい て 頭 を 下げ ) … … 御苦労 さま でし た 。
0985,601,5: 双葉   ( 床下 を ^ 覗き こん で ) お父さん !
0987,214,8: ( ニヤニヤ し て 本 の 見返し を ^ 覗き こみ ながら ) われ ら の ため に 十字架 に かかり たまい し イエス のみ もと にて 、 逢わ ん 、 か 。
0988,2287,48:   僕 が いつ まで も 返事 を せ ず 、 動き も し ない で 突 つ 立つ て いる ので ルリ さん 變 に 思 つたの か 、 腕 を 組ん だ まま 、 身 體 を クルリ と ひね つ て 僕 の 顏 を ^ 覗き こむ よう に し まし た 。
0988,5836,18:   古賀 さん は 、 深い 鋭 どい 眼 で ジッ と 僕 の 眼 の 奧 を ^ 覗き こむ よう に し た 。
0989,1019,6: 省三 も 寄っ て 来 て ^ 覗き こむ 。
0989,1054,17: ( 唸り 乍 ら 、 手札 と 須永 の 眼 の 中 を 火 の よう に ^ 覗き こむ ) … … ビケ だ わ ね 、 あん た 須永 さん ?
0989,3200,25:   … … … … ( 微笑 を 浮べ た 顔 で 、 客席 の 方 を 、 いつ まで も い つ まで も ^ 覗き こん で いる )
0989,3207,24:   … … ( そちら へ 行き かけ 、 再び ユックリ と 上半身 を めぐらし て 、 いぶかし そう に 客席 の 方 を ^ 覗き こん で いる )
0993,1784,2: ( と ^ 覗き こん で 来る )
0993,5171,103: 弱っ て い た が 、 上野 の 山 まで 連れ て 行く 間 、 別に 何 と も なかっ た が 、 林 の 中 で 寝せ て 、 そい から 、 焼夷弾 だ と か なんか が 落ちる の 何 の と 言っ て —— 春 さん 恐がっ て 俺 の 手 に かじりつく から な 、 俺 あ 、 いよいよ 燃え て き たら 、 また 引っ 抱え て 逃げ べ えと 思っ て 、 飛行機 の 方 ばっか 見 て い たら 、 その 中 に 俺 の 手 を 握っ てる 手 が ヒョッ と ゆるん だ ので ^ 覗き こん で み たら 、 もう 、 へえ 、 いけ なかっ た 。
1012,132,24: 父 は その 石 の 上 に 乗っ て 水 の 中 へ 顔 を 浸け ん ばかり に 、 池 の 中 を ^ 覗き 込ん で いる の です 。
1013,602,60:   と 感慨 深 げ に 姉 娘 の ジーナ が —— 昨夜 の 雑談 で 、 すっかり 馴染 に なっ て 、 もう その 頃 は 私 も 姉 娘 を ジーナ 、 妹 娘 を スパセニア と 呼ん で い まし た が 、 その 姉 娘 の ジーナ が しゃがん で 、 感慨深 げ に 中 を ^ 覗き 込ん で いる の です 。
1038,231,15:   下駄 履い て 来 た 小野 医師 は 、 直ぐ 妻 の 顔 を ^ 覗き 込む よう に し て 、 坐っ た 。
1038,294,9:   小野 医師 は やはり 妻 の 顔 を ^ 覗き 込む よう に し て 、 その 枕許 に 坐っ た きり だっ た 。
1073,663,4:   小次郎 も 、 ^ 覗き こん で い た 。
1073,2053,19: 古い 巨大 な 門 の 外 に は 、 郷 の 老幼 が 、 むらがっ て 、 内 を ^ 覗き 込ん で いる 。
1078,51,3: 」 と 、 ^ 覗き 込む 。
1101,355,21: この 歩き にくい シンダー の 丘 を 登りつめ て 、 真赤 に 口 を あけ た 噴火 孔 の 中 を ^ 覗き こむ に は 、 少し 勇気 が いる 。
1118,219,13: 』 と 云っ て 、 肩 へ 手 を かけ 、 顔 を ^ 覗き 込ん で 、 思わず あっ と 後 退り まし た 。

受け入れる

(受ける.入れる)
延べ語数: 51

0113,174,17:   千世子 と は 正反対 に ただ 音 無し い 京子 の 性質 と 何 でも を ^ うけ 入れ やすい 加 型 性 の たっぷり ある 頃 から の 仲 善し だっ た と 云う 事 が 千 世子 と 京子 の 間 の どうしても 切れ ない 「 つなぎ 」 に なっ て 居 た ばっかり で あっ たろ う 。
0116,113,11: これ 迄 は 、 黙っ て 、 そっと 、 心 に ^ うけ 入れ ず 、 其 を 外 へ 流し 出し て しまう しか しかた が なかっ た でしょ う 。
0141,3548,5: 伸子 が 、 それ を ^ うけ 入れよ う と する 気 さえ 失わ せる 多 計 代 の 能弁 は 、 手紙 と なっ て そこ の 机 の 上 に さらさ れ て いる 。
0141,4572,12: 伸子 は 眼 から 自分 の 中 へ 様々 の もの を ^ うけ 入れ 、 自分 という もの を それ によって 発掘 し て も い た 。
0141,6047,26:   一 人 で 帰る こと が いや 、 いや で ない より も 、 伸子 にとって は 今 ソヴェト から 帰る という こと が 、 ^ うけ 入れ られ ない の だっ た 。
0141,12664,24: 泰造 さえ 、 あるいは 、 こういう 形 で 保 を つれ まわる こと を 、 多 計 代 の 満足 の ため に だけ ^ うけ 入れ て いる の かも しれ なかっ た 。
0141,14795,8:   女 として の 伸子 を 全体 として ^ うけ 入れ ながら 、 彼女 の 考え かた に は 、 どこ まで も 自分 の 考え を 対立 さ せ 、 かみ合わ せ て ゆく 手ごたえ の 面白 さ を 味 う よう に 、 利根 亮輔 は 云っ た 。
0141,18003,38: 年 を 重ね た 素子 と の 生活 の うち に 、 そういう 場合 が なかっ た から で は なく 、 反対 に 、 伸子 は いま は 自分 の 卑屈 さ として 、 そういう 場合 を ^ うけ 入れ すぎ て い た と 思いかえし て いる の だっ た 。
0144,1207,25:   ゴーリキイ の 地下 室 仲間 は 一般 に 、 当時 急進 的 インテリゲンツィア の もっ て いる 革命 的 な 値うち を 素直 に ^ うけ 入れ られ ない 程 生活 に 圧し ひしが れ て い た 。
0164,40,30: 日本 の 細い ながら 雄々しい 民主 的 文学 の 伝統 は 、 この 時期 に 後進 国 らしい 飛躍 を し て 、 先進 世界 の プロレタリア 文学 理論 を ^ うけ 入れ 、 影響 さ れ 、 それ に 導か れ て 動き出し た の で あっ た 。
0168,88,50: そして 、 戦争 の 永い 年月 、 人間らしい 自主 的 な 判断 による 生き かた や 、 趣味 の 独立 を 奪わ れ て い た 一般 読者 は 、 無 判断 に 、 ほとんど 封建 的 な 「 有名 へ の 」 屈伏 癖 で それ を 読み 、 ^ うけ 入れ た 。
0170,301,47: プロレタリア 文学 という もの は 、 結局 新しい 社会 的 発展 を 求め て 、 半 封建 的 な ブルジョア 社会 の 矛盾 と 桎梏 と を 、 否定 する 方向 を もつ から 、 軍事 的 な 日本 の 専制 支配 権力 が 、 それ を ^ うけ 入れよ う 筈 は ない 。
0192,76,47: すべて の ドイツ の 人 が ファシスト だ とか 、 そこ に 責任 が ある という の で なく 、 地主 、 軍需 生産 者 、 旧 軍人 の 権力 で ある ファシズム の 権力 を 、 動揺 的 な 小 市民 層 、 学生 など が ^ うけ 入れ た という こと が 今日 の ドイツ の 人々 を あれ ほど 悲惨 に し 、 食べる もの も ない 、 着る もの も ない という 状態 に 陥れ た 。
0206,72,63: もし その 人 が 小説 を 書く なら ば 、 そこ に は 社交 的 な 恋愛 から 結婚 が 、 仕事 の 協力 者 として 発見 さ れ た 人 と 人 と の 間 の 愛 と 結合 に 発展 し て ゆく 「 この 心 の 誇り 」 と も ちがい 、 ただ ありふれ た 三角 関係 を そのまま に ^ うけ 入れ て かこう と し て いる の で も ない 、 新しい 女性 として の 人生 発見 の いきさつ が 、 その 矛盾 の はげしい 高低 と たたかい の 姿 で かかれ なけれ ば なら ない わけ に なる 。
0206,212,15: フォード の 労働 者 が 、 不景気 に つれ て 案外 に 低 賃銀 を ^ うけ 入れ 、 労働 時間 の 短縮 を うけいれ なけれ ば 生き て こ られ なく なっ て いる 原因 は ここ に ある 。
0210,55,29: したがって 、 民主 的 文学 の 成長 を たすける ため に 主導 力 たる 階級 の 文学 を おし 出し ( プロレタリア 文学 の 伝統 を 発展 的 に ^ うけ 入れる こと ) 、 同時に その 連関 を もっ て 具体 的 に 現代 文学 の 全 野 に ふくま れ て いる より 大きい 社会 性 へ の 可能 を 、 それぞれ の 道 の 上 に 安心 し て 花 咲かせる ため に 協力 する という よろこばしい 活力 を 発揮 し 得 なかっ た 。
0213,71,29: ローレンス の 反抗 は 、 フランス の 自然 主義 の 初期 、 その 先駆 者 ゾラ など が 、 近代 科学 の 成果 、 その 発見 を 文学 に ^ うけ 入れる べき だ として 、 科学 書 から の 抜萃 を そのまま 小説 へ はめこん だ 、 その 試み の 精神 と 通じる ところ が ある 。
0219,2,14:   記録 文学 、 ノン ・ フィクション の 作品 が 生れ はじめ 、 また ^ うけ 入れ られ た の に は 、 理由 が あっ た 。
0221,116,8: イプセン 、 エレン・ケイ の 婦人 解放 思想 が ^ うけ 入れ られ た が 、 やがて 奥村 博史 と 結婚 し た らいてう の 生活 が 家庭 の 平和 を もとめ て 『 青鞜 』 の 仕事 から 分離 し た こと と 、 その後 を ひきつい だ 伊藤 野枝 が アナーキスト 大杉 栄 と むすば れ て 、 神近 市子 と の 間 に 大きい 生活 破綻 を おこし た こと など から 、 『 青鞜 』 は 歴史 の 波間 に 没し た 。
0221,220,31:   横光 利一 、 川端 康成 など によって 組織 さ れ た 「 新 感覚 派 」 は 、 過去 の 文学 に あき たら ない けれども 、 プロレタリア 文学 は ^ うけ 入れ ない 人々 の グループ で あっ た 。
0221,230,10: この 訴え は 、 当時 の 社会 的 感情 に ^ うけ 入れ られ やすかっ た 。
0231,438,15: それ を きい た とき 、 私 たち の 心もち は 、 どうしても それ を ^ うけ 入れ かねる 。
0242,4,19: ライン 沿岸 地方 は 、 未開 な その 時代 の ゲル マン 人 の 間 に まず 文明 を ^ うけ 入れ 、 ついで 近代 ドイツ の 発達 と 、 世界 の 社会 運動 史 の 上 に 大切 な 役 割り を 持つ 地方 と なっ た 。
0268,81,47: したがって 、 故人 の 遺族 は 思いがけ なく 主人 の 身の上 に おこっ た 悲劇 によって 、 妻 は 主婦 として 行手 の 寒 さ に 身 を ふるわせ 、 子息 たち は 、 アルバイト 学生 の 境遇 を 、 自身 たち の 明日 の 身の上 に ^ うけ 入れ にくく 思っ た だろ う という こと も あり え ない こと で は ない 。
0283,4,49: しかし 、 この 十 数 年間 の 民衆 の 実生活 は 全般 にわたって 、 その 細目 に 及ぶ まで 余り 切り つまり 、 自由 を 失い 、 発言 の 力 が なかっ た から 、 ましてや ラジオ など について は 、 日本 の ラジオ は 、 こういう もの として ^ うけ 入れ て い た よう に 思う 。
0318,226,34: 千 八 百 円 ベース は 保ち きれ なく なっ て 、 二 千 四 百 円 ベース 案 を 政府 は 提出 し て いる が 、 勤労 人民 は 、 それ を ^ うけ 入れ かね て いる 。
0318,1634,11: この 仕事 は 、 一応 すべて の 人 の 常識 に ^ うけ 入れ られる 性質 を もっ て いる 。
0332,182,24: 人民 層 の 多様 さ に 応じ た 多様 な 歴史 的 善意 が 、 それぞれ の 必然 によって 湧き たち 、 そのもの として ^ うけ 入れ られ 、 結合 さ れ 高め られ つつ あり ます 。
0358,10,10:   大町 さん の あたたかい 人柄 と 、 人 を ^ うけ 入れる ひろ や かな やさし さ と 、 いざ という とき の 熱心 と 剛 さ と を 、 私 たち は 十分 知っ て い ます 。
0388,40,22: いま 、 わたし の 書い た もの が 学校 の 雑誌 に のる の も 、 きょう の 常識 が それ を ^ うけ 入れ て いる から で ある 。
0426,3,32:   ところが 、 この 枠 は まず 思いがけない 機会 から モスクワ で 打ち破ら れ 、 段々 わたし は 自分 の 文学 活動 の 範囲 に 、 小説 より ほか の もの を ^ うけ 入れる よう に なっ て 行っ た 。
0456,18,11:   ◎ 或 こと について の 自分 の 注意 が 一度 ^ うけ 入れ られる と 、 一 度 で やめ ず 、 幾度 も 幾度 も 繰返し 、 しつこく その 効果 を ためし 、 きらわ れる 。
0492,2,47: この 燈火 の 煌 い た 華やか な 宴席 に は 、 もう 何 年 も 前 に 名 を きき 知っ て いる ばかり で なく 、 幾つ か の 絵 を 展覧 会場 で 見 て い て 、 自分 なり に 其 々 に ^ うけ 入れ て いる よう な 大家 たち も 席 を つらね て いる 。
0507,278,4: 親切 を 親切 として ^ うけ 入れ られ ない 事 の ある 世の中 、 それ は 実に 悲しい こと で ある 。
0545,167,9: おれ は それ を 肯定 し 、 それ を ^ 受け 容れよ う 、 拒否 は すべて 卑怯 だ 。
0566,262,31: 近所 の お上 さん たち の 間 だけ の 他愛 も ない 噂 だっ た が 、 実状 に ふさわしく ない その 噂 が 、 何 の 矛盾 も なく 、 ^ 受け 容れ られ て い た の で ある 。
0571,311,10:   久子 の その 申し出 を 田宮 は 素直 に ^ 受け 容れ て 、 この 山奥 の 丸沼 温泉 に 来 た 。
0576,159,17: 川原 一家 が 去っ た あと に は 、 人数 も 一 名 多い 牧田 一家 を ^ 受け 容れる こと を 、 苦 も なく 承知 し て しまっ た 。
0590,437,18: 彼女 の 盲目 な 肉体 は 、 また 彼 の 萎靡 し た 精神 は 、 それ を ^ 受け 容れ 得る かも 知れ なかっ た 。
0866,2278,17: 組合 側 の 要求 を 一部 抑える と みせ て 、 実は これ を 全面 的 に ^ 受け 容れ 、 経営 者 側 から 自発 的 に 重役 を はじめ 幹部 級 の 引退 乃至 減俸 の 声明 を 出さ せ た の で ある 。
0866,3236,38: なんびと も 、 現に 、 どんな 程度 に しろ 、 心 の 奥底 に 分ち もつ て い ながら 、 それ が 、 なんらかの 形 に 現れ 、 互いに それ を それ と し て 、 素直 に ^ 受け 容れる 機会 が ない かぎり 、 愛情 は 、 かえ つ て 、 わずらわしい 束縛 、 抵抗 と なる か 、 さもなければ 、 永久 に 冷たい 人生 の 壁 な の で ある 。
0877,264,35:   君 の 言葉 を 藉 り る と 、 現在 の 新劇 は 、 もはや 新劇 と は 言え ない 殻 の なか に 閉じ 籠り 、 外部 から の 刺戟 も 素直 に ^ 受け 容れよ う と せ ず 、 まして 、 自発 的 に 飛躍 を 試みよ う と する 意欲 は 薬 に し たく も なくなっ て いる 、 という の です ね 。
0877,304,14:   ただ 、 「 新しい もの 」 へ の 関心 と 、 それ を ^ 受け 容れる 寛大 さ だけ で 、 いい 芝居 は でき ない という 自覚 は 、 それほど 吹聴 する 値打ち の ない 発見 です 。
0877,354,54:   しかも 、 この 場合 、 基礎 的 教育 と いい 、 訓練 と いい 、 如何なる 方法 が とら れよ う とも 、 必ず 可能 性 の 限界 が あっ て 、 例えば どんな 理想 に 近い 教育 が 行わ れ て も 、 訓練 が 施さ れ て も 、 それ を ^ 受け 容れる 側 の 素質 によって 著しい 効果 の 差 が 生じる ばかり で なく 、 また 、 同時に 、 ある ひとつ の 技術 的 な 部分 を 取りあげ て み て も 、 その 部分 の なか に 、 更に 、 正確 に 「 教授 し 」 得る 部分 と 、 常に 漠然と しか 「 指示 し 」 得 ない 部分 と が あり 、 これ が 混同 さ れる と 、 指導 する 側 から いっ て も 、 指導 さ れる 者 の 立場 から いっ て も 、 しばしば 大きな 誤算 が 生れる 結果 に なり ます 。
0983,531,45: この あたり まで の 歌 や 音楽 の 調子 は 、 最初 は 単音 の それ が 次第に ポリフォニイ に なり 、 それ が 暗く なっ たり 明るく なっ たり する が 、 いずれ に し て も 古い 日本 の 民謡 を そのまま に ^ 受け 容れ た 、 したがって 基本 的 に 単純 な 懐古 的 な 調子 で ある 。
1007,219,23: 世慣れ た 人 の よう に よけい なお 世辞 など は 一つ も 言わ なかっ た が 、 しかし 好意 は 素直 に ^ 受け 容れ て 感謝 し 、 感嘆 す べき もの は 素直 に 感嘆 し 、 いかにも 自然 な 態度 で あっ た 。
1041,1466,23:   ブルース が リズム ・ アンド ・ ブルース に まで 進展 し ながら 、 その ときどき の 時代 の なか で 白人 に ^ うけ 入れ られ て いく 歴史 は 、 白人 に 真似 さ れ て いく 歴史 だっ た 。
1041,2560,11: かわいらしい 感じ だっ た 彼 は まず 好感 を 持っ て ^ うけ 入れ られ 、 シンギング・スタイル とともに 、 音楽 的 、 文学 的 才能 は 、 誰 の 目 に もとまっ た 。
1046,43,44: 青銅器 の 製作 と 使用 と の 始まっ た の は 前 一 世紀 の 末 の ころ で あっ た らしく 、 その後 も かなり 長い 間 は いわゆる 金石 併用 時代 で あっ た が 、 ともかく も シナ の 文物 を ^ うけ 入れる こと に なっ た 地方 の 小 国家 の 君主 は それ によって 、 彼ら の 権威 を も その 富 を も 加える こと が でき た 。
1047,27,70: また 第 二 について は 、 学問 的 研究 その こと が いま 述べ た よう な 状態 で ある ため に 、 誤っ た 知識 を 正そ う と する その 正しい 知識 が 十分 に でき上がっ て い ない し 、 よし それ が 或 る 程度 に でき て いる と する に し て も 、 一般 世間 に は それ を 理解 し それ を ^ うけ 入れる だけ の 準備 が でき て い ず 、 そう し て また 一方 で は 、 権力 の 抑圧 が 解か れ 恣 な 言論 が 声 を ひそめ た に し て も 、 その 根柢 と なっ て い た 固陋 な 思想 なり 考え かた なり は 急 に なくなっ て は しまわ ない ので 、 それ が 何らかの 形 において 正しい 知識 の 理解 を 拘束 する で あろ う から で ある 。
1136,204,60: H は 亡くなっ た 由紀子 とも 親しく 、 音楽 学校 に いる ころ は 、 卓二 と 首席 を 争っ た 秀才 でし た が 、 卓二 が 流行 作曲 家 として メキメキ と 浮世 的 に 成功 し て 行っ た の に対して 、 H は 融通 の きか ない ピアニスト で あっ た 上 、 一向 人 に ^ 受け 容れ られ そう も ない 芸術 的 な ピアノ 曲 など を 作っ て 、 何時 まで 経っ て も 貧乏 な 、 一 ピアニスト で 甘んじ て いる といった 風 の 男 でし た 。

逃げ込む

(逃げる.込む)
延べ語数: 51

0068,291,14: 少年 は 近く の S 駅 の 事務 員 らしく 、 事務 室 に ^ 逃げ こん だ の を 、 桂子 は 後 を 追う 。
0081,3067,10: 「 僕ら も おどろい て 、 洞穴 の 中 へ ^ 逃げ こん で い た 時 だ 」
0082,2499,6: あいつ ら は その 部屋 へ ^ 逃げ こん で 、 中 から 鍵 を かけ おっ た な 。
0087,1257,21: 「 それで わし は 、 すぐ 蒲団 から 出る と わし の 枕 を 抱え て 、 押入れ の 中 に ^ 逃げ こみ まし た 。
0089,733,18:   と 、 八木 君 は 声 を あげ て 、 地下道 を また 奥 の 方 へ ^ 逃げ こん だ 。
0141,10361,8:   ワルシャワ の あの 広場 の カフェー に ^ 逃げ こん だ とき の 女 二 人 の 自分 たち の 姿 を 伸子 は 思い 浮べ た 。
0141,11221,17: 伸子 が 思い出し た の は ワルシャワ の メーデー の 朝 、 素子 と 二 人 で ^ 逃げ こん だ カフェー に い た 男 たち の もっ て い た 感じ だっ た 。
0141,13414,33:   くっ 、 という むせび泣き の 声 と 一緒 に つや子 が くるり と 向き なおっ て 、 廊下 ご し に 客室 と 向い あっ て いる 自分 の 小 部屋 へ ^ 逃げ こん で しまっ た 。
0141,16407,5: 伸子 と 素子 と が ^ 逃げ こん だ カフェー の ショウ ・ ウィンドウ の ガラス に 押しつけ られ て 、 変 に 薄 べ っ たく 血の気 を 失っ て 見え た 無 帽 の 若い 男 の 横顔 。
0561,4,8:   雨 を 避け て その 木陰 に ^ 逃げ こん だ の で は 、 勿論 なかっ た 。
0624,52,48: 気違い の 方 は 我家 の 如く に 堂々 と 侵入 し て き て 家鴨 に 石 を ぶつけ たり 豚 の 頬 っ ぺた を 突き 廻し たり し て いる の だ が 、 白痴 の 女 は 音 も なく 影 の 如く に ^ 逃げ こん で き て 豚 小屋 の 蔭 に 息 を ひそめ て いる の で あっ た 。
0624,93,15: 伊沢 は 問わ ず に 事情 を さとり 、 多分 叱ら れ て 思い余っ て ^ 逃げ こん で 来 た の だろ う と 思っ た から 、 無益 な 怯え を なるべく 与え ぬ 配慮 によって 質問 を 省略 し 、 いつ ごろ どこ から 這入っ て き た か という こと だけ を 訊ねる と 、 女 は 訳 の 分ら ぬ こと を あれこれ ブツブツ 言っ た あげく 、 片腕 を まくり あげ て 、 その 一 ヶ所 を なで て ( そこ に は カスリ 傷 が つい て い た ) 、 私 、 痛い の 、 とか 、 今 も 痛む の 、 とか 、 さっき も 痛かっ た の 、 とか 、 色々 時間 を こまかく 区切っ て いる ので 、 ともかく 夜 に なっ て から 窓 から 這入っ た こと が 分っ た 。
0624,107,51: 手荒く 押入 を 開け放し て あなた は 何 を 勘違い を し て いる の です か 、 あれ ほど 説明 も し て いる のに 押入 へ 這入っ て 戸 を しめる など と は 人 を 侮辱 する も 甚 しい 、 それほど 信用 でき ない 家 へ なぜ ^ 逃げ こん で き た の です か 、 それ は 人 を 愚弄 し 、 私 の 人格 に 不当 な 恥 を 与え 、 まるで あなた が 何 か 被害 者 の よう で は あり ませ ん か 、 茶番 も いい 加減 に し た ま え 。
0625,40,15:   そして 大和 から 追わ れ た 嫡流 の 皇子 は 故郷 たる ヒダ へ ^ 逃げ こん で 戦っ て 亡 さ れ まし た 。
0627,207,16:   もとより 正一郎 は レーダー の 威力 を 知っ て いる から 、 この 山奥 へ ^ 逃げ こん で 、 戦車 に 体当り の 下界 の モロモロ の 低 脳 ども を 冷やか に 見下し て い た の で ある が 、 カメ に 虚 を つかれ て 逆上 し た 。
0639,18,49: 麦 は 国民 の イノチ の もと で ある かも 知れ ぬ が 、 その 麦 を 大事 に する の は 国民 の イノチ が 大事 だ から で 、 私 自身 は つまり その 国民 で あり 、 その イノチ の 難 を さけ て 麦畑 へ ^ 逃げ こん で いる 次第 な の だ が 、 この 先生 は 、 国民 の イノチ より も 麦 の イノチ を 大事 に し て いる 錯倒 に とんと 気 が つか ず 、 血相 変え て 私 の 胸倉 を つかん で 、 とっちめ て いる の で ある 。
0646,175,50:   これ が 度 かさなる と 、 なんだか 、 私 が 口説い て 追い廻し て 、 逃げ 廻ら れ 、 振ら れ て いる よう な 様子 で 、 妹 も 不審 な 顔 を し はじめ て き た から 、 私 も 我慢 が でき なく なり 、 ^ 逃げ こん で ピシャリ と しめ た 女中 部屋 の 障子 を あけ て 、
0649,257,21: 一時 に 気 が 違っ た よう に 怖く なっ て 、 子供 を 両手 に ひきずっ て 、 防空壕 へ ^ 逃げ こん だ の よ 。
0672,145,11: 戦争 が 本土 で はじまる こと に なっ たら 山奥 へ ^ 逃げ こん で も 助かる つもり で い た が 、 まだ 空襲 の 始まら ぬ 時 だっ た ので 、 遊び場 の ない 田舎 へ 落ちのびる 気持 に も なら なかっ た 。
0682,488,18:   この 報 を きく と 、 道三 は ただちに 手兵 を まとめ て 美濃 の 山中 へ ^ 逃げ こん だ 。
0682,491,12:   道三 が 義龍 に 城 を とら れ て 山中 へ ^ 逃げ こん だ から 、 それ まで 鳴り を しずめ て い た 信長 の 敵 は 色めき はじめ た 。
0702,426,15: リンゴ 園 で それ を 見 た 中平 は いそい で 家 の 中 へ ^ 逃げ こん で 、 壁 の 二 連発 銃 を はずし 、 それ を 膝 に のせ て ガタガタ ふるえ て 坐っ て い た 。
0715,81,18: 或 る 時 、 人 を 殺し まし て 、 役人 に 追わ れ て 、 お寺 へ ^ 逃げ こみ まし た 。
0742,196,4: そして トップ の まま ^ 逃げ こん で 、 優勝 し て しも う 。
0744,72,61:   こう なっ て から は 、 碁 席 の 方 へ も 、 乾 分 の インチキ 薬 売り や 、 その サクラ や 、 八卦見 や 療養 師 や 、 インチキ・アンマ や 、 目 附 の 悪い の が くる よう に なり 、 彼ら が 昼間 くる 時 は カリコミ が あっ た 時 で 、 一時しのぎ に ^ 逃げ こん で いる の だ から 、 ソワソワ と 落 付か ず 、 碁 は ウワ の 空 で 、 階下 で ゴトリ と 音 が する たび 、 腰 を うかし て 顔色 を 変える 。
0754,498,21: しかし 、 まさかの 用意 に 、 鍋 釜 、 フトン で も 分散 し とい て 、 イザ という とき 、 ^ 逃げ こも う という 算段 でし たら 、 あの 鶏 小屋 を あなた に 開け 渡し て あげ ます 」
0774,567,17: 飛 龍 座 へ 到着 匆々 小山田 に 抱きすくめ られ て 夢 之 助 の 部屋 へ ^ 逃げ こみ 、 ちょ ッ と 伏せっ た の です が 、 ヤス が 主人 の 姿 が 見え ない と 云っ て 騒ぎだし た の が 午後 一 時 ごろ 。
0777,301,21: しばし し て 、 人 に 顔色 を さとら れ ぬ うち と 座 を 立っ て 、 わが 部屋 へ ^ 逃げ こん だ が 、 その 踏む 足 も ウワ の 空 、 宙 を 踏む 夢心地 で ある 。
0782,287,41:   カモ 七 から 話 を きい て オタツ は 怒っ て ナガレ 目 の ウチ へ かけあい に 行っ た から 、 ナガレ 目 は オタツ の 怪力 に ひねら れ て は イノチ に かかわる から 駐在 所 へ ^ 逃げ こん だ 。
0787,371,23: 神 の 子孫 は 若干 の 古文書 だけ から くも フトコロ に 、 少数 の 従者 を したがえ て 山 の 中 へ ^ 逃げ こん だ 。
0787,376,72: オーカミイナリ は この 神社 も 、 ミカ 神社 も 、 北向 明神 も みんな 自分 の 配下 で 、 北向 明神 という の は 坂上田村麻呂 の 創建 と いう が 、 実際 は 臣下 の 子孫 が 何 々 党 を たて て 遂に 神 の 子孫 を 追う に 至っ た とき 、 神 の 子孫 は 従者 に 多く の 黄金 を 背負わ せ て 、 いったん 赤城 山中 へ ^ 逃げ こん だ 。
0792,881,45: そこ へ セラダ が 本日 こそ は と 意気 高らか に 乗りこん で き て 、 寝 みだれ 姿 も 物 か は 、 いきなり 哀願 泣訴 の 意気ごみ を 見せ た もの です から 、 小夜子 サン は アラーッ 、 キャーッ と 部屋 へ ^ 逃げ こん で 障子 を バッタリ しめ て 、
0806,423,9: 井戸 が なけれ ば 、 川 の 中 へ ^ 逃げ こむ 以外 に 手 が ない から 、 カメ は 人々 の 手 の 下 を くぐっ て 、 一目散 に 逃げる 。
0845,253,7: 「 先夜 、 この 邸 内 へ ^ 逃げ こん で 行方 不明 に なっ た ある 事件 の 容疑 者 の こと で 、 助言 し て いただけ たら と お 伺い し た ん です けど 、 御 主人 に 会わ せ て いただき たい の です が 」
0845,286,7: 「 先夜 、 この 邸 内 へ ^ 逃げ こん だ まま 行方 が 消え て しまっ た 容疑 者 の こと な ん です けど 、 その とき 庭 に 放さ れ て い た はず の ドーベルマン と シェパード が 闖入 者 を 見逃し た 理由 が 分ら ない の です 」
0845,315,5: 実は この 邸 内 へ ^ 逃げ こん だ 容疑 者 という の は 、 密輸 品 売買 の 容疑 者 な の です 。
0845,432,5: 陳 の 庭 内 へ ^ 逃げ こん だ の は 、 男装 し た 女 だっ た に 相違 ない 。
0845,444,6: とにかく 、 あの 邸 内 へ ^ 逃げ こん だ 男 の 顔 は オレ だけ が 見 て いる の だ から な 。
0943,306,12: 押原 右 内 は 男坂 を はね 越し 、 新花 町 へ ^ 逃げ こん だ が 、 そこ で 仕留め られ た 。
0947,531,25:   台風 が 来 そう に なる と 、 海 に むい た 広縁 の 雨戸 に スジ カイ を 打っ て 、 ここ へ ^ 逃げ こむ 。
0947,1622,41: 「 ドライヴ なんか やめ て 、 家 へ 帰ろ う と 言っ たら 、 それでも 、 渋々 、 車 を かえし た けど 、 国道 の 分れ道 で 中村 に 会っ たら 、 ハンドル を 切っ て 、 こんな ところ へ ^ 逃げ こん で 」
0947,2583,84: 「 そこ に いる 水上 さん とこ へ 、 何 億 という 財産 が ころげこん で … … そうしたら 、 水上 さん の 叔母 テキ だの 、 山岸 という 弁護士 だの 、 坂田 とかいう アメリカ くずれ だの 、 それから 、 秋川 という 大 金持 だの 、 その 息子 だの 、 欲 の 皮 の つっぱっ た やつ ら が 、 総 がかり に なっ て 、 ひったくり に かかっ た ので 、 水上 さん は 切なく なっ て 、 お シヅ の ところ へ ^ 逃げ こん で き て 、 お シヅ と ウィルソン に 、 身柄 は 任せる から よろしく たのむ と 、 委任 状 を 渡し た ん だって … … あたし の 聞い た ところ じゃ 、 それ が 、 ウラニウム 籤 の モト に なる 話 な ん です 」
0948,1134,23:   久美子 は 声 に なら ない 声 で 悲鳴 を あげ ながら 、 片 闇 に なっ た 階段 の 下 へ ^ 逃げ こん だ 。
0989,2168,11: 人殺し の 兇状 持ち の 男 が 洲崎 の 遊廓 に ^ 逃げ こん だ 。
0995,1406,27:   好き か ってな こと を し て —— 悪い こと の ありったけ を 尽し て 、 そい で 、 追いかけ られ て 、 こんな ところ に ^ 逃げ こん で 来 て —— そんな こと は なに ひとこと 私 に は いわ ない ど い て —— うまい こと 人 を だまし て 連れ出し て 、 こんな 、 こんな ところ に 引きずりこん で —— ぜんたい 、 どう し て くれる の よ !
1050,212,19: 近 よっ て みる と 死ん だ 妻 だっ た ので 、 捕えよ う と する と アフンルパロ に ^ 逃げ こん で しまっ た 。
1050,238,52: 狂喜 し て 磯 に 飛び 上っ た ところ 、 女 は びっくり し て 後 も 見 ず に 逃げだし た ので 、 若者 は 大声 で 女 の 名 を 呼び ながら 追って 行く と 、 女 は 日ごろ 人々 が 恐れ て 近 よら ぬ 洞窟 の 中 へ ^ 逃げ こん だ 。
1050,267,18: むかし 、 二 匹 の 犬 が 熊 を 追っ た ところ 、 熊 は この 中 に ^ 逃げ こん だ ので 二 匹 の 犬 も 続い て 中 に 入っ て 行っ た が 、 一 匹 は 熊 を 追って アカン の ふもと へ 抜ける こと が でき た けれども 、 もう 一 匹 の 方 は ついに 出 て こ なかっ た 。
1072,5006,47: 十 六 弁 の 裏 菊 の 紋 の つい た 大 提灯 が ほのか に 明り を 投げ て いる 寛永寺 裏門 の 袖 塀 を かすめ 、 小さい 潜り 門 の うち へ 、 お 袖 の す がた は 、 吸いこま れる よう に ^ 逃げ こん で い た 。
1073,4522,11:   良正 は 、 あわて て 、 味方 の 中 へ ^ 逃げ こん だ 。
1073,5845,15:   さき に は 、 将門 の 復讐 に 会っ て 、 弓 袋山 へ ^ 逃げ こみ 、 からく も 彼 の 襲撃 から 遁 れ た が 、 帰っ て みる と 、 羽鳥 の 館 も 、 附近 一帯 の 民家 から 屯 倉 まで 、 一夜 に 、 焼野 原 と 化し て いる 。

追い出す

(追う.出す)
延べ語数: 50

0034,112,33: お きみ 婆さん は 昔 大阪 の 二 等 俳優 の 細君 でし た が 、 芸者 上り の 妾 の ため に 二 人 も 子 の ある 堀江 の 家 を ^ 追い ださ れ て 、 今日 まで 二 十 五 年 の 歳月 、 その 二 人 の 子 の 継子 の 身の上 を 思いつめ ながら 野 堂 町 の 歯ブラシ 職人 の 二 階 を 借り て 、 一 人 さびしく 暮し て き た という 女 でし た から 、 頼ま れ も せ ぬ のに 八尾 の 田舎 まで 私 を 迎え に 来 て くれ た の も 、 また うま の 合わ ぬ 浜子 に 煙たがら れる の も 承知 で 何かと 円 団 治 の 家 の 世話 を 焼き に 来る の も 、 ただ の 親切 だけ で なく 、 自分 で は それ と 気づか ぬ 何 か 残酷 めい た 好奇 心 に 釣ら れ て の こと かも しれ ませ ん 。
0034,131,35: あ ほ ぬかせ と 私 は 本当に し なかっ た が 、 翌 る 日 おき み 婆さん が いそいそ と やってき て 言う の に は 、 喜び イ 、 喜び イ 、 とうとう ^ 追い ださ れ よっ た ぜ 。
0034,132,12: 浜子 は 継子 の 私 を 苛め た 罰 に 父 に ^ 追い ださ れ て しも うた と 言う の です が 、 私 は 父 が そんなに 自分 の こと を 思っ て くれ て いる と は なぜ か 思え なかっ た 。
0059,517,51: 「 部屋 」 という の は 散髪 の 職人 の 組合 の よう な もの で 、 口入れ も 兼ね 、 どこ の 店 で 働く に し て も それぞれ の 「 部屋 」 の 紹介 状 が なけれ ば 雇っ て くれ ない 、 だから 「 部屋 」 を ^ 追い ださ れ た 自分 は ごらん の 通り の ルンペン に なっ て いる が 、 今度 新しく 別 の 「 部屋 」 に 入れ て 貰う こと に なっ た ので 非常 に 喜ん で いる 、 ところが 「 部屋 」 に は いる に は 二 百 円 の 保証 金 が いる 、 働い て 返す から 一時 立て替え て 貰え ない だろ う か と 言う 。
0080,2553,8: でなければ 、 わたし は すぐさま 検事 たち を ^ 追い だす から 、 その つもり で 」
0082,2535,15: 「 よし 、 それでは すぐ に 圧縮 空気 を 吹き こん で 、 毒ガス を ^ 追い だせ 」
0618,250,3: それほど オレ が ^ 追い だし たい の か 。
0618,251,11: 三 ヵ年 の 手当 に まさる 黄金 を 与え て まで ^ 追い だし たい ほど 、 オレ が 不要 な タクミ な の か 。
0619,9,4: 田舎 の 中学 を ^ 追い ださ れ て 、 東京 の 不良 少年 の 集る 中学 へ 入学 し て 、 そこ でも 私 が 欠席 の 筆頭 で あっ た が 、 やっぱり 映画 を 見 に 行く など という こと は 稀 で 、 学校 の 裏 の 墓地 や 雑司ヶ谷 の 墓地 の 奥 の 囚人 墓地 という 木立 に かこま れ た 一 段歩 ほど の 草原 で ねころん で い た 。
0624,11,36:   この 路地 の 出口 に 煙草 屋 が あっ て 、 五 十 五 という 婆さん が 白粉 つけ て 住ん で おり 、 七 人 目 とか 八 人 目 とか の 情夫 を ^ 追い だし て 、 その 代り を 中年 の 坊主 に しよ う か 矢 張り 中年 の 何 屋 だ か に しよ う か と 煩悶 中 の 由 で あり 、 若い 男 が 裏口 から 煙草 を 買い に 行く と 幾つ か 売っ て くれる 由 で ( 但し 闇値 ) 先生 ( 伊沢 の こと ) も 裏口 から 行っ て ごらん なさい と 仕立 屋 が 言う の だ が 、 あいにく 伊沢 は 勤め先 で 特配 が ある ので 婆さん の 世話 に なら ず に すん で い た 。
0625,34,11: なぜなら 大和 飛鳥 へ 進出 し て そこ の 王様 を ^ 追い だし て 中原 を 定め た の は ヒダ の 王様 で あり まし た 。
0627,109,0: ^ 追い ださ れる まで 居る 気 な の だ 。
0635,32,17:   と 、 にわかに 勇み立っ て 、 自分 の アトリエ みたい に 心得 て 、 私 を ^ 追い だし て しまっ た 。
0646,200,10: あんな 不潔 な 、 可愛 げ の ない 奴 、 ^ 追い だし て しまえ 」
0702,42,4: 彼 を 風呂 から ^ 追い だす と キチガイ の 一家 は 楽 に 入浴 が たのしめる の だ 。
0708,294,56:   油 を 売り ながら 兵法 に 心 を そ ゝ ぎ 、 昔 の 坊主 仲間 の 南陽 房 に たよっ て 、 美濃 の 長井 の 家来 と なり 、 長井 を 殺し 、 長井 の 主人 の 土岐 氏 から 聟 を もらっ て 、 その 聟 を 毒殺 、 土岐 氏 を ^ 追い だし て 、 美濃 一 国 の 主人 と なっ て 、 岐阜 稲葉山 の 城 に よっ た 。
0709,77,34:   話 の 筋 が 通る うち はい ゝ けれども 、 酔っ払う と 、 こんな 店 は キライ だ 、 と 怒り だし て 、 店 の オヤジ と 喧嘩 に なっ て 、 ^ 追い ださ れ て しまう 。
0731,126,3:   と 、 ^ 追い ださ れ て しまっ た 。
0744,0,40:   わが 経 来り し 人生 を 回想 する という 年 で も ない が 、 子供 の ころ は 類例 稀 れ な 暴れん 坊 で 、 親 を 泣かせ 、 先生 を 泣かせ 、 郷里 の 中学 を ^ 追い ださ れ て 上京 し て も 、 入れ て くれる 学校 を 探す の に 苦労 し た 。
0744,3,1:   ^ 追い ださ れる の は 仕方 が ない 。
0744,197,15: 勘定 が 足り なく て 、 時計 や 上衣 を カタ に とら れ て ^ 追い ださ れる 。
0759,7209,12: ですが 、 宿 なし の 女の子 たち を 、 この 部屋 から ^ 追い ださ ない で 下さい 。
0772,272,17: 芳男 と 修作 は 前 の 番頭 の 加 助 が 煙たい から 、 ワナ にかけて 、 ^ 追い だし た という 説 が ある ね 」
0772,290,6: 藤 兵衛 が 加 助 を ^ 追い だし た こと を 後悔 し て 、 彼 を よびよせ て 何事 か 密談 し た という こと は 、 お 槙 、 芳男 、 修作 の 三 名 にとって 、 容易 なら ぬ 危機 で ある 。
0772,669,33: なぜ なら ば 重なる 悪事 を 見破ら れ て 信用 を 失っ た 上 に 、 折 よく 芳男 と お 槙 の 姦通 が 見破ら れ て 縁切り を さ れ て ^ 追い ださ れる こと を 藤 兵衛 の 口 から 知っ た から です 。
0772,672,13: 主家 へ 帰参 する こと に なり 、 入れ替っ て 、 自分 が ^ 追い ださ れる という 話 など を し て 主従 むつまじく 昔日 の 親しい 仲 に 戻っ て おる 。
0778,385,5: 怒る なら 、 また 、 ^ 追い だす なら 、 みんな 一 まとめ に 追い だす こと だ 。
0778,385,13: 怒る なら 、 また 、 追い だす なら 、 みんな 一 まとめ に ^ 追い だす こと だ 。
0778,415,13: それ を タテ に とれ ば 、 お 米 だの お 源 なんぞ ^ 追い だす の は ワケ は ありゃ ア し ませ ん と さ 。
0802,526,10: どんなに からかわ れ て も この 金 を やっ て ^ 追い だす 以外 に 手 が なかっ た 」
0809,207,3:   と 、 ^ 追い だし て しまう 。
0851,193,3: そして 学校 を ^ 追い ださ れ た の で ある 。
0852,39,12: 私 は 新潟 中学 という ところ を 三 年生 の 夏 に ^ 追い ださ れ た の だ が 、 その とき 、 学校 の 机 の 蓋 の 裏側 に 、 余 は 偉大 なる 落伍 者 と なっ て いつ の 日 か 歴史 の 中 に よみがえる で あろ う と 、 キザ な こと を 彫っ て き た 。
0852,206,14:   ところが 私 は 散々 で 、 私 は スタンド の 気違い 女 に ^ 追い ださ れ て しまっ た の で ある 。
0852,326,8:   私 は あの 夜 更に スタンド を ^ 追い ださ れ て 以来 、 その 店 へ 酒 を 飲み に 行か なかっ た 。
0852,480,7: それ が 分る と 、 男 に ^ 追い ださ れ て しまっ た の だ 。
0853,84,16: けれども 庄吉 は 酔っ払う と 必ず ここ へ 乗りつけ て 、 前後 不覚 に 口説き 、 ^ 追い ださ れ 、 借金 サイソク の 書状 や コック が 露骨 に くる 。
0853,89,0: ^ 追い ださ れる 、 不撓 不屈 、 ついに 疲れ て 自然 に ノビ て しまう まで 、 くりかえす 。
0947,1532,5: こんな かっこう で 家 から ^ 追い だそ う って 言う の ?
0947,1695,15:   西荻 窪 の 植木 屋 の 離 屋 は 、 間代 を ため て ^ 追い ださ れ 、 行き どころ が なく て 困っ て い た とき 、 大矢 シヅ に この アパート に 連れこま れ 、 底抜け に ひと の いい シヅ に 養わ れる よう に なっ て から 、 もう 二 ヵ月 に なる 。
0947,2102,3: 「 また 、 ^ 追い だす ?
0947,2114,14: 「 西荻 窪 の 植木 屋 の 離 屋 から 、 サト子 さん を ^ 追い だし た の も ?
0947,2152,22: それなのに 、 着 た っきり に なっ て 帰っ て き た ご 尊父 を 、 座敷 に も あげ ず に ^ 追い だし て しまっ た 」
0947,2157,3: 「 あたし が ^ 追い ださ なかっ たら 、 恵那 へ 帰ら なかっ た はず だ し 、 ウラニウム に も 、 ぶち あたら なかっ た … … 感謝 し て いい わけ じゃ ない かしら 」
0947,3309,11: 日 独 協会 なんか じゃ 、 ナチ の 系統 など は ^ 追い だし て しまえ なんて 、 騒い で いる という こと だ が 」
0951,151,12: 死 に でも する ほか 、 汚 ない もの を 身体 から ^ 追い だし て やる こと が でき ない 。
0953,129,16: 保 嗣が 急 に 浪花 へ 下っ た の は 、 朝霞 が 細工 し て ^ 追い だし た の だ と 一 図 に 思いつめ 、 うらめし さ の あまり 、 朝霞 と 保 平 の こと を ある こと ない こと 泰文 に 告げ口 し た 。
0953,154,12:   天羽 を おろす と 、 あぶれ者 ども を 車 部屋 から ^ 追い だし 、 天羽 と 二 人 だけ 残っ た 。
0954,145,18: それ は あたりまえ の こと な んで 、 婆 ァ うるさい 、 日本 へ 帰れ って アパート から ^ 追い ださ れ て しまっ た けど 、 うるさ がら せ に 行っ た あたし の ほう が 悪い ん だ から 、 文句 を いう セキ なんか あり は し ない 。
0995,837,3: 村 子   ^ 追い ださ れ た ?

忍び込む

(忍ぶ.込む)
延べ語数: 48

0078,106,49:   それ によって 、 探偵 は 家中 を 調べ 、 雇人 について 正し た が 、 その 結果 分っ た こと は 、 伯爵 は 嘘 を つい て いる の で は ない 、 雇人 たち も この 犯罪 に 関係 し て い ない 、 賊 が ^ 忍び こん だ ところ は 調理 室 の 窓 から で あっ て 、 そこ に は 有り得 べから ざる ところ に 犯人 の ゴム 靴 の 足跡 が かすか に 残り 、 また 棚 の ところ に は 犯人 の 手袋 の 跡 が 残っ て い た 。
0078,297,18:   その ため か どう か 分ら ない が 、 遂に 北岡 邸 へ 例 の 怪盗 が ^ 忍び こん だ 。
0082,1604,12: それでは 今 夜半 を 期し て 、 研究所 の 最 地階 へ ^ 忍び こむ こと に しよ う 」
0082,2323,8: 自分 たち が 、 こうして 地下 室 へ ^ 忍び こん で 、 サル に なっ た 本物 の 谷 博士 と 話 を し て いる ところ など を 見 られ たら 、 とうてい 命 は ある はず が ない !
0166,61,33: そして 、 いつぞや の 早 まわり で 賞品 と し て もらっ た 小型 フォード に のりこみ 、 ミュンヘン に 潜入 し 、 危険 を おかし て ひとたび は すて た 家 に ^ 忍び こん だ 。
0305,3,25: シロウト の 強盗 は 昔 から こわい と いわ れ て き た の は 、 ただ で さえ おびえ て 人 の 家 へ ^ 忍び こん だ 者 が 相手 に 眼 を さまさ れ て 、 こわ さ で 夢中 に なっ て 相手 を 殺傷 する から で あっ た 。
0554,918,24: その 放心 という か 、 瞑想 という か 、 沈思 という か 、 その よう な 折 の あなた の 胸 の 中 に ^ 忍び こん で 、 その 奥底 を 私 は 打診 し たかっ た の です が 、 やめ まし た 。
0554,920,18: けれど 、 こんど は 、 今後 は あなた の その 胸 の 中 に 、 私 は 遠慮なく ^ 忍び こん で 、 そこ に 手 を 触れ て み ます から 、 覚悟 し て いらっしゃい ませ 。
0597,4,10: 二つ が 妖しく 絡み あい 、 わたし の 胸 に ^ 忍び こみ 、 わたし の 心 を 緊 め つけ て … … 誘う の で ある 。
0688,341,12:   シシド 君 が イビキ を かき かき 唐紙 を あけ て ^ 忍び こん で 来 やし ない か と マンジリ と も し ない うち に 、 夏 の 夜 が 明け はじめ た 。
0702,109,23: 三吉 は アイビキ の 後 登志 に 送ら れ て ま ッ すぐ 帰宅 し た から 、 犯人 は アイビキ 中 に ^ 忍び こん だ こと が 分っ た だけ で 、 中平 の 入浴 は その 「 鉢 の 木 」 の おかげ で 部落 の 誰 に も 分っ て い た の だ から 、 留守番 の アイビキ 中 に 楽々 と 盗む チャンス は 部落 の 全員 に あっ た の で ある 。
0731,354,9: 誰 だって 、 知ら ない ウチ へ 泥棒 に ^ 忍び こむ の は 、 気心 が 知れ なく ッ て 、 第 一 勝手 が 分ら なくっ て 、 薄 気味 が 悪い じゃ ない か 。
0743,138,23: ド テラ の 温泉 客 の フリ を 忘れ て 、 洋服 の まま 、 伊東 温泉 の 地下鉄 寮 という ところ へ ^ 忍び こん だ 。
0743,145,30: ほか に 雨戸 や 錠前 を こじあける ため の ペンチ その他 七 ツ 道具 一 式 持っ て い た が 、 七 ツ 道具 を 使っ て 夜陰 に ^ 忍び こむ の は 女 を つれ て い ない 時 で 、 機 に のぞみ 、 変 に 応じ て 、 手口 を 使い分け て い た が 、 結局 七 ツ 道具 の 有りふれ た 方法 など を 弄ん だ ため に 失敗 する に 至っ た の で ある 。
0759,6111,2: 泥棒 に ^ 忍び こん で 、 ビール を みつけ て 、 ヌキ 探し て ちゃ ア 、 フンヅカマ る でしょ う 」
0772,419,5: 「 どうも 、 誰か が ^ 忍び こん だ 様子 だ ねえ 。
0772,434,6: これ で は 益々 何者 が ^ 忍び こむ こと も 容易 で ある 。
0772,572,20: 「 加 助 は いったん 主家 を 辞去 する と 、 裏 から 塀 を のりこえ て 、 土蔵 へ ^ 忍び こん だの さ 。
0772,573,12: たぶん お 槙 と 芳男 の 叱ら れ て いる 最中 に ^ 忍び こん で 隣室 に 隠れ て い た の だろ う が 、 お 槙 と 芳男 が 三 行 り 半 と 勘当 を 云い わたさ れ て 立ち去る の を 見 すまし て 、 藤 兵衛 を 一 突き に 刺し殺し た の さ 。
0772,661,18: 土蔵 の 裏 の ゴミ箱 へ あがり 、 塀 に 手 を かけ て 、 なんなく 主家 へ ^ 忍び こん だ 。
0773,291,50: 「 私 は かね て カケコミ 教 に 大きな 憎しみ を もっ て おり まし た が 、 かほど 信者 の 心 を 奪い 去る 邪教 の 詐術 という もの を 一見 し たい と 思い 、 元々 か の 本殿 は 勝手 知っ たる わが家 です から 、 ふと ^ 忍び こん で み た の です 。
0776,726,11: お キン が わが 部屋 を 出 て 船長 室 に ^ 忍び こん だ 物音 は きこえ ない から 、 畑中 を 殺し 、 金庫 を ひらい て 真珠 を 奪い 、 再び わが 部屋 へ 戻っ た お キン を 、 清松 の 耳 は デッキ を 降り た 男 の 仕業 と きい て いる の さ 。
0776,727,24: 今日 まで は 、 これ を 八 十 吉 と 心得 て い た から 、 清松 は お キン の 留守 宅 に ^ 忍び こん で 、 再々 真珠 を 探し た の だ 。
0776,770,66: そこで ロウソク を ふき 消し 、 扉 を しめて 廊下 へ で まし た が 、 ええ 、 まま よ と 思い 、 すでに 船長 が 死ん で しまえ ば 怖い 者 は あり ませ ん し 、 それ が 八 十吉 君 を 殺し た 動機 で も あり ます から 、 にわかに 堪ら ない 気持 に なっ て お キン 夫人 の 寝室 へ ^ 忍び こん だ の です 。
0778,207,25: 暗い 井戸端 で フグ を 手造り し て い た 宮吉 の 姿 、 その 毒 を 隠し もっ て 二 号 の 家 へ ^ 忍び こん だに 相違 ない 怪人 物 の 姿 、 それ は お 米 の 姿 で も あれ ば 、 お 源 の 姿 で も ある し 、 花 亭 の 姿 でも あっ た 。
0781,354,29: 他 の 三 名 の 召使い が カミナリデンカン だ という こと を 一同 が 知っ て い た と する と 、 栃尾 が ある 目的 で ひそか に ^ 忍び こん だ と 疑う こと も できる 。
0782,263,67: その とき から クサレ 目 は オタツ に も クサレ 目 を うつし て やろ う と オタツ の 通りかかる の を 隠れ て 狙っ て い た が 、 オタツ に 組み伏せ られ て シマ 蛇 で 手足 と クビ を しばら れ て から は 、 オタツ の 目 が さめ て い て は 勝て ない と 知っ て 寝 て いる とき に ^ 忍び こん だ が 、 オタツ の イビキ が 大きい ので 、 ビックリ し て 逃げだす ところ を オタツ の オヤジ に 捕われ 、 クサレ 目 を オタツ に うつす ため だ と 分っ た から 、 馬 の クソ を 一 ツ 食え ば 帰し て やる と 言わ れ 、 食べる こと は でき ない から 甜める だけ で カン ベン し て くれ と たのん で 、 甜め て 帰し て もらい まし た 。
0783,147,22:   幸い あたり は 人通り が ない から 、 ベク 助 は そ ッ と 塀 を のりこえ て 邸 内 へ ^ 忍び こん だ 。
0783,511,2: 金三 は ^ 忍び こむ 五 忘 ら を 地下 の 密室 で 殺す 必要 が あっ た 。
0786,802,17: クラ ヤミ の 動作 に 熟練 し た 者 で なけれ ば 、 よそ の ウチ へ ^ 忍び こん で 人殺し を し て 、 タタミ や ネダ を あげ ながら 、 こんなに ムダ の ない 仕事 の 跡 を のこせる もの で は ない でしょ う 。
0788,300,23: 三 日 に あげ ず やって来 て ムリ に も 中 へ 入り た がる が 、 カギ が あれ ば 自由 に ^ 忍び こむ こと が できる 。
0788,739,25: 一番 のぞき たい の は この 部屋 です が 、 カギ が ない 上 に 、 女中 さん が 隣室 に ガン 張っ てる から ^ 忍び こむ わけ に 行き ませ ん でし た よ 」
0788,834,10: カギ を 盗ん だ 人 が 北 の ドア から ^ 忍び こん で 旦那 様 を 殺し た の だ と 思い ます 。
0788,932,12: つまり 、 カギ を 盗ん だ 犯人 は 、 陳列 室 へ ^ 忍び こむ ため に 盗ん だ の で は なく て 、 十 一 時 に オルゴール が 鳴っ て も ナミ子 が 中 へ はいれ ぬ よう に 盗ん で おい た の です 。
0794,714,5: ゆうべ 私 の 寝室 へ ^ 忍び こん で き て ね 、 私 が 蹴 とばし て やっ たら 、 女中 部屋 へ 行っ た ん です 。
0803,65,8:   ここ の ウチ へ 間抜け 泥棒 が ^ 忍び こむ より も 、 この オヤジ が 殺人 強盗 に 転ずる 率 が 多い の は 分り きっ た 話 じゃ ない か 。
0809,8,27: 殺気 と 殺気 の 中間 に はさまっ た 絹糸 の 細 さ ほど の ユルミ で ある が 、 そこ を 狙っ て 空気 の よう に ^ 忍び こむ 。
0819,116,11: しかし 長禄 元年 に 北朝 の 刺客 が この 村 に ^ 忍び こん で 自 天王 を 殺し 、 その 弟 の 宮 忠義 王 を も 殺し た 。
0820,124,18: アッ という ま に ベール を かけ られ 、 モヤモヤ と 襟 クビ へ 、 フトコロ へ と ^ 忍び こま れ て 、 にわかに 視界 を 失っ て モヤ の 中 に ただ 一 人 沈没 し て いる 。
0842,1231,40: ところが 当時 は 料亭 閉鎖 の 暗黒 時代 で ある から 、 レッキ と し た 新聞 社 の 宴会 だ と いう のに 、 クラ ヤミ の 裏 木戸 から コソコソ と 泥棒 の よう に 一 人 ずつ ^ 忍び こむ 。
0853,51,29: 転々 引越し 、 夜逃げ に 及び 、 居候 に 及び 、 鬼 涙 村 ( キナダムラ ) だの 風祭 村 など という ところ で 、 造り酒屋 の 酒倉 へ ^ 忍び こん で 夜陰 の 酒宴 に 成功 し たり し なかっ たり 、 借金 とり と 交驩 し たり 、 悪 虐無 道 の 因業 オヤジ と 一 戦 に 及び 、 一泡 ふか し たり ふかさ れ たり 、 そして 彼 の 女房 は 常に 嬉々 として 陣頭 に 立ち 、 能 なし ロク で なし の 宿六 を こづき 廻し たり する けれども 、 口笛 ふい て 林野 を ヒラヒラ 、 小川 に くしけずり 、 流れ に 足 を ひたし て 俗念 なき てい で ある 。
0947,2588,11: それ は 、 愛一郎 が 飯島 の 久慈 という 家 に ^ 忍び こん だ こと に も 、 叔母 の 熱海 行き に も 、 山岸 芳夫 と の 結婚 を おしつけ られ た こと に も 、 大矢 シヅ が 今日 まで 世話 を し て い た こと に も 、 すこし ずつ 関係 が ある らしい ふう だっ た 。
0951,142,7:   太郎 は 母 の フラット へ ^ 忍び こん で 、 ベット の 下 で 腹ばい に なっ て 寝 て い た 。
0953,87,89: 江口 の 遊女 で 亀 遊 と いい 、 南殿 で 桜花 の 宴 が あっ た とき 、 喜 春 楽 を 舞っ て 御感 に あずかっ た という 悧口 者 で 、 世間 で は 祇園女御 と 呼ん で い た が 、 毎月 、 月 初め の 三 日 、 清水寺 の 籠 堂 で お 籠り を する こと を 聞きつける と 、 走水 の 黒 鉄 という 鉢 叩き に 烏 面 を かぶせ 、 天狗 の 現形 で 籠 堂 の 闇 に ^ 忍び こま せ て 通じ させ た うえ 、 基 房 の 伽羅 の 珠 数 を そば に 落し て き た 。
1073,1299,5: 三 段 が まえ の ^ 忍び こみ で ある 。
1076,1657,15: それ が いつのまにか この 奄美 の 島 の 節 祭 の 古伝 の 中 に ^ 忍び こん で い た の で ある 。
1182,51,12: 地面 から 壁 を のぼり 三 階 の 窓 から 部屋 に ^ 忍び こみ
1183,108,9: そこで 服 を 脱ぎ捨てる と 、 つるりと 浴室 に ^ 忍び こむ 。

走り出す

(走る.出す)
延べ語数: 47

0060,8983,28:   マシン を 立ち 上げ た とき 、 画面 の 左上 から 右 に 流れ はじめる はず の オープニング メッセージ は 、 左下 から 真上 に 向かっ て ^ 走り だし て い た 。
0071,1478,19:   その 人 たち は 、 装甲車 の 中 に は いっ て 、 それ を 運転 し て ^ 走り だし た 。
0079,2526,10: すると 、 一度 自転車 に 、 人間 が のっ て ^ 走り だし さえ すれ ば 、 あと は 人間 が 足 を 使わ なく とも 、 チューブ の 圧力 で 、 いつ まで も 自転車 は 走っ て いく わけ な ん だ が 、 … … はて 、 どこ が 間違っ て いる の か しら ん 。
0080,1457,7:   検事 が 席 を 立っ て ^ 走り だし た ので 、 蜂 矢 は かれ の あと に したがわ ない わけ に いか なかっ た 。
0081,499,17:   風 が 残っ て い た ので 、 帆 が 出来る と 、 筏 は かるく ^ 走り だし た 。
0081,2291,19:   玉太郎 も 、 しゃがれ 声 を 出し て 、 マルタン 氏 の 先 に 立っ て 、 また ^ 走り だし た 。
0081,3613,3:   玉太郎 は ^ はしり 出し た 。
0089,1012,28:   その ため に 、 自分 は 怪 囚人 に 別れ て 、 急い で ガラス張り の 道路 を 、 怪 囚人 に 教え られ た とおり 、 ^ 走り だし た はず だっ た 。
0091,1497,12: 課長 の 眼 は その パンフレット の 各 頁 の 上 を ^ 走り だし た 。
0095,207,2: 車 は ^ 走り だし た 。
0095,1308,5:   彼 は 北 へ ^ 走り だし た 快速 貨物 船 の 甲板 に 立っ て 、 小さく なり 行く ワーナー 調査 隊 の 船団 の 姿 を 永い こと 見送っ て い た 。
0585,372,10: その 二 人 が 、 一息 つ くま に 、 ^ 走り だし まし た 。
0585,373,0: ^ 走り だし て 、 一散 に 逃げ て ゆき まし た 。
0613,347,6:   長老 が そう いい ざま ^ 走り だし た 。
0613,1368,11: 婦長 さん が 「 お ほほ ほほ 」 と 笑っ て ^ 走り だし た 。
0621,5,22: できるだけ 早く 花 の 下 から 逃げよ う と 思っ て 、 青い 木 や 枯れ木 の ある 方 へ 一目散 に ^ 走り だし た もの です 。
0624,338,9: 突然 、 もだえ 、 泣き 喚い て 盲目的 に ^ 走り だし そう だっ た 。
0639,29,30: 扉 に 外套 が ひっかかっ て いる 、 電車 が 動きだす 、 外套 を はさま れ た 男 は 止め て くれ 、 助け て くれ 、 と 電車 とともに ^ 走り だす 、 ホーム の 人 は ようやく 気づく 、 気づい た とき に は 男 は すでに ホーム を ひきずら れ て いる 、 ホーム の 人々 が ワアワア 騒ぐ が 、 後部 の 車掌 は 平然と ホーム の 騒ぎ に 睨み を くれ て 、 やがて 車 は 人 を ブラ 下げ て ひきずり つつ 闇 へ 消え去る 。
0647,347,22: あなた は お婆さん に なっ た よう に 、 やつれ 、 黙り こみ 、 円タク に のっ て 、 その 車 が ^ 走り だす とき 、 鉛 色 の 目 で 私 を 見つめ て 、 もう 我慢 が でき ない よう に 、 目 を とじ て 、 去っ て しまう 。
0699,289,5:   女 と 五郎 は ^ 走り だす 。
0699,290,6: 物見高い 連中 が 後 を 追って ^ 走り だす 。
0732,1179,3:   と 、 ^ 走り だし た 。
0757,1257,8: 数 台 の 車 が 、 つづい て ^ 走り だし た 。
0759,2848,6: 知覚 が もどり 、 彼 は ^ 走り だし て いる 。
0759,4935,4: 彼 は 一散 に ^ 走り だし た 。
0761,186,7:   女 は 自転車 に のっ て ^ 走り だし た 。
0771,48,8: 十 何 年 も 前 から 汽車 が ^ 走り だし た が 、 その 機関 車 も いまだに 海外 から 輸入 し て いる 。
0773,516,18: アッ と 驚く とたん に 帯 が とけ て しまっ た の を 、 ひきずり ながら 一目散 に ^ 走り だそ う と する と 、 書生 の 晏吾 が よびとめ て 、
0774,572,40: 帝 大 裏 と 不 忍 池 の 間 の 淋しい 道 で 音 次 に クロロホルム を かが せ て 昏倒 さ せ 、 女装 を ぬい で 男 の 車夫 に 変装 し て 車 を ひい て ^ 走り だす まで に 、 三 十 分 は かかり ます まい 。
0782,766,24: 牛 が おどろい て 、 角 を ぬく と 、 もう一度 花房 を 突き あげ て 自分 の ナワ を きっ て 盲 メッポウ ^ 走り だし た の でしょ う 。
0811,0,14:   元旦 正午 、 DC 四 型 四 発 機 は 滑走 路 を ^ 走り だし た 。
0818,413,24: 神社 側 や ミコシ の 担ぎ 手 は 、 人間 が 企ん で やる こと で は なく て 、 ミコシ が 自然 に ^ 走り だす こと で 、 神意 だ と いう 。
0831,245,29: 誰 の 胸中 に も 善悪 両々 相 対峙 し て いる の は 自然 で 、 その 対峙 を 破っ て 悪 の 方 へ 一方 的 に ^ 走り だす の は 当人 に も 容易 なら ぬ 覚悟 を 要する もの で ある が 、 それ を 最も 簡単 に 破ら せ 易い キッカケ と なる の は 、 親 が その こと で 疑り すぎ て ヤケ を 起さ せ た 場合 。
0831,247,7: なぜなら ヤケ まぎれ に 一方 的 に ^ 走り だす 口実 を 得 て も 、 実際 に それ を キッカケ に し て 踏み切る 娘 より は 、 まだ 踏み切ら ない 娘 の 方 が 多い だろ う から で ある 。
0845,82,9: 奴ら は 急 に 二 手 に 分れ て ^ 走り だす かも 知れ ない から 、 その とき は ボストンバッグ の 奴 の 方 を 執念深く 追う こと に しよ う 」
0947,224,24:   はじまっ た と 思う より 早く 、 三 人 の 警官 は 一斉 に 立ちあがっ て 、 木戸口 から 前庭 の ほう へ ^ 走り だし た 。
0947,330,3: 崖 端 へ ^ 走り だし て 、 大きな 声 で 叫び だし そう で 、 不安 で たまらない 。
0947,1483,17:   玄関 の 横手 の 車庫 から 、 愛一郎 と 山岸 カオル の 乗っ た 車 が ^ 走り だし 、 飛ぶ よう に 前 の 坂道 を 下っ て 行っ た 。
0947,1832,22: 三 丁目 の ほう へ 行く の だろ う と 思っ て い たら 、 反対 に 水上 警察 の ほう へ ^ 走り だし た 。
0947,1971,14:   いきなり スターター が はいり 、 車 が 飛び あがる よう な 勢い で ^ 走り だし た 。
0947,1974,32: 中村 の 車 は 、 都電 の 線路 を 横切っ て 後 を 追っ て い た が 、 汐留 の 長い コンクリート の 塀 の あたり で 、 並行 し て ^ 走り だし た 。
0947,3500,21:   サト子 が 、 あわて て 芳夫 の となり に 辷り こむ と 車 は いきなり 四 丁目 の ほう へ ^ 走り だし た 。
0947,3582,28:   芳夫 が 運転 手 を 叱りつける と 、 車 は 急 に 勢いづい て 、 墓地 の 間 の 道 を 麻布 の 高台 の ほう へ ^ 走り だし た 。
0948,176,13:   久美子 が 運転 席 に 腰 を 落ちつける と 、 車 が ^ 走り だし た 。
0948,764,27:   久美子 が 乗りこむ と 、 機外 船 は ガソリン の 臭気 と エンジン の 音 を まきちらし ながら 、 対岸 の 船着 場 の ほう へ ^ 走り だし た 。
0958,286,20:   竿 先 が 一 尺 ばかり あがる と 、 果然 激しい 勢い を もっ て 沖 の 方 へ ^ 走り だし た 。
0958,296,51:   瀞 場 の 鮎 は 、 鈎 に 掛かっ た 瞬間 、 微少 の 衝動 を 目印 に 感ずる の が 、 急流 の 鮎 と 異なっ て 、 鈎 に 掛かる や 否 や 、 男 の 足 でも 追いつけ ない ほど の 速 さ で 、 下流 へ ^ 走り だし は し ない 。

掴み出す

(掴む.出す)
延べ語数: 46

0036,186,36:   そして 天下茶屋 の アパート の 前 へ 車 を つける と 、 シート の 上 へ 倒れ て い た 彼 は むっくり 起き 上っ て 、 袂 の 中 から 五 円 紙幣 を ^ 掴み 出す と 、 それ を ピリッ と 二つ に 千切 って 、 その 半分 を 運転 手 に 渡し た 。
0059,603,4: ズボン の ポケット から ^ 掴み 出し て 大阪 の 上 へ 一 枚 載せ た 。
0076,105,17:   と 、 貫一 は 胸 へ 手 を 突 込む と 、 愛用 の ピストル を ^ つかみ 出し て 、 畳 の 上 へ 置い た 。
0080,863,29: それから 両手 に 、 大げさ に 見える ゴム の 手袋 を はめ 、 同じく テーブル の 横 から たいこ に 大きな ラッパ を とりつけ た よう な もの を ^ つかみ 出し 、 たいこ の 皮 の よう な ところ を 棒 で 力いっぱい たたき つづけ た 。
0080,1837,20: 怪人 は 、 その 中 から 、 蜂 矢 の たい せつに し て い た 茶釜 の 破片 を ^ つかみ だし た 。
0082,3011,15: と 思う と 、 X 号 は 博士 の 頭 の 中 から 脳髄 を ^ つかみ だし 、 自分 の 頭 の 中 から 取りだし た 脳髄 と 手ぎわ よく 入れかえ た の で ある 。
0087,1654,18:   博士 は 笑い も せ ず 、 内 ポケット から 、 皺くちゃ に なっ た 紙片 を ^ つかみ 出し て 、 机 の 上 へ 放り出し た 。
0088,5,17: ぴしぴし とそ だ を 折っ て 中 に さしこみ 、 それから 机 の 引出 を あけ て ^ 掴み 出し た 古 フィルム を そ だ の 間 に 置い て 炉 の 中 に 突込み 、 そして 火 の つい た 燐 寸 の 軸木 を 中 に 落とし た 。
0095,2476,18:   小 蒸気 船 から あがる とき 、 彼 は ポケット に 手 を 入れ て 金 を ^ つかみ 出し た 。
0109,127,11: 私 は 函 を 引 寄せ 、 中 から 玉葱 を ^ 掴み 出し て は 、 岸 の 方 へ 手渡し た 。
0141,10826,23: 伸子 も 素子 も 瞬間 躊躇 し て いる と 、 黒川 隆三 が ズボン の ポケット から いくら か の 小銭 を ^ つかみ 出し て 少年 に やり 、 顔 みしり らしく おっかさん が どう と かき い た 。
0141,12049,8: しかし 、 プロレタリアート という もの の 意味 は ^ つかみ 出さ れ て い なかっ た 。
0141,22312,35:   伸子 が 我 知らず 重い 息 と いっしょ に そう 云っ た の は 、 この 現代 絵画 の 常識 と も うけとら れる 境地 から 、 磯崎 が 彼 自身 の 世界 を ^ つかみ 出し て 来る ため に は 、 これから 先 の 幾 階 程 が ある だろ う 、 という 感想 だっ た 。
0167,31,19: 今日 から 明日 へ の 文学 は 、 人生 の 根幹 へ 手 を 入れ て 、 それ を ^ つかみ 出し て 見直す だけ の 、 社会 的 理解 力 を 必要 と し て 来 て いる 。
0197,76,6: とにかく 現実 の 大 問題 を ^ つかみ 出し て くる という 記録 文学 運動 という もの は 、 意識 的 に サークル に いま おこさ なけれ ば なら ない 。
0426,8,142: この 一 巻 に 集め られ て いる 二 十 数 篇 の 評論 、 批評 は 、 理論 的 に 完成 さ れ て い ない 部分 や 、 展開 の 不十分 な 面 を ふくん で いる に も しろ 、 日本 の 人民 階級 の 文学 、 人間 解放 の ため 文学 が もっ て いる 基本 課題 を とりあげ 、 それ を 正当 に 推進 さ せよ う と する 努力 において 、 ちっとも 古び て い ない ばかり か 、 民主 主義 文学 の 時代 に 入っ て から こと 新しく 揉ま れ て 来 て いる 階級 性 の 問題 、 主体性 の 問題 、 社会 主義 的 リアリズム の 問題 、 文学 と 政治 の 問題 など が 、 これら の プロレタリア 文学 運動 の 末期 の 評論 の うち に 、 その 本質 は ^ つかみ 出さ れ て いる という こと を 再 発見 する 。
0622,105,18: 堕落 自体 は 悪い こと に きまっ て いる が 、 モトデ を かけ ず に ホンモノ を ^ つかみ だす こと は でき ない 。
0628,405,49: コチ トラ も 伊東 さん も 、 おんなじ 考え な ん だ から 、 今更 人 を コバカ に し て 結婚 しよ う なんて 言っ たって 、 クソ 、 ふざけ や がる と 、 ドテッ 腹 を 蹴破っ て 、 肋骨 を かきわけ て 、 ハラ ワタ を ^ つかみ だし て くれる ぞ 」
0667,1327,95: た ゞ 、 い つ 客 が 来 なく なる か といふ 不安 に よ つて 充足 し て を り 、 ともかく 充足 し て ゐる 証拠 に 、 目 が さめる と 自然 に ビヂネス の 日課 に 応じ て 動きだす 、 もう 帰 つて おくれ 、 警察 の 目 を く ゞ つて ゐる 仕事 だ から 、 さ うい つま でも つき あ へ ない から 、 など ゝ ジャケン に 餓鬼 ども を 追 つ 払 ひ 店 の 扉 に カンヌキ を かけ て 、 一 升 ビン を ^ 掴み だし て 極めて 事務 的 に 寝酒 を のみ 、 極めて 事務 的 に ヨッチャン を だく 。
0667,1530,15: 王様 は 無言 、 懐 口 の ズッシリ ふくらん だ 財布 から 五 千 円 ^ つかみ だし て 、 握ら せる 。
0670,22,19: 警察 の 刑事 の 捜査 だっ たら 、 こういう 最も 平凡 な 点 から 手 が ゝ り を ^ つかみ だす の が 当然 で 、 読者 の 方 で は 無論 そう ある べき もの と 思っ て いる から 、 刑事 が それ を かぎださ ぬ 以上 、 そんな 疑い が ない から だ 、 と 思う 。
0671,33,43:   小説 といふ もの は 、 わが 理想 を 紙上 に もとめる 業 くれ で 、 理想 と は 、 現実 に みたさ れ ざる もの 、 即ち 、 未来 に 、 人間 を あらゆる その 可能 性 の 中 に 探し求め 、 ^ つかみ だし たい といふ 意慾 の 果 で あり 、 個性 的 な 思想 に 貫か れ 、 その 思想 は 、 常に 書き 、 書き する こと に よ つて 、 上昇 し つ ゝ ある もの な の で ある 。
0732,1630,11:   サルトル は 一 万 円 の 札束 を 無造作 に ^ つかみ だし て 握ら せ て 、
0741,195,13:   こういう 無 関心 と 無抵抗 を 国民 の 知性 と 文化 によって ^ 掴み だす こと は 、 決して 弱者 の ヤリ クリ 算段 という もの で は ない 。
0741,205,30: 無 関心 、 無抵抗 は 、 仕方 なし の 最後 的 方法 だ と 思う の が マチガイ の もと で 、 これ を 自主 的 に 、 知的 に ^ 掴み だす という 高級 な 事業 は 、 どこ の 国 も まだ やっ た こと が ない 。
0759,408,9:   長平 は ポケット から むきだし の 札束 を ^ つかみ だし て 、 二 千 円 やっ た 。
0783,62,7: その 何 本 か を 無造作 に ^ つかみ だし て 平戸 久作 に 手渡し た と いう 。
0784,86,17:   満足 そう に うなずい て こう 云う と 、 ポケット から 日本 の 札 タバ を ^ つかみ だし て 、 一 枚 の 十 円 札 を テーブル の 上 へ のせ 一助 の 方 へ 押しだし た 。
0799,54,7: 選り に 選っ て 一番 安物 を ^ 掴み だし て くる と は 貴様 の 下 素 根性 の せい だろ う 、 と ブツブツ 叱 言 だ か 強がり だ か 言っ て い た そう です 。
0830,10,11: 洋品 屋 で は 、 オーバー の ポケット から 札 を ^ つかみ だし て 、 百 円 札 で 四 枚 、 十 円 札 で 六 十 二 枚 、 それ を 算 える の に 十分 も か ゝ っ た が 、 多 すぎる ので 百 円 札 一 枚 返す と 、 それ を ポケット へ ねじこん だ そう だ 。
0830,188,23: その 人間 の 個性 を 究め て い ない と 、 とんだ 狂い を 生じる し 、 その 実験 から 証拠 を ハッキリ ^ つかみ だす こと は 、 まず 不可能 で あろ う 。
0858,104,18: 堕落 自体 は 悪い こと に きまっ て いる が 、 モトデ を かけ ず に ホンモノ を ^ つかみ だす こと は でき ない 。
0946,128,43: これ で は 用 に たつ まい と 思っ て 、 金 だけ 投げこん だ が 、 文 は とっ て ある から 、 読める か どう か 見てくれ と 、 手箱 から 紙 くそ の よう に なっ た 封じ 文 を ^ つかみ だし て よこし た 。
0981,1892,2: 胃 を ^ つかみ 出し て 塩水 で 洗っ て も
0987,2319,19:   そん で まあ ( まくしたて ながら 、 ズボン の ポケット から 、 サツ の タバ を 無造作 に ^ つかみ 出し て 、 その 一部分 を ポイ と 友吉 の 机 の 上 に 置い て ) … … だろ う じゃ あり ませ ん か ?
0988,3549,14: 」 と 言う なり 、 ポケット の 中 から ギラリ と 光る もの を ^ 掴み 出し て 、 スッ と 外 へ 消え た 。
0989,2381,6:   ( と 、 ポケット から ^ 掴み 出し た 。
0993,3293,31: ちょうど 一 時半 の 汽車 に 乗りゃ 、 今夜 東京 に 着ける だ から 、 ——( ガタガタ と 裏口 から 上っ て 、 タンス の 抽出 し から 財布 など を ^ つかみ 出し 、 また 下り て 下駄 を 出し て はく ) 壮 六 、 すま ねえ 。
0993,4684,27: 金吾   そう で やす か … … そい じゃ 、 これ を ——( と 懐 から 袋 を 出し て 、 その 中 から ホシイ を ^ つかみ 出す ) 金太 、 そこ に 紙 が ある べ 。
0994,10,25: 男 は 、 その 方 を 見送 つて から 、 やがて 右手 を ズボン の ポケット に 突 つこ ん で クシャクシャ の サツ を ^ つかみ だす 。
0994,522,1: ( ^ つかみ 出し た サツ を 男 の 手 に 握ら せる 。
0995,1041,28:   ( ボストン ・ バッグ を 引き よせ て サッと 開き 、 その 中 に ハダカ で 詰めこん で ある 一 万 円 の サツタバ を 三つ ばかり ^ 掴み 出し て 、 水たまり の そば の 地 めん に ほうり出す ) ほら よ !
0995,2633,61: … … ( いい ながら 、 ヨロヨロ と 歩い て もと の 場所 へ もどり 、 そこ に 自分 が 敷い て 寝 て い た 背広 の 上衣 を どけ て 、 その 下 の 地面 の 泥 や 岩 くず を 掻き のけ て 、 その 下 に 埋め て あっ た ウィスキイ の ビン を 一 本 、 ^ つかみ 出す ) フフ 、 見ろ 、 ちゃんと こうして —— これ 一 本 きり だ 、 もう 。
1171,2016,9:   五郎 は ポケット から 、 貝殻 を ざくざく ^ つかみ 出し て 、 そこ に 並べる 。
1171,2440,4: 少年 は バケツ から ^ つかみ 出し 、 頭 を はね 鱗 を 落し 、 内臓 を 抜い た 。
1171,2536,13: 少年 が 立ち去る と 、 五郎 は 自分 の 在り 金 を 全部 ^ つかみ 出し て 勘定 し た 。

探し出す

(探す.出す)
延べ語数: 43

0080,1757,13: もう これから は わたし の 実力 で 、 必要 と する もの を ^ さがし 出し て 持っ て いく ばかり だ 」
0082,998,26:   そこで 、 今 の ところ 、 この 犯罪 事件 について すぐ 手 を くだす 必要 が ある 捜査 は 、 火 辻 の 死体 を ^ 探し だす こと 、 犯人 らしい 怪しい 者 を 見つける こと だっ た 。
0082,1643,32: という の は 、 最 地階 から 山形 警部 が 出 て くる とき に は 、 この 秘密 の 出入り口 の 鍵 は 内 が わ に あっ た から 、 ^ 探し だし て すぐ 使う こと が でき た 。
0082,2429,18: 研究所 の 中 を 隅 から 隅 まで 、 捜索 し て 、 あいつ ら の 居所 を ^ 探し だせ 」
0091,1695,11: それ より 全国 へ 手配 し て あの 大 金庫 を ^ 探し ださ せる の が いい 」
0103,112,14: 「 討ち 損じ た は 貴 郎 様 の 未 熟 、 それ で ^ さがし 出し て 討と う と なさ れ て も 、 あて なし に お さ が しなさ れ て は 、 なんで はしっ こい 江戸 者 など を 、 さがし 出す こと が でき ましょ う 」
0103,112,44: 「 討ち 損じ た は 貴 郎 様 の 未 熟 、 それ で さがし 出し て 討と う と なさ れ て も 、 あて なし に お さ が しなさ れ て は 、 なんで はしっ こい 江戸 者 など を 、 ^ さがし 出す こと が でき ましょ う 」
0103,134,32:   庄内川 の 岸 で 、 職人 風 の 男 を 討ち そこ なっ て 逃がし 、 西丸 様 から お 叱り を 受け 、 どう あろ う と その 男 を ^ さがし 出し 、 討っ て とれ と の 厳命 を 受け 、 さがし 廻っ て いる が わから ない 。
0103,259,5: 「 どう あろ う と ^ さがし 出し て 捕え ね ば … … 」
0141,1332,30:   ロシア 語 で 、 真面目 な 顔つき で 云っ て 足 の ばたばた は 中止 に し 、 両手 を うし ろ に 組ん で 、 面白い こと を ^ さがし 出そ う と する よう に 、 秋山 の 室 の なか を ぐるり と 歩い た 。
0144,1419,16: 「 神 が 存在 し ない と なれ ば 、 今度 は 社会 主義 者 を ^ さがし 出さ なけれ ば なら ない 」 ——。
0171,218,75: わが身 に 痛く こたえ て いる から 封建 的 な もの を 嗅ぎ わける 神経 が 病的 に するどく なっ て き て いる 人々 は 、 自身 の うち に ある 近代 精神 の 後進 性 は 自覚 し ない で 、 同じ 神経 を 民主 主義 の 翹望 の 方向 へ も 向け て 、 日本 で 民主 主義 という 、 その こと の うち に ある 封建 な もの を 熱心 に ^ さがし 出し 、 その 剔抉 に 熱中 し て いる の だ と 思い ます 。
0506,196,9:   どうしても なくなっ た 鶏 の 眼 玉 を ^ さがし 出さ なけれ ば なら ない と 思っ た 小さい 子 は 、 可哀そう に 顔 を 真赤 に し て 、 木の根 の 凹凸 の 間 から 縁 の 下 の 埃 の 中 まで かきまぜ て 一 粒 の 眼 玉 を あさって 居 た 。
0589,200,6:   北川 さん は 鍬 を ^ 探し だし て 来 た 。
0627,435,14:   そして 彼 は 小学校 の ダンスパーテー で 踊っ た 炭焼 の 娘 を ^ 探し だし て 、 ビルマ の ジャングル を そっくり 日本 へ うつし た よう な 土民 の あ いびき で も やろ う と 考え て い た 。
0649,161,4: そして その 本 を ^ 探し だす とき 、 二 人 は もう 酔っ て い て 、 よく 調べ も せ ず 、 持っ て き た 。
0684,146,26: 一 と 思案 の てい で あっ た が 、 何事 か 思い 決し た 様子 で 、 書棚 から 何 冊 か の 書類 を ^ 探し だし て き た 。
0690,192,36: 実は ねえ 、 ボク は 三 四 年 前 から 陰毛 で 毛筆 を つくる こと を 考え て 、 旅先 なんか で 旅館 の 部屋 の ゴミ を 集め て もらっ て 、 陰毛 を ^ 探し だし て 毛筆 を つくっ て み た です 。
0691,470,16:   よそ から 二 人 の 足 に 合う よう な 古び た 地下 タビ を ^ 探し だし て き て 、 その 上 に 、 ワラジ を はか せ た 。
0731,315,6:   馬 吉 は 米 を ^ 探し だし て 、 まず メシ を たい た 。
0754,1284,5: 山海 の あらゆる 味 を ^ 探し だし て 食う こと が できる の で ある 。
0757,1152,3: 今日 中 に ^ 探し だす の だ 」
0759,4089,7: 「 あなた の 独力 で 、 かならず ^ 探し だし て い ら ッ し ゃい 。
0759,4104,7: あなた の 役目 は 記代子 さん を ^ 探し だす こと な ん です 。
0759,4497,6: 明日 の 朝 まで に 、 ^ 捜し ださ ない と 、 困る こと が ある ん です けど 、 こちら へ 立ち寄ら れ なかっ た か と 思い まし て 」
0759,5544,18: エンゼル の もと に 居る と 分れ ば 、 せつ子 や 長平 や 、 又は 、 警察 が ^ 探し だし て くれる だろ う 。
0759,5549,4: 「 記代子 さん を ^ 探し だし て あげる の が 、 その 方 に 親切 な こと でしょ う か ?
0759,7815,7:   とうとう 虎の子 の あり か を ^ 探し だし た 。
0772,131,15:   新 十 郎 は 二 三 尺 離れ た ところ から 、 五寸釘 を ^ 探し だし た 。
0772,330,9: 「 そんな もの を 、 いったい 、 どこ から ^ 探し だし た の です か 」
0776,424,12: どこ へ 隠し て も 、 天眼通 大和 の 眼力 、 必ず ^ 探し だし て みせる から な 」
0785,293,24: 焼け落ち て しまっ て から 、 ようやく 焼跡 を ほじくっ て 、 中央 の まさに 在る べき ところ から 喜兵衛 の 焼 屍体 を ^ 探し だし て 茫然 たる コマ 五 郎 一 党 に 向っ て 、 人々 の 怒り の 視線 は きびしく そそが れ た 。
0787,424,52: 「 田舎 者 の こと です から 学者 と いう ほど の 者 は おり ませ ん が 、 しかし その 晩 古文書 を 改め た 人 たち は 、 蛭川 さん を 除け ば 、 とにかく 好事 家 で 、 長年 の 間 、 村内 の そういう 物 を 好ん で ^ 探し だし て 読み 漁っ て き た 人 たち な の です 。
0790,635,21:   新 十 郎 は パラパラ 日記 の 頁 を めくっ て 、 話 に つれ て 一々 その 箇所 を ^ 探し だし て 示し ながら 語り つづけ た 。
0830,92,6: 兇行 の 室内 から 三文判 を ^ 探し だし て 満足 し た の か 、 実印 を さがし た が 見つから なかっ た の か 不明 で ある が 、 あれ ほど 信用組合 の 時間 を 気 に し て い た ところ を みる と 、 三文判 で 用 が 足りる もの と 満足 し て い た の かも 知れ ない ね 。
0845,398,17:   父 は 証人 の 証言 を とじ た もの を 開い て 、 一 ヵ所 を ^ 探し だし た 。
0845,469,5: それ は 麻薬 患者 を ^ 探し だし て 、 麻薬 を 餌 に 、 密輸 の 荷物 の 仮 の 受取 人 に 仕立てる こと です 。
0852,470,20: 私 自身 に 考える 気力 が なかっ た ので 、 私 は 私 の 考え を 本 の 中 から ^ 探し だし たい と 考え た 。
0945,70,51: 南 の 島 に は 松の木 は ない はず だ から 、 これ は 国 の 近く の 浜 から 来 た もの だろ う など と いい 、 かたみに 松木 の 膚 を 撫で て なつかしみ 、 朝 ごと 入江 に 出 て 、 国 の 木々 の 端くれ を ^ 探し だす の を たのしみ に する よう に なっ た 。
0947,3724,32: 「 それ が 秋川 の 夫人 さん の 古い 恋文 だっ た ん だ わ … … 愛一郎 も 神月 も 捜し だせ なかっ た もの を 、 久慈 の 娘 が ^ 捜し だし た という わけ な の ね 」
0988,472,16:   彼 を 送り出す と 、 私 は すぐ に 貴島 が くれ た 名刺 を ^ さがし 出し て 、 そこ に 書い て ある D 興業 株式 會社 の 所 番地 の 大 體 の 見 當 を 地 圖 で しらべ た 。
1035,257,18: 新党 発起人 の 選考 を やっ て くれ 』 と 頼ま れ 、 焼け 残っ た 書類 を ^ 探し だし て 名簿 を 作成 し た 。
1075,1156,16: 子ども は ただ 味 を おぼえ たら 忘れ ぬ と いう だけ で 、 自分 で ^ さがし 出す こと は でき ない のに 、 砂糖 以外 の いろいろ の 甘味 が 、 つぎ から つぎ と 日本 の 食べ物 に 加わっ て き て いる の で ある 。

抜け出す

(抜ける.出す)
延べ語数: 41

0034,215,30: 私 は 一 と 六 の 日 ごと に 平野 町 に 夜店 が 出る 灯 ともし ころ に なる と 、 そわそわ と し て 、 そして 店 を ^ 抜け だす の でし た 。
0043,244,34: 教室 で は 教師 が はいっ て 来る と 、 もみ消さ ね ば なら なかっ た が 、 授業 中 吸え ない という の が 情けなく て 、 教師 と 入れちがい に 教室 を ^ ぬけ 出す こと が しばしば で あっ た 。
0071,1560,9: おそらく 今 太平洋 が ある ところ あたり から 、 ^ 抜け だし た の で あろ う と いわ れ て い ます 。
0089,179,28:   さて 少年 たち は 、 午後 二 時 に 、 学校 が ひける と 、 一 度 家 へ かえっ た あと で 、 そっと 家 を ^ ぬけ 出し て 、 集合 所 の 鎮守 さま の 境内 へ 急い だ 。
0112,206,14:   千世子 の 頭 中 に たまっ て 居る 不平 やら 疑問 やら が ^ ぬけ 出し て 来 て ゾロリ っと ならん で 一つ 一つ が 、
0141,692,21: けれども 、 劇場 で うけ て き た 深い 感覚 的 な 印象 の なか から 、 素子 の よう に ^ ぬけ 出す こと が 伸子 の 気質 にとって は 不可能 だっ た 。
0141,1683,6: しかし すぐ 、 その 立ち往生 から ^ ぬけ 出し て 、 クラウデ は 、
0141,6964,17: 相川 良之 介 の 聰明 さ は 、 半分 泥 の 中 に うずまり ながら 泥 から ^ ぬけ 出し た 上半身 で 自分 に も 理性 を 求め て もがく 人間 の 精神 の 野性 が かけ て い た 。
0141,12183,26: 胸 の あたり も 体 の しまっ た 若い 女 と しか 見え ない その 男 は 、 踊り が 終っ て 照明 の 輪 から ^ ぬけ 出す 瞬間 、 伸子 たち の いる ところ から は 見え なかっ た 何 か の 動作 を し た らしく て 、 それ まで し ー ん として その 女 の よう な 男 の 踊る 姿 に 目 を うばわ れ て い た 観客 が 、 どっと いち じ に 男 の 喉 声 を 揃え て 笑っ た 。
0141,17256,6: 今夜 は ベルネ の 食卓 を ^ ぬけ 出し て 来 て いる 気軽 さ ばかり で なく 、 蜂谷 と 伸子 と の 間 に ある 心理 的 な ひきあい が 、 彼女 の 側 として 恋愛 的 で ない こと の 自然 さ が 段々 会得 さ れ て 来 て 、 伸子 は 快活 に なっ て いる の だっ た 。
0151,10,38: 作家 が 、 自分 を 一 市民 と 自覚 し て 、 自身 の 社会 生活 構築 の 過程 により 真摯 に 参加 する につれて 、 文学 と 政治 と の いきさつ は 、 観念 の 論議 から ^ ぬけ 出し て 、 正常 な 生活 的 血液 を 循環 さ せる よう に なる で あろ う 。
0178,7,42: けれども 、 最後 の 場面 で 、 政治 犯 で シベリア に 流刑 さ れる 人々 に まじっ た カチューシャ が 、 その 人々 の 感化 から 自分 の 過去 の 不幸 の 意味 を 理解 し 、 人間 として そこ から ^ ぬけ 出し て ゆく 途 が わかっ て みれ ば 、 ネフリュードフ の 自己 満足 の ため の 犠牲 は いら ない こと と わかっ て 、 ネフリュードフ と 訣別 する 。
0213,46,21:   D ・ H ・ ローレンス は 、 一生 、 自分 自身 が おちこん で いる いくつ か の 矛盾 から ^ ぬけ 出す こと が 出来 ず に 、 苦しん だ よう に 見える 。
0242,130,50: パリ 時代 に その 国 の 歴史 から 革命 の 歴史 と その 発展 の 理論 を わが もの と し 、 先進 的 な イギリス の 経済 学 を 発展 的 に 学びとり 、 同時に 哲学 の 領域 で は 、 大学 時代 から の 研究 によって ヘーゲル から ^ ぬけ 出し 、 やがて フォイエルバッハ から も 育ち 出 て 唯物 弁証法 に 立つ 史観 と 階級 闘争 の 理論 を 確立 し て い た カール は 、 ブルッセル において 彼 の 「 書物 の 海 」 を 出 た 。
0301,71,20: そう 云わ れる 時 が 来 て 、 働い て い た あの おびただしい 女 は 、 みんな 切手 から ^ ぬけ 出し て 、 生計 上 の 必要 という もの も 荷物 に まとめ て 家庭 へ 帰っ た という の だろ う か 。
0311,65,31: そして 、 愛する という こと は 、 一緒 に うれし がる ばかり で は なく 、 一緒 に 悲しむ こと の できる 心 で あり 一緒 に その 悲し さ から ^ ぬけ 出す 努力 の できる 心 を いう の だ と 思い ます 。
0490,141,17:   芸術 の 根本 的 本質 を 持た ない まま   日本 の 私小説 は そこ から ^ ぬけ 出し て 、 かえり 見る だけ の 力 の 限界 を 踰 え て より 拡大 さ れ た 自己 認識 を 与える に 成功 し 得 なかっ た 。
0551,232,3: 八幡 様 から ^ ぬけ 出し て 三好 屋 で 飲ん で いる 男 たち が い て 、 すぐ に 助け に 出 た が 、 とても 駄目 だろ う と の こと だ 。
0613,457,2: 上 へ ^ ぬけ 出そ う と 押し て は みる が 、 梁 やら 桁 やら 、 椽 やら 、 瓦 やら 土 やら 積み重なっ て いる こと と て 、 いっかな 動き そう に も ない 。
0786,346,26: 給料 なんぞ も イクラ も もら ッ ちゃ い ない から 、 妙 庵 が アンマ を とっ て 眠る 晩 に 、 稀 れ に ^ 抜け だし て 一 パイ のむ の が 手 一 パイ という フトコロ 具合 で あっ た 。
0786,389,4: 私ゃ あの 野郎 が ^ 抜け だし て 一 パイ 飲ん で 戻る まで 、 先生 を もん で なく ッ ちゃ ア なら ねえ の さ 」
0786,633,16: 仙 友 の 奴 、 アンマ に 先生 の 肩 を もま せ て おい て ^ 抜け だす の だ そう で 。
0786,635,8: そこで 、 あと は アンマ に まかせ て ^ 抜け だす 。
0786,667,7: 仙 友 さん は 仲 々 うまい ^ 抜け だし 方 を あみだし た もの だ 。
0786,823,10: そこで 、 妙 庵 が ねこみ 、 仙 友 が ^ 抜け だし た 後 に 彼 も そ ッ と 抜け だし て 、 ここ へ 戻っ て き て オカネ を 殺し 金 を 奪っ て 肌身 に つけ 、 何 食わ ぬ 顔 で 妙 庵 の ところ へ 戻っ て もみ つづけ て い た の でしょ う 。
0786,823,20: そこで 、 妙 庵 が ねこみ 、 仙 友 が 抜け だし た 後 に 彼 も そ ッ と ^ 抜け だし て 、 ここ へ 戻っ て き て オカネ を 殺し 金 を 奪っ て 肌身 に つけ 、 何 食わ ぬ 顔 で 妙 庵 の ところ へ 戻っ て もみ つづけ て い た の でしょ う 。
0803,103,13:   我々 の 未来 が 過去 の 歴史 や 過去 の 英雄 から ^ 抜け だす こと は あり うる もの だ 。
0845,452,6:   百合子 は いつのまにか 署 を ^ 抜け だし て 、 すでに 陳 家 の 玄関 で 令嬢 と 対坐 し て い た 。
0910,74,23:   それ は 、 それ まで 獲得 し た 自分 の 芸 が 、 その 芸 独り の 歩み によって 、 それ を ^ 抜け ださ ざる を え ない 、 したがって 自分 自身 から 脱出 せ ざる を え ない 「 巨大 なる 動き 」 が 、 自分 自身 の 中 に 起っ て くる の で ある 。
0918,455,18: 自分 が 自分 自身 の 無理 な もの 、 無駄 な 飾り 、 いら ない 重たい もの から ^ 抜け だし て 、 日 に 新しく 、 日に日に 新しく 自由 な 、 ほんとう の もの に なる という こと の 中 に は 、 常に まとい つく 古い もの 、 進み いこ う と する 足もと に 群がっ て やっ て くる タックル の よう な もの を 鋭く はらい 捨て 、 脱落 し 、 脱走 する ある 切実 な もの が ある わけ で ある 。
0918,565,55: あたかも ボート ・ マン が 一 漕ぎ 一 漕ぎ 固定 し た 座 の 上 で 漕い で いる けれども 、 実は それ は 無限 に 自分 を 脱落 し 、 無限 に 自分 を 自分 の うし ろ に 投げだし て いる か の よう に 、 一 漕ぎ 一 漕ぎ は 自分 を ^ 抜け だし て いる の で ある 。
0918,566,29: ちょうど それ の よう に 絵画 は 、 一 タッチ 一 タッチ 自分 の 習気 、 つまらない みえ 坊 、 あるいは 滞っ た 、 腐っ た 自分 、 それから ^ 抜け だす ため に 一筆 一 筆 が 自分 から 脱落 し て いく 、 こんな ふう に 考える 考え かた も ある の で ある 。
0918,1125,3:   自分 から ^ 抜け だし たい 自分 の 弱 さ に あきあきし て い ながら 、 しかも 、 脱出 しきる こと の でき ない 嘆き 、 これ が 現代 の 自我 の ほんとう の 姿 と も いえる の で ある 。
0947,3030,7:   ファッション ・ ショウ の ステージ から ^ 抜け だし て き た ばかり という よう な 、 突飛 な フロック を 着 た 吊目 の 娘 が 、 あしらう よう な 鼻声 で こたえ た 。
0953,55,25: 宿場 の 遊女 を 単騎 で 征伐 に 出かける の も 仕事 の 一つ だ が 、 その ほか 毎夜 の よう に 邸 を ^ 抜け だし て 安 衆 坊 の 散 所 へ 出かけ て 、 乞食 ども と 滓 湯 酒 を 飲み わけ たり 、 八条 猪熊 で 辻君 を 漁っ たり 、 あげく の はて 、 鉢叩 や 歩き 白拍子 を 邸 へ 連れこん で 乱痴気騒ぎ を やらかす 。
0980,105,26:   まず それ は 、 現在 自分 が かかずらっ て いる こと や ものの いっさい を 捨て て 、 自分 の 身体 ひとつ で そこ から ^ 抜け だし て いく という こと です 。
0988,3252,4: 早く そんな 世界 から ^ ぬけ 出せ と 言 つて も ぬけ 出せ ない そう です 。
0989,21,18: 私 たち が どう 考え て どっち に 転ん で も 、 自分 の 演出 の 外 へ ^ 抜け だす こと は 出来 ない こと を 知っ て いる 。
1041,2095,6: できる こと なら 、 軍隊 から ^ ぬけ 出す こと だ 。
1123,355,40: カーネーション を 送っ て おい て 、 次ぎ の 夜 、 覆面 し た あなた は 、 夫人 から 聞い て い た 秘密 の 合言葉 を 使っ て 、 お 兄さん を 窓 から おびき出し 、 わざと 裏門 から ^ ぬけ 出し て 、 いきなり 彼 の 頭 に 風呂敷 を 被 ぶせ 、 外 に 待た せ て あっ た 自動車 に 乗せ て アトリエ の 地下 室 に 連れ込ん で 、 監禁 し た の です 。
1175,674,14: そういう 心理 から どうしても 彼 は ぬけ られ ない し 、 また 頑強 に ^ ぬけ 出そ う と し ない の です 。

流れ込む

(流れる.込む)
延べ語数: 40

0034,230,105:   ところが 、 その 年 の 冬 、 詳しく いう と 十一月 の 十 日 に 御 即位 の 御 大礼 が 挙げ られ て 、 大阪 の 町 々 は 夜 ごと 四 ツ 竹 を 持っ た 踊り の 群 が くりだす という 騒ぎ 、 町 の 景気 も 浮つい て い た ので 、 こんな 日 は 夜店 出し の 書入れ時 だ と 季節はずれ の 扇子 に 代っ た 昭和 四 年度 の 暦 や 日めくり の 店 を 谷町 九 丁目 の 夜店 で 張っ て いる と 、 そんな ところ へ も 色町 から くりだし た 踊り の 群 が ^ 流れ こん で き て 、 エライコッチャエライコッチャ と 雑鬧 を 踊り の 群 が 入り乱れ て いる うち に 、 頭 を 眼鏡 という 髪 に ゆっ て 、 襟 に 豆絞り の 手拭 を 掛け た 手古舞 の 女 が 一 人 、 どっと 押しださ れ て よろよろ と 私 の 店 の 上 へ 倒れ かけ まし た 。
0081,3002,22: そこ は 大きな 洞窟 に なっ て い て 、 上 から は 岩 と 岩 の 間 を通して 明るい 光 が ^ 流れ こん で い た 。
0081,3100,20:   天井 に 具合 の よい 窓明り が あっ て 、 そこ から 光 が 太い 帯 を なし て ^ 流れ こん で い た 。
0082,1074,21: その 製造 事業 が さかん に なる と 、 し ぜん この へん の 村 々 へ も 大きな 金 が ^ 流れ こむ こと に なり ます わい 。
0088,164,13: 親 の 代 から の 料理 人 で 、 この 粋 月 に ^ 流れ こん で 来 た の は 七 八 年 前 で 、 今年 四 十 二 に なる 男 だ と いう 。
0089,266,12:   穴 の 中 は 、 どこ から とも なく 光線 が ^ 流れ こん で 来 て 、 うすぐらい が 、 もの の 見 わけ は つい た 。
0089,758,48:   あと で 分っ た こと で ある が 、 これ は タンク に たまっ た 水 と 同じ よう な 種類 で ある が 、 じつは それ と は くらべ もの に なら ない ほど 多量 の 水 を たくわえ て いる ところ から 、 こっち へ ^ 流れ こん で 来 た の で ある 。
0090,418,3:   そこ へ ^ 流れ こん だ 物 は 、 宙ぶらりん に なっ て しまっ て 、 地球 の 方 へ も 落ち なけれ ば 月 の 方 へ も 落ち ない 。
0090,421,10:   それに 、 大昔 から この 重力 平衡 圏 へ ^ 流れ こん で 、 宙ぶらりん に なっ て いる 物 が 少なく ない の で ある 。
0091,1707,17: すると 、 東 に 面し た 硝子 窓 が 大きく 破れ 、 そこ から 冷たい 夜気 が ^ 流れ こん で いる 。
0141,1104,56: けれども 、 その 生活 の 液汁 は 、 伸子 の 胸 を すっ と さ せ 、 眼 の 裡 を 涼しく さ せる よう な 醗酵 力 は もっ て い なく て 、 或 る とき は 熱く 、 ある とき は つめたく 、 そして とき に は 壜 が はりさけ そう に 苦しく ^ 流れ こん で 来る に し て も 、 伸子 は かた とき も それ に 無心 に おしながさ れる こと が 出来 なかっ た 。
0141,4828,20: それ が 合図 の よう に 、 赤軍 の 行進 が 猟人 広場 の 方 の 門 から 広場 へ ^ 流れ こん で 来 た 。
0141,6690,16: そこ へ 、 上手 の ドア が 開い て 、 どっと 附近 の 農民 たち が ^ 流れ こみ 、 ぐるり と 三 人 を とりかこん で しまう 、 その どっと なだれこん で 三 人 を とりまく 瞬間 の 農民 の 集団 の 動き を 、 エイゼンシュタイン が 必要 と する テムポ と 圧力 と で カメラ に 効果 づける ため に 、 練習 が くりかえさ れ て いる ところ だっ た 。
0141,14534,21: 熱 でも でる 前 の よう に ふるえ て いる 伸子 を つつん で 、 あけはなさ れ て いる 窓 から ^ 流れ こむ 夏 の 夜 の 濃い 樫 の 葉 が 匂っ た 。
0318,460,38: 出版 は 自身 の 設備 を 所有 し ない で よい こと 、 使用人 を 多く 必要 と し ない こと など によって 、 軍需 産業 で 小 資本 家 と なっ た 連中 が 出版 事業 に ^ 流れ こん だ 。
0464,107,21: その 上 、 長崎 人 は 、 鹿児島 の 人々 など と 違い 、 自分 達 の 祖先 の 生活 に ^ 流れ こん だ 外国 文明 に 、 郷土 文化 と の 対立 や 文明 史 的 の 客観 を 持ち 難い 程 、 心持 の 上 で コスモポリタン に なっ て 居る の で は ある まい か 。
0554,452,7: その 隙間 から 、 なまぬるい 風 が ^ 流れ こん で き て 、 ざわざわ と 、 妄想 を かき立てる 。
0597,1302,12: 風下 の 窓 を 開く と 、 冷 か な 夜気 が ^ 流れ こん で き た 。
0613,453,15: その うち に 狭い 木材 の 隙間 から すう と 物 の 焼ける 匂い が ^ 流れ こん で き た 。
0613,454,6: やがて 熱っぽい 、 いがらっぽい 煙 が ^ 流れ こん で き た 。
0695,245,43:   一般 に 山中 の 温泉 は 山 また 山 に かこま れ た 谷川 沿い に ある もの だ が 、 伊香保 は 山 の 斜面 に あっ て 前面 は 空間 の ひろがり だ から 、 はるばる 空 を 渡っ て ^ 流れ こむ 風 が さわやか だ 。
0724,8,14: しきりに ハナ が で て 、 吐気 を 催し 、 ふせ ば ノド に ^ 流れ こみ 、 起き てる 時 は ハナ を かみ つ ゞ け なけれ ば なら ない 。
0736,3,8: 然し 、 ね て いる と 胃 に ^ 流れ こみ 、 起き て いる と 、 むやみ に 洟 を かみ つ ゞ け なけれ ば なら ない 。
0736,4,2: 胃 へ ^ 流れ こむ ま ゝ に する と 、 忽ち 吐き気 を 催し 、 終日 吐き気 に 苦しん で 、 思考 する 時間 も なく 、 仕事 に 注意 を 集中 し 持続 する という こと が 全く 不可能 と なる の で あっ た 。
0736,83,14: かみ 残さ れ た 何 分の 一 か は 常に 間断 なく 胃 に ^ 流れ こみ 、 終日 吐き気 を 忘れる こと が 出来 なく なっ て い た 。
0755,37,33: そこで 温泉 加熱 の 装置 を 施し た が 、 薪 を たき 、 釜 の 中 を グルグル まい た パイプ に 水道 を 通し 、 湯 と なっ て 湯槽 へ ^ 流れ こむ 仕掛け で 、 入浴 し て いる 方 は 温泉 気分 で ある が 、 外 で は 薪 を たい て いる の だ 。
0766,84,17: 洪水 の あと は 水 が 数 年 ひか なかっ たり する が 、 洪水 地帯 へ ^ 流れ こん で 一 米 から 三 米 の 厚 さ に 堆積 し た 黄土 は 新た に 豊饒 な 沃野 を つくり 、 豊か な 作物 を 実ら せ て くれ も する の で ある 。
0784,713,34:   やや 亢奮 の せい か 、 さ ッ き より も 声 は 高く 、 ふくらみ の ある 澄ん だ 声 が 冷たく 張りつめ た 空気 を きりさい て 人々 の 耳 に ^ 流れ こん だ 。
0814,34,14:   すると 、 私 の 場合 、 胃 が 重かっ たり 、 鼻汁 が ^ 流れ こん だり する と 、 自然 に 体内 に アセトアルデヒド を 蓄積 する よう な 体質 で も あろ う か 。
0842,3110,2: 水 の ^ 流れ こま ない 用心 が 必要 です 。
0946,139,10: 千住 の 橋詰 に 関所 が でき 、 江戸 へ ^ 流れ こも う と する 難民 の 大群 を 、 十 人 ばかり の 番 士 が 、
0946,197,49:   天保 の はじめ ころ から 、 この 浦 に 時 知らず に くじら が 寄る よう に なり 、 妓楼 百 軒 という 繁昌 で 、 米 の ない 土地 から 、 人 買い に 買い 出さ れ た 女 ども が 、 おおよそ 千 人 ほど も ^ 流れ こん で いる 。
0947,2863,44: 風 が 変っ た らしく 、 工場 の サイレン や 、 ポンポン 蒸気 の 排気 管 や 、 可動 橋 の 定時 の 信号 や 、 汽艇 の 警笛 や 、 さまざま な 物音 が 、 欄間 の 回転 窓 の 隙間 から 雑然と ^ 流れ こん で くる 。
0947,3323,17:   食堂 の ほう から 、 食べもの の 匂い が 、 水脈 を ひい て ラウンジ へ ^ 流れ こん で くる 。
0948,860,14: 石倉 の 腕 が 咽喉 輪 を 攻める … … 胃 に 水 が ^ 流れ こみ 、 肺 の 中 が 水 で いっぱい に なる 。
0977,272,13: ところが 東京 から 「 ボル 」 が いちはやく 五 高 の 学生 に ^ 流れ こん で くる と 、 裂けめ が おこっ た 。
0977,273,23: 「 前衛 」 とか 「 種 蒔く 人 」 とか 、 赤い 旗 の 表紙 の 雑誌 が 五 高 の 連中 から ^ 流れ こん で くる と 、 小野 の ところ に は 「 自由 」 という 黒い 旗 の 表紙 が 流れ こん で き た 。
0977,273,43: 「 前衛 」 とか 「 種 蒔く 人 」 とか 、 赤い 旗 の 表紙 の 雑誌 が 五 高 の 連中 から 流れ こん で くる と 、 小野 の ところ に は 「 自由 」 という 黒い 旗 の 表紙 が ^ 流れ こん で き た 。
0981,1614,12: それ が 又 、 どこ が どんなに 発展 し て 左翼 に ^ 流れ こん で 来 た の か ?
1073,631,64: —— なる ほど 、 連れ の 放免 の いう と おり 、 築 土 ご しの 樹 々 を 透し て 、 笙 、 和琴 、 振鼓 、 笛 など の 散楽 譜 が 、 天上 の 雲間 から でも 降っ て くる よう に 、 小次郎 の 旅 垢 だらけ な 耳 の 穴 へ も 、 春風 とともに 、 忍びやか に 、 ^ 流れ こん で き た 。

引き出す

(引く.出す)
延べ語数: 40

0087,2607,17: トリック という の は 、 もちろん 旗 田 亀 之 介 を 鶴 彌 の 広間 へ ^ ひき 出し て 、 あの 灰皿 の 上 の 黒ずん だ 灰 を 盗ま せる ため だっ た 。
0141,4678,31: 伸子 たち が モスクヷ へ 来 た 時 、 コロンタイズム は 十 年 昔 の 社会 が 、 古い もの から 新しい もの に うつろう と し た 過渡 期 に ^ ひき 出さ れ た 性的 混乱 の 典型 として 見 られ 、 扱わ れ て い た 。
0141,14319,8: 伸子 は 、 しかし 、 資本 主義 が ^ ひき 出し た これら の 二つ の 人種 を ある まま に 見 くらべ て 驚歎 し 、 やがて は 奥歯 を かみしめる よう な 思い に おか れ た 。
0141,15736,53: 須美子 に は もの を 買う に も 、 ほんとに 須美子 らしい つつまし さ と 清らか さ が あっ て 、 山 と つま れ 、 色とりどり に 飾ら れ た 品物 の 山 の 中 から 、 正直 な 小鳥 が 、 自分 に いる もの だけ を 謙遜 に 嘴 で ^ ひき 出す よう に 、 おちつい て 選びだす の だっ た 。
0141,18312,5: 酒 の 話 から 、 ^ ひき 出さ れ て パリ で アルコール 中毒 に かかっ て いる ある 男 の 噂 を し て いる 人々 。
0141,20596,24:   床 の 上 に ひざまずい て 、 伸子 は 自分 の 寝台 の 下 に おしこん で ある 籐 の 大 籠 を ^ ひき 出し た 。
0164,58,36:   この 三 二 年 に 、 日本 は みずから の 社会 を その よう な もの として 客観 的 に 見いだし た と 同時に 、 ソヴェト の 第 一 次 五 ヵ年 計画 によって 自然 ^ ひき 出さ れ て き た 社会 主義 的 リアリズム の 問題 を うけとっ た 。
0177,16,26:   一 九 四 五 年 の 秋 から 昨今 、 また 人間 性 の 解放 という こと が 云わ れ 、 ルネッサンス が それ につれて ^ ひき 出さ れ て いる 。
0181,42,35: しかし 、 理論 家 にとって は 一 篇 の 作品 を 細心 に 吟味 する こと で 、 プロレタリア 文学 として 次 の 発展 段階 へ 、 しか じかに あり たい 、 という 要望 を ^ ひき 出す こと が 可能 で ある 。
0197,1,47: この 課題 について 、 わたし は 自分 として 一定 の 見解 を 主張 する と いう より は 、 むしろ 、 みんな の 手近 に ある 『 新 日本 文学 』 『 文学 サークル 』 『 勤労 者 文学 』 など を 見直し て 、 そこ から ^ ひき 出さ れ て 来る 具体 的 な 論点 を あらまし 整理 し 、 発展 さ せ て みる 方 が 、 実際 的 だ と 思う 。
0204,62,29: 一つ の 書い た もの の なか から 、 偶然 の 誤記 を 機会 に 、 書い て ある こと と は まるで 方向 の ちがっ た 結論 を ^ ひき 出し て 、 自身 の コンプレックス を 展開 する こと は 、 公正 で ない し 、 文学 という もの の 客観 的 な 真実 を 尊重 する 本質 も ふみにじっ て いる 。
0206,62,27: おそらく 彼女 は 、 冒険 を さけ て ばかり は い ない 性格 で あろ う し 、 刻々 の 条件 の なか で 楽し さ を ^ ひき 出し 、 自分 と ひと と の 愉快 の ため に 雰囲気 を つくる かしこ さ も 持ち あわし て いる だろ う 。
0206,160,8:   さっき 「 女 の 一生 」 から ^ ひき 出さ れ た 話 として ふれ た 今日 の 婦人 の 社会 生活 、 家庭 生活 に ある 諸 問題 の 例 は 、 工場 に 働く 婦人 労働 者 の 場合 、 一層 負担 の 重い 苦しい もの に なる 。
0206,221,42: 人類 に は 、 他 の 動物 より 発達 し た 知覚 が ある ばかり で なく 、 生存 の ため の たたかい の 上 に おこっ た 経験 を 記憶 し 、 その 多く の 経験 から 一つ の 法則 を ^ ひき 出し て 来る 能力 が あっ た 。
0210,57,36: ある 種 の 文化 ・ 文学 活動 家 たち が この 見解 の 支援 の ため に うごかさ れ た こと も 、 職場 の 文学 サークル の 分裂 が ある 意味 で は そこ から ^ ひき 出さ れ た こと も 、 この 数 年間 民主 主義 文学 運動 に たずさわっ て 来 て い た 人 が 公平 に かえりみる なら ば 、 すべて 理解 する とおり で ある 。
0210,108,28: 民主 的 な 文学 の 陣営 に 属し て いる いく たり か の 既成 作家 の 文学 活動 が その よく ない 影響 によって そういう 結果 を ^ ひき 出し て いる という 強弁 が 一時 流布 し た こと が あっ た 。
0211,188,45: 一つ の 民族 の 社会 と 文学 の 健全 にとって は 、 少数 の 西欧 文学 精神 の うけつぎ て が 、 自国 の 文学 について 劣等 感 に 支配 さ れ つつ 、 翻訳 文学 で ある なら ば 、 つとめて その 優性 を ^ ひき 出す として も 、 多く プラス する ところ は ない 。
0215,19,12: 過去 の 戦争 の 年々 は 、 権力 によって その 場 に ^ ひき 出さ れ た 個々 の 人 たち の 真 の 心根 が どう で あっ た に し て も 、 世界 史 の 上 に 演じ た 客観 的 な 役割 は 、 憲兵 的 で ある 程度 を こし て 、 アジア の 平和 の 毒害 者 で あっ た 。
0249,95,58: 貧乏 の ため に 娘 を 吉原 に 売る より は まだ 女工 の 方 が 人間 なみ の 扱い と 思っ て 紡績 工場 に 娘 を やっ て 、 その 娘 は 若い 命 を 減し ながら 織っ た 物 が 、 まわり まわっ て その 人 たち の 親 の 財布 から 乏しい 現金 を ^ ひき 出し て ゆく という 循環 が はじまっ た 。
0257,27,14: 大 資本 は 、 税 の 滞納 に対する 処分 に さえ も 利益 を ^ ひき 出す 。
0276,154,4: 男 は 戦線 に ^ ひき 出さ れる 。
0290,26,60: それ は ただ 私 達 が 自分 の 経験 を 我が 物 と 充分 自覚 し て うけとり 、 それ を 凡 ゆる 角度 から 玩味 し 、 研究 し 、 社会 の 客観 的 な 歴史 と 自分 の 経験 と を 照 し 合わ せ 、 そこ から 好い に しろ 悪い に しろ 正直 な 結論 を ^ ひき 出し て 、 その 結論 から 次ぎ の 一 歩 へ の 可能 を ひき 出し て 行く から で ある と 思う 。
0290,26,75: それ は ただ 私 達 が 自分 の 経験 を 我が 物 と 充分 自覚 し て うけとり 、 それ を 凡 ゆる 角度 から 玩味 し 、 研究 し 、 社会 の 客観 的 な 歴史 と 自分 の 経験 と を 照 し 合わ せ 、 そこ から 好い に しろ 悪い に しろ 正直 な 結論 を ひき 出し て 、 その 結論 から 次ぎ の 一 歩 へ の 可能 を ^ ひき 出し て 行く から で ある と 思う 。
0301,57,6: 男子 が 戦争 の 犠牲 として ^ ひき 出さ れ た 後 、 日本 の 人口 は 女子 の 増大 を もたらし た 。
0328,24,44: 日ごろ 進歩 的 な 意見 を もっ て いる 作家 で ある 豊島 与志雄 、 新居 格 氏 など から さえ 、 この 新聞 は まるで 共産党 系統 の だれ か が 暴力 的 行為 を 仕組み でも し た よう な 話 を ^ ひき 出し て いる 。
0332,76,28: 現実 の 社会 悪 と とりくん で 、 悪 の 中 から 一つ 一つ と 、 社会 と 人間 の より よい 変革 の ため の 方向 を ^ ひき 出し て ゆく 、 善意 の 実感 の 美しい 生き た 力 を 欠い て いる こと の 証拠 です 。
0339,3,23: 帝政 時代 の ロシア の 裁判所 の 公判廷 に 、 客 を 殺し た 一 人 の 売笑 婦 として 、 カチューシャ が ^ ひき 出さ れ て 来る 。
0348,23,9:   独占 資本 の 機構 が 、 時々刻々 に ^ ひき 出す 尨 大 な 金貨 の 山 に おしあげ られ ながら 、 自分 を ファシスト だ と 認め ない 国際 ファシスト たち は 、 MRA の ため に 資金 を 出し 惜しま ない 。
0351,25,42: 全体 の そういう 火事場 泥棒 めい た 雰囲気 の なか で 、 先生 の 正直 で あれ という 声 は 、 案外 に も 、 だから 先生 ん ち は いつも 貧乏 な ん だ ね 、 という 子供 の ひそひそ話 を ^ ひき 出し さえ し て いる の で ある 。
0759,1401,38: 去る に のぞん で 、 にわかに 風 に 舞い 去る 花びら の よう に 軽かっ た ので 、 放 二 は わが 目 を いぶかる 思い に うた れ も し た が 、 そこ から 解答 を ^ ひき 出す こと は 不可能 で あっ た 。
1041,3145,39:   人間 の 経済 活動 は 、 地表 における 肉体 的 な 存在 を 維持 する ため で ある と 同時に 、 人間 が 持っ て いる はず の 創造 的 な エネルギー を できるだけ 多く その 人 から ^ ひき 出す ため で も なけれ ば なら ない 。
1041,3329,27:   ジャズ の ギター 奏者 たち は 、 ギター の 音 を ホーン に 似せよ う と し たり 、 あるいは 、 ギター の 限界 を うまく ^ ひき 出し て い ない の だ 。
1041,3375,41:   音階 を 保っ た 規則 的 な ベース ・ ライン は 、 自信 、 ないしは 、 もの ごと が すべて うまく いっ て いる よう な 気持 、 あるいは その 両方 を 、 聞く 人 の 心 の なか に ^ ひき 出し て くる 。
1072,2816,14:   ひとり 言 に 呟い て 、 同 苦 坊 は 、 車 を ^ 曳き 出し た 。
1072,3573,13: —— そして 、 さい ご に 捕まっ て 、 南 の 白洲 へ ^ ひき 出さ れ たら 、 それ こそ 、 一 生涯 の うらみ を いっ て いい ぬい て やろ う 。
1072,7435,8:   こんな 仰山 な 白洲 へ 私 を ^ 曳き 出し て も 、 私 を 見 たら 、 何 も いえ ない の じゃ ない か 。
1073,676,25:   それ と ばかり 、 勝っ た 者 も 、 負け た 者 、 一 せい に 出払っ て 、 おのおの の 牛 輦 を ^ 曳き 出し て 行っ た 。
1073,784,9: 主人 の 外出 にあたって 、 牛 ぐる ま を ^ 曳き 出し 、 その お供 について 歩き 、 また 、 帰っ て くる と 、 牛 を 放ち 、 車 の 輪 を 洗い 、 轅 の 金具 まで ピカピカ 磨い て 、 怠り なく 備え て おく 。
1073,5070,40:   しかし 、 彼 の 命令 を 待つ まで も なく 、 あたり に い た 郎党 は 、 館 、 柵 内 の 味方 へ むかっ て 、 事態 を どなり 歩い て い た ので 、 馬 を ^ 曳き 出し 、 武器 を 押 っと り 、 前後 し て 、 甲冑 の 奔流 が 、 諸 門 から 往来 へ 、 溢れ 出 て い た 。
1073,8035,57:   と いっ て も 、 戦闘 に かかっ て みる と 、 手 に あう 敵 兵 は いくら も 出 て 来 ず 、 それら の 者 を 射 尽し て 、 あと の 船 を 調べ て 見る と 、 女 子供 や 老女 みたい な 者 ばかり が 、 苫 の 下 から ^ 曳き 出さ れ た 。

湧き上る

(湧く.上る)
延べ語数: 40

0016,179,56: たった いま まで 読ん で い た という 形 の つもり かも 知れ ない が 、 それ も また 、 あまりに きちんと ひらか れ て 置か れ て いる ので 、 かえって 彼 が 、 その 本 を 一 ページ も 読ま なかっ た の で は なかろ う か という 失礼 な 疑念 が おのずから ^ 湧き 上る の を 禁じ 得 なかっ た くらい で あっ た 。
0095,1302,6: その あと から 夥しい 泡 が ^ 湧き 上っ て 、 甲板 から 見守っ て いる 人々 に 、 何 か 息苦し さ に 似 た 感じ を 与え た 。
0112,748,14: その かわり 恐ろしい ほど の 陰気 さ と 疑 が 雲 の 様 に ^ 湧き 上っ て 来 た 。
0112,1716,27: と 云っ て 居る 母親 の 横顔 を 珍 らしい もの の 様 に 見 ながら H の 声 の 丸 さ が 心 の 中 に ^ 湧き 上っ て 居 た 。
0113,82,31:   不断 あんまり 物 に こだわら ない 京子 が 今度 ばっかり こんなに し て 居る の を 思っ て 大 よそ こんな 事 だろ う 位 に 京子 の 身 に ^ 湧き 上っ た 事件 を 想像 し た 千世子 は 今 その 事 について 考え なけれ ば なら ない ほど に まで 話 に 深 入 する の を いやがっ た 。
0113,238,30:   何 か を 抱え て 居る らしい 人 だ と 云う 感じ が その 時 に 限っ て ふだん の 倍 も 倍 も 強く 千世子 の 頭 に ^ 湧き 上っ た 。
0265,12,29: そして 、 戦争 に ふるい 立て られ て い た 当時 の 「 あの すさまじい 皆 の 心 、 それ と 同じ もの が 世界 平和 の ため に ^ 湧き 上ら ぬ もの かしら 」 という 言葉 は 、 燁子 さん に にじりよっ て 、 その 手 を とら せ たい 心 に さ せる 。
0289,5,23: 少く とも 、 これ について 無 関心 で は い られ ない もの が 、 私 たち の 生活 全体 の 事情 から ^ 湧き 上っ て 来 て いる 。
0433,82,17: 純白 な 面 に 灼熱 し た 炬火 を 捧げ て 、 漂 々 たる 河面 から ^ 湧き 上っ た 自由 の 女神 像 こそ 、 その 心持 に つり合っ て 居り ます でしょ う 。
0433,340,16:   けれども 、 私 共 は 先ず 、 此 の 催眠 さ せ られる 程 烈しく ^ 湧き 上る 憧憬 は 、 如何なる 背景 を その後 に 持っ て 居る か 考え なけれ ば なり ませ ん 。
0449,1,29:   或 午後 、 机 に 向っ て 居る と 、 私 の 心 に 、 突然 、 或 諧調 の ある 言葉 が 、 感情 に つれ て ^ 湧き 上っ た 。
0505,35,25:   誰 か 一 人 、 しっかり とっ 附い て 居 て 安心 な 人 を 望む 心 が 、 お 君 の 胸 に ^ 湧き 上っ て 、 目 の 前 に は 、 父親 だの 母 、 弟 又は 、 家 に 居 た 時分 仕事 を 一緒 に ならっ て 居 た 友達 の 誰 れ 彼 れ の 顔 や 、 話し 振り が ズラッ と ならん だ 。
0505,324,71:   色 の 小 白い 、 眼 の 赤 味 立っ た 、 細い 体 を 膳 の 上 に の しかけ て 、 せっせと 飯 を 掻込 んで 居る 恭二 の ピクピク する 「 こめかみ 」 や 条 を つけ た 様 な 頸足 し を 見 て 居る うち に 、 栄蔵 の 心 に は 、 一種 の 、 今 まで に 経験 し なかっ た 愛情 が ^ 湧き 上っ た 。
0507,243,21:   私 の 心 の 中 に は 、 一種 の 「 あわれみ 」 と 恥 かしい 様 な 気持 が ^ 湧き 上っ た の で あっ た 。
0508,34,25:   蕙子 の 顔 を 一目 見 た 時 お 関 の 心 の 中 に は 口 に 云い 表わせ ない 悩まし さ が ^ 湧き 上っ た 。
0508,144,34: と 、 始めて 笑顔 に 成っ た 時 、 自然 と 涙 が 滲み 出 て 、 物 を 云う 声 が 震える ほど の 満足 が 蕙子 の 胸 に 滾 々 と ^ 湧き 上っ て 来 た 。
0508,263,69:   向う の 道 から 来る お 久美 さん に 先 ぐ 見つかる 様 に と 、 往還 に 沿う て 続い て 居る 堤 の 青草 の 上 に 投げ 座り を し て 体 の 重味 で 伏し た 草 が 白い 着物 の 輪廓 を まるで 縁 飾り の 様 に 美 くし く 巧妙 に 囲ん で 居る の を 見 たり 、 モックリ と ^ 湧き 上っ た 雲 の 群 の 前 に しっとり と 青い 山並 が 長く 長く 続い て 、 遙 か に 小さい 森 や 丘 が 手際 よく 取りそろえ られ て 居る の 等 を 眺め ながら お 久美 さん の 足音 を 待っ て 居 た 。
0508,814,48:   急 に 足元 を 浚わ れ た 様 な 皆 は 、 始め の 間 こそ 妙 に 擽ったい 様 な 滑稽 な 気持 に なっ て 居 たけれ 共 、 しばらく する と 、 自分 達 に 加え られ た 無礼 に対する 反感 が ムラムラ と ^ 湧き 上っ て 、 前 より も 一層 引き しまっ た 顔 を 並べ て 黙り 返っ て 居 た 。
0508,1142,29:   お 久美 さん は 夢 の 醒め た 様 に 飽気 無い 気 が し て 、 何処 か の 小 作男 の 様 な 若者 を 何時しか ^ 湧き 上っ た 軽い 侮蔑 を以て 見下し て 居 た 。
0509,141,25:   だまっ て 傍 に 立っ て それ を 見 て 居 た 私 は 、 何とも 云え ない 感情 が 胸 一 杯 に ^ 湧き 上っ て 、 大声 を 上げ て 泣き たく て 泣き たく て 、 どうにも 堪え られ ない 心持 に さ せ られ て 居 た 。
0538,101,27: ふみ   火 の 帯 、 火 の 波 、 火 の 流れ 、 姿 の みえ ない 所 から 軍歌 が 地 響 の よう に ^ 湧き 上っ て き て … … ほら 、 又 聞える 。
0560,204,8: 一 度 に 、 さまざま な 疑惑 が ^ 湧き 上っ て き まし た 。
0597,2563,5: それ が 今年 は 一向に ^ 湧き 上っ て 来 なかっ た 。
0597,2569,5: 新た に 何 か が ^ 湧き 上っ て くる まで は と 、 そういう 気持ち で 飲ん だ 。
0617,470,3: 一度 念頭 に ^ 湧き 上っ た もの を 、 善く も 悪しく も 、 直ちに 実行 する 。
1000,585,16: と 、 重ね て 主 が 促す と 、 人々 の 間 に 漸く ざわめき が ^ 湧き 上っ た が 、 それでも なお 、 あっさり その 場 を 出 て 行っ た 者 は 幾 人 も い なかっ た 。
1000,722,40: 自分 は 昨夜 、 左大臣 の あの し つ ッ こい 所作 を 見 て いる うち に 、 平素 胸中 に わだかまっ て い た そう 云う い ろくな も やく が 、 酔い が 発する の と共に 次第に ^ 湧き 上っ て 来る の を 覚え た 。
1000,1276,128: 彼 は 、 恋しい 人 の 面影 を 追う て 日夜 懊悩 し て いる 父 が 、 苦し さ の 餘 り 救い を 佛 の 道 に 求め た 経路 に は 同情 が 出来 た し 、 そう 云う 父 を 傷ま し いとも 気の毒 と も 思わ ない で は い られ なかっ た が 、 でも 、 ありてい に 云う と 、 父 が 折角 美しい 母 の 印象 を その ま ゝ 大切 に 保存 しよ う と 努め ない で 、 それ を ことさら 忌まわしい 路上 の 屍骸 に 擬し たり し て 、 腐り た ゞ れ た 醜悪 な もの と 思い込も う と する の に は 、 何 か 、 憤り に 似 た 反抗 心 の ^ 湧き 上る の を 禁じ 得 なかっ た の で あっ た 。
1132,278,4: 油然 として 胸 に ^ 湧き 上る の は 、 思い も よら ぬ 親しみ の 感情 です 。
1139,154,0: ^ 湧き 上る 涙 が 、 御 仏 の 冷たい 頬 へ ハラハラ と 降りそそぎ ます 。
1171,2606,19: 背徳 と 疎外 の 感じ は あっ た が 、 別に 妙 な 優越 感 が やがて 彼 に ^ 湧き 上っ て 来 た 。
1172,524,5:   私 の 胸 に ^ 湧き 上っ て 来 た の は 、 悲しみ と も 憤り と も つか ぬ 感情 で あっ た 。
1172,706,30:   私 を も 含め て 、 度 を 失っ た 此 の 一群 の 男 たち に 、 私 は 言い 知れ ぬ 不快 な もの が 胸 に ^ 湧き 上っ て 来る の を 感じ た 。
1172,725,17: にがい 笑い は 、 何 か 生理 的 な 発作 の よう に 、 止め 度 無く ^ 湧き 上っ て 止ま なかっ た 。
1172,796,7: 突然 するどい 哀感 が 、 胸 に ^ 湧き 上っ た 。
1172,1314,27: 突然 、 親近 の 思い と も つか ぬ 、 嫌悪 の 感じ と も ちがう 、 不思議 な 烈しい 感情 が 、 私 の 胸 に ^ 湧き 上っ た 。
1172,1415,19: その 山 の 形 を 眺め て いる うち に 、 静か な 安らぎ が 私 の 心 に ^ 湧き 上っ て 来 た 。
1173,402,16: 彼 は じっと うずくまっ た まま 、 何 か 解明 出来 ぬ 複雑 な 感情 が ^ 湧き 上っ て 来る の を 意識 し た 。
1173,653,9: 彼 は その 時 重く 静か な 亢奮 が ^ 湧き 上っ て 来る の を 感じ て い た 。
1174,3946,12: 時間 の 経過 の 空虚 さ が 、 しみじみ と 胸 に ^ 湧き 上っ て 来 た 。

泊まり込む

(泊まる.込む)
延べ語数: 39

0077,322,31: 例 の 男 は 前島 セン 一 と 偽名 し 、 富子 という 女 を 連れ 、 一昨日 以来 、 原 の 町 とも え 旅館 離れ 竹 の 間 に ^ 泊り こみ 誰 か を 待受け て いる 様子 です ”
0568,156,38: そして 二 人 で 饒舌 り 合っ てる うち に 、 石村 は いつしか 席 を 立ち 、 他 の 者 も 相次い で 姿 を 消し 、 二 人 だけ 泥酔 し て 、 喜久 家 に ^ 泊り こん で しまっ た の で ある 。
0568,181,14:   二 人 は 喜久 家 へ 行っ て 、 また 泥酔 し 、 ^ 泊り こん で しまっ た 。
0581,15,17: いくら 酔っ て も 、 そのまま つぶれ て しまう こと は なく 、 杉 茂 登 に ^ 泊り こむ こと は なく 、 遅く なっ て も 必ず 自宅 に 帰っ て ゆき まし た 。
0589,141,3: とうとう 昨夜 は ^ 泊り こん だ 。
0597,2711,2: 若竹 に ^ 泊り こん で 喜 代香 の 肉体 に 触れ た こと など 、 彼 にとって は 問題 で なかっ た し 、 嘗て 何 度 か し た こと の 繰り返し に 過ぎ なかっ た が 、 それ を 繰り返す よう な 地位 に 自分 を 置い た こと が 、 既に 、 自分 一 人 置きざり に さ れ た よう な もの だっ た 。
0625,165,24: もっと 名 も ない 町 や 村 で 、 自分 の 土地 の 旅人 ぐらい しか 泊ら ない よう な 宿 を さがし て ^ 泊り こん で 、 古い ヒダ の 顔 や 言葉 が 今 も どこ か に あり うる か どう か 、 私 の カン が 最も 新鮮 な 第 一夜 に 昔ながら の 土地 の 匂い を 嗅ぎ当て て み たい 、 そう 考え て い た の だ 。
0638,3,2: 病院 へ ^ 泊り こん で 、 病人 の 枕元 で 書い て い た の で ある が 、 ちょうど 、 そういう さなか の 六月 六 日 ふと 思いたっ て 、 握り飯 を ぶらさげ て 、 木村 塚田 将棋 名人 戦 の 最終 回 を 見物 に でかけ た 。
0684,164,6: 毒消し 売り の 泊る はたご に ^ 泊り こん で 、 諸々 方々 を 拝み倒し て 、 あれ だけ の バラック が ともかく でき 上っ た の です ぞ 。
0685,65,18: ヤス子 に 憑 い て いる 狐 を 落し て やる と 云っ て 、 十 日間 も ^ 泊り こん で 祈っ た 。
0685,95,33:   その あげく 、 お 加 久 が 不 二男 の 性根 を 叩き 直し て くれる こと に なり 、 お 加 久 は 兵頭 清 とともに 当分 平作 の 家 に ^ 泊り こん で お祈り を する こと に なっ た 。
0695,328,23:   被害 者 は 告訴 し ない こと を 申 合わせ 、 順に 数 名 ずつ の 当番 を S の 店 に ^ 泊まり こま せ て 帰宅 を 待っ た 。
0706,0,26:   その 朝 は 玄関 脇 の 応接間 に × 社 の 津田 弁 吉 という 頭 の 調子 の 一風 変っ た 青年 記者 が ^ 泊り こん で い た 。
0709,121,15:   昨年 、 私 が 、 折 あしく 病人 を か ゝ えて 病院 へ ^ 泊り こん で おり 、 外出 の 不自由 な とき 、 思いがけ ず 、 ヤマサン から 手紙 を もらっ た 。
0714,11,20: 呉 氏 の 応援 に 、 ジコーサマ が 津軽 辺 から 出張 し て 、 呉 氏 の 宿 に ^ 泊り こん だ 由 で ある が 、 あたり 構わ ぬ オツトメ を やり 、 音楽 、 オイノリ 、 その うるさ ゝ に 家主 が 怒っ て 、 警察 へ 訴え 、 ジコーサマ の 一行 が 留置 さ れ て しまっ た の で ある 。
0732,113,6: 場合 によって は 四 五 日 ^ 泊り こむ こと に なる でしょ う から 、 明日 は その つもり で 出社 し て 下さい 。
0732,469,20: 「 オヤジ はね 、 ガンコ だ から 、 信心 と なる と 、 何 月 何 年 でも 箱根 に ^ 泊り こむ 意気込み な ん です から ね 。
0739,158,13: そして 、 渡辺 彰 、 高橋 正二 という 二 人 の 青年 を ^ 泊り こま せ 、 その他 、 八木 岡 英治 や 原田 裕 や に 、 夜昼 見廻り に 来 て もらう という よう な 、 巧妙 な 策戦 を 考え て くれ た 。
0739,159,29:   そうして 私 が 気がつい た とき 、 私 は 伊東 に 来 て おり 、 私 の 身辺 に 、 四 五 人 の 親しい 人 たち が ^ 泊り こん で いる の を 発見 し た 。
0757,597,8: よろし 、 こう なっ たら 、 オイラ も ^ 泊り こん で やれ 」
0759,431,7: アブ レ る と 、 五 人 ^ 泊り こん じゃ うわ よ 」
0759,5166,5: キッピイ は どこ か へ ^ 泊り こん で 、 三 日 、 家 へ 戻ら なかっ た の で ある 。
0759,7214,7:   長平 は ルミ子 の 部屋 へ ^ 泊り こむ こと に なっ て 、 よい こと を し た と 思っ た 。
0759,7796,6: パンパン 宿 へ 一 週間 も ^ 泊り こん で いる ジジイ に 利 巧 な 奴 が いる 筈 は ない 。
0781,42,14: 主人 不 在中 だ から 妻 ラク だけ は 本宅 の 女中 部屋 へ ^ 泊り こん で い た 。
0785,494,28: 寮 に は チヨ と 二 人 の 若い 女中 の お 鈴 と お宮 の ほか に 、 チヨ の 兄 の 三原 保太郎 という 若旦那 が ^ 泊り こん で い た 。
0807,20,28: 町 から 大工 を たのん で 、 小屋 を つぶし て 、 立派 な 家 を 新築 し た が 、 その 出来 上る まで 、 お寺 に ^ 泊り こん で 、 坊主 に 代っ て 、 寺 小屋 へ あつまる 小僧 ども に 詩文 を 教え た 。
0809,254,23: めでたく 相談 が まとまっ て 、 その 晩 は 前祝い に 充分 の ん で 、 一同 アンニャ の 総代 の ウチ に ^ 泊り こむ 。
0816,14,13: 伊東 に 住む 私 は 前日 から 小石川 の 「 モミヂ 」 に ^ 泊り こみ 、 増淵 四 段 と 碁 を うっ て 大晦日 を 送る という 平穏 風流 な 越年 ぶり 。
0825,130,3:   と 、 ^ 泊り こん で の サイソク で ある 。
0842,917,4: 「 実は 私 は ^ 泊り こん で 、 犬 が 獲物 を 持参 する の を 見 とどけよ う という わけ です 」
0849,470,39: 小さな 一 部屋 を 借り て 何 人 か が 下宿 し て いる の が 普通 で ある が 、 なか に は 小さな 家 を 一 軒 持っ て い て 、 そこ に 十 数 名 ^ 泊り こん で 、 年中 そこ を 拠点 に し て いる 一団 も ある 。
0852,158,16: 酒 を のん で 露骨 に 女 を 口説き はじめ た が 、 以前 に も ^ 泊り こん だ こと が ある の は 口説き 方 の 様子 で 察し る こと が 容易 で あっ た 。
0948,1259,8: 大池 の 弟 と ツルン で ロッジ に ^ 泊り こん だって 、 とがめ られる こと は ない はず だ から 」
0993,2341,21: 私 も こうして 黒田 さん から 一切 を まかさ れ て 信州 くん だり まで やって来 て 、 こうして 宿屋 に ^ 泊り こん で まで 事 を 片 附け に かかっ て いる ん だ から 、 話 を 急ぐ ん で ねえ 。
0993,3957,51: そい で まあ 、 俺 あ これから 海尻 の 郵便 局 の 林 さん とこ へ 寄っ て 話 を し て 、 それから 落窪 の 実行 組合 の 人 たち に 逢えれ ば 逢っ て 話 を し た 上 で 、 今夜 金吾 の 所 さ 行っ て 、 ^ 泊り こん で よ うく 話 を つけ べ えと こう 思っ て な 。
0995,117,17: 男 の 声   … … ゆんべ 、 おそく なっ て から 、 十 号 室 に ^ 泊まり こん だ 二 人 づれ の 男 と 、 そい から 、 六 号 に 前 の 日 から 泊っ て て 、 部屋 の 外 へ ちっとも 出 なかっ た 背広 の 男 なあ 。
1076,1338,71: 私 の 聴い て いる 一つ は 山口 県 の 東部 、 大島 群島 の 南 の 方 に ある 片山 島 、 是 など は 隣 の 島 から は 一 里 余り しか なく 、 平地 も 大分 に ある ので 、 何 度 か 開墾 しよ う として 渡っ て ゆく 者 も あっ た が 、 何分 に も 鼠 が 多く 、 小屋 を 掛け て ^ 泊り こん で いる と 、 夜分 は 入っ て き て 人 の 鼻 を 咬ん だ という よう な 騒ぎ な ので 、 成功 し た 者 が ない という こと だっ た が 、 それ は 今 から 三 十 五 年 ほど 前 の 話 、 この 頃 は もう 畠 も 拓か れ 、 耕す 人 も 住ん で いる と いう から 、 ここ の 鼠 の 歴史 に は 、 たしかに また 一つ の 変化 が あっ た の で ある 。
1101,421,25: 私 は 簡単 に 陥落 し て 、 とうとう 一 晩 も 泊ら なかっ た が 、 菅谷 君 は 、 通計 一 週間 ばかり ^ 泊り こん で 、 小屋 の 内部 を 、 天井 も 四方 の 壁 も 、 全部 テックス で 張りつめ て 、 やっと 住める よう に し た 。

歌い出す

(歌う.出す)
延べ語数: 39

0053,2963,5:   と 、 寮歌 を ^ 歌い 出し た 。
0053,2964,15:   すると 、 二 階 の 部屋 から 鶴 雄 の 歌 について 小声 で ^ 歌い 出し た 女 の 声 が きこえ て 来 た 。
0053,3784,10:   やがて 、 望月 は 得意 の 流行 歌 を ^ うたい 出し た 。
0060,1441,29: 畜生 メ と 感じ た わけ で ある が 、 いっしょ に フォーク ゲリラ の ギター を 持っ た 連中 も 歩い て い た から 、 まあ 当然 ^ 歌い 出し た わけ で ある 。
0060,1442,37: はじめ の うち は かなり 白々しく て 、 うたう 気 に も なれ なかっ た が 、 規制 を うける と コンニャロメ って わけ で 『 友 よ 』 や 『 栄 ちゃん の 』 など を ^ うたい だし た 。
0060,3296,11:   喝采 に 包ま れ た ドンピア は 、 アルテア が ^ 歌い だす に いたっ た 経緯 を 語り はじめ た 。
0062,462,10: 「 音楽 が やり たい の なら その 場 で ^ 歌い だす か 、 ギター 抱え て ともかく 鳴らし 始める の が 先決 だろ う 」 と 喉 まで 出 かかっ て い た オレ は 、 リード ・ ギター として の 参加 を 正式 に 求め て き た 谷川 ユズル に 「 なんだかんだ やる 前 に 、 やり たい 楽器 が ある ん なら 鳴らし て み たら 」 と 厳か に 宣言 し た の で ある 。
0080,1553,30: はじめ は 舞台 の 上 に うつぶし て 、 わあわあ 泣い て い た ん です が 、 しばらく する と 、 むっくり 起きあがり まし て ね 、 歌 を ^ うたい 出し た ん です 。
0098,3294,33: 彼 の 足 の 先 は 私 の 頭 の ところ に あり そう だ が 、 寝 て くれ て 静まっ た と 思う と 、 また すぐ 彼 は 歌 を ^ 謡い 出し た 。
0137,101,3: と 小声 で ^ 唄い 出し た 。
0140,3071,21: 松浦 が 口ずさみ から 段々 本気 に なっ て 、 声量 は とぼしい が 正確 で 地味 な バリ トーン で ^ 歌い だし た 。
0141,18960,13: エセーニン の 詩 は 、 いわゆる 母 なる ロシア の 感覚 そのもの から ^ 歌い 出さ れ て い て 、 その 憂愁 と ロシア へ の 愛 は イサドラ・ダンカン の よう な 外国 の 舞踊 家 まで を 魅 し た 。
0153,185,26: しかし 文学 は 先生 なし に 、 手紙 を 書き 、 日記 を 書き 、 恋文 を 書く こと の 中 に 心 の 声 が ^ 歌い 出す から 、 私 ども にとって は 、 文学 は 生活 に 織込ま れ た 芸術 です 。
0506,251,11:   しばらく する と 、 端唄 や 都々逸 らしい もの を ^ 唄い 出し て 、 それ も 一 人 や 二 人 なら まだしも 、 その 十 人 位 が 一時 に やり 出す の だ から 聾 に なり そう に なる 。
0569,418,9: 時彦 が 音頭 を 取っ て 、 ラ・マルセイエーズ を ^ 歌い 出し 、 一同 それ に 和 し て 歌い ながら 卓 を 叩い て 拍子 を 取る 。
0612,2193,21:   カヤ ノ は また じいっと その ステンドグラス を 見つめ て い た が 、 やがて たどたどしい ラテン語 で アヴェ・マリア を ^ 歌い 出し た 。
0613,464,6: 突然 、 海 ゆか ば を ^ 歌い だし た 者 が ある 。
0773,430,9: それ につれて 信徒 が グラグラ 上体 を ゆり ながら ^ 唄い だす 。
0857,229,39: 然し 作家 は ともかく 生きる 人間 の 退 ッ 引き なら ぬ ギリギリ の 相 を 見つめ 自分 の 仮面 を 一 枚 ずつ はぎとっ て 行く 苦痛 に 身 を ひそめ て そこ から 人間 の 詩 を ^ 歌い だす の で なけれ ば ダメ だ 。
0857,327,26:   小林 秀雄 という 落下 する 物体 は 、 その 孤独 という 詩 魂 によって 、 落下 を 自殺 と 見 、 虚無 という 詩 を ^ 歌い だす こと が できる かも 知れ ぬ 。
0947,25,12:   退屈 に うかされ て 、 サト子 は 、 稗 搗節 を ^ うたい だし た 。
0949,15,7:   と めずらしく 琉球 の 歌 を ^ うたい だし た 。
0956,2878,15: あの 子 は 山 鴿 が 鳴き 始める 頃 に なる と きまって 唄 を ^ うたい 出し た もの じゃ 。
0956,2879,18: 山 の わ くらべ ども と 一緒 に なっ て 、 可愛い 声 を 出し て 唄 を ^ うたい 出し た もの じゃ 。
0975,8,25: 師匠 が 手 を 取っ て 、 最初 に 教え られ た の は 「 四季 の 花 」 で あっ た が 、 その ^ 唄い 出し の “ 春 は 花 ” という 節 の 箏 の 音色 に 、 私 は 幼い ながら も 、 何 か 美しい もの を 感じ た 。
0983,574,59: 肥前 は それ に は 答え ず 、 鼻歌 まじり に ミシミシ と みんな の 枕元 を 通っ て 自分 の 寝 場所 に 行き 、 フトン を 引きずり出し て 寝 仕度 に かかり ながら 自分 だけ は 良い 心持 そう に —— しかし はた から 聞く と くずれ さびれ た 投げやり な 調子 で —— 低い 声 で ^ 唄い 出す 。
0987,1718,24: 友吉   … … ( 額 を 壁 に つけ た まま 、 低い 声 で 、 男 の うなり 声 の 中 に ^ 歌い 出し て いる 。
0987,1805,21: ( 歌 ) 民衆 の 旗 、 赤旗 は ——( 客席 前部 の 大 部分 の 人々 が 、 それ につれて ^ 歌い 出す 。
0993,1614,7: ( いきなり 、 投げやり な 調子 で ^ 歌い 出す 「 チンタオ 節 」 ) 海尻 よい とこ と 誰 が 言う た 、 うし ろ は ハゲ 山 、 前 は 川 、 尾 の ない キツネ が 出る そう な 、 僕 も 二 三 度 だまさ れ た あ 、 ナッチョラン !
0993,3210,26: ババ バン 、 ババ バン 、 ババ バン 、 バン と 小太鼓 の 前奏 が ちょっと あっ て 、 八 人 ばかり の 青年 が 明るく ^ うたい 出す 。
0995,2253,40: 佐山 の 声   … … ( しばらく だまっ て い て から ) 吉富 と いっ て 、 やっぱり 、 はじめて の 召集 で 、 甲州 の 山 ん 中 から 来 た 男 だ … … そいつ が ^ 歌い だし て —— 盆踊り の 歌 だって いっ て た … … みんな 、 それから 、 ここ を 掘り ながら 歌っ た 。
1000,467,8: 左大臣 は 又 「 我が 駒 」 を ^ 謡い 出し て 、
1057,1,39: その 頃 豊浦 の 村 に 洞爺湖 の 主 を 憑神 に もつ 有名 な 巫女 が 居 た ので それ に 巫術 を さ せ たら 、 やがて 神がかり の 状態 に なっ て 次 の よう に ^ 謡い 出し た ——
1148,70,17:   三 室 銀子 は 胸 を 張っ て 、 もう一度 無 伴奏 の まま フランツ を ^ 歌い 出し まし た 。
1148,108,2:   と ^ 歌い 出し た の でし た 。
1153,843,21: 『 でき た 、 でき た よ ォ ——』 私 は デタラメ の 節 を つけ 、 茶わん を たたい て ^ 歌い 出し た 。
1173,1042,22: 思わず 眼 を 外らそ う と し た 時 、 女 は 寝ころん だ まま 咽喉 を 反らせ て 高い 声 で ^ 歌い 出し た 。
1175,645,12: ガヤガヤザワザワ と おしゃべり は する し 、 中 に は 歌 を ^ うたい 出す 子 も いる 。
1177,444,22: 」 前方 を 睨み ながら 兵士 は なおも 笑い 、 女 は 平然と 尻 を ふっ て ハミング で 流行 歌 を ^ うたい 出し た 。

駆け上る

(駆ける.上る)
延べ語数: 37

0002,726,65:   と 言い捨て 、 そのまま 小走り に 走っ て 、 お 風呂 場 に 行き 、 泣きじゃくり ながら 、 顔 と 手足 を 洗い 、 それから お 部屋 へ 行っ て 、 洋服 に 着 換え て いる うち に 、 また わっ と 大きい 声 が 出 て 泣き崩れ 、 思いのたけ もっと もっと 泣い て み たく なっ て 二 階 の 洋間 に ^ 駈け 上り 、 ベッド に からだ を 投げ て 、 毛布 を 頭 から かぶり 、 痩せる ほど ひどく 泣い て 、 その うち に 気 が 遠く なる みたい に なっ て 、 だんだん 、 或 る ひと が 恋い しく て 、 恋い しく て 、 お 顔 を 見 て 、 お 声 を 聞き たく て たまらなく なり 、 両足 の 裏 に 熱い お 灸 を 据え 、 じっと こらえ て いる よう な 、 特殊 な 気持 に なっ て 行っ た 。
0002,2229,62: それ を 考え たら 、 私 の 恋 も 、 一時 に さめ 果て た よう な 気持 に なっ て 、 下駄 の 鼻緒 を すげかえ 、 立っ て はたはた と 手 を 打ち合せ て 両手 の よごれ を 払い 落し ながら 、 わびし さ が 猛然と 身 の まわり に 押し寄せ て 来る 気配 に 堪え かね 、 お座敷 に ^ 駈け 上っ て 、 まっ くら 闇 の 中 で 奥さま の お 手 を 掴ん で 泣こ う かしら と 、 ぐらぐら 烈しく 動揺 し た けれども 、 ふと 、 その後 の 自分 の しらじらしい 何とも 形 の つか ぬ 味気 無い 姿 を 考え 、 いや に なり 、
0027,1400,10: 自分 は 、 ひとり 逃げる よう に また 屋上 に ^ 駈け 上り 、 寝ころび 、 雨 を 含ん だ 夏 の 夜空 を 仰ぎ 、 その とき 自分 を 襲っ た 感情 は 、 怒り で も 無く 、 嫌悪 で も 無く 、 また 、 悲しみ で も 無く 、 もの凄まじい 恐怖 でし た 。
0054,2670,8:   若い 女 が 泣き ながら 石段 を ^ 駈け 登っ て 行く 。
0055,2344,4: 出来 なけりゃ 部屋 へ ^ 駈け 上っ て 脳天 を ピストル で 打 貫く ん だ ぞ !
0062,2078,53:   五 年 前 が ジュラ紀 、 十 年 前 が デボン 紀 、 二 十 年 前 が 先 カンブリア 紀 に 相当 する この 世界 で は 今や 記憶 する 人 も 絶え て 久しい が 、 椎名 さん は パーソナル コンピューター の 台頭 の 波 に 乗っ て 頂点 まで ^ 駆け 上っ た 時代 の 寵児 だっ た 。
0084,1850,4: そして 展望 台 へ ^ 駆け のぼっ た 。
0088,419,21:   その 春部 は 十 五 分 ほど 経つ と 、 息 を せいせい 切っ て 帆 村 の ところ へ ^ 駆け 登っ て 来 た 。
0547,440,5:   駅 の フォーム に ^ 駆け 上る と 、 急 に 酔い が ぶり返し て 、 ふらふら し た 。
0581,157,20:   杉 茂 登 で 、 檜山 さん 一 人 と 聞く と 、 菊 千 代 は 階段 を ^ 駆け 上っ て ゆき まし た 。
0589,76,16: それ が 、 たいへん な 勢い で 、 たいへん な 速 さ で 、 草原 を ^ 駆け 登っ て き た 。
0589,79,44: 下方 の 谷間 を 流 るる 川 や 、 その あたり の 畑地 や 、 杉 の 木立 など 、 パノラマ の よう な 美しい 背景 の なか に 、 人馬 が 大きく 浮き だし て 、 それ が 草原 を いっさ ん に ^ 駆け 登っ て くる 。
0602,177,33:   或 る 晩 、 二 階 で 、 猫 が ひどく あばれ 騒ぐ 音 が し 、 それから 、 猫 は 階段 に 出 て 来 て 、 駆け 降り たり 、 ^ 駆け 昇っ たり 、 途中 に 止っ て 身 を 隠し たり し た 。
0602,195,14: 久子 は 驚い て 、 寝間着 の 上 に 丹前 を ひっかける なり 、 ^ 駆け 昇っ て いっ た 。
0602,203,6: そして カヨ の 肩 に も ^ 駆け 上る よう に なっ た 。
0602,204,25: 肩 に 乗る の が 猫 は 好き で 、 彼女 が 坐っ て い て も 、 立っ て い て も 、 さっさと ^ 駆け 上り 、 彼女 が 静か に し て おれ ば 、 その 後ろ 襟 の 頸 もと に うずくまっ て 、 眠る こと さえ ある 。
0627,209,40:   正一郎 は 都市 に いる ころ は 空襲 警報 に も 起き た こと が なかっ た のに 、 山奥 へ き て から は 、 警報 が でる と 猛烈 な 勢い で 屋根裏 の 下男 部屋 へ ^ 駈け 上っ て 、 電 燈 を 消す 。
0785,267,26:   と 、 小さな 老師 は シワ だらけ の 顔 を くもらせ て 呟く と 、 にわかに ダビ 所 の 扉 に 向っ て 階段 を ^ 駈け のぼっ た 。
0785,276,7:   連呼 し て 、 もつれ つつ ^ 駈け 上り 、 扉 の 前 で 押し ひしめく 。
0785,846,20: それ に つづい て 、 三 四 名 の 坊主 と 十 名 あまり の 火消 人足 が 追っかけ て ^ 駈け 登っ て 、 扉 が 倒れ た な ア 。
0785,930,7: お 年寄 の 坊さん が 助け に ^ 駈け 登っ た の は 、 喜兵衛 さん の ため で は なく て 、 第 二 の 人物 、 即ち 、 棺桶 が 安置 さ れる 前 から 、 たぶん 前夜 から すでに 室内 に 屍体 とともに 居 た 人 、 その 人 を 助け だす ため でし た 。
0818,406,22: 降り きっ て しまう と 、 降り た 姿 で 、 つまり 後向き の まま 、 にわかに ダダダダッ と この 急坂 を ^ 駈け 登る という ん です な ア 。
0818,422,12: アレヨ と 見る ま に 、 後向き で ヒュー と 上 まで ^ 駈け 登っ た と さ 。
0948,554,15:   母親 の 癇声 を 聞きつけ て 、 息子 なる 青年 が 二 階 へ ^ 駈け 上っ て 来 た 。
0956,615,11: 文 麻 呂 は 身 も 軽々と 丘 の 上 に ^ 駆け 上り 、 清原 ノ 秀臣 の 手 を しっかり と 握りしめる 。
1013,336,11: と 、 娘 は いきなり 高い 混凝 土 の 床 に ^ 駈け 上っ て 行っ て 、 紳士 の 首 へ 手 を 回し て 、 何 か 小声 で 話し て い ます 。
1013,1437,9: 叫び たい の を 我慢 し て 、 一気に ^ 駈け 上っ て 行っ た 途端 … … 呀 っ !
1013,1866,5:   … … そこ を ^ 駈け 上る と 、 見え まさ ア !
1013,1869,17:   急 に 勇み立っ た 四 、 五 人 の 後 から 、 急い で 小径 を ^ 駈け 上っ て みる と 、 なるほど 、 なるほど 、 見え ます 、 見え ます !
1013,1887,13: 気 が 付い た 時 は 夢中 で 、 私 は 山 を ^ 駈け 上っ て い た の です 。
1013,1889,29:   そして 、 私 が 逃げ て 来る と 同時に 、 先 に 進ん で い た 連中 も ワーッ と 血相 変え て 、 算 を 乱し て ^ 駈け 上っ て 来る の は 覚え て い まし た が 、 ただ それ だけ !
1073,5443,7:   誰 か 、 麓 から 、 ^ 駈け 上っ て くる 。
1134,63,14: 兎 も 角 、 異常 な 気合 に 女中 達 が 展望 台 へ ^ 駆け 上っ た 時 は 、 美しい 夫人 の 姿 も 、 それ を 護る 騎士 の よう に 、 一寸 も 傍 を 離れ ない 千束 守 の 姿 も 其処 に は 無かっ た の です 。
1135,85,8:   髪 を 振り乱し て 、 櫓 に ^ 駈け 登る 人形 振り の お 七 、 激情 に 取り 逆 せ て 、 見る も 凄まじい 美し さ は 、 これ が 勢 州 亀山 六 万 石 の 殿様 の 隠し芸 か と 思う と 「 鑿 を 取っ て は 」 の 誇り に 充ち 満ち た 、 六郷 左京 の 自慢 の 角 を へし折り ます 。
1135,156,43:   わざと 毛描き や 、 丹念 な 塗り は 止し て 、 ザット 刷 い た 淡彩 が 、 その 匂う ばかり の 繋 の 跡 を 活かし て 、 檜 に 刻ん だ 八百屋 お七 が 、 その 儘櫓 の 上 に ^ 駈け 登り そう です 。
1139,51,45:   綾 麿 と 香 折 の 他 に は 、 十 八 九 から 二 十 歳 を 越し た の が 四 五 人 、 例 の 一瓢 を 空っぽ に し た 元気 で 、 威勢 よく 蠑螺 堂 の 頂上 に ^ 駈け 登っ て 、 大 ふざけ に ふざけ ながら 、 四方 の 景色 を 眺め て 居り ます 。
1182,314,6: 遅刻 す まい と ブリッジ を ^ 駆け のぼっ て 行く

屈み込む

(屈む.込む)
延べ語数: 36

0087,2484,6: それから 彼 は すこし 前 に ^ かがみ こん で 、 手 を 灰皿 へ 伸ばし た 。
0091,1217,7:   課長 が 先生 の 方 へ ^ かがみ こん で 、 先生 の 左手 を とっ て 振っ た 。
0141,4288,11: スカート を はい た ゴーリキイ が 、 炉 ば た に ^ かがみ こん で 「 四 十 年 」 という 大 鍋 を ゆるゆる かきまわし て いる 絵 だっ た 。
0141,12549,22: しかし 、 小枝 は それ について 一緒 に 行こ う と せ ず 、 一 人 だけ のこっ て 大 トランク に ^ かがみ こみ 、 つま れ た 衣類 を 一 枚 一 枚 丁寧 に わき へ どけ ながら 、 云わ れ た 着物 を 見つけよ う と し て いる の だっ た 。
0277,44,24:   青春 は 人類 の 可能 性 の 時期 で あり 、 どんなに 肉体 の 年齢 が 重なろ う と 、 その 重み で ^ かがみ こん で しまわ ない 人間 精神 の 若 さ こそ 、 人類 の 不滅 の 可能 に つながっ て いる の で ある から 、 この 社会 で 人間 が もっ て いる 社会 関係 、 人間 の 生き かた に 密着 し て いる 文学 が 、 若い ひと とともに ある の は 自然 な こと で ある 。
0540,463,11:   彼女 は 砂上 に のび 、 私 は そば に ^ 屈み こん で その 腕 を 捉え て い た 。
0545,479,2: 女中 は ^ 屈み こん で 、 硝子 の 破片 を ゆっくり ゆっくり 拾っ て いる 。
0546,22,20: とたんに 、 真黒 な 風 の よう な もの が 身 を 掠め 、 わたし は 欄干 に すがりつい て ^ 屈み こん だ 。
0547,442,6: フォーム の 先端 まで 行き 、 ^ 屈み こん で 息 を つい た 。
0553,1,97:   八 本 の 足 を すぼめ て 立ち 、 入道 頭 を ふり 立て 、 眼 玉 を ぎょ ろ つか せ て 、 ふらり ふらり 、 ゆらり ゆらりと 、 踊り 廻り 、 その 数 、 十 、 二 十 、 或 るい は 三 十 、 音楽 の リズム の 緩急 に は 殆 ん ど 無関係 に 、 淡い 赤色 の 照明 の 中 を 、 ふらり ゆらり 、 くっつい たり 離れ たり 、 踊り 歩き 、 音楽 が 止む と 、 狭い ホール の 四方 に 散り 、 足 を ひろげ て べたりと ^ 屈み こむ の で ある 。
0553,230,4:   河岸 ぷち に ^ 屈み こん で 、 街 の 灯 の ちらちら 映っ てる 掘割 の 水面 を 眺め て いる と 、 また し て も 蛸 の 幻想 が 浮ん で くる 。
0558,408,7:   山田 は 彼女 の 上 に ^ 屈み こん だ 。
0562,242,5:   彦一 も そこ に ^ 屈み こん だ 。
0566,491,6:   私 は なんとなく そこ に ^ 屈み こん だ 。
0573,334,5:   山口 は そこ に ^ 屈み こん だ まま 、 灰 の なか を 掻き 廻し ながら 、 言いだし た 。
0581,359,13: そして 踊り ぬい て 、 中途 で 息 を 切らし 、 そこ に ^ 屈み こん で しまい まし た 。
0587,84,5: 私 達 は そこ に ^ 屈み こん で 、 海 を 眺め た 。
0588,271,8: そこ の 一隅 、 玉砂利 の 上 に ^ 屈み こみ 、 陽光 の なか に 立ち 昇る 線香 の 淡い 煙 を 、 肩先 に 受け て 、 黒 御影石 の 石碑 に 向い 両手 を 合せ てる 、 その あなた の 姿 は 、 もう 未亡人 で は あり ませ ん でし た よ 。
0594,86,19: 大きな 円 っ こい 石 が そこ に あり 、 私 は それ により かかる よう に し て ^ 屈み こん だ 。
0594,174,12: 立ち枯れ た 雑草 の 中 に 私 は 飛びこみ 、 そこ に ^ 屈み こん で 泣い た 。
0594,375,14: 私 は 眼 を 伏せ 、 コップ の 酒 を なめ 、 食卓 に ^ 屈み こむ よう に 両 肱 を つい て 、 掌 に 額 を もたせ た 。
0596,98,4: 大勢 の 人 が ^ 屈み こん でる 真中 に 、 ただ つっ 立っ て 、 なにか 考える よう に 足元 に 眼 を やっ て いる 。
0596,101,22: 嘉代 さん が 桶 に 湯 を くん で やっ て 、 さあ 洗い なさい と 促す と 、 はじめて そこ に ^ 屈み こむ 。
0600,345,4: そして そこ に また ^ 屈み こん で 、 げ ー っと 吐い た 。
0656,98,36:   呉 氏 も 今日 は 、 目 を パッ チリ と 、 ねむ そう だっ た 昨日 の 面影 は ミジン も ない 、 貧乏 ゆすり を し ながら 、 食い こむ よう に 、 ^ かがみ こん で 考え て いる 。
0732,1075,7: この 先生 が グッ と 盤上 へ ^ かがみ こむ と 、 将棋 盤 が 灰皿 ぐらい に 小さく なっ て しまう 。
0732,2770,3:   半平 、 ^ かがみ こん で 、 ほる 。
0754,7,6:   火 の ない 火鉢 に ^ かがみ こん で 、 タバコ の 屑 を さがしだし て キセル に つめ て 吸っ て い た 亮作 は 、 その 声 に 活気づい て 立ち上る 。
0759,2475,9:   女 は これから 沐浴 する よう に 、 ^ かがみ こん で 、 一方 の ストッキング を ぬぎ はじめ た 。
0774,93,14:   と いう ので 、 音次 が チョウ チン を かざし て 地面 へ ^ かがみ こむ と 、 女 の 足もと に 、 すぐ 見つかっ た 。
0842,1075,13: 呉清源 は 特に 片手 もしくは 両手 を タタミ について 盤面 の 上 に ^ かがみ こむ 習慣 で ある から 、 ちょい と 見た目 に は 居眠り と は 気がつか ない が 、 よく 見る と 、 まごう 方 ない 居眠り だ 。
0946,143,23: 前側 に いる の を 、 とっ て は 投げ 、 とっ て は 投げ し て いる うち に 、 川端 に ^ かがみ こん で い た 二 百 人 ばかり の 一団 が 、
0985,1082,15: 欣二   ( 扉 の 近く へ 来 て 、 自然 に 、 机 に ^ かがみ こん で 校正 を し て いる 誠 を 目 に 入れ て ) 兄さん 、 チーズ 食べ ない ?
0987,515,10: 黒 背広 を 着 た 中年 の 今井 が 、 ^ かがみ こん で 老人 の 背 に 手 を かけ て 、 のぞきこん で いる 。
0994,841,7: … … ( 女 の 方 に ^ かがみ こん で ) おい 、 起き たら どう か ね ?
1177,388,10:   外套 の 襟 を 立て て 、 席 に ^ かがみ こむ よう に 坐る 兄たち を うし ろ に し て 、 信二 は しかし 寒 さ を 忘れ て い た 。

押し込む

(押す.込む)
延べ語数: 36

0082,1409,12: そして 警部 を 大きな 脳波 受信 機 の 函 の 中 へ ^ 押し こん で 、 ぱたんと 蓋 を し た 。
0082,1455,45:   それから 彼 は 、 函 の 中 から 山形 警部 を 引っぱり だす と 、 まるで 魚 を 料理 する よう に 警部 の 頭蓋 を ひらい て その 脳髄 を 取りだし 、 急い で それ を 人造 人間 の 頭 の 中 に ^ 押し こん だ 。
0087,2487,19:   彼 は 急い で 灰 を ハンカチーフ の 中 に 丸めこみ 、 上衣 の 左 の ポケット へ ^ 押し こん だ 。
0138,881,35:   また 、 もう 随分 長く て 体 も 弱っ て 来 た の だ から 、 云う こと を 早く 云っ て 市ケ谷 へ 行っ た 方 が こんな 不潔 な 留置 場 に ^ 押し こま れ て いる より ずっと 健康 の ため に も よい 、 等 云っ た 。
0141,2292,3: そして そこ に ^ 押し こん で あっ た 古い 机 を 、 小松 の 根 に 蕗の薹 の 生える 小 庭 に 向っ て すえ た 。
0142,49,49: 妻子 を 疎開 さ せ た から 、 研究所 に 寝泊り し て 自炊 し て いる 吉岡 は 、 自分 が 実験 用 の 生きもの に でも なっ て いる よう に 、 隣室 の ベッド の 下 に 泥 だらけ の もの だの 大根 だ の を ^ 押し こん で 暮し て いる の で あっ た 。
0142,471,29: 自然 な まま の 人間 に 、 こわ らしい 罪名 を つけ て 、 たった 四 畳 の 室 へ 何 し に 十 二 年 もの 間 、 ^ 押し こん で 暮さ せ た の か 。
0234,9,12:   毎朝 、 毎夕 、 あの 恐し い 省線 に ワーッ と ^ 押し こま れ 、 ワーッ と 押し出さ れ て 、 お 勤め に 通う 若い 女性 たち は 、 昔 の 躾 を 守っ て い たら 、 電車 一つ に も のれ ませ ん 。
0613,585,17: 施 先生 と 婦長 さん と が 私 の 傷 に 薬 を つけ 、 ガーゼ を ^ 押し こん で 圧迫 止血 を し て くれ 、 その 上 から 三角巾 で ぎりぎり と 締めつけ た 。
0621,332,56: 女 は たれ た 目尻 の 両端 を 両手 の 指 の 先 で 押え て 、 クリ クリ と 吊りあげ て 廻し たり 、 獅子鼻 の 孔 へ 二 本 の 棒 を さしこん だり 、 逆さ に 立て て ころがし たり 、 だきしめ て 自分 の お 乳 を 厚い 唇 の 間 へ ^ 押し こん で シャブ ら せ たり し て 大笑い し まし た 。
0646,98,54:   日の丸 を ふっ て で て くる 田舎 娘 に モシモシ など ゝ 言い寄る の は キマリ が 悪い から 、 私 も 迷惑 し て い た が 、 先方 は 私 以上 に 迷惑 で あっ た らしく 、 日の丸 を クルクル 棒 に まい て 、 帯 の 間 へ ^ 押し こん で 、 たった 一 寸 ばかり フトコロ から 顔 を だし て いる ばかり で ある から 、 危く 見逃す ところ で あっ た 。
0646,104,9:   日の丸 を キリキリ まい て 、 フトコロ へ ^ 押し こん で 、 一寸 だけ のぞかせ た タシナミ と 云い 、 ソッポ を むい た 気合い と 云い 、 た ゞ の 田舎 娘 の 意気 じゃ ない 。
0649,65,34: 戦争 が 一つ の 悪夢 な ん だ から 、 と 気持 を ととのえる よう に 努力 し て 、 買っ た 本 は 家 へ 持っ て 帰っ た が 、 片隅 へ ^ 押し こん で 、 タカ子 に 一切 知らせ ない つもり で あっ た 。
0667,572,12: 富子 が 灰 を つかん で 宿六 の 眼 の 中 へ ^ 押し こん だ 。
0667,575,37: 宿六 は 七転八倒 、 途中 に 正気 づい て は 大変 と 、 もう 一つ の 火鉢 の 灰 を 頭 から ぶちまけ て 、 眼 も 鼻 も 口 も 一緒 に グシャ く 灰 を ^ 押し こん で やる 。
0686,164,21:   と 、 社会 部 の 荒くれ ども は 犯人 の 如く に 彼 を とりかこん で 、 グイグイ 別室 へ ^ 押し こん で しまっ た 。
0691,676,8: シャニムニ 抱きつい た まま 滝 の 真下 へ ^ 押し こま れ ちゃい まし た よ 。
0691,680,17: そこ へ お前 が 現れ た から 、 ビックリ し て 、 シャニムニ 滝 の 中 へ ^ 押し こん だ の だ 」
0732,1176,3: 助手 台 へ ^ 押し こま れ て しまっ た 。
0745,63,14:   宇佐美 で 身動き でき なく なっ た が 、 網代 で ドッ と ^ 押し こみ 突き こみ 、 阿鼻叫喚 、 十分 ちかく も 停車 し て 、 ムリムタイ に みんな 乗りこん で しまっ た の は 、 網代 の 漁師 の アン チャン 連 だ 。
0745,249,10: 満員 スシ 詰め 、 死 も の ぐる い に ^ 押し こま れ て 来 ノ 宮 へ 吐きださ れ た 幾つ か の 電車 の ヤジ ウマ の 大半 が 終電車 に 殺到 する と 見 て とっ た から で 、 事実 、 私 たち の 電車 は 、 満員 で は あっ た が 、 ギュウ く 詰め で は なかっ た 。
0757,544,8: 例 の カバン は 座席 の 下 へ ^ 押し こん で 足 で おさえ て いる 。
0759,4154,8: 安心 し て 、 本棚 の 奥 へ ^ 押し こん だ 。
0759,4188,4:   放 二 は ^ 押し こん だ 日 記帳 を とりだし た 。
0759,4196,9: 放 二 は 再び 日記 帳 を 本棚 へ ^ 押し こん で 、 ヒタイ や クビ 筋 の 脂汗 を ふい た 。
0780,264,54: 実に ただ 薄笑い を うかべ て 、 幸平 の 差出し た もの を 黙っ て つかん で 、 まず 預金 帳 を 懐中 に しまい こみ 、 次に 印鑑 を つまん で ヘコ 帯 の 中 へ 入れ て グルグル まきこみ 、 それ を 帯 の 一番 内側 へ 指 で 三 四 度 ^ 押し こん で から 、 札束 を 掴み あげ た 。
0786,330,13:   仙 友 は オヒネリ を だし て 角 平 の フトコロ に ^ 押し こん だ 。
0802,350,16:   辻 は アンマ 宿 へ 自動車 を 走ら せ て オツネサン を さらう よう に ^ 押し こん で 爺さん の 家 へ 運ん で き た 。
0839,325,7:   女 は 指 で キャラメル を ^ 押し こん だ 。
0839,331,10:   女 は 無言 で 一 ツ ずつ キャラメル を ^ 押し こん だ 。
0839,338,20: 女 は それ に 勢 を 得 た の か 、 益々 せ ッ せ と 無言 で キャラメル を ^ 押し こん だ 。
0845,189,29: そして たしかに 香港 から 発送 さ れ た 証拠 に は 、 それ を 包む に 用い た らしい 香港 発行 の 新聞紙 が たくさん 押入 の 奥 に ^ 押し こま れ て い た の で あっ た 。
0854,352,16: 裸 で 道中 なる もの か という 鉄則 を 破っ て 目 出 たく 妓楼 へ ^ 押し こむ こと が でき た が 、 三 軒 ぐらい 門前払い を くわさ れる うち に 、 ようやく 中也 も いくら か 正気 づい て 、 泊め て もらう こと が でき た 。
1072,840,23:   若党 と 、 仲間 たち は 、 気 を 失っ た まま の お 袖 を 、 粗末 な 駕 籠 に ^ 押し こん で 、 丘 の 裏 から 夜 の 町 へ 担ぎ出し た 。
1072,1263,21: そしたら 、 何 でも あの 晩 、 召使 たち が 三 、 四 人 で お 袖 を 駕 籠 に ^ 押し こん で 担ぎ出し 、 番 町 辺 の 濠 際 へ 、 その 駕 籠 ぐるみ 、 抛り 捨て て 帰っ た なんて いやがる ん だ 。
1072,2067,62: 「 その 日 その 日 に 気 が 変る あて に なら ない 男 と も おもわ ず 、 あの 赤坂 の 屋敷 まで 、 おまえ に 会い に 行っ た の が 、 魔 の 辻 やら 、 夢 の 辻 やら 、 あの 晩 、 屋敷 の 召使 たち に 、 まるで 囚人 あつかい に 、 括り 駕 籠 へ ^ 押し こま れ 、 半蔵 御門 の 近く まで 担が れ て 来 た あげく 、 外濠 あたり へ 捨て られ た ん です 。

付き出す

(付く.出す)
延べ語数: 36

0021,7,14: 空襲 の 時 に も 私 は 、 窓 を ひらい て 首 を ^ つき 出し 、 隣家 の ラジオ の 、 一 機 は どうして 一 機 は どう し た とかいう 報告 を 聞き とっ て 、 まず 大丈夫 、 と 家 の 者 に 言っ て 、 用 を すまし て い た もの で ある 。
0054,2598,20: その 娘 は 、 着物 が ない ため に 、 宿屋 の 着物 を 盗も う として 、 警察 へ ^ つき 出さ れ た 。
0070,187,11: 心得 て 甥 が 伯父 の 背 越し に 頤 を ^ つき 出す 。
0070,198,3:   前 に ^ つき 出し た 顔 や 、 後 に 流れ た よう な 顔 は 、 それほど ふしぎ で は ない 。
0081,556,4: まん中 に 背中 を ^ つき 出し て いる 高い 丘 の 形 は 、 たしかに 、 この 前 見 た 水夫 ヤン の 写生 図 に 出 て い た 図 そっくり だ 。
0082,1379,10:   X 号 は 、 顔 を ぬっと 前 に ^ つき だし た 。
0089,12,14:   窓 の 戸 は やぶれ 、 屋根 に は 穴 が あき 、 ^ つき だし た ひさし は ひどく ひん 曲っ て い た 。
0091,1579,23: —— が 、 雪子 学士 は 課長 を 睨み すえる と 、 研究 ノート の 山 を 指し そして 両手 を 前 に ^ つき だし た 。
0139,277,8:   繩 で ぶら下げ た サイダー 瓶 を ^ つき 出し た 。
0140,4736,29: 伸子 は 、 力 を 入れ て 棹 を つっぱっ て 、 二 人 が のっ て いる 話し にく さ の 小舟 を 、 流れ の なか へ ^ つき 出し た 。
0141,1358,41:   ドーリヤ は 、 シベリア という 言葉 に 幾度 も 頷 ず き ながら 、 濃く 紅 を つけ た 唇 の 両 隅 を 、 救い よう の ない 困惑 の 表情 で ひき 下げ ながら 、 下 唇 を ^ つき 出す よう な 顔 を し た 。
0141,4538,6:   わざと ちょい と 顎 を ^ つき 出す よう な 表情 で 云っ た 。
0141,5010,28: モスクヷ の 生活 は 、 伸子 を 、 日本 に い た とき は ある こと さえ わから なかっ た 広い 複雑 な 社会 現象 の なか へ ^ つき 出し た 。
0141,6209,49: その うち に 黄色 と 黒 の 横 だ ん だら の 方 の 形勢 が わるく なっ て 来 た らしく 、 その 若者 は 、 返答 に つまる たんび に 頭 の 上 に ちょこなんと のっかっ て いる 白い スポーツ 帽 を うし ろ から 前 へ ^ つき 出す よう に し て は 喋っ て いる 。
0141,6401,36: すぐ 隣り の 席 で 、 だまっ た まま 薄笑い し て いる 歴史 教授 リジンスキー を とばし て 、 鼻眼鏡 を かけ て 髭 の そり あと の 青い 顔 を テーブル の 上 へ ^ つき 出し ながら 技師 は エレーナ・ニコライエヴナ に 言っ て いる 。
0141,11408,15:   聴い て い た 素子 が 、 にやりと し て こころ もち 顎 を ^ つき 出す よう な 形 で わき を 向い た 。
0141,11682,14:   川瀬 は いくらか 口 を とがらし て 、 大きな 眼 玉 を なお ^ つき 出す よう に 素子 を 見 た 。
0141,16563,25:   主人 の ベルネ は 満足 そう に 、 椅子 の 背 に ぐっと もたれ て 両方 の 脚 を テーブル の 下 に ぐっと ^ つき 出し ながら 肯い た 。
0141,20726,16:   小さい けれども 角 ばっ て い て 強情 そう な 年 より の 顎 を ^ つき 出す よう に し て 、 山上 は 、 例 の 三白眼 で 伸子 を 見 た 。
0141,21250,12: その すこし 先 に やっぱり 大きい キャフェ・ドーム が 歩道 いっぱい 日除け を ^ つき 出し て いる 。
0141,21526,16:   黒人 の 女 を 、 開い た メトロ の ドア から プラットフォーム の 上 へ ^ つき 出し た 。
0142,576,12:   ぶらぶら し て はまら ない カフス ・ ボタン の 袖口 を ^ つき 出し た 。
0155,228,30:   その 左腕 を 内側 に まわし て いかにも 力強く 群集 を その 下 に 抱き かかえ て いる よう に 、 又 右腕 の 拳 は ぐっと 前 に ^ つき 出し て 、 敢 て 彼 を 侵さ ん と する 者 は 何 人 たり と も 来っ て この 刑 具 —— 拳 を 受けよ !
0164,12,37: しかし 、 今日 の ごく 若い 文学 の 働き手 、 または 今日 読者 で ある が 未来 は 作家 と 期待 さ れる 人々 にとって 、 民主 の 文学 と いっ て も 、 なんと なし いきなり ^ つき 出さ れ た 棒 の よう な 感じ を 与える の で は ない だろ う か 。
0336,316,49: 傍聴 席 に い た 竹内 被告 の 妻 政 さん は 、 ハンカチーフ を 顔 に あて て うずくまり 、 これ に ニュース カメラ が 焦点 を あわせる と 、 その 前 に 坐っ て い た 伊藤 被告 の 妻 が 子供 を 抱い た 身体 を ^ つき 出し て かばい 、 ( 日本経済新聞 ) 毎日新聞 の カメラ は 証言 台 に 立っ て 陳述 する 竹内 被告 の 後 の ところ で ハンカチーフ を 眼 に あて て 泣い て いる 横谷 被告 の 姿 を キャッチ し た 。
0454,136,10:   やり を かつぎ 、 闇 から ぬ きみ を ^ つき 出さ れ たり し た 。
0555,270,13: その 前 へ 、 美枝子 は ジンフィール の 残り の 一 杯 を ^ つき 出し た 。
0581,148,6:   永井 さん は 顔 を ^ つき 出し まし た 。
0645,89,43:   すると 女 は 、 先生 の 方 を ふりむく 時 に は 打っ て 変っ て 怒り の 像 と なり 、 睨み すくめ て 、 二 百 円 を 持ち去り 、 六 十 円 の オツリ を 持参 し て 、 ^ つき 出し た 。
0672,67,18: しかし 許す どころ の 段 で は なく 、 そんな こと を いいだす と 、 そろそろ 虫 が ^ つき だし た と ますます 監視 厳重 に 閉じこめ られる ばかり 、 そのうえ 母 は 焦っ て 、 さる 土木 建築 の 親分 の オメカケ に しよ う と し た 。
0891,169,14: 自分 は 典型 的 な 小 ロシア 人 で 、 そろそろ 怠け 癖 が ^ つき だし た から 、 この 際 性根 を 叩き 直す 必要 が ある 。
0893,364,14: 自分 は 典型 的 な 小 ロシヤ 人 で 、 そろそろ 怠け 癖 が ^ つき だし た から 、 この 際 ひとつ 根性 骨 を 叩き 直す 必要 が ある 。
1050,438,9: 長い 尾根 が 断崖 と なっ て 海 に ^ つき 出し た いわゆる 蘭法華岬 ( 原名 R ※ mpok - etu ) の 上 の 所 で 、 海 を 眺める 風景 の 美し さ は 、 古く 東 蝦夷 日誌 や 蝦夷 行程 記 など の 中 でも 特記 さ れ た 場所 で ある 。
1072,1348,16:   から 風 に 鳴る 幾 すじ も の 小屋 幟 の 音 が 耳 に ^ つき 出し た 。
1072,3676,17:   さっき 、 坊主 が たて て さし 上げ た 薄茶 茶碗 を 、 助 八 に ^ つき 出し て 、
1075,690,17: 田舎 は もちろん の こと 、 大きな 都会 で も 、 あたらしい 平 屋根 が 目 に ^ つき 出し た と いう だけ で 、 われわれ の 住ん で いる 家 は 、 たいてい は 三角 に とがっ た まま で いる 。

差し出す

(差す.出す)
延べ語数: 35

0088,868,33: ご くり 、 ご くり と 、 うま そう に 呑み 終わっ て 、 死神 男 は 盃 を 唇 から 放す を 、 傍 なる 女 は 白い あらわ な 腕 を ^ さし 出し て 盃 を 受け取る 。
0092,2111,15:   残念 ながら 私 の 手許 に ある もの は 、 これ まで に 全部 ^ さし 出し まし て 、 後 に は もう 何 も 残っ て い ませ ん 。
0138,764,3: と 手 を ^ さし 出し 、 「 働く 婦人 」 四月 号 の 赤 線 の ところ だけ を よっ て 貪る よう に 目 を 通し た 。
0140,5446,41: 幅 一 寸 ばかり の 紙きれ を 、 つば で しめし て 、 鼻 の 先 へ はりつけ 、 その 運命 判断 の 、 数字 ばかり 四角い コマ に 印刷 し て ある 見開き の 頁 の 上 に 顔 を ^ さし 出し て フーオン・コロ・コロ の フン 、 と いっ て 、 その 紙きれ を ふきとばす 。
0140,5556,16:   素子 は 、 ちらりと 皮肉 な 笑顔 を し て 、 木下 に ウェストミンスタア を ^ さし 出し ながら 、
0140,6123,35:   ひらい た 長い 二つ の 脚 の 間 に 腹 を おとす よう な 姿勢 で 煖炉 まえ の ベンチ に かけ た 砂場 嘉訓 は 、 伸子 に 向っ て 大きい 右手 を ^ さし 出し た 。
0141,3730,6: そして 一 束 の 花束 を ^ さし 出し た 。
0141,6260,62: この ダーシャ は 、 伸子 が 保 の 死ん だ しらせ を うけとっ て 、 まだ 自分 の 部屋 で 食事 を し て い た ころ 、 朝食 を のせ て 運ん で 来 た 盆 を テーブル の 上 へ おろす と 、 改めて エプロン で 拭い た 手 を 、 ベッド に おき 上っ て い た 伸子 に ^ さし 出し た 。
0141,7578,23:   どこ か まだ 子供 っぽい 声 で 、 ゆっくり 声 を かけ 、 つい にっこり する 笑顔 で 茶 の 盆 を ^ さし 出し た 。
0141,7796,14: 伸子 は 、 少年 の 前 へ ずっと よっ て 行っ て 手 を ^ さし 出し た 。
0141,7881,8: 少く とも 、 ピオニェール 小僧 は 親方 に ^ さし 出す 獲物 として 、 いくら か の 金 と 、 金側 時計 と 古く て も 皮 の スーモチカ が あっ た 。
0141,9864,21: 女 売子 は お 義理 に 素子 の 相手 を し 、 素子 の 顔 を み ない で 釣銭 を ^ さし 出し ながら 、 フランス語 で メルシ と 云っ た 。
0141,9916,34:   直立 し て 、 乗馬 靴 の 二つ の 踵 を きつく うち 合わせ チャリン と 拍車 を 鳴らし 、 笑い を ふくん で 白い 麻 の 女 もち ハンカチーフ を 伸子 に ^ さし 出し た 。
0141,9919,19: そして 軽く 指 の 先 へ ひっかける よう に し て つまみあげ た ハンカチーフ を 小柄 な 伸子 に ^ さし 出し た 身ごなし 。
0141,10817,26: すると 、 男の子 は 、 何 という こと なし の 身ごなし で それ まで 伸子 たち の 視線 から かくさ れ て い た 右手 を ^ さし 出し て 、
0141,14923,7:   細長く たたん で ある 紙 を ^ さし 出し た 。
0141,15456,15: ブルヴァール を へだて た 遠く に 、 赤 白 縞 の 日 よ け を ^ さし 出し た 一 軒 の カフェー が ここ から 見え て い て 、 つや子 の 絵 の 中 に そこ も 入れ られ て いる の だっ た 。
0141,18159,3:   手 を ^ さし 出し た 。
0141,21317,21:   膝 に のせ て いる 子供 の 白い 服 の わき から 須美子 も 若々しく お かっぱ の 前髪 を ^ さし 出し て 地図 を のぞきこん だ 。
0142,752,7:   重吉 に 向っ て 小指 を ^ さし 出し た 。
0142,1121,4:   覚えず 片手 を ^ さし 出し た 。
0144,1472,10:   立ち上り 、 ゴーリキイ に 幅 の 広い 掌 を ^ さし 出し 片手 で 重 そう な 銀 の 饀 パン 時計 を 取出し て 云っ た 。
0316,159,42: 法律 は 政府 が こしらえる もの 、 その 政府 は なお 大きい 力 に おさ れ て いる もの 、 悲しく も あきらめ て 徳川 時代 の 農民 の よう に 、 その 人々 を 養い 利潤 さ せる 年貢 ばかり を ^ さし 出し て 、 茫然 と こと の なり ゆき を 見 て いる しか 、 わたし たち に する こと は ない わけ だろ う か 。
0378,112,42: みの 一つ だに なき ぞ 悲しき と 云っ て 、 娘 が 笠 の 上 に 花 の 咲い た 山吹 の 枝 を のせ て 、 鹿 皮 の むかばき を つけ て 床几 に かけ て いる 太田 道灌 に ^ さし 出し て いる 絵 も 見 た 。
0415,19,7: そして 、 当惑 し て 原稿 を ^ さし 出し 、 何しろ 赤 鉛筆 の スジ の ところ は いけ ない って 云う ん です が 、 という こと だっ た 。
0455,214,24:   それでも 夕暮 に なる と 雨 も やみ 、 風 も しずまり 、 すっかり 秋 らしい 虫 の 声 とともに 、 西日 が ^ さし 出し た 。
0464,79,13: 唐 門 を 入っ た つき 当り の 低い 築地 から 枝 を ^ さし 出し た 一 叢 の 紅 薔薇 が 、 露 多い 夕闇 に 美しかっ た 。
0510,526,7:   はずん だ 声 で 云っ て ^ さし 出し た 手 に は あつい あつい 、 書い た もの が のっ て 居 まし た 。
0617,3544,8: 老 刀自 が 一 本 の 書状 を ^ さし 出し て 、 これ を 読ん で みる よう に と の こと で ある 。
0993,34,82: … … そのうち 非常 に 香ばしい 、 いい 匂い が し はじめ た ので 、 何 だろ う と 思っ て いる と 、 老人 は それ と 察し た の か ニコニコ と 眼 を 小さく し て 、 焚火 の 灰 の 下 を ほりおこし て 、 コンガリ 焼け た 饅頭 の よう な もの を いくつ か とり 出し て 、 その 一つ を 手の平 に のせ て ポンポン と 灰 を たたき 落し て から 、 私 に ^ さし 出し て 食え と いう の です 。
1072,2866,33:   と 、 僧侶 の いんぎん な 礼 を 見 た ので 、 つい 彼 も 、 武家 ことば が 出 て 、 べつ な 器 へ 、 粥 を 入れ て 、 ^ さし 出し た 。
1072,8038,31: すでに 、 一切 の 調書 、 予審 経過 は 、 評定 所 お開き の 上 、 公明 な 御 裁決 を 仰ぎ たい 旨 を 申し 添え て 、 龍ノ口 へ ^ さし 出し て あり ます 。
1073,6242,25: 「 だって 、 あなた 様 は 、 この 春 、 東国 から 御 帰京 に なる やい な 、 太政官 へ 長い 上 告文 を ^ さし 出し て 、 将門 に 謀反 が 見える という お 訴え を 出し て おら れ た でしょ う 」
1075,861,20: それから 竿 の さき に 穴 の あい た もの へ 繩 を とおし て 、 助手 が 下 から ^ さし 出す の を 、 上 に いる 葺き 手 が 取りあげ て 、 それ を もっ て 萱 藁 を 縫い ぼく に むすびつける の が 、 ちょうど 着物 を 縫う の と 同じ だっ た 。
1171,78,15: やがて 男 は ごそごそ と 動い て 、 不安 げ な 口調 で 名刺 を ^ さし 出し た 。

語り出す

(語る.出す)
延べ語数: 35

0035,170,20:   と 驚く と 、 僕 も 中学校 へ 三 年 まで 行っ た 男 だ が … … と ^ 語り だし た の は 、 こう だっ た 。
0038,350,7:   そして 、 小声 で 落語 を ^ 語り だす と 、 ミネ子 は はじめ 面白 そう に 聴い て い た が 、 しかし 直ぐ シクシク と 泣き だし た 。
0053,518,5:   そして 、 弓子 が ^ 語り だし た の は こう だっ た 。
0053,689,9:   そして 、 千枝子 は 昨夜 の こと を ^ 語り 出し た 。
0053,1146,67:   小田 の 分類 に よる と 、 三高 出身 者 に は 、 軽佻 浮薄 派 ( さしずめ 小田 が その 代表 ) と 、 重厚 派 の 二 種類 ある が 、 吉井 は 、 「 重厚 派 と 見 られる こと を 最も いやがっ て いる 所 の 重厚 派 」 で ある だけ に 、 ねちねち し た 口調 で 、 ポツリ ポツリ ^ 語り だし た 。
0053,1546,5:   と 、 弓子 が ^ 語り だし た の は 、 こう だっ た 。
0059,7,9: 「 先日 聴い た 話 です が 」 と ^ 語り だし た 話 も 教師 らしい 生硬 な 語り 方 で 、 声 も ポソポソ と 不景気 だっ た 。
0059,563,6: しかし やがて 横堀 が ポツリ ポツリ ^ 語り だし た 話 を 聴い て いる うち に 、 私 の 頭 の 中 に は 次第に 一つ の 小説 が 作りあげ られ て 行っ た 。
0071,1877,32:   そう いっ て 老 博士 は 、 また みんな の 方 を 向い て 、 手 を ふり 顔 を ふり し て 、 月 人 の ふしぎ な 生活 について ^ 語り だし た 。
0074,126,3: そして 吐息 と共に ^ 語り 出し た 。
0084,2157,15:   ネッド が 熱心 に いう もの だ から 、 張 は はずかし そう に ^ 語り だし た 。
0088,591,26:   と 、 帆 村 は そこ で 暫く 薄 あかり の 中 に 沈思 し て い た が 、 やがて 元気 を 加え て ^ 語り 出し た 。
0091,2134,5:   雪子 は 熱心 に ^ 語り だし た 。
0095,457,6:   と いっ て 気軽 に ^ 語り 出し た 。
0095,460,6:   と 、 ホー テンス は ^ 語り 出し て ドレゴ の 顔 を 見 た 。
0095,2891,23:   と 、 ホー テンス 記者 は 、 すっかり 憔悴 し た 顔 に 、 持前 の 不敵 な 微笑 を 浮べ て ^ 語り 出し た 。
0199,9,10: 「 一 時機 」 が 五 ・ 一 五 から ^ 語り 出さ れ 「 チミ は ナヌス とっ た か 」 と 侮蔑 的 に 第 一 部長 の 東北 弁 を まね られ て いる ところ も 、 「 嵐 の あと さき 」 昭和 七 年度 の 記述 と 、 ほとんど そのまま で ある 。
0205,256,32: したがって 、 この 時期 、 文学 と 政治 の 問題 は 、 十 数 年 以前 の 昔 に さえ さかのぼっ て 、 文学 における 政治 の 優位 について の 理解 から ^ 語り 出さ なけれ ば なら ない 有様 だっ た 。
0332,163,12: サルトル が 流行 し たら 「 無 」 は 実存 主義 によって ^ 語り ださ れ まし た 。
0572,283,4: 秦 は 腹蔵 なく ^ 語り 出し た の で ある 。
0610,23,35: 私 は 、 「 お 噂 は 岡 から 承っ て 、 大 へん お 慕い し て 居り ます ので 、 加減 が いい と つれ て 参っ た の です が 」 と ^ 語り 出し て 、 残し て き た 病床 の 妹 の 事 が 案じ られ た 。
0619,30,13: 人 と 話 を する とき は 、 始め 、 小さな 声 で ^ 語り だせ 、 という の だ 。
0646,135,51:   夜 、 膝 つき 合し て 裁縫 し て いる 時 など に 、 身の上 を きい たり する と 、 シャクレ 顔 が デングリ 返っ た よう な 深刻 な 思いつめ た 表情 と なっ て 、 ママ 母 に いじめ られ た 数々 を 身 もだえる よう に ^ 語り だす 。
0675,21,63:   私 が 切支丹 の 文献 が 手 に はいら なく て 困 つ て ゐる とき 、 彼 に 会 つて その 話 を する と 、 その 文献 なら なんとか 教会 に あ つて 、 そこ の フランス 神父 は 友達 で 先日 も 会 つて 何 について どんな 話 を し て き た など ゝ 清流 の 流れる ごとく ^ 語り だす から 、 それ は ありがたい 、 さ つ そく 神父 に 紹介 し て くれ 、 これから 行 つて 本 を 読ま せ て 貰 ふか ら 、 と 言 ふと 、 ウム 、 ところが 、 と 彼 は ち つ と も 困ら ず 、 今 は その 本 は 教会 に は ない ね 、 なぜ 、 なぜ なら ば ネ 、 目下 ある 人 が 借り て ゐる 、 この 借り た 人 が 何故 に 借り て ゐる か と いふ と これ に は 次 の やう な 面白い 事情 が あつ て … … 勿論 神父 など ゝ 友達 で すら ない の で ある 。
0769,89,43: 軍人 に せよ 、 政治 家 に せよ 、 壮士 に せよ 、 農夫 に せよ 、 神がかり 的 に なり 易い 人士 は 、 反面 チミツ な 計算 家 で 、 はじめ は 相手 に ききとれ ない よう な 細い 声 で ^ 語り だす 、 という よう な 術 について は 一生 心 を 用い て いる 人種 らしい 、 と 、 私 は そんな こと を 考え たり し た 。
0773,195,4:   そこで 牧田 は ^ 語り だし た が 、 あまり 話 が 長 すぎる ので 、 その 要点 だけ を 読者 に お伝え し て おこ う 。
0956,3625,10: … … ( 声 を 低め て 、 静か に ^ 語り 出す ) 実は 、 文 麻 呂 様 の 心 を 惑わし た の は 、 年 若 な 賤 しい 田舎 娘 な の で ござい ます 。
1013,166,16:   と 壮健 だっ た 時分 を 愛 おしむ よう な 調子 で 、 病人 は ^ 語り 出し た 。
1013,662,9:   と 溜息 を 吐い て 、 ジーナ は ^ 語り 出し まし た 。
1051,34,42: ちなみに 部落 の 長老 に 、 高橋 氏 について の 話 を きく と 、 彼等 は 、 昔ばなし を 子供 達 に きかせる 親 で で も ある か の よう に 、 深く 静か に 瞑想 し 、 得々 として ^ 語り だす ので 語る に ふさわしい 、 いくつ か の 事実 譚 を 披瀝 し て 、 人間 「 高橋 房次 」 の 断面 を 、 私 は 語る こと に し たい 。
1073,801,28:   雑談 が わく と 、 限り も なく 、 そうした 猥 ら と 、 物騒 な はなし は 、 次 から 次 へ 、 いくつ も 、 ^ 語り 出さ れる の で ある 。
1076,496,52: あまりに 若く 見える ので 、 その 夫 まで が 初め は 信じ なかっ た が 、 自分 は ただ 二 、 三 日 、 野原 で 遊ん で い た ばかり 、 年 を 取る わけ が ない と 言っ て 、 色々 と 閨 中 の みそ か ごと まで を ^ 語り 出し た ので 、 もう 疑う こと が でき なく なっ た と ある 。
1118,206,30:   応接 室 に 戻っ て ほっと し て いる と 、 後 を 追って 来 た 青年 は 私 と 差向い の 椅子 に 腰かけ て 、 静か に ^ 語り 出し た 。
1151,55,15:   佐々 村 村 一 は 観念 し た 様子 で 、 徐 ろ に ^ 語り 出し まし た 。
1183,57,11:   と 声 を ひそめ 、 ひどく 熱心 な 口元 で ^ 語り だし た 。

寝込む

(寝る.込む)
延べ語数: 34

0080,2001,11: わし は 、 この ところ 腰 が いたく て 、 ずっと ^ 寝 こん で い ます で な 。
0081,1884,9: 「 いよいよ 、 この 奥 に 恐竜 夫人 が ^ 寝 こん で いらっしゃる だろ う が 、 みんな よう い は いい かね 」
0091,1281,33:   道夫 の 両親 、 ことに 、 その 母親 は いつ まで も 道夫 が 戻さ れ ない ので 、 非常 な 不安 な 気持 に なり 、 この 頃 で は よく ^ 寝 こむ 始末 で あっ た 。
0141,14261,67: 時間 を 倹約 する つもり も あっ て 伸子 と 素子 と は 、 飛行機 で ロンドン へ 向っ た の だっ た が 、 午後 おそく 佐々 の 一行 が とまっ て いる ケンシントン 街 の ホテル へ たどりつい た とき の 二 人 は 、 帳場 から 電話 を し た きり 、 挨拶 に ゆく 力 も なく て 、 晩餐 の 時刻 まで ^ 寝 こん で しまっ た 。
0141,19002,5: 「 主人 も 、 ぐっすり ^ 寝 こん で 、 火 が 乾草 小 舎 を つつん で しまう まで 気づか なかっ た 」 。
0565,244,4: わたくし たち は もう ^ 寝 こん で おり まし た が 、 母 が 起き 上っ て 丹前 を 引っかけ 、 戸 を 開け に 出 て 行き まし た 。
0565,256,13:   その 晩 は それ きり で 、 良吉 さん も すぐ に ^ 寝 こん だ 様子 でし た 。
0616,11,5: あいにく 僕 が 病気 で ^ 寝 こん で い た ので 、 君 の よう に 、 ひとり で 林 の 中 を 雪 だらけ に なっ て 歩い て 帰っ て 来 た っけ 。
0693,203,22:   助六 は 悲憤 の 涙 を のん で わが家 へ 帰り 、 その 晩 から ど ッ と 発熱 し て ^ 寝 こん で しまっ た 。
0693,207,9: 「 杉 の 木 も 高熱 を 発し て ^ 寝 こん だ そう で ある が 、 自業自得 と は 云い ながら 、 まことに 気の毒 な こと で ある 。
0743,141,44: 時に 三月 三 日 、 桃の節句 の 真夜中 で 、 五 名 の 刑事 は 一夜 腕 を 撫し 、 四 日 の 一番 列車 で 伊東 を 出発 し て 、 湯河原 の 目ざす 旅館 へ つい た の が 六 時半 、 ^ 寝 こみ を 襲っ て 、 つかまえ た と いう 。
0759,1430,14:   放 二 の アパート で は 、 ヤエ子 が 熱 を だし て ^ 寝 こん で い た 。
0759,6920,14:   記代子 は 青木 の 部屋 へ たどりつく と 、 高熱 を 発し て ^ 寝 こん で しまっ た 。
0772,247,20: 「 ちょ ッ と 酒 を のみ まし た ので 、 今朝 起さ れる まで 何 も 知ら ず に ^ 寝 こん で しまい まし た 」
0772,466,21: 私 は お 槙 を なだめ て 、 部屋 へ ひきとら せ ます と 、 ぶうぶう 不平 を ならべたて ながら 、 ^ 寝 こん だ よう で ござい ます 。
0774,377,32:   彼 は 荷造り の 座員 を ねぎらう ため 、 酒 を 買わ せ て 楽屋 で 酒宴 を ひらき 、 明るい うち に 大 虎 に なっ て 、 みんな と ^ 寝 こん で しまっ た 。
0776,721,24: 自室 へ 戻っ て 残り 酒 を ひ ッ かけ た から 、 にわかに 疲れ が 出 て 椅子 に も たれ た まま ^ 寝 こん だ の だろ う 。
0781,86,3: 「 あなた も ^ 寝 こん だ の ね 。
0782,315,32: オタツ の 剣幕 が ひどい ので 一方 的 に オタツ を 叱っ た が 、 元来 カモ 七 は 肥 を あび た 上 に 膝小僧 を どうか し て 数 日 ^ 寝 こん で いる の だ 。
0782,316,14:   そこで 改めて クサレ 目 に も 注意 を 与え 、 カモ 七 が ^ 寝 こん だ ほど だ から 、 何 か 詫び の シルシ に 品物 を 贈っ て 見舞わ せ 、 それで 手 を 打た せ た こと が あっ た の で ある 。
0786,744,2: オカネ は ^ 寝 こみ を 襲わ れ て いる ぜ 。
0786,834,25: 石頭 の メクラ に は 、 目 を さまし て いる 目 アキ の 心 は 分ら ない が 、 もま れ て グッ スリ ^ 寝 こん だ 人間 の 動 勢 は 手 に とる よう に 心得 が ある という 、 大きに 有り そう な こと だ 。
0795,233,32: 山の上 に 離れ て いる こと だ から 、 あの ウチ の こと は 村 の 者 も よく 知ら ない が 、 なん でも 父親 は 四 五 日 前 から ^ 寝 こん で いる という こと だっ た 」
0795,273,40: 木戸 は 喘ぐ よう な 悪戦苦闘 の あげく 、 前 局 で 散歩 に でかけ た と 同じ よう な 時刻 に は 脂汗 で ぬれ た よう な 悲愴 な 様 で 別室 へ 下っ て 一 時間 ほど ^ 寝 こん だ そう だ 。
0802,268,16: 夜中 の 十 二 時 ごろ 戻っ て き て そのまま 正体 なく 翌朝 おそく まで ^ 寝 こん で い た と いう だけ だ 。
0891,208,6: その間 六 週間 ほど 流感 で ^ 寝 こむ という 不利 も あっ た が 、 要するに 大した 金額 は 集まら なかっ た 。
0981,1180,6: 次ぎ の 日 から 私 は ^ 寝 こん で しまっ た
0983,714,10: マキ子 の 病気 が 、 ひどく なっ て 、 どっと ^ 寝 こん で しまい 、 マキ子 に 好意 を 持っ て いる 連中 が 、 意識 不明 に なっ て いる マキ子 を 遠 まき に し て 見 て いる 。
0993,3901,12: 急 に 十 も 年 を とっ た よう に 、 いっとき ^ 寝 こん で しまっ た 、 … … 「 お 豊 さん 、 敦子 さま が これ まで なんど も おっしゃっ た 通り 、 春子 さん は 、 つまら ねえ 女 だ 。
1041,168,27: あくる 日 、 母親 に わかれ を つげる エルヴィス の 言葉 が 新聞 に でかでか と 報道 さ れ 、 彼 自身 は カゼ を ひい て ^ 寝 こん で しまっ た 。
1050,47,23: ところが 、 父さん も 、 母さん も 、 兄さん だ ち も 、 何 の 病気 か 、 ほんの 二 、 三 日 ^ 寝 こん だ か と 思う と 、 ぽっくり と 死ん で しまっ て 、 おれ は たちまち 独りぼっち に なっ て しまっ た 。
1071,107,4: ほか の 者 が ^ 寝 こん だ らしい から 云う が 、 君 は いったい 、 どういう 量 見 で 、 泥棒 なぞ 始め た ん だい 。
1177,513,3: そして 病気 で ^ 寝 こん で いる 母 も 母 だ と ぶつぶつ いう 。
1182,43,1: ぐっすり ^ 寝 こん で いる はず だっ た

書き込む

(書く.込む)
延べ語数: 33

0078,79,14: その後 で 、 盗難 届 の 用紙 を 伯爵 に 渡し 、 詳細 を ^ 書き こん で 、 警察 筋 に 提出 し なさい と いっ て 、 係官 は 帰っ た 。
0084,1173,12: 河合 は 鉛筆 を 握っ て 、 手帖 に 何 か しきりに ^ 書き こん で いる 。
0091,1477,6: 「 なんだか むずかしい 数式 を いっぱい ^ 書き こん で ある ね 。
0091,1498,91:   文献 の 内容 は 、 消 身 術 に関する もの で は なく て 、 いったん 人間 が 消 身 術 を おこなっ て から 後 、 もと の よう に 人間 が 姿 を あらわす に は どう すれ ば いい か —— つまり それ が 復元 という こと で ある が 、 その 復元 の 研究 について 、 古から 最近 の もの まで の 文献 が 、 番号 を うっ て ずらりと 並べ て あり 、 そして 各項 について 読後 の 簡単 な 批評 と 要点 と が ^ 書き こん で あっ た 。
0140,696,19: 頁 の 上 に は 、 鉛筆 で ところどころ に アンダ ・ ライン が ひか れ て い 、 ^ 書き こみ が つけ られ 、 本 の 角 は 少し めくれ かかっ て いる 。
0144,927,10:   ゴーリキイ は 、 手帖 に いろいろ の こと を ^ 書き こむ こと を 始め た 。
0259,1,23:   その カード に は 、 現在 どんな 新聞 を よん で いる か 、 これから どんな 新聞 が 読み たい か を ^ 書き こむ 欄 が あっ て 、 希望 新聞 の 名 を 書け ば その 新聞 へ 切り かわる こと が できる し くみ に なっ て い た 。
0259,3,0: ^ 書き こみ の カード の すら れ て いる 十一月 一 日 の 朝日 も 毎日 も 四 ページ で 、 大々的 に スポーツ を とりあげ て い た 。
0613,127,28:   浦上 から 七 キロ 離れ た 小 ヶ 倉 国民 学校 の 職員 室 で 、 田川 先生 は 防空 日誌 に 今朝 の 警報 記事 を ^ 書き こん で い た が 、 ちょっと 顔 を あげ て 窓 の 外 へ 目 を 休め た 。
0689,125,10: 安福 軒 の 飲食 代 も むろん その 中 に ^ 書き こん で ある 。
0732,527,11:   雲 隠 才蔵 は ニコニコ と 手帳 を だし て ^ 書き こむ 。
0739,249,22: 私 は 伊東 から わざわざ 見物 に 行っ た から 、 まだ 精神病 かも 知れ ない が 、 こうして 原稿 紙 に ^ 書き こん で 稼い で いる から 、 やっぱり 商業 精神 の 発露 で 、 病気 完治 せり と 判断 し て いる 。
0747,420,8:   分別 の ある 兵隊 が メニュー を ^ 書き こむ 料理 屋 の 支配人 の よう な こと を 言う 。
0757,794,36:   一 、 大鹿 の ズボン の ポケット に 、 上野 光子 の 名刺 が あり 、 東京 の 住所 は 印刷 し て ある が 、 京都 の アパート の 所 番地 が 鉛筆 で ^ 書き こん で ある 。
0773,2,28: 訪客 の ない 早朝 を 見 すまし て 智恵 を かりに き た の で ある が 、 手帳 を あちこち ひ ッ くりかえし て 、 キチョウメン に ^ 書き こん だ メモ と 首 ッ ぴき に 、 入念 に 考え こん で は 説明 し て いる 。
0774,563,11: 見る と 、 上野 だの 本郷 だの 浅草 だ の と ^ 書き こん だ 図面 で あっ た 。
0775,12,41:   しかし 、 商店 は なれ て いる から 、 何 食わ ぬ 顔 、 毎度 ありがとう ござい ます 、 と 送り返し て おい て 、 月末 の ツケ の 中 へ 、 お 買い上げ 品 として 万引 の 品物 も ^ 書き こん で おく 。
0777,272,12:   その 系図 の 文字 と は 別に 、 何 か こまかく ^ 書き こま れ て いる の は 、 それ が 津 右 衛門 の オジイサン が 書き 加え た という 文字 に ちがい ない 。
0777,273,4: その ほか に は ^ 書き こみ が なかっ た 。
0777,274,3: しかし 、 その ^ 書き こみ に は 、 別に そう 重大 らしい こと は 書い て なかっ た 。
0777,777,14:   長安 は 死に 先立っ て 妾 たち に 遺産 分配 の 金額 を ^ 書き こん だ 遺言 状 を 一 人 一 人 に 渡し て おい た 。
0777,927,4: 「 この 系図 の ^ 書き こみ は 面白い もの です ね 。
0787,823,22: オーカミイナリ の タタリ を 怖 れ て の こと なら 、 オーカミイナリ の 神 名 の ほか に 余計 な 名 を ^ 書き こむ よう な こと は 何より 怖 れ つつ しむ 筈 だ と 思わ れる から です 。
0842,2597,10:   彼 は 慌て て 何 か チョコ チョコ と ^ 書き こむ 。
0842,2599,7:   彼 は また チョコ チョコ と ^ 書き こむ 。
0842,2602,13: 無我夢中 で 手 を ふり ながら 演説 し 、 また チョコ チョコ と ^ 書き こん で いる 。
0891,39,16: また 同じ ころ 、 —— 孤独 が 怖けれ ば 結婚 する な —— と 手帖 に ^ 書き こむ 。
0893,183,19: 同じ 頃 の 彼 は また 、 —— 孤独 が 怖けれ ば 結婚 する な 、 と 手帖 に ^ 書き こむ 。
0947,485,21: 「 戸籍 に つい て いる 名 です の よ … … ついで に 、 血統 と 毛並み の ぐあいを 、 ^ 書き こん で おい て もらえ ば よかっ た 」
0988,912,39: ただ 、 省線 の 驛 で 電車 を 待つ て いる 時 に 一 度 と 、 それから 電車 の 中 で 一 度 、 胸 の ポケット から 小さな 手帳 を 取り出し て 、 鉛筆 で 何 か ^ 書き こん で 、 すぐ に ポケット に しまい こん で 、 知ら ん 顏 を し て い た 。
0988,1173,34: そして 彼 自身 も 、 その 二 段 に 押入れ の よう に なつ た 下 の 段 に もぐりこみ 、 腹ばい に な つて 、 ポケット から 出し た 手帳 に 又 なにか ^ 書き こみ はじめ た 。
0989,288,20: 若宮   ( それ まで 他 の 一同 に 関係 無く ソロバン を 入れ て は 手帳 に 数字 を ^ 書き こん で い た の が 、 計算 が すむ と 、 それ を サッサ と ポケット に しまい こん で ) さあ て 、 いただく か 。
1040,2316,11:   カレンダー に むけ て 上体 を のばし 、 祐一 は ^ 書き こみ を 見 た 。

浮き上る

(浮く.上る)
延べ語数: 33

0027,410,98:   しかし 、 自分 は 、 人間 へ の 恐怖 から のがれ 、 幽か な 一夜 の 休養 を 求める ため に 、 そこ へ 行き 、 それ こそ 自分 と 「 同類 」 の 淫売 婦 たち と 遊ん で いる うち に 、 いつのまに やら 無意識 の 、 或 る いまわしい 雰囲気 を 身辺 に いつも ただよわ せる よう に なっ た 様子 で 、 これ は 自分 に も 全く 思い設け なかっ た 所 謂 「 おまけ の 附録 」 でし た が 、 次第に その 「 附録 」 が 、 鮮明 に 表面 に ^ 浮き 上っ て 来 て 、 堀木 に それ を 指摘 せら れ 、 愕然 として 、 そうして 、 いや な 気 が 致し まし た 。
0081,3977,12:   三 人 の 身体 は 一度 沈ん だ が 、 再び ^ 浮き 上っ て 、 流さ れ はじめ た 。
0095,2894,32: おや おや 、 どう する つもり か な と 思っ て い たら 、 それから 暫く し て 彼奴 等 の 船 —— 怪人 城塞 て ぇやつですかね —— それ が すうっ と ^ 浮き 上っ た 。
0106,90,15: すると 、 ある 夜ふけ 、 急 に から だ が 風船 の よう に かるがると ^ 浮き 上っ て 、 まるで やわらかい 風 の よう に 、 とんび 岩 は 空 の 上 に 舞いあがっ て い まし た 。
0140,3375,11: 窓ぎわ に いる 伸子 は 、 逆光 で ぼんやり シルエット を ^ 浮き 上ら し た まま 、 二 人 の 姉 弟 は 灯 を つけ ない その 部屋 に かけ て い た 。
0141,7107,54: レーニングラード の ジプシー 料理 の 店 で 、 クリーム 色 の スタンド の 灯 かげ と いっしょ に 伸子 の 気分 まで 動揺 さ せ た 、 あの 、 吉之助 、 なかなか いい ね 、 と 云っ た 素子 の 三 十 を いくつ か 越し た 女 の 体 が その せつな ふっと ^ 浮き 上っ た よう な 切ない ニュアンス は 消さ れ て い た 。
0141,14253,42: 真白い 飛行機 は 灰色 の 濃い 霧 の 渦 の 中 で 、 エレヴェータァ が 三 階 から 地階 まで 落ちる とき の よう な 気味 わるい 無抵抗 さ で 沈み 、 次 の 瞬間 に は 、 同じ 高 さ を ^ 浮き 上っ た 。
0141,17043,58: そこ に 、 木造 の 、 粗末 だ けれども 清潔 な キャフェテリア ( 自分 で 給仕 する 方式 ) の 大 食堂 や 、 簡単 な 日 用品 の 売店 が あっ て 、 本 建築 の 仕上っ た 本館 は 、 すこし は なれ た ところ に 灰色 と 白 で 、 清楚 な 四角い 姿 を ^ 浮き 上ら せ て い た 。
0169,25,51: そういう なだらか さ 、 癖 の ない と いう だけ の きりこみ で は 「 軍服 」 の 軍隊 生活 という 特別 な 、 常識 はずれ な 生活 の 立体 的 な 空気 、 感情 の 明暗 、 それ に 抵抗 し て いる 主人公 三 吉 の 実感 が 濃く ^ うき 上っ て 来 ない 。
0170,2,5: けれども その 陰 に は ^ 浮き 上っ て いる 厚 さ だけ の 深い くぼみ が ある 。
0205,196,42: 個人 として それら の 人々 が どの よう に 歴史 の 現実 を うけとり 、 それ を 表現 し 、 その こと によって 、 進ん で ゆく 歴史 と 自分 と の 関係 を 、 おのずから 客観 の 証明 の もと に ^ 浮き 上ら せ て ゆく こと は 、 もとより 各人 の 自由 で ある と 思う 。
0435,19,27:   昼間 は 、 多勢 の 人々 の 動作 につれて 、 いつも みださ れ て 居 た 家具 調度 の 輪廓 が 、 妙 に くっきり と ^ うき 上っ て 、 しんと 澱ん だ 深夜 の 空気 の 中 に 、 かっきり と はめ込ん だ よう に さえ 見える 。
0534,3,32:   小路 は 霜 で 白く 光り 、 寒 げ な 靄 に 立ちこめ られ た 彼方 に は 、 遠く 高い 山並み や 木立 の 影 が 夢 の 様 に ^ 浮き 上っ て 、 人家 の 灯 かげ が ところ 、 どころ に チラチラ と 、 小さく 暖か そう に 瞬い て 居る 。
0535,103,65:   まあ これぞ と 取ら れ た もの も なし する から ほんとに よかっ た と は 思っ たけれ 共 、 一番 部屋 の 端 に 寝 て 居 た 自分 は 、 きっと 蚊帳 を通して 、 自分 の 寝 姿 を 見 られ た 事 は 確か だ と 思う と 、 女性 特有 の 或 る 本能 的 な 恐怖 は 、 強く ^ 浮き 上っ て 来 て 、 自分 の 眠っ て 居 た と 云う 事 は 、 将 し て 、 ほん と の 自分 の 眠り で あっ たろ う か など と 云う 事 さえ 感じ られ て 来 た 。
0547,443,16:   高架線 に なっ て い て 、 レール が そこ の 地面 と共に 宙 に ^ 浮き 上っ た 感じ で ある 。
0570,158,10: そして 、 葬式 当時 の 嫌 な こと ども が ^ 浮き 上っ て き 、 それ を 打ち消す ため に 、 祖母 の やさしい 笑顔 に 縋り つき たかっ た 。
0590,49,16:   その 耳 は 、 寝 乱れ た 髪 の 中 から へん に なま 白く ^ 浮き 上っ て い た 。
0593,297,37: そして その 中 に 、 自分 の 火傷 の 跡 、 ひきつっ た 皮膚 や 、 ちぢれ た 耳 や 、 赤 光り の 禿 げ や 、 殊に あかんべえ の 大きな 眼 が 、 まざまざ と ^ 浮き 上っ て き まし た 。
0599,408,24: お寺 の 銀杏 樹 が くっきり と 姿 を 現 わし 、 その 重畳 し た 緑葉 の 一 枚 一 枚 が 、 ^ 浮き 上っ て 、 その 中 に 、 雀 が もう 囀り だし た 。
0601,415,17: それで 、 水死 人 が 、 深く 深く 沈ん で ゆく と 、 水圧 の ため に ^ 浮き 上ら なく なり 、 立っ た まま 、 底 の へん を 、 ふらり ふらり 歩い てる の 。
0823,114,23:   それでも あの 大 舞台 で 坐っ た まま 動き の 少ない 主役 たち の 迫力 が 消え かから ず に 、 かなり ^ 浮き 上っ て くる から 、 まア 、 いくら か 、 ほめ て やっ て も よい 。
0985,2313,7: そい で い て 私 達 から ^ 浮き 上っ て しまっ てる !
0985,2314,27:   そい だ から 、 そんな だっ た から —— 良い 、 立派 な 人達 の 考え たり 言っ たり する 事 が 国民 の みんな から ^ 浮き 上っ て しまっ た から 、 戦争 なぞ 起き て しまっ た の よ 。
1102,47,22:   しかし これ に は 異論 が あっ て 、 もし 氷 が ぜんぶ 融け たら 、 グリーンランド の 内陸 は 、 ^ 浮き 上っ て くる だろ う と も 考え られる 。
1137,29,9:   窓 から 真っ直ぐ に 受け た 光線 に ^ 浮き 上っ て 、 それ は 実に パッ と 咲い た よう な 美しい 婦人 だっ た の です 。
1143,48,38: その 上 美奈子 の 持つ 高度 の 教養 と 、 その 背後 に 控え た 父親 の 財産 の 後光 が 、 この 令嬢 を 伝説 の 姫君 の よう に 、 神話 の 妖精 の よう に ^ 浮き 上ら せ まし た 。
1150,32,72: 愛子 は 何 心 なく ビルディング の 前 の 街灯 の 下 まで 行く と 、 道行く 男 は 後ろ へ 廻っ て 愛子 の 外套 の 裾 を 払っ たり し て おり まし た が 、 不意 に 、 真に 不意 に 、 愛子 の 体 は 宙 に 浮い て 、 ハイヒール の 踵 が 一寸 、 二 寸 、 三寸 と 、 ペーヴメント を 離れ て 空中 に ^ 浮き 上る で は あり ませ ん か 。
1171,789,5: 女体 の 輪郭 が 黒く ^ 浮き 上っ て いる 。
1171,2127,30: 柱 は 何 の 木 か 知ら ない が 、 長年 の 潮風 に さらさ れ 、 材質 の やわらかい 部分 は 風化 し 、 木目 だけ が くっきり と ^ 浮き 上っ て いる 。
1172,79,11: 一瞬 、 右 の 半面 が 乏しい 電灯 の 光 に ^ 浮き 上っ た 。
1172,784,4: そのまま 、 ゆるゆる と ^ 浮き 上っ て 来る よう に し て 目 が 覚め た 。
1173,381,29: 真夜中 すぎ て 二 十 二 三 夜 の 月 が 出 て い た が 、 風物 は 蒼然 と くらく 湿地 を 貫く 道 だけ が 白く ^ 浮き 上っ て い た 。
1173,607,24: 気がつけ ば 胸 の 上 に 組み合さ れ た 両手 は ほとんど 肉 が 落ち て 、 筋 だけ が 針金 の よう に ^ 浮き 上っ て いる 。

拾い上げる

(拾う.上げる)
延べ語数: 31

0077,57,5:   彼 は それ を ^ 拾い あげ て 、 常夜灯 の 下 まで 持っ て いっ て 改め た 。
0080,1562,17: あげく の はて に 、 足もと に 落ち て い た 文 福茶 釜 の 破片 を ^ 拾い あげ て 、 これ を 見物人 席 へ 投げ はじめ た から たいへん です 」
0081,405,7:   ラツール が 苦心 を し て ^ 拾い あげ た 食料 品 を 、 玉太郎 は 世界一 の ごちそう だ と 思い ながら 、 思わず たべ すごし た 。
0081,1039,5:   彼 は それ を ^ 拾い あげ た 。
0087,2268,3: 「 あなた が ^ 拾い あげ た 缶詰 は たいへん 軽かっ た と いう が 、 どれ 位 の 重 さ だっ た ん です か 」
0095,424,30: 彼 は 、 燃える ソ連 船 ゼムリヤ 号 の 焔 の 中 に 飛びこむ 代り に 、 七つの海 の 中 から その 前日 まで の ゼムリヤ 号 の 消息 を ^ 拾い あげよ う と 努力 し て いる 」
0546,36,11: その ひと は すぐ 、 藁 編み の 瓶 容れ を ^ 拾い あげ 、 じっと 眺め て 、 残っ てる 瓶 の 下部 を つまみ 取り 、 乱暴 に 川 の 中 に 投 り 込み 、 地面 の 瓶 の 破片 も 、 足 先 で 乱暴 に 川 に 蹴込 んで 、 それから 瓶 容れ を 私 の 手 に 返し た 。
0567,191,15: 怪しげ な 飲屋 の 女中 なんか し て い た の を 、 わたし が ^ 拾い あげ て やっ た 、 その 恩義 は けろりと 忘れ て 、 十 五 も 二 十 も 年 が 違う のに 一緒 に なっ て やっ た と 、 逆 に こちら へ 恩 を 着せよ う と する 。
0573,363,4: 彼 は それ を ^ 拾い あげ た が 、 すぐ に 投げ捨て た 。
0579,10,15: 火災 の 際 に 投げ込ま れ た 多少 の 器物 は 、 いつのまにか 、 すっかり ^ 拾い あげ られ まし た し 、 また 、 以前 から い た 緋鯉 や 真鯉 や 鮒 の 類 は 、 それ も 僅か で は あり まし た が 、 いつのまにか 、 捕獲 さ れ て しまっ て い まし た 。
0592,533,8: 私 は 起き 上っ て 、 枕 を ^ 拾い あげ 、 袖 で 拭き 清め 、 それ を 頭 に あてがっ て 寝そべっ た 。
0617,2157,1: 漸く ^ 拾い あげ た もの を 次に 列挙 する 。
0642,1158,37:   又 、 ある 時 、 買い物 し て 現れ て 自転車 に 乗ろ う と する 男 が 万年筆 を 落し て 知ら ず に 走り去ろ う と する から 、 よびとめ て 、 万年筆 を ^ 拾い あげ て 渡し て やっ た 。
0642,1331,3: その 雑巾 で ^ 拾い あげ た ま ゝ を 、 お 渡し に なっ た の です わ 」
0701,23,20: これ を 右手 の 掌中 に 持ち かえ て 、 右側 の 生徒 の 机 の 下 から それ を ^ 拾い あげ た よう な フリ を する 。
0734,202,12: そのうち 、 なん の 気 なし に 、 歯 の ところ を ^ 拾い あげ た と 思い なさい 。
0754,94,14: 昔 の 同僚 が 町 工場 の 小 成金 に 出世 し て 、 ^ 拾い あげ て くれ た の 。
0754,112,9:   野口 は ウダツ の あがら ぬ 亮作 を ^ 拾い あげ て 会計 を まかせ た 。
0759,6401,36:   エンゼル は 事 の 意外 に 驚い た ばかり で なく 、 大庭 という 奴 が 海千山千 の 強か者 で 、 記代子 の バカ さ かげん に 手 を 焼い て おり 、 これ を ^ 拾い あげ た エンゼル を いい カモ だ と 笑っ て いる の じゃ ない か と ヒガン だ ほど で あっ た 。
0790,16,2: おどろい て ^ 拾い あげ て みる と 、 まさしく 同じ 物 。
0841,17,0: ^ 拾い あげ て みる と 、 ハート の クイン で あっ た 。
0844,279,15: グズ 弁 は あまり の フシギ さ に 驚い て 、 急い で スパナー を ^ 拾い あげ た 。
0863,196,22: 自分 の 計画 に しぶしぶ ながら 賛成 し た わたくし を 見る と 、 スティヴン は 電線 を 巻い た リール を ^ ひろい 上げ 、 器具 類 を 直し まし た 。
0866,658,97: 彼 は まだ 外国 語 学校 に 籍 は おい て い た が 、 家庭 教師 、 筆耕 、 翻訳 の 手伝い など の 収入 で 、 少し でも 家 の 負担 を 軽く しよ う と 、 それ こそ 青春 の 誘惑 に は 眼 も くれ ぬ という 時代 で あつ た が 、 ある 日 の 夜 遅く 、 高円寺 に 住む 某 銀行 家 の 息子 の 中学生 に 初歩 の 英語 を 教え に 行 つた 、 その 帰り みち で 、 ふと 誰 か が 落し た らしい 紙入れ を ^ 拾い あげ 、 駅前 の 交番 へ それ を 届け出 た 。
0866,1129,26:   京野 等 志 は 、 弟 の 机 の 上 に 、 学校 の ノート が 一 冊 投げ出し て ある の を 、 ふと ^ 拾い あげ て パラパラ と 頁 を 繰 つ て み た 。
0981,794,29:     … … ( それに 気 附き 、 ユックリ し た 動作 で 下 を 向き 、 白い 頭 と 左腕 を しなやか に 伸ばし て 扇 を ^ 拾い あげる … … 白鳥 が 何 か を ついばん で いる )
0995,423,5: … … ( 相手 が ^ 拾い あげ た 火 の 消え た シガレット を 、 顔 の 前 で いじくっ て いる の を 見 て 、 ライタア に 火 を つけ 、 近づく )
0995,1098,24: 村 子   … … ( その 方 を チョット 振り返っ て み て から 、 歩い て 来 て 、 サツ タバ を ^ 拾い あげ 、 バタバタ と 泥 を はたき 落し て 、 佐山 の 方 に 寄っ て 、 それ を 相手 の 手 に 持た せる ) 取っ とき なさい よ 。
0995,1241,31: … … ( 花岡 と 村 子 は 、 相手 の 意味 が わから ず 、 佐山 を 見る ) … … ( 返辞 が ない ので 佐山 は それ を ^ 拾い あげ 、 泥 を 吹き払っ て から 、 そば の ロウソク の 火 に 持っ て 行っ て 吸いつけ 、 煙 を 吸いこみ ながら 、 自分 の 場所 に 行っ て 腰 を おろす 。
1071,13,43:   前 措き が 長く なっ た が 、 私 の この 小篇 は 、 そんな 社会 課題 を とり上げ た という 程 な 作 で は なく 、 たまたま 手近 な 書 から 宋 代 の 緑林 挿話 の 小 素材 を ^ ひろい 上げ 、 それに 些か 潤色 を 加え て み た まで の もの で ある 。
1075,299,22: あるいは 酒樽 に 奉納 住吉 大明神 、 または 金毘羅 大 権現 宝前 と 書い た の を 、 海 で 船頭 が ^ ひろい 上げる こと も ある 。

湧き上がる

(湧く.上がる)
延べ語数: 31

0060,725,3:   渡辺 は ^ 湧き 上がっ て くる 疑問 を 、 抑え られ なかっ た 。
0060,2868,11: 論文 を 読み 進む うち に 、 エンゲルバート は 胸 に ^ 湧き 上がっ て くる 興奮 を 抑え られ なく なっ た ★ 。
0060,3289,62: 「 フール・オン・ザ・ヒル 」 の 演奏 を 終え た あと 、 アンコール の 声 を 充分 待ち きる こと なく アルテア が 次 の 演奏 に 移っ た 点 に は 不満 が 残っ た が 、 耳 を 澄ま せ て ラジオ から の 音 を 追う 聴衆 の 視線 の 熱 に 、 ドンピア は くすぐら れる よう な 喜び が ^ 湧き 上がる の を 抑え られ なかっ た 。
0060,4085,24:   マイクロ コンピューター の 販売 という 本業 を こなし ながら 、 孤立 無援 で ここ まで 育て て き た 渡辺 の 胸 に ^ 湧き 上がっ て いる 思い に 、 大内 は 想像 の 手 を 伸ばし た 。
0060,4097,3: そして 内 から ^ 湧き 上がる 彼ら の エネルギー は 、 硬直 し がち な 大 組織 を 活性 化 さ せる 鍵 と なる と 読ん だ 大内 淳 義 の 理 。
0060,4105,23:   どこ まで 突き進ん で いく の か 、 確かめ たい と 思っ た の は むしろ 、 渡辺 たち の 胸 に ^ 湧き 上がり 、 たぎり はじめ て い た 熱 の 行方 だっ た 。
0060,4158,36: すべて の 大 企業 が 自由 で は い られ ない こうした 硬直 化 を 阻む うえ で 、 会社 の 中 で は なく 外 に 目 を 向け た スタッフ の 、 内 から ^ 湧き 上がっ て くる 新しい 発想 と エネルギー は 、 唯一 の 特効薬 と なる と 大内 は 考え た 。
0060,4211,13: 渡辺 と の 激しい やりとり の 中 で 、 彼ら の 内 に ^ 湧き 上がっ て いる 熱 の すさまじさ を 、 大内 は あらためて 痛感 さ せ られ た 。
0060,4798,12:   そんな 勉強 漬け の 中学校 時代 に も 、 内 から ^ 湧き 上がっ て くる 興味 を 育てる 機会 は あっ た 。
0060,6043,4:   ふと 胸 に ^ 湧き 上がっ て き た の は 、 気負い や 誇り で は なかっ た 。
0060,6335,42: この マシン へ の アプリケーション 開発 に も 、 是非 とも 力 を ふるっ て いただき たい 」 と 締めくくっ て 浜田 が 席 に 着い た とき 、 アスキー 側 の 出席 者 は 緊張 に 背筋 を 粟立た せ 、 ^ 湧き 上がっ て くる 苦い 唾液 に 舌 を 焼か れ はじめ て い た 。
0060,6476,50:   PC サブ グループ の 後藤 たち が 一 〇 〇 〇 を 表わす K の 単位 で 月間 の 出荷 台数 に 言及 する たび に 、 N — 10 プロジェクト の 小澤 や 早水 たち は オフィス コンピューター と の あまり の 規模 の 違い に 唾 の ^ 湧き 上がっ て くる よう な 緊張 を 覚え させ られ て き た 。
0060,6984,14:   アルテア の うがっ た 穴 に 生まれ た 湖 は 、 内 から ^ 湧き 上がる ソフトウエア へ の 飢え の 圧力 を はらみ 、 水面 を かろうじて 平らか に 保ち ながら 膨れ 上がっ て い た 。
0060,7468,5: と 次 から 次 へ ^ 湧き 上がっ て くる アイディア を ぶつけ 合い 、 「 今後 この 技術 に は しっかり 注目 し て いき ましょ う よ 」 と 確認 し あっ た とき に は 、 窓 の 外 は すっかり 暮れ て 、 はるか に 広がる 街 の 灯 が 美しい 夜景 を 作っ て い た 。
0060,7485,29: さっそく MITS あて に 注文 を 出し た 安田 は 、 かつて ラジオ の 世界 で 巻き 起こっ た 大衆 運動 が 、 マイクロ コンピューター を 核 として 再び ^ 湧き 上がる の で は ない か と 考える よう に なっ た 。
0060,7997,14:   ソフト カード と 名付け られ た この 製品 を 一目 見 て まず ^ 湧き 上がっ て き た の は 、 アイドル の 作品 を 汚さ れ た よう な 不快 感 だっ た 。
0060,8054,24:   組織 上 の 役割 や 制約 と は 無関係 に 、 一 人 の 人間 として 人 が コンピューター と 向き合っ た とき ^ 湧き 上がっ て き た 、 グラフィックス や 音 と 遊び たい という 欲求 を 埋め た の は 、 ベーシック だっ た 。
0060,8504,35: この マシン に 「 GUI を 生かし た アプリケーション を 可能 な 限り 早く 用意 し て ほしい 」 と 日本電気 から 要請 さ れ た 時点 で 、 古川 は 共感 と 焦り という ^ 湧き 上がっ て くる 二つ の 思い に 引き裂か れ た 。
0060,9135,9:   マック ペイント を 一目 見 た とき 、 ^ 湧き 上がっ て き た の は 笑い 出し たい よう な 驚き だっ た 。
0062,581,69: この テレンス・マン が 「 絞り染め ソフト 」 という ソフトハウス の オヤジ に なっ て 退屈 な 七 〇 年代 以降 を 生き延び て いる という 設定 に 、 オレ は かなり 心 の ひだ を くすぐら れ た の だ が 、 ここ に 主人公 が 押しかけ て き て なに や か や あっ て 、 マン の 内側 に は 再び 表現 し たい という 衝動 が ^ 湧き 上がっ て くる 。
0062,2945,21: だが 、 自分 自身 が 父 と 母 の 結び付き の 産物 で ある こと は 、 骨 の 髄 から ^ 湧き 上がっ て くる 直感 によって 知っ て い た 。
0103,378,7: 「 わ ーッ 」 という 声 が ^ 湧き 上がり まし た が 、 これ は 船大工 や 藩士 の 方々 が 、 思わず あげ た 声 でし た 。
0113,162,7:   けれ 共 自分 の 心 から ^ 湧き あがっ た 事 で ない 限り 一つ 事 を そう いつ まで も 思い つづける 事 の ない 千 世子 な ので 久しい 間 と は 云え じき に 忘れ て 居 た 。
0141,11744,4: 伸子 は 、 段々 ^ 湧き あがっ て 来る 一種 の 憤り めい た 感情 で それ に 堪え 、 一同 について レントゲン 診察 室 に 案内 さ れ た 。
0241,1,36: 久しぶり に うす 暗い かさ を とりはずし 、 隅々 まで くっきり と 照らし ださ れ た 炉 ば た に 坐っ て 一家 の もの が あらためて 互 の 顔 を 眺め あっ た 刹那 、 ^ 湧き あがっ た 思い と 新た な 涙 こそ 忘れ がたい と 思う 。
0512,17,15: と が なら れ た 事 等 が 悪い 夢 の 様 に 頭 に ^ 湧き あがっ て 来 た 。
0613,213,2:   あの ^ 湧き 上がる 青葉 に 埋まっ て い た 稲佐山 は 赤 ちゃ けた 岩山 と 変わっ て いる で は ない か ?
0613,1140,10: 勃然 として 新鮮 なる 興味 が 荒涼たる 原子 野 に ^ 湧き 上がる 。
0617,923,21: 藤原 南 家 の 郎女 が 藕糸 を 績 い で 織っ た 曼陀羅 から 光明 が 泉 の よう に ^ 涌き あがる と 見 られる 暁 が 来る 。
0985,2624,22: しばらく し て から 又 同じ よう な 声 … … 低い 、 地 の 底 から の よう な 慟哭 が ^ 湧き あがっ て 来 て 、 次第に その あたり を ゆるがす よう に 強く なる )
1041,3182,6: というのも 、 そこ から ロックンロール が ^ 湧き あがる 母胎 で ある 一 九 四 〇 年代 の 都会 ブルース は 、 これ を 水 で 薄める に は 余りに も 強烈 な 生命 力 に 満ち て い た し 、 また そう で ある から こそ 、 どちら も アメリカ 文化 一般 から 孤立 し 疎外 さ れ て い た の で ある 。

燃え上る

(燃える.上る)
延べ語数: 30

0027,233,16: 自分 は 、 世界 が 一瞬 に し て 地獄 の 業火 に 包ま れ て ^ 燃え 上る の を 眼前 に 見る よう な 心地 が し て 、 わ あっ !
0053,3214,17:   二 十 七 歳 の 身体 の 中 に 燃え て いる 火 が 、 そのまま ^ 燃え 上っ て 来 た よう な 声 で あっ た 。
0065,55,39: 父 の 死 に対する 疑惑 や 、 母 の 生活 に対する 憤懣 や 、 自己 の 運命 に 就い て の 屈辱 感 や 、 そうした もの が 一時 に 火 と なっ て 、 彼 の 中 に ^ 燃え 上っ た 。
0083,336,36: こう なれ ば 珠子 に対する 愛着 は 冷却 せ ざる を 得 ない が 、 その 代り 珠子 が 私 の 脚 を 仇 し 男 に 贈っ た という 所業 に対する 怨恨 は 更に 強く ^ 燃え 上ら ない わけ に 行か なかっ た 。
0112,34,9: 三 人 は しめきっ た 西洋 間 で 赤く ^ もえ 上る ストーブ の 焔 を 見 ながら 、 特別 に 造ら れ た 国 に 住む 人間 の 様 な わだかまり の ない 気持 で 居 た 。
0141,3408,11: いま 、 篝火 の よう に メイエルホリド の 舞台 いっぱい に ^ 燃え 上っ て 、 観客 の 顔 々 を 照 し 出し て いる 憎悪 に くらべれ ば 、 伸子 の もっ て いる 憎悪 は ほんとに 古く て 小さい 。
0433,473,12: 私 が 専念 に 真剣 に なっ た 時 、 心 に ^ 燃え 上る 焔 の 明る さ に 総て を 委せ て 、 此 を 書き 続ける の で ござい ます 。
0435,9,28:   或 時 に は 、 情慾 だ と 思っ て 、 自分 で 恥じる ほど 激しい 思慕 が 、 身 と 魂 を 、 白熱 し て ^ 燃え 上っ て 来る の で ある 。
0491,44,53:   二 十 六 歳 に 花 ざかり を 描い た ( 三 十 三 年 ) 画家 が 何故 十 九 年 の 後 、 四 十 五 歳 で 焔 を ( たった 一 枚 の 凄艷 な 絵 ) として ( 中年 女 の 嫉妬 の 炎 —— 一念 が ^ もえ 上っ て 炎 の よう に やけつく 形相 を かい た ) 大正 七 年 ( 四 十 五 歳 ) の で あろ う か 。
0509,371,16:   私 共 が 一旦 病気 に なっ て 生き 様 と 云う 願望 が 激しく ^ 燃え 上っ た 時 ほど 医者 の 奴隷 に なる 事 は ない 。
0550,106,11: 語り合う こと は 少なかっ た が 、 愛情 は 急 に ^ 燃え 上っ て いっ た 。
0562,349,10:   田中 さん は 衆人 に かこま れ ながら 、 ^ 燃え 上る 炭 俵 を 見つめ て い た 。
0565,278,7:   そして 暫く 、 美津子 さん は ^ 燃え 上る 火 を 見 て い まし た が 、 ふい に が くり と なっ て 、 地面 に 突っ伏し て しまい まし た 。
0565,291,8: たとえ 粗相 から に せよ 、 物置 が ^ 燃え 上る よう な こと を 致し た の は 、 この 花子 で ござい ます 。
0573,287,11:   火 は 横 に は い 、 それから 一斉 に ^ 燃え 上っ た 。
0577,24,19: 蒼白い 閃光 に 次い で 、 赤い 焔 が 人家 の 軒先 に 流れ 、 あちこち から 、 どっと ^ 燃え 上り まし た 。
0577,37,26: そして … … それ まで 自若 として 抵抗 し 続け て き た 椎の木 が 、 俄 に 、 葉 から 枝 から 幹 まで ぼっと ^ 燃え 上り まし た 。
0595,303,23: 腹 の 底 から 湧い て くる 憤怒 と 肉 に きざみこま れ てる 愛着 と が 、 一緒 に よれ 合っ て ^ 燃え 上っ て くる 。
0787,155,3: 厚紙 だ から ^ 燃え 上る のに 手間 が かかっ て 、 部屋 は 煙 で 目 も あけ られ ない 程 に なっ た 。
0853,292,15:   東都 第一流 の 大 新聞 から 連載 小説 の 依頼 を 受け て 、 ^ 燃え 上る ごとく に 心 が 励ん だ けれども 、 子供 の 学校 の こと 、 女房 の こと 、 オフクロ の 顔 を 見 て たん じゃ 心 が 落付 か ない ん だ 、 下ら ぬ 文人 気風 の 幻影 的 習性 に 身 を 入れ て 下らなく 消耗 し 、 ともかく 小田原 の 待合 の 一室 を 借り て 日本 流行 大 作家 御 執筆 の 体裁 だけ ととのえ た が 、 この 小説 が 新聞 に のり 金 が はいる の が 四 、 五 ヶ月 さき の こと 、 出来 が 悪く て 掲載 でき ない など と 云っ たら この 待合 の 支払い を 如何 に せ ん 、 そんな こと ばかり 考え て 、 実際 の 小説 の 方 は ただ 徒 ら に 苦吟 、 遅々 として 進ま ない 。
0974,7,36: ガンジー の お 葬式 の 日 に は 、 何 十 万 という 民衆 が 、 地方 から 集っ て 来 て 、 ガンジー 夫人 が 、 棺 へ 火 を つけ て 、 炎 が ^ 燃え 上っ た 時 に は 、 人々 が 声 を あげ て 、 花束 を 投げこん だ という ニュース を 聞い て 、 私 は 広い 川 の ほとり の 、 この 光景 を 想像 し て 、 何 か 詩 の よう な 感じ が し た 。
1000,775,63: 行列 が 本 院 の 館 に 着い て 、 その 人 が 車 から 下りる 時 に 、 せめて 一 と 眼 逢え も しよ う か と 願っ て い た のに 、 と うく その 望み も 空しく 終り 、 もはや 永久 に 隔絶 し 去っ た こと を 思う と 、 更に その 人 を 愛惜 する 念 が ^ 燃え 上っ て 来る の で あっ た 。
1000,857,57: 尊 意 が 、 咽喉 が 渇い て おい で ゞ しょ う と 云っ て 柘榴 を すゝ め た の を 、 丞相 は 取っ て 口 に 啣 んで ひしひし と 噛み砕き 、 妻戸 の ふち に 吐き かけ た か と 思う と 、 見る く 一 条 の 火焔 と なっ て ^ 燃え 上っ た が 、 尊 意 が 灑水 の 印 を 結ぶ と 、 たちどころに その 火 が 消え た 。
1140,36,11: 水 の よう に 静か な 表情 が 、 俄然 として ^ 燃え 上る 火 の よう に 激発 さ れ た 変り目 は 、 何 に 譬え たら 宜しい でしょ う 。
1147,175,39:   江戸 中 の 人 が 大騒ぎ を する 生 仏 様 で あっ た に し て も 、 飯 も 食い 、 水 も 呑み 、 夜 に なれ ば 眠り も する お 竹 に対して 、 ^ 燃え 上る 恋心 を どう 鎮め た もの でしょ う 。
1148,161,28:   深沢 深 の 手 は 憑かれ た もの の よう に 鍵盤 の 上 に 踊っ て 、 その 長髪 は 牡 獅子 の 鬣 さながら に ^ 燃え 上り まし た 。
1172,1392,20: 厚い 暗号 書 は 燃え 切れ ず に くすぶっ た と 思う と 、 また 頁 が めくれ て 新しく ^ 燃え 上っ た 。
1172,1427,13: 新しい 材料 を 得 て 、 焔 は 飴 の よう に 粘っこく ^ 燃え 上っ た 。
1174,2394,13: しばらく 収まっ て い た 怒り が 、 また じりじり と 胸 に ^ 燃え 上っ て 来 た 。
1174,4310,17: 厚和 の よう な 北辺 と 違っ て 、 亜熱帯 の 風物 は 華麗 で 、 まるで ^ 燃え 上っ て いる よう に 見え た 。

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(見る.込む)
延べ語数: 30

0077,30,7:   ちょ ッ 、 悪い 者 に ^ 見 こま れ た よ 。
0080,11,2: 運命 に ^ 見 こま れ て しまう と 、 お金 の ない 人 が 大 金持 に なっ たり 、 または その 反対 の こと が 起こっ たり 、 いや 、 そんな こと より も 、 もっと もっと 意外 な こと が 起こる の だ 。
0141,9488,22: うち へ は 、 今月 末 まで に 退院 と 電報 を うっ て やっ た けれども 、 それ は 退院 の ^ 見 こみ 、 または 伸子 たち の 予想 と いう だけ で 、 フロムゴリド 教授 は その 点 について 、 はっきり し た こと は 何 も 言っ て い なかっ た 。
0505,941,2: 足元 を ^ 見 こん で 、 法外 な 事 は し ない が いい と 栄蔵 は 怒っ たけれ 共 、 冷然 と 笑い ながら 、
0554,1227,10: 「 ええ 、 長い 間 の 病気 で 、 もう ^ 見 こみ は なかっ た の です 。
0649,51,31: 他 の 社員 も みな そう で 、 当時 は 紙 が 店頭 に ない の で ある から 、 銘々 が 自宅 へ 持ちこむ 量 も 長期 の ストック を ^ 見 こん で おり 、 矢島 の 出征 後 の 留守 宅 に も 少から ぬ この 用箋 が 残さ れ て い た 筈 で あっ た 。
0690,190,7: その 先生 の 神妙 な 話術 を ^ 見 こん で 、 お願い が ある ん です が 、 なん しろ オレ は 喋り だす と 軽率 で ねえ 。
0732,1722,5: 雲 さん を 男 と ^ 見 こん で 胸 の 秘密 を うちあけ まし た 。
0754,95,6: 実直 で グズ な ところ を ^ 見 こま れ て 、 会計 を あずかる 重要 な ポスト を 与え られ た の よ 。
0777,1096,12: 「 宇礼 が ミコ で 、 暗示 に かかり 易い 娘 と ^ 見 こん で 、 やっ た まで の こと です が 、 ほか に 証拠 が 一 ツ も ない ので 、 破れかぶれ 窮余 の 策 という わけ でし た 。
0780,243,26: しがない 暮し は し て おり ます が 、 物分り の よい 世話好き など と 多少 は 人様 に も 信用 さ れ 、 人柄 を ^ 見 こん で 目 を かけ て 下さる お客様 も おいおい つく よう に 見 うけ られ ます 。
0783,55,6: とき に ベク 助 朝臣 と ^ 見 こん で 頼み の 筋 が ある が … … 」
0783,354,27: 二 人 の 坊主 が 、 どこ を どうして 、 この 中 で 殺さ れ て いる の か 判じ 難い が 、 婚礼 の ドサクサ を ^ 見 こん で 泥棒 に 来 た もの の よう だ 。
0785,986,4: 私 を 男 と ^ 見 こん で この 秘密 を あかし て 下さっ た 以上 、 ただ もう 山 キ が 成仏 する よう に 、 冥福 を 祈る こと だけ しか 考え ます まい 。
0787,87,28:   父 が 故郷 を ひきはらい 上京 し て 店 を ひらく とき 、 土地 の 小さな 織物 屋 の 手代 を し て い た 川根 が ^ 見 こま れ て 連れ られ て き た の で ある 。
0788,49,16: たまたま 病床 に つき そめ て 不自由 を かこっ て い た 全作 が どこ を ^ 見 こん で か 看護 人 に 選ん だ 。
0788,268,3: その 心がけ を ^ 見 こま れ て 全作 が 特に 係り に 選ん だ の だ 。
0808,45,4: アネサ の 怪力 を ^ 見 こん で ヨメ に もらっ た の は オカカ だ から で ある 。
0808,361,10: 庄屋 は アネサ を 一目 見る と 、 蛇 に ^ 見 こま れ た よう に 、 冷汗 が 流れ 、 から だ が ふるえ て 、 動け なく なっ て しまっ た 。
0809,232,19: 「 話 という の は 外 でも ねえ が 、 オメ 様 方 を い ッ ち キッツイモン と ^ 見 こん で 、 ここ に 一 ツ の 頼み が ある て もん だ て 。
0853,269,94:   亡夫 の 遺産 は 年端 も ゆか ぬ 庄吉 が みるみる 使い果し 家 屋敷 は 借金 の カタ に とりたて られ 、 執達吏 は くる 、 御 当人 は 逃げだし て 文学 少女 と ママゴト みたい な 生活 し て 、 原稿 は 売れ ず 、 酒屋 米 屋 家賃 に 追わ れ て 、 逃げ 廻り 、 居候 、 転々 八 方 うろつき 廻り 、 子供 が 病気 だ の と 金 を せびり に くる 、 彼女 は 長年 の 訓導 生活 で 万金 の ヘソクリ が ある から それ を ^ 見 こん で 庄吉 が 騙し に くる の だ けれども 、 もう 鐚 一 文 やら ない こと に し て いる 。
0861,105,43: 並木 通り の 入口 の ソバ 屋 か なんか の 格子 を 後 に し て 一生 けんめい 叩き 合っ て 四 五 人 に 手傷 を 負わ せる と 敵 に やや ヒル ミ が 見え た から 、 ここだ 、 と ^ 見 こん で ムヤミ に 斬り ちらし て トビ 口 十 本 ぐらい 叩き 落し た 。
0953,57,41: 大臣 、 参議 の 思い もの や 、 夫婦 仲 の いい 判官 や 府 生 の 北 ノ 方 、 得度 し た ばかり の 尼 君 、 という ふう に むずかしけれ ば むずかしい ほど いい ので 、 これ と ^ 見 こん だら 、 尼寺 の 築 泥 も 女院 の 安 主 も 、 泰文 を 食い とめる こと が でき ない 、 かならず 奇怪 な 手段 で 成功 し た 。
0953,67,18: 朝霞 は 父 や 兄 から 泰文 の 評判 を きき 、 おおよそ そんな こと だろ う と ^ 見 こみ 、 嫁 資 の ほか に 自分 の 身 に つく もの を こっそり 持っ て き た ので 、 子供 たち の 養育 費 は すべて その 土地 の あがり から 出し て い た 。
0988,2175,9: もう どんな 事 を し て も 救わ れる ^ 見 こみ の 無い 、 暗い 暗い 穴 の 中 で 泣き まし た 。
0989,2199,13: それ を 追いかけ て 行く よう な 姿勢 で 廊下 の 奥 を ^ 見 こん で いる 柳子 。
1040,2160,20: 好き な とき だけ のんびり 泳ぐ つもり で い た の だ が 、 何 人 か の コーチ に ^ 見 こま れ た 。
1072,4433,23:   目明し の 辰三 は 、 その 長い 経験 と 、 老練 で しかも 、 実直 な ところ を 、 二 人 に ^ 見 こま れ て 、 こんど の 事件 と 、 裏面 の 秘事 も 、 のこらず 打ち明け られ て い た 。
1097,19,15: たき 立て の ご飯 の 匂い が 、 ほのぼの と おなか の 底 まで 浸 ^ み 込む よう な 気 が し た 。
1101,619,14: 陸地 の 上 で これ を 探す こと は 、 今 の ところ ちょっと ^ 見 こみ が うすい 。

出来上がる

(出来る.上がる)
延べ語数: 29

0081,384,8:   その うち に 筏 の 方 は ^ 出来 あがっ た 。
0098,3181,7:   荷 は 十 一 包み も ^ 出来 あがっ た 。
0112,230,55: アポ ロー の 銀 の 絃 の 澄ん だ 響 に 、 ふか さ の 知れ ない 谷 底 に なる 沈鐘 の 鐘 が まじっ て 美 くし い 音楽 と なり 、 山 の * さん 郎 ら の 金 の 櫛 で 梳り ながら の 歌声 、 そうした 、 いかにも 想像 で ^ 出来 あがっ た 美 くし い おだやか な 幻影 の 絵巻物 が 千 世子 の 前 に ひろがっ た 。
0140,3539,20: 前 の 年 の 初夏 に 着手 さ れ た もの で あっ た から 、 一 年 ぶり で ^ 出来 あがっ た 。
0140,3837,4:   素子 は 、 ^ 出来 あがっ た 翻訳 の 出版 社 を きめる 用事 で 数 日 つづけ て 外出 し た 。
0141,20422,1: 大体 ^ 出来 あがっ て 、 その 下見 が 行わ れ た とき 、 伸子 も ついて行っ た 。
0141,21012,27:   来週 の 木曜日 まで に —— 川瀬 の こと づけ で 伸子 が リュックス へ 行っ た きのう は 木曜日 で あっ た から —— とても ^ 出来 あがら ない の は 明らか だ として も 、 どだい 、 伸子 に やりとげ られる 仕事 な の か どう か 。
0141,21178,5: 伸子 が 、 ここ まで ^ 出来 あがっ て 来 た 今 の ソヴェト 生活 を 、 ほめる の は 何と たやすい こと だろ う 。
0501,40,18: それでも 八月 の 二 十 日 すぎ て 東京 へ かえる とき 「 古き 小 画 」 は ^ 出来 あがっ た 。
0616,111,98: 或 日 、 その 雑記 帳 を 買っ て き て 僕 が なんと いう こと も なく その 表紙 の 絵 を スゥイス あたり の 冬 景色 だろ う 位 に おもっ て 見 て い たら 、 宿 の 主人 が そば から 見 て 、 それ は 軽井沢 の 絵 です ね 、 と すこしも 疑わ ず に 言う ので 、 しまいに は 僕 まで 、 これ は ひょっとしたら 軽井沢 の 何処 か に 、 冬 に なっ て 、 すっかり 雪 に 埋まっ て しまう と 、 これ と そっくり な 風景 が ひとりでに ^ 出来 あがる の かも しれ ない 、 と 思い出し た もの だ 。
0618,151,44: しかし 、 や むにやまれぬ 必要 の ため に 遠い 国 から 買い に くる の だ から 、 奴隷 は 大切 に 扱わ れ 、 第 一等 の お客様 と 同じ よう に もてなし を 受ける そう だ が 、 それ も 仕事 が ^ 出来 あがる まで の 話 さ 。
0665,32,10:   傑作 は 鼻歌 を うたい ながら 書きなぐっ て も ^ 出来 あがる もの で 、 どんな 通俗 な 取引 でも よろしい 。
0715,63,29:   御存知 の マルコポーロ で あり ます が 、 彼 の 手記 に 書い て ある ニッポン は 、 ジパング という こと で あり まし て 、 黄金 で ^ 出来 あがっ て いる 国 だ という こと に なっ て おり ます 。
0732,1438,43: 作業場 から 下 の 鉄道 駅 まで 立派 な 道路 を きりひらい て 、 砂利 も しき 、 ヌカ ルミ に なら ない よう に 充分 手 も 加え て ある が 、 今や トロッコ も 敷設 中 で 、 八 割 まで ^ 出来 あがっ て いる 。
0732,1441,3: この トロッコ が ^ 出来 あがる と 、 今 まで の 苦労 が 報わ れる の だ 。
0787,507,14: 三 十 本 の 神 の 矢 は ちょうど まる 一 年 かかっ て ^ 出来 あがる よう な 定まっ た 工程 が ある 。
0853,275,41: その くせ 武士 は 食わ ね ど 高 楊子 、 金 なんか 何 だい 、 ただ 仕事 さえ すりゃ いい ん だ 、 静か な 部屋 、 女房 子供 に 患わ さ れ ぬ 閑居 が あれ ば 忽ち 傑作 が ^ 出来 あがる よう な 妄想 的 な 説 を 持 し て いる 。
0853,276,96:   彼 は 然し 実際 は 最も 冷酷 な 鬼 の 目 を もち 、 文学 など は タカ の 知れ た もの 、 芸術 など と いう と 何 か 妖怪 じみ た 純粋 の 神秘 神品 の 如く に 言わ れる けれども 、 ゲーテ が たまたま シェクスピア を 読み 感動 し て オレ も 一つ マネ を し て と 慌て て 書き だし た の が 彼 の 代表 的 な 傑作 で あっ た という ぐあいのもの 、 古来 傑作 の 多く は お金 が 欲しく て お金 の ため に 書きなぐっ て ^ 出来 あがっ た もの だ 、 バルザック は 遊興 費 の ため に 書き 、 チェホフ は 劇場 主 の 無理 な 日限 に 渋面 つくっ て 取りかかり 、 ドストエフスキー は 読者 の 好み に 応じ て 人物 の 性格 まで 変え 、 あらゆる 俗悪 な 取引 に 応じ て 、 その 俗悪 な 取引 を 天来 の インスピレーション と 化し 自家 薬 籠 の 大 活動 の 源 と 化す 才能 を めぐまれ て い た に すぎ ない 。
0891,188,19:   旅行 後 二 年 半 ほど し て 、 厖大 な 報告 書 『 サガレン 島 』 が ^ 出来 あがっ た 。
0893,385,19:   旅行 後 二 年 半 ほど し て 、 厖大 な 報告 書 『 サガレン 島 』 が ^ 出来 あがっ た 。
0893,737,3: どんな ロパーヒン が ^ 出来 あがっ た か は 想像 に 難く ない 。
0916,60,14: そこで のみ 感情 移入 、 物我 合一 という よう な 過程 で 芸術 が ^ 出来 あがる の で ある 。
0977,189,51: せん で 竹 の 皮 を むき 、 ふし の 外 の でっぱり を けずり 、 内側 の かたい 厚み を けずり 、 それから 穴 を あけ て 、 柄 を つける と 、 ぶかっこう ながら 丈夫 な 、 南 九州 の 農家 など で よく つかっ て いる 竹 びしゃくが ^ 出来 あがる 。
0985,886,7: 正しい 公平 な 日本 の 歴史 が ^ 出来 あがる の は これから だろ う と 思わ れる 。
0989,2210,15: さんざん 女狂い を し て 、 そこで 立派 な 一 か どの 道楽 もん が ^ 出来 あがっ た と 思っ た 時 に は 、 まるで あんた 、 当人 腑抜け に なっ ちゃっ て た 。
0989,2561,10: 病気 が 治っ て も 、 人間 として 廃人 が ^ 出来 あがっ て も 無意味 な ん だ から 。
0993,626,18: 壮 六   ( 語り )   その 次ぎ の 年 の 春 に 別荘 は きれい に ^ 出来 あがっ て 、 その 夏 から 黒田 様 御 一家 が ズーッ と 毎年 おい でる よう に なり やし た 。
0993,1072,6: 春子   ああ 、 もう すっかり ^ 出来 あがっ てる わ !
1076,88,14: わかる はず が ない と いう だけ の 答 すら も 、 どうやら まだ ^ 出来 あがっ て は い ない の で ある 。

仕舞い込む

(仕舞う.込む)
延べ語数: 29

0002,2381,21:   お かみさん は 、 封筒 の 中 を 見 も せ ず に 、 それ を 長火鉢 の 引出し に ^ 仕舞い 込ん で 笑い ながら 言う 。
0003,214,44: ベッド は 木製 で ひどく 大きく 、 ちゃち な スプリング など 附い て い ない の が 、 かえって たのもしく 、 両側 に は 引出し やら 棚 やら が たくさん 附い て い て 、 身 の まわり の もの 一切 を それ に ^ しまい 込ん で も 、 まだ 余分 の 引出し が 残っ て いる くらい だ 。
0003,1655,61: つっかえし て やろ う か と さえ 思っ た が 、 前 の 日 に 、 すみれ の 花 くらい の あ われ な 誇り を こそ 大事 に いたわっ て やら なけれ ば 、 など と 殊勝 な 覚悟 を 極め た 手前 も あり 、 しょんぼり し た 気持 で 、 その 土産 は ひとまず ベッド の 引出し に ^ しまい 込ん で 置く 事 に し た 。
0003,3212,17:   竹 さん は 大袈裟 に 身震い し て 、 畳ん だ 着物 を さっさと 引出し に ^ しまい 込み 、 澄まし て 部屋 から 出 て 行っ た 。
0027,137,67:   何 という 失敗 、 自分 は 父 を 怒ら せ た 、 父 の 復讐 は 、 きっと 、 おそるべき もの に 違い ない 、 いま の うち に 何とか し て 取りかえ し の つか ぬ もの か 、 と その 夜 、 蒲団 の 中 で がたがた 震え ながら 考え 、 そっと 起き て 客間 に 行き 、 父 が 先刻 、 手帖 を ^ しまい 込ん だ 筈 の 机 の 引き出し を あけ て 、 手帖 を 取り上げ 、 パラパラ めくっ て 、 お 土産 の 注文 記入 の 個所 を 見つけ 、 手帖 の 鉛筆 を なめ て 、 シシ マイ 、 と 書い て 寝 まし た 。
0027,352,81: 自分 の お 道化 の 底 の 陰惨 を 見破ら れ 、 急 に ケチ くさく 警戒 せ られる の も いや でし た し 、 また 、 これ を 自分 の 正体 と も 気づか ず 、 やっぱり 新 趣向 の お 道化 と 見なさ れ 、 大笑い の 種 に せら れる かも 知れ ぬ という 懸念 も あり 、 それ は 何 より も つらい 事 でし た ので 、 その 絵 は すぐ に 押入れ の 奥深く ^ しまい 込み まし た 。
0141,2426,15: 「 母 の 手紙 が つく と 、 父 は それ を いきなり ポケット に ^ しまい こん で 、 やがて きっと 、 ひと の い ない ところ へ 立っ て 行っ た ん だって ——。
0141,21375,85: キャフェ の テラス で は 、 若い 給仕 たち が 高く ささげ た 大 盆 を たくみ に 肱 で あやつり ながら 、 絶えず 動い て 、 雑沓 し て いる 客 たち の 前 へ 、 盃 を 、 コーヒー の 茶碗 を くばり 、 飲みもの 代 と 一 割 の 心 づけ を おい た まま 行っ て しまっ た 客 の テーブル に 残っ て いる 受け皿 から 、 器用 に 片 手のひら へ 心づけ を あけ て ズボン の ポケット に ^ しまい こむ 。
0142,1169,6:   そう 云い ながら 、 余り ^ しまい こん で い て 、 その 紙ばさみ が なかなか 見つから なかっ た 。
0289,32,8: それ も 、 どこ か の 役所 に ^ しまい こま れ て いる 。
0518,54,6:   飾っ た もの なんか さっさと ^ 仕舞い 込ん で 仕舞う 。
0746,222,27: そう か と 思う と 一 人 は 三 分の 一 だけ 吸い 、 残り を うやうやしく 紙 に くるん で 胸 の ポケット へ 大事 に ^ しまい こん で しまっ た 。
0759,2326,3: そして 名刺 を ^ しまい こむ と 、 いつか ら か 、 あるいは 、 たぶん 昨日 から かも 知れ ない が 、 雄大 な 新た な 自己 が 生れ つ ゝ ある こと を 知っ て 、 満足 し た 。
0780,264,24: 実に ただ 薄笑い を うかべ て 、 幸平 の 差出し た もの を 黙っ て つかん で 、 まず 預金 帳 を 懐中 に ^ しまい こみ 、 次に 印鑑 を つまん で ヘコ 帯 の 中 へ 入れ て グルグル まきこみ 、 それ を 帯 の 一番 内側 へ 指 で 三 四 度 押し こん で から 、 札束 を 掴み あげ た 。
0784,500,5: そして 大切 な 物 を ^ しまい こむ よう に 、 実に ゆるやか に 目 を とじ た 。
0833,91,38: 写真 機 より も 正確 な 現像 能力 が ある くせ に 、 自分 の 撮影 し たり 録音 し た トーキー を 頭 の 奥 の 部屋 の ヒキ ダシ へ 入れ て カギ を かけ て ^ しまい こみ 、 自分 の 意志 で とりだし て 眺める こと が でき ない の だ ね 。
0866,568,20:   と 、 母 は 、 捨てぜりふ の よう に 言 つて 、 その 写真 を 元 の ところ へ ^ しまい 込ん だ 。
0947,3425,7: 「 その 紙切れ を 、 紙入れ に ^ しまい こめ ば 、 それで いい ん だ 。
0988,912,47: ただ 、 省線 の 驛 で 電車 を 待つ て いる 時 に 一 度 と 、 それから 電車 の 中 で 一 度 、 胸 の ポケット から 小さな 手帳 を 取り出し て 、 鉛筆 で 何 か 書き こん で 、 すぐ に ポケット に ^ しまい こん で 、 知ら ん 顏 を し て い た 。
0989,288,39: 若宮   ( それ まで 他 の 一同 に 関係 無く ソロバン を 入れ て は 手帳 に 数字 を 書き こん で い た の が 、 計算 が すむ と 、 それ を サッサ と ポケット に ^ しまい こん で ) さあ て 、 いただく か 。
1070,6,37: なるほど 、 忘れ 果て て い た ほど遠い 年月 以前 の 物 に ちがい ない し 、 また 何 か の 必要 で それ を 拵え た とき も 、 私 は 袖 も 通さ ず つい ^ 仕舞い 込ん で しまっ た もの で あっ たろ う 。
1072,3179,6: どこ か へ 、 忠孝 を ^ 仕舞い こん で しまっ た わけ だ ね 。
1073,866,16:   そして 、 恥 か し そう に 、 あわて て 、 書 を ふところ に ^ しまい こみ 、
1111,21,20: 毎日 三 枚 か 四 枚 か を 夕方 使 に 取り に 遣り 、 その 原稿 を 大切 に ^ しまい 込み 、 有名 な 画家 の 絵 の よう に これ を 愛撫 し て い た こと は 、 原稿 という もの の 歴史 の 上 に も 、 これ また 稀 な こと で あっ た 。
1112,49,38: それ を 下げ て 塞 に 戻る と 、 野伏 の 下 著 は 野伏 の 物 の 中 につき 込み 、 袴 野 の 物 は 袴 野 の し きり の ある 塞 の 奥 に ^ しまい 込ん だ 。
1112,217,23:   貝 ノ 馬 介 は 完全 に 、 すて のす がた を 自分 の 大兵 な 装束 の なか に 、 悠然と ^ しまい 込み 、 すて は 気味 の 悪い ほど しずまり 返っ た 。
1174,5015,2: 財布 を ^ しまい 込も う と 机 の 引出し を あけ たら 、 分厚い 幸太郎 の 封書 が まず 眼 に 入っ て 来 た 。
1175,464,14: 陳 さん は その 書類 を 満足 げ に 受取り 、 内 ポケット に ^ しまい 込む と 、 掌 を ぽん ぽん と 叩き まし た 。
1175,952,7: 陳 は にこにこ し ながら それ を ^ しまい 込み 、 ぽん ぽん と 掌 を 打ち合わせ まし た 。

吹き込む

(吹く.込む)
延べ語数: 29

0034,250,2: レコード に ^ 吹き こま はる いう こと でっ せ と 言う 返辞 。
0082,2535,9: 「 よし 、 それでは すぐ に 圧縮 空気 を ^ 吹き こん で 、 毒ガス を 追い だせ 」
0141,5942,49:   人 っ こ 一 人 い ない 雨 の 日 の 大 公園 で 、 噴水 を 白く 吹き なびか せ て いる 風 は 、 パンシオン・ソモロフ の ヴェランダ の よ この 大 楓 の 枝 を ゆすっ て 、 雨 の しずく を 欄干 の なか まで ^ 吹き こま せ た 。
0141,11695,18: 街頭 に 面し て 低く 開い て いる 窓 から 、 ベルリン の 初夏 の 軽い 風 が ^ 吹き こん で 来 て 、 その 部屋 の かすか な 日本 の におい を かきたてる 。
0144,111,25:   こういう 幼年 時代 の 暗い 荒々しい 境遇 の 中 で ゴーリキイ の 敏感 な 心 に 一縷 の 光り と 美 の 感情 を ^ 吹き こん だ の は 、 祖母 アクリーナ の 一種 独特 な 存在 で あっ た 。
0538,534,49: 船 から 荷物 が どんどん 積み おろさ れる 所 や 、 引渡し の 立合 の 目 の 廻る よう な 忙 さ や 今 迄 み た こと も ない 税関 の 交渉 なんか 、 何もかも 生き生き し て い て 、 頭 の 中 へ 涼しい 風 が ^ 吹き こん で くる よう でし た わ 。
0572,516,8: 陳 君 に も これから 感傷 を 少し ^ 吹き こん で やる つもり だ 。
0613,379,20: 壕 の 入口 に 笊 を 持っ て い た 富田 君 が ぷ ー っと 壕 の 奥 へ ^ 吹き こま れ 、 そこ に しゃがん で 鍬 を 振っ て いる 清 木 先生 の 背 に ど しん と ぶつかっ た 。
0613,387,8: 熱い 空気 が ごうごうと 壕 の 中 へ ^ 吹き こむ 。
0613,607,14: ご う と 火炎 の 鳴る の が 聞こえ 、 窓 から 火の粉 が ^ 吹き こん で くる 。
0618,526,10:   戸 が あい た ので そこ から 風 が ^ 吹き こむ よう に 、 ヒメ は ニコニコ と 小屋 の 中 へ はいっ て き た 。
0642,263,31:   これ が 又 、 小娘 ながら 、 やっぱり ジロリ の 小娘 で 、 何 が さて ジロリ の 母 から ジロリ 的 観察 によって 私 の 内幕 を 意地 悪く ^ 吹き こま れ て いる に 相違 ない から 、 一人前 で も ない くせ に 、 てんから 私 を 見くびっ て いる 。
0695,254,11: あまり の こと に メン くらっ た が 、 窓 から ^ 吹き こむ 山 の 冷気 に も まして そう快 でも あっ た 。
0761,381,12: つまり 語部 の 代表 たる 巷談 屋 に 彼ら の ユーカラ を ^ 吹き こん で おこ う という 楽しい 精神 状態 な の かも 知れ ない 。
0776,479,5: 一時 に 同じ 魂 を ^ 吹き こま れ た よう に 、 ムク く と ふくれ て 動きだし た 。
0785,607,7: … … する と なるべく 煙 の ^ 吹き こむ 隙 が ない よう に 、 という ため に です ね 」
0824,258,12: 汽車 が 横手 市 を 通る 時 に は 、 窓 から ^ 吹き こむ 風 すら も 、 むさぼる ばかり に 、 なつかしかっ た 。
0831,323,15: 泥棒 の 心配 は し なけれ ば なら ぬ し 、 真冬 の 寒風 は ^ 吹き こむ し 、 不安 や 健康 を 損 う よう な 破壊 を 置き 残し て 、 その 程度 の 差押え の 仕方 について は 悔 ゆ べき ところ も ない らしい 日常 茶飯事 らしい から 、 言語道断 、 まったく 鬼畜 の 行為 が 身 に つい て いる の で ある 。
0839,293,6: 格子 の 隙間 から 風 が ^ 吹き こん で くる ばかり で 、 その 向う に 誰か が 存在 し て いる よう な 様子 は なかっ た 。
0842,1484,8: いかめしい 法廷 に 多少 の シャレッ 気 が ^ 吹き こん で 、 なんとなく 風情 が あっ て 悪く は ない 。
0877,619,17: 僕 も その 点 は 同感 です が 、 また 一方 、 言葉 に 新しい 生命 を ^ 吹き こむ こと こそ 、 詩人 の 畢生 の 仕事 な の です から 、 まだまだ 、 それだけ の こと で 希望 を すて て は い ませ ん 。
0944,89,17: 修 咒者 は 床 に 坐りこん で 大きな 円陣 を つくり 、 凛 烈 たる 寒風 の ^ 吹き こむ の に まかせ 、 振鈴 や 太鼓 の 伴奏 で 咒文 の 合唱 が はて しも なく つづく 。
0952,203,31: いつの間に 、 そんな ところ まで 話し あっ た の か 、 あたし に は 見当 が つか ない ん です けど 、 れい の 年忌 の こと まで 抜目 なく ちゃんと ^ 吹き こん で しまっ た みたい で 、 あの とき の こと を 言いだし て も 、 木津 さん 、 笑う ばかり で 受けつけよ う と も し ない ん だ から 、 あたし も やつれ て しまっ た わ 。
0988,484,108: 廊下 の 突き 當 り に 、 階上 に あがる 階段 が 有る から 、 あ が つて 行き かける と 中途 に 、 こわれ かか つ た 椅子 や テーブル を 積み上げ て 遮 斷 し てあつ たり 、 木札 の か かつ た ドア が 有る から 開けよ う と する と 釘付け に なつ て い たり 、 反 對 に 、 ドア も なに も 無い 入口 が 有る ので 入 つて 行く と 、 ガラン と し た 室 の 、 窓 の 部分 が 壁 ごと ゴボッ と 大穴 が 開い て い て 、 いきなり 青空 が 見え 、 風 が ^ 吹き こん で 來 たり し た 。
1040,3094,0: ^ 吹き こん で くる 風 が 邦子 の 顔 に 当たり 、 髪 を 軽く あおり 続け た 。
1041,122,15: あらた な レコーディング も はじまり 、 『 アイ・ガット・ア・ウーマン 』 が ヴィクター で の 最初 の ^ 吹き こみ に なっ た 。
1041,1145,47: ホンキイ・トンク め ぐりでどんなものでもこなせるようになり 、 スタジオ ・ ミュージシャン として 、 マール・ハガード 、 ディーン ・ マーティン 、 ボビー ・ ダーリン 、 ビーチボーイズ と 、 多様 な タレント の バック を つとめ 、 デモンストレーション ・ レコード 用 の 歌い手 に なり 、 自分 に ぴったり の 曲 を みつけ て ^ 吹き こみ 、 スター に なっ た 。
1041,1387,12: 一 九 二 〇 年 の 二月 、 マミー・スミス が オケー に ^ 吹き こん だ 二 枚 目 の ブルース ・ レコード 『 クレイジー・ブルース 』 が 売れ た の が 、 レイス・レコード ( 黒人 市場 専用 の レコード ) 時代 の 本格 的 に コマーシャル な はじまり だ と さ れ て いる 。
1172,299,10: 十一月 頃 に なっ たら 、 さだめし 涼しい 風 が ^ 吹き こむ こと で あろ う と 、 むしろ 腹立たしく 、 私 は 兵隊 に 話しかけ た 。

怒り出す

(怒る.出す)
延べ語数: 28

0003,2761,3: 」 と 、 ^ 怒り 出し た 。
0060,740,31: たとえば 家電 製品 を 買い求め て 、 いざ 使お う として 「 電源 は そちら で 用意 し て 下さい 」 など という 但し書き を 発見 し た ユーザー は 果たして ^ 怒り だす の だろ う か 。
0062,431,19:   母親 の 証言 に よる と 、 オレ は 寝小便 を かま し た 後 、 親 が ^ 怒り だす 前 に 必ず 先回り し て 泣い て しまう 、 繊細 かつこ ずるい ガキ で あっ た と いう 。
0081,2660,13: 恐竜 が ぐいと 鎌首 を もたげる と 、 うなり 声 を あげ て ^ 怒り 出し た 。
0084,633,8: 黙っ て い て は お客 さん が ^ 怒り 出す ぜ 」
0084,636,4: 占い の 答 に ^ 怒り だす お客 さん なんか 一 人 も い ない や 」
0141,13446,9: 「 しまいに は 、 詐欺 も 同じ だ なんて ^ 怒り 出し て さ … … 誰 が お前 … … 全く 泣く に も 泣け ない 気持 だっ た —— 死ぬ の に し ょってゆけるものじゃなし 、 いずれ は みんな あの ひと の もの に なる に きまっ た もの じゃ ない か —— それ も 、 どれ ほど に 沢山 ある という わけ で も ある まい し … … 」
0597,768,4: ところが 、 松本 は ^ 怒り だし まし た 。
0597,772,19: 先方 の 診断 書 を 求め て おい て 、 こちら の 診断 書 を 求め られる と 、 ^ 怒り だす ん です 。
0597,2100,12: 」 そして 勢 よく 酒 を あおっ た が 、 此度 は ^ 怒り だし た 。
0597,2282,2: 私 は ^ 怒り だす ところ だっ た 。
0597,2760,6: たびたび 勧め ます と 、 ほんとに ^ 怒り だし ます ので 、 これ に は 困り ます 。
0612,1863,31: 誠一 に スェーター の ホック を はめ て もらい ながら ランドセル を 背負い かける ので 、 小さな 兄さん は 、 そんなに 動い たら 着せ られ ん じゃ ない か 、 と ^ 怒り 出し て しまっ た 。
0676,75,26: 金 さ へ あげれ ば い ゝ で せ う 、 その 言 ひ 方 が 癪 だ と 云 つて 母親 は 凄い 見幕 で ^ 怒り だす が 、 さほど 下卑 た 言 ひ 方 で は ない ので 、 はす つ 葉 な 物腰 物 の 言 ひ 方 に も まだ どことなく 娘 らし さ が 残 つて ゐる 。
0706,138,7:   と 、 大変 な 見幕 で ^ 怒り だし た そう で あっ た 。
0709,77,21:   話 の 筋 が 通る うち はい ゝ けれども 、 酔っ払う と 、 こんな 店 は キライ だ 、 と ^ 怒り だし て 、 店 の オヤジ と 喧嘩 に なっ て 、 追い ださ れ て しまう 。
0728,5,21: 会え ば 誤解 は 一 度 に 氷解 する が 、 麻薬 中毒 と は 別 の 意味 で 患者 が ^ 怒り だし 、 それ によって 、 せっかく の 治療 が オジャン に なる 怖 れ が ある から で あろ う 。
0759,4276,6:   敏子 の 母 は とうとう ^ 怒り だし た 。
0793,69,6:   女房 は すごい 見幕 で ^ 怒り だし た が 、 虎二郎 は その 言葉 を よく 耳 に きき とめ 、 ボケ ナス め と 叫ん で 亭主 を 足蹴 に し 、 ついに 狂乱 、 庖丁 を 握りしめ て ブスリ … … あわや と いう ところ で 刃物 を もぎとっ た が 、 女房 の 狂乱 と 悲しみ 、 それ を 見る 亭主 の 胸 つぶれる 思い … … て な こと を 腹の中 で 考え ふけっ て いる 。
0794,627,8:   一寸法師 が 立ち上っ て ジダンダ ふん で ^ 怒り だし た 。
0947,688,4:   叔母 が 、 ^ 怒り だし た 。
0979,148,9: 「 あっ 、 いけ ねえ 、 小父 さん が ^ 怒り だし た !
0981,628,9: その ほか いろいろ 言っ て 、 山田 先生 も ^ 怒り 出し て
0986,412,9: 薄田   ( 三芳 の 言葉 の 中途 から ^ 怒り 出し た の が 、 この 時 がまん し きれ なく なっ て ) 黙り た まい !
0988,1412,4: すると 佐 々 が ^ 怒り 出し て ベラ ベラ と 罵倒 する … … … … 果てし が 無 かつ た 。
0988,2154,4: すると M さん は ^ 怒り 出し て
0993,2271,12: 敦子   ( こらえ きれ ず に なっ て 、 涙声 で ^ 怒り だす ) ちょ 、 ちょっと 、 もう よし て !
1041,2526,5: 店員 が もう ちょっと で ^ 怒り だす ところ まで 、 ボブ は それ を つづける の 。

見え出す

(見える.出す)
延べ語数: 27

0071,1939,3:       ^ 見え 出し た 火星
0072,199,18: あの 裏側 だ から 、 そこ の 山峡 を 過ぎる と 、 観測 所 の 雪 穴 が ^ 見え 出す よ 」
0079,1624,3: ほら 、 もう ^ 見え だし まし た よ 。
0079,1801,43: それ は もっと もっと 縮ん で 、 たんぽぽ と れんげ 草 の 花畑 と なり 、 もっと もっと 縮ん で 飛行機 から 見下ろし た 武蔵野 の 風景 と なり 、 それから 南 と 北 に 分れ て 太平洋 と 日本海 が 藍色 に ^ 見え だし た 。
0079,1802,19:   あれよあれよ という うち に 、 スピード は いよいよ 増し て 、 地球 が 大きな 球 に なっ て ^ 見え だし た 。
0079,1803,23: その 地球 も 、 どんどん 小さく 遠く なっ て いっ て 、 その そば を 月 が ぐるぐる まわっ て いる の が ^ 見え だし た 。
0079,2133,5: 「 さあ 、 広場 が ^ 見え だし まし た 。
0085,116,14: 山 が 見え 、 川 が 見え 、 それから りっぱ な 建築 物 が ^ 見え だし た 。
0094,67,12: すると 窓 の くもり が 取れ て 、 外 の 景色 が ^ 見え だす 。
0095,892,8: ワイシャツ の 下 から ドレゴ の 胸毛 が ^ 見え 出し た とき に 、 ドレゴ は 始め て 呻 り 声 を あげ た 。
0098,3205,15:   東京 から 来 て いる という こと で 、 火 燧崎 まで 強盗 に ^ 見え 出し て 来る の も 、 今 は 輸送 の 安全 率 が 皆目 私 ら に は 見当 が つか ぬ から だ 。
0109,28,10: しかし 、 あたり の 様子 が 朧 ながら 目 に ^ 見え だし て 来る と 、 今度 は 惨劇 の 舞台 の 中 に 立っ て いる よう な 気持 で あっ た 。
0109,68,13: 隣 の 製薬 会社 の 倉庫 から 赤い 小さな 焔 の 姿 が ^ 見え だし た 。
0507,696,17: 川 の 水 も 減っ て 、 赤 っぽい 粘土 の ごみ だらけ の きたない 処 が ^ 見え 出し 、 こちこち に なっ て ひび が 入っ て 居る 。
0597,2779,21: —— いったい に 物ぐさ と なり 、 投げやり に なり 、 富子 夫人 に 万事 を 一任 し た 風 が ^ 見え だし た 。
0597,3258,14: ところが ふしぎ な こと に 、 彼 の その 意識 が はっきり 外 に ^ 見え だす につれて 、 耳 を 傾ける 者 は 少く なっ た 。
0866,1445,29: 第 一 に 腰 を 据え て か ゝ ら ね ば なら ぬ 対 労組 の 問題 も 、 こ ゝ で は まだ 初歩 の 動き が ^ 見え だし た くらい で 、 これ も 、 彼 として は 、 健全 な 指導 者 に 一切 を 委せる か 、 自分 が 矢面 に 立つ て 攻勢 の 先手 を うつ か 、 どちら か に 肚 を 決める つもり で あつ た 。
0948,61,49:   さほど 遠く ない 将来 に 、 いずれ 自分 も すごい 苦悶 の なか で 息 を ひきとる こと に なる の だろ う という こと を 、 久美子 は その ころ から はっきり と 自覚 し て い た ので 、 もし 、 すこし でも そういう 予徴 が ^ 見え だし たら 、 肉体 の 機能 の うえ に 残酷 な 死 の 影 が さしかけ ない 前 に 、 安らか な 方法 で すばやく 自殺 してやろ う と 覚悟 し て い た 。
0977,5,28:   いつも の よう に 三吉 は 、 熊本 城 の 石垣 に 沿う て ながい 坂道 を おり て き て 、 鉄 の 通用 門 が ^ みえ だす あたり から 足どり が かわっ た 。
1000,337,60: 八 十 に 近い 老人 に 斯様 な 熱情 が ある こと は 、 不思議 と 云え ば 不思議 で ある が 、 実は さしも に 頑健 を 誇っ た 此 の 老人 も 、 一 二 年 此 の かた 漸く 体力 が 衰え 始め 、 何 より も 性 生活 の 上 に 争わ れ ない 證拠 が ^ 見え 出し て 来 た ので 、 それ を 自覚 する 老人 は 、 一つ に は 遣る 瀬 な さ の 餘 り 変 に 懊 れ て いる の でも あっ た 。
1003,56,9: そうして あたり の 蓮 の 花 が はっきり と ^ 見え 出し た 。
1072,617,28:   ところが 、 養子 の 市十郎 も 、 年 ごろ に なる につれ 、 近頃 の 若い 者 の 風潮 に もれ ず 、 おもしろく ない 素行 が ^ 見え だし た 。
1072,2707,17: —— が 、 やがて 彼方 に 、 一団 の 火 の かたまり が 、 赤 々 と ^ 見え 出し 、 彼 の 眼 を ひきつけ た 。
1073,1763,16:   あたり の 、 明るく なる につれ 、 ちらほら 、 舟 も うごき 、 人影 も ^ 見え だし て 来 た 。
1073,3019,10: 空 の 茜 は うすれ て 、 夕 星 が ^ 見え 出し て い た 。
1073,6728,9: —— こういう 変り 方 が 彼 の 人間 に ^ 見え 出し て き た の は 、 最愛 の 桔梗 と 、 彼女 と の 仲 に 生まれ た 一子 と を 、 叔父 の 良 兼 の 兵 の ため に 、 芦 ヶ 谷 の 入江 で 惨殺 さ れ た 時 から の 現象 で ある 。
1113,193,15: じっと 見つめ て いる 床 の うえ が きゅう に 明るく なっ た よう に ^ 見え 出し て 来 まし た 。

積み上げる

(積む.上げる)
延べ語数: 27

0067,57,4: そして 、 れんが を ^ 積み あげ て つくっ た らしい 反射 炉 の 図 と 、 びっくり し た 人 の よう に 目玉 の 大きい 、 ちょんまげ す がた の 江川 太郎左衛門 の 肖像 が 、 久助 君 の 頭 に うかん だ 。
0071,2391,5: さらに また その 上 に ^ 積み あげ られ た よう に なっ て いっ て 、 やがて 「 光る 円筒 」 で もっ て 、 巨大 な 塔 が 出来 た 。
0081,654,16: そこ から 枯草 の るい を うんと 集め て き て 、 山 の よう に ^ 積み あげる ん だ 。
0081,2516,24: する て えと 、 おれ は ロープ を たぐり あげ て 、 ぴかぴか し た 卵 を 籠 から 出し 、 この へん に ^ 積み あげ て 行か あ 。
0087,1320,5: 折角 ピストル を 土台 として ^ 積み あげ た もの が 、 この 電話 によって 一瞬 の 間 に がらがら と 崩れ て しまっ た の で ある 。
0087,1416,5: そこ は 雑然と 書籍 が ^ 積み あげ られ 、 実験 室 に は 電気 の 器械 器具 が 並び 、 レトルト や 試験管 が 林 の よう に 立っ て い て 、 博物館 と 図書 室 と 実験 室 を 一緒 に し た よう な 混雑 を 示し て いる 部屋 だっ た 。
0087,1474,8: あくまでも 、 確か な 証拠 を 一つ 一つ ^ 積み あげ て いっ て 、 その 結果 犯人 の 形 が 浮び上っ て くる の で なけれ ば なら ない 。
0087,1480,9: 「 じゃ 、 それ は 今 どんな 形 に ^ 積み あげ られ て いる の か ね 。
0087,2443,12:   佐々 は 、 部屋 の 真中 に 山 の よう に ^ 積み あげ た 缶詰 を 指さし た 。
0140,1137,22: 土間 の つづき に 炊事 場 と 風呂 桶 を おく ところ が あっ て 、 炭 や 薪 が 田舎 らしく ^ 積み あげ られ て いる 。
0141,7,74: その テーブル の 上 に 伸子 の ハンド ・ バッグ だの 素子 の 書類 入 鞄 だ の が ごたごた のっ て い て 、 目 を うつす と 白く 塗ら れ た 入口 の ドア の 横 に 、 大小 数 個 の トランク 、 二つ の 行李 、 ハルビン で 用意 し た 食糧 入れ の 柳 製 大籠 など が 、 いかにも ひとまず そこ まで 運び こん だ という 風 に ^ 積み あげ られ て いる 。
0141,17064,26:   狭く て 賑やか な 裏通り の 錯綜 し た 光 の 中 を 来 た 伸子 の 眼 に は 、 ぼんやり 何 か 大きく ^ 積み あげ られ て いる 物 の 形 しか 見え ない 埃 っぽい コンクリート の 床 から 、 じかに 幅 の ひろい 鉄製 の 階段 が 通じ て い た 。
0175,26,32: しばらく 健康 を 恢復 さ せ ながら 短い 時間 の うち に 、 御 自分 の 思っ て い た より も 早く 、 芸術 家 として の 彼女 の 前 に ^ 積み あげ られ た 乗り越える べき もの を 、 まとも に 踏み こえ て みよ う と 言っ て おら れ まし た 。
0563,2,4: 火山岩 の 石塊 を ^ 積み あげ て 、 高い 塚 を 築き 、 その 頂 に 、 平たい 石碑 を 立て た もの です 。
0621,227,31: 彼 は 都 に あり とある 櫛 や 笄 や 簪 や 着物 や 鏡 や 紅 を 三 日 三 晩 と たた ない うち に 女 の 廻り へ ^ 積み あげ て みせる つもり でし た 。
0821,359,127: その 下 に は 日本 の ウドン と 支那 の ウドン の アイノコ の よう な もの が 全部 を 占め て い て 、 カナダ ライ に 水 を ナミナミ と 満 し た 場合 に は カナダ ライ の 内部 が 直接 空気 に ふれる 空隙 という もの は なく なる の で ある が 、 日本 の ウドン と 支那 の ウドン の アイノコ の 場合 に 於 て は その 空隙 が ない のみ で なく 更に カナダ ライ の 高 さ と 同じ ぐらい の もの が 上 へ 盛り あげ られ て おり 、 更に その 上 に キャベツ 一 個 分 は ない けれども 一 個 の 半分 以下 で は ない らしい キャベツ と キノコ と 肉 など が ^ 積み あげ られ て いる の で ある 。
0927,33,42: それ に も かかわら ず 、 法律 図書館 長 の ジョン・ヴァンス 氏 は 、 注文 の 書 が 後れる こと の 原因 を 「 自分 が 買い たい と 思う 本 も 、 購入 書類 が 副 館長 の 事務 室 に ^ 積み あげ られる が 故に 、 いつも 逃がし て しまう 」 と マックリーシュ 氏 に 断乎 として 主張 する の で あっ た 。
0944,387,55: 眼 が 暗 さ に 馴れる につれ 、 五 十 畳 敷 ほど も あろ う か と 思わ れる 仄 暗い 石室 の 三 方 の 壁 の 書棚 に 、 経 本 と 経巻 が 、 黄ばん だ 帙 と 朱 塗 の 軸 に 古代 の 薄明 を 見せ て 天井 まで ^ 積み あげ られ て いる 。
0944,390,34: 十 畳 より は やや 狭い 、 窓 一つ だけ ある 薄暗い 部屋 の まわり の 壁 に 沿っ て 、 何 千 束 と も 知れ ぬ 麻紙 が 厖大 な 量 に ^ 積み あげ られ 、 窓 の 下 の 経机 の 上 に 筆墨 と 青銅 の 油 壺 の つい た 油 燈 が 出 て いる 。
0945,86,41: 米 の ほか 、 帆布 、 鳶口 、 大 釘 など 、 役 に たつ もの が いろいろ あっ た ので 、 それ も 悉皆 取り おさめ 、 船板 は 釘 から はずし て 、 入江 の 岸 に 井桁 に ^ 積み あげ て おい た が 、 急 に 高波 が 来 て 、 跡形 も なく 浚っ て 行っ て しまっ た 。
0947,2434,25:   そういう 間 も 手 を 休め ず 、 サッサ と 部屋 の なか を 片付ける と 、 テーブル や 椅子 を 壁 ぎわ に ^ 積み あげ た 。
0947,2478,18:   シヅ に は 目 も くれ ず 、 サト子 に そう 言い ながら 、 壁 ぎわ に ^ 積み あげ た 椅子 や テーブル を 見る と 、 ここ で はじまる こと を 察し た らしく 、 痩 立ち の みえる 頬 の あたり に 、 人 の 悪い 微笑 を うかべ た 。
0948,1389,18:   久美子 は 煖炉 の 燃えさし の 上 に 紙屑 や 木 箱 の 壊れ た の を ^ 積み あげ 、 ケロシン 油 を かけ て 火 を つけ た 。
0985,17,11: あちこち の 壁 に 寄せ て 、 寝具 と 書籍 が ^ 積み あげ て ある 。
0987,331,114:   同じ 工場 内 の 仕 上部 の 一角 ( クローズ ・ アップ ) 管制 用 の 電 燈 の エンスイ 形 の 光 に 照らし 出さ れ た 仕上 台 を はさん で 、 正面 に こちら を 向い て 、 人見 勉 の 妹 の 治子 と 、 向う 向き に なっ て 背 を 見せ た 、 その 同僚 の 静代 の 二 人 が 、 それぞれ 、 流れ 作業 の 台 の 上 に 押し出さ れ て 来る 小さい 長方形 の 金属 ブロック を 仕上 台 に 取りつけ て ある ミクロメータア に 当て がっ て 見 て は 、 合格 品 と 不 合格 品 を 別々 に キチン と ^ 積み あげ て 行っ て いる 。
0987,990,8: 粗末 な 木 の ベンチ が 一方 に ^ 積み あげ て ある 。
1075,1176,44: 家 で も 正月 だけ は 集まっ て これ を 食べ た と 見え て 、 干柿 ・ 榧 ・ 搗栗 という よう な 、 今 は お菓子 と いわ ない 昔 の 菓子 が 、 三方 折敷 の 上 に 鏡餅 と共に かならず ^ 積み あげ られる 。

滑り落ちる

(滑る.落ちる)
延べ語数: 27

0038,213,19:   あわて て 手 を 離し た 時 、 彼女 の 身体 は 巧 く プラットホーム の 上 へ ^ 辷り 落ち て い た 。
0060,1938,1:   ^ すべり 落ちる 砂時計 の 砂 の 、 一 粒 一 粒 を 数える 焦燥 か 。
0080,1024,6: 釜 の ふた が 下 へ ^ すべり 落ち た の で ある 。
0081,914,6: 土 が 上 から 島 を ^ すべり 落ち て 来 て 、 密林 の 一部 を うずめ た よう に 見える 」
0081,946,13: その 結果 、 玉太郎 の からだ は 雨水 とともに ずるずる と 下 へ ^ すべり 落ち て いっ た 。
0081,947,21:   すごい スコール の ひびき に 、 玉太郎 より すこし 上 を のぼっ て い た ラツール は 、 玉太郎 の ^ すべり 落ち た こと を 知ら なかっ た 。
0089,621,11:   あっという間に 、 四 少年 は 、 傾い た 板の間 から ^ すべり 落ち て 、 下 へ 墜落 し て いっ た 。
0109,18,30:   それから 何 秒 後 の こと か はっきり し ない が 、 突然 、 私 の 頭上 に 一撃 が 加え られ 、 眼 の 前 に 暗闇 が ^ すべり 墜ち た 。
0114,708,22:   今 まで より も 一層 はげしい すき間 が 三 人 の 間 に 出来 た 、 千世子 は その すき間 に ^ すべり 落ち て 死ん で 仕舞 える ほど の 深 さ が 有る に 違い ない と さえ 思っ た 。
0140,703,23: 去年 、 夜行 で 京都 から 帰っ て 来 た 朝 、 伸子 は 二 階 の はしご の 上 から 下 まで ^ 滑り おち て 、 階段 下 の 板 を へし折る ほど から だ を うっ た 。
0231,850,16: この よう に 、 すべて の 課題 を とき かね て 今にも 政権 の 橋 より ^ すべり 落ち そう に 見える 現 政府 が 、 あれ や これ や と 身 を かわし ながら 、 今日 なお 権力 を 保っ て いる の は 、 どういう 仕組み な の で あろ う か 。
0507,940,16: 一 本筋 の 高い 処 に ある 道 を 、 静か ながら 北 の 山 から ^ すべり 落ち て 来る 風 に あらい ざらい 吹き さ られ て 、 足 の 遅い お伴 と 一緒 に 、 私 は もう ちっと 早く 歩き たい もん だ なあ と 思い ながら 歩い て 行く 。
0792,916,45: 次に ちょうど よろしい あたり で 頭 を うた れ て 死に 、 法 本 は 自分 の ピストル に セラダ の 指紋 を つけ て 車中 に 投げ すて 、 ハンドル を きっ て 車 は 屍体 を のせ た ま ゝ 谷 底 へ ^ すべり 落ち て しまっ た の です 。
0866,260,20:   息づまる よう な 一瞬 の 後 、 母 の 手 から 、 竹 箒 が するする と 地面 に ^ すべり 落ち た 。
0956,3189,16:   あたし 達 は しっかり 抱き合っ て い ない と 、 この 大空 の 中 に ^ すべり 落ち て しまう わ 。
0986,398,20: ( くやし泣き に 泣い て 、 椅子 に 坐っ て おら れ なく なっ て 、 床 の 上 に ^ すべり 落ち 、 頭 を さげ 両手 を つく 。
0987,2752,28: 友吉   ええ 、 それ は 、 あの ——( 人見 の 言葉 で 打ちくだか れ 、 にぎりしめ た 両手 を ブルブル と ふるわせ 、 やがて 、 イス から ^ すべり 落ち て 、 ユカ に 膝 を 突く )
0988,2076,36: 強 さ が 一方 の 方 へ グッ と 傾い て いる 時 に 、 その 傾き かた が 激しけれ ば 激しい ほど 、 後ろ から ヒョイ と 押さ れ た だけ でも 、 ガラガラ と ^ すべり 落ち て 行く 穴 の 深 さ だ 。
1072,5179,15:   また 、 その 十蔵 の 、 もと の 身分 、 悪 の 仲間 へ ^ すべり 落ち た 動機 。
1075,706,22: 屋根 の 斜面 を 急 に し て 、 あの 三角 を とがら せ て おく と 、 石 や 材木 が ^ すべり 落ちる かも しれ ない 。
1075,1502,48: これ は に なっ て 行く 者 の 足取り に つれ て 、 両端 が 少し ずつ 上下 に うごき 、 その わずか の あいだ だけ 、 肩 を 休める よう に でき て いる ので 、 そういう 動作 の ため に 、 荷物 の 吊 繩 が ^ すべり 落ち ない よう に 、 丈夫 な 小さい 突起 が 、 棒 の 両端 に つい て いる の で ある 。
1173,695,20: 頬 が びく びく と 痙攣 し た 、 涙 の 玉 が 瞼 から 離れ て 頬 に 一筋 ^ 辷り 落ち た 。
1174,124,5: 「 それ が バス から ^ すべり 落ち た 、 君 の 弁解 か ね 」
1174,1626,20: 上座 に い た 城 介 は 、 自然 追いやら れる よう な 形 で 、 次 の 座 に ^ すべり 落ち た 。
1174,4027,0: ^ すべり 落ちる 奴 も いる し さ 」
1174,4028,4:   仁木 軍曹 が ^ すべり 落ち て 、 背骨 や 足 を 折っ て 、 やがて 死ん だ 。
1174,4106,3: この間 バス から ^ 辷り 落ち て さ 、 背骨 を 痛め た ん だ 。

降り出す

(降る.出す)
延べ語数: 27

0067,108,8: 太郎左衛門 はじ ぶん の て の ひらに も ^ ふり 出す と 、 それ を 口 の 中 へ ほうりこん で 、 門 の 方 へ いっ て しまっ た 。
0140,3821,23:   素子 と 伸子 と が 、 そろそろ 帰ら なけれ ば 、 と いい 出す 時分 に なっ て 、 俄 雨 が ^ ふり 出し た 。
0140,4675,7:   その 豪雨 は 、 宵の口 から ^ ふり 出し た 。
0141,10321,40:   その カフェー も 、 ウィーン の 目抜き通り に ある カフェー が そう で ある よう に 、 通り に 向っ て 低く 苅り こん だ 常緑樹 の 生垣 の 奥 に 白 と 赤 の 縞 の 日覆い を ^ ふり 出し て いる 。
0141,15364,7: その 上 、 もう じき 雪 が ^ ふり 出す で あろ う シベリア 横断 の 間 で 食糧 に 不自由 し ない よう に 、 とくに 果物 の かかさ れ ない 多 計 代 の ため に 、 十分 ととのえ た 食糧 籠 の 心配 も し て 貰わ なけれ ば なら ない 。
0466,127,4: 女房 丁度 雨 が ^ ふり 出し た ので 傘 を もっ て 迎い に 来る 。
0581,212,10: 月 は ない のに 仄 明るく 、 いつしか 雪 が ^ 降り だし て い まし た 。
0595,199,3: いつしか 雨 が ^ 降り だし て 、 軒端 に その 音 が し て いる 。
0601,121,14: 旅館 まで 半分 ほど 来 た か と 思わ れる 頃 、 雨 が ^ 降り だし た 。
0613,779,6:   大粒 の 雨 が ぼたぼた ^ 降り だし た 。
0617,2881,14:   一つ 思い出す こと は 、 その 小倉 で その 日 に 雪 が ^ 降り だし て 、 翌朝 起き て みれ ば 、 めずらしく も 二 尺 以上 積 って い た という こと だけ で ある 。
0685,100,7:   その 日 は 暮れ 方 から ^ 降り だし た 雨 が 、 平作 の 立ち去る ころ に は ドシャ 降り に なっ て い た 。
0695,462,2: 雪 が ^ 降り だす の は 一月 なかば すぎ て から です ね 」
0695,466,9:   私 が 育っ た ころ でも 大雪 の ^ 降り だす の は 一月 なかば を すぎ て から で それ だけ は 変り が ない が 、 十月 なかば から それ まで という もの は ずっと しぐれ と みぞ れ が 降り つづき 、 空 は 低く たれこめ て 太陽 が 連日 失わ れ て いる の が 例 で あっ た 。
0744,22,2: 雨 が ^ 降り だす と 、 ソレッ と 親方 から 車 を かり て 、 駅 や 劇場 へ 駈け つける 。
0781,344,3:   雨 が ^ 降り だし た 時刻 だ ッ て ?
0865,328,21:   と 、 秋 も ようやく 過ぎ て 、 十二月 の 声 を きく 頃 、 その 日 、 朝 から ^ 降り だし た 雪 が 、 もう 夕方 に は 、 膝 を 埋める よう に なり 、 バス も 午後 から 通わ ぬ という 始末 で あつ た が 、 増田 健次 は その 日 の 日誌 を つけ 終る と 、 急 に 岡本 弘 に 会い たく なり 、 ゴム 靴 の 底 に たまる 雪 を はたき はたき 、 信濃 屋 の 玄関 を は い つ た 。
0866,3261,8: みぞ れ まじり の 雨 が 朝 から ^ 降り だし て い た 。
0866,3881,8:   翌日 は 、 朝 から 雪 が ^ 降り だし た 。
0944,257,8: 七月 の 末 に は もう 雪 が ^ 降り だし 、 それ が 翌年 の 五月 まで つづく 。
0948,161,16:   川奈 へ 行く 分れ道 の 近く 、 急 に 空 が 曇っ て 雨 が ^ 降り だし た 。
1101,546,5: ところが 雨 や 雪 が ^ 降り だす と 、 とたんに この 凝結 核 の 数 は 、 非常 に 少なく なる 。
1101,659,16: 夕方 山頂 小屋 へ 着い たら 、 ちょうど その 頃 から 、 ちらちら と 雪 が ^ 降り だし た 。
1101,660,7: おもしろい こと に は 、 雪 が ^ 降り だす と 、 核 の 数 は きゅう に 減り 、 百 個 程度 の 「 最 純 」 状態 に なっ た 。
1101,663,3:   雪 が ^ 降り だす と 、 菅谷 君 は 、 たいへん で ある 。
1101,671,6:   今度 の 場合 も 、 ^ 降り だし た の が 、 十 四 日 の 夕方 で あっ て 、 菅谷 君 は 早速 その 晩 から 徹夜 で ある 。
1101,673,30: せっかく 雪 が 降り出し た のに と 、 内心 少し やきもき し た が 、 夜 に なっ て 気温 が さがっ て くる と 、 いろいろ な 雪 が ^ 降り だし た 。

流れ出す

(流れる.出す)
延べ語数: 26

0062,3121,28: MIDI 対応 の ギター と キーボード を マック が 仲立ち する と あら 不思議 、 ギター から は キーボード の 、 キーボード から は ギター の 音 が ^ 流れ だす 。
0072,383,9: 「 すると あの 血 は 兄さん の 身体 から ^ 流れ だし た 血 だっ た ん だ ね 。
0079,580,18:   と 、 とつぜん じゃ ーッ と 音 が し て 、 栓 から 水 が いきおい よく ^ 流れ だし た 。
0081,227,10: 玉太郎 の 額 から は 、 血 が たらたら と ^ 流れ だし た 。
0081,735,13:   玉太郎 は それ を うけとっ て 、 椰子 の 水 が しとしとと ^ 流れ だし て くる 穴 に 唇 を つけ て 、 すっ た 。
0082,1723,11: 中 から さ ッ と ひえびえ と し た 気流 が ^ 流れ だし て 、 検事 たち の 顔 を なで た 。
0082,2683,11:   ふたたび ラウドスピーカー から は 、 機械 人間 の 声 が ^ 流れ だす 。
0084,953,19: 室内 に あっ た 自動車 同士 が 、 はげしく ぶつかり 合い 、 ドラム缶 が ひっくりかえり 、 油 が どろどろ ^ 流れ だす 。
0095,2352,23: すると しばらく し て その 映写 幕 が 光り 出し て 、 その 上 に 、 波 の よう な 模様 が 忙しく ^ 流れ だし た 。
0141,22099,2: ラジオ の ^ 流れ だす 低い 二 階 の 窓 を 見上げ たら 、 灯 を つけ ない 窓 から 半身 のり出さ せ て 、 若い 男 と 女 と が 通り を 見 て い た 。
0507,821,17:   鯛 の 眼 の 通り な 水色 の 眼 玉 は 、 たるん だ 瞼 を ^ ながれ 出し そう に なっ て 居 て 、 「 たて 」 や 「 横 」 の 「 しわ 」 が 深い 谷間 を 作っ て 走っ て 居る 。
0568,376,8: 細い 静脈 が 切れ て 、 血 が ^ 流れ だし て き た 。
0597,2166,3: 理由 も なく ^ 流れ だし た 涙 な の だ 。
0613,10,11: 病院 の 大 廊下 へ 講堂 から 学生 の 群 が ^ 流れ だし 、 幾 組 か の かたまり に なっ て それぞれ の 持ち場 へ 散っ て いっ た 。
0944,332,13: 西蔵 一 の 大河 ブラマプートラ の 上流 で 、 氷河 の 溶け て ^ 流れ だす 一 万 六 千 尺 の 高地 の 川 を 、 零下 十 度 の 寒風 の 吹きすさぶ さなか に 胸 まで 入っ て 渡り 、 北 へ 二 十 日 、 高地 の 雪 を 喰い すぎ 、 肺 の 凍傷 に かかっ て 血 を 吐き 、 人間 の 影 の よう に なっ て 弟 という 天幕 の ある 河原 に 着い た 。
0946,2,6: 江戸 を 離れ て 上方 へ ^ 流れ だし 、 なんと いう こと も なく 、 京都 に 住みつい て しまっ た 。
0947,409,22: 「 フニクリ・フニクラ 」 という 、 どこ か の 国 の 陽気 な 民謡 が 、 割れ っ かえる よう な 音 で ^ 流れ だす 。
0947,2212,27: ドビュッシイ の 『 金魚 』 の メロディ に 乗っ て 、 由良 ふみ子 の 、 ( へえ 、 あなた だっ た の ) という 甲高い 声 が ^ 流れ だし て き た 。
0947,2360,26:   由良 と 芳夫 の 会話 の つづ きが 、 ショパン の 『 雨だれ 』 の メロディ に 乗っ て 、 無類 の あざやか さ で ^ 流れ だし て き た 。
0948,143,11:   間もなく ホーム の 拡声 器 から アナウンス の 声 が ^ 流れ だし た 。
0948,310,55:   そこ だけ 深い 水 の 色 を 見せ て いる 青々 と し た 湖心 に 、 ひと の 乗っ て い ない 空 の ボート が 漂っ て いる の を 見 た とき 、 久美子 は 「 おや 」 と 思っ た が 、 モヤイ が 解け て ボート が ひとり で ^ 流れ だし た の かも 知れ ず 、 おどろく よう な こと で も なかっ た 。
0977,434,10: たちまち せき を きっ た よう に 、 人々 が ^ 流れ だし て くる と 、 三吉 は いそい で 坂 の 中途 から 小径 を のぼっ て 、 城内 の 練兵 場 の 一部 に なっ た 小 公園 へ き た 。
1101,41,25: そして この 噴火 は 現在 も 時々 起る ので 、 過去 百 年間 に 山頂 近く から 十 五 、 六 回 も 熔岩 が ^ 流れ だし て いる 。
1101,390,18: しかし 内部 の 熔融 し た 部分 は どこ か 突破口 を 見つける と 、 その ほう へ ^ 流れ だし て しまう 。
1101,413,18:   噴火 の 週 期 から いえ ば 、 もう そろそろ 山頂 近く から 、 新しい 熔岩 が ^ 流れ だし 、 方々 で 噴火 孔 が 口 を 開き 、 熔岩 の しぶき を 噴き あげ て も よい 時期 で ある 。
1102,105,26: 人 によって だいぶ ちがう が 、 いずれ に し て も 、 それ は たいへん な 量 で あっ て 、 ぜんぶ 融け て 海 へ ^ 流れ だし たら 、 海面 が 現在 より も 著しく 高く なる 。

斬り落とす

(斬る.落とす)
延べ語数: 26

0618,306,3: 「 耳 を ^ 斬り 落さ れ た オレ が 女 を 憎む なら ワケ は 分る が 、 女 が オレ を 憎む と は ワケ が 分ら ない な 」
0618,309,12: オレ の よう な カンシャク 持ち が 、 オレ の 耳 を ^ 斬り 落し た 女 を 咒 わ ない と は 奇妙 な こと だ 。
0618,310,7: オレ は 誰 か に 耳 を ^ 斬り 落さ れ た こと は 考え て も 、 斬り 落し た の が この 女 だ と 考え た こと は め ッ た に ない 。
0618,310,17: オレ は 誰 か に 耳 を 斬り 落さ れ た こと は 考え て も 、 ^ 斬り 落し た の が この 女 だ と 考え た こと は め ッ た に ない 。
0618,321,15:   その 時 の こと が 身 に しみ て いる から 、 片耳 を ^ 斬り 落さ れ た 痛み ぐらい は 、 仕事 の 励み に なっ た だけ だ 。
0618,387,7: 「 お前 、 エナコ に 耳 を ^ 斬り 落さ れ て も 、 虫 ケラ に かま れ た よう だ ッ て ?
0618,423,13: その ヒメ が エナコ に 懐剣 を 与え て オレ の 耳 を ^ 斬り 落せ と 命じ て いる のに 、 オレ が それ を 幸福 な 遊び の ひととき だ と ふと 考え て い た の は 、 思え ば フシギ な こと で あっ た 。
0618,440,16: この よう に し て いる うち に 順 を 追う て オレ の 耳 が ^ 斬り 落さ れる の を オレ は みんな 知っ て い た が 、 オレ の 目 は ヒメ の 顔 を 見つめ た まま どう する こと も でき なかっ た し 、 オレ の 心 は 目 に こもる 放心 が 全部 で あっ た 。
0618,479,2: クビ を ^ 斬り 落し て 、 その 血 を 像 に したたら せ た 。
0618,563,6: エナコ が オレ の 耳 を ^ 斬り 落す の を 眺め て い た の も この 笑顔 だ し 、 オレ の 小屋 の 天井 から ぶらさがっ た 無数 の 蛇 を 眺め て い た の も この 笑顔 だ 。
0618,564,4: オレ の 耳 を ^ 斬り 落せ と エナコ に 命じ た の も この 笑顔 で ある が 、 エナコ の クビ を オレ の 斧 で 斬り 落せ と 沙汰 の で た の も 、 実は この 笑顔 が それ を 見 たい と 思っ た から に 相違 ない 。
0618,564,27: オレ の 耳 を 斬り 落せ と エナコ に 命じ た の も この 笑顔 で ある が 、 エナコ の クビ を オレ の 斧 で ^ 斬り 落せ と 沙汰 の で た の も 、 実は この 笑顔 が それ を 見 たい と 思っ た から に 相違 ない 。
0618,615,8: 「 エナコ は 耳 男 の 耳 を ^ 斬り 落し た 懐剣 で ノド を つい て 死ん で い た の よ 。
0618,902,16:   オレ が 逆 吊り に し た 蛇 の 死体 を オレ の 手 が ^ 斬り 落す か 、 ここ から オレ が 逃げ 去る か 、 どっち か 一 ツ を 選ぶ より 仕方 が ない と オレ は 思っ た 。
0685,310,14: こうして 横 に 倒し て から 、 次に は 不 二男 の 首 を ^ 斬り 落す 。
0685,312,2: スッパリ と ^ 斬り 落し て 胴体 と 首 を バラバラ に し なけれ ば なら ない 。
0685,325,12: 三 ツ の 首 を 重ね て おい て 一 ツ に ^ 斬り 落す 。
0685,344,11: うし ろ から 心臓 を ブッスリ 突き刺し て 、 首 を ^ 斬り 落す の だ 。
0685,359,12: 日光 男体山 の 山中 で 心臓 を 刺さ れ 、 首 を ^ 斬り 落さ れ て 死ん で いる 男 が 発見 さ れ た 。
0685,371,9: それ に し て は 、 わざわざ 首 を ^ 斬り 落す ほど テイネイ な こと を し ながら 、 懐中 を 改め ない と は マヌケ の 犯人 が いる もの だ 。
0708,237,34: 今川 義元 は 味方 が ケンカ を はじめて 同志 討ち を し て いる の か と 思っ て いる うち 、 もう 織田 方 の 侍 が 飛び か ゝ って 首 を ^ 斬り 落さ れ て い た の で ある 。
0769,173,0: ^ 斬り 落し た 鬼 の 手 を 眺め て いる よう で 、 人間 の 皮膚 の 色 として 、 想像 し うる 色 で は ない 。
0783,54,8: 「 坊主 首 を た ッ た 一つ ^ 斬り 落し て 元 も 子 も なくし ちゃ ア 合 うめ え や な 。
0784,24,27:   ところが その後 ふとした こと で 村 の 若者 と 口論 の あげく 、 相手 の 鎌 で 左 の 小指 と クスリ 指 を 根元 から ^ 斬り 落さ れ た が 、 その 代り 相手 の 腹 を 蹴倒し て 生涯 不治 の 半 病人 に し て しまっ た 。
0788,586,10: 外科 の 先生 が 患者 の 片足 を ノコギリ で ^ 斬り 落す よう な タダ の 静か な 顔 で 人殺し は やら ない 。
0790,12,19: この 辺 は 斬っ た 張っ た の 多い ところ で 、 その 連中 が 腕 や 脚 を ^ 斬り 落さ れる よう な こと は 特別 珍しく も ない ところ だ 。

飛び上がる

(飛ぶ.上がる)
延べ語数: 26

0082,2233,35:   日本 ザル で は なく 、 オランウータン か チンパンジー の 類 か と 思わ れ た が 、 その サル は 五 人 の 顔 を 見る と 、 とたんに 檻 の 中 で ^ 飛び あがっ た 。
0082,2561,24:   エレベーター は 矢 の よう に 、 地下 十 六 階 から 、 この 研究所 の 最上階 、 二 十 四 階 へ ^ 飛び あがっ て いっ た 。
0082,2846,16: ところが 、 機械 の 調子 が 少し へん な の か 、 航空 船 は なかなか ^ 飛び あがろ う と は し なかっ た 。
0521,24,23:   もう 、 ゆ だ ん の なら ない 大波 が 立っ て 、 汀 から 、 八 九 尺 の 上 まで ^ 飛び あがっ て から 、 投げつけ られ た 様 に 、 砂 の 上 に くずれ 落ちる 。
0555,592,3:   恒子 は ^ 飛び あがっ て 、 美枝子 の 手 を 押え た 。
0595,265,3: その 淵 から ^ 飛び あがる よう に し て 、 顔 を 挙げ 、 微笑ん で 、 また 飲ん だ … … 。
0603,156,11:   椋鳥 は なかば ひろげ た 翼 を ひらい て 、 ^ 飛び あがろ う と し まし た 。
0603,161,2: と共に 、 ^ 飛び あがろ う として 力いっぱい に 羽ばたき を し まし た 。
0603,180,0: ^ 飛び あがっ て しまえ ば 、 羽ばたき に 力 が こもっ て 、 ぐんぐん 速く なり まし た 。
0603,279,13:   こがね 虫 は 迷っ た あげく 、 羽 を ひろげ て 、 ^ 飛び あがり まし た 。
0613,352,3: それから 史郎 が ^ とび 上がり 、 最後 に みんな で 長老 の 長い 手長 海老 みたい な 両手 を ひっぱっ たら 、 「 おっ こら しょ 」 と 、 いつも の 癖 の 掛け声 を 出し て とび 上がっ て き た 。
0613,352,37: それから 史郎 が とび 上がり 、 最後 に みんな で 長老 の 長い 手長 海老 みたい な 両手 を ひっぱっ たら 、 「 おっ こら しょ 」 と 、 いつも の 癖 の 掛け声 を 出し て ^ とび 上がっ て き た 。
0651,308,9:   千鳥 波 ほど の 豪 の 者 でも ^ 飛び あがる ほど 驚い た が 、 御 三 方 の 心気 顛倒 、 浮腰 と なり 、 とたんに ツウ さん は 六 ツ 七 ツ つ ゞ け さま に 異常 な 大物 を おもらし に なる 。
0784,785,35: にわかに 両 の 手 が パッ と ひらい て 天 へ 延びる と 同時に 、 それ に つれ て ちぢん で い た 両足 も いくら か は 延び た もの か 、 もしくは いくらか ^ 飛び あがっ た の かも 知れ ない 。
0788,301,12:   ナミ子 は ふと 気 が つく と 、 おどろい て 、 ^ 跳び あがっ た 。
0857,303,30: 有る もの を 書く の じゃ なく て 、 無い もの 、 今 ある 限界 を 踏み こし 、 小説 は いつも 背のび を し 、 駈け だし 、 そして ^ 跳び あがる 。
0947,1971,8:   いきなり スターター が はいり 、 車 が ^ 飛び あがる よう な 勢い で 走り だし た 。
0947,2429,10:   シヅ は 時計 を 見る と 、 椅子 から ^ 飛び あがっ て 、 食器 を バタバタ と 流し へ 運び はじめ た 。
0983,258,8: 杉村   うわ ー っ ( 叫び ながら ^ 飛び あがる )
0985,101,1: ( ^ 飛び あがる が 、 全身 を 支える 力 が 両 腕 に 無い ため 、 再び スポッ と 穴 に 落ちる ) おっ と 、 と !
0986,418,8: 卓上 の コップ や ビール びん など が ^ 飛び あがっ て 床 の 上 に 落ちる 。
0989,1808,32:   ( それ まで も ワナ ワナ と ふるえ て い た の が 、 須永 から チラリ と 見 られる と 、 我慢 でき なく なり 、 叫び声 を あげる や ^ 飛び あがっ て 、 いきなり ガタガタ と 床板 を 踏み鳴らし て 駆けだし 、 板戸 の 間 から 今 は まっ暗 な 私 の 室 を 通り抜け 階段 を 駆け おりる 音 が ドドドド と 下 に 消える )
0989,2297,5:   ( と 、 いきなり ^ 飛び あがる や 、 腰 を 抜かし た よう に 、 両手 を うし ろ に 突い て 、 床の間 の 方 へ 、 ワクワク と にじり さ がり ながら ) … … た 、 助け て くれ !
0993,170,21: そしたら 、 ラッパ が 鳴っ た と 思っ たら 、 その 赤い 岩 が いちどきに こっち を 向い て ピヨン と ^ 飛び あがっ て 、 両手 を あげ て 、 そい で 、 ポンポン 水 の 中 に とびこん だ の !
0995,2201,27: 花岡 の 声   … … ( やっと 、 それ が そう だ と わかる と 同時に 、 猫 が 他 の 猫 に おそわ れ て ^ 飛び あがっ た よう な ノド 声 を 放つ ) キョフン !
0995,2494,14: … … いや 、 そんな よう な 気 も する が ——( パッ と ^ 飛び あがっ て 、 衰え た 身体 で のめり そう に し ながら 、 村 子 の そば に 泳い で 行く ) どれ !

降り上げる

(降る.上げる)
延べ語数: 26

0071,1482,31: そうなると スピード が 出せ ない 、 いつの間にか 装甲車 の 上 に 異人 たち が 三 、 四 人 ずつ のっ て 、 天井 を こわそ う と 、 大きな こぶし を ^ ふり あげ て 、 がんがんと 叩く 。
0080,2321,6: 博士 は それ を 頭上 に ^ ふり あげ て 、 今や 蜂 矢 の 頭 に 一撃 を くわえよ う と し た とき 、
0080,2482,2: それ を ^ ふり あげ て 、 金属 Q に なげつけよ う と し た 。
0082,1346,16:   X 号 は 博士 を 一撃 の もと に たたき 殺そ う として 拳 を ^ ふり あげ た 。
0084,572,5:   デニー 博士 は 、 ^ ふり あげ た ステッキ を 下 に おろし て 、 赤い 顔 を し た 。
0084,1718,12: 「 はい 」 グリーン は 絞め つけ られる よう な 声 を ^ ふり あげ 、
0084,2374,20:   火星 人 の 大群 は 、 手 に 手 に 棍棒 の よう な もの を 頭上 に 高く ^ ふり あげ て 、 怒 濤 の よう に こっち へ 向っ て 押し寄せ て くる 。
0084,2469,3: 棒 を 高く ^ ふり あげ ながら 、 じわじわ と つめ よせ て 来 た その 大群 。
0084,2471,1: それから ^ ふり あげ られ て い た 棍棒 みたい な もの が 、 だんだん と おろさ れ 始め た 。
0105,83,15: その せい か 、 小さい 躯 は 皺 だらけ で 、 痩せ た 握りこぶし を ^ ふり あげ て いる 恰好 は 哀れ で 見 て い られ なかっ た 。
0141,13447,43:   二 時間 以上 も 、 云い あっ て い た 揚句 、 和一郎 は 、 おそろしい 顔つき に なっ て 多 計 代 を 睨み すえ て い た と 思っ たら 、 いきなり 立ちあがっ て そこ に 在っ た 椅子 を ^ ふり あげ た の だ そう だっ た 。
0141,13505,5: 「 和一郎 が 椅子 を ^ ふり あげ た とき 、 あの ひと の 手 を そこで つかまえ て いる の が 誰 だ か 、 わたし に は はっきり わかっ た 」
0141,13599,3:   椅子 を ^ ふり あげ て も 、 わたし は 和 一郎 に 味方 し て ?
0144,127,10: 猫背 の 背中 を 真直 に し 、 頭 を ^ ふり あげ 、 愛想 よく カザン の 聖母 の 丸い 顔 を 眺め ながら 、 彼女 は 大きく 念 を 入れ て 十字 を 切り 、 熱心 に 囁く の で あっ た 。
0144,1078,12: 若い 男 は びっくり し た よう に 怒っ て 鍋 を ^ ふり 上げ た が 、 ゴーリキイ が 彼 に 瞬き を する の を さとる と 、 静か に 言っ た 。
0336,9,9: 国鉄 の 整理 について は 、 政府 も 、 ^ ふり あげ た わが 刀 の 影 に おびえ た よう に 非常 事態 宣言 の 用意 が ある とか 、 「 共産党 は 八月 か 九月 に 暴力 革命 を やる もくろみ だ 」 とか 、 政府 へ の 反抗 に 先手 を うつ つもり で 、 かなり 拙劣 に 人々 の 気分 を 不安 に する 空気 を つくっ た 。
0621,106,5:   男 は 血刀 を ^ ふり あげ て 山 の 林 を 駈け 狂い まし た 。
0621,108,36: それ は いちばん 醜く て 、 ビッコ の 女 でし た が 、 男 が 逃げ た 女 を 一 人 あまさ ず 斬り すて て 戻っ て き て 、 無造作 に ダン ビラ を ^ ふり あげ ます と 、
0667,1034,27: 腹 に は 揚羽蝶 と 木の葉 が ひつ か ゝ り 、 片足 の 股 の 付根 に カマキリ が 羽 を ひつ かけ て 斧 を ^ ふり あげ て 苦闘 し 、 片 股 に 油蝉 が か ゝ つて ゐる 。
0806,123,6:   女房 は 再び 棒 を ^ ふり あげ て 、 前 より も 気勢 するどく 振り おろし た 。
0808,383,14:   アネサ は 怠け者 で は ある が 、 年百年中 クワ を ふり 下し ^ ふり 上げ て いる し 、 斧 で 大木 を 斬り 倒す の も 馴れ て いる 。
0809,57,10: とたんに 後 へ ひ ッ くり かえって 、 刀 を ^ ふり あげ た まま 、 ドタリ と 倒れ て ムムム と のび て しまっ た 。
0851,56,34: 母 の 愛す 外 の 兄妹 を 憎み 、 なぜ 私 のみ 憎まれる の か 、 私 は たしか 八 ツ ぐらい の とき 、 その 怒り に 逆上 し て 、 出刃庖丁 を ^ ふり あげ て 兄 ( 三つ 違い ) を 追い廻し た こと が あっ た 。
0852,143,95: 私 と 男 二 人 だけ で 外 に 客 の ない 時 は 、 今晩 泊めろ 、 泊め て やら ない 、 ネチネチ やり だし 、 男 が 暴力 的 に なる と 女 が 一 そう 暴力 的 に バカ ヤロー 行っ て くれ 、 水 を ひっかける 、 と 言い も 終ら ず 皿 一 杯 の 水 を ひっかけ 、 この ヤロー 、 男 が いきなり 女 の 横 ッ 面 を ひっぱたく 、 女 が 下 の くぐり を あけ て 這いだし て き て 武者 ぶり つき 椅子 を ^ ふり あげ て 力まかせ に 男 に 投げつける の だ 。
1177,1060,12: 彼 は わけ の わから ない 叫び を あげ 、 手 を ^ ふり あげ て 少尉 に 突進 し た 。
1180,34,7: 斧 を 地平線 の 上 に   ^ ふり あげ た まま

住み込む

(住む.込む)
延べ語数: 26

0170,258,15: 一葉 は 当時 上流 人 を 集め て い た 中島 歌子 の 塾 に ^ 住み こみ の 弟子 の よう に し て い た が 、 わがまま な 育ち の 若い 貴婦人 たち の なか で 彼女 が どんなに 才能 を ねたま れ 、 つらい め を 見 て い た か という こと は 、 こまかい 插話 に も うかがわ れる 。
0594,220,11: 彼女 が はじめ 或 る 鳥 料理 屋 の 女中 に ^ 住み こん だ こと は 、 私 に も 分っ て いる 。
0594,223,18: それから 、 鳥 料理 屋 で 贔負 に なっ て た 客 の 家 へ 、 女中 として ^ 住み こん だ 。
0661,92,32: けれども その 年 は ともかく レッキ ともし て ゐ ない が 会社 員 で あり 、 すでに サイパン も 落ち 、 日本 中 の 人間 みんな 学生 女 生徒 まで 工場 へ ^ 住み こん だ の だ から 、 この 年 ばかり は 海水浴 の 人間 など は 国賊 に なり かね ない 時世 に なつ て ゐる の だ 。
0667,866,33: とびきり の 美人 な の だ から 、 店 の 客 ひき の 看板娘 に 絶好 で 、 通 ひだ つ たら 夕方 五 時 から 十 時 まで 三 千 円 、 ^ 住み こみ 五 千 円 、 但し この 金 は 月々 前払 ひで 本人 に は 渡さ ず 教会 へ 届ける 。
0667,869,7: 「 通 ひ 三 千 円 、 ^ 住み こみ 五 千 円 、 と 。
0667,1200,19:   ソメ ちや ん も 承諾 し た から 、 ソメ ちや ん と ヨッ ちや ん 母子 を ^ 住み こま せ 、 玉川 関 に 退場 し て 貰 ふ 。
0688,111,2: 工場 へ ^ 住み こむ の さ 」
0688,123,2: 工場 へ ^ 住み こん で ドロ ボー の 手引き は する つもり だろ う な 」
0688,124,6: 「 宿 が ない から 、 ^ 住み こむ の さ 。
0759,7887,2: 記代子 が ^ 住み こん だ ばっかり に 、 わが家 に 動物 小屋 の 悪臭 が しみつい て しまっ た よう で あっ た 。
0775,540,21: 元 は ここ の 殿様 の お 屋敷 の 植木 職 の 親方 の ところ へ 十 三 の 時 から ^ 住み こん だ の です が 、 二 十 一 二 の ころ 、 浅虫 様 へ 親方 から の 紹介 で 住みかえ た の です 。
0778,362,5:   一 人 ぎめ に ^ 住み こも う と する と 、 この 時 ばかり は 正二郎 が 、 百雷 の 落ちる が 如く に 激怒 し た 。
0780,84,8:   と 、 菓子 屋 の 小僧 に ^ 住み こま せ て しまっ た 。
0780,145,31: しかし 子飼い から の 店 で は ない から 、 居 づらい 事情 が 多く て 、 店 から 店 へ 転々 として 、 三 十 に も なり ながら まだ ^ 住み こみ の 一介 の 平 職人 。
0780,354,9: ソバ 屋 の 出前 持 の 給金 は 、 ^ 住み こみ 月額 三 円 五 十 銭 と いう から 、 月 に 五 十 銭 か 、 せいぜい 一 円 の 支払い 能力 しか なく 、 実に 元金 の 返済 だけ でも 六 百 五 十 年 を 要する の で ある 。
0786,45,4:   弁 内 が ^ 住み こん で いる 師匠 の ウチ は 、 人形 町 の サガミ 屋 という アンマ 屋 サン 。
0789,722,5: 「 あなた が 当家 へ ^ 住み こん だに は ワケ が あろ う と 思わ れ ます が 、 それ を 語っ て い た だけ ませ ん か 」
0790,183,62: 妹 の お 直 と お 安 は 裕福 で ない 小 商人 へ 縁づい た が 、 お 直 の 生ん だ 次男 の 小栗 能文 ( 二 十 六 ) が 杉 代 の 次女 京子 ( 二 十 二 ) と 結婚 し 、 能文 は 平作 の 秘書 番頭 の 役割 、 夫婦 は 平作 の 家 に ^ 住み こん で いる 。
0830,30,26:   女中 が 男 を ひき 入れ たり お客 を とる の が 大目 に 見 られ て い た と いう が 、 女中 に ^ 住み こん だ 当夜 から 男 を ひき 入れる の は 、 いささか 図太 すぎる フルマイ で あろ う 。
0830,234,10: そして 彼女 が その 日 から 八 宝 亭 へ ^ 住み こん だ こと について は 多く の 証人 が いる の だ から 。
0832,97,9:   クリーニング 氏 は 夫人 方 の 親戚 へ ^ 住み こん で そ ッ ちの 家業 を 手伝っ て おる から 日常 は 孤立 無援 で 、 おまけ に 嫌っ て いる の は 確か に 夫人 の 方 だ から 、 まア 聟 が 追 ん ださ れる と 同じ よう な 心境 を 味 い 、 慰藉 料 という こと を 思いつく に 至っ た の で あろ う が 、 その へん の 心境 は 同情 は できる ね 。
0832,106,11: こういう 夫人 と 結婚 し 、 そ ッ ちの 家 へ ^ 住み こん だ クリーニング 氏 は 、 苦 しかり し 日々 で あっ たろ う 。
0852,18,59: 私 は 本能 という もの を 部屋 の 中 へ 入れ ない こと に し て い た の だ が 食物 より も 先ず 第 一 に 、 女 の から だ が 私 の 孤独 の 蒲団 の 中 へ 遠慮なく もぐりこむ よう に なっ て い た から 、 釜 や 鍋 が 自然 に ずるずる ^ 住み こむ よう に なっ て も 、 もはや 如是 我 説 を 固執 する だけ の 純潔 に対する 貞節 の 念 が ぐらつい て い た 。
0852,77,12:   私 は 女 の から だ が 私 の 部屋 に ^ 住み こむ こと だけ 食い止める こと が でき た けれども 、 五十歩百歩 だ 。
0993,2985,21: そい で 、 この間 ね 、 やっと 横田 たち の 秩父 の セメント 山 の 事務所 に 、 春子 さん が ^ 住み こん で いる と 言う 話 を 聞きつけ た んで 、 私 出かけ て 行っ た の 。

捲り上げる

(捲る.上げる)
延べ語数: 25

0035,73,104:   気 の 弱い 寺田 は もともと 注射 が 嫌い で 、 と いう より 、 注射 の 針 の 中 に は 悪魔 の 毒気 が 吹 込ま れ て いる と 信じ て いる 頑冥 な 婆さん 以上 に 注射 を 怖 れ 、 伝染 病 の 予防 注射 の 時 など 、 針 の 先 を 見 た だけ で 真 蒼 に なっ て 卒倒 し た こと も あり 、 高等 教育 を 受け た 男 に 似合わ ぬ と 嗤 われ て い た くらい だ から 、 はじめ の うち 看護 婦 が 一代 の 腕 を ^ まくり 上げ た だけ で 、 もう 隣 の 部屋 へ 逃げ込み 、 注射 が 終っ て から おそるおそる 出 て 来る という あり さ まで あっ た 。
0036,45,24: 朝っぱら から 酒 が はいっ て いる らしく 、 顔 じゅう あぶら が 浮い て い て 、 雨 で も ない の に ^ まくり 上げ た 着物 の 裾 から にゅっと 見え て いる 毛 も じゃ ら の 足 は 太 短 かく 、 その 足 で ドスン ドスン と 歩い て 行く 。
0041,93,14:   新吉 は 左 の 腕 は 諦め て 、 右 の 腕 を ^ まくり 上げ た 。
0054,2552,9:   と 、 唖 の 娘 の 腕 を ^ まくり 上げ て 、
0054,2569,5: 針 助 、 腕 を ^ まくり 上げ て いる 。
0140,6,20: おさ がり の 細かい 格子 の ハンティング を かぶっ て 、 ゴム 長 を はき 、 シャツ の 腕 を ^ まくり 上げ た 手 に 大きい なめし革 の 艶 出し 雑巾 を にぎっ て いる 。
0141,11214,17: カウンター の うし ろ に 、 頭 の はげ た おやじ が 縞 シャツ の 腕 を ^ まくり あげ て 立っ て い た 。
0505,462,42:   カンカン 火 の ある 火鉢 に も 手 を かざさ ず 、 きちんと し て 居 た 栄蔵 は 、 フット 思い出し た 様 に 、 大急ぎ で シャツ の 手首 の ところ の 釦 を はずし て 、 二の腕 まで ^ まくり 上げ 紬 の 袖 を 引き出し た 。
0508,4,104:   西洋 洗濯 を し て 居る ので 、 朝 から 日 の 落ちる まで 、 時に よる と 夜中 白い 洗濯 物 が 高い 所 に 張り 渡さ れ た 繩 と 一緒 に ヒラヒラ と 風 に 吹か れ て 居る の を 見 たり する と 、 五月 蠅 い 程 沢山 な 髪 を 味 も 素っ気 も ない 引き つめ の 束髪 に し て 西洋 人 の 寝間着 の 様 に 真白 で ブワブワ し た もの を 着 た 胴 を 後 まで 廻る 大前 掛 で 押え た お 久美 さん が 、 肩 まで も ^ まくり 上げ た 丈夫 らしい 腕 に 一 杯洗 物 を 引っかけ て 手早く 一つ 一つ 繩 の より目 に 挾ん で は 止 木 を 掛け て 居る 様子 を 思い 浮べ たり し て 居 た 。
0612,2641,3: そして 腕 を ^ まくり 上げ て いばっ て いる 。
0624,93,74: 伊沢 は 問わ ず に 事情 を さとり 、 多分 叱ら れ て 思い余っ て 逃げ こん で 来 た の だろ う と 思っ た から 、 無益 な 怯え を なるべく 与え ぬ 配慮 によって 質問 を 省略 し 、 いつ ごろ どこ から 這入っ て き た か という こと だけ を 訊ねる と 、 女 は 訳 の 分ら ぬ こと を あれこれ ブツブツ 言っ た あげく 、 片腕 を ^ まくり あげ て 、 その 一 ヶ所 を なで て ( そこ に は カスリ 傷 が つい て い た ) 、 私 、 痛い の 、 とか 、 今 も 痛む の 、 とか 、 さっき も 痛かっ た の 、 とか 、 色々 時間 を こまかく 区切っ て いる ので 、 ともかく 夜 に なっ て から 窓 から 這入っ た こと が 分っ た 。
0667,1024,36:   ふらふら 、 やを ら 立ち 上 つて 正面 を きり 、 手 で モゾ く 前 の あたり を 何 か し て ゐ た と 思ふ と 、 裾 を ひらい て 尻 を ^ まくり あげ 、 なほ も 腹 の 上 まで ゴシゴシ 着物 を こすり あげる 。
0734,62,20:   とうとう 病 父 が たまりかね て 、 ソノ 子 を とらえ て 、 押し倒し て 、 お 尻 を ^ まくり あげ て 、 ピシピシ なぐっ た 。
0734,426,13:   和尚 は ソノ 子 を 投げ 落す と 、 うし ろ を ^ まくり あげ て 、 ズロース を ひき はい だ 。
0739,24,16:   織田 作之助 は ヒロポン 注射 が 得意 で 、 酒席 で 、 にわかに 腕 を ^ まくり あげ て ヒロポン を うつ 。
0842,2497,11:   箱根 の 山 を 通る 旅人 が にわかに 着物 を ^ まくり あげ たり 裸 に なっ たり し て 、
0959,21,36:   背 の 高い 、 従って 少し 猫背 の 、 小肥り に 肥っ た 、 その くせ どこ か 神経質 らしい 歌麿 は 、 黄八丈 の 袷 の 袖口 を 、 この 腕 の ところ まで ^ 捲り 上げる と 、 五 十 を 越し た 人 と は 思わ れ ない 伝法 な 調子 で 、 縁先 に 腰 を 掛け て いる 彫 師 の 亀吉 を 憐れむ よう に 見守っ た 。
0995,1179,9: 背広 を ぬい で 、 シャツ の 袖 を ^ まくり あげ た 姿 )
1000,1007,15: と 云い ながら 、 滋 幹 の 右 の 袂 を 肩 の 方 まで ^ まくり 上げ て 、 二の腕 から 手 頸 の 方 へ かけ て 、 考え く 歌 の 文句 を 二 行 に 書い た 。
1000,1008,48: 書い て しまっ て も 、 墨 の 乾く の を 待つ 間 手 を 握っ た ま ゝ 放さ ず に いる ので 、 まだ 何 か さ れる の で は ない か と 云う 気 が し た が 、 墨 が 乾く と 、 ^ まくり 上げ た 袂 を ていねい に おろし て 、
1000,1026,16: それから 母 は 、 さっき 平中 が し た よう に 我が 子 の 袂 を ^ まくり 上げ て 、 左 の 手 で 彼 の 手 を 握り 、 前 の 文字 を 消し た あと へ 、 前 と 同じ くらい の 長 さ に 文字 を 走らし た 。
1037,2066,3: その 着物 を ^ 捲り 上げる 。
1064,353,26: すると 、 一 人 の 若僧 が 躍り出 て 、 やにわに 、 尼 の 前 へ 立ちふさがっ た と 思う と 、 法衣 の すそ を ^ 捲り 上げ た 。
1073,1509,16: 直衣 、 狩衣 、 布 直垂 など 、 まちまち の 物 を 着 、 袖 を ^ 捲り あげ て 、 夏 の 夜 らしき 、 談論 風発 で ある 。
1171,1992,14: 靴 と 弁当 を 振り分け に し て 肩 に かけ 、 ズボン を ^ まくり 上げる 。

申し込む

(申す.込む)
延べ語数: 25

0080,221,25: 「 きみ は 、 これから その 主人 に 会っ て 、 検事 が お 会い し たい と いっ て いる と 、 会見 を ^ 申し こん で くれ たまえ 」
0080,380,4: わたし が 会見 を ^ 申し こん だ の です 。
0082,1163,21:   一 週間 ただ で 、 ためし に 使用 し て も よろしい と 書い て ある ので 、 それ を ^ 申し こむ 者 が どの 村 で も 一 人 や 二 人 は あっ た 。
0082,1169,26: なるほど 、 これ は 重宝 だ と いう ので 、 こんど は 何 人 も たくさん 名 まえ を つらね て 「 買い ます 」 と ^ 申し こむ 。
0141,775,7:   風呂 は 、 前日 事務所 へ ^ 申し こん で おい て 、 きまっ た 時間 に 入る こと に なっ て いる の だっ た 。
0141,14543,23: 佐々 の 三 人 は 、 大体 十一月 の はじめ に パリ を 去る 予定 で 、 太 洋 丸 に 船室 を ^ 申し こん で い た 。
0141,15831,5: 課外 の ピアノ 教授 を ^ 申し こん で も 、 つや子 の 番 は とばさ れ て 、 あと から たのん だ 女の子 が 教わる よう に なっ た 。
0344,72,24: マダム・キューリー が 一 九 〇 四 年 の ある 朝 、 アメリカ の ある 会社 から ラジウム の 独占 と その 独占 経営 を ^ 申し こん で 来 た 手紙 に 謝絶 の 返事 を したため た 、 その 心情 を わが 胸 に 感じとる こと は できる 。
0651,256,27: 目下 は 事務 員 を し て いる が 、 事務 員 が 性 に 合わ ない から 、 ワタ シ の 店 で 働き たい と ^ 申し こま れ た わけ だ が 、 ウチ は 女 相手 の ショウバイ だ から 女 給仕 は 使え ない 。
0658,84,93:   僕 が 尾崎 士郎 先生 と どういう 因果 で 友達 に なっ た か と いう と 、 今 から 凡そ 十 年 、 いや 二 十 年 ぐらい 前 だろ う 、 私 が 「 作品 」 という 雑誌 に 「 枯淡 の 風格 を 排す 」 という 一文 を 書い て 、 徳田 秋声 先生 を コキ 下し た ところ 、 先輩 に対する 礼 を 知ら ない 奴 で ある と フンガイ し た の が 尾崎 士郎 で 、 竹村 書房 を 介し て 、 私 に 決闘 を ^ 申し こん で き た 。
0682,319,8: 道三 が 信長 に 正式 の 会見 を ^ 申し こん だ 。
0683,408,24:   この 上 は ポチャ く 夫人 から ききだす 一 手 で ある が 、 選挙 が 終っ て みる と 、 面会 を ^ 申し こむ の も 手掛り が ない 感じ で 、 その ため に シキイ を またぐ 勇気 が で ない 。
0699,75,9: そう と は 知ら ない 平六 が 結婚 を ^ 申し こみ 、 また 曾我 の 太郎 も 気がつか ない から 、 この 結婚 に 許し を 与える 。
0732,2531,5:   だまし て 結婚 を ^ 申し こむ 才蔵 の 心根 が にくらしい 。
0774,328,35: 業 半ば に 中退 と は いえ 、 帰郷 後 は 就職 し て 一家 を なす の で ある から 、 やがて は めとる 妻 で あり 、 彼 は ヒサ に 駈落ち を ^ 申し こん で い た 。
0780,161,20: 彼 の 預金 が その 銀行 に 一 万 七 千 円 ある と 知っ て 幸平 が 借財 を ^ 申し こん だ とき い て 、 さすが に 彼 の 目 の 色 が ちょ ッ と 動い た よう で あっ た 。
0784,1070,32: 何 か 世間 を アッ と いわ せる 美人 術 だ と の お話 で 、 どうせ 用 の ない 建物 です から 、 その 知人 の 方 も イタズラ 半分 に ^ 申し こみ 、 私 も イタズラ 半分 の 気持 で とりきめ て しまっ た 約束 でし た 。
0789,572,11:   羽黒 元子 夫人 へ の 政子 から の 面会 を ^ 申し こむ 。
0791,202,9:   房吉 の 家 を 訪れ て 試合 を ^ 申し こん だ ところが 、 当日 房吉 は 女房 同行 で 湯治 に で て おり 、 尚 当分 は 帰ら ない という 留守 の 者 の 言葉 だ 。
0802,101,9:   そこで 、 記者 は オツネ に 面会 を ^ 申し こん で 叩き起し て もらっ た 。
0823,246,21: 当り前 だ 、 ジジイ や ババア の よう に サビ を 愛し て い られる もの か 、 と 抗議 を ^ 申し こん で は イケ ませ ぬ 。
0833,361,11: 彼ら が 結婚 の よろこび 中 の 人物 に 会見 を ^ 申し こむ の は タカツカサ 和子 さん と 平通 サン ぐらい の もの だ 。
0842,2529,13:   彼 は こう いっ て 私 の 新 カナヅカイ に 抗議 を ^ 申し こん だ 。
0979,952,11: 僕 は 君 に お 嫁 に なっ て くれ と ^ 申し こむ こと が ある かも しれ ない
1041,2335,42:   兵士 たち に 娯楽 を あたえる ため に アメリカ の 伝統 で ある ブルース 歌手 たち が 当地 に き て いる が 場所 を つかわ せ て は もらえ ない だろ う か 、 と USO の 管理 者 に ^ 申し こむ 。

張り出す

(張る.出す)
延べ語数: 25

0060,4152,7: 対応 にあたる スタッフ の 予定 表 が ^ 貼り 出さ れ 、 エプロン 掛け の 後藤 たち と ユーザー と の あいだ に 直接 の 人間 関係 が 育ち はじめ た 。
0060,6727,10:   スタンフォード 大学 や カリフォルニア 大学 バークレー 校 など に ^ 貼り 出さ れ た 参加 を 呼びかける びら に は 、 「 自分 で コンピューター や 端末 装置 、 TV タイプライター 、 入出力 装置 、 デジタル 式 の 魔法 の 箱 を 作っ て み ませ ん か ?
0096,308,27: 透明 猫 普及 研究 協会 総裁 村越 六 麿 敬白 」   六 さん は えらい 名前 まで こしらえ て 、 でかでか と 、 と びら に ^ はり 出し た 。
0139,28,8: 戸 毎 に 宿舎 割当 の 氏名 が ^ 貼り 出さ れ て いる ところ を 、 やっと 探し当て て 、 お 茂 登 は 、 前 の 小 溝 に 杜若 が 濃い 紫 に 咲い て いる 一 軒 の 格子 を あけ た 。
0141,522,46: トゥウェルスカヤ の 大通り を 、 赤い 広場 と 反対 の 左 の 方 へ 少し のぼっ て 、 ひろい 十字路 を 右 へ 入る と 、 いくら も 行か ない うち に 、 せまい 歩道 の 上 に 反射 光線 を うけ て 硝子 庇 が ^ はり 出さ れ て いる の が 見え 、 雪 の 夜 の 暗い 通り の そこ 一 点 だけ 陽気 な 明る さ に 溢れ て い た 。
0141,738,24:   オフィス ・ ビルディング の よう な その 入口 の ドア に 、 そこ が ホテル で ある 証拠 に は 毎日 献立 が ^ 貼り 出さ れ て い た 。
0141,753,16: 質素 と いう より も 粗末 な くらい の この 小 ホテル は 、 ドア に ^ 貼り 出し て ある 献立 を のぞい て は 入口 に ホテル らしい ところ が ない とおり 、 建物 全体 に ちっとも ホテル らし さ が なかっ た 。
0141,4932,23: バルコニー は 、 この 建物 の 内庭 に 面し て い て 、 じき 左手 から 建物 の もう 一つ の 翼 が ^ はり 出し て いる ため に 日当り が わるかっ た 。
0141,14345,30: 夏 の つた が 青々 と し た 大きい 葉 を からまし て いる 由緒 の ふるい 掲示板 に は 、 九月 末 から はじまる 新 学期 の 課目 が ^ はり 出さ れ て い た 。
0141,14364,11: 婦人 の 案内 者 は 、 白い ブラウス の 胸 を ^ はり 出す よう に し て 、 ゆっくり 、 彼ら の 多く は 学生 たち です 、 と 答え た 。
0141,18859,17:   という 赤い プラカート の 上 に 降り 、 国立 銀行 の 建物 の 高い 軒 に ^ はり 出さ れ て いる 「 われわれ は 清掃 を 行っ て いる 」 という 機構 清掃 の プラカート を かすめ て 降っ て いる 。
0141,19330,32:   ホテル ・ パッ サージ の 入口 の ドア の 上 に は 、 伸子 たち が い た ころ の とおり 、 紫 インク で 書い た 正餐 の 献立 が ^ はり 出さ れ て い た 。
0141,19333,25:   事務所 の 椅子 は 、 ちっとも 変っ て い なく て 「 五 日 週間 、 間断 なき 週間 」 と 、 壁 に ^ はり 出さ れ て いる の は 、 隣り の 中央 郵便 局 の 内部 と 同じ だっ た 。
0141,19726,19: そして 、 その 室 の 上 に 「 ホテル ・ パッ サージ 細胞 」 と 書い た 紙 が ^ はり 出さ れ た 。
0142,1293,15: 半信半疑 に 近 よっ たら 、 長方形 の 紙 に 、 赤旗 編輯 局 と ^ はり 出さ れ て 、 両開き の ガラス 戸 の 入口 が しまっ て い た 。
0142,1301,12: 重吉 たち は もとより 、 とりわけ その 友達 が 、 こうして 大きく ^ 貼り 出さ れ て いる 表札 を よん だ とき 、 涙 は 彼 の さりげ ない 笑い の 裡 に きらめい た だろ う と 、 思いやっ た 。
0212,99,39: 階級 の 文学 を 、 組合 主義 、 目先 の 効用 主義 一点ばり で 理解 する よう に 啓蒙 さ れ て 来 た 人 が ある と すれ ば 、 その 人 は 街 の 角 々 に ^ 貼り 出さ れ て い た 矢 じ る し 目あて に 機械 的 に 歩か せ られ て 来 て い た よう な もの だ から 、 一夜 の 大雨 で すべて の 矢 じ る し が 剥がれ て しまっ た ある 朝 、 当然 わが 行手 に 迷う 当惑 に 陥る 。
0482,8,19:   ○ 遠く の 方 で 、 屋根 越し に 松 の 梢 が まばら に 大きく 左右 へ ^ はり 出し た 枝 を   ゆすっ て いる の が 雨中 に 見える 。
0824,176,16: これ 式 の 農家 は 秋田 県 に も 少く ない が 、 二 階 に ^ 張り だし 窓 の よう な 独特 の フクラミ を もっ た 藁 屋根 の 中 農家 が 目立つ ので 、 新潟 県 の 農村 ほど 寒々 し た 感じ が ない 。
0842,2930,13:   こんな 意味 の こと を 紙 に 書い て 、 戸口 に ^ 張り だし て おい た こと も ある し 、 家人 に 持た せ て おい て 、 弟子 入り 志願 者 の 来訪 に そなえ て おい た こと も ある 。
0947,1497,8:   西側 へ 、 翼 の よう に ^ 張り だし た ところ に 、 客間 の 明るい 灯 が 見える 。
0948,582,5:   隆 は 広間 に ^ 張り だし た 廊下 の ほう へ 、 ほのか な 目 づか い を し て から 、 上着 の ポケット から なにか だし て 、 だまっ て 夜 卓 の 上 に 置い た 。
1148,149,13:   舞台 の 隅 に は 、 番組 を 書い た 紙 が ^ 貼り 出さ れ て おり ます 。
1150,275,27: 愛子 の 命 を 助け たかっ たら 、 九つ の 鍵 を そろえ て 渡せ 、 期限 は 一 週間 、 返事 は 居間 の 窓 に ^ はり 出せ
1150,292,9:   こう 書い て 、 画鋲 で 窓 へ ^ はり 出し た の です 。

引っ張り上げる

(引っ張る.上げる)
延べ語数: 24

0068,272,21:   私 は 自分 も 尻餅 を つき ながら 、 やっと の 思い で 、 彼女 の 身体 を 溝 から ^ 引っ張り 上げ た が 、 泥 の お びん ずる 様 みたい に なっ て いる 。
0079,2426,13: 月 の 引力 で 、 あの 主人 は 百 メートル も 上空 へ ^ 引張り あげ られ て い た の です 。
0081,622,10: まず この 筏 を 海岸 の 砂 の 上 へ ^ ひっぱり あげる こと だ 。
0081,628,9: ぼく が 綱 を 持っ て あがっ て 、 ^ ひっぱり あげよ う 」
0081,3345,12: 危く 落ち そう に なる ところ を 、 よ こから ラウダ に ^ ひっぱり あげ られ た の で ある 。
0084,293,32: 翌朝 に なる と 、 まだ 燃え て いる 油 に 砂 を かけ て やっ と 消し 、 それから 競技 用 自動車 に 綱 を つけ て 崖 の 上 へ ^ 引張り あげ 、 道路 の 上 に 置い た 。
0084,2413,8: 車 を この 穴 ぼ こから 上 へ ^ ひっぱり あげれ ば いい ん だ よ 」
0084,2415,6: 穴 ぼ こから 、 車 を ^ ひっぱり あげる って 。
0089,302,15: すると ぼく たち 四 人 は 力 を あわせ て 、 すぐ この 綱 を ^ 引張り あげる から ね 、 君 は しっかり 綱 に つかまっ て いる ん だ よ 」
0089,356,20:   上 で は 、 これ を 危険 信号 と さとっ て 、 すぐさま 八木 を 綱 ごと 上 へ ^ 引張り あげ て くれる はず の 約束 だっ た 。
0089,357,15:   ところが 、 綱 は しずか に 左右 に ゆれ て いる だけ で 、 ^ 引張り あげ られる よう す は なかっ た 。
0089,533,6:   五井 は 、 落し穴 から ^ ひっぱり 上げ られる と 、 にこにこ 笑い ながら いっ た 。
0091,956,14: 「 穴 の 中 で 、 君 が うなっ て い た から 、 ^ 引っぱり あげ て 、 家 へ つれ て き た の さ 。
0112,1294,29:   台所 の 器具 の ぶつかる 音 や 母親 の 女中 に 何 か 云い つけ て 居る こえ を 遠く の 方 に きき ながら 二 人 は ^ ひっぱり あげる 事 の 出来 ない 様 な 、 深い 深い 冥 想 に しずん で 居 た 。
0141,8806,11: それに 、 今 の ソヴェト に は 、 あの 船 が ^ ひっぱり 上げ られる だけ 腕 の いい 潜水 夫 は い ませ ん よ 。
0141,9077,14:   伸子 は 、 よけい 重苦しく なっ た 脇腹 へ 、 ゴム 湯たんぽ を ^ ひっぱり あげ ながら 、
0220,94,17: 自分 が 生き つつ ある 歴史 の 地点 の どの 位 手 近い ところ まで 作品 を ^ ひっぱり あげる こと が できる か 。
0759,6286,5: そして 、 とつぜん 上 へ ^ ひっぱり あげ られ た と 思う と 、 全身 が チョウチン の よう に フラフラ ふりまわさ れ た よう に 思っ た 。
0781,205,19:   二 人 の 井戸 屋 に 命じ て 息 綱 を 腰 に まかせ て イザ という とき ^ 引っぱり あげる 用意 を し て やり 代る代る 石 を 持た せ て 底 を さぐら せ 、 自分 も 同様 な 方法 で 三 べ ん も 底 へ くぐっ て 調べ て 、 遂に 井戸 の 中 に 誰 の 死体 も ない こと を 見 とどけ た の で ある 。
0784,783,25:   それ は その 両手 の 手首 に つけ て おい た 操り 人形 の ヒモ を 、 その 一瞬 に 誰か が ヤケ に ^ 引っぱり あげ た 結果 に 起っ た 突然 の 動作 の よう に 見え た 。
0853,378,71: これ は 誰 しも そういう もの で 、 だから 庄吉 が 話 の 途中 に 急 に イライラ と シゴキ を 握っ て ピンポン 台 の 足 に からみ つけ て 、 輪 を つくり 、 輪 に 首 を 突 ッ こん で グイグイ ひい て 、 これ じゃ ア 死ね ねえ か な 、 イライラ と シゴキ を 握っ て 又 首 を つ ッ こみ ギュウギュウ 腕 で ^ ひっぱり あげる 。
0987,2862,6: 男 A が 、 上 から ^ 引っぱり あげ て やる )
0995,1089,10: 村 子   … … ( 急い で ストッキング を ^ 引っぱり あげ ながら 、 まだ ボン ヤリ し て いる 佐山 を 横目 で 見 て ) あんた も 、 仕度 を し たら どう ?
1035,84,37: 『 本 を 貸せ と いっ た まで だ 』 と いう と 『 この 口 で 悪たれ を つい たろ う 』 と 言い ながら 指 を 二 本 私 の 口 に 突込 ん で ^ 引張り 上げ 、 床 の 上 に 転がし て 寄っ て たかっ て 打つ 、 ける 、 なぐる という 始末 。

連れ出す

(連れる.出す)
延べ語数: 24

0034,122,9: 昼間 、 私 が 新 次 を 表 へ ^ 連れ だし て 遊ん で いる と 、 近所 の 人々 に は 、 私 が むりやり 子守 を さ せ られ て いる と しか 見え なかっ た 。
0068,266,19: 私 も 酔眼 朦朧 として 、 その 様子 を 眺め て い た が 、 早く 、 桂子 を ^ 連れ ださ ね ば なら ぬ と 思い 、 彼女 を せかし て 玄関 に 出 た が 、 桂子 は もはや 、 ひとり で 草履 を はけ ない ほど 酔っ て いる 。
0082,1243,12:   盲目 の 谷 博士 を 、 柿 ガ 岡 病院 から ^ 連れ だし た の は 、 超 人間 X 号 の し わざ で あっ た 。
0082,1244,0: ^ 連れ だし た と いう より も 、 X 号 が 谷 博士 を 病院 から さらっ て いっ た という 方 が 正しい で あろ う 。
0082,1258,6:   博士 は 、 病院 から ^ 連れ ださ れる と まもなく 、 この 誘拐 者 が X 号 で ある こと を 知っ て 、 おどろい た 。
0082,1595,12: ああ 、 谷 博士 は 、 怪人 の ため に 病院 から ^ 連れ ださ れ 、 研究所 の 最 地階 に 幽閉 さ れ 、 どんなに 苦しめ られ て いる こと でしょ う か 。
0572,161,6:   やがて 秦 は 彼女 を ^ 連れ だし 、 暫く 待た せ た あと で 、 熱い 茶 を 運ん で くる 楊 さん と共に 戻っ て 来 た が 、 私 は 間もなく 辞し 去っ た 。
0591,372,6: だから 、 焼け跡 の 野原 に ^ 連れ だし て 、 夕日 を 眺め ながら 、 彼女 を 相手 に 独語 も する の だ 。
0667,306,20:   瀬戸 は 何 か 言 は ふと し た が 、 倉田 は 腕 を と つて 外 へ ^ 連れ だし て 行 つて し まつ た 。
0684,449,39: 役場 へ で て き て 、 村長 の 席 に 大きな 顔 を し て おさまっ て い て もらわ ない と 始末 が つか ない から と 云っ て 、 手 を ひく よう に し て ^ 連れ だし た 。
0732,1684,34: これ に つき まし て は 深い 事情 も あり ます が 、 おいおい と 話 の うち に 説明 を 加える こと に 致し まし て 、 お許し も 得 ず 東京 へ ^ 連れ だし まし た こと を 幾重にも お詫び 申 上げ やす 」
0732,3276,39: 薄給 の 教師 が 妻子 すら も 養い 得 ず 、 意 を 決して 天草 商事 の 入社 試験 を うけ 、 その 翌日 に は 、 モーニング を きせ られ 、 有無 を 云わ さ ず 箱根 へ ^ 連れ ださ れ て 、 監禁 を うけ 、 一時 は 狂気 に 至る テン マツ 、 天人 とも に 泣かし むる 、 と は 、 この 如き 悲惨 、 誇り なき 人生 で なく て 何 で あろ う 。
0759,2254,5:   青木 を 外 へ ^ 連れ だし た 。
0791,77,56: しかし 、 房吉 は その 師 に 似 て 至って 物静か な 人物 で 、 かり そ め に も 道場破り を 面白 がる よう な ガ サツ 者 で は ない の で ある から 、 伴 五郎 の 思う よう に 田舎 侍 を ぶん殴っ て くれる 見込み は ない が 、 江戸 へ ^ 連れ だし さえ すれ ば 、 そこ に は また 手段 も ある 。
0824,39,5: はじめて コリー を 散歩 に ^ 連れ だし た 当座 は 、 よそ の 犬 が 自分 に 吠える と 、 どういう ワケ で 吠え られる の か 理解 に 苦しむ という 顔 を する 。
0852,227,5: 彼女 は 否応なしに 私 を ^ 連れ だし て 汽車 に 乗せ て しまい 、 その 汽車 が 一 時間 も 走っ て 麦畑 の 外 に 何 も 見え ない よう な ところ へ さしかかっ て から
0946,182,20:   金 十郎 は 胸 とどろかせ ながら 、 去年 の 夏 の はじめ 、 八 条 猪熊 の 女衒 に ^ 連れ ださ れ 、 大湊 という 、 北 の 湊 の 船宿 へ 、 飯盛 に 売ら れ た ひと が あっ た そう だ が 、 と なぞ を かける と 、 女 は うなずい て 、 お はずかしい が 、 わたくし も その 一 人 だ と 、 さめざめ と 泣き だし た 。
0946,189,10: 本土 の 果 の 船頭 宿 から 女 たち を ^ 連れ だし た の も 、 たぶん 知 嘉 姫 の 才覚 だっ た の だろ う 。
0947,1147,5:   サト子 を 客間 から ^ 連れ だす と 、 とっつき の 階段 を 、 先 に 立っ て あがっ て 行く 。
0947,1430,20:   と 、 ささやき 、 婆 や に 、 さりげ ない 挨拶 を し て 、 サト子 を 庭先 へ ^ 連れ だし た 。
0947,1522,4: 「 ドライヴ だ なんて ^ 連れ だし て 、 東京 へ 追い かえす つもり だっ た の ね 」
0947,3816,24:   祖父 の 死 や 、 神月 の 自殺 や 、 偽 ドル の かかりあい 、 質 の 悪い 外国 人 に 国外 へ ^ 連れ ださ れ かけ た ゴタゴタ の あと 、 麻布 の 家 の 夢 の よう な 贅沢 な 生活 から ほうりださ れ て から 、 地道 な 職業 に つき たい 思い で 、 鉱山 保安 局 に いる 叔父 の ところ へ あらためて 就職 の 依頼 に 行っ たら 、 あっさり と 川崎 の 鉱山 調査 研究所 の 雇員 に し て くれ た 。
0988,3949,22: 」 と 言わ れ て 、 別れ て 、 そして 、 その 次ぎ の 日 の 午後 、 又 M さん に ^ 連れ ださ れ 、 方々 歩き まわり 、 その 途中 で あなた の 所 に 寄り 、 その後 、 夜 おそく な つて 、 變 な 所 で 僕 は その 女 に 逢わ さ れ た の です 。
1007,204,9: 覚え て いる の は 漱石 を 横浜 まで ^ つれ 出す に は どう し たら よかろ う と 苦心 し た こと で ある 。

吹き上げる

(吹く.上げる)
延べ語数: 24

0080,889,30: それ は まわり の 壁 が 、 ひじょうに つよかっ た せい で 、 爆発 と 同時に 、 すべて の もの は 弱い 屋根 を うちぬい て 、 高く 天空 へ ^ 吹き あげ られ 、 となり の 部屋 へ は 、 害 が およば なかっ た わけ だ 。
0095,379,32: 地球 が 発狂 し た の で も なけれ ば 、 この 一 万 数 千 トン も ある 巨船 が 、 標高 五 千 十 七 メートル の ヘルナー 山頂 に ^ 噴き あげ られ た 理由 が 説明 で きん じゃ ない か 。
0095,552,26: ゼムリヤ 号 は 、 或 る 予期 せ ざる 椿事 の ため 、 或 る 巨大 なる 力 を 受け て 北極 海 から 天空 に ^ 吹き あげ られ 、 そして 遂に この アイスランド の ヘルナー 山頂 へ 墜落 し た の だろ う 。
0095,2398,10: それ は 妖気 で は なく 、 実は 軟泥 が ^ 噴き あげ られ た の で は あっ た が … … 。
0106,2,29:   あわい お 星 さま を すかし て 、 霧 の よう な 山風 が 、 ひくい 谷間 から 、 ご う 、 ご う 、 ご う と ^ 吹き あげ て い ます 。
0467,12,43: 活動 写真 館 の 音楽 隊 は 、 太鼓 、 クラリネット を 物干し まで 持ち出し 、 下 を ぞろぞろ 通る 娘 たち を 瞰下 し つつ 、 何 進行 曲 か 、 神様 ばかり 御 承知 の 曲 を 晴れ た 空 まで ^ 吹き あげ た 。
0554,1277,11: 」 柿沼 は 天井 の 方 へ 煙草 の 煙 を ^ 吹き あげ た 。
0575,242,6: そこ から 、 冷たい 風 が ^ 吹き あげ て き まし た 。
0624,148,12: 泥 人形 の くずれる よう に 同胞 たち が バタバタ 倒れ 、 ^ 吹き あげる コンクリート や 煉瓦 の 屑 と 一緒くた に 無数 の 脚 だの 首 だの 腕 だ の が 舞いあがり 、 木 も 建物 も 何 も ない 平 な 墓地 に なっ て しまう 。
0624,254,11:   三月 十 日 の 大 空襲 の 焼跡 も まだ ^ 吹き あげる 煙 を くぐっ て 伊沢 は 当 も なく 歩い て い た 。
0624,389,11: ところが 此処 は 小川 の 両側 の 工場 が 猛火 を ^ 吹き あげ て 燃え 狂っ て おり 、 進む こと も 退く こと も 立 止る こと も 出来 なく なっ た が 、 ふと 見る と 小川 に 梯子 が かけ られ て いる ので 、 蒲団 を かぶせ て 女 を 下し 、 伊沢 は 一気に 飛び降り た 。
0693,256,10: その 目 に は ドロンドロン と 変 な 焔 が ^ 吹き あげ て い て 、 まったく い つ 六尺棒 が 襲いかかる か は かり がたい 殺気 が こもっ て いる 。
0706,324,33: 口惜し まぎれ に 、 酒 を のま せ ない コンタン か な 、 と 私 も 呆気 に とら れ て い た が 、 凹井 が ゲタ ゲタ 喜悦 の 笑い を ^ 吹き あげ て 一 膝 のりいれる と 、 折 から 酒肴 の 取り払わ れ た テーブル を チョイ と ひい て 、 ドシン と 凹井 の 胃袋 に ぶつけ た の で ある 。
0710,418,12:   花田 は 、 ぶっ 倒れ て 、 鼻血 を さかん に ^ 吹き あげ て 、 依然 、 目 を とじ た ま ゝ 、 微動 も し ない 。
0865,9,8: なるほど 、 浅間 の 煙 は 時に 激しく ^ 吹き あげ 、 夜 の 巡回 の 重い 瞼 を 、 その 豪快 な 火柱 が 一瞬 に ひき あける こと は あ つて も 、 いまだ かつて 、 住民 の 気風 の なか に 、 ことに 青年 たち の 言動 を通じて 、 特別 に 彼 の 期待 に そむか ぬ という よう な 美点 を 感じとる こと は でき なかつ た 。
0866,3854,21: 白ん だ 空 に 、 あの 山 の 輪郭 が くつ きり と 浮ん で みえ た とたん 、 頂上 から ^ 噴き あげ た 煙 が 、 古 綿 を 丸め た よう な かつ こう で 、 末 ひろがり に ひろがり ながら 、 頭 の 上 へ かぶさ つ て 来 てる の 。
0947,1593,2: 谷間 から ^ 吹き あげる 湿っ た 夜 風 が 、 いい ほど に 皮膚 を ひきしめ 、 霞 が かかっ た よう に なっ て い た 頭 の なか が 、 はっきり し て き た 。
0948,414,23:   秀才 型 は 聞く で も なく 聞か ぬ で も なく 、 曖昧 な 表情 で 、 煙草 の 煙 を ^ 吹き あげ て い た が 、 クルリ と 向き を かえる と 、 巻煙草 を 唇 の 端 に ぶらさげ た まま 、 のろのろ と 玄関 の ほう へ 歩い て 来 た 。
0993,4292,9: ああ 、 やれやれ 何 という 、 いい 風 が ^ 吹き あげ て くる の かしら 。
0993,4382,4: それ に 向っ て ^ 吹き あげ て くる 谷川 の ひびき と 、 再び 風 の 加減 で ガラガラ と 迫っ て くる トラクター の ひびき 。
1041,1451,42: 「 彼 ( リチャード ・ ペニマン ) は 美しかっ た —— だぶだぶ の 上衣 に 象 の 脚 の よう な ズボン 、 裾 幅 は 二 六 インチ で 、 髪 は うし ろ に と かしつけ 、 水 が いっせいに ^ 噴き あげ た とき の 噴水 を 思わ せる 奇怪 な かたち に 仕上げ られ て い た 。
1101,351,12: 噴火 丘 を つくっ て いる 金 滓 は 、 空中 高く ^ 噴き あげ られ た 熔岩 が 、 急冷 さ れ て 落ち て き た もの で 、 内部 は がさがさ に なっ て いる 。
1101,413,34:   噴火 の 週 期 から いえ ば 、 もう そろそろ 山頂 近く から 、 新しい 熔岩 が 流れ だし 、 方々 で 噴火 孔 が 口 を 開き 、 熔岩 の しぶき を ^ 噴き あげ て も よい 時期 で ある 。
1177,137,4: 埃 くさい 熱気 が ^ 吹き あげ られ 、 帽子 の ない 兵士 たち は 、 大きな 掌 で 女 の その あらゆる 外側 を 愛撫 し て 踊っ て い た 。

震え出す

(震える.出す)
延べ語数: 23

0055,2593,10:   そして 、 想い出 し た よう に 、 また ^ ふるえ 出し た 。
0060,8733,34: ゲイツ の トランク を 奪い取っ て 飛行機 会社 の カウンター まで 走っ た 浜田 は 、 次世代 の 主力 商品 を 無償 提供 さ せ た 西 の 直感 に 、 あらためて 脊椎 が ^ 震え 出す よう な 恐れ に 似 た 感情 を 覚え て い た 。
0080,1752,16:   すると 怪しい 客 の 全身 が 、 がたがた と 音 を たて て 、 大きく ^ ふるえ だし た 。
0081,2216,15: 玉太郎 は 、 氷 の 雨 を 全身 に あび た よう に 、 がたがた ^ ふるえ 出し た 。
0085,190,14:   三四郎 は 、 両手 で 自分 の 頭 を おさえ て 、 がたがた ^ ふるえ だし た 。
0140,4213,8: 「 彼 は ペン を とる 手 さえ ^ ふるえ だし た のみ なら ず 、 涎 さえ 流れ出し た 。
0454,187,62: ベル リナ に 地震 の サイコロジー を 知り たい から その つもり で 居 て 呉れ と 云わ れ た こと が 頭 に ある ので 、 先ず 始め は 落 付き 、 傍 の 人 や 動作 を 観察 し 、 すっかり 心 に 覚え込み 、 先ず これ で よし と 思っ たら 急 に こわく なり 膝 が ガタガタ に ^ 震え 出し た 由 。
0732,3290,17: 彼 は それ を 見 て 、 驚い て 、 声 を のみ 、 やがて 、 ブルブル ^ ふるえ だし た 。
0773,451,5: これ を 見 て ガタガタ ^ ふるえ だし た の は 泉山 虎 之 介 。
0806,367,2: みんな ガタガタ ^ ふるえ だし た 。
0809,395,13:   鬼 光 は 蒼白 と なっ て 脂汗 を したたら せ ガタガタ ^ ふるえ だし た 。
0948,596,39: 久美子 の ほか 、 たぶん 神 も 知ら ない 意想 の 中 の 秘密 を 、 こんな 愚 に も つか ない 男 に 隙 見 さ れ た か と 思う と 、 口惜しく て ひとりでに 身体 が ^ ふるえ だす 。
0951,69,12:   その 声 を 聞く と 、 かたじけなく て 、 身体 が ^ 震え だす 。
0953,173,3:   僕 は ^ 震え だし た 。
0981,1706,16:   女 の から だ が 、 生れ て はじめ て 、 うずき 走っ て 、 ^ ふるえ 出し て 思わず 低く 叫ん だ ため に
0986,231,33: … … そしたら 、 その 人 が 、 そこ に 、 今 、 先生 が 掛け てる その 椅子 だっ た わ 、 そこ に 坐っ て い た の が 、 ブルブル ^ ふるえ 出し て 、 まっさお に なっ て 、 ( しかた 話 ) バッタ の よう に おじぎ を し た わ 。
0987,159,2: ( ガタガタ ^ ふるえ 出し て いる )
0988,4023,15: 僕 は 息 が つま つた よう に なり 、 急 に 身 體 が ^ ふるえ 出し た よう です 。
0994,993,6: ガタガタ と 、 から だ が ^ ふるえ 出し て 來 まし た 。
0995,1730,26: 村 子   … … ( あら ぬ 方角 を 見 て ブツブツ しゃべり つづけ て いる 佐山 を 見 て いる うち に 、 ガタガタ ^ ふるえ だし て いる 。
1013,1684,40:   しかも 、 その 二 人 が 怨ん で 死ん で いっ た と 、 さっき の 亭主 の 言葉 を 思う と 同時に 、 歯 の 根 も 合わ ず 、 ガタガタ と 私 も 烈しく から だ が ^ 震え 出し まし た 。
1013,1873,50: そして そして あの 墓 の 下 に 、 額 を 撃た れ て 糜爛 し た ジーナ と 、 スパセニア の 亡骸 が 私 を 恨ん で 、 横たわっ て いる か と 思う と 、 見え も 恥 も なく 、 総 毛 だって ガタガタ と 私 は 、 ^ 震え 出し まし た 。
1172,1529,10: 私 は 卓 を 支える 右手 が 、 ぶるぶる と ^ ふるえ 出す の を 感じ た 。

掬い上げる

(掬う.上げる)
延べ語数: 23

0003,1449,21: 僕 は しゃがん で 、 足もと の 草 の 香 の 強 さ に 驚き 、 それから 両手 で 土 を ^ 掬い 上げ て 。
0141,2808,35: と 思う と 、 どっち が どう 動い た はずみ を とらえ られ た の か 、 伸子 の 体 が ひと 掬 いで 、 ポリニャーク の 両 腕 の なか へ 横 だき に ^ 掬い あげ られ た 。
0141,2811,9:   あんまり 思いがけなく て 、 体 ごと 床 から ^ 掬い あげ られ た 瞬間 伸子 は 分別 が 消え た 。
0141,2860,4: そして 、 ポリニャーク に ^ 掬い 上げ られ た とき 少し 乱れ た 断髪 を 耳 の うし ろ へ かきあげ た 。
0141,2881,6: ポリニャーク に いきなり 体 ごと 高く ^ 掬い 上げ られ 、 その 刹那 意識 の 流れ が 中断 さ れ た よう だっ た 変 な 感じ が 、 まだ 伸子 の 感覚 に のこっ て い た 。
0141,2883,26: 自分 も 何 か 用事 で 廊下 へ 出 て 来 た 拍子 に 、 小さい 伸子 が 来 かかる の を 見 て 、 ひょいと ^ 掬い 上げ た という の なら ば 、 そう する ポリニャーク に 陽気 な いたずら っ子 の 笑い が あっ た はず だ し 、 伸子 も 、 びっくり し た 次 に は 笑い 出す 気分 が うつっ た はず だっ た 。
0141,2889,13:   伸子 は 、 客 に 行っ た さき で あんな 風 に ^ 掬い 上げ られ た こと は 不愉快 だっ た 。
0141,2899,6: あの 人々 が 、 ポリニャーク に ^ 掬い 上げ られ たり し て いる 伸子 を み たら 、 どんなに ばかばかしく 感じる だろ う 。
0141,2914,34: ところが 昨夜 、 ポリニャーク の ところ へ よば れ て 、 あんなに ひょいと 、 二 本 の 脚 で しゃんと 立っ て い た 筈 の 自分 が 床 の 上 から 体 ごと ^ 掬い 上げ られ た 経験 は 、 伸子 が 自分 について もっ て い た 安定 感 を 、 ひっ くる かえし た 。
0141,2915,8: ポリニャーク に 、 あんな 風 に やすやす と ^ 掬い 上げ られ て しまっ た こと に は 、 体力 も 関係 し た 。
0141,2918,22: あい て に なり よう ない 力 を 働かし て ポリニャーク は 一 人前 の 女 で ある 伸子 を あんなに いきなり ^ 掬い あげ た 。
0141,3097,14:   この 問い は 、 伸子 の 心 の なか で すぐ ポリニャーク に ^ 掬い 上げ られ た こと と 、 くっつい た 。
0141,3098,10: 伸子 が どう で あれ ば ポリニャーク に 、 あんなに ^ 掬い 上げ られ たり し なかっ た だろ う か 。
0141,3111,33:   石垣 の よう に 円 を つみ 重ね た いたずら がき を 濃く なぞり ながら 、 伸子 は 、 あの プリヴォイ が たとえ 酔っ た から と 云っ て 、 伸子 を ^ 掬い 上げ たり する だろ う か 、 と 思っ た 。
0141,3137,57: 働く 女 の 人 なら 、 彼女 が どんなに 、 に ぇ 、 ま ぐう 、 と 柔かく 発音 しよ う と 、 その 女 の 体 が 日本 の 女らしく 酔っ た 大きな 男 に 軽々と もち 上げ られる 小さ さ しか なかろ う とも 、 ポリニャーク は 伸子 を そうした よう に その ひと を ^ 掬い あげ たり は し ない だろ う 。
0141,3139,5: その 女 の ひと を ^ 掬い あげる こと は 、 ソヴェト の 女 の 労働 者 の 誰か 一 人 を 掬い あげ た と 同様 で あり 、 そういう ポリニャーク の 好み について ソヴェト の 働く 人々 は 同感 を もっ て い ない 。
0141,3139,21: その 女 の ひと を 掬い あげる こと は 、 ソヴェト の 女 の 労働 者 の 誰か 一 人 を ^ 掬い あげ た と 同様 で あり 、 そういう ポリニャーク の 好み について ソヴェト の 働く 人々 は 同感 を もっ て い ない 。
0141,3140,7: 労働 者 が 仲間 の 女 の ^ 掬い 上げ られ た こと について 黙っ て い ない こと を ポリニャーク は 知っ て いる の だ 。
0141,4180,9:   伸子 に は 、 ポリニャーク が 自分 を ^ 掬い 上げ た こと や 、 それ に 関連 し て 自分 が 考え た あれこれ の こと が 、 写真 の こと を きっかけ として ちがっ た 光 で 思いかえさ れ た 。
0153,236,61: だから 文学 という もの で も 、 ここ に いらっしゃる 以上 は 身 に 近い もの として お 考え に なっ て いらっしゃる 方 でしょ う けれども 、 或 る 人達 が 中心 に なっ て 拵える もの を 文学 と 思っ て いる 今 まで の 考え方 を やめ て 、 やはり 生活 という もの に 手 を 入れ て ^ 掬い 上げ た もの が 文学 で ある 、 憤慨 、 笑い 、 いろいろ な 感情 が ある 、 それ が 文学 だ という こと を 周囲 の 人達 に も だんだん 拡げ て いただけ ば 、 新しい 日本 の ため に も 生活 そのもの の 向上 と なり 、 生活 の 向上 という こと から 起る 文学 の 向上 、 そういう こと に なる と 思い ます 。
0205,146,32: 現代 の アクタモクタ の 全部 を 片 はじ から 、 手 にあたる も の 耳 に きく もの 、 しゃくい 上げる こと が ホント に 人生 に 向っ て 何 か を ^ 掬い あげ た 文学 で ある と 云 える なら ば 、 三好 十郎 が 田村 泰次郎 その他 を 小 豚 派 という 必然 は 失わ れる 。
0211,52,52: わたし として は 、 過去 の プロレタリア ・ リアリズム が 主張 し た 階級 対立 に 重点 を おい た 枠 の ある 方法 で は 、 階級 意識 の まだ きわめて 薄弱 な 女 主人公 の 全面 を 、 その 崩壊 の 端緒 を あらわし て いる 中流 的 環境 とともに ^ 掬い あげ 切れ ない 。
1000,608,51: 時 平が 重く て 美しい 肩 の 荷物 を 持て扱い ながら 、 喘ぎ く 車 の 際 まで 辿り 着く と 、 雑色 や 舎人 たち が 手 にく かざす 松明 の 火 の ゆらめく 中 で 定国 や 菅根 や その他 の 人々 が 力 を 添え 、 両側 から ^ 掬い 上げる よう に し て 辛うじて その 嵩張る もの を 車 へ 入れ た 。

呼び出す

(呼ぶ.出す)
延べ語数: 23

0071,2053,2: わたし を ^ よび 出し て い ます 。
0082,651,8: 「 じゃあ 、 第 二 発電 所 を ^ 呼び だし ます か 」
0082,1367,9:   X 号 は 、 機械 人間 たち を ^ 呼び だし て 、 山形 警部 逮捕 の 命令 を 出し た 。
0138,374,9: 暫く し て 今度 は 自分 が 高等 に ^ よび 出さ れ 、 正面 に 黒板 の ある 警官 教室 みたい な ところ を 通り が かる と 、 沢山 並ん で いる 床几 の 一つ に 娘 さん が うなだれ て 浅く 腰かけ 、 わき に 大島 の 折目 だっ た 着物 を 着 た 小 商人 風 の 父親 が 落着 か な げに そっぽ を 向き ながら よそ行き らしく 敷島 を ふかし て いる 。
0140,1193,10:   翌日 、 伸子 は 自動 電話 で 保 を ^ よび 出し た 。
0141,6015,35: 三 度 に いちど は 、 気 の 重い 話 の で ない こと も あっ て 、 そういう とき 多 計 代 は ほんとに ただ 娘 と 喋り たい 気 に なっ て 、 ^ よび 出す 口実 に 用 が ある と 云っ た だけ らしかっ た 。
0336,349,14:   これから 数 十 回 継続 さ れ て ゆく 立証 段階 で 、 ^ よび 出さ れる 百 二 、 三 十 人 の 証人 と 、 林 弁護 人 の 弁論 中 に あらわ に さ れ た 検事 団 の 偽証罪 を かざし た 証人 操作 法 と は 、 どの よう に からみ 合い 、 どの よう な 情景 を 法廷 に くりひろげ て ゆく だろ う か 。
0466,684,4: 女 、 男 に ^ よび 出さ れ て は 子供 を フイリッポフ に あずけ て 出 て ゆく 。
0586,48,3: 互いに 電話 で ^ 呼び だす こと も あっ た 。
0627,100,9:   彼 は さっそく 明日 から あの チンピラ を ^ 呼び だし て アイビキ し たい と 考え た が 、 住所 も 名前 も き ゝ 忘れ た 。
0627,260,10:   正一郎 の 放火 と 分り 、 検事 局 まで ^ 呼び ださ れ た が 、 百方 手 を つくし て 、 ともかく カン ベン し て もらっ た 。
0684,141,8: 村長 が 村 で 名題 の あばずれ に ^ 呼び ださ れ て たばこ を 与え に 出かける の と 同じ ぐらい 変っ た 習慣 です よ 」
0702,95,19: 否応 なく 部落 の 全員 を 集め た あげく 、 登志 と 七 ツ の 子供 を 前 へ ^ 呼び だし て 、
0780,487,50: ここ に 於 て 局面 は 一変 し 、 当日 の 出席 者 たる 志 道 軒 、 常友 、 正司 、 幸平 、 ならびに 久吉 も 呼ば れ て 各々 別室 に 留置 さ れ 、 また 、 いったん 小田原 在 の 生国 へ 立ち戻っ た 倉 三 も ^ 呼び ださ れ た 。
0841,320,8:   翌日 、 人見 は 捜査 本部 へ ^ 喚び ださ れ た 。
0947,1897,99: 「 そう まで の こと は 、 し なかっ た … … 署長 と 捜査 主任 に 退っ て もらっ て 、 ふたり だけ の 対坐 で やっ た … … 山岸 カオル の 話 で 、 むかし 神月 の 巣 だっ た 久慈 の 屋敷 へ 、 愛一郎 が どんな 目的 で はいりこん だ か 、 だいたい 、 わかっ て いる ん だ が 、 久慈 の 顔 が 見 たく なっ て 、 フラフラ と はいりこん だ など と 突っ張る の に は 、 弱っ た … … 久慈 の 娘 の 、 暁子 って の を ^ 呼び だし て 話 を さ せる と 、 久慈 の 娘 は 愛一郎 に 惚れ て いる もん だ から 、 私 に 会い に 来 て くれ た ん だ など と 、 平気 な 顔 で 偽証 し て 、 愛一郎 を 庇お う と する ん だ 」
0947,2010,9: 「 オードォヴル は いい けど 、 こんな ところ へ ^ 呼び だし て 、 どう しよ う という わけ ?
0947,2014,16: 「 あなた は 、 抜け目 の ない ひと だ から 、 むだ に 、 ひと を ^ 呼び だす なんて こと は 、 ない の でしょ う けど … … それで ?
0947,2381,3:   シヅ を ^ 呼び だし て 、 いっしょ に 職安 へ 行っ て もらっ た が 、 英語 が 話せ ない と 、 時間 給 の ひどい 雑役 で 追い使わ れる こと に なる らしい 。
0952,65,9: 銀座 の よう な 、 手軽 な ところ へ ^ 呼び ださ れ た の が 心外 だ 、 という 意味 で も ある ん です けど 、 要するに 、 上手 に ぼやかし て 、 尻尾 を つかま せ ない の 。
1041,3773,12: ジェリー ・ ルービン は 、 非 アメリカ 活動 調査 委員 会 に ^ 呼び ださ れ た とき 、 サンタクロース の いで たち で 出頭 し た 。
1101,262,17:   とうとう 無 電器 の ご 厄介 に なっ て 、 観測 所 の 荘田 君 を ^ 呼び だす こと に し た 。
1123,234,53:   身辺 に こういう 人 が い て は 油断 は 出来 ない と 思い まし た が 、 どの人 が スパイ で ある か わから ず 、 また 口 に 出す こと で ない ので そのまま に し て いる と 、 ある 日 、 突然 、 エム 中尉 という 人 から ^ よび 出さ れ まし た 。

歩み出す

(歩む.出す)
延べ語数: 23

0060,6875,21: ゲイツ が ゲイツ の 道 を 歩き はじめ た ころ 、 多く の ホビイスト たち も また 彼ら の 道 を ^ 歩み 出し て い た 。
0140,4898,21:   それ か と いっ て 、 伸子 の いま の 心 は 、 どうしても 行き たい 、 という ところ まで ^ 歩み 出し て い なかっ た 。
0142,1450,8: 透明 な 影 の よう に 画面 から ^ 歩み 出し 、 しかし 、 くっきり と 着 て いる 紺絣 まで も 見える 人物 は 、 出獄 し た ばかり の イガグリ で 、 笑っ て い て それ は 重吉 で あっ た 。
0170,250,35: 日本 の ブルジョアジー が 薩長 閥 によって 作ら れ た 政府 の 権力 と 妥協 し 、 形 を 変え て 現れ た 旧 勢力 に 屈従 する こと によって 資本 主義 が 社会 へ ^ 歩み だし た という 特殊 な 性格 を もっ て いる 。
0221,59,54: 二 十 三 歳 で あっ た 晶子 は 、 『 明星 』 に ひか れ 、 やがて 鉄幹 を 愛する よう に なり 、 その 妻 と なっ た の で あっ た が 、 その 時代 に 生れ た 『 みだれ 髪 』 一 巻 は 、 前期 の ロマンティスト たち が ^ 歩み 出す こと の でき なかっ た 率直 大胆 な 境地 で 、 心 と 肉体 の 恋愛 を 解放 し た 。
0231,3,25: それ に つけ て も 、 今日 私 達 が 残念 に 思う こと は 、 わたし たち が 勇気 を もっ て 明日 へ ^ 歩み 出す ため に 是非 必要 な 日本 の 社会 の 歴史 及び その 歴史 の 中 で 、 女性 が 負う て い た 役割 について 、 事実 を 語っ て いる 歴史 が ほとんど ない こと で ある 。
0231,233,14:   明治 は 、 日本 が 新しい 誕生 を以て 近代 世界 の 中 に ^ 歩み 出そ う と する 激しい 希望 を以て 始め られ た 。
0231,253,9: 若し 日本 が 、 その よう に し て ^ 歩み